【人】 魔剣持ち ヘイズ「そういう事。そのためにはまだ力も全然足りないけれど…」 不思議と、ベリルが側にいると背中を押されるような気がした。 砕けた言葉使いに悩む様子には、「固すぎたら言うから」と気にしすぎないよう伝える。 ヘッドドレスとエプロンを外し、服を脱いでいく様をじっと見つめ、その体を全て目に焼き付ける。 (50) 2021/12/12(Sun) 10:56:23 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー2日目 ゲイザーのパイ屋ー 宿を出たのは結構遅い時間だった。 昨日は結局その後、ベリルとずっと一緒にいて、宿からは出ていない。 すっかり日も昇った頃、ベリルには銀貨を2枚ほど預けて、市場の方でビスケットや干し葡萄等、保存食を買ってきてもらうように頼んだ。余ったら小遣いにしていい…と言おうとして、彼女に買いたいものがあるか不明なので、焼き菓子の類を頼んだ。 旅の服装とか装備品とか、そんなものは祭りの後に一緒に揃えればいい。だから、祭りも二日目の今だけは一人きり。 約束の分、道行く人に時折尋ねたりしながら、少し腹に入れるものを探して、一昨日来た店に足を運んでいた** (51) 2021/12/12(Sun) 11:08:54 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ( …… 傘、返そう ) 魔術師が自宅を出たのは、まだ朝も早い頃。 彼は女なのだからとあまり良い顔をしなかったけれど 裏街を散策しなければ許されるだろう。 ―― 出来れば祭りが終わるまでには、 返しておきたいところだったし。 黒いローブを纏い、耳が隠れるよう目深に被り 雪のちらつく外を歩く。 市場街は既に賑わいの音で満ちていて、 避けるように裏通りへ足を踏み入れた。 (52) 2021/12/12(Sun) 11:30:54 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ行き場の無い者達が集まるような影の世界。 居心地が良い、とまでは言わずとも ここは全ての者が其処に在ることを許容する。 この時間に訪れるなら、朝食でも差し入れれば良かったか。 そう考えて、一瞬だけ引き返そうと思ったけれど 彼が既に済ませてしまっている可能性もあるから 結局そのまま店へ赴くことにした。 (53) 2021/12/12(Sun) 11:31:00 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―――― 真珠堂 ―――― 店が近付くにつれ、やけに猫の声が響いてくる。>>23 また睡眠を邪魔されているのかと首を傾いで、 それにしては随分ではないだろうかと 傘を抱えながら、女はぱたぱたと地を蹴った。 「 ―――― ッ 」 ようやく見えた店の扉は、鍵の部分が破壊され>>20 何を考えずとも事態を察せる有様で。 店先の傘置き場に傘を差し、 女は勢いを殺せないまま扉を開いた。 (54) 2021/12/12(Sun) 11:31:09 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 テレベルム、大丈夫!? 」 彼には第二の望まぬ客人のように思えただろうか。 半ば飛びこむように室内へ足を踏み入れた魔術師は、 猫に囲まれる人魚の姿を見捉え、息を零した。 それから荒らされた痕跡のあるカウンターと、 床に散らばる血の色に、眉を下げ。 (55) 2021/12/12(Sun) 11:31:14 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラひとまず彼が怪我をしているのなら、治癒が先だろうと 女は彼の近くまで歩み寄り、膝を折る。 猫たちが警戒して鳴くようであっても 「ごめんね」と彼らへ断りを入れてから。 「 …… どうしたの、こんな … いたい、でしょう 」 転んで怪我をした等という言い訳は聞かぬつもりで、 拒まれなければ、まるで何かに食われた後のような 赤色を覗かせる右腕にそっと手を翳し。 得意ではない治癒魔術を唱えるのだけれど。* (56) 2021/12/12(Sun) 11:31:59 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a11) 2021/12/12(Sun) 11:33:40 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a12) 2021/12/12(Sun) 11:58:04 |
