人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【人】 充溢 バレンタイン


その名前を聞いて、辺りを見渡し。
今の今まで気づいていなかったのか、
ようやく怪訝そうに首を傾げて、うーんと唸った。

「ジャステシアさんは……いないのか。
 ……様子を見たら……先生に。うん……」

まあ体調不良なのでは、と片付けて頷く。

「……ああでも、そういえば……」

何か思い当たることがあったのか、
顔をあげてそう呟けば、

「僕もわりと好き嫌いをしていたけれど……
 今は結構伸びている。……から……
 いつかのタイミングで……急に伸びるかも、よ」

なぜか身長の話題を引き摺っていた。
(66) 2022/04/29(Fri) 23:33:40

【人】 ライアー イシュカ

>>53 聞く?

「僕が世界で三番目に嫌いな言葉だが?」

一番ではないものの絶妙に不快らしい。
こうしている間にもレタスは新鮮さを失うのだが、うさぎではないので別に新鮮じゃなかろうと構わないと投げやり。

「は、随分と自己理解が達者なお子様で。
 現実をもっと理解すりゃ、
 僕にそんな口聞く気もなくなるんじゃないか」

一息でつらつら口は回る。
普段が回るからこそ、言われた直後に一瞬息を詰まらせて、苦々し気な図星を突かれていた事も、当然のように気付いてるだろう。

「飼われる事への幸福でも説いてやろうか。
 説法に動揺してこれまでの非礼を詫びて
 幾度目かの希死念慮に襲われるのが楽しみだな?

 “次は”お前の番だぜ」
(67) 2022/04/29(Fri) 23:34:31
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。
2022/04/29(Fri) 23:36:28

イシュカは、テラが跳ねてるのは気づいてはいるのだけれど、挑発をスルーするスキルはなかった。
(a7) 2022/04/29(Fri) 23:38:28

【人】 神経質 フィウクス

>>51 エルナト

「……ああ、そう」

重たいものがほんの少し、心の中に蟠って。
それを押し殺すみたいに、溜息混じりに、短い答えだけ。

「…耳だけじゃない。見えるものも、何もかもだ。
 それら全てから逃れようとするなら、
 ここに居る意味が無い。ここに居ないのが一番利口だ。
 だから俺はここに居ろと言われる意味がわからない」

「お前にはわからないだろうし、どうにかできる事でもない。
 お前が思慮を巡らす必要の無い事だ」

気難し屋は言いたい事だけを言って、くるりと踵を返す。
引き留められなければ、この話はそこで終わり。
(68) 2022/04/29(Fri) 23:39:54
リアンは、この光景だって、"いつも通り"だ。
(a8) 2022/04/29(Fri) 23:40:38

2022/04/29(Fri) 23:40:53

【人】 司書 エルナト

食堂を出ていく人たちに小さく手を振って。
そろそろ皆自分の行動を開始する時間かぁ、なんて、
時計を見て思いつつ。

「言い合いばっかしてたら、大人に怒られちゃうよ。
 ご飯を早く食べて、ゆったり過ごした方が良いんじゃない?」

なんて、喧噪の人々に声を掛けて。

「好き嫌いしても伸びるんだ……じゃあ平気かな……
 目指せ180cm………」

バレンタインの言葉には、微かな希望を抱きつつ。
さてと、と少年も席を立つ。

「図書室で本を読もうかなぁ。」

いつも通りの一日の始まりだ。
(69) 2022/04/29(Fri) 23:43:50

【人】 不遜 リアン

>>45 テラ
「テラ、良い。君がそこまでする必要はないだろう。
 時間を無駄にすることになる。

 朝食を終えたのなら、やりたいことをやるといい」

子供が大人の言い争いを止めようとしているようなものだ。
そんなことに付き合わせる理由も、必要もない。
何より、己が傍から見て。気分が良くない。
(70) 2022/04/29(Fri) 23:45:32

