68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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「 」
青年は誰かを呼んだ。
「──僕は、欲しかったんですよ。あの子の、全部が。
僕が、一番になりたかった。
僕が、守りたかった。でも出来なかった。
ふたりで一緒に居るには、あまりに僕たちは歪だった。
ずっとふたりで一緒に居ることなんて、出来なかった。
気付いたら、手遅れだったんですよ」
誰に言うでもなく、空間に落ちる声。
「僕の選択は、間違っているんでしょうね。
そんなこと、誰より知ってますよ。
でも、僕は“そうしたかった”」
──青年は、笑って。
自身の薬指の痕に口付けた。
「誰を、何を失くすことになっても。」
/*
OK! それではどうなるにせよ赤窓で進行しましょうか。
入れるところにいてね!くらいの。
当方、*11に返答後、落ち着いたら>投げ始めます。
「
I don't know what to do.
」
/*いくらかの相談の後、彼らの声は聞こえなくなりました。
"死んだヤツが負けの世界"
あなたはそう言ってました。
それでは死んでしまったあなたはやっぱり
"負け"なのでしょうか。
せっかく協力してくださった方なのに。
死体になってしまったのは残念ですね。
| >>149 ブラキウム、ルヴァ 「ブラキウム。 中に入れてくれてありがとう」 遠慮のない足取りで距離を縮め、 少女の首へ手をかけた。 「抵抗しないでくれ。 俺とルヴァはあなたに助けられる」 これはおねがいではなく命令だ。 聞き分けのいいブラキウムなら従ってくれると、 そう確信している。 「俺はあなたのことを心配して いた んだ。 羽にまつわる一件にあなたは困っているように見えた。 問題解決にはあなたを知る必要があり 」 やわらかな肌、あたたかな血の流れが掌に触れて、 これから成す罪を自覚させる。 だが引き返す思考は、ラサルハグにはない。 指先に力をこめた。 「『彼らの理由』を知るには同じ立場になればいい。 あなたがこれから見る 死 を 皆に教えてやってくれ」 淡々とした言葉に、ラサルハグの感情は伺えない。 (154) 2021/04/24(Sat) 11:52:55 |
【スクリプトの脚本】
/*
多くの人々が夢を見る頃、キューとルヴァは密かに集いました。
キューは、冊子を手に持っています。瞳を閉じて。
/*
/*
二人はサダルのもとへと向かいます。
自分の意思でか、そうでないかは、傍目には分かりません。
少なくとも、キューは自分の意思で歩いています。
今この時に二人の姿を見るのは、本人達ともう一人だけです。
“そういうこと”になっているのです。
/*
| >>157 ブラキウムの部屋 そんなルヴァの様子に首を傾げる。 「……ああ。 『神祓衆』を知っているか? 彼女がどんな事情を抱えているか知らないが、 死 によって 俺たち の仲間に加わるのは確かだ」 説明の間も手の力を緩めることはない。 「『ラム』、『ガルデニア』。 我々は立て続けに失われている。 ならば補填が必要だ。 ブラキウムには協力していただく。我々のために」 感情の通わない無機質な殺人が行われている。 (158) 2021/04/24(Sat) 12:58:27 |
──暗闇と月明かり。
冊子を持って廊下を歩く殺人者ども。
全ては筋書き通りである。
「うん。バッチリだよ、キュー。
俺の名演技に全レムノスが泣いちゃうかもしれない。」
気分屋に、元より自分の意思はない。
それはつまり、普段通りだということを指す。
向かう先は、今夜の事件の舞台。
| >>162 >>163 ブラキウムの部屋 「ああ、教えてあげよう」 蛇 は絡みつき、喉元へ 知恵の林檎 を差し出す。 進んでしまえばもどれない。 知ってしまえば帰れない。 どれほど時間のたったことだろう。 ブラキウムはそれでも変わらずに、 同じ姿のままその場にいたのだろうか。 「『あなた』が 死 を与えれば、 『他の誰か』から守ることができる。 簡単だろう?」 悪鬼があなたの身に巣食えば、 否応なしに欲望が、衝動が、その身に顕れるはずだ。 (166) 2021/04/24(Sat) 14:08:46 |
[音は鳴らない][ハマルは思考をまとめる]
『
ヌンキ、キファ、カウス、ブラキウム
はおそらく味方です。』
『『犬』は俺、『護衛』はブラキウム。』
[アンタレスとニアは犯人だったようだ]
[声を共にしていたのはシトゥラとハマルだ]
[サダルは『声』が聞けて]
[キファは『呪い』でサダルと結ばれた]
[キファは味方で、ハマルはサダルもそうであると判断した]
[犯人がふたり、味方がひとり]
[それが今死んでいる人々]
「シトゥラは、特定が済んでいないと言っていた」
[アンタレス達以外にも、動きそうな犯人がいる?]
