![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
203 三月うさぎの不思議なテーブル
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[ドラッグストアの明るい光が眩しくて眇になる。
照らされてしまうと自分の姿も彼女の姿もはっきりして、歩いている内に落ち着き始めた心臓が忙しなくなる。
繋いだ手から伸びた指はきちんと収めた。
先程何気なく悪戯して返って来た反応に蹲りたくなる程の衝撃を受けたので、後は帰るまでの我慢です。]
うん、それは本当、そうして。
友達とお泊り会とかあったら違うパジャマにして。
[
寝る時のとか!
この子は僕の理性を試すのが本当に上手いなと脳がグラグラする。
彼女の友人関係は尊重したいから、今後泊りや旅行があっても反対はしない。
けれど、自分にだけ見せる姿を作ってくれるなら、違うパジャマを持って行くか旅先のホテルナイティにしておいて、自分の前で着るものとは別にして欲しい。]
あー……
うん、ゆっくり見ておいで。
僕は入口で待ってるね。
[買い物につきあうのは好きだけれど、つきっきりで買いにくいものがあるかもしれないので見送った。
店内の照明に照らされた項を直視出来ないなんて、中学生かよ、と苦笑する。
ポニーテールが揺れて角を過ぎるのを待って、自分も簡単に買い物を済ませる。
別行動の流れになって良かったね僕!
]
[彼女の袋は彼女に持ってもらう。
タルトの箱で片手が埋まっているもので。
そうして手を繋いで歩く道には、既に桜が綺麗に咲いている。]
あー……
[鍵を取り出したところで目が合う。
過去を気にしているのだなと知れば、誤魔化したり嘘を言ったりはしない。]
ここに住んで1年くらいなんだよね。
「彼女」が来てくれるのは、マシロちゃんが初めてです。
[「泊まり」ではなくその前段階の「来訪」も含めて。
1年くらいは相手がいないというのも伝わるか。
何でも置いて帰っていいよ。
引っ越す時には一緒に持って行くから。]
[散らかってるけど、と前置きをした。
私物がそうある訳ではないけれど、職業柄雑誌やアルバムの類は森のように大量に置かれた突っ張り本棚にびっしり詰まっている。
小さなテーブル、仕事に使うのでPCのスペックは高性能のもの。
デュアルモニター。
辛うじてバストイレは別だけれど狭い。
寝室は和室。
客間はない。]
荷物、好きなとこに置いといて。
タルトは一旦冷蔵庫、と。
湯、沸かすね。
[自分のリュックも無造作にPC机前の椅子に投げ、ジャケットも背凭れにかける。]
[そうして、彼女の荷物の置き場所が決まったなら、腕を広げた。]
ぎゅってしていいですか?
[今日、予定外に自分との夜を求めてくれた彼女の内心を思う。
言うか言わないかは彼女に任せる。
彼女が自分の腕を必要としているのはきっと読み違いではないと思うから、まずはその心が甘える場所をあげたくて。*]
うん、ちょうどいいよ。
走ると風浴びるからね。
気温高くても、思ったより寒いから。
[ 柔らかそうなボアフリースに、ジャケットは
は立ち止まっていれば暑いくらいだろうけど
散策する際には脱げばいいだろうし。
こちらも決して重装備ではないが、
レザーパンツに、ロングTシャツ、
黒のライダースジャケット。
なので、防寒性は似たようなもの。
人の目はどうだったかな。
少なくとも声を掛けられることは、なかったけれど。 ]
ソウダネ。
気に入った?