「……」

椅子に座ったまま、緩慢な動作で頭を上げ見やる。
僅かに覗く瞳はいつも通り半分閉じられており、
如何にも眠そうであった。
ただ、居眠りの有無については首を横に振ったが。

初日、あなたに気遣われたときも、
『ん……』と分かっているのか分からないのか、
不明瞭な声をあげたものだ。

ただ、一番してほしくないことを問われた際には、
僅かに目を逡巡させて、かすかな声で呟いた。
『……いなくならないで』、と。

初対面の者に言うには聊か不適当なそれは、
はたしてどのような意味を持っているのか。

「……眠いです」

同じように口元の動きが堅い少年は、
あくびさえあまり目立たない。

【人】 司書 エルナト

>>68

「?」

ほんの少しの返答の間に、首を傾げて。
14歳、何かを目敏く察して立ち回るような、
そんな大人なことができる事もなく。

「そっか、目もいいんだ。他もかな。
 うーん、でも病気って、逃げて治るものじゃないもんね。
 嫌で嫌で仕方なくても、言われた通りにしなきゃいけない。
 だって、死ぬまでこのままなんて嫌だから。」

君もそうだから、そんなに不機嫌なのに
言いつけを守ってるんじゃないの?と首を傾げて。
何一つ信用に値しなくても、従うしかない。
ここの子供達は皆"そういうもの"だ。

「本をお勧めするよ。」

去り行く背中に、そんな言葉を掛けて。

「物語に没頭すると、それ以外何も考えなくてよくなるんだ。
 意外と楽だよ。気が向いたらどうぞ。」

そうして、そのまま見送るのだった。
(71) 2022/04/29(Fri) 23:50:39

【人】 充溢 バレンタイン


右をみて、左をみて、
自分の食べるペースが周りよりも遅いことに気づき、
気持ち、ほんの早歩きぐらいで食を進めて。

食後の、ミルクをたっぷり入れたコーヒーくらいは、
ゆっくり楽しみたいものだから。

「……」

半目でパンをもそもそと食らって、
とても急いでいるようには見えない仕草で、
朝食の時間はゆるりと過ぎていく。
(72) 2022/04/30(Sat) 0:03:46

【人】 境界 テラ

>>70
「⤵️⤵️⤵️」

*声に振り向いたテラは
*「でも、だって」と言いたげな様子で
*バイザーの奥で今にも泣きそうな表情をしていました

*不和はテラにとって耐え難い苦痛のひとつだったから
*行いには理由があって、必要なことだったけれど
*己が無力を痛感したならトボトボと食堂を出ていきました
(73) 2022/04/30(Sat) 0:07:09
テラは、フィウクスにちょっとぶつかって出ていった。ワザと。
(a9) 2022/04/30(Sat) 0:09:22

【人】 神経質 フィウクス

>>67 謹んで遠慮します

「好きな言葉だとか抜かそうものなら正気を疑う所だ」

まず好きな人は居ないだろう。無関心という事は有り得るけど。
この気難し屋が今最も無関心なのは、
萎びていくレタスや盥回しにされるトマトの行く末だけど。
何せ自分が食べるものではないし、自分に責任も無いから。

「お前に御高説垂れられずとも、何れ
そうなる
だろうよ。
 それで面白くなくなるのはお前達だろうがな。
 …ああ、卒業した後の俺の事なんてお前には関係ない事か」

フィウクスは、過敏とさえ言える程に神経質だ。
だからその一瞬の変化にも気付いていて、
気付いていたけれど、

気付いていたから、そんな言葉が出てしまう。
(74) 2022/04/30(Sat) 0:23:53

【人】 神経質 フィウクス

>>67 敬愛する大先輩

「どうせ、卒業するまでの短い付き合いだ。
 今の内に有り難い土産話でも聞かせてもらおうか。」

「お前の大好きな場所で、いつでも」
(75) 2022/04/30(Sat) 0:25:28
フィウクスは、エルナトの言葉がいやに耳に残って。
(a10) 2022/04/30(Sat) 0:27:20

