68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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| (a40) 2021/04/27(Tue) 1:50:41 |
| (a41) 2021/04/27(Tue) 1:50:57 |
(ウソ……自分いないと困るの……?
何か……ごめん……)
申し訳ないと思っている。
| (a42) 2021/04/27(Tue) 1:52:08 |
| 先程メレフと話していた手紙を開き、目を通す。 静かに、じっくりと。 「……なるほど。 そういう……ことだったんだね」 捨ててくれと言われていたけれど、これは捨てるわけにいかなくなった。 何故なら、『流星騎士団』と『silly billy』には因縁があった。 『silly billy』の悪事を暴くため、数年前に立ち入り調査をしたことがあるのだ。ヌンキもまた調査に赴いた一員だったが、そこに幼いカウスがいたことを当時は知らなかった。 この会場で初めて顔を合わせたわけだが、ひょんな事で彼の秘密を聞いていた。
そして。
次に彼のような子供が『silly billy』にいた場合、保護することを約束したのだ。 だからこの情報は非常に大切なものだった。
子供を、救うために。 (42) 2021/04/27(Tue) 1:52:39 |
ニアPL様、他PL様へ /*
今ご連絡を確認してしっかりと検索をかけてきたわ。
PLの目とパソコンの調子がわるくてしばらくニアが漢数字二+アになり続けていたそうね、ごめんなさい。
明朝体の皆さんごめんなさいね!!
サダルが毎回漢数字の二を書いてから丁寧にアを添えているという事実はないわ。
サダルは丁寧な走り書きと汚い走り書きの使い手であり、名前を真面目に漢数字の二を明朝体で書いてからカタカナのアを併せ持つような器用なまねはできないの。
ということで、カタカナのニアと書かれていたことにして頂戴、迷惑かけたわね kiss……
「そうか……。
彼女が死んでいることはないと思いたいが」
「……? 神祓衆は死をもって生まれ変わると、
そう教えてくれたのはあなたじゃないか。
彼女は悩みを解決し、
安らかな今に変わったんだ。メレフ」
「ブラキウムは人が死ぬと悲しむ。
涙をたくさん流して、とても苦しそうだ。
それをルヴァは助けてくれた。
彼は気分を吸い取ってくれるから。
……だからルヴァがいないと困る。
俺が彼女の傍にいてあげないと。
彼女の『相棒』だから」
| >>39 メレフ [ゲイザーの名と状況を聞いて椅子が鳴る] [ぎゅ][拳を握りこむ] [貴方が『綺麗』にしてくれたなら] [きっと良かったのだと、言い聞かせた] [ハマルは優しかったゲイザーを忘れない] [ずっとずっと、覚えている] (43) 2021/04/27(Tue) 1:57:08 |
>>ルヴァ
「…………ルヴァさん。いますか」
おもむろに俯き続けていた女がぼそぼそと喋った。
顔をずっと伏せている為、貴方が隣にいるかも分からない。
衣ずれの音が耳に入っていたかもしれないが、本当かどうかそれは彼女しか分からない。
かすかな声で呟いた。「最期どころか死んでからもお世話になってしまいましたね、メレフさん」
| >>41 ハマル 「お互い様の話だったね」 ふふ、と柔らかく笑うと貴方の頭に手を伸ばす。 ふわふわの頭を撫でれば温かい体温が伝わってきた。 そうして少しの時間を過ごしたあと、二人それぞれ行動を起こすのだろう。 (44) 2021/04/27(Tue) 2:03:35 |
| (a43) 2021/04/27(Tue) 2:05:02 |
| (a44) 2021/04/27(Tue) 2:05:51 |
| (a45) 2021/04/27(Tue) 2:06:32 |
| (a46) 2021/04/27(Tue) 2:07:41 |
ゲイザー
「……いますよ。なあに」
ルヴァは返事をする。
さきほどからずっとそこにいる。
ルヴァ
「聞きたいことがあるんです。あの死に方でよかったですか?