[ 同じだと気づかれたら。
いやそもそも気づかれるとは思ってたんだけども。
どうしてだろうか、私服という見慣れない
姿だからか、その表情に、どきっとしてしまって。
声が少々ぶれてしまった。それが更に、
動揺に拍車を掛けたが、出発前に
長話をするのも、なんなので、
誤魔化すように、微笑んで見せる。 ]
[ 一度振り返り、目を合わせる。
頷いて、再び前を向き、ゆるやかに
バイクを走らせる。
たった一度だけ、人の運転する
バイクの後ろに乗ったことが在るのだが
後ろの方が、思いの外衝撃や揺れが
ダイレクトに伝わるもので。
不調が出るようなら、と気遣ったが
今のところ、それらしい合図はない。
背中に感じる体温に、表情が緩むのは
どうしようもなく。
いやだって、好きな人乗せてるんですよ。 ]
あっちいくと、海の方に出る
ここのラーメン、旨いよ、たまにいく
[ いつものルート。いつもの余暇が
こんなにも、楽しい。 ]
[ コン
、とヘルメットが鳴る、
どうした、と問おうとすれば、
指先が左前方を指差した。
早咲きの桜を目に入れて、
うなずくと、またヘルメットが触れ合い、
コン、と音が鳴る。
田園風景の緑に、その色は
とても目立つ。春の訪れを知らせる
色を横目に、田園地帯を抜け、
山に向かう緩やかな上り坂を、バイクは駆ける。
幸運にも、渋滞にも飲まれず、
一つ目の目的地まで到着できそうだ。
対抗道路から降りてくる、ライダーに
知った顔が居れば、挨拶代わりに
ピースサインを作って応える。
――どういう意味に捉えられるかは別として
いつもしている、文化なもので。
あいつ中指立ててなかった?野蛮だな。
]
[ そうして走らせること、一時間程。
大型トラックが数台止まっている、
駐車場へと入り、エンジンを停止、
とんとん、と腰に回った手に合図をし ]
先に降りてね ゆっくり
[ 声を掛けた、無事彼が降りたのを確認してから
自分もバイクを降り、ヘルメットを外す。 ]
どうだった?初バイク。
[ 次の目的地まではあと三分の一程
あるのだけれど、沢の音が心地よい
このドライブインで、暫し、休息を取るつもり。
どきどきしながら、聞いて。
山の中でしか味わえない空気を、
ぐっと吸い込んだ。* ]
[指先で紺のうさぎを撫でる。
愛でるように優しく。
そうしてヘルメットを被ろうとして
気に入ったか、と聞かれたなら。
被る前に応えただろう。]
うん。
[店では使わない敬語の取れた頷き。
気の緩みからか、春の空気がそうさせたのか。
意識したものではなかったから、
自分では気づけないまま、無自覚のうちに
彼に気を許していることが一つ、増えていく。]
[風に流されながら交わす会話は、
時折、聞き漏らしそうになりながら耳を傾けた。
運転に慣れているからか、
気を回してくれているのか、
ときどき緩まるスピードが衝撃を和らげる。
景色を通り過ぎていく度に、
投げかけられる声に、声で応える代わりに
頷いたり、首を振ったりすることで応えながら。
彼のルーツを知っていくようで、面白い。]
[ヘルメットの合図は伝わったようで、
彼の首が桜の方向に向いた。
返すみたいに、コン、とまた一つ鳴ったから
指し示した指先を下ろしていく。
再び腰元に戻っていく腕は、
彼の胴に周った後、先程より少しだけ。
抱きつく腕に力を篭めた。]
綺麗だ。
[遠くの桜を眺めながら、そう呟いた。
こんな景色を彼は普段から知っているのか。
顔見知りと交わす挨拶を横目に見ながら
俺にも手を上げてくれるから。
応えたいけれど、腕は腰に回したまま。
また、頷くことで応えて。]
[やがて、辿り着いた目的地は話していたドライブイン。
スピードが緩やかに落ちていく。
腕を叩かれたなら、頷いて。
バイクを倒さないように
気をつけながら、足に地を着けた。
ヘルメットを脱げば塞がっていた耳が
解放されて外気にホッとする。
少し、癖づいた前髪を弄りながら。]
車や電車より、景色が近い感じがしますね。
……あと、思ったより寒かった。
[後者は我慢できない程じゃないけれど、
そんな冗談も交えながら、固まった身体を伸ばす。]
[少し休んで、旨いと言っていたうどんを食べたなら、
本来の目的地まで、もう少し。*]
[ 愛車もヘルメットも、ジャケットも
気づくと選び取る色は黒だった。
手帳も、スマホも。ついでに言えば
家具類なんかも。
そこに一つ増えた紺色を、彼は気に入って
くれたようで、ほっとした。
身の回り、実は黒じゃない色を
