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98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】
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| トラヴィスは、まともなものを願ってまともなものを出した人ひさびさにに見たな……と思った。 (a11) 2021/10/15(Fri) 18:24:27 |
トラヴィス
「別に関係ない面してたつもりはねえんだけど?あと自分で付けた俗名に自分でツッコミ入れんな。誰がノー翼だ」
負けじと地の文を読み始めた。
あそこの2人は超能力者なんやろうか、という顔でトラヴィスとミズガネを見ている。
![](./img/stargazer/043.png) | >>44 ルヴァ 「ああ、即座に造血しないとさすがに……だよね。もしかして治療の用途にも使える私、そこそこ道具としてはフィット感あったのでは?うーん、さすが私だ……」 これはもう自惚れてもいい次元では?と思った。 しかも美しいし……(あまり関係は、ない。) (45) 2021/10/15(Fri) 19:10:50 |
「
あ お ー ん
… 」
結局今日の今日まで続いてしまった遠吠えだ。死ぬチャンスはいくらでもあったが結局この盤面まで残っている謎。
「……今日の処刑と襲撃次第ではゲームセット、だが。
トム、処刑と襲撃の希望はあるか? セファーはそこの盤面上に対象がいない恋未練を追加勝利させてやりたい気持ちはあるんだが」
いやだってそこが恋未練だと思わないじゃん、とメタセファーは思った。分かるけど分からない恋未練。
「恋未練ほんとなんなの?そこはさすがに考えてなかったよね」
ほんとなんだったんだろ……
「いいよ、任せ……」
目が泳ぐ。
「…………彼を、殺すのはやめないか。今更だけどさ。彼は、そのー、…………知性を。あー……私が彼の内情を口にするのはあまり……適切ではない……んだけど」
これはクッキーを食べ終えたところだが夕食をどうするか決めかねている囚人。
……そういえば、無礼講に参加してから無理していないかと心配されることが多い気がする。
自分は至って正気なのだが。
しかしただ大人しくしているだけなのも、無礼講の趣旨に反するだろう。少しは楽しんだ方がいいのかもしれない。
そう考えて、囚人は思い切って栗蒸しパンfoodとローズヒップティーdrinkと蝙蝠のクッキーvilを注文することにした。
蝙蝠のクッキーが気に入ったらしい。2枚目を注文している。
「……彼は。その。もしかすると、『残り少ない』。ああいう……意識を持って生きていられる時間が。看守としてはそうだ、知性を持たせておけばああいう行動を起こすのだから、以降、封印が解かれることは滅多にない筈だ。……その、そう、思うとね」
こうして口にすることが哀れんでいるように感じられれば、『ルヴァ』は不快に思うだろう。しかし、それを発言することを止められるほど、やっぱり彼は、情を捨てきれない。
「だからメサにしない?」
(殺す難度とか態度の良さとか代替を即座に挙げる行為とか色々考えてあまりにも)最悪!
「ああ、そうだな。彼は……愛ごと『墓』にはなれないのだろう、と私ですら思う。……彼の知る完璧を、私も少しでも知りたかったが」
一度目を閉じた。元々この狼が協力したのも彼の知性と普段置かれた環境に由来するところも少なからずあるため、失敗の結果が凍土であれば彼にとっても好ましかったのだろうけど……現実は恐らく。
それから最悪発言に一瞬固まる狼。実は石だったかもしれん。
「……メサを……殺る……?
いやまあ、そうなるか、そうなるな……?
トム、諸々の申請を先に頼んでもいいか? セファーだけで行ける気があまりしない」
![](./img/stargazer/043.png) | >>+48 ノー翼 「は?俗名とか言うな。これはね、飾名……いや……美名……、雅名……?それは違うか…… なんかそういうやつだ」 なんかそういうやつだ。おぼえたね? リピートアフターミー、ビューティフルネーム。 (47) 2021/10/15(Fri) 19:44:49 |
「……いや……言いたいことはわかる……
メサって死ぬのかな……
でもできるだけのことはしようじゃないか、その、なんだ、色々申請してみるから。麻痺薬とか睡眠薬とかそういう……そういう、あいつ潜水記録取ってたっけ……何分息止められるのかな……」
もう相当不安になってきたが全力は尽くそう。
お互い頑張ろうじゃないか、こう、予算の限界と、人の限界を模索しながら……
![](./img/stargazer/043_b.png) | >>46 ルヴァ 「私も立場上もうしませんって言うべきなんだろうけど、ちょっと惜しいよね。色々能力に関する実験ができたと思うと。私が大量に飲む胃の準備をすればいいだけだし……」 さすがに満腹では厳しいのだ。 「私の脳を何度か使っていたら思考そのものが似通うのか?とか、想像のつく変化はいくつかあるし。いやそれを恐れて監視カメラがこっち追ってるんだろうけど、……ねー。」 ねーではない。 (48) 2021/10/15(Fri) 19:52:40 |
「……やっと終わったかこの✕✕✕✕✕!」
今度はきちんと治療が終わるまでじっとしていたが、蹴り開けて出てきた。ビーーー!!警告音。物は大切に使おう。
「昨日という日は本当に最悪の日だ、どいつもこいつもジャイアントノミモドキの酢漬けども……」
警告されようと知ったことではないので蹴りをもう一発。ビー!コラーー!
