114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】
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| あ、そうだ。 林檎食べるかい? [ここに来る前に手に入れた赤い果実を一つ、 ほら、とその子に差し出した。 とことことと小さな足音を立てて子供が此方へ近づけば、 傍らに腰かけさせて甘い果実の味を一緒に堪能する] 『ね、せっかくだしお話聞かせてよ』 んー、いいけど。何がいい。 『ほら、こないだの王子様の話』 >>0:228 (276) 2021/12/13(Mon) 17:00:06 |
| …えー、またそれ? そんな面白いこといったっけ?
[少なくとも、僕にとっては詰まらない話だ。 所謂『黒歴史』とか、そんな類の話。
だから、なんでこの子にその話を聞かせたのかも覚えていない。 本当に、ぽつりと零しただけの、遠い昔話だ]
『だって、気になるじゃないか。 その王子様、悪魔と取引をしたんでしょ』
悪魔、っていっていいのかな…。 まぁ、人間じゃないのは確かけど。
(277) 2021/12/13(Mon) 17:01:44 |
| [ぽん、と頭を軽く撫でてから]
仕方ないな…それじゃあ、リクエストにお応えしよう。
君も知ってると思うけど、 この街はあらゆる願いを叶えることのできる街だ。 きちんと対価を支払うことができれば、の話だがね。
[今回のお話は『対価を支払う』ということについてのお話だ。
軽はずみに願いをかけてはいけない。 取引相手が人ならざるものであれば、特に] (278) 2021/12/13(Mon) 17:03:50 |
| [昔々、とある国に一人の王子様がいました。 王子様は、他の人が欲しがりそうなものはだいたい持っていました。 豊かな国、厳しくも優しい両親、一緒に育った美しいお姫様。 そして何より王子様には尤も信頼を置く大切な友がいました。
後に王子様のその友人は、 人々から『勇者』と呼ばれて魔王やその部下たちと 戦いを繰り広げていくことになります。] (279) 2021/12/13(Mon) 17:07:07 |
| [王子様は、自分の国を守るために勇者と共に魔王と戦いました。 長い、長い戦いと旅路の中。 勇者は仲間たちとさまざまな苦難を乗り越え、そのなかで強くなっていきました。
そんななかで、王子様は悩んでいました。 勇者たちが強くなり、日に日に魔王たちとの戦いも厳しいものになっていくなか 次第に、仲間である彼らとの力量の差が開いていったのです。
王子様は、生まれながらに人が羨むようなものをたくさん持っていました。 でも、そのなかに勇者や仲間たちが持っているような『才能』と呼ばれるものはありませんでした。
どれほど努力を重ねても、王子様はただの人間で。 そして、その成長には限界がありました。 今までずっと傍にいた勇者と、王子様のあいだには 力という大きな隔たりが生まれてしまったのです。 王子様はそれが、悔しくて悲しくてたまりませんでした] (280) 2021/12/13(Mon) 17:11:36 |
| [そしてもう一つ。 魔王との戦いの中、勇者とお姫様は次第に惹かれ合っていったのです。 そしてそれを、惹かれ合う二人の姿を、王子様はずっと一番間近で見ていました。
――仲睦まじい二人。 いっそ彼らを恨んだり、或いは憎むことができたらと、 王子様も思わなかったわけではありません。 ですが、それは叶わなかった。
