人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 魔王軍幹部 フォルクス

[ 丁度そんな時だ。 ]

逃げろ────!

[ 逃げ惑う親子を数体が追い掛け、見る見る内に距離が縮まっていく
 分かっていても鍔迫り合いの最中では、叫ぶことしか出来ず
 今まさにその背に凶刃が迫ろうとしていた時。

 甲高い威嚇の声と共に上空から一気に下降したグリフォンが、
 両者の間に割り込み、獅子の爪で一体の腕を狙い武器を落とさせ
 更にもう一体へと襲いかかり交戦を開始する。
 対応しきれていない相手に、王が放った炎が命中した。

 気づけば悲鳴と狂騒の中に幾つもの彼と似た鳴き声が混ざる
 部下が増えているのは警備と合流したからだろう。 ]
(37) 2020/10/28(Wed) 22:49:45

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



どうなっているんだ、おい、っグリフォン!
何故、……魔物が中にいる!
ベアは一体何処に行ったんだ!

[ お陰で情報を同僚に求める余裕が生まれた。
 その場をクリオ達に任せて飛んだのは、
 種族特有の高い視力で偵察に出たからでもあるだろうと。

 期待通りに状況を教えられたものの、
 内容には苦々しい顔にならざるを得なかった。 ]
(38) 2020/10/28(Wed) 22:50:02

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 曰く、

 都のあちこちに魔法によるものと思われる光が出現、
 その中からリザードマンが現れた。

 ベアと部下は現在北寄りの市街でオーガと交戦中。
 リザードマンを退けて民を守りながら避難誘導し、
 途中遭遇したものと思われる。

 彼らは強靭だが敵も同じく、人数の差は歴然。
 だから二人はあちらに行ってほしい、と。 ]

転移装置……いや、そんな筈は。
それより、お前らであれをどうにか出来るって言うのか?

[ 浮かんだ疑問は今は振り払うしかない。
 何しろ再びリザードマンが集まり始めていたからだ。 ]
(39) 2020/10/28(Wed) 22:50:37

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ いや、あれは……?
 むしろ、何かに急かされているかのような動きではないか? ]
(40) 2020/10/28(Wed) 22:51:01

【人】 魔王軍幹部 フォルクス




   『
アオォォーーーーン……
(41) 2020/10/28(Wed) 22:51:23

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ リザードマンを追い掛けてきたのは
 この場に似つかわしくない四つ足で地を蹴り、
 ただの獣と呼ぶには大きすぎる体躯を持った

 ────人狼族が現れた。 ]
(42) 2020/10/28(Wed) 22:51:37

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 人間を糧にしていた負の歴史の中、
 彼らは人里に紛れ込み幾多の騒動を起こしていた。

 故にその擬態能力は、魔族随一。
 祭りの客に紛れて待機してくれていたわけだ。

 人類には話せない隠し玉、その為皮肉にも人数は多く揃えられた。 ]
(43) 2020/10/28(Wed) 22:51:53

【人】 魔王 ウロボロス



 遅かったじゃないか。ねえ、ルー?

[その言葉は、先陣を切る赤毛の狼への。

口振りだけで常のように、誂う真似事をしてみるも。
連続する戦いにより冷や汗が額を伝い、
名を呼ぶ声には喜びが隠しきれていなかった。]
(44) 2020/10/28(Wed) 22:52:49

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ あの日先代により転移させられたのは、人狼の隠れ里。
 自らの主を守れず項垂れる者達を見つけたのが、未だ子供だった彼。

 かつての魔王軍幹部ヴォルフの末息子は、未だ年若いものの
 果敢な姿に武人であった父の面影を宿していた。** ]
(45) 2020/10/28(Wed) 22:53:16
── 修道院 ──

[差し出したパンは彼女の口には、合わないようだった
 それもそうだろう、食べなれている自分ですら美味しいと思ったことはない。

 水を飲み口直しに焼き立ての方のパンを食べる。
 その様子に、やはりとめておけば良かったかと思いはするけれど]


  そうですね、そのパンは
  焼き立てパンが美味しくなる味、でしょう?
  
  
[先の言葉のように、選んだのは彼女自身
 それならば、自分が罪悪感を感じる必要はないのだろう。

 自分の胸へと向けられた視線も、その理由も知らず固いパンと水を交互に口へと運び]

――酒場――



 ……ぅ、嬉しそう、なんて……


[
メイベル
ご主人さまが言うのに、
 つい、口答えしかけたのだけど。
 その声はちいさくなって、うつむき、こくりと
 頭を下に動かしてしまった。]


 ……はい……♡


[ とくとくと胸が鳴っている。
 周囲から視線を感じながら、首輪だけ着けた裸のままで、交尾。
 言われるままに二本の足で立上がり、
 よろめく身体を支えるように机へ手を掛けた。]


  ────?


