人狼物語 三日月国


74 五月うさぎのカーテンコール

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[そろそろチェイサー不足。
状態異常「酔っ払い」パーティーは水汲みに立ち上がることができるのか!]



   
ジンさん。



[ウィスキーのグラスを優しく奪い取ってテーブルに置く。
手首の内側をちゅ、と啄んで、手のひらへこめかみをすりすりと擦り付けた。撫でて、の仕草。

脚を持ち上げて、ソファに凭れた体を膝で跨ぐ。背もたれに手をついて、向かい合わせに見下ろした。

そっと体をかがめるようにして、]


……ジンさん、





卵サラダのパイ、焼けました、よ。

食べて?


[とろとろに幸せな笑顔で囁いた*]

[内から溢れ出てくる蜜は止めどなく、ぴちゃぴちゃと響く水音が尚更羞恥を煽られていく。
舌先で弄ぶように摘みを含まれたら、びくんと身体が小さく跳ねて仰け反った。]

 
 は、 ……ん、ぅんッ……
 きもち、ぃ……


[確認する声は甘く、羞恥に浮かされながらも言葉にすることを促されたら抗えず。
こくこくと何度も首を縦に振って頷いて、我慢できずにシーツを掻き乱して身悶えながら。
ふわふわと身体が浮いてる感覚に溺れそうで涙が浮かんで、舌先で割れ目を割り開かれたなら、一際甲高い声が零れた。]


 〜〜〜〜アッ、……だめっ……


[ぶわりと一気に蜜が溢れる感触が自分でも分かる。
短い髪に深く指先を埋めて、熱に浮かされた眸で見上げる視線に訴えた。*]

[自分で「きもちいい」と言わせるのは、その感覚と言葉を彼女自身に紐づけさせるため。
教え込んだ身体は従順にその言葉通りに快感を拾い、どんどん反応を良くしている。]


 ん、いーよ。


[頭皮にかかる痛みが、紫亜の限界を知らせる。
水鉄砲のような勢いで噴いた液体を受け止め、そのまま痙攣が収まるまで唇で蓋をしていた。]



 ……は、 上手、


[せり上がる感覚に抗わずに上手に達したこと。
褒める言葉は彼女に届いていたか。

乱れた髪を撫でつけ、そっと身体を離す。
口元をティッシュで拭くと、備え付けてあった水のペットボトルで口を漱いで飲み込んだ。

このままだとキスの好きな彼女に葛藤を与えてしまうだろうから。
嗽の方が良いかもしれないが、何せその水を吐くには洗面所は少し遠く、今はまだ離れがたい。

紫亜の息が整うまでは、もう少しだけここで撫でていたい。*]

【人】 店員 ラン

[パンビュッフェはパンがメインな感じだけど>>11
店やホテルによっては
パンに合う軽めの料理やスープもあったりするらしい。]

  ……ダメじゃないけど。
  ホテル泊まったら、
  ビュッフェどころじゃなくなりそう。

[私にしては珍しく、下心を察知しました。
でもホテルに泊まったりとか数える程しかないし、
そのうち旅行とかも行きたいなぁ、とは思ってます。
普段見れない彼が見れるかもしれないし。なんて。]
(15) 2021/05/23(Sun) 15:44:05

【人】 店員 ラン

[そして。
今後の話題になると、
言葉少なくなってしまった蓮司さんに私は慌てて。]

  あの、相談って言いましたけど、
  私一人じゃこんなマンションの家賃払えないし、
  たぶん負担できて維持費光熱費類かなぁとか。
  ……あと、食費?
  外食は各自でも、家で二人で食べる時の分、とか。

  きっと一緒に住んだら戸惑うこともあると思うけど
  でも二人に関わりそうなことだったら、
  相談することを考えてくれたら、嬉しいなって。

[私もなんですけどね、とはにかむように笑い。
ご馳走様でした、と立ち上がる顔はまだ少し赤かった。*]
(16) 2021/05/23(Sun) 15:44:11
えー、いいよぉ。
寝かしつけて。

[一挙手一投足、笑みの種になる。
 ふわふわふくふく笑って、思考は融けていく。]

麦がしてくれんなら、別に。

[そう、そう言って笑っていた]

[返事があって、それが幸福を助長する。
 クッションでは得られない感情で満たされていく。]