勇者やお姫様が王子様を想ってくれるのと同じくらい ……王子様も、二人のことを愛していたから。 ただ、王子様は大切な二人のそばにいたかったのです]
(281) 2021/12/13(Mon) 17:14:54 |
| [自分が勇者たちの足手まといになっていくのを日々実感していくなか。
――『力がほしいか』と。 王子様に、囁く声がありました。
『此方のいう対価さえ支払えば、お前の願いを叶えてやる』と、 その声は王子様に取引を持ちかけてきました。
もしそれの対価が「勇者を裏切れ」だとか、 そんなものであったら応じたりなどしなかったでしょう。]
(282) 2021/12/13(Mon) 17:15:48 |
ー 二日目 向日葵 ー
[ 女の下半身に纏わりついた赤いスライムを手にしてそれをお尻にぼたぼた垂れ落とせば、熱を引き抜いたさいにその赤い液体が杭に絡み付いてそれを押し込み中へと塗りつける。
アナルにも流し込み、それから背中に垂らしていくとヌメる赤が女の体を滑る。]
すごい…光景…だなっ
[ 一突きごとに快感が倍増していく。
乳房と乳首にもそれを塗りたくり、女の全身を濡らす。]
なんだ…これ…っ
[ 頭の中がショートしそうな快感に心臓がバクバクと跳ねる。]
| [囁く声が望んだものは、王子様の『未来』でした。
王子様の命、或いは死んで生まれ変わってからの力や才能。 それらを差し出すと約束すればお前が望むだけの力を 勇者と共に並び立てるだけの力を与えよう。 それが、王子様に持ちかけられた取引でした。] (283) 2021/12/13(Mon) 17:17:00 |
イクリール…っ
[ 手に残ったスライムを口に含んで口付ける。
舌を駆使してそれを女の口の中に押し込み舌を絡ませて口内に塗り込んでいく。]
っ…は、……っ
[ そうしてる間に女の中で熱が爆ぜた。
射精が断続的に繰り返されているのに男は腰を振り続け女の中を貪り続ける。]
おまえも…イケよ…っ
[ もう何度精を放ったかわからない。
結合部からは蜜と精が混ざったものが行き場をなくして溢れだしている。
それなのに男の熱は萎えることを知らない。]
こんなのは…っ…はじめて…だっ
[ 文字通り、どちらかの精魂が尽きるまでこの咬合は終わりそうにもなかった。*]
| [王子様は悩みました。
それでも……最後にその取引に応じたのは。 王子様が、勇者や仲間や、お姫様を愛していたから。
力が、ほしかった。 己の望みを叶えるそれが欲しかった。
大切な人たちのそばにいたかった。 そして彼らの足手まといになりたくなかった。 守られるだけなど耐えられなかった。
力さえあれば、全てを守れると どうしようもなく愚かな王子様はそんなふうに考えたのです。
結局のところ、 どれほどたくさんの何かを持っていたとて。 王子様はただの弱い人間でした。 弱いままの、無力な自分でいることに 彼は、耐えられなかったのです。] (284) 2021/12/13(Mon) 17:19:39 |
| …その後、契約で力を得た王子様は、勇者と共に魔王を倒す旅に同行し、仲間たちを魔王の許に送り届けるために命を落としました。 だから、王子様は勇者の旅の行く末を見届けてはいません。
それでも、王子様は勇者が魔王を倒してくれるとそう信じたまま息絶えました。 そうして実際、その通りになりました。 今もこうやって、この街が栄えているのは勇者たちが努力し、人々の平和のために戦ったから。
王子様は今もきっと、そのことを誇らしく思っているのです。
[そこまで語って、ぽんぽんと頭を撫でる。 さて、この話は終いにしようと言いかけたところで]
『ねぇ』
うん?
