68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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| (a31) 2021/04/27(Tue) 0:24:51 |
| >>18 ラサルハグ(5日目) 「……そう。 ……俺が人形ではないように、君も人形ではないんじゃないかな」 静かに手を離す。 ちりちりと何か胸を焦がしたけれど、気のせいだ。 一時の情であるのはわかっている。 「彼の名誉のために教えておいてあげるよ。 俺のほうが彼に懇願したんだ。 ”痛くていいから犯してくれ” ってさ。 ……。 行きなよ、君たちはちゃんと話したほうがいい。 気持ちを伝えたほうがいい………… 俺のようになる前に。 君の大事な人はまだ、ちゃんと目の前に現れてくれるんだから」 悲しげに笑いそう告げる。 メレフにも伝えたことだ、 ”祝福” すると。 これがなにかの助けになるなら、それでいい。 (22) 2021/04/27(Tue) 0:30:01 |
| キューは、憲兵に知らせる頃には、勿論血濡れではありませんでした。 (a32) 2021/04/27(Tue) 0:31:04 |
ルヴァ
「……。キファさんとは、その……。沢山喧嘩しました……」
ヤベー女レズバトルキャットファイトが行われていた。色々あった。そこだけばつが悪そうに更に声量が落ちた。
「……幸せじゃない人を幸せに、ですか。それなら私一生幸せになりませんよ。ルヴァさんはさっさと見限るべきです。商人なら目利きできるでしょう?
もう私には自分がどうやったら幸せになるのか分かりませんし、そもそも要りません」
へんなひと、と最後にぽつりと落とされる。貴方が当分このままなように、女も今のところは当分このままだろう。
| 【ゲイザーの死体現場】 街の人間を適当に捕まえて、噂を聞けば。 その少女に辿り着く事はさほど難しくはなかった。 彼女が憲兵に発見される前。 陰惨な私刑の跡が根深い死体の前で膝を立てる様にしゃがむ。 「本当に応援していたんだけどな。 最期まで諦めてなかった所とかが特に。」 この後、恐らく彼女の遺体は一度『父親』に会うのだろう。 意味がないかも知れないとは言え、魔法をかけた。 メレフの最も得意魔術は『隠蔽術』だ。 彼女が父親に愛を求め続けて生きて来た“いつも通りの姿”に。 ──死化粧のように、それを手向けとして、立ち去った。 (23) 2021/04/27(Tue) 0:34:20 |
| >>20 ルヘナ 「そうする。 ……もう少し、そうしたい」 [それはハマルから貴方への甘えだ] [会議場から出て行く人々の背を見送り] [ハマルは来る事のない人を待っている] (24) 2021/04/27(Tue) 0:39:41 |
| >>14 メレフ 「俺に手紙を送ってたのかい? 中を見ていいなら見てから捨てたいところだけど」 きょとん、とした顔をする。 その件についてはカウスとの大事な約束がある。 だけど、あなたはそれを知る由も無い。 自分もまた、内容が秘術についてなど思ってもいない。 (25) 2021/04/27(Tue) 0:45:00 |
| >>17 ハマル 「ブラキとカウスがかい? それは……」 確かに自分も聞いた。 ブラキの件は自分がなんとかしなくちゃいけないと。 だから任せたのだ。 代わりに、ハマルの手助けは自分がしようと。 お互いの無事を祈っていたのに、彼に限って朝、姿を現さないなんてありえない。 だとするならば。 「……そう。 ブラキによく話を聞くしかなさそうだ……」 (26) 2021/04/27(Tue) 0:47:53 |
