人狼物語 三日月国


216 【半突発R-18】Magic school『Camelot』【飛び入り募集】

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「僕の事?」

彼女に問いかけられても、まだ少し意識は覚束ない。
言われてみれば僕自身の事を誰かに話した事もなかったし、話すべきでないとも思っていた。
けれど、彼女が望むなら、目的地の無い散歩には丁度良いかと思って。

「僕には二つ上の、血のつながりのない兄様がいて――…」

それから、色々と話した。
珍しい種族だからと攫われて、「鑑賞品」として生きていた事。
同じく囚われていた兄様に助けられた事。
兄様が闇に囚われて、自分の手で兄様を討った事。
今まで誰にも秘密にしてきたことを全て、彼女へと打ち明けながら。

―→魔道具クラブの部室内―


グランドには初めての参加だったが、どこもかしこも人と物で溢れている。
彼女と学内のあちこちを見て回っていたが、一息つこうと立ち寄った場所がここだった。
ここなら魔道具クラブの人間以外は立ち寄らないし、グランドとなれば出店に掛かりきりだろうから。
こっそり休憩するには丁度いいだろう。
それに、個人的な目的もある。

「覚えてないのに、初めてって言えるの?
もう少し、用心深くした方がいいんじゃない?
あんな事をした僕と一緒に周りたい、なんて言っちゃう事も含めてさ。」

彼女が先ほど口にしていた事、事情をくみ取る事は出来ないから、何が起きたのかを知る術はないけれど。
質問のついでに、大図書館に寄った時に買っておいたミルクセーキを差し出しながら。

「僕がまた我慢できなくなって君を手籠めにしようとしたら、どうするの?」

彼女を問い詰める。
逃げ出すだろうか、攻撃するのだろうか。
彼女の事を知りたくて、疑問を投げかけた。**

 今は只、君を翻弄し続けていく。
身体の至る所に触れていき、触れる場所全てを溶かしていく。
蕾を花咲かせ、果実は熟れさせて食べごろに仕上げていく。

 君が胎に抱える熱に気づくことはできないが滲む汗と溢れ出した愛蜜の匂いをフォボスは敏感に嗅ぎつけている。
声が我慢できなくなるほどに色艶はくっきりと現れて紅潮していく肌はやはり美しいものだ。

 下着を外したその時から、君が僅かでも身体を動かせば乳房はたわわに揺れる。
嬉しいと口にする君はとても乙女ちっくだ。
にんまりと笑みを浮かべてしまうのも無理はないだろう。
それが脱いでいるときに重なるともう満面の笑みでしかない。

「声も、かわいいな」


 口づけの合間に囁く言葉は褒め言葉。
唇の隙間から零れ出る吐息の歌がどんどんと男を興奮させていく。
触れるごとに確かに存在を誇張していく尖りは君が感じていることを教えてくれる。
肩が揺れればそれを追認し、腕をあげているものだから乳房はより無防備にフォボスの手の中にある。

 尖りを挟み込む指に少しずつ力を入れて痛くなる手前まで挟み込み、先端だけは優しく触れる程度に撫でていく。
ふと感じるのは筋肉が張った腿だ。
君の脚が触れて擦り付けてきているのは無意識だろうか。

「…………感じてくれてるな。
 うれしーぞ」


 脚の合間が濡れてきていることは匂いで分かっている。
フォボスは両方の尖りから指を離すとタリィを膝の上から太ましい腿の上に座らせた。
腿の上を跨がせるように座ってもらえば濡れている場所が無防備に鍛えた腿に触れるだろう。


「タリィ、わかる?
 もっと、そうなるようにするね」


 押し当てられれば濡れているのに気づくだろうか。
気づかなくても気づくようにするために、両手を君の肩に乗せる。
肩に乗せた手はさわさわと肌に触れながら二の腕に降りて腕を内側へと寄せさせた。
たわわな実りが挟み込まれてぷるんと差し出され、フォボスは唇にキスをすると首筋に、胸元にと肌を啄み豊かな胸を唇で吸っていく。
最初は乳房の周辺部から始まり唇は次第に芯へと近づいていき、フォボスはにんまり笑みを浮かべた。
腿を揺らして股を擦ると同時に先端にしゃぶりつき、ちう、と吸い付いて尖りを味わっていく*