さっさと出ていこうとして、まだ使用中のものを見つける。あっ、ナフまだ終わってないんだ〜。
「……
チャンスか?
」
いや、開けられはしないが。起きたてのところを襲えば……可能性はあるのでは?
「よ……しじゃない、何も持ってないじゃないか、何か取ってこないと……
うわっ
」
しかし殺傷できる武器の一つでも取りに行こうと出ていけば、そこにはアマノがいた
ので、終わり。
「おはよう死んでくれ
」
仕方がないのでアマノに愛想よく爽やかでにこやかな挨拶をして去った。
| (a13) 2021/10/15(Fri) 20:15:36 |
![](./img/stargazer/043.png) | >>49 ルヴァ 「君の思考を刺激できたかい?それはなかなか嬉しいかもね。 『成る』ことを考え続けてたのは無駄ではなかったな」 もう全然取り繕う気ないんだもんな。いやもうバレてるでしょ、監視カメラの向こうのスタッフ及びボス〜!見てる〜!? 「本当に惜しいことをするものだよ、人類も。いや……もちろん、君のしたことは許されるべきではない、人格の侵害だと、私自身は思うけれど……別々の問題は別々の評価を下されるべきものだし」 (50) 2021/10/15(Fri) 20:34:07 |
トラヴィス
あとノー翼の何処がビューティフルネームだ言ってみろ!!」
リピートしてくれないみたいです。
ミズガネ
「……わぁ…………」
つられて端末を見て、何とも言えない声を漏らす。
迂闊に入ったら本当に一瞬で死にかねないので乱入はやめておこうかな、と思った。どさくさに紛れて殺されたいとは思っているものの、これは望んでいるものとは違うので。
「えぇ…… 真面目に罪を償おうとしてるだけやのに、マゾ扱いは傷つくわぁ。
でも、心境が変わったんはそうやねぇ。ミンなぁ、一回人格矯正されてるんよ」
傷つくと言いながらも表情はたいして変えず。
ほら、と差し出した端末には看護生のパーソナルデータが表示されている()。
「人の性格を勝手に歪めたんやから、自分もいっぺん性格変えられてみぃ。そんで人並みに『ええ人』になって反省してきぃ、いうことでな。
せやから、昔は好き勝手しとったけど今はちゃあんと反省しとるんよ」
/* ありがとうニコチンホームズお姉様……愛してる……
![](./img/stargazer/043_m.png) | >>+51 ノー翼 「……画数のバランスがいいところとか……」 ここの言語なんなんだよ 画数ってなんなんだ お疲れ様でした (52) 2021/10/15(Fri) 21:02:58 |
メモへのアンカーが上手くいっていない。すまない……
![](./img/stargazer/043_m.png) | >>51 ルヴァ よかった、とは、この先の為に言わずに微笑んだけれども。 たぶん伝わっていたのではないかな、天才相手だしね。 「ああ……そう、言われればそう、か。君はその点を結構気にしていたものねえ…… いや、私が最初に問題視してたのは君側じゃなくて人類側でね。人類が君との距離感を上手く測れていれば、犯罪という手段を君が使うことはなかっただろうと思って。人類がそのへん不器用なのは君の責任ではないだろ?そういう……」 「……ああ、でも。『自分の範囲を広げる』のを考慮していたなら、社会の理解もまた『自分が選んだ手段への答え』ではあり、君とはひと続き、なのか……?」 なかなか難しいな、と首を捻った。 一度その視点から見えたはずの明瞭な世界は、とうにぼやけて景色の向こうだ。 (53) 2021/10/15(Fri) 21:12:57 |
トラヴィス
「血を啜るだけで……ですか。技術などが発達したこの時代、もっと驚くような事がごまんとあるような気がしますが……その辺りは文化圏などの違いでしょうか」
評判の話に、なんとも言えないような困った様子で眉が少しだけ下がっていた。人を齧って直接血を吸うなら驚いただろうが、そうでないならあまり気にならなかった。何故なら自分も血を武器として利用していた為。血も資源の一つとして分類されてしまっている。
「そうなると、トラヴィス様にとっての『死』とは何か……気になるところですね」
宴が始まる前からこの先輩看守は自分の価値観には無い話をいくつも齎した。男の中には確かな好奇心が芽吹いている。
