210 【身内】control2【R18】
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[一緒にイこう、と告げられた途端
元親の突き上げが激しくなる。
ごちゅごちゅと奥深くを叩かれ
彼の性器の形に臓腑が歪み
思考が彼一色に染まっていく。]
あ゛っ♡♡んぁぁ゛っっ♡んん゛ん゛っっ♡♡
もと、ちかぁ♡ もとちかっ♡♡ぁ、ぁぁあ♡♡
イ、くぅ、……っっ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!!♡♡♡
[ぎゅううと彼に抱き着いて背に爪を立て
上ずった声で必死に名を呼んだ。
一番奥を何度か突かれたのを機に
ぶわわっと体の芯から熱いものがこみ上げて来て。
どろりと溢れ出るような射精と共に
きゅうううう、と中を強く締め付けながら
強い絶頂の波にがくがくと体を震わせていた。]
……… ぁ、 はあっ ……っっっ〜〜〜〜♡♡♡
[暫く白まる感覚の中で言葉を発せず、
元親に抱き着いて凭れ掛かったまま。
ドクドクと早い心音と燃えるように熱い体、
互いの荒い息だけを感じていた。]
ふ……ぁ、 ……うぅ………♡ んん……♡
[絶頂の激しさが過ぎ去れば、
後にはどろりと甘たるい怠さが襲ってくる。
元親も共に果てたことに気づいたのはこの段になってからだ。]
[啄むようなキスを落とす彼に
すりすりと頬を摺り寄せて
は―――……と深く息を吐き
ふにゃ、とだらしなく口元を緩めた。]
もとちかぁ………♡♡すきぃぃ……♡♡
[何となく、波が過ぎてもまだこうしていたくて。
自分からも頬や唇に淡いキスを落とし、
体温を味わいながら甘えていた。**]
[ 光希の体ががくがくと大きく震え、
幾度も俺の性器を締め上げる。
声にならない叫びを聞きながら、
光希を抱いて強い絶頂の波に揺蕩った。
激しい心音が重なり合い、
甘い余韻を味わいながら光希の頬に口づける。
応えるように頬を擦り寄せられれば、
胸に湧き上がる幸福感を噛み締めて小さく笑った。 ]
…あんま可愛い顔しないで
どーすんの、まだ続けたくなったら。
[ ふにゃふにゃと気が抜けたように笑う光希が
自分も幸せいっぱいだ、というような顔をするから。
光希のキスに応えながら、背中に腕を回したまま
今度は俺の方に重心がかかるよう、
シーツの上に光希ごとふわりと横になった。 ]
[ まだ入れたままの性器は抜くこともなく、
光希の中に鎮座させたまま。
光希の暖かな体温に包まれていたくて、
ただ自分の上に光希を乗せて
ゆったりとその体を抱きしめる。
じんわりと熱い体と特有の気怠さが、
心地の良い充足感を与えてくれていた。 ]
光希の体、暖かくて気持ちいい……。
[ 擦り寄せ合う体温が、甘えた声が心地良い。
何度したかもわからなくなる程、
ただ互いへの愛情表現として
触れるだけのキスを繰り返した。 ]
[ 光希の頭をふわふわと撫でていれば、
いつのまにか先程より登ってきた朝日が
カーテンの隙間から俺たちを照らす。
朝の清々しい空気の中、
ここだけは湿った甘い空気で満ちていて。
そのギャップがおかしくて、
クスクスと光希を抱いたまま笑う。 ]
はぁ…幸せ……。
ねえ光希。この後どーしたい?
このまま二度寝する?
[ このまま、というのは
彼の中に挿入したまま、という意味合いで。
腰を軽く撫でれば、その意図はきっと伝わっただろう。 ]
それともシャワー浴びに行くか……
もしくはまだもう少し、
ベッドの上でイチャイチャしようか。
どーせ、今日はまだ始まったばっかだし。
[ それは別に、性的なものでなくったって。
休日に恋人と肌を寄せ合うだけの時間は、
いくらあったって幸せなのだから。
光希となら、どんな風に過ごしていたって。
光希の背をゆったりと撫でながら、
朝日に照らされた可愛い恋人の顔を
嬉しそうに瞳に映して微笑んだ。** ]
[元親がごろりと体を傾け、
二人で抱き合ったまま
ベッドの上に横になる。
じゃれ合うようなキスを交わし
互いの体温を心地よく思っているうち
いつの間にか外は明るくなっていて。
爽やかな朝の陽ざしと
密室に充満する情事の後な空気が
何だかちぐはぐに思えて少しおかしかった。
そうしていると元親がしみじみと
幸せをかみしめたように問うてきて。
ゆるゆると腹を撫でる彼に、
このままって…、と少し頬を染め。]
……そんなの、僕の方がその気になっちゃうんだけど。
[どこまでが冗談なのやら。
くすくす笑う元親を
少しむくれたように見つめる。
一緒にシャワーを浴びるでも、
ベッドでイチャイチャするでも、
愛しい恋人と過ごす時間はきっととても幸せだろう。
――でもね。
即効性の媚薬に侵されたからだは、
一度精を放った程度ではまだ熱を持っているわけで。
]
ねえ、元親。
[元親の足に自分のそれを絡め、
少し気恥ずかしそうに―――
けれどとろんと目を細めて。
首を傾げて誘ってみようか。
そう、今日はまだ始まったばかりだからね。**]
[ 繋がったまま寝る、だなんて
粘膜同士の接触をしたまま目を閉じたところで
お互いの体への意識が高まるだけ。
そんな事わかっていて提案したものは、
むくれた顔で応えられ
返事の内容の可愛らしさに、クックッと喉の奥で笑う。
──その気になってくれてもいいのに。 ]
(…でもまぁ、朝から無理させるわけにも…
一回シャワー浴びてもいいか。
もっとこうして触れ合っていたいけど…)
[ 昨日から相当好き勝手させてもらっているし、
光希の体も労らなければ。
と、コレ以上の無体は避けようと思う心もあったのに。 ]
…ん?
[ 起きなきゃいけないかな、などと考えていた俺の足に
光希の足がするりと伸びる。
どうした?と不思議そうに光希を見れば、
頬を仄かに染め、
とろんと誘うように目を細める光希の瞳と視線が絡んだ。]
[ そっと秘事のように囁かれた誘い文句。
男を誘うように傾げられた首。
少しの羞恥と期待が交じる、蠱惑的な表情。
見事なまでに一直線に、心の中心が貫かれた。 ]
[ まだ挿入したままだった柔らかな性器が、
光希の中でムクムクと硬さを取り戻す。
誰よりも愛している恋人に、
こんなにも可愛く誘われて
その気にならない男なんてどこにも居ないだろう。
はぁー…、と降参したように髪を掻き上げると、
光希の頬に手を添えて薄めた瞼をそっと撫でる。 ]
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