83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】
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「 自分と彼らの違いを知りたいと願った。 」
馬鹿みたいな話だ。
それで、何ができるわけでもないのに。
「 …… トト。
やはり俺達は、
出会うべきではなかったのかな。 」**
────303号室
[ さて、朝はいつかくる。
彼のことを返したくない夜さえも。
夜が明けなければいいのに、と
ふと思ってしまったのは彼女だけだろうか。
彼との立地探しは、2人目を授かる前に、かな。
1人目の子と3人で探す旅も乙なものなはず。
それまでに、彼が順調に昇進してますように、と
至れり尽くせりで家庭を作っていきたい。 ]
[ 血が繋がっている人間というのは
どうしても現実を見せられてしまうせいか
家族以外の人間に憧れが生まれてしまう。
だからこそあんな可愛い子になつかれたのかも。
ご機嫌取りをしてもしなくても、
次回虐められることが確定していると
知っていたなら、その時から暫くむぅっと
拗ねて見せていたことだろう。 ]
そうねぇ…いつも、素直なヨウくんね。
[ 少し拗ねたような彼の様子に、
ごめんごめんと軽く謝っておいた。
可愛いな、とまた思ったことも含めて。 ]
────────
[ あの童貞だったことを小さな声で
彼女に言っていた彼はどこに行ったのか。
意地悪なことが得意になる彼だなんて
全くもって考えてもいなかった。
本格的なマッサージをうけられるお店に
2人で行ったなら、のびのびとしてしまって
帰る頃にはてろんてろんな彼女になりそう。
真似っこは絶対にハマる。
説明をするかどうかは、彼ののめり込み具合次第。
でも、楽しめそうなら嬉しい。 ]
────────
も、っ…!ごめんなんて、おもってないぃ…!
[ 軽い謝罪が聞こえるのに、虐められる。
ぴくっと体が震えながらも、
彼の手が止まらないならまたイってしまうかも。
口淫がうまく行けば、彼の欲がまた口に広がる。
一滴も溢したくなくて、じゅじゅっと根元から
鈴口まで唇の圧を使って吸い上げる。
ごっくんと喉を鳴らして飲み干せば
好きよ、とへらっと笑ってみせよう。 ]
[ そのあとはバスタブの中でいちゃついて、
寝室に戻るときはベッドが綺麗になっていたよう。
彼女は宣言通り、バスローブを裸体に羽織り
腰紐は巻かずに本当に羽織るだけで
彼の元に戻り、むぎゅうっと抱きついて
寝る前のもう一戦といったことだろう。
そして、先に起きてDVDを片付けたのち
おはようと彼を起こして朝ご飯に行った。
楽しい時間はまだまだつづいて、
都内の一等地にあるタワーマンションに
彼を引き連れて行ったおやつの時間あたり。 ]
頬は柔らかで、触れた箇所から
吸い込まれそうなほど滑らか。
自分のものではない肌は不思議。
────── とくん、とくん
こうやって向き合えば、ただの人と人なのに
私たちは何が違って何が同じなのかしら。
0時を迎えたら、二十歳になる。
今日の明日は私の誕生日。
「 …… 私だって ………
今更、散々否定された世界に行けだなんて
無理だったの ………
だから貴方に会って、
「そちら」の世界を生きる、誰かの声を聞いて
─── その空気に肌で触れて、 」
私たちは、おんなじ。
だけどひとつだけ違うことがあるの。
「 ぁっ …… あははっ ………
何なの。何なのよこれ。
可笑しいと思ってたの、最初から。
誰よ、こんなこと仕組んだの。誰なの!?
ねぇ知ってるんでしょ?言いなさいよ!!