(285) 2021/12/13(Mon) 17:21:10 |
| 『王子様は、ちゃんと"対価"を払い終えたの?』
―――……。
[この子はどこまでわかっているんだろう。 しかしまぁ。 勘の良い子供っていうものは、正直反応に困ってしまうね]
…そうだなぁ。 まぁ、王子様は旅の途中で若くして死んだのだし、 その時点で対価は払い終えたんじゃないかな。
[無論、嘘だ。 実際のところ、王子様は生まれ変わった今も その対価を支払い続けている。
だからどれほど剣を振るう努力をしたって、 腕力も技量も身に着きはしない。 その経験値は、遠い昔に前借りされてしまったものだから] (286) 2021/12/13(Mon) 17:26:52 |
| [子供の頃、僕は勇者に憧れた。 記憶の中の彼は、いつだって眩しいもので。 あの頃感じていた憧れや親愛は 生まれ変わった今も変わらない。 変わってしまったのは、ただ、自分のほう。 遠い昔、御伽話の王子様が 後先考えずに人ならざるものと交わした『契約』は。 未来を生きる子供の憧れも、 努力すればいつか自分だって強くなれるという、 そんな淡い希望さえ、許してはくれなかった。 御伽噺の王子様は、 愛する女の子の口づけで呪いを解かれる。 >>0:222そんな願いが叶えばよかったのに、と。 王子様ではなくなった僕は、ずっとそう思っていたんだ。]* (287) 2021/12/13(Mon) 17:28:50 |
下になったままベリルからの口づけを受け入れる。
腰を浮かせ、勢いよく沈めると、彼女と自分、互いのペニスが互いの体に擦れる。
「く、はあっ、すごい締まるっ… 気持ちいい…」
自分が動くのとは違う、身を委ねて奥まで喰らいつかれるような感触。思い切り押し広げながら最奥まで沈めれば声が漏れてしまう。
上下に動かれるだけでも子宮口まで届いて先端を擦られるし、前後左右が加わればさらに不規則な快感が伝わる。
音を響かせながら結合部で音を奏でて、乳汁を溢れさせる。
それを見ているだけで興奮に達してしまいそう。
「ああ、ベリル、すごいよ、こんなのえっち過ぎっ…
ふっ、うう…このまま、このまま続けて、動きたいようにやっちゃって…!」
ベリルが腰を振るたびに巨大な肉棒がびたびたと震え、こてらも負けずの巨大な膨らみがゆさゆさ揺れる。
合わせるように腰を突き上げながら、胸も、ペニスも、片手ずつで掴んでぐっ、とちょっぴり力を入れて揉んだ。
動くたびに快感が跳ね返るように。
「どれだけ出してもいいよ。もっと、ずっと…やらしくなっちゃえ。ベリル。」
それが望みだと告げた*
ー 2日目:ヘイズと ―
[かくかくしかじかっとあって。]
えらいことって……お前宿屋で何があったの。
盗難にでもあったの?
[それでパイ屋にフラフラ出てきてて大丈夫なのか。とは一瞬思った。まぁ任せる、と返し、
ヘイズの案内で裏通りの部屋に向かうわけだ。]
驚いたことは驚いたが、謝らんでも。
何か事情があるんだろうしな。一度いいぞって言った手前、
やっぱなし、とかもないから。
まぁ、そうさな。ちょっと部屋温かくしてからがいいかも。
[だってこっちは急所丸出しにするんだし。と
暖炉に火を入れた後に、よいしょとベッドに座って
取り出したものは普通のサイズ。当然萎えてるままだ。
ところでこの人、口淫はしたことないんじゃないか。
姉ちゃんの店紹介したとき反応が童貞っぽかったし。
そのあたりはちょっと不安になったので。]
ー 2日目:ヘイズと ―
[かくかくしかじかっとあって。]
えらいことって……お前宿屋で何があったの。
盗難にでもあったの?
[それでパイ屋にフラフラ出てきてて大丈夫なのか。とは一瞬思った。まぁ任せる、と返し、
ヘイズの案内で裏通りの部屋に向かうわけだ。]
驚いたことは驚いたが、謝らんでも。
何か事情があるんだろうしな。一度いいぞって言った手前、
やっぱなし、とかもないから。
まぁ、そうさな。ちょっと部屋温かくしてからがいいかも。
[だってこっちは急所丸出しにするんだし。と
暖炉に火を入れた後に、よいしょとベッドに座って
取り出したものは普通のサイズ。当然萎えてるままだ。
ところでこの人、口淫はしたことないんじゃないか。
姉ちゃんの店紹介したとき反応が童貞っぽかったし。
そのあたりはちょっと不安になったので。]
── 向日葵:メレフ ──
子供、かぁ……。
[ 机に押し倒されて彼が言葉を紡ぐのを聞く。
これだと複製体と分身が
手持ち無沙汰になってしまうけど
手でしてあげれば良いかな、と。
子供。
……まぁ、今彼に言うことではないか、と
過去の記憶を胸の内に潜める。]
子宮にまで君のが入り込むってことね?
