情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 大学生 寿 達也あ、これは俺が運びますよ。 [自分の道具だから、と大きな荷物を持つと軽々と中に運んでいく。 彼の荷物に何が入っているかはしれないが、まぁ、自分が持ってきた荷物は基本的にあ後でお披露目するつもりだ。彼に対して実地で**] (44) 2023/03/01(Wed) 0:16:18 |
【人】 武藤景虎[なんで急にバレンタインの話をしたんだろう。 話題作りの割にはあっさりと打ち切られた話には内心疑問は残しながら、告げられたお礼に首を傾げる。] “たけのこのやつ“って“平和“のこと?>>35 [さっきってバスの中でのことなら、たけのこのやつは争いが起きないために、きのこのやつと混ぜようってことになって。 二つを一つの箱に混ぜることで完成した“平和“(フィーチャリングきのことたけのこ)なら、確かに皆に好きに取っては貰っていたが。] くっきーにはちゃんと個別にやったじゃん。 まあ、あれはあのまず……いや、面白い味のお茶のお礼だから、気にしなくていい。 [たけのこのやつは好きに取ってもらってたやつだし、お礼を言うなら“キョロキョロした鳥のやつ“の方がまだわかるんだが。 そもそもそれも、水分を忘れたオレに丸々一本お茶をくれたからお返しに渡したやつだし。] (47) 2023/03/01(Wed) 1:30:34 |
【人】 武藤景虎[どうやらくっきーも“他の皆“がこのキャンプ場にいるかどうかは知らないらしい。>>38 言いづらそうに口籠る様子はなんとなく表情から察したが、その理由も判然としない。 皆がいなくて不安なのかもしれない、とは。 まあ、オレとくっきーだけいるというのもおかしな話だし、研究室のメンバーが此処に泊まる予定なのだとしたら、確かに管理小屋に行けばわかるのかな。>>39 日帰りじゃなかったっけ、と頭を掠めたが、記憶違いだったのだろうとすんなり受け入れた。] ん、じゃあ管理小屋行ってみるか。 案外皆もうコテージに行ってるのかも。 [何人部屋なんだろう。 組み分けってもう決まってんのかなと話しながら、指し示された管理小屋に向かうことにする。] (48) 2023/03/01(Wed) 1:31:03 |
【人】 武藤景虎えっ、他にはいないんですか? [くっきーと一緒に入った管理小屋>>n2で、まずは自分たちの名前を確認した。 “武藤景虎“と“黒崎柚樹“の名前は確かにあって、でもそのコテージに泊まるのは二人だけらしい。 他のコテージのことは教えてもらえるかわからないものの、ダメ元で研究室メンバーの名前を連ねたが、そのうちの誰もいないとのことだった。 とりあえず鍵を受け取り、管理小屋から出る。] 意味がわからないんだが……? 他にもキャンプ場があって、そっちに行ってるとかなんかな。 でも、くっきーと一緒でよかった。 女子と一緒だったりしたら気まずい、つーか、相手も困るだろうし。 [そんな事態になったら、なんとかして別の部屋を取れないかここで頼むか、最悪野宿すると思う。] (49) 2023/03/01(Wed) 1:32:36 |
【人】 武藤景虎まあ、くっきーはオレと一緒とかうるさそうで嫌かもしれないがー。 [意外と寝てる時は静かだから安心していい。 ただ、友達だろうが人がいるとこではあまり寝れないんだよな、とは内心で。 修学旅行なんかの時はひたすら日中動き回って、疲れ切って寝るようにしてたし。 酒でもあれば寝れるかもしれない。 あるかな、どうだろ。 そういえばくっきーとはサシ飲みするって約束はしたんだよな、とぼんやり思いはしたけど、あのことは“当面くらい“は忘れていいよって言われたんだよな。] (50) 2023/03/01(Wed) 1:33:34 |