[返事があって、それが幸福を助長する。
 クッションでは得られない感情で満たされていく。]

ん。
すきだよ。

[酒精に蕩けた思考が、導かれるように、問の罠に乗るように、好意を紡ぐ。
 好きかと問われたから、そうだと答えた。嫌いではなかったから。そんな程度の甘い意識。

 グラスが手から離れるのは名残惜しかったが、すぐに構う先を得れば今度はやさしく、梳くように髪を撫でた。
 慈しむ手付きも、それがまるで自然な行為かのよう。]

[だから。]

――――……、

[きし、とソファーが軋んで、視界が麦で埋め尽くされて、影が落ちて、顔の真横に腕が伸びてきたとき、こくりと緊張に喉が鳴った。
 すき、という二文字を紡いだことに後悔はなくとも、その意味を軽視したかもしれないと内心思った。
 僅かの時間。酔いが醒めそうな間。
 どく、と心臓が跳ねた瞬間――]

ん。たべる。
食べさせて。

[空気はまた緩んで溶けて、知らず詰めていた息を吐く。
 焼き立てのパイは、酩酊を叱るみたいにスパイシーだ*]

【人】 ランレン

[俺の下心は察知されてしまった。>>15


ちゃんとビュッフェも楽しむよ?


[それ以外も楽しみだけどさ。]


ホテルも良いし、旅行も行きたい。
温泉旅館も良いし、海外も良いね。

嵐と色んな景色を一緒に見たい。
色んな料理を、一緒に味わいたい。


[微笑みかけて。
彼女との思い出を、一つ一つ重ねたい。]
(17) 2021/05/23(Sun) 15:56:37

【人】 ランレン

[考えこんだ俺に話してくれた妥協点。>>16


ここは賃貸ではなく持ち家だから、家賃とか無いけど……。
そうだね。
共用財布でも作って、光熱費や食費をそこから出す?

相談する。必ず。
嵐も相談して?


[微笑んで食べ終わるブランチは、美味しかった。*]
(18) 2021/05/23(Sun) 15:56:41
 
 ん ンンッ…… !


[限界を促す声に誘われたら、襲い来る波に泳がされるまま。
追い立てられて、堰が切ったように蜜が溢れ出す。
びくびくと小刻みに揺れる身体は自由が効かなくて、彼の唇を濡らしてしまった。]



 
は、ぁッ ……



[詰めた息が溢れ出て。
くたりと力を無くして、肩で息を整えながらシーツに身体を埋める。
頭を撫でる手に甘えながら、うっとりと眼を細めて。
いまだゆらゆらと揺蕩っているような感覚が長く続いて、その心地良さにしばらく身を任せていた。

水を飲む彼を少し遠くに居るような心地で眺めながら、つんと浴衣の袖を引く。
まるで悪戯を仕掛けるように。離れられるのを惜しむように。*]

【人】 店員 ラン

[その日の夜、
無事出勤することができた『SASANKA』では。

卯田さんからのミッション・テリーヌを
麦くんが下拵えしてくれたかぼちゃを使って
同僚と味付けの相談をしつつ仕上げたり。
かぼちゃとズッキーニに挽肉とチーズを乗せて
オーブンで焼いた、夏野菜のチーズ焼きを作ったり。
スズキのリクエストもあればワイン蒸しも作っただろう。

今夜も食べにきてくれた、数時間ぶりの蓮司さんが
アキさんと相変わらず仲良い様子を眺めたりして。

賄いのモチモチかぼちゃまで頂いて、
再び帰ってきた蓮司さんの家。]
(19) 2021/05/23(Sun) 16:21:22

【人】 店員 ラン

[今日も湯船に浸かったら、
朝から運動した分もあるせいかすぐに睡魔は訪れて。

また蓮司さんを待てずに寝入ってしまった、深夜。
ふと、目が覚めた。]

  …………んん。

[手がうろうろと隣を彷徨って。
まだ寝たがる頭を、懸命に起こして見回せば
ベランダに続く窓のカーテンが揺れていて。]
(20) 2021/05/23(Sun) 16:21:41

【人】 店員 ラン


  蓮司さん……?