| >>14 メレフ 「お手紙?」 [ ハマルは少年の事情を知らない ] [ 知らないまま彼の優しさに甘えた ] [きっと貴方達がハマルに伝える事はない] [ハマルが少年を知る事はもうない] (27) 2021/04/27(Tue) 0:49:54 |
シトゥラ
されるがままに抱き寄せられ、口を塞がれる。
そのあいだもどこか、微睡む瞳のまま。
強請るように縋りついて――
(→)
| >>24 ハマル 「………君は、 まだ、頑なに 約束 を守るのか?」 ──ぼくはもう、捨ててしまったのに。 それは少し、意地の悪い質問かもしれない。 自分の分として淹れていた紅茶のカップを、君の前に置いた。 (28) 2021/04/27(Tue) 0:53:12 |
シトゥラ
ぱち、と瞬く。
薄紫が揺らいで、見開かれる。
「〜〜〜〜〜ッ!」
声は青年の口内に飲み込まれる。
抵抗のように、ぐい、と髪を引っ張った。
| >>5:153 ハマル(5日目) 問に首を横に振る。いいえだ。 「彼からは依頼を頼まれた。そして叶えた。 それだけだ。 個人としてゆっくり会話する時間はなかったな。 忙しそうであったから」 友達と呼べる者はラサルハグにいない。 それに近しい関係の者はひとりだけいたが、 『別の名前』を得たので誰もいなくなってしまった。 ブラキウムとも、友達とはもう呼べない。 この数日のうちに多くのものを失った気がするのに 波が砂浜の文字を消すように、些事は消えてしまう。 「あなたは羊飼いだったか」 目を細める。 「もしよければ俺の店に来てくれ。 彼らのもらい手も探す必要がある」 そしてその日は別れたことだろう。 あなたが次の日、来店したかは、今のところ定かではない。 (29) 2021/04/27(Tue) 0:53:29 |
| キューは、からころ。飴玉を転がしている。……甘い。 (a33) 2021/04/27(Tue) 0:58:17 |
ヘイズ
「覚醒……?
成長って点ならそうかもね。
何でもできるには理由が存在した方がすっきりするし」
「黒い星ができる理由は……うーん、ヘイズ。
演技以外にやりたいことや、好きな色とか
みんなと出会って変わったこととかを
イメージしながら今度星を作ってみるといい。
自分一人では星は輝かないんだ、ヘイズならできるよ。
人、増えてくるだろうしこっちも。一つ一つを積み重ねていって」
今度は声を出して、準備運動をしながら語らう。
余計な私語で集中を乱してしまうかもしれないが、ヘイズなら頑張るだろう。
すでに"設定"は歪んでいるのが見えている。
それぞれの性格や過ごした世界に違いが見える。
何ができるだろう、何も変わらないのだろうか。
どこか一抹の不安が離れず見つめていることになった
「ギルドのみんなはもしかしたら、会えないかもしれないけど。
寂しくない?」
| >>26 ヌンキ 「うん。カウスは、カウスの責任を取るって……」 [ひとりで背負わないで、ほしいと] [そんな言葉はきっと届かなかった] [彼はなんでも背負ってしまえたから] 「……そうだな」 [小さく頷いた] (30) 2021/04/27(Tue) 0:59:52 |
キファ
「かわいいね、キファ。
もう自分はあのときみたいに
みっともない姿を見せるつもりは無いから覚悟をしていて?