ルヴァさん、死ぬ前に何か言ってましたけどよく聞こえなくて……なるべく希望に沿えたらと思っていましたけど、もししてほしかった事をやり切れていなかったら、申し訳ないなと」
答えをきちんと聞きたかったからなのだろうか、さっきよりは少し聞き取りやすい声量で問いを投げた。
| >>44 ヌンキ 「そうだ。お互い様だ」 [貴方にひとしきり撫でられれば] [お返しとばかりに貴方の背をポンポンと撫でた] [そして生者の為すべき事を行いに行くのだろう] [遺されたものはまだ、あるのだから] (45) 2021/04/27(Tue) 2:15:25 |
| (a47) 2021/04/27(Tue) 2:16:57 |
| (a48) 2021/04/27(Tue) 2:17:00 |
| (a49) 2021/04/27(Tue) 2:17:06 |
| (a50) 2021/04/27(Tue) 2:17:17 |
「……ブラキを殺したのは、
ルヴァと『ラサルハグ』だったのか。」
そう。彼に知識を教えたのは自分だ。
自分だって当時、ブラキがこちら側に来てくれればと。
そう願っていたはずなのに、この不快感は。
不安は、罪悪感は、……後悔は、誰に向かられている?
「まだ悲しんでるなら、俺もそばに──
相棒?
」
ピタリと、声が止んだ。
確かに『ラス』はブラキを気にかけていたし、
ブラキもラスに懐いていた。それは知ってる。
「……待て。『相棒』って、なんのだ。何の話だ。」
知ってた、つもりだっただけで、
俺は二人のことについて何も知らないと、
明確に動揺を滲ませた声でそう尋ねた。
なんで、自分は今こんなにも嫌な気持ちになったんだ?
多分、これは罰なのだ。
生きていられると驕った罰。
生きていたいと望んだ罰。
その驕りと望みで、未来を語った罰。
自分のしたことがどんな結果を出そうと、
後悔しない覚悟。
分不相応にも未来を目指した少年が、
自分で選び、行い、出した結果が今である。
もう、何もかもなくなってしまった。
悪趣味な痕の浮かんだ頸のみを残し、
【宝物】の古びた本──少年の【夢】も、
全て、この世界から消え失せてしまった。
「……あー、気分わる」
目覚めた時の少年は、
この会合に、初めて顔を出した時のような
そんな、荒んだ瞳をしていた。
自分一人を──それすらも、
もう信じていないと、そんな眼をしていた。
(全部ニセモノ、か。
ああ、バカは俺も同じだったんだな)
「
本当に、最悪だ
」
少年はひとり、呟いた。
| (a51) 2021/04/27(Tue) 2:27:06 |
| (a52) 2021/04/27(Tue) 2:27:53 |
| (a53) 2021/04/27(Tue) 2:29:57 |
ゲイザー
「死ぬ前?
ああ……首絞めるの上手だねって言おうとした。
俺は満足だったよ。100点って感じ」
恐らく、彼女が訊いているのはそこではない。
だけど、意図的にずれた回答をする。
──ルヴァが借りていた星見杯亭のゲストルーム。誰もいなくなった部屋。
テーブルの上に手紙が置いてある。
手紙はカウスに宛てたものだ。ルヴァがギルド『絹ノ道』を脱退したことと、ギルドの所有権をカウスに譲りたいという旨が書かれている。
が、譲渡先の人間が死亡した今、その手紙はもはや意味を持たない。
恐らく、ギルドメンバーの誰かが繰り上げでマスターを務めるだろう。
世界は今日も明日も、何事もなく回って行く。
ルヴァ
「 そうでしたか。それはどうも。苦しまない絞殺なんて殆どした事ありませんでしたから、それは何より。
……。いや、聞きたいのはそれだけじゃなくて。何か言いかけたでしょう。『あのね』って。言った後、確かに何か喋ってたでしょう」
案の定、聞きたかった部分が聞けず不満そうな色がわずかに滲んだ。俯いていても分かりやすい。
ゲイザー
「言ってない。……というか、言ってないことにされた。
そういう設定だから」
やっぱり突っ込まれるかあ。でも言えないものは仕方ない。
気分屋は不本意そうに答えた。
「このテストが終わるまでは言えないんじゃないかなあ。」
ニア
「──痛た」
青年は少女の抵抗に、唇を離す。
すぐ傍にいつもの紫の瞳が見える。
先程までの硝子玉のような濁りは失せていた。
「なんですかァ、目ェ覚ましちゃったんですか?