[そうしていれば
 また新たに差し出された一欠片。
 手を伸ばしかけ、はたと思いとどまり]

 
  分ければ、そちらの分が減ってしまうかと

  ……こちらの固いパンとは違い
  お嬢様の方は、おかわりの保証はできませんよ?


[それでも良いのかと問いながら彼女を見つめ]


  あぁ、そうでした

  愛妻──私が妻でしたら
  お嬢様は旦那様、でしたね


[自分なりの冗談。
 此処以外を知らない身では
 夫婦も愛人も友人も、名称だけ。

 愛人ではなく、愛妻とされたところで
 どのように違うかもわからないけれど*]

 
 ……ひぅ……!


[ あそこに触れた塊は熱く硬くなっていて、濡れた柔肉をすぐにも
 押し割って入って来そうだった。
 その印象は想像や妄想というより、私の願望。
 言い聞かせられる言葉にこくこくと頭を振った。]


 ずっと、側に……置いてくれる?


[ だったら沢山、沢山気持ち良くなろう。
 立ち上がり、首元から垂れたリード。ご主人さまの手の中にあるそれが
 彼女の手から離れてしまわないように。]

[ 突き入れられる感覚はぬるりと中を押し広げて快感を生んでいく。
 大きなものに圧迫されて満たされていく。
 潤んだ瞳で振り返るようにしつつ、唇からは吐息が洩れた。]


 はぁ、っ……ぁ、ご主人、さま、の……
 おっきい……よ、っ、んっ、……っ!


[ 奥深くまで満たされれば内側がひくりと蠢くようにして
 雄の形を抱き締める。彼女が動きを止めたままでも無意識に、
 腰を揺らして快感を与え味わおうとしていった。]


 ご主人さまも……気持ち、良く……なって、ね?


[ 小柄な身体には少し負担が掛かってしまうけど、
 それ以上に人前での交わりに昂りを感じていた。
 雄肉を咥えこんだ肉襞を蜜で潤わせ前後に動き始めていく。]*

【人】 魔法猫 カザリ

── びしゃびしゃ・しょぼん ──

[ぷるぷるすれば、余分な水気は消える。
 ついでに抜けた毛も取れて、毛並みもふかふか。
 さらには仕返しまで出来るのだから言うことなし。

 下僕その1もタオルで拭く手間が省けてお得なはず。
 ──そう、そのはずだったけれど]


  にゃ??にゃにゃ??


[下僕1の笑顔が怖い>>26
 なんだろう、この笑顔はにゃーの苦手な蛇を彷彿とさせる。

 非常に嫌な予感にじりじり後退り。
 けれどファミリーサイズのお風呂場は、悲しいほどに狭く]
(46) 2020/10/28(Wed) 23:36:03

【人】 魔法猫 カザリ

[あっさり捕獲。
 さらにタオルでわしわし。
 揺らされ、目を回しても救いの手が現れるはずもなく]


 ぎにゃぁぁ!!?



[ラスボス(ドライヤー)の襲来に断末魔の悲鳴。
 猫パンチを繰り出そうにも熱風で肉球が熱い。
 乾かされながらジタバタ、ひとしきり暴れた後]


  …………────
にゃ、ぁ



[力尽きてぐったり。
 洗面所の床の上に敷物のように伸びたのだった*]
(47) 2020/10/28(Wed) 23:37:07

【置】 魔王軍幹部 フォルクス


[ 「最後の勇者」は本来、二人いた。

 よく似たあどけない顔の同じ箇所に、御印を持った仲の良い双子。
 
 姉弟の金色の髪は戦場であれど陽の光を浴びて美しく輝き、
 圧倒的な力で幾度も幹部を退けた。そこには俺自身も含まれる。

 まるで本当に女神が存在し、二人を愛しているようにも見えた。
 しかし──── ]
(L0) 2020/10/29(Thu) 1:13:57
公開: 2020/10/29(Thu) 1:15:00

[ ────魔王を倒す程の力の代償は大きかった。

 魔王領に入った頃には仲間は全員喪い、
 ただでさえ大きすぎる力を絶え間なく使い続けなければならない勇者は
 痛ましく悍ましく、二人のまま一人へとなっていたのだ。

 最後の最後に双子の勇者を生んだ教会は、焦りでもあったのか?
 はたまた、遂に念願を果たせる予感を覚えていたのだろうか。

 分かるのはその所業の報いは、確かに返ってきたということだ。 ]

【人】 魔王軍幹部 フォルクス


  「生きろ、フォルクス。
   ……陛下はお前に未来を託されたのだ。」 

  「我々が行うべきことは決まっている、奴は必ず────」

[ 王の意思を汲み、転移魔法から逃れることを許さなかったベアは
 気丈に振る舞いながらも、声に籠もる感情を隠せない。

 父親の死を伝えられ泣きじゃくる仔狼を抱き上げ、母親へと渡し。]
(48) 2020/10/29(Thu) 1:14:54

【置】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 立ち続けるべき戦場を失った勇者は、
 人類でも魔族でもない存在になってしまう。
 それがこの世界が課した、神託を受けた俺達の宿命だった。** ]
(L1) 2020/10/29(Thu) 1:15:42
公開: 2020/10/29(Thu) 1:15:00