【人】 天原 珠月[私には幼馴染みがいる。 幼い頃から家は隣同士、両親も仲が良く、年は少し離れていて性別も違ったが、本当の兄と妹のようだと周りに言われてきた。 あいにく実の兄はいたことがないから、今もそばを歩いているその人が兄らしいのかはよく分からない。 血は繋がってないことだけは確かだけれど。 でも『えー? その年で幼馴染みのお兄ちゃんとそんな仲良いの? なんか意識とかしないの?』なんて大して親しくもない同級生に言われようが知ったことじゃない関係のはずだ。 そう、ほんとに余計なこと言わないで欲しい。 意識なんてしてない。欠片もしてない。 そもそもしてたら、両親が無理になったからって、ふたりきりでコテージに泊まりに来ることにならない。 ちらりと隣を見てみる。 ……うん、絶対向こうも何もないな。 こんなこと言われたといつものように話せばすっきりするのかもしれないけど、まぁ、いいか。 変な話題はおしまい、おしまいっと。] (52) 2023/03/01(Wed) 1:37:46 |
【人】 天原 珠月[到着まで後もう少しというところで急に足を速める。 ここまで前を歩いて先導してくれた人を一気に追い越し、ニヤニヤという悪戯な顔で一番乗りを奪っていく。] んんー! 着いたぁ! [春用のニット帽を外すと結んで押し込んでいた長い金髪が一気に溢れ、白い上着の背に流れる。 つり目がちの紫の瞳が後ろの幼馴染を振り返り、ほら早く早くと急かすように手招いた。 二家族でキャンプに訪れるのは毎年恒例のようなものだったが、子供であるふたりだけなのは初めてだ。 といっても片方は成人済み、片方も来年成人の年齢だけど。 このキャンプ場は初めて選んだ場所で、森の中の道はなかなか複雑そうで迷子にでもなるんじゃないかと思ったがそんなこともなく――心地よい春の風に誘われるように歩いていると、気づけば目の前の木々が開け、この木製のコテージが姿を現していた。] ねぇ、雅空兄ぃ、ここって湖が近いんでしょ? [兄と呼ぶ幼馴染の服を遠慮なく引っ張る。 これくらいで転ぶようにヤワじゃないのは知っている。 早く見に行きたい、とせっつくが、まだコテージの鍵も借りていなければ荷物も運び込んでいなかった。**] (53) 2023/03/01(Wed) 1:44:26 |
【人】 月島 雅空[はじまりはといえば、迷子の女の子を拾ったことであった。 『大丈夫だよ。なんとかなるからさ』 当時小学二年生だった自分は泣いている幼い子に言える言葉として精一杯だった…今なら―――あまり変わらない気がする。と思うと成長してないようで落ち込むが、なにはともあれその雰囲気に頷いてくれた女の子をつれて、自宅兼洋食レストランへと連れて行った。 それからは早かった。 仕事中の父に事情を説明すると、女の子のことを父は見覚えがあったのだ。 先日隣に越してきた家の子だったということ、おそらく越してきたばかりで見覚えがなくて迷子になっていたのだろう。 後は父に任せてしまうと、二人でジュースを飲んで待っている間に解決したのだ。] (54) 2023/03/01(Wed) 2:45:24 |
【人】 月島 雅空[それを切欠に、そしてお互い片親だったことや隣同士で店兼自宅という共通項も重なって付き合いがはじまった。 幼馴染ではあるが互いに兄妹のように過ごし、例えば行事ごとなどどちらかの親が都合が悪いときは、もう片方の親が、などと助け合うような共同生活のスタートであった。 そうして時は過ぎていって今に至る。 毎年恒例の二家族による旅行を、二人だけというのは初めてだ。といっても既に成人してる自分と来年には成人する妹分。自由に任せていいだろう。となったのかもしれないが] おいおい、急に走って、子供か? [ニヤニヤした悪戯猫>>53のような笑みを見せたのはおそらくわざとだろう。 