折角可愛い顔してたのに勿体ないですね。
アンタが欲しがったんですよ、傷付いちゃったなァ。
おはようございます、ニア」
ルヴァ
「……?言ってないことにされた?あ〜……」
ここに来た瞬間嫌でも理解してしまった事を思い出す。
理解してなお出てくる感想は、世界への憎悪だった。
「あのクソッタレなAI、随分融通ききませんね。腹立たしい。終わったら廃棄処分の嘆願でもしましょうか」
俯いたまま毒づき始める。それくらい世界が嫌いだった。
「……そう思うと。私の恋も愛も、やっぱり設定でしかなかったのかな。
ここ来た直後、『また』結ばれなかったって思ったんです。既に失恋をしたわけでも前世の記憶があるわけでもないのに。でも『また』と思うってことは……やっぱり……」
言葉尻が萎み、そして。
「この感情、全部設定なんでしょうか。
……『また』を感じたことのない、ルヴァさんへの信頼も?……………いやだな
」
サダル
どんどんと手の動きが鈍っていき。
「…………、」
口を引き結び、もどかしげに視線を彷徨わせる。
それから、きっ、と睨みつけ、
ちょうど掴んでいたタオルでぐいと彼の目元を隠して。
「……あんたが嫌いとは、言ってないわ」
頼りない声で、小さく呟く。
その続きは胸のうちにしまい込んだまま。
――わたし、誰でもいいような、
他に代わりがいるようなひとにこんなことしないわよ。
ゲイザー
「僕も署名しとこ」
署名が集まった。AIサルガス、リコールの危機!
「え? 嫌なの?? そっかあ〜〜〜。
でも私もせっかくゲイザーちゃんの信頼得たのがリセットされるのは勿体ないと思う」
耳ざとく突っついてくる。
「……また? 何だろうね。
私は何となく『今度こそ救えた』って思ったのよね。
元になる何かがあるとか……うーん……」
首をひねった。何も分からない。終了を待つしかない。
ルヴァ
「ん゛あ゛あ゛なんですかなんで聞いてるんですか!耳ざとい!それに『そっか〜』ってなんですか腹立つなあもう!」
耐えかね顔を上げて噛み付いた。真っ赤に泣き腫らした目が貴方を恨みがましく睨んでいる。泣いていたので怖くはないが。
「リセット。そんな可能性もあるんですね……。
……嫌ですよ。当然じゃないですか。一番信頼してた……してるんですから。今まで友達とか信頼できる人とかそういうのいなかったし」
不満たらたらで吐き捨てた。
「ふうん。…………テスト終わったら、ですけど。
そういうの、もやもやしているところ全部聞いてもいいですか?」
| >>34 ハマル ぐ、と言葉を飲んだ。 君の言葉は真っ直ぐだ。真っ直ぐ過ぎる。 「……───強い、な。 死人に口無し。 結局ぼく達の自己満足じゃないか。 何より、どんな事情があれど、 ………君を、置いて行ったんだぞ。」 だから、君も。 折れてしまえばいいと、 立ち止まろうと、言葉に乗せて。 「………?」 飲み干されたカップにお代わりを注ごうか、尋ね掛けて (………おかしい。) 昨日の君はもっと、 美味しそうに飲んでいなかったか? 「………塩でも入っていたか。 言えば、淹れ直したというのに。」 (46) 2021/04/27(Tue) 4:15:29 |
シトゥラ
「……、……そう、残念だったわね」
――可愛くなくって。
そんな含みを感じとれる、不自然な間を置きながら。
「適当なことを言うのはやめてちょうだい。
寝ている女の子に手を出すのって、不作法だと思うわ」
理不尽かつ不名誉な言いがかり。
……少女からすれば、たったいま眠りから覚めたところだ。
ニア
「うわ……っ!?