選び取ることも、最近は増えていることは、
まだもう少し、言わないまま。 ]
[ 好きなことをして過ごしていた人生の中、
欠けていたものの存在に、気づいた。
これをして、あれをして、あれを買って。
望まれるままに、していたと思う。
それなりに相手のことだって、好きだった筈なのに。
言えないこと、――例えばあの日の気持ちだとか
見せたくないもの、――例えば火傷の痕残る体とか
そういうものを求められる度、辟易していた。
欲しがられる言葉を言うのは簡単だけど
いつだってそこに熱はないし、指先は冷えてた。
結局俺はほんとうの意味での特別も、
好きも、恋も知らなかった。 ]
[ 淡い桜色が視界を通り過ぎた頃、
指差すために動いた腕が再び、腰に回る。
先程より、少しだけ強く。
気の所為かもしれない、でも少しくらいなら
浮かれてもいいのかもしれないな。
呟きは自分の耳には届かない。
誰かと何かしたいと思うことも、
誰かに何かを望むことも、初めてのこと。 ]
生きててよかったな
[ いつか友人から送られたメッセージに
応えるような、呟き。
――あの事故の現場を通り過ぎたあたりで
呟いた言葉はこの速度では君には聞こえまい。 ]
そうだね、風とか匂いとか
そのまま感じるれるから、好きなんだ。
[ ドライブインに着いて、バイクを降り、
那岐のヘルメットを預かり、バイクに固定しながら ]
あったかくしてきて、良かったでしょ
[ 思ったより寒かったと言われれば
声を上げて笑って、答える。
食事をしながら、話すのはこのあたりの
観光地の話とか。
目的地よりもう少し走ると、温泉宿があり
いつか行きたいと思っているのだが
まだ行けていない、とかそんな事も話した。 ]
急カーブはないけど、
一応山道だから、さっきまでより
もっと揺れるかも。
[ そうしてまた、愛車に乗り込み
車道へ出る。
こちらに取っては当然なのだが、
今日、財布出させること、ありませんのでよろしく。
デートなのでね* ]
は、はい……それは、もちろん……?
[ 彼とのお泊り用のパジャマを新調するつもりだったから、
全く問題はないのだけれども。
予想外の反応につい語尾に疑問符がついて、
友達とお泊り会、という言葉に、ふと速崎が思い浮かぶ。
……話し合って 仲直りしたら。
そんな未来もあるだろうか。
少しの感傷を抱いたまま、見送られては買い物を済ませ
こんな時間でもそこそこ客で溢れた店内を出る。
集中してスキンケアのブランドを吟味したのもあり
神田が買い物をしていたことは全く気付かなかった。
]
![](./img/madparty/202.png) | -というわけで、今夜- (仕事、ようやく終わった……) [調べ物取材執筆の連続で休む暇のなかった仕事がようやく終わり、一時的に自由の身となった。 とはいっても明日からまた仕事なんだけど。 フリーランスに定休日なんて概念はないので。 いつものように、そのドアを開ける。 黒板の内容もしっかりと見て、メニューを選ぶ。 ……今日は魚系が強いな。 栄養補給のジャンクフードで荒れがちな胃にはありがたい。ナイスタイミング俺。 カウンター席に座って、オープンキッチンの向こうにその姿を見つけたなら >>129] (134) 2023/03/10(Fri) 0:11:05 |
[ 手は繋ぎたいし、何でも持って貰うタイプでもないので
お互い片手を埋めたまま、もう片方を繋ぎ合う。
咲いた桜を眺めながら
そういえば、まだ教えていない好きと嫌いがあることを
ぼんやり思い出していた。
好きな季節は冬。 一人の寂しさを寒さのせいに出来る。
嫌いな季節は春。 暖かいのに、ずっと寒いままだった。
でも貴方のおかげで、四季の美しさを知れたから
今は春も好きになれそうです、って。 ]
……ん。
なら、良いです。……うれしい。
[ 嘘や誤魔化されるかもなんて不安は最初からないので
回答へ満足そうに微笑み、「来訪」も初めてと悟れば
尚更心は浮き立つものだ。 ]
[ 前置きには「急にお願いしたのは私なので」と答え、
けれど言葉のように物が多いわけではない室内を見渡す。
取り立てて目に入るのは本棚に隙間なく詰まった、
雑誌と──アルバム? だろうか。
彼の職業を思い出し、なるほど、と一人納得して。
いかにも性能が良さそうなPCと一枚ではないモニター。
凄い。絶対大咲には使いこなせない。
二枚以上のモニターなんてドラマ以外で初めて見た。 ]
あ、はい!