だからこちらも子ども扱いしてやったほうがいいか?というニュアンスを込めて、足元気をつけろよ。といいつつ、任された不安までは抱かない。そんな性格なのも熟知しているのだ。 荷物を積んだアウトドアワゴンを引きながらも急かされれば心持ち早足で歩けば、珠月よりも一足遅く森の中から...の視界が変わる。 コテージに水飲み場など点在しており、家族連れらしき姿も見える。そんなキャンプ場らしい光景が広がっている。] (55) 2023/03/01(Wed) 2:46:38 |
【人】 月島 雅空 ぁあ、川と湖。あと少し遠いとこだが温泉もあるらしいな。 一応湖近くのコテージでって予約したから…って、ぉーい、こら、引っ張るな。 ほら、そこに看板があるからまずは管理人室訪ねてからだ。 [返事をしながらも、途中ダークネイビーのカーデジャケットを引っ張る珠月を鬱陶しそうにしつつ、払うことはせずにあっちと指し示した看板を見た。 そして近くの管理人しつ二家族の家名で予約したコテージの鍵を受け取ると] 色々レンタルとかもできるみたいだが、さっさといくか。 [せっつく珠月へと、ほれ。と鍵を渡してアウトドアワゴンを引きながら歩いていくのだ] (56) 2023/03/01(Wed) 2:47:10 |
【人】 月島 雅空[そうしてしばらく歩き、自分たちが止まる区域番号近くまで来たところで、湖はすぐに見えてきた。] うっわー、……こりゃ広いな。 [一度立ち止まり、遠目に視るように目を細めても向こう岸が見えない。 春の陽気と同じく湖面は穏やかで、貸しボートらしき建物や桟橋も見える。] 行きたいとこだが、今は後回しだな。 [まだ見ているようなら、ほらいくぞ。と促して歩いて行って、程なく、管理鍵と同じ番号の自分たちが数日お世話になるコテージにたどり着く] ……いい場所だな。…望み通りって感じだ。 [声としての喜びは控え目だが、口元の笑みは隠せてはいない。 温かみのある木造コテージは凝った形のものではない造りの一階と小スペースながら二階もあるコテージ。 玄関横にはテラススペースがあり、外側は手摺でおおわれ、椅子とテーブルが並べられており、すぐ横の掃き出し窓からテラススペースへと降りれるようにもなっている。 その手前側には焚火スペースがあり、コテージ横には屋根付きの水洗い場と焼き場スペースも用意されている。 更には湖が近くテラスからは当然として窓からでも見渡せる立地であった。] (57) 2023/03/01(Wed) 2:48:12 |
【人】 月島 雅空 って、外だけ見てるわけにもいかんな。 荷物いれて、カーテン開けて、空気の入れ替えして。 [なんて指折り数えている。もうそろそろ夕方だからさっさと行動したほうがいいだろうし、こんな時大人しくないのが我が幼馴染なのもわかっている。] 珠月。 [がしっと肩を掴んだ。] 今度は先にいくなよ。 [それでも、先程鍵を渡しているのだから一番乗りは珠月のものになるのは決まっているのだが、それぐらいは譲りながらもひとまず身軽になるため、コテージの中へと入るのであった**] (58) 2023/03/01(Wed) 2:54:53 |
月島 雅空は、メモを貼った。 (a8) 2023/03/01(Wed) 3:00:17 |