馬鹿になってくれるなら、それは歓迎するよ
……それでも泣かないで欲しいけど」
「これでも、【一応】誰にも体も唇も許さなかったんだから、ね?」
一度考えて。
どこかそっぽを見てから、再び胸元の彼女に視線を落とし
「うん」
頷いた。笑顔を見せるキファに同じように笑顔を返す。
ようやく純粋な心で接することができる、誰かのために笑うことができた。今だけは役者のサダルがそこにいる、ここは自分たちの舞台なのだから。
だが実は自分が純粋な男では無いような気がすると言ったらキファはきっと驚くだろうか。
今は体も心も正真正銘の男ではあるのでその言葉は飲み込むことにした。
「せっかくだし、デートでもしようよ。
みんながいないところで、恥ずかしいから…本当に。
"こっち側"二アもシトゥラもいるし……自分の予想ならまた一日が過ぎたら死んだ人がこっちにきてしまうもの」
| ルヘナは、血塗れた十字のヘアピンを手に取らなかった。 (a34) 2021/04/27(Tue) 1:12:16 |
| <del></del> >>22 ヌンキ(5日目) ラサルハグは人形だ。 初期設定時に人形であれと命じられたのではなく、 後付の設定でシステムに使役されている、 ほんものの人形だ。 だからあなたの同情めいた言葉に肯定も否定もできない。 (どちらもある面は正しくて、ある面は異なる) 「そうか」 くしゃりと苦痛に歪んだ顔を伏せて、 その場を去る。 以前までなら呆れて聞き流せた言葉が、 今は流すことができない。 (31) 2021/04/27(Tue) 1:13:19 |
二ア
サダルは二アの髪を拭こうとする仕草に驚きつつも、ゆっくりと上半身をかがませて好きにさせてやる
どこかくすぐったそうに見守っている。
『嫌われちゃったか それは自分の役割が損だったな
変えられたら良かったんだけど まだお眼鏡にかなっていない?』
『自分はそんな人が好きでも嫌いでも無いけど 必要だとは思っているかな 一人居ればいい人間はね 誰でもいいんだよ二ア』
『本当に求められる存在っていうのは便利な存在じゃ無い』
『誰かの唯一であれる 素敵な存在だ 自分のことは嫌いになってもいいから二アのことは責めないであげて欲しいな それだけ』
| >>30 ハマル 「ブラキに感じた違和感はちゃんと確かめないと」 昨日のような失態を晒す余裕は多分もう、ない。 キファのことを探したいけれど、サダルから聞いていた情報も無駄にはできない。 これ以上犠牲は絶対に出したくないから。 「もしブラキが……ブラキが犯人の一人だったとしたら、どうする?」 (32) 2021/04/27(Tue) 1:15:22 |
| >>25 >>27 ヌンキとハマルへの手紙 「もう送った物だ。 開けるなと言っても開けられる。 俺は好きにしろとしか言えないが、 ……もう意味がない物だから、そう言った。」 別段何か仕掛けを施してはいない。 開ければカウスについての内容なことはわかるが、 青年はその事を口にはしないだろう。 (33) 2021/04/27(Tue) 1:22:30 |
| >>28 ルヘナ 「 ハマルが守らなかったら誰が守るんだ? ……ハマルが、そうしたいんだ。 守ってもらえたら嬉しい事をハマルは知っている」 [そして果たされたら次を結ぶ事ができればいい] [それが難しい事だと、ここ数日で学んでしまった] [貴方のものならきっとミルクはもう入っている] [砂糖を入れて、口に運んで] 「………… ? 」 [温かい][茶葉の香り][仄かなミルクの匂い] [溶けきれなかった砂糖のざらつき] [味がしない] [わからない] [微かな動揺を殺して飲み干した] [最後まで何も感じぬまま] (34) 2021/04/27(Tue) 1:22:34 |
雰囲気のおかしい彼らの横を通りかかってぎょっとした
| (a35) 2021/04/27(Tue) 1:25:28 |
| >>33 メレフ 「そうか、わかった。 じゃあ届いたらそのようにさせてもらおう」 手紙が届いたら、中を確認するだろう。 その情報は後に彼にとってとても役立つものになるはず……だが。 自分自身の未来すら全てが不確定要素であることを、ヌンキもまたわかってない。 (35) 2021/04/27(Tue) 1:26:12 |
| メレフは、送った手紙はもうヌンキとハマルの自室に届いていると知っている。 (a36) 2021/04/27(Tue) 1:29:38 |