フィウクスは、テラのぶつかった感覚が、痛くもないのに後を引く。
(a11) 2022/04/30(Sat) 0:28:38

フィウクスは、この言い付けに意味を見出だせない。
(a12) 2022/04/30(Sat) 0:30:07

リアンは、随分と仲のいい事で。
(a13) 2022/04/30(Sat) 0:38:17

【人】 神経質 フィウクス

>>63 >>a13 親愛なるルームメイト

「…………」

エルナトの席の近くを離れて、
テラと些細な──きっと彼なりの抗議の形の──衝突をして。
一人眉を顰めて、苛立ちを隠しもせず溜息を吐いた後。

「何か仰っしゃりたい事でもおありですか、リアン陛下?
 俺は今気分が悪いんだ。言いたい事があるならはっきり言えよ」

フィウクスは、神経質な人間だ。それこそ病的なくらいに。

だからずっと向けられていた視線にも気付いていたし、
あなたがテラと何事か話していたのだって気付いていた。
その関連性に気付かないほど愚鈍でもなかったし、
見て見ぬふりできるほどにできた子供でも、大人でもなかった。
(76) 2022/04/30(Sat) 0:58:46

【人】 月鏡 アオツキ

>>62 そんな〜

「酷いこといいますね〜。
 決してなんて遊んでなんかいないのに。

 君の言うことは最もですが、嫌いなものを強要し続けて
 醜い姿を晒すのは、たとえ馬鹿でも可哀想です。
 今日は私の顔に免じて勘弁してあげてください」

一口で赤い野菜をプチッとかじりついて飲み込めば。
つん、と人差し指を額に向けた。

「そういえば、先ほどこの時間がわからないって言いましたか?
 最後、がいつかはわかりませんが……

 この学生時代の無駄とも思える集会や食事の時間は、
 体内時計や正しい生活のリズムを整える特訓をしています。
 合わないときは、ちゃんと言ってくれていいんですよ〜?

 ……そのために私たちがいるんです〜。
 何か変えたい事や言いたいことがあるときは、
 ちゃあんと教えてくださいね。
 あーんでも放課後の勉強でもしますから」
(77) 2022/04/30(Sat) 1:00:39

【人】 中等部 バラニ

>>60 エルナト

「な、何を〜!? 言ってくれるではないか、エルナトくん!」
「たとえ冗談だとしても許しがたいものはあるのだぞ〜!?」

あなたの冗談の言葉に対して抗議するように小突こうとする。
とはいえ、本気で怒っているというわけではなく、ある程度気安い仲だからこそできるコミュニケーションと言った調子だ。

「うむ……そう、そうともさ。
 このバラニ、ここで伸び悩むことなどあってはならないのだ……」

このまま負けっぱなしではいないぞ、と慰めの言葉を受け取ってから決意をひとつ。
(78) 2022/04/30(Sat) 1:08:40
 


――私からは居なくなりません。


思わず返した言葉は、誰かへの恨み言だった。

『いなくならないで』


少し年の離れた、問題児と呼ばれた子から紡がれた音が。
耳からはなれない。会う度に声がずっと響いている。

【人】 神経質 フィウクス

>>77 そんな〜じゃないです

「事実遊んでいるかどうかは問題じゃない。
 重要なのは周りから見て遊んでいるように見えるかどうかだ」

前半はバッサリと切り捨てて、
その後に続く言葉には不機嫌そうに眉を顰めて鼻を鳴らした。
だって、嫌な事を強要されているのは。


「…俺は昔からずっと自室で食事を取らせてくれと
 何度も先生方に頼んでいた。ああ、ああ、頼んでいたさ。
 それでも、結局今に至るまでこのざまだ。
 今更あんた達に何を言っても無意味だろうよ」

「あんた達がここの教師や大人達に何を言っても、同じ事だ」
(79) 2022/04/30(Sat) 1:21:23
「眠いですか〜〜……中々治りませんねえ」

一つ、このギムナジウムには問題を抱える生徒が多いのは、人生の3分の2以上の時間をこの場所で過ごしたアオツキにとって当たり前の知識だった。
少なくとも自分も感じている他人とは違う病を、彼が抱えていてもおかしくないと思っている。

では、それを癒やすことが役目なのだろうか?