[カウスもそれを危惧していた]
『ハマル、アナタは
"シ"
が
クルしくない
でしか?』
[神妙な顔でそう尋ねた人物を思い出す]
[知り合いだから、シトゥラに相談することもなかった]
「……」
「キューは、
『悪い人』
か?」
[その問に答えは返らない]
「
Who killed Cock Robin?
」
ああ、そうですルヴァ。
当方、疑問がありました。
死は救いであり、
生きる苦しみからの解放であるのなら、
死を与えられるその時は、
苦しいものであってはならないのでは?
と当方は考えます。
サルガスには申し訳ない事をしてしまいましたね。
これ迄当方が死を与えてきた内の、いくらかの人々にも。
ルヴァは死の与え方……殺し方について、
どの様に考えられているでしょう?
ちなみに当方が本日持参した薬品のひとつは
苦しみなく死を得られる物です。
「当然だ。死ぬ時は大体痛いし苦しいからね……」
「いつもは俺が苦しい≠竍辛い≠奪って楽にしてやるんだ。
でも、キューがそういうのを持ってるなら要らないかもしれないな」
ああ、でも──。ふと思い立って、台本を捲る。ぱらぱら。
「……台本、首を切れって書いてあるけど死んでからでもいいのかな?
それとも生きたままの方が『スクリプト』が喜ぶかな。より衝撃性を求めるのなら。」
気分屋は、淡々と答える。
成程、気分屋はそうした事も可能なのですね、ルヴァ。
……ああ、そうですね。彼の希望が何よりです。
本人に聞いてみるとしましょう。
ええ、これからすぐになりますね。
/*
そうして彼らは、“舞台”へと辿り着きます。
/*
/*
当方はサダルの描写を待ちます。
秘匿にてお送りください。当方が反映します。
| >>165 >>169 ブラキウム部屋 くたりと力の抜けた少女を寝台へ横たわらせ、 枕元に『イブ』を置く。 以前にラサルバグの渡したうさぎのぬいぐるみ。 天秤の傾く前の彼女がつけた、彼女自身のもの。 「ルヴァ。 彼女が目覚めたら頼めるか」 ラサルハグはルヴァのものだ。 だから所有物となった【Brachium】もまた、 ルヴァのものである。 それから備えつけのテーブルかベッドサイドに 書き置きを残すだろう。内容はルヴァにも共有した。 持参したぬいぐるみを書き置きの重しにした。 うさぎの姿をしたそれは、 チャックを開けてひっくりかえせば、 なんとまあ。赤い毛皮の 狼 に早変わり。 (171) 2021/04/24(Sat) 15:39:24 |
| >>165 >>169 ブラキウム部屋 書き置きには以下の内容が綴られている。 『 ひとつ。 ブラキウムの与える死は「守ること」であり、 誰かを傷つけるものではない。 ふたつ。 死は残されたものに悲しみを与えるが、 ルヴァがいれば解決する。だから問題ない。 みっつ。 この一件も、これからあなたのもたらす死も、 ギルド『Ammut』に伝えてはならない。 ギルドマスター、メトセラにも よっつ。 指輪の持ち主はあなたの協力者だ』 メトセラはブラキウムの育て親に類する存在だ。 万一、ブラキウムが誰かを傷つければ、 彼女を殺める覚悟がある。念の為の保険だ。 『 いつつ。 「彼」に名前をつけてやってくれ』 うさぎの皮を被った、 わるい、わるい、おおかみさん 。 うさぎを狩って、いずれ喰らい尽くすか、 逆に仕留められるか。すべてはあなた次第。 (172) 2021/04/24(Sat) 15:39:27 |
/*
狐を溶かしたくないので今日死ぬ人を占います
PC発言はまた後で
/*
こちらはハマル占いに行っています。
そろそろ安全そうな白がほとんどなくなって来ましたね。
/*
これからも生き残ると既にわかっている箇所の占い先が被るので
あえて死ぬ人を占うのもいいかと思います
候補:キファ、サダル、ヘイズ
今はヘイズをセット
[渡されたメモを見る]
『ルヘナは信頼していいよ 楽しい興を求めているようだったけど』
『ただのパンが焼ける一般人と名乗る天才だった』
[考える][考えなくてはならない]
[ルヘナは『信頼』できる]
『メレフは君の助けになる いや 誰かを助けたいメレフを応援することは メレフが協力する同義になると思う』