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。 (a13) 2021/12/12(Sun) 12:10:27 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 2日目:向日葵 ── ……んー。 [ >>41新しくお店に入ってきたお客は いきなり刀を向けてきた。 困った。 困ったけれど、何度かこんな場面には 遭遇することがある。 腕の立つ人なんだな、とぼんやり思いながら] (57) 2021/12/12(Sun) 12:16:10 |
【人】 向日葵 店主 イクリールちょっと待ってよ。落ち着いて? 私がなんであれ。 ここはお店。私は店主。 貴方はお客だと思ったのだけど、強盗だったの? [ カウンターの上に手を置いて 何もしないよ、と示してみる。 銀色のスライムはすでにどこかに消えてしまった。 それを死角から狙っている と捉えられても困るけど。 実際本当だし、言い訳しても仕方ないよね ]* (58) 2021/12/12(Sun) 12:16:24 |
【人】 薬屋 テレベルム― 真珠堂 ― [祝祭の二日目は稼ぎ時であるから、店を開けるべきなのだが 少なくともこの状態で訪客を受け入れる訳に行くまい。 朝食を取るどころでは無いが>>53不思議と腹は減るもので。 けれど今胃が求めたのは出店が常では無い出店の ちょっとしたオードブルや好物のパイではなくて、 喧嘩とも呼べぬみっともない有様を見せたくない恩人の 滞在期間に口にした、心尽くしの手料理であった。 長寿の人魚が死の予兆めいた記憶辿りをするなどと 春を求める渡り鳥では無く、不吉な鴉でも哭きそうだ。] …、…まだ、開店、前 [床に転げた無様で、傍らの扉が傾ぐ音を聞く。>>54 訪客の顔を見る前の制止であったが、 魔術師の張り詰めた声>>55を聞き、息を飲む。] (59) 2021/12/12(Sun) 12:20:05 |
【人】 薬屋 テレベルム ……ラヴァ。 [伏せかけていた瞳を緩慢に開いて、黒衣の女を視界に収め、 情けなさと気を病ませはしないかと危ぶむ感情から 苦痛よりも心が痛く、きゅっと眉を寄せたが いっそ彼女の方が悲愴なかんばせで>>56 大丈夫だと言いたげに細い肩を軽く慰撫する。] ―― あぁ、待て。膝が汚れてしまうぞ。 あんたの家みたいに、床が綺麗ではないから。 [魔術の行使で整頓された家>>1:17とは異なり、 膝を床に臥して介抱の手を翳す彼女に忠告はするも 流れる血の力のみで自然に治るのを待つよりは、 不得意でも彼女の力を借りる方が早かろうから、 跳ね除けるような真似事はせず、苦く微笑むのみ。 猫たちは心配そうに鳴いていたものの、 兎の血を引く彼女を引っ掻こうと躍起になる訳でもなく 邪魔にならない距離感に霧散して、様子を遠巻きに窺う。] (60) 2021/12/12(Sun) 12:20:44 |
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。 (a14) 2021/12/12(Sun) 12:27:51 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 回想:テレベレム ── 簡単でしょ? これなら君も一人で使えると…… ……意外とお腹が空いてた? [ >>45彼の可愛らしいお腹の音が聞こえると つい笑ってしまったのは許してほしい。 ゲイザーのグラタンがそれだけ美味しそうな 匂いを漂わせているから仕方ない。] (63) 2021/12/12(Sun) 12:31:46 |
【人】 向日葵 店主 イクリールふふっ。 それはそうだね。 でもテレベレムはお酒が強そうだから 一本で足りるかな? [ 明日もお祭りだから深酒をするつもりはない。 けれどもう一本は買っておくべきだったかも。 木製の丸テーブルに買ってきた品物を乗せて >>46肉食を避けている話を聞くと 少し残念そうにするが グラタンと焼きトマトで、お酒のお供としては 問題ないだろう。 真鍮のコップを取り出して 彼と私に赤のワインを注げば晩餐の準備が整う。 乾杯、と外でしたようにコップをぶつけて。 彼がワインを飲んだのを見てから] (64) 2021/12/12(Sun) 12:32:10 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新