」
思わず声をだしてしまったがもう遅い。
しばらく黙ってタオルごしに視線を合わせないまま深呼吸をする。
どこかで好かれていたらうれしかった
助けられなかった目の前の彼女からそんな言葉をもらえると思わなかった
――――なんだか泣きそうになってしまう、おかしいぐらいに。
幼い頃に亡くなった言葉を交わす刻すらなかった"妹"に似ている存在。
結局助けたかったと手を伸ばしていたのは、
赤い窓の向こうに居た君たちにだけだった
「ニア、……ありがとう"話"ができて。
自分もこうして、好かれることを望んでた……なんてね?」
タオルから滴るしずくが止まらないほど濡れ鼠のサダルは
口元に笑みを浮かべながら顔を拭うように目元をこすった
そうして漏れた声はニアが聞いたことのある、
特徴が無い、それでいて落ち着いた穏やかな声だった
| 「よし……じゃあ、行こう」
感じた小さな違和感を確かめに。 カウスの行方を知るために。 (47) 2021/04/27(Tue) 7:43:47 |
| (a54) 2021/04/27(Tue) 7:43:59 |
| ラサルハグは、ブラキウムの部屋の前にいる。ノックもせず、その戸を開けた。 (a55) 2021/04/27(Tue) 7:49:44 |
ここの会議の人たち殆どが友達すごい少なかったんだなぁとふんわり思った
| ラサルハグは、(誰かと交流すると誰かと交流する時間を失うので仕方ない) (a56) 2021/04/27(Tue) 7:57:37 |
| 【ソロール】
スイートルームの机の上。 悪趣味だと思った自分を象った人形と 2本のおそろいのペンと 白いカーネーションが置いてある。
その前に2種類のもらった手紙を置いて、息をついた。
ひとつはメレフからもらった大事な手紙。 もうひとつはラサルハグが代筆したというキファの伝言を記した手紙。
「探すな……か」
どこに行ってしまったんだろう、キファは。 サダルを置いていくなんて、ありえない。 何かを探しに行ったんだろうか? いつか戻ってきてくれるんだろうか。
それともただ、俺には会いたくなかったんだろうか。 (48) 2021/04/27(Tue) 8:28:55 |
| >>48だとするならば、カーネーションを渡せる相手はもうどこにもいない。 ……なんて、キファがいたとしてもきっと渡せやしない。 彼女には、サダルが居る。 自分でそう祈って、仕向けたことだ。 誰も傷つけたくないから、きっとまた大事な言葉は飲み込んでいく。 一番大事だと気づいても、会いたくても後の祭り。 「……どこに歩けばいいのかな……わからないよ」 何もかもが遅すぎた。 「………… まもらなきゃ 」 それでも。 騎士として、成すべきことを成さねばならない。 信用してくれる、彼らのために―― (49) 2021/04/27(Tue) 8:30:47 |
ゲイザー
「そこまで信頼してくれてるなんて、商人冥利に尽きるね!
もうギルド抜けたから商人じゃないけどさ……」
気分屋はようやく顔を上げてくれたので嬉しい≠在庫から出した。にこにこしている。
友達に関しては自分もいないので突っ込まなかった。
「いいよ。もしかしたら色々思い出すかもしれないし。
代わりにゲイザーちゃんの話も聞かせてよ。取引しよう」
| (a57) 2021/04/27(Tue) 9:54:57 |
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