『メレフは自分とその誰かが一番大事だから その為なら犠牲だってきっと厭わないんだ ひどくて それでも 優しい人間だ』
[メレフ][どこかハマルを気遣ってくれていた]
[『誰』を助けたいかはわからない]
[話をしてみなければ、ならない]
"では、おまえ自身の裁判をしなさい。
それがいちばんむずかしい裁判じゃ。
他人を裁判するより、じぶんを裁判するほうが
はるかに困難じゃ、もし、おまえが、りっぱに
じぶんを裁判できてたら
それは、おまえが、ほんとに賢い人間だからじゃ。"
「"俺、この戦いが終わったら、また舞台に立つんだ……"」
『君は不幸になってはいけない 死にたいと願ってはいけない 死んだほうがマシだと思ったりすれば 誘われてしまう』
『今の彼らは死を幸福を与える行為だと思っている』
『ハマル、アナタは
"シ"
が
クルしくない
でしか?』
「……『ハマルは苦しくない』」
『アンタには、生きていて欲しいんです。
僕は──アンタに、死んでほしくない』
『ハマルだってシトゥラに死んでほしくはない!』
「──一応、さ。事件の調査と一緒に、
なるべく長生きできる方法探してるんだ。』
『本当は、その気もなかったんだけど。
でも、アンタをそれで1人にしないなら。
……少しは、頑張ってみるから」
『ハマルも探す事を手伝う。
事件の調査も、解決も、長生きも!』
『ハマルも、カウスをひとりにはしない』
「……ハマルは生きて欲しいと言われた」
「ハマルはひとりにしないと、約束をした」
「だから、ハマルはがんばるぞ」
[死人に梔子][もう誰の声も返らない]
| >>178 ブラキウムの部屋 ありがとう、と礼を残してその場を去る。 瞳を開けた少女を然るべき場所へ連れて行くことは ラサルハグにはできないのだから。 (180) 2021/04/24(Sat) 16:43:31 |
薄着を着てなにやら奇妙な暴行をされた姿をしているサダルは、あなたたちがやってくると台詞をつぶやいていた
「あんた達が、【スクリプト】が言っていた・・・・・・?
どうして、どうして人を殺そうとするんだ!」
あなた達はその台本が【スクリプト】によって"人を殺したい気分"になった愉快犯が彼を殺すシナリオであることを知っている
「どうして"人を殺したい気分"なんて寄越したんだ、そんなこと望んでもいないくせに!」
役者のサダルはただの被害者だ。
恋人のために生きたいと願って、友人のために必死にあがいた、哀れなただの青年だ。
不思議とその声はあなたたちの中に響いているような気がした。
台本に書いてあったからだろうか、彼の持っている星からだろうか。
『ありがとう キュー モス 来てくれて 自分がスクリプトだ』
『痛いのも苦しいのも一瞬だと思っているから できたら思いっきりがいいな 毒は苦しいかも』
『できるだけ 君たちが犯人に見えないような台本を用意してみたんだよね これでも』
『自殺に 見せてほしくはないんだ それだけだよ』
(3日目えっち平和時空)
「そうか。……そうだな」
紅き蛇の瞳に火が灯る。
熱を得つつある蛇は手のうちでその身を揺らした。
「…………」
問いの返事はない。
気まずげに顔をしかめ、
いささか乱暴にあなたに触れた。
相手を高めようと刺激を与えれば、
返されるもので腰が揺れる。
「若い奴もいないギルドの中の、
年齢不詳の、一番年寄りかもしれない男。
そう言ったら、どうする」
挑発するように笑いながら、瞳の奥は臆病に揺れている。
それを選んだのは、はじめての経験がそうだから。
それ以降がないから。
それで満足できたから。
卵から孵った雛がはじめて見たものを親とみなすように、
無知ゆえに選んだことは自分でもわかっていた。
/*
色指示を見逃しました。以降サダルの描写は
【スクリプトの脚本】
でなく
【スクリプトの脚本】
で置きます。
ついで。当方の反応、直ぐでないからルヴァが動けるのなら
サダルの描写へ反応していて問題ありません。
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