![](./img/stargazer/043.png) | >>+53 ダビー 「今は大抵どこでもそうだとも。だけど貴族の家系っていうのは長く長く続くもの……下手をすれば国よりもね。だから技術や思想が発達しない頃にも『私たち』はいたし、まあそのあたりの未開の文明で血を啜ったらどうなるかってところ。気にはしてないけどね、私たちの世代が噂されたわけじゃないし」 むしろ箔がつくぜイエーイとかアッあれうちの家系の揉めた話モデルじゃん!みたいな盛り上がりをしていた近年である。みんな死んだけど。つまりこれは迂遠な自慢話だ。うちもヴァンパイア伝説あるんだー、いいでしょー。いいか? 「……それはもちろん、甦らないことさ。一片も残さず、蘇生を受けられないまでに破壊され、2度と、この世のどこにも影響を与えることがない存在となること。そう、いわば、 不死者はいつ滅ぶか?という話。君は……肉体に生命反応が無くなることを死と呼ぶのかな? (54) 2021/10/15(Fri) 22:17:44 |
ミン
「えっ?マゾじゃねえの??」
ド失礼である。
ちなみにあなたの処刑シーンを見てそう確信したらしいが、仮に本当でもまじまじと言うべきものではない。
人格修正と聞けば、少々眉をひそめて差し出された端末を覗き込むようにしてそのデータを見る。……確かにその様な記録が書かれている。
「ほーん……。……無礼講ですら罰を望むことが『人並みのええ人』、ねえ。その是非はともかくとして、てめえの事は漸く理解した。」
果たしてこれが"人並"なのか、そしてこれが本当に"凶悪犯に対する罰"になるのだろうか。それらの疑問はあるのだが、実行した者に取ってはこれで満足のいく結果なのだろう。
……叛逆者は、あなたを少々哀れに思ったかもしれない。
瞼の裏が白いな、と思ったのが、意識が途切れてからはじめての思考だ。そこから、瞼を持ち上げるのが酷く面倒な時間が少し続いた。
億劫だな。もう一度眠ってしまおうか。
前はすぐさま飛び出したモンなんだけどな。
ショーは、……自分からしたら失敗だなぁ、あんなに自分ばっか楽しんで。それだけで目を開きたくなくなる。存在意義を見失いそうだ。
あぁ、でも、そうだ。
起きなきゃいけない理由、あるな。いくつかある。
その中でもデカい理由は、きっと、今か今かと待ってんじゃねーかなぁ。
そこまで考えて、深く息を吐いた。
そうして、吸い直して。
![](./img/stargazer/043.png) | >>55 ルヴァ 「完全な存在っ……あー、ねえ」 なにそれ、と言おうとしたが。 彼の思考を知っていたので、すぐに思い至った。半分は、近づいて来ているけれども。まだまだ、もう少し、先だろうな。 「……来るのかな。私が君を理解できる時は……ああ、いや、そう、そうしなければならない、ね。知性の面において……我々は歩み、進み続けなければならない。うん。それは……正しいことだ。生き続けて、先に。……そうだな」 届かない、と言う、苦痛に親しんで長い時が経った。 こうして今落ち着いた感情でいられるのは、おそらく。彼が、『届いていないこと』に、不快に似た思いを持っているのを『観て』知ったからだ。歯痒いのは、この断絶に苦しむのは、こちらの視点だけの話ではない。上から見た世界でもまた、下のものが登ってこないのは、やはり苦痛なのだ。 「楽しみだと、そう呼ぶのだね、君は。心が広い……というか、なんだ。散々待っているから、誤差なのかな」 彼の意識を識るのは、もう難しい。 人類のどれほどが彼を識るというのだろう?待ちくたびれたと言わないのは、彼にはその未来がみえているからだろうか? 「……うん。じゃあ。理解できるように、頑張ろうじゃないか、我々は」 人類代表というには美くらいしか突出したところはないが、まあ、気長にその日を待っていてくれたまえ。 トラヴィスも隣で センブリ茶drinkを頼んだ。乾杯も悪くないだろう? (56) 2021/10/15(Fri) 23:52:51 |
「……死んでもらうしかないが……こんなに別の意味で気が重い襲撃も初めてだ……。
もう少しメサについてデータが欲しい。万全の準備を整えて行こう」