「あまり改善が見られないと、
 もっと怖い先生達に怒られちゃいますよ……ほ〜ら帽子も」

ずれそうになる帽子をのを戻してやりながら、前髪を整えるようにひとなで。
椅子を引っ張って隣に座れば見えない顔を覗き込んだ。

「先生達は、過剰に眠るバレンタインくんが見たくないんです。
 私は少しでも貴方を起こすためにここに居ます。
 でも……せっかくなら、楽しい気分がよくないですか〜?
 眠ってるのと起きているの、どっちが好きでしょう」

フィウクスは、「人を指差すな」と付け足した。
(a14) 2022/04/30(Sat) 1:21:49

【人】 司書 エルナト

>>78 バラニ

「あはは!怖いよ、バラニ。」
「怒らないで、泣いちゃうよ。」

なんて、楽しげに笑う。
小突かれればいたぁい、なんて全然痛くない様子で。
いつものスキンシップの一種。

「ふふ、僕もバラニが成長することを祈ってるよ。」
「30cm、伸びたらなにかお祝いでもしよっか。」

まるでわんこみたいだなぁ、なんて言葉は、
実際に口にするとまた小突かれそうなので音にはせず。
くすくす、ルームメイトとのやり取りを楽しむのだった。
(80) 2022/04/30(Sat) 1:30:25
「……」

瞼を重く閉じたまま押し黙って、
何か思い悩むようにやや前方に首を傾げる。
ともすれば、寝てしまったのかと思うくらい、
長く口を開かなかったのち。

「起きている方が……好きですが」

それは糸でも紡ぐかのような、かすかな声量で。

「でも、眠くしていないと……」

今にも、何か考え事をしているようなそぶりで。

「──内側から溢れてしまう」

だから結局、眠っている方が好きなのかもしれない、と。
気づけば少年は、真剣な眼差し──髪の毛越しであるが──で、あなたを見据えている。
強迫性障害。二つの病気はきっと、密接に関係している。

【人】 月鏡 アオツキ

>>79 あんなことやこんなこと〜……

「それは〜、
先生方が悪いですよ


淡々と。抑揚は少ないが棒読みでもない。
感情がないわけでもないような妙な話し方。

不快だと感じる部分があるとするならば、ふざけた口調の異質感だけだろうか。

「やってみせますよ〜 残りの少ない卒業まで。
 私たちがいる時間だけぐらいなら」

「嫌ですよね〜 私も良い子にしていれば
 校則が変わったり、望みが叶うものだと
 ず〜〜〜〜〜〜〜っと思っていたんです。

 規律に、体内時計を整えて。
 望んだ生徒になれば、素晴らしい生活が手に入るって。

 先生のおっしゃった暮らしはこうして一部の不満を覆って
 大の意見をとっています。
 これは、悪とするには難しい問題です。
 一人を融通する心のゆとりや、金銭面に人員、様々な要素が足りないのでしょう……」

あるいはもっと強大な何かが、その言葉は飲み込んで。
(81) 2022/04/30(Sat) 1:50:14

【人】 月鏡 アオツキ

>>79 >>81 いっぱいあるけど〜

両手を合わせてぱん、と。声と表情と台詞が合わせず。
だが楽しげに。

「――今度一緒に望んだ朝食を準備しましょう。
 掛け合ってみますよ、私これでも優等生でした〜。
 でも出来たら食堂で挨拶もしてあげてくださいね、
 フィウクス君がいないと皆寂しがります〜」
(82) 2022/04/30(Sat) 1:52:47