こんな手の込んだ ……… 悪い悪戯…… 」
精一杯の笑顔を浮かべても無駄。
手が解けて指先が離れたと同時、
時計の針は真上を向いて重なった。**
[優しく重ねられた唇に、またとろりと
表情がとろけるのが自分でもよくわかる。
水音を立てるのはどちらか、もう、
わからないのだけれど、この唾液の甘さだけは
確かだと思った。 ]
ぁ ふ、 っはぁ ン
[飲みきれなかった唾液が口端から落ちる。
それを舌先で掬って飲み込めば、
同時に重なる手。優しく導くその大きな手に
目を移して、もう一度彼の方を見て。
くた、とベッドに伏せれば、そのまま
肩越し、上目遣いで見上げるように顎を引いた。
誘っているようにしか見えないその姿勢に、
多少の羞恥はあるけれど、それよりも
興奮の材料にしてほしくて。]
あ うン、 っ……は、 はぁ……
[言われた通り、深く息を吐いていけば、
少しずつ力が抜けていくのがわかる。
それに合わせるように圧迫感が
そこを割り開いていくのがわかる。
ん ぐ、ッ は っゔ
[びくびく、と背が震える。
一番太いそこが入り切るまで、
吐くことはできても吸うのがままならなくて
酸欠に似たちかちかが目の前を過ぎる。
名前が柔らかな声で呼ばれる。
終始、見つめていた瞳がぼんやりと焦点を
合わせなくなっていたことに気づいて、
ゆっくりとそちらに視線を上げた。]
はじ、 めさ んッ……ぅ、
[唇が重なるならばそれは至極嬉しそうに。
中を押し広げていく圧迫感と熱に、
平気かと言われたら苦しくて仕方がないけれど
なぜだろう、どうしようもなく愛おしいと
そんな感情の方が勝っていく。
ぼたぼたと生理的な涙をこぼす瞳を
そちらに向けて、微笑んだ。]
き、もちぃ、なら、うれしい、
[苦しい、痛い、だけど、わたしは]
うごい、て、っ
刻みつけてくださ、ぁッ
[すぐにでもあなたのものにして欲しくて。
今すぐめちゃくちゃに打ち付けてくれたって
構わない、とどうしようもない思考に
身を委ねようとしているのは理解している。
だけど、少し乱暴なくらいが、
すこし、意地悪なくらいが、うれしくて。
必要とされていると。興奮してくれているのだと
それを真っ直ぐに感じられるから。]
「 …… ごめん。 」
日の巡りと同時にするりと解けた指。
繋ぎ止めようとするように、ぱっと掴む。
「 ………… ごめん。 」
壊れた人形みたいに。
再度、謝罪の言葉を繰り返して。
「 俺が間違っていた。
約束していたのに。
この部屋にいる間は。
この一夜の間は。
…… 夜が明けるまでは、
俺と君は大切な存在で。
─── 何者でもない。ただのウサギとトトだ。 」
単なる口約束に過ぎないのに。
縋るように、握る指先に力を込めて、
そのまま一番深い色の空を見上げれば。
終わりへのカウントダウンが刻まれる。
…… あの空が白むまでは、
せめてこの手を ───
「 …… 話を、しようか。
俺は金持ちと会って話したかったけど。
今は、君の──トトの話を、聞きたいんだ。 」
そのまま手を引いてベッドに向かえば。
彼女は付いてきてくれただろうか?