【人】 片連理 “椿”『できれば君には、ヒトとして生きてほしい』 [きょうだいであり、友人であり、恋人であり、また自分自身でさえもあった同胞の遺した最期の言葉が、今も耳の奥にぼんやりと残っている。 “人狼“と呼ばれる、ヒトの道を外れた生き物。 獣ともヒトともつかない、同族喰らいの化け物。 それが、今の彼女の本質であった。 ヒトが、あるいは獣が“人狼”となるためにはいくつかの異なる機序が存在するが、彼女の場合は自業自得とも呼べるものだった。 かつて神仙を目指した修行者が、己の精神の瑕疵を完全に削ぎ落とすべく魂を“磨き上げる“秘術を用いた。しかしそれは不完全なものであり、彼の魂は自身が望む高潔と、捨ててしまいたい俗悪とに引き裂かれた。しかし、高潔であるはずの彼は、切り捨ててしまった部分のあまりの大きさに、対して残された自分のあまりの小ささに慄き、己こそが欲深くあさましいものであったと悟った。彼はその罪を悔いて、一度は滅しようとしたもう一人の自分を憐れみ、これを庇護して今度こそはと深く愛した。 しかし、傷を受けた魂は二度と元には戻らず、彼らは極めて不安定で不完全な連理の存在として、また、ただしい魂を羨み、妬み、求めるあまりにヒトを喰らう怪物となって、ゆえにヒトの世を離れ隠遁の暮らしを続けていた。] (59) 2023/03/01(Wed) 4:08:13 |
【人】 片連理 “椿”[傷ついた魂は引き裂かれたその箇所から徐々に風化してゆく。彼らはやがて半ば眠ったような状態で夢現の狭間を漂いながら、少しずつ魂を磨り減らし、長らく彼女を護り愛した片割れも遂に力尽き、彼女ひとりを遺して砂のごとくに消えてしまった。 彼女は片割れの言葉通り、ヒトとして生きることを試みた。しかしそれは叶わず、結局またヒトを喰らって、失意のうちに取り残された。自分に残された時間がそう多くはないことはわかりきっていた。 彼女は最後に、これまでに出会いほんの僅か心を交わしたひとびとに逢いたい、と願った。隠遁の暮らしの中でも人との関わりが全くないわけではなかった。夢か現か定かではないが、彼女は友の一人に逢いに行った。彼もまた魂に傷を受けたひとりで、それでもなお強く、美しく生きる姿を、彼女は愛していた。盃を交わし、思い出を語り、ついに呪いに打ち克ったという彼を眩しく思い、それを成せなかった自分を戒め、別れは告げぬままにそっと彼のもとから去った。その記憶は風化する魂と共にすでに薄れつつあったが、温かなものが彼女の中に残った。 そして今、彼女は水辺に座っている。ここがどこかはわからない。しかし、なぜここにいるのかはわかっている。もう一人の友に逢いにきたのだ。] (60) 2023/03/01(Wed) 4:09:15 |
【人】 片連理 “椿”[彼女はゆっくりと立ち上がり、マントの埃を払ってから、目深に被っていた頭巾を外す。 露わになった彼女の長い髪は、黒の間のあちこちに白が混じり、遠目には銀に見える色合いであった。しかし、その老婆のような髪の下の目鼻立ちは幼い娘のようにも見え、どこか歪さを覚える相貌に感じられるだろう。 少し離れたところを歩く人影に向かって、彼女は手を振った。まだはっきりと顔も見えない距離だが、それが彼であることははっきりとわかった。以前に逢ったのがどれくらいまえなのかはもうわからない。彼女の時間の感覚はすでに失われている。なんとなく懐かしさを覚えるほどには時間が経っているような気もする。 ふと、そういえば以前少しの間を共に過ごしたときにはこの頭巾を外して見せたことはなかったかもしれないと思い出す。それでも彼は自分のことに気がつくであろうと、なぜか確信が持てた。彼女は待ちきれず、彼の元へと駆け寄った。] お元気そうですわね、楓様。 [楓、というのは仮の呼び名だ。彼の本当の名を、彼女は知らない。彼女の方は椿、と名乗ったような気がする。これも、本当の名前ではない。たまたま頭に浮かんだ花の名を口にしただけだ。そもそも、彼女にははじめから名前などなかった。片割れとの間ではお互いを区別する必要はなかったから、ただ複数形で「わたしたち」とだけ呼び合っていた。] きっと、お会いできると思っていましたの。 [椿は右手を差し出し、微笑みを浮かべる。 通り抜ける風が、肌に心地よかった。]** (61) 2023/03/01(Wed) 4:56:10 |