[ この都が最初に戦場になったのは、
 魔王を討ち帰ってきた勇者の暴走を止める為のものであった。

 侵入は容易いものだった。
 何しろ、今更魔族が数人入ってきたところで気にするものでもない。
 背信者が顔を隠して紛れ込んだことなど、尚更気づけはしまい。

 最初に見つけたあの額の御印の魔物を想起させられた。
 城に現れた時よりも、人の名残が擦り減っていた。
 それは即ち、思考も獣へと変質しているということに違いない。

 なけなしの理性を聖都へと帰る為に使ったのだろう。
 誇らしく報告したかったのか、家族に会いたかったのか。
 悲しい程に、最期まで従順で望まれた形で有り続けた勇者だった。 ]



[ だからこそ、我々と都を守る人類達によって
 多くの犠牲を生みながらも、勇者を倒すことが出来た。

 躯の御印を突き付け、自分達魔族も襲われ都の人類を守ったことを示し
 背信者達が口々に教会を糾弾すれば、その威光は翳りを迎えた。

 最後に残った勇者だった者の証言により、
 都の騎士団が教会に立ち入り、多くの証拠を見つけた。** ]


[ 殺められることは無く、しかし辿り着くことも出来ず
 器となるには未熟だった身体を、魔物へと化身させた者。

 多くを殺め、教会の念願を果たし
 完成した勇者から、厄災の如く異形へと成り果てた者。

 彼らの辿った道は悲劇であれど、
 勇者になってしまった者の正しい末路でもある。
 だから、間違ってしまったのは俺の方。 ]



っ、ぐ……ううぅ ッ

[ 胸の真ん中に当てた手は何かを掴み五指を丸め、
 一気にそれを、慣れ親しんだ形の得物を引き抜く。

 気づかれないよう潜める声は、悲鳴の全てを呑み込めはしない。
 複数の敵に囲まれながらこの能力を使用すると、
 実在化する武器の大きさに比例した隙が生まれる。

 人狼族の登場で場を離れられたお陰で使えた。
 これでもう少し、戦いやすくなるだろう。 ]


[先程まで彼が携えていた剣を受け取り、
複雑な面持ちで“発動”を見守った。盗んだあの紙片が、脳裏を過ぎる。

命を狙われることと同じく、その行為を目撃するのは初めてではない。
しかし、それだけでは────]

 行こう、フォルクス。
 恐らくもう少しだ。あっちから音がするよ

[割り切れないものを語る資格が、無い。** ]

―― 修道院 ――


  比べると美味しく感じるけれども。
  そもそも食べ方の問題よね。


[そう、確か夢の中では古くなったパンは粉にして、
 お肉に塗して油で揚げていた。
 固くなったパンには固くなったパンの食べ方があるのだ。

 それに食料は足りないわけではないはずで、
 この差はどうして生まれたのかと言えば――]


  別段に一食くらい構わないわ。


[...は見つめてくる視線をまっすぐ見つめ返した。
 口元には微笑みを浮かべて果実水を口に含む]

  私が旦那様になって、貴女が妻となる。
  それならば食事も同等のものが必要よね。

  それにしても旦那様……。
  そちらの方が良いわね。


[...は口の中で一人愚痴る。
 誰かに嫁ぐよりも嫁がせた方が心穏やかである。

 そうこうしている間に食事は終わる。
 パンはなくなりシチューは空となった。

 ...は手に紐を持つとカザリを見つめた]


  それでは採寸しましょうか。
  上着とか、脱いで?


[服があっては正しいサイズは分からないからと催促をした**]

[別れは無事に済んだかと
琴羽の元へと降り立てば。

言葉など交わさずとも、
その晴れやかな表情に全ては集約されていた。

つられ、ついこちらも表情が緩む。


斜陽の光が木立へと差し込むただ中を
ぱたぱたと駆け寄るその姿を
両腕を拡げ、迎え入れようか。


昔と同じ黄昏時のこの一時を、
二人、強く強く抱き締め合って]

─宿屋に戻りて─


 いやその……
 ついはしゃいで藪の中に突っ込んでしまってな……


[苦しい言い訳の後に衣装を弁償し、
部屋に戻ってようやくのんびりとした時間を過ごす。

猫の衣装も愛らしかったが、
やはり琴羽には和装がよく似合って。

自らも浴衣に着替え、
くぁ…、と欠伸などしていると]


 ふむ。足湯か。
 良いかもしれないな。


[実のところ、
足湯なるものに入るのは初めてであるし
そもそもどんなものかすら詳しくは知らなかったのだが……]

 




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