【人】 宝石人 リリス

−2日目・スノウの部屋−

昨日のことは、自分で言っておいて少し恥ずかしくなってしまいます。
服が濡れてしまったとは言え、外で裸で、あんな事までしてしまうなんて思ってもいませんでした。
ウンディーネの泉で無ければ、遠慮なしに洗浄魔法で水気を飛ばしたのですけれどね。
でも、スノウと子作り出来たこと自体は良かったと思います。スノウの属性について垣間見れた事も。
ただ、今まで違和感があって身につけていなかった下着でしたが、昨日一度自室に戻ってからは念のため身につける事にしたようです。
それでもショーツだけですが。
リリスの中ではローブも服なので、更に色々着込む事があんまり理解できないようです。
冬ならともかく、今は夏ですからね。
ローブが黒い上に肌も黒いですから、チラリズムしても気づかれにくかったようです。
逆に今はいているショーツは白ですから、チラリズムしたらそのコントラストから気づかれやすいかもしれませんね。
(84) 2023/06/26(Mon) 5:25:30

【人】 宝石人 リリス

「魔法生物?どんな子か見てみたい!
 二人で乗れるのが良いなあ。」


スノウの提案>>76には大賛成です。
パッと顔を明るくして、同時にリリスの魔力がこぼれて煌めきました。
頭のイメージでは昨日買ってもらったぬいぐるみのフクロウが出てきます。もちもちふわふわです。
軽く朝ごはんを食べたら早速出発しましょう。
パーシヴァル寮には特に行く理由が無かったのであまり行った記憶がありません。
なので、スノウに案内されながら、スノウの腕にしがみつきながら、魔法生物貸出のところまで頑張るのでした。
(85) 2023/06/26(Mon) 5:25:54

【人】 宝石人 リリス

「そういえば、スノウは何かやりたいことある?
 私はね、昨日のシュリンプロールをお土産に買いたいのと
 ウンディーネへのお詫び探し…かな?」


シュリンプロールはフォボスへのお土産にするつもりでした。
お魚も木の実も美味しいけれど、昨日のシュリンプロールがそれよりとびきり美味しかったからです。
とびきりを用意する約束をしましたからね。エビが被ってるなんて言うことは気にしません。
ウンディーネへのお詫びは見つかれば良いな、と言う気楽さです。
何も見つからなかったとしても、自分の魔石や魔力を納めたり、何か気持ちのこもるものを渡せばきっと許してくれるでしょう。**
(86) 2023/06/26(Mon) 5:26:14
[君の眼差しに、指の動きに翻弄される。
熟れた躰がますますの刺激を望むまで。

どうやってか己の体の変化を察しているのかもしれない。
絶妙な指使いや、浮かべられた笑みにそんな風に思う。
――実際は多分、違うことを見て、考えているのだろうけど。
まさか胸が揺れる様を楽しんでいる等々とは。閑話休題。

口づけの合間に漏らされた君の言葉に、
ぼっ、と音が出るような錯覚を齎すほどに頬が赤らむ。
嬉しいのと、恥ずかしいのがないまぜになって。
漏れる音が甘さを増してしまう。

君に伝わる私の興奮は、はしたなくもしっかりと
その体で君の目や指を楽しませているのだろう。

無防備名ふくらみは彼の手の中で形をかえる。
指に強く揉みこまれたものはじん、と痺れる心地を己に与え
同時に優しく触れられた先とのギャップに、
背筋が快感に襲われて。躰が悩まし気に震えるほど
それに感じているのだと君に伝えるだろう。

――君の腿が触れる、私の沁みだした蜜も、また。]

 ふ、ぁ……。
 
[指摘しちゃやだ。恥ずかしい。と言いかけて。
甘い口づけで呂律がまわらなくなった口が開き
離れる肉厚のそれが名残惜しいとばかりに口元から見える、赤色の舌。
 
膝から、腿へ移された私の体はそれを跨ぐことで布越しではあるが、
濡れた感触を座らせた男に、座った私に伝えたのだ。
ぐちゅ、と音がする。
擦れる布の音か。それともぬれぼそった蜜が摩擦で鳴らした音なのか。
或いは、両方なのか。]

 ぁ、もっ、と……?
 ――ふぉぼす、っ。

[濡れてる。君に名前を呼ばれたらじゅん。とまた内から蜜が零れている。
君の指使いや触れている肌だけではなく、声も刺激となり。
頸に回した腕が震えるほどに、それは顕著に私を苛む。]