【人】 黒崎柚樹…………そう。"平和"。 "個別に貰った"のはまだ食べてないから……。 [ ────ああ、やっぱり。そうか。 武藤の返事 >>47 で確信できた。 この武藤は、"あの事故"に遭う直前の武藤。 不思議な事象が起こり続ける極限状態の中、私は私が女であることを告げ、互いに恋心を抱くようになって「また会おう」と再会を誓うことになる前の武藤。 ねえ。 武藤は、"あの時ああならなければ良かった"と 思ったりしてる……のかな。 だから、今、武藤の側だけ、時が巻き戻っていて。 それともやっぱりこっちの方が現実だったりするのかな。 あの時から半年、重ねた日々の方が、私の泡沫の夢だったんだろうか。 考えれば考えるほど吐き気がしてきて、でも表には出すまいと、目の奥に力を込めた。] (62) 2023/03/01(Wed) 6:11:54 |
【人】 黒崎柚樹[宿泊者として登録されている知った名前は、自分と武藤の2人だけ。 だろうな……としか自分は思わなかったけれど、武藤は管理小屋で心底不思議そうな声をあげていて、どうしたものかなと眉尻を下げる。 鍵を受け取り小屋を出ようとした時、管理人から"荷物が届いている"と声をかけられて、数泊分の着替え等々が入っているらしい各々の宿泊荷物を受け取った。 私のは、部の合宿で毎度使う、手に馴染んだドラムバッグ。] ………………。 [一応と中身を改めれば、"半年前までよく着ていた服"ばかりが詰まっていて、小さく溜息を吐いた。 そこには勇気を出して買うようになったスカートや、かわいいかわいいと武藤に絶賛されながら買った春色の服は何も無く、身体の線を隠すような大きめサイズのモノトーンかつユニセックスのものばかり。 取り巻く状況の何もかもに、"男であれ""男に戻れ"と告げられているようなものだった。] (63) 2023/03/01(Wed) 6:13:57 |
【人】 黒崎柚樹────うん。 こっちも武藤と一緒なら安心だな。 ["女子と一緒だったりしたら"の他意無き言葉にツキリと胸の奥を痛めつつ、微かに笑顔を作ってみた。 あの事故の時も、武藤の明るさや行動力に幾度も救われたよ。 肝心なところで逃げようとする自分に、武藤が幾度も踏み込んでくれて。] 寝てる時、やかましかったら蹴り飛ばすから。 [そんなこと、したことないけどね。 抱き締められたまま眠りに落ちて、朝になってもやっぱり抱き締められていて……という夜と朝が、幾度訪れたことか 武藤の寝相は、誰より自分が良く知って────、なんて、一瞬思い浮かべてしまった事は慌てて脳内で打ち消した。] とりあえずコテージじゃない? そろそろ日も暮れるし場所くらいは確認しておかないと。 [荷物もあるし、と、さして重くはないドラムバッグを揺らして見せて、温泉なんて、一緒に行ったら慌てふためくことになるのは武藤の側なんだけどなと今日幾度目かの溜息を吐いた。] (64) 2023/03/01(Wed) 6:15:42 |
【人】 黒崎柚樹[そうして訪れたコテージは、確かに"男2人の滞在"ならこういうのなんだろうな、とは。 奥の寝室にはシングルベッドが2つ。 入り口近くのリビングスペースには、いかにもキャンプ場的な、無骨なテーブルセットとシンプルな炊事施設。 屋外にもバーベキュー用なのだろう、テラスに諸々の設備が整っている風だった。 風呂は温泉に行くことが想定されているらしく、それでもお愛想のように小さめのユニットバスがついていたことには密かに安堵して。] "ご注文の食材は冷蔵庫にございます"……。 [テーブル上のリーフレットにそんな文字列を認めれば、冷蔵庫の中にいかにもなバーベキュー用食材の他、脇の棚にはパンや米、果物なども積まれていて。] …………っふ、……。 [この夢──夢だとして──、主はどちらかというと武藤なんじゃないかな。 いかにも"こういうの食べたい"みたいな、パンケーキミックスにチョコソースまであるんだもの。] 敷地内にレストランや売店もあるみたいだけど、食事はなんとかなりそう、かな。 [言わなかったっけ。自分、料理はひと通りできるからさ。*] (65) 2023/03/01(Wed) 6:17:17 |