| >>32 ヌンキ 「もちろんだ。 ……ハマルは、ブラキに人を殺して欲しくない。 きっとそれはカウスも同じだ。 だから止める 」 [それが彼女を殺す事に繋がっても] (36) 2021/04/27(Tue) 1:30:14 |
| ラサルハグは、それから、ラサルハグはブラキウムを探している。 (a37) 2021/04/27(Tue) 1:32:02 |
ハマルはどうしているだろうか、と頭の片隅で一瞬考えた。
キューは、アンチクショウに虐められていないか、一瞬心配した。
| (a38) 2021/04/27(Tue) 1:33:34 |
暫く泣いてようやく、隣にいる人に聞きたいことを思い出し始めた。
スケッチブックを片手に、
サダルは生者が近寄らない場所を歩いてる。
彼らも生前の自分が告げた"死の先"に来てしまったのだろう。
ここがどこかを自覚している存在なのかはわからない。
彼らの舞台は見ていたが、そこの含まれた何かを知ることは少ない
「(恋バナはしたい)」
でも恋バナはしたいな……
それだけを思ってルヴァとゲイザーを眺めていた。
すごくじっとしてる二人をじっと眺めるだけの人をプレイ中
| >>33 メレフ [貴方をじっと見上げる] 「……わかった」 [ハマルはそれを読む選択をした] [内容を全て正確に理解できたかはハマルだけが知っている] [何を思ったかもハマルだけが知っている] [どんな感情が去来しても、ハマルは全て飲み込んだ] [そしてそれ以上の事を貴方に問いかける事もない] (37) 2021/04/27(Tue) 1:37:56 |
いつもの調子だったのなら「サダルさん主張激しいですね」と毒づいている。今、それは叶わないけれど。
| >>36 ハマル 「よかった、俺も同じ気持ちだ。 ブラキは……いい子だから。だからこそ…… 止めてあげなきゃいけない 」 こくりと頷く。 どの道、もう立ち止まれやしないのだ。 俺は、皆を護る騎士なんだから。 「相手も複数、こちらは二人。 絶対一人では行かせない、いいね?」 それは共に行こうとする貴方のことだって対象なのだ。 (38) 2021/04/27(Tue) 1:38:16 |
「メレフ。
ブラキウムを知らないか」
それはルヴァの遺体を見つけた後のこと。
薬指にはめた魔道具を介して通信が入る。
「ルヴァがいないから彼女が困る。
早く見つけてあげなければ」
あなたには尋ねたいことがある。
しかしそれよりも優先するべきことが起きてしまった。
それはブラキウムがあなたより大切なのではなくて、
自分より他者を優先する、ラサルハグの性質によるものだ。
| (a39) 2021/04/27(Tue) 1:41:05 |
| 「──さっき、宿の裏でルヴァの死体を見つけた。 死因は、滅多刺し、毒、絞殺。どれか不明。
また貧民街でゲイザーの死体もあった。 多分、昨日騒ぎになっていた、暴徒による私刑だ。 さすがに、せめてと、遺体は綺麗にしておいた。
どっちも例のθの痕はあった。 ……カウスとブラキはまだ、見ていないが、……。」
薄々、嫌な予感を感じていた。 ここ数日ずっとそうなのだから。
(39) 2021/04/27(Tue) 1:41:39 |
「ブラキを?
…いや、まだルヴァとゲイザーの遺体しか見ていない。
あの日、俺も混乱していてブラキについて詳しく聞けなかった。
ブラキは、どの様にして今になったんだ。
彼女に何か変化が起きたりはしたか?
ルヴァがいないと困ると言うからには理由があるんだろ?」
| >>29 ラサルハグ [ぱち][小さく瞬く] [そして頷いた] 「……わかった。 ハマルは羊飼いだからな。 迷子の羊達をきちんと導く責任がある」 [貴方の店に行く事をハマルは了承した] [事態が目まぐるしく動く状況に陥らない限り] [ハマルは貴方の店を訪れただろう] (40) 2021/04/27(Tue) 1:44:30 |
『 』
白紙のスケッチブックに文字は何も書かれない。
上手くもない下手でもない羊の絵を描いては消せないことに少しだけ落ち込む。
ホワイトボードに一緒に落書きをしてみたかったのは、少しだけ、ほんの少しだけ寂しく思った
ルヴァに手を振った。ニコ!!!! あれが自分の首を切った手かあ
| >>38 ヌンキ 「わかっている。行く時は一緒だ。 ……ヌンキも、無理はしたらダメだからな」 [昨日ずっと探し回っていた貴方を知っている] [ハマルにとっても] [貴方は守りたい対象なのだ] (41) 2021/04/27(Tue) 1:48:50 |
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