 ぁぁ、すわ、れ……じんじん、する。
 ぃ、ぁ。 っぅ。

[子ができたら、こんな風に吸い付かれるのかもしれない。
その時に今の状態を思い出したらどうしよう。

――きもちよくて、快感に震えて。
君の胸を吸う口元に、たわわな2つを押し付けるようにしてしまう。堰き止める唇がなければはしたなく嬌声を漏らす、自分を。

君の肩口に顔を埋めてしまえば、こんな風に啼かずにいられるのか。
実際動こうとしても嬌声が零れるだけになってしまいそうだが。

潤んだ瞳で、君を見る。
もっとと強請るのか。或いは続きを求めているのか
或いは――両方、か。
君を希求していることは、確かなのだ。*]                                                                                                                                                                                                                             

 君という花が少しずつ咲いていく。
蕾であった肉体は愛蜜を湛えるようになっている。
白き花は全体的に紅潮しているが一瞬で湧き上がる赤は見ていると庇護欲をそそるものだ。

 視線がどこへ向いているか。
揺れる胸はもちろん楽しいが一番は浮かべる表情だ。
肉体から感じてくる悦に身体を震わせるときの浮かべる表情がいい。
君の感じる興奮が、自分の熱を滾らせ続けていく。


「そう、もっと――」


 赤色の舌に別れを告げて尖りを吸う。
震える身体は掌から逃れることなく膨らみを押し付けてくるとそちらもしてほしいのかともう一方にも吸い付いた。
本来丸ごと食まれることはないだろうほどの乳房を大きな唇で捕らえたままに尖りは艶やかに濡れていく。

 感度のよいところは少しずつ広げていこう。
すっかりと両の色づきがよくなると乳房の外側に舌を這わせていく。
腋に口づけ、舌を這わせて味わい尽くしてから鎖骨を辿り頭をあげると君の潤んだ瞳が見つめてくれる。
熱に浮かされた瞳は自分を求めてくれている。


「じんじん、いっぱいした?
 お股も、たくさん濡れてきたかな」


 赤い舌を巻き込んで唇を重ね合わせると背中へと手を回した。
背筋を撫でながらもう一方の手で腿に跨る内股を指先でなぞりあがる。
捲れたスカートに触れるとたくしあげて下着を露わにしてしまえば、指の腹でそっと君の秘裂に指を這わせる。
ここも気持ち良いよねと瞳で語り掛けながら指先は奥ではなく手前の淫核に触れ優しく優しく、下着ごしに円を描くように撫でて君の欲情をかきたて愛蜜が太腿を濡らすほどに快楽を伝える。*

[他人のことなんてもうどうでもいい。
稀有な眼差しに包まれる外の世界から切り離された場所なら、なんでも出来そうな気がしてしまう。

背に回された手に身体が微かに反応すると、ただ重ねるだけの口付けでは収まらなくなってきた。

今ですらもう熱で頭がくらくらするのに止まらなくて、舌が唇をつつくと口を開いて受け入れるように口付けを深くしていく。
それでさえ足りなくなると、指でステラの身体をなぞり、服の中へと忍ばせて直に肌へと触れ。唇を離せば、唾液の糸を引く。]

フード、とってもいいか?

[外ではずせないものは、全部取り払ってしまいたい。
許しがもらえるならそのままフードをとり、嫌だといえば触れず。

首筋に口付けを捧げながら服の中に忍ばせた手で下着を外そうと留め具を探す。]*

[明後日のなんて話も、今はもうどうでもよくなる。

舌を受け入れてもらうと、絡ませて、深い口づけをかわす事に。
絡ませて、撫でて…思い出したように止まりそうになっても、逃げたわけではないから、絡め合う為、すぐに思い出す。]

……んっ…っ、……ふっ…

[服の上からでもなぞられると、ピクリと反応するのに、それが中へと忍び込めば唇の隙間より、吐息を漏らしてしまう。
触れられることが、熱い。でも触れられただけで、気持ちいい。
もっとと、躰を擦りつけるよう。

唇が離れ二人をを繋ぐ、糸にほぅっと見つめていたが、フードの事を言われると、一遍してしまう。
淫魔の血より、その一瞬、エルフの血の方が勝つため。

フードを外すと言うのはやはり恥ずかしい事だけではない。
こんな事をしているからか、服を脱がしていいかと聞かれているも同然に聞こえる為。]

……いいですよ。


[声が小さくなってしまったのは、フードを取ってさらすという以上に、裸にすると言うのを同意したようだから。
随分見えていたとはいえ、ちゃんと外した曝す顔は真っ赤である。
見せないようにしてきたから、逸らしたい気持ちもあるが、ちゃんと見せたい気持ちもあって、見上げて、でもすぐに視線を逸らす。

首筋への口づけがくすぐったく、背を逸らすと、何かを探す動きがくすぐったくも感じるが、その間に]

……今度は、フード
だけ
を付けたままっていうのも、いいかもね。

[そんな囁きを落とす。
だけ……と言うところを強調したのは、想像させるため。
フードがついたマントじょうのようなものだけを身に着け、他は何もと言う。
そんな事をすれば、きっと表情は見えないだろうが、それでも覗く唇だけの動きに、どう感じるか。

そんなのをすべて想像と甘い、誘惑を――。
そんな誘惑が終わるころには、下着の戒めも外れていたかもしれない。]

[はだけて肌を晒していく。
それがたまらなく、熱くて、恥ずかしくて……。]

……先輩、お願い……これも、外して?

