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【人】 陶酔飛行 バーナード>>185 アルレシャ 「医者って言ってたしその関係で?若く見えるし知識もあるって事は余程努力して医者になったんだな。目標でもあったのかい」 視線を追って、言葉と裏腹に笑顔を作ったのを見て、話題を少し振ってみる。ふむ、距離の詰め方がどことなく手馴れている──実はなかなかの小悪魔では?と思ったのは秘密だ。こちらもポーカーフェイスを崩さない。 「まあ興味本位で突っ込むよりは祈るだけの方が余程責任感があると思う。変に突っ込まれる民間人の対処の方に散々追われて来てね。そこを気にする必要は無いさ。 ああ、戻るのが怖いならもう少し人が多い所までは送ろうかい?送り狼扱いされちゃ困るから、程々の場所までにするが」 (193) 2021/07/03(Sat) 16:44:22 |
【人】 陶酔飛行 バーナード (194) 2021/07/03(Sat) 16:54:03 |
【人】 陶酔飛行 バーナード>>196 アルレシャ 「俺で良ければ。光栄ですお嬢様」 言いながら、自分もあまり強くないカクテルを手に取る。 いざとなればすぐ飲み切れるくらいの度数のものだ。 「勿論、一杯飲んでからでも構いやしないさ。子供じゃない。無理に危ないから帰りなと言うほど、アルレシャも旅に慣れてないってわけじゃないんだろ?」 お上手だねぇ、と声はかけない。無粋な事はしないし、実際に可愛いと思ってしまう魅力がある上目遣いだったのは事実だ。──本当に送り狼にさせようと仕立て上げられてないか?と、脳裏に過ったが、まあそれはそれで役得だろうとまたカクテルを一口飲んだ。 (201) 2021/07/03(Sat) 18:35:10 |
【人】 陶酔飛行 バーナード>>203 アルレシャ 「へぇ、美人だから苦労もしそうなのに、それだけ楽しみが見出せるんだな。旅に。その心得を今度聞いてみたいもんだ。如何せん、職が職だから、旅はしても楽しみには触れる機会が薄くてね」 この数刻過ごした上で、耳元で告げられた言葉で、男が感じた事は。この少女にも見える女性の“駆け引きの上手さ”が群を抜いている事。その上で、それを好ましいと思わせてくる魔性な所。軽くひゅう、と音を鳴らした。 「紳士とは滅多に言われたこたぁねんだがね。俺の機嫌がよくて、かつ気に入った相手にじゃないとしないんだけどな。そう言う意味でも運にも恵まれてるお嬢さんだ。……そこまで言われたら、受けない訳にはいかないな?」 どうぞ、と。一介の軍人でしかないが、着ている服の雰囲気もあって、彼女の隣であっても違和感は然程ないだろう。貴方が望む所までエスコートしただろう。 (205) 2021/07/03(Sat) 19:43:48 |
【人】 陶酔飛行 バーナード>>204 ムルイジ わからなくはない。 とは言え適度に自信があるタイプの方がやりとりの応酬のし甲斐があって好みだから、ブタまでいくとつまらねぇなぁ。 と言う顔でムルイジを見た。 ついでにパンの生えたカビを食べる男には、目を丸くした。 (206) 2021/07/03(Sat) 19:46:08 |
バーナードは、この瞬間だけムルイジとの間にテレパスを覚えた。 (a143) 2021/07/03(Sat) 19:46:33 |
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