【人】 不遜 リアン

>>76 不機嫌な同級生
矛先が此方に向いたことが分かれば、小さく溜息。

「僕は自分の憩いの時間を邪魔されたのが気に食わない。
 幼子の癇癪なら多少は見逃せるが、よりにもよって学内最年長と実習生と来た。

 ああ、場所を選ぶことも多少の我慢も出来ない幼子には違いないか?」

コーヒーを飲む手は止めず、声色は凪いでいる。
窘めるような温度で、しかしその実焚きつけるような物言い。

「尤もらしい理由を付けてこの場に出ない選択をすればいいものを、何故そうまでして律義に守っているのか疑問だな。
 誤魔化す方法は幾らでもあるだろう、何故使わない」

「この数年来改善が見込めないその悪癖には、僕も我慢の限界だ。
 僕は、貴様のそれが持続することを望まない。
 故に、好転の手段があれば今すぐにでも試みるべきだ。

 僕の快適な学生生活のためにもな」

声色は変わらないまま、自分の生活の障害となるのであれば取り除く手段を探すつもりはある。
そういった話を続ける。
(83) 2022/04/30(Sat) 2:08:47

【人】 充溢 バレンタイン

「……うん……」

微かに唸る。
普段なら気にすることはなかったけど。

「寂しいかは分からないけど……
 そうだな……ジャステシアさんみたいに……
 少し、心配に思うかもしれない。
 ……慣れの問題なのは、分かっているけれど……」

今日は一人、食堂に現れていない子もいるから。

「僕は。できれば朝は……みんなの顔が見たい。
 ……僕のいち意見だから……
 不快ならば……、気にすることはないが……」

とはいえ、いつも眠たげにしているのに
いつどうやって皆の顔を見ているかは疑問だったが。
両手で緩慢にコーヒーカップを持ち上げて啜る仕草は、どことなく滑稽ではあった。
(84) 2022/04/30(Sat) 2:10:54

【人】 中等部 バラニ

>>80 エルナト

「むむ、君に泣かれると私も困ってしまうからな!」
「今日はこのあたりでで矛を収めさせていただくとしよう」

なんて、ふざけ合うようなスキンシップをいつものようにしてから。
気が済んだと言うように、柔らかく痛みなど与えはしない拳をひっこめる。

「ほほう、お祝い!良い提案をするではないか、エルナトくん。
 楽しみがまた増えたね、どんなことをするのが良いだろうかね、ふふ」

まだ見ぬ、決して訪れるかもわからない未来が訪れる事を信じて楽しそうに笑った。
ふわふわの金髪にやや小柄な体躯はまさしく、可愛らしいわんこのようだ。

「ああ、そうだ。
 エルナトくん、また君のおすすめの本があったら是非とも教えてくれたまえ。
 良くあるためには、健やかなだけではまだ足りないものだからね!」
(85) 2022/04/30(Sat) 2:12:21
「ほう〜?
 溢れてしまうものを押さえつけるために眠っているんですね?」

ちぐはぐな声のトーンと台詞、表情。
笑顔や不安そうな顔のひとつでも見せられたなら、寄り添った良い先生になれたかもしれないのに。
アオツキの顔は、無表情から変わらない。

「凄いです、偉いですバレンタインくんは。
 でも、……」

「少し、一人では抱えきれないものになっていますね」

正直、病は直ぐにでも治って欲しい。
だが……目の前の君をほの暗い噂の元に連れていきたいとも、思えなくて。

「全部は、君に負担があるでしょう。
 少しずつ渡に溢してでも、教えて下さい。
 私は君の味方で、協力者です。
 我慢するだけの眠りも、より良いものにしましょう」

何処か、アオツキに刻まれた傷が傷んだ。

【人】 神経質 フィウクス

>>81 >>82 あったかな?