[男の背から左手を滑り落して、身に着けているブレスレットを見せる。
それは淫魔の血を抑えるためのもの。
それを外してほしいと願う。外せばもう止めるものが無いのは解っているが、無理やり止めるより、解放したいと言う気持ちが大きくなったため。

自分で外せばいいのだが、フードを服をはずして、少しずつ相手の手で曝け出していくのだから、総てを相手の手で、取り払ってもらいたくて。*]

【人】 宝石人 リリス

−2日目・スノウの部屋からアルマジロ−

そう、リリスは黒のローブしか持っていません。
それでも一応三着は持っています。毎日着替えもしていますよ。
ただ、学院に入学する際に渡された着替えから増えていないのです。
下着もその時に渡されましたが、その必要性がイマイチ分かっていなかったのと、精霊に近い種族だったからか、自然と一体化できる薄着である事を好む性質があったようです。
それでも一応ヒトの仲間ですし、特に今は社会性と言うものを身につけ始めていますから何だかんだで裸は恥ずかしかったようです。
けれど、ショーツを身に付けたことで「安心してください、穿いてますよ」と、ローブが捲れても気にしなくなる可能性が高いのです。
だって穿いてますからね!

なので、スノウの心配やその行動>>94は、もしかしたら直ぐにみられるようになるかもしれません。
(97) 2023/06/26(Mon) 12:45:28

【人】 宝石人 リリス

「まんまる…大っきい…もちもち?」


頭の中は完全に巨大ぬいぐるみが連想されています。
ですが、ぬいぐるみじゃないとか、別の動物と教えられればそれはそれで楽しみにしているでしょう。
スノウの言う、バザーで魔導書探し>>95も気になるところです。
もちろん、ミラーゴートのチーズも!


「うん、魔導書も見たい。チーズも食べたい!
 全部回れるかな、でも、スノウの言ったの先にしよ?
 私はスノウがいるだけで楽しい!」


それに、スノウは来年は生徒ではありません。
卒業生として遊びに来ることはできるかもしれませんが、まだ卒業しておらずクラブにも参加しておらず、親類縁者がいないので外から誰かを呼ぶ事もないリリスはその辺りの説明を全く聞いていません。
来年も何らかの形で一緒にグランドに参加できたら嬉しいですね。
ウンディーネに関しては頷いて肯定しながら、いよいよアルマジロとご対面です。
(98) 2023/06/26(Mon) 12:46:09

【人】 宝石人 リリス

「…大っきい。」


確かに、リリスとスノウが乗るのですから大きいのは当たり前なのですが、リリスは最初少し怖気付いていました。
スノウの背に隠れてジーッとアルマジロを観察します。
つぶらな瞳に、固そうなのに滑らかに動く表皮。体の下側にはふぁさっと毛も生えていますが他には生えてない様子。
キャベツを購入して、大きさに圧倒されながら近づきました。
すると、キャベツを持っているからでしょう。ふすふすふす、と鼻先を此方に向けてきました。
(99) 2023/06/26(Mon) 12:46:59

【人】 宝石人 リリス

「ひゃっ!?
 あっ、えっと、よろしく…ね?」


ちょっと体を引いてしまいましたが、両手でそっとキャベツを進呈します。
そうすると、上手にもしゃもしゃパリパリ、キャベツを食べ始めました。
はわ〜…、と、ちょっと感動しているのでしょう。
チカチカ、キラキラ、リリスが光ります。
(100) 2023/06/26(Mon) 12:47:22

【人】 宝石人 リリス

「可愛い…。今日は、よろしくね?」


そっと手を伸ばすと、鼻先を撫でさせてくれました。
それでリリスは警戒を解いたのでしょう、ご機嫌でスノウの横に戻ります。
アルマジロに乗るときは横座りで乗せてもらいました。よじ登る形もありましたが、そこは楽をして昨日の魔法陣を使ってしまいます。


