【置】 悪食 キエ【自己言及のパラドックス】 哲学および論理学における 自己言及のパラドックス (じこげんきゅうのパラドックス)または嘘つきのパラドックス とは、「この文は偽である」という構造の文を指し、自己を含めて言及しようとすると発生するパラドックスのことである。この文に古典的な二値の真理値をあてはめようとすると矛盾が生じる(パラドックス参照)。 「この文は偽である」が真なら、それは偽だということになり、偽ならばその内容は真ということになり……というように無限に連鎖する。 同様に「この文は偽である」が偽なら、それは真ということになり、真ならば内容から偽ということになり……と、この場合も無限に連鎖する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) (L0) 2021/10/25(Mon) 12:22:20 公開: 2021/10/25(Mon) 12:25:00 |
【人】 不眠症 アマノ漸く帰る手立てができたというのに、その足取りは重く、表情は暗い。 ──帰っても、きっと間に合わない。 そうわかっているからかもしれない。 それでも、帰らなければ。 例え命の灯が途絶えていたとしても、彼女を送るのは自分にしかできないのだから。 「…………」 最後に一度振り返った。 別れの言葉を交わす者たちの中に目的の者を見つけると、それだけで満足したのかフイ、と視線を逸らして。 体調不良でふらつく体を支えながら、男は一人静かに舘を去っていった。 (45) 2021/10/25(Mon) 12:26:24 |
【見】 役者 トラヴィス>>36 >>37 >>a0 ミズガネ 二人で並んで頭を下げ、惜しみなく降り注ぐ拍手も静まる頃。 とすんと元の席へと腰を下ろし、貴方へ帽子を投げて寄越す。 すっかり冷め切った紅茶をぐっと飲み干して、 「 筋トレから始めるべきだね。 」優雅な笑みでダメ出し。 「息を切らしているね。酒なんかに浸ったせいだよ、自業自得さ。肺活量は鍛えている? いないよね。意識して深呼吸するだけでも少しは変わるから気にしてみると良い。 嗚呼そうだ、音を外すなんて論外だからね。手元が見えないなんて言い訳を吐いたら許さないよ? まずは弦に触れて慣れ親しむこと。頭で意識して弾かないで、指先にしっかり覚えさせて。一音たりとも外すな──とは言っていないんだよ、間違えても堂々として。自信が無くても背筋を伸ばして胸を張って。」 貴方が詩人を再開する、と吐いた言葉を違えさせるつもりはない。 であれば、ここに留まる筈もないのだろうと想定して。 「でも、 詩は……悪くなかった。 竪琴だって、長年鳴らしていない割に傷みも酷くない。 ……W今のW君には勿体ないくらいに良いものだよ。」 貴方が密かに稽古を重ねていたのか、家族から贈られた竪琴が本当に品質の良いものなのか、 はたまた、単純に物持ちが良いのか。 それは貴方にしか分からないし、言及するつもりもない。 「螺子を巻いてくれてありがとう。 トラヴィス・ハートランドだ、コトハ・ミズガネ。」 (@27) 2021/10/25(Mon) 12:46:42 |
【人】 巫女 ユピテル>>47 アマノ 「あるわよ!死んだような顔して! もう全部終わったみたいに燃え尽きてる……」 ペイ、と勢い良く経口補水液ちっくなものが投げつけられます。どうせ顔色と言い、飴をあげて以降も大して食べてなかったからと思ったからです。 「レンジ、絶対聞いてないだろうから教えてあげる! あのね、ここでは5日くらい経ってるけど夢の世界。 だから現実はほとんど経ってないかもだし──」 曰く、以降の緑髪の不思議な少女から聞いたことを伝える。 『そう、時間経過がない場合もあれば、数カ月、数年経ってる場合も──ああ、戻ってる場合もあったね。とある国の王子がやっていたかな。まあ勝手に誘った分の礼、補賃みたいなものかな。ただ多少は出る時空を考えておくほうがいい。成功率は上がるさ』 「……って事で!ちゃんと帰る時にせめて時間経過してませんように!とか、少し前がいいな!とか祈っとくのよ!もう世界が終わった顔しないの!」 (48) 2021/10/25(Mon) 14:10:19 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>42 >>43 ユピテル 「全て投げ出して何がなんでも逃げる、なんてことをしなくてもよくなったからな。一人じゃこうはならなかった」 貴方の予想通り男は目を逸らすことなく貴方を見つめていた。 ……勿論、激しく動揺したところまで。 「俺は何の才能もないしすぐ折れて努力も続かないどうしようもない人間だから、馴染むには途方もない時間がかかるかもしれない。 でも、お前がいるなら頑張ってみせる。何度転んでも、何度失敗しても、お前がそれを許してくれるなら」 きっときっと、どこまでもいける。 「ユピテル。言っただろう。 『自分がこうしたい』と思ったことをしてくれと。俺はどんな選択をしても、お前を応援しているから、と。 その言葉を違えるつもりはない。今だってそうだ。 俺はお前と一緒にいられるのなら、そこがどこであっても構わないんだ」 己は格好つけで、臆病で、すぐに弱音を吐くような小心者だけど。 自分が好きだと、愛でたいと、愛したいと……そう決めたものは、守りたいのだ。 それはただの『好き』ではなく『愛したい』という感情を抱いた男なりの決意の表れだ。 (49) 2021/10/25(Mon) 15:54:16 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>44 キエ 「…………知ってる。結局自分からあいつに話しかけて詳しい事を聞いたから、お前に依頼をする必要なかったな。 それにしてもお前、俺が自分で答えを見つけたからよかったものの、知らなかったとしてもそんなそっけなさすぎる結論だけ渡して報酬を貰おうとして他のか?そうだとしたら許し難いな。 …………思うんだがお前、せっかく口が回るのに肝心なところで言葉が足らなかったりいらないところで遠回しな物言いすぎて誤解を生みがちじゃないか?お前人に嫌われやすいタイプだろう」 ねちねちねちねち。自分の身に降りかかった災難が去ったからと元の面倒臭さまで戻ってきた。嫌なやつだ。 「……報酬を素直に支払いたくないのが本音だが。契約した以上は仕方がない。 …………が、何?胃もたれ?お前、伝承にある夢魔のようなものか。それはそれとして本当に勝手すぎるが。俺としてはちょっと胸がすく思いだな」 お大事に、と放たれた言葉は労いの言葉にしては棘が少し含まれていた。本当に嫌なやつだ。 (50) 2021/10/25(Mon) 16:18:33 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>@27 トラヴィス 投げられた帽子をなんとか受け取って被り直す。 軽く身だしなみを整えながら貴方を見守り、そうして放たれた第一声を受け取る。 「ゔ」 ダメ出しに言葉が詰まった。 それから流れ出る言葉の数々。自己評価が最悪の男にとってはよく刺さりたいへん痛かったものではあるものの。それは貶す為ではなく、次に繋げる為のものだと理解できた。 悪い気は、しなかった。 詩を褒められれば、尚更。 男はもう一度帽子に触れて、深く被り直して瞳を隠した。照れ隠しだ。 「………………いつか、竪琴に見合うような人間になってみせるさ」 引き上げられ、煌めく世界を知ることができたから。 貴方のお陰で吟遊詩人としての心が、息を吹き返したのだから。 道のりは決して短いとは言えないけれど。 支えにして歩く為の杖を貴方からしっかりと受け取ったのだ。時間はかかっても、きっと頑張っていける。 「……こちらこそ、応えてくれたこと感謝する。 …………トラヴィス・ハートランド」 その真名を口にする。 雲の上の存在のような貴方と、一瞬だけでも対等になれた気がして、男はもう一度心が震えるのを感じた。 「…………もし、また歌を聴かせることが出来たなら。今度はもっと良いものを出せるようにするから。 …………またいつか、もう一度こうして共に歌って踊ってくれないだろうか」 (51) 2021/10/25(Mon) 16:42:27 |
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