「その発言、教育実習生として問題があるんじゃないか」

視線を逸らし、また一つ、小さく鼻を鳴らす。
先程の不機嫌そうなものとはまた少し違うニュアンスの。

妙な語り口に不快感を覚えるでもなく、それを笑うでもなく。
何も思わないわけではないけれど、もう慣れたものだ。だって、
ここに居る者の大多数は、何処かしらに異常を抱えている。


「良い子にしていても望みは叶わない。
 良い子にしていてもルールは変わらない。
 それは外では──社会ではそういうものだからだ。
 社会ではそれが正しくて、それが普通だからだ。」

「その『普通』を受け入れて適応できない限りは病人のまま。
 受け入れて、適応できるようになれば晴れて健常者。
 全部全部その矯正の為にある。そういうものだろ」

うんざりしたようにまた溜息。
社会には、定型に嵌まれない人間一人一人に寄り添って
それを一生涯支えてやれるような仕組みなんて無い。
だから『普通になる』しかないのは嫌というほどわかっている。
(86) 2022/04/30(Sat) 3:01:43

【人】 神経質 フィウクス

>>81 >>82 あったかも……

またまた溜息の後、いつの間にやら少々俯いていた顔を上げて。
止めても聞かなそうな元先輩の内一人の様子と、
何処からかのぼんやりとした声に根負けしたようで。

「……ああ、くそ、わかったよ
 全員揃ったのを確認するまで居ればいいんだろう。
 一度食堂に顔を出して、食事は別の部屋で取る。
 これまで通りだ。それでいいんだろう…」

誰かが食事を終えて、席を立つまでは食堂を出てはいけない。
そんな長らく変わっていない言い付けの内、
食堂を後にして良しとされるまでの時間を少し縮める要望。
その要望が通るかはともかく、この場はそれで決着としたい。
(87) 2022/04/30(Sat) 3:04:46

「……そうですね……」

同意ともとれるし、
逡巡ともとれる、曖昧な相槌。
ただ、無表情に見えるあなたの顔をそこまで悪いものとして解釈していないのか、強張らずリラックスしているようには見える。

「あなたのことは……信頼している、が……
 ……あなたに預けて抱えきれるかの信用は、
 まだあんまりできてないとも……いえる」

何処までも見透かしているような。
あるいは見たまま考えの浅いような瞳は、
若干気まずそうに背けられた。

「確かに……気にすることなく、
 目いっぱい昼寝は……してみたい……

 ……無理はしないように、してみます。
 ……『治療』は……出来れば、嫌なので……」

【人】 月鏡 アオツキ

>>86 >>87

「そ〜んなことありませんよ?

 だってそんなことを言ったら、
 私を採用した彼等の思考と指示が"普通ではない"。
 教育方針が間違っているということに
 なってしまうかもしれないじゃないですか〜。
 彼らが育てたのがわたしですよ?
 失格なんて、おかしいです」

くすくすと、口に出して笑うような台詞。
合わない表情のあと、耳打ちをした。
(88) 2022/04/30(Sat) 3:44:39

【人】 神経質 フィウクス

>>83 親愛なるルームメイト

「もしも一切の我慢が利かないガキだったら、
 お前は今そこで優雅に朝食を取ってはいなかっただろうな」

声は荒げず、けれど今朝のやり取りの内の何よりも重く。
片側だけしか見えない視線がそちらをじたりと睨め付けた。

「理由を付けて逃げろ?口で言うだけなら簡単だよな。
 それともお前はこれまでそうして上手くやって来たか?
 俺は嘘を隠す為の嘘に塗れて生きるのは御免だ。
 そうして今も改善が見込めないのは俺のせいか?……」

事実として。
フィウクスという問題児は、これでも我慢を覚えた方だ。
このギムナジウムに来たばかりの頃に比べれば、随分と。
我慢を覚えて、それでも、抑え込む事には限度があって。

「……俺だって、」
(89) 2022/04/30(Sat) 3:45:28
 




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イシュカ(3d)
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ターコイズブルー

バレンタイン(5d)
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……。

フィウクス(6d)
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リアン(6d)
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あいしているから

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