人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【人】 剣道 ツルギ

>>219 エノ

「楽しいから好き、………んー…」

筆先から生まれる色をボンヤリと眺めた。
楽しいも好きも、わからないわけじゃない。感情が麻痺する程、厳しい人生は歩んでいないから。

「趣味は……ないです…………」

珍しく言いよどみ、眉間に皺を寄せる。
ここに来てから自分の無趣味さを何度も痛感した。

「だから好きで何かやるってのが、あんまりわからなくて。
 楽しいとか、好きって気持ちがわからないわけじゃないけど。」

熱意が無い、という表現が正しいのかもしれない。
時を忘れる程の何かを持っていないのではなく、時を忘れる程の熱意を持っていない。
(223) 2022/02/23(Wed) 16:07:00

【人】 剣道 ツルギ

>>222 カイ

「あ、それは簡単。
 俺にとっての善人は、俺が善人だと思う人のことだから。
 具体的にどんな人っていうのは、ハッキリとわかんないけど。」

つまり倫理や道徳など一切関係なく、自身のさじ加減で決める。
何となく好き、何となく嫌い、その程度の物差しで命の使い方を決めようとしている。

「でもそれって、みんなそんなもんだろ。
 例えばさ、嫌いなやつを嫌いな理由ってなくない?」

そのみんな≠ノ自分は含んでいない。
(224) 2022/02/23(Wed) 16:12:59
青年はといえば、落ち着いたものだった。
趣味の絵に没頭して、されど別に逃避というわけでもなく。
言うなればそう、時間つぶしのような気持ちで。
筆を滑らせていた。

端末が震え……今は近くに人がいるから、メッセージを網膜の上に映し出す。
前回の経験から、随分VR上で様々な操作ができるようになっていた。

『それは。』
『いいか、悪いかってこと?』
『まぁ、なくていいなら無い方がいい制度だよね。』

死にたくないと思う人がいて。
死んで欲しくないと思う人もきっといる。
突然訪れる平等な死を、肯定できる人は果たしてどれほど居るのだろう。

『辛くなっちゃった?』
『取り留めのないことでも、話したら楽になるよ』

2回も選ばれてしまった君を可哀想、だと思ってるから。
せめて支えになってあげられればいいなと思った


清掃員は、特別この合議場に馴染んでいるふうでもなくて。
細かな仕様はうろ覚えだし、機能の事をど忘れする事もある。
それらは演技ではない。伏せるべき点は伏せているけれど。

前回の事を忘れたいのかもしれない。
なのに本当に忘れたい事ばかりが今も心の底に重く沈んでいる。

『今が特別辛いわけじゃなくて』

憂鬱なのは、いつものことだ。

『この制度の事、この制度で自分が死ぬかもしれない事』

『エノさんはどう思ってるのかなと思って』

『独りで死ぬのは寂しい、って言ってましたけど』

『怖くはないんですか』

一人で死ぬのは寂しいし怖い。
寂しいけど怖くはない。
寂しくないけど怖い。
それらはきっと、どれも有り得る事。だから敢えて問う。

【人】 剣道 ツルギ

>>227 カイ

「そりゃ、自分の一つしかない命使うんだ。
 我儘くらい聞いてくれたっていいだろ?」

命が失えば取り返しのつかないものだと理解している。その上で青年はこの方針を持っている。
君が人を嫌うときの理由を聞けば、ふーん、と小さな返事。
生返事というわけではなく、考え込んでいるからこその曖昧な声だ。

「………例えばさ、カイは虫って平気?
 俺は平気。足がいっぱいあっても、関節が多くても別に構わない。
 でもタニシの卵は嫌い。用水路に沢山くっついてるだろ?ああいや、そういうのがいるんだ。田舎には。」
(230) 2022/02/23(Wed) 17:12:08

【人】 剣道 ツルギ

>>227 カイ

「気になるなら調べてみて。あれ、すごい気持ち悪いんだ。」

「どうしてかはわからないけど、とにかく気持ち悪い。だから嫌い。」

人間に対する好悪を尋ねたのに、青年は虫や貝の話をする。
それはもしかしたら、青年にとっては同じ類いの話題だからかもしれない。

「そんな感じ。カイは頭良さそうだから、この気持ちもちゃんと言葉にできるのかもしれないけど。」
(231) 2022/02/23(Wed) 17:12:33
青年には何も忘れたい事がない。
死んで悲しいなと思えるほど理解できた人もいなかったし。
それより前の、日常生活でも何も困ったことはなかったし。
心の底に何もない、ぬるま湯の風呂のような人生だった。