本当にとても不安である。データを調べるのならメチャオモティウム……メチャオモティウムでできてるってわかるじゃんあの手枷……あの量であの重量なところに納得はできたんだけど……襲撃はセファーがするから……頑張るから……
![](./img/stargazer/043_b.png) | 「おい監視班。言いたいことがあるなら口で言いたまえ。 別に政治思想に染められようとかいうのでなく知性というかそういう話をしてるんだよ、他のを寄越せ他のを」
ココアdrinkが代わりに来た。 (57) 2021/10/15(Fri) 23:54:52 |
「私もさすがに拷問のつもりはないかな。
いや絶対怒ってくれると思うよ?私の手技をみて、初めてじゃないことを察してくれるとも思うよ?義憤に燃えてくれるかなって期待はあるよ?だけどさ、
無理でしょ
」
それは物理的に無理でしょ。
怒ったらメチャオモティウム破壊するパワーに目覚めるかもしれない…やだよ限界突破されるの……有給じゃ済まないよもう……
「本当にすまないこんな発案をしてしまって……私も精一杯頑張るから……頑張ります……許してくれ……許さなくていい……ごめん……」
今から調査頑張ろうね!ハム太狼!
![](./img/stargazer/043.png) | (60) 2021/10/16(Sat) 0:36:58 |
| トラヴィスは、いやー、うん、そうだね……私はチャンドラ殿の下僕です…… (a15) 2021/10/16(Sat) 0:39:47 |
「できた……」
スペース圧力鍋を以てしてもこの時間。ほぼ調理方法に悩んだ時間だったが。
今日のメニューはビーフシチュー(ビーフではない)と焼き鳥(鳥ではない)。
使える食材は色々使ったものの。
「普通に美味しい。……やはり
シジホサナ
の代用は難しい……あれがあればぐっと良くなるんだが」
できるだけ似た作用になるよう、調味料を混ぜたのだが。組み合わせを変えるべきか……。
しかし本当なら代用などしないほうがいいのだ。
「私もそろそろ真剣に考えてもいいのかもしれないな……」
脱獄。
とは口に出さないので、ただ神妙な顔をして美味しそうな匂いのするごはんを食べているだけの人になる。
![](./img/stargazer/043_b.png) | >>61「ない……でーす……」 過去一か細い声が出た。 (62) 2021/10/16(Sat) 0:44:33 |
食べ終わったので、一旦調理室へ寄ったあとどこかへ向かう。
![](./img/stargazer/043_m.png) | >>64 ルヴァ 「……身近な例を出されるとわかりやすいな。私や同僚たちがサダルのデータとなるのなら、……そう、『完璧』に寄与できるビジョンはそう遠くないのか」 なるほどな、と、監視カメラの一つを眺めた。 自分の行動が、情報が、彼の思考を発達させるきっかけになるのなら。それは確かに進化への寄与だ。無意味ではないと理解できる。 「…… ……」 天才が語る言葉はあまりにスケールが大きすぎて眩暈がする。彼が期待するのは今でなく、未来で、しかし今と同じ道筋にある未来なのだと、指したむこうに確かに道が続いていることを示されている。 幾つかの瞬きのなかで、トラヴィスは。 私はとんでもないものを差し出されているのだろうか、と、気が付いた。本気か、と問うつもりはない。彼は正しく、私は足らない。少なくとも彼の世界と私の世界ではそのような記号が成り立っていて、……どうも。それでも。 「期待、されて、いるのか」 本当にとんでもないものを差し出されてしまった。 目覚めるまで生きてほしいって、それってものすごく、……ものすごい期待だ。だってそんな、彼はもう何も企んでいなくて、私が途中で目覚めさせるような示唆はどこにもなかった。 だったらこれは何だ 。 「……じゃあ、……ああ、」 → (65) 2021/10/16(Sat) 1:18:14 |
![](./img/stargazer/043.png) | 「……死ぬ気で頑張らなくては、ね」
くしゃ、と、口元を歪めた。ああ、美しくない。 ────だけど別に美しさを求めない彼が自分に期待しているときくらいは、かまやしないだろう。 (66) 2021/10/16(Sat) 1:20:27 |
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