願いが叶えば、未だ慣れないふかふかのシーツに、
背中合わせに腰を掛けて。
と言っても、いざ何を話せばいいか。
少し困るなと苦笑してから。
やがて俺は、ゆっくり語り始める。
俺の生きてきた、
君がいるはずだった
20年間を。
変わる空の色を、惜しみながら。
…… 何をどこまで話したか。
ひょっとして途中で、
互いに眠ってしまったかもしれない。
ただ、一つだけ確かなこと。
「 …… トト。 」
[身体が慣れるまでのしばらく、目を閉じていて
「良い子」って彼が言ったのを心の中で繰り返した。
そう、良い子、あたしは良い子なの。
なんでも言うこと聞くし、ワガママもしない。
それなのにどうして——ちゆの好きな人たちは、
ちゆを一番に選んでくれないんだろうね。
なにか足りないのかな。何が足りないんだろう。]
んっ……ぁ、
[肌を擽るくらいの甘さ、じゃれ合う恋人みたいなの
ぞくりと背筋が震えて咥えた熱を締め付けてしまう。
好きだけど足りない、目が覚めたら消えちゃいそうで。]
は、ぁッ……それ、すき っ
[固い感触が突き立てられた。
ぎりぎりと食い込む痛みが心地よく思えてしまうの、
こんなこと言っちゃったら変かな。
だけどきっと、蕩けた声でばれてしまう。
胸をぎゅうっと虐められるたび、痛いのを感じる度に
きもちいいって身体が反応しちゃうから。]
[でもね。もっと、もっと——
明日も明後日も消えないのが欲しい。
ちゆがタイガさんを忘れないように、
タイガさんがちゆを忘れられないように。]
あ゛っ、んあぁ…… ぅん、わすれない ッ、から
……ちゆのこと、も、
忘れないで、
[鋭い痛みが肌を突き刺して、眉を寄せた。
すぐ側に彼を感じられるのがたまらなく嬉しくて
ちゆだけの印が刻まれたってわかったら、幸せで。
それなのに痛いせいかな、泣きそうになるの。
お腹の中は彼のもので満たされてる。
痕の刻まれたうなじにやさしいキスを受ける。
慣れない感覚、揺さぶられる感じ、苦しいの、
ちょっとだけ気持ちいいのもわかるよ、それなのに
嬉しいのか悲しいのかわからなくなって
裏腹に震える喉は甘い音色を響かせる。]
ふぁ……ッ んん、…きもち、ぃっ、
タイガさ、っん……好き…
[ちぐはぐの感情で、頭の中はぐちゃぐちゃで
何度も突き上げる圧迫感に身悶えながら
なぜだか涙が溢れそうになったのは
どうか、どうか、シーツに染みて消えちゃえばいい。
胸の弱いところを責められたら確かな快感があわさる。
そうして揺さぶられるうちに
なにか堪えきれないものが押し寄せて、]
あぅ、…ちゆ、も……イきそ、ッ…——!
[知らない感覚が膨れ上がって絶頂感へと変わる。
シーツに刻まれた皺が深くなる。顔を埋める。
意識ごと染め上げられてしまいそうな刺激に抗って
びくびくと身体を震わせた。
それから力が抜け落ちて、ベッドに沈み込む。]
[あぁ、お尻でイっちゃった、なんてふにゃふにゃの声で
彼のものを引き抜かれたならころりと仰向けになる。]
……ね、ちゅーして?
[彼の方へ手を伸ばしたら、また甘えてしまうんだ。*]
[ 挿れてよ、と、低く掠れる声は
年上の兄貴からかけ離れた甘えを盛大に含めて。
年の離れた可愛い弟からかけ離れた
ぎらつく欲望を剥き出しにした瞳が近づく。
睫毛が触れそうな距離。
いいぜ、の言葉に口元を綻ばせて
挑むような視線を緩やかに解いて、瞼を伏せる。
額から顳顬に伝う汗さえ、神経を撫でてく。 ]
[ 荒々しい口付けは心地良い目眩と震えを生んで
自分で噛み切った唇の傷が唾液で濡れて、
混ざり合う唾液は紅血の味。
同じものが流れてる、おれらの血肉。
胤。
避妊具をつける手つきをちらりと見やって、
おいちゃんと先端の空気は抜いた?やぶれるぞ、
なんて余計なことを思ったけれど
にんまりするだけで口には出さなかった。
つけてやりゃ良かったな、もちろん口で。 ]
[ 余裕がない顔を見せろと迫っていた
海斗の表情も動きもまさに余裕は無さそうで
思わず少し前の海斗のセリフを奪って煽った。
先端が押しつけられて、ぐち、と受け入れて
広がる後孔が飲み込んでいく。
肩が震えるのが見えて、息が荒む。 ]
っ、は……ァ……んんぅ
[ 張り出した傘の部分が収まって、声が溢れる。
ああ、だから後ろはさ自分で愛液出せねぇから
挿れる時にローション……まぁいいか。
俺がそーゆーの好きってわかってて、
わざとやってんだもんな?
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