ありがとうございます。
[ 無造作に椅子へ投げられたリュックと、
ジャケットを背もたれへ掛ける動作があまりにも自然で
今更ながら、ここが彼の家だと実感を覚えては
意識しすぎないよう、邪魔にならない場所へ荷物を。 ]
[ それから広げられた腕と、掛けられた甘やかしの言葉へ
一も二もなく抱き着いた。 ]
ぎゅって、してほしいです
……その。色々ちょっと、考えて、疲れちゃって……
[ ぶわ、と桜が散る時のように
大咲の頭を悩ませ続けている速崎との記憶が蘇る。
抱いていた一度目のクッキーの否定理由は
ただ、大咲が「私が知っているけいちゃんなら」という
思い込みに過ぎない。
大咲の知っていた速崎。あの時確かに聞こえた失言。
傷付く権利があるのは当事者二人でしかないのに。
恋の実が落ちて、それでも最後まで逃げなかった、
彼女の姿もちゃんと見たのに。 ]
![](./img/madparty/202.png) | お、大河くんだ。まあまあ久しぶりだね。 今日初鰹入ってるんだよね確か。タタキにして食べたいんだけど、頼んでいい?
[そんなふうに声をかけるだろう。 ついでに、]
あ、そうそうLINEでも言おうとして忘れてたんだけどさ。
あのカクテル、すげー美味かったよ。 度数はアレだったけど、そこは成人男性の俺の自己責任だし。
だからさ、気にしないでね。
[そう言って、申し訳なさそうに笑った。 いや、大河くんももう成人男性なんだけどね] (136) 2023/03/10(Fri) 0:11:45 |
私なりに解決出来たら、全部、ちゃんと言います
──ううん。聞いて欲しいです。
突き詰めれば多分 私の自業自得なところもあるんです。
だから今日お店に来てくれた時、ほっとしました
──自分で自分を責めて、嫌いになっちゃったら
それこそ全部終わりだって気付いたから。
その、……神田さんの、顔を見たときに。
[ 全部自分が悪い、なんてことはないし
全部向こうが悪い、なんてことも、きっとない。
少なくとも この二人の間なら。
大咲はそれ以上、これに関しては語らなかった。
話した内容も相談というよりは独白めいて、
少しずつ、彼を寄る辺に、心を整理していくような。 ]
[ 全部自分が悪いと思う癖があった。
遠藤には「残されたご飯」を怒って良いと言ったのに
自分は最後まで、母へ怒る権利もないと思っていた。
だって、大咲から見れば、母もある種の被害者だ。
お金を渡すだけの、関心もない存在。
母の日のケーキを捨てるくらい嫌いな存在。
そんな子供を高校まで行かせて、お金を渡し続けて。
でも、心のどこかで怒りたかった。
怒ることも一種の甘えなのだと知らなくて
壊したくないから、自罰で流し続けて。 ]
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