『うーん。』
『これは俺なりの考えだけれど。』
『死ぬのが怖い人って、未練がある人だと思う。』

それは例えば、もっと何々がしたかった、だとか。
あの人と一緒に居たかった、とか、遊びたかった、とか。
アイドルのライブに行きたい、とか、ドラマの続きが見たい、とか。
そういう、"生きて何かしたかった"から、それが出来なくなる死が怖いのだと、思ってる。

『怖くないよ。』
『生きてやりたいことがないから。』
『寂しいけどね。』

寂しいけど怖くはない。
それが青年の答えだ。
恐怖を感じるほど、未来を見据えた人生じゃなかった。

『君はどう、カミクズくん。』
『怖い?』

【人】 剣道 ツルギ

>>228 エノ

「退屈しないように、部活とバイトのシフト入れてる。
 
 でも結果がすぐ得られるなら頑張るよ。
 坂道をあと少しで登れそうなら、自転車を立ち漕ぎする、みたいな。

 何をしても無駄とか、そんな気持ちは………まあうん、あるけど。」

目玉が空中にあるわけでもないのに、自分自身を描く君を不思議に思った。風景画だし、自分の目で見えている物だけを描くのかと考えていたから。
それを口に出すことはしない。
芸術には詳しくないし、そんなものかな、とだけ。

「エノは違う、よな。多分。
 っていうか今は期待している段階…?とか…?」

他者を理解することに関しては、周囲より劣っている自信がある。
噴水から上がる水しぶきを見ながら呟いた。風があれば、小さな水滴が飛んできそうだ。
(232) 2022/02/23(Wed) 17:30:15

清掃員の人生は、平凡なものだった。
特別得難いものを得たわけではないし、
特別苦労をするような事もなかった。

ただ、人並みに恵まれていて、
人並みに幸せで、
今はそうではないだけ。

『怖いですよ』

『でも きっと後悔するから、生きているのも怖いんです』

『そうやって、やりたい事もないまま惰性で生きてる』

惰性。
今生きている理由を言葉にするなら、これが最も正しくて。
生きてやりたい事はない。やり残した事もない。
ただ漠然とした、意識の喪失、その根源的な恐怖に怯えている。

『前回を経て、自分が生きていてよかったと思うこともなくて』

『エノさんは、生きていてよかったと思うこと、ありましたか』

『生きていて、嬉しかったこと、ありましたか』

『へぇ、やりたい事がないんだ。』
『意外だな。』
『だって、理由を付けて家族から離れたいくらい、一人暮らしがしたかったんだよね。』
『一人じゃないとしたい事が出来ないからだと思ってた。』

なにかをしたいから。
そのために一人暮らしがしたかったのだと、思っていた。
そうじゃないというなら。
家族と離れる事
そのものが理由だったのだろうか。
果たしてそれは、どんな事情なのだろうか。

『ないよ。』

君の質問には、すぐに返信が来る。

『元から無かったんだ。よかった事、嬉しい事。』
『だから生き延びた後も当然なくて。』
『何もないまま、今日まで来ちゃったよ。』
『だから、まぁ』
『死んでた方が楽だったかも、とは少し思うね。』

1回目を生きて帰ってきたときの周りの反応も。
腫れ物を触るかのようで、今までもそうされてきたのだけれど。
より一層に距離を置かれたようで、寂しかった。
死が齎す負の感情より、生きて得る虚無の方が多い。
だから死ぬのが、怖くない。
そんな感じだ。