[欠伸をしながら、ぺたぺたとベランダへ。>>14
どうしたんだろうかと、疑問を頭の隅に浮かべつつ
今は温もりの恋しさの方が先立って。
背中にくっつけば、お腹の辺りに腕を回してぎゅっと。]

  ……ちょっと冷えてる。
  どうかしましたか。

[まだ少し冷える夜風に、目を瞑り。
うなじの辺りへ、眠そうに額を擦りつけた。*]
(21) 2021/05/23(Sun) 16:21:48
はい。
  口あけて?


[TAKOYAKIサイズの小さなエッグパイ。
熱いから指でずっとは持っていられない。なるべく火傷しないくらいまでさましてから、口元へ差し出した。]



[食べてるとこ正面から見たいから。
膝立ちのソファで体はぐら、ぐら。

片腕で浮遊感を支えて、少しだけ顔を持ち上げさせてもらって。額と、眉間と、鼻筋と。触れるキスをした。]

おいし ですか?


[にこー
 見下ろして、緩んで蕩ける笑顔。

だけど、ここを降りて水を汲みに行かなくちゃ。
そう考えると悲しくなった*]

[女の匂いが濃くなって溢れた液体はとろとろと零れる蜜とは違う味がする。
どちらも特に美味ではないが、その瞬間の紫亜の反応が最高にいやらしくて美味しいので問題はない。

とろんと蕩けていた瞳の焦点が合うのを待ってから咥内をリセットしたけれど、その間の別離も寂しかったのか、浴衣が引かれた。
クス、と笑って自分の浴衣の帯を解いた。]

 勿論、今ので終わる訳ねーよ?

[はだけさせた浴衣の下、下着は既に形を変えている。
掴んできた彼女の手を下肢に導いて、熱を伝えた。]

[一度口を漱いだから、キスは解禁だろうか。
そっと近づけた。

どうしても抵抗があるのなら、唇は諦めて耳裏に新しい痕をつける旅に出かけよう。

合間に下ろした下着から、戒めを失った自身がぶるりと飛び出る。
血管の浮き出たそこが既に期待に涎を垂らしているのは、触らずともわかる。

予行演習の如く空中で腰を動かした。*]

【人】 ランレン

[一人ベランダに立って居れば、背中に温もりが触れてくる。
腹に回される腕に、うなじに感じる重み。>>21
愛おしさが込み上げてきて。回された手をそっと撫でた。]


考えてた……。


俺は、寂しかったのかなって。


[預けてくれる額に、少し、自分も頭を預けて。]
(22) 2021/05/23(Sun) 16:45:51

【人】 ランレン

父も、母も、祖母も、誰も恨んで無いし。
一人の時間は、俺が小説を書くのに絶対必要だったし。
自分が不幸だと思った事は無いけれど……


このマンション買った時。
本が書けなくなったら、野垂れ死んでも良いやって思ってた。
そう言う生き方をしてきたなって……。


[当時の貯金をほとんど使った。
老後を考えない金の使い方をした。
今じゃそれなりの貯えもあるけれど……。
何時も何処かに、書けなくなったら終わって良いと、そんな気持ちがあった。]
(23) 2021/05/23(Sun) 16:46:04

【人】 ランレン

今は…………。


今は、一緒に生きて行きたい人が居る。
ちょっと前の俺なら、想像出来ないや。


[生活費を折半したいと言ってくれるような人。
抱き締めてくれる手の。左手の薬指。そっとなぞりながら。]
(24) 2021/05/23(Sun) 16:46:20

【人】 ランレン



俺と、ずっと一緒に居てくれる?

 
(25) 2021/05/23(Sun) 16:46:35

【人】 ランレン

[微笑んで。甘えるように尋ねたら。
視線を地面に落とした。
伏せ目がちの視線。
背中にくっつく君には、俺の煩い心臓が、聞こえたろうか。*]
(26) 2021/05/23(Sun) 16:46:40
ん。

[指先でつままれたパイを受け取ろうと、欲しがりの口を開ける。
 食べ頃まで冷めたパイは、さくりと軽快な音を立てて卵の甘みとスパイスの香りを運んでくる。
 熱を孕みやすいフィリングはまだ少し熱い。やけどしない程度にゆっくり食べるから、その間に目の前の麦とも何度も目があった。
 その度、ほつ、ほつ、とやさしい雨が降った。
 額に落ち、眉間に落ち、鼻に。]

 




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