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【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[差し出されたマイクに>>100] ……ううん。 [その手を握りしめる。] わたしだけでは、だめだから。 ミルフィーユの力も、必要なの。 [これで最後なのだから。 折角だから、我儘を言おう。 とびっきりの、我儘を。] (105) 2018/12/21(Fri) 21:38:28 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロわたしも、頑張るから。 …ミルフィーユの闇《ヨル》で、 幻影月《ファントム・ルナ》を呑み込むことはできる? [それは、月蝕を呼ぶための願い。 欠けては再び満ちる月を、元通りにするための、 そして今より少しだけ新しい世界を、 始めるための願い。] (108) 2018/12/21(Fri) 21:47:42 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[それから、もうひとつ。] ――…望月《みつき》、と。 それが、あの人がつけてくれた"わたし"の名前。 [かつて月に召し上げられる前のあの人に強請って>>0:44 そうして、あの手紙に記されていた名前。>>139 その手紙には、わたしの名前を呼んでやれなくてすまなかったと、 『世界柱を、そしてあの蒼星をどうか守ってほしい』と そう、記されていた。] (109) 2018/12/21(Fri) 21:49:49 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[かつて、天界にて『黒の乙女』と呼ばれた先代の黒山羊と 偽天使とのあいだに交わされた言葉を>>2:35>>2:41>>2:42 わたしは知らない。 それでも、富嶽の山の頂で彼女の亡骸が焼かれたあの日、 その遺灰から白と黒の不死鳥が生まれ出でたのは。 己が支えたこの世界を守りたいと、 あの黒山羊が、そう願った故だろうとわたしは思っている。 わたしにあの人からの手紙を送ってくれた>>2:308 名前も顔も、知らない誰か。 彼女がヒトの持つ有限の命に価値を見出したことも、 命が尽きるその刹那まで、使命を全うしようとしたことも わたしは知らないけれど。 ――でも、今、巡り巡ってその手紙は確かにここに在る。] (116) 2018/12/21(Fri) 22:08:21 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[あの富嶽《タイランペディア》を生み出した男と、 ミルフィーユとのあいだに交わされた言葉と想いを わたしは知らない。 あの男と繋がっていた星の数ほどのイシを わたしは知らない。 でも、彼らが自分たちの存在を賭して戦ったことを わたしも、ミルフィーユも忘れない。 あの綺羅星の姫とは、最後まで分かり合えなかった。 己の存在と誇りを全力でぶつけてきた彼女に、 きちんと向き合えた気がしない。 後悔は尽きない。 ……今も、思い出すと胸が痛むけれど。 でも、それで膝をつくわけにはいかないから。 彼女が最後まで精いっぱい戦ったのならば、 わたしだって、負けるわけにはいかない。 それが、後悔が尽きないなりにわたしができる、精一杯。] (117) 2018/12/21(Fri) 22:09:25 |
【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ[アナベルに従うイシたちが奏でる音楽。 その演奏に、次第に別の音が混じる。 細やかな雑音《ノイズ》のようだったそれは、 次第に明確な音となってイシたちの演奏と重なり、 一つの音楽としてカタチを変えていった。 それは、命の唄。 この地上に数多在るイノチ――…草花や樹木、 鳥や獣、虫や魚たち。 かつて富嶽で燃やされたニグラスの遺灰は、 白と黒の不死鳥を産み落とした後、 灰となって空へと舞い上がり、 やがて雲と混じりあい雨となって地上に降り注ぎ――そうして、 長い年月をかけて万物へと宿ったもの。 その命が共鳴し合い、音を奏でている。] (119) 2018/12/21(Fri) 22:13:19 |
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