【人】 緑山 宗太朗>>46 あれ、と荷物を回収されればほんのちょっぴりだけ眉を下げた。 俺もっと重いの持てるのに…… という、男の意地張理のお話。重かった荷物の代わりに『自分にしかできない仕事』を頂けばニコニコと上機嫌。 すぐ機嫌が戻った……むしろ元より機嫌が良くなった様にも見える。 単純な男であった。 「ハーイ」 ちょっと間延びした声で了承を返せば、しっかりと差し出された手を掴む。 「んじゃ行こうぜ〜」 と、えっちらおっちら歩き出す。 さっきはちょっと間が開いていたかもしれないけど、今度は相手に歩幅を合わせて目的地まで行くつもり。 小さなお散歩の開始。男の鼻歌に鳥の囀りが、調子の外れた合いの手を入れていた。 (67) 2023/03/01(Wed) 6:56:29 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼はここへ何故、何をしにやって来たか? 彼はいつも通り“旅”に出た。 そして旅先で情報を集め、山中へと入ったのだが……。 目的の地とはここだったろうか。 別のどこかでなかっただろうか。 そもそも、“主目的”は果たす前か、後か? ……朧げなのである。何もかも。 だから彼は、ここで人に逢う可能性すら考えていなかった] (68) 2023/03/01(Wed) 7:11:23 |
【人】 一匹狼 “楓”[湖のほとりを歩いていく彼は、遠くに手を振る人影があるのに気づく。>>61 視線を向けた先には、白いマントに身を包み、遠目には銀髪にも思えるような長い髪の女性がいた。 他の亡霊のような人影と違い、はっきりと目に留まる姿に意識を惹かれ、彼の歩みは止まった。 駆け寄ってくる足音とともに、彼女の姿が近づいてくる。 彼女のことは、深く被った頭巾で顔を隠した姿しか見たことがなかった。 素顔を見るのも、それどころか髪の色を知るのも今が初めてだったのだが── 彼の脳裏には瞬時に浮かんだ名があった。 そして彼女の呼びかけで確信を得る] 椿。 [彼を『楓様』などと呼ぶのは、椿と名乗った白頭巾の女性ただひとり。 彼女同様、『楓』もまた本名ではない。彼女の名乗りを受けて咄嗟に浮かんだ単語……それが『楓』だった。 それを仮の名として名乗っただけのこと] (69) 2023/03/01(Wed) 7:12:49 |
【人】 一匹狼 “楓”[差し出された手に応じるように、彼も右手を出し、彼女の手に触れようと試みる。 握手を求められたかと思ったのだ。 久しぶりに会った“仲間”なら妥当な挨拶ではなかろうか] 久しぶりだな。あれからどうしてた? [握手ができたか、それとも違うと言われたか、それはさておき。 懐かしさを感じて、彼は安らいだ微笑みを浮かべていた。 彼女とともに過ごした日々の中で、そんな表情をした瞬間は無かった。微笑むことこそあれ、どこかに緊張が宿っていたはずだ。 彼女以外の前でなら、決着の後にそういう表情を浮かべたことはあったのだが]** (70) 2023/03/01(Wed) 7:14:14 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a9) 2023/03/01(Wed) 7:34:38 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新