性感帯は無いけれど…
紋章があるから、きっと気持ちよくなれる。
……君は、あんまり淫魔っぽくないね。
[ 努めて理性的であろうとする姿。
最後の決断は相手に委ねる優しさ。
無理矢理に犯されたところで
私は文句の一つも言わないのに。
まるで、生真面目な人間のよう。]
いいよ。好きにして。
でも気をつけて。強い方が意のままに出来るなら…
私の方が主導権を握ってしまいそうだよ?
[ 彼の頬を撫でながらそう言った]*
ー 前夜祭:バラニと ―
[待ちきれない、衝動のまま。薄暗い場所で2人で熱を交わす。
君は押し殺した嬌声を聞けぬは残念そうに言うけれど。
あげるほうはとても、恥ずかしいのだ。何せ声が裏返りそうだし。
自分だけが君に翻弄されて、
君が気持ちよくなってるかどうかも、わかんないじゃないか。
と、半ば意地めいたものではあるのだけど。
本心知ったら、きっと羞恥が増して
更に耐えようとして、結局耐え切れずと
なってしまうかもしれない。
でも、それ以上に。今は――……]
嘘、だぁ。
[だって君がこんなにも俺を蕩かしてるのに、
敵わないの俺の方じゃん。と頬を染めたまま。
子供の頃は魔王様役が多かった俺だけど。
大人になった今ならどうだろう。
――やっぱり魔王様かもしれない。だって
君を欲しいって気持ちが、下肢を濡らしてる
際限ない欲張りさを、愛する男に晒してる。
つまりは、とっても我儘なのだ。俺は。
壁に押し付けられた背が、ひやりとしたものを伝えるのは一瞬。
回された手により、体が、いや下肢が持ち上げられる感覚とともに
ぱたり、と愛液が滴り落ちて地面に染みを作った。]
[君の顔を見る。興奮してるんだろうか。
それとも、焦っていたり?
自分は上気した頬や潤んだ眼を君に晒し、
汗ばむ額に前髪が少し、くっついている
縋る手はそのまま、君が自分に欲情してくれるのを
嬉しく感じる、女の部分が疼いてる。
入り口に触れたものが熱いことで、猶更に。
先端と、花弁が触れ合うことに
ぞくぞくとした高揚感を抱いた己は、期待にこくんと唾を飲み込んだ。
当然、初めてなので君の言っていたことも覚悟の上だ。
でもそれ以上に。俺は。]
それすら、欲しい。
だから謝らないで。俺は嬉しいんだもの。
[君から齎されるものが欲しいんだよ。破瓜の痛みさえも。
ぎゅ、と一度しがみ付いて、囁く]
── 向日葵:ルイージ ──
ひっ……、くぁ……
[
赤い真珠薬。
人魚の素材を使って出来た薬は
魔族と言えども容易く身体を熱らせ
性的衝動を限界まで引き上げる。
突かれる度に身体が痙攣するように
持続的に絶頂を迎えているようになる。
イキ地獄のような、快感のてっぺんに居続ければ
脳が痺れ、足は力が抜けてガクガクと震える。
どうにもならないのに
媚肉だけは彼の逸物をしゃぶり尽くすように
絡みつき離そうとしない。]
[指で君が、俺を暴いてる。
1本、2本と増えていくたびに、頑なな場所は
段々と熱帯びた柔らかなものへと変わっていく。
圧迫感や異物感もまた、内壁を擦られるたびに
何かじんわりとしたものになる。
最後には、引き抜かれるのを惜しむように、
ん。と鼻にかかる声が漏れ出た。]
――― ばら、に。
[君の名を、熱帯びる吐息と共に呼べば
口付けと共にめりっ、と怒張が花弁分け入り、侵入ってくる。]
[
男の熱が流れ込む。
一度と言わず、何度も連続で。
吐き出されたものは、直ぐに肉槍によって
掻き出され、新たに注ぎ込まれる。
ごぶゅ、っと汚らしい音が
繋がった場所から聞こえて来て
互いに相手を気力が続く限りに貪る。]
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