ほんの少し、言葉に迷うような間の後に。

『逃げたかったんですよ』

家族の問題からか、自分の問題からか。
或いは、それ以外の何かか。
どうとでも取れるような、曖昧な答えだけを返した。

実際の所は、本当にくだらない理由だと自分でも思う。
それでも自分には耐えきれなかった。今だってそうだ。
逃げる事しかできなかった。それが全てだった。

「…………」

死んでいた方が楽だったかもしれない。
これまで何度も思った事で、ここでも何度も思った事。

自分とあなたのそれは、細かに分析すれば
本質的にはやや異なるものかもしれないけれど。
それでも、そのように思うのだな、と思った。

『それでも』

『誰かに理解されるまでは、生きていたいんですよね』

【人】 剣道 ツルギ

>>234 エノ

ングッ
。」

バッサリ。
返す言葉もない。

短い目標と聞いても、あまり心が動かなかった。そんなの、ずっと終わりがないに決まってる。
しかしそれを口に出す程無礼でもなく。

「俺だって、多分諦め切れてないよ。エノより諦めてるってだけで、0じゃないと思う。
 本当に諦めてたら、きっと諦めたことも忘れるんじゃないか?」

君の首筋を濡らした水しぶきは。
青年のところまで、届きそうで届かなかった。
君にとっての肖像画を、風景画としか見れていないように。

「理解者、できるといいな。」

見つかる、ではなくできる、と言った。
特に深い意図もないけど、だからこそ理解者は作るもの≠ニいう考え方が透けるかもしれない。
(239) 2022/02/23(Wed) 18:27:23
『何から?』

躊躇う事もなく、理解の刃を振るう。
その曖昧さを許さないとでも言うように。
理解のためなら、何も省みないとでも言うように。
ずけずけと、踏み入る。

死んでいたほうが良かった。
全く思わない人間は、相当幸せだ。
誰かを、間接的にとはいえ殺して生きることは。
心からそう言えないくらいの負担で。
最も、青年は。
あまりそこを悩んだりはしていないが。

『そうだね。』
『俺の唯一つの夢だから。』
『できれば叶えたいよ。死んだら敵わない。』

それもある種の、未練だろうか。


その考えに至る、それまでの道筋がどんなものであっても。
生きる事の空虚さが、生きる事の喜びを上回る事もある。
必ずしも生き永らえる事ばかりが幸せとは限らない。
そう考えられるあなたなら、その問いに答えても
きっと態度を変える事は無いのでは、なんて。

なんてのは、自分がそういうふうに思っていたいだけなのかな。

『兄の居なくなった空白から』

『自分では、兄の代わりになれなかった事実から。』

イネイブラー。
所謂アダルトチルドレン、その類型の一つ。
それになろうとしてなれなかった、夢のあと。
それと向き合う事から逃げた。たったそれだけの話だ。

『そうですね 死んだらきっと、叶いません』

『明日、来年、10年後。
 誰しも同じ考えで居続ける保証なんて無いんです』

『人は常に変わり続けるものだと、自分はそう思っていて』

『ああ、でも、死で変化が止まるなら、それでいいのかな』


「………時間、…そろそろかな」

ふ、と。
空を見れば、もう随分暗くなっていて。
そろそろ合議の場へ向かった方が良いのかもしれない。


『時間、そろそろですね』

『裁判場で、また。』

君の答えを聞く。
失った空白。代わりになれなかった。
推察できることはある。
なるほど、と一つ頷いた。

『そっか、残念だったね。』

淡白な返事、は、文章だから。
端末の向こうで、青年は一人部屋で。

恍惚の顔をしていた。


それは君の事情がどうとか、そういうのじゃなくて。
ただ、そう、君を一つ理解できたから。
衣服を一枚脱がすかのように、君の心を薄着にできたから。
それが嬉しくて、理解することと理解されることは紙一重だから。
部屋で一人、笑っていた。

『理解者と一緒に死んだらさ』
『そこで変化が止まるのかな。』
『だったらそれが一番だよね。』

そうありたいな。

『うん、また後でね。』

もう時間か、と通信を切る。
この顔の色が戻ったら、自分も向かうとしよう。

【人】 剣道 ツルギ

>>238 カイ

君に言われた言葉を頭の中で繰り返して。

……………恐い?


目を丸くしたまま、呟いた。
本能的な嫌悪感。恐怖。
今まで形を得なかった何かが、恐怖という型にパチンと当てはまった気がする。

「…え。すごいな……言われてみればそんな気がする………
 あ、ありがとう……?」

動揺を隠し切れないと思ったのか、そのまま表に出しながら。
なんとなく、お礼を言うべきな気がしたので、言った。
(249) 2022/02/23(Wed) 20:13:07
ツルギは、可笑しい。
(a112) 2022/02/23(Wed) 20:35:09

 




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