「わあ、たかーい!お、っと?」


昨日の空から見た景色も楽しかったですが、何かに乗ると言うのもまた楽しいですね。
けれどアルマジロが動き始めると思ったより揺れたので、ひしっとスノウにしがみついたのでした。

それではまずはどこに行きましょうか。
ミラーゴートが近そうですが、返却のことを考えると遠くのことから済ませても良さそうです。
知っている誰かに会う事もあるかもしれません。*
(101) 2023/06/26(Mon) 12:47:46
[君の視線が私に注がれる。
君によって変わっていく私をみて、
感じる熱気がより肌を焼くような、錯覚を。

疼く身体を知られたくない。はしたないから。
同時に、この火照りを君の手でぐちゃぐちゃに掻き乱してほしくもあった。
未知への恐怖と期待とを孕みながら漏れる音は、
甘さを湛えた声だけではなく。
本能が心以上に正直に、君を求めて身体を濡らしていた。]

っ、ァ、 ぃい、っ。

[吸れるのが気持ち良いの。
舌で、唇で触れられるのが。どうして。
譫言みたいに、考えが脳裏に弾けて刺激に散って。
胸だけでなく、腋や鎖骨と肌の薄い部分に触れられたなら
鈍い電流のような感覚を覚えて、身悶えた。]

[ほしい、と。漠然と思う。泡沫のように浮かぶ欲を
私は持て余したまま君の前で乱れ。
額に汗で張り付いた前髪が、身を震わせた際には歪に揺れる。]

してる。いっぱいじんじん、って。
……どうしよう。ズボン、汚しちゃう。

[薄布では吸いきれなくなりそうな愛液が、
腿に擦れて厭らしく音を奏で
汗がしっとりとさせゆく身体は、火照りを抑えきれない。

指が下肢の方へ向かうのにあわせて、小さく唇から喘ぎがこぼれてしまう。
眉根をよせて快感の波に耐えていたが、下着越しに敏感になっていたところに触れられれば
もう、駄目だった。]

っ、ぃあ?!あ、ぅっ!

[甘えたように喉を震わせ哭く。
刺激に応える声はたかく。秘裂の形に滲む液が、
下着越しに君の指をも濡らしていくだろう。
身を捩り、君にたくしあげられたスカートが擦れるだけで
秘豆が硬さを得ていく。

息を整えるのも難しい。
獣みたいに喘ぎながら、君に抱きついて快楽を散らそうとするが。次々に感じてしまって、難しいのだと躰が語る。*]

[グランドを周りながら
ヨシツネは自分が望むままに
色々と彼自身の事を話してくれた。

兄のこと。生い立ちのこと。今までのこと。
闇に囚われた「兄」と戦い、それで消耗したこと。
初めて聞く彼の話。

それは今まで家族に囲まれて
安穏と生きてきたアカツキからは
想像できないような境遇で
なんだかずいぶん過酷な印象を受けたけれど、
実際のところどうだったのかはわからない。

ただ時折相槌を打ちながらそれを聞いた。]

[初めてのグランド。適当に店を冷やかし、
何か興味を惹いたものがあれば買って。
あてもなく歩き、やがてたどり着いたのは魔道具クラブだった。

あまり人気はない教室に立ち寄り、
ふと言われた言葉にむ…と顔を顰めた。]

…う、それは…そうかもしれないけど…
そんなこと言われても覚えてないものはないんだもん。

ていうかヨシツネくんにそれ言われるの、
なんとなく釈然としないんだけど…

[拗ねたように唇を尖らせる。
まあ、正論だと思う。
記憶のないままに貞操を奪われているって、
改めて口にすると結構な事態だ。
用心した方がいいのは確かにそうなのかもしれないけども。

でもそっちだって自分の精気をあげたから元気になったんだし、
一緒に来ないなら紋を解放するって脅したのは
ほかならぬ彼の方なわけで。

少々理不尽な言い様に思えてジト目になりつつ
渡されたミルクセーキに口をつける。]

それに、一緒にグランド回ってもいいかなって言ったのは…
ヨシツネくんのことは嫌いじゃないからだよ。

そりゃ、いきなりいつもと違う感じになったのはびっくりしたけど
…それはそれって言うか…
一応、仲良しだと思ってるし…

それに本気で危なくなったら結界が発動するはずでしょ?

[まあ既に一度不意を突かれて好きにされているわけなので
あまり説得力はないかもしれないが。
ミルクセーキを受け取り、ごにょごにょと話しながら俯く。
手篭めにしたい、なんて物騒な響きだなあ、と肩を竦めた。]

 




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