147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】
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―― ――
……ここ、は。
[ 彼を追いかけて空へと落ちた、
その先にあったのは何もない真っ暗な場所。
上下左右の感覚もない。
眼を閉じても開けても、見える景色は何も変わらない。]
(……ああ)
[此処が、彼の居た世界なんだ。]
[まだ小さな頃、貴方を想って泣いたことを思い出す
あのとき思い描いた暗闇よりもずっと、
此処は暗くて、広くて、寒い。
わたし自身の存在すら、曖昧に消えてしまいそうだけど。 ]
……。
アルカード。
聞こえているのでしょう?
[ 目の前の暗闇に、声を響かせる。
わたしたちの生きる世界が生まれる前、
その前に存在した闇こそが彼であるならば
今、わたしの目の前にある闇の世界はきっと彼そのもの。
だから、きっと、わたしの声も聞こえているはず。
わたしの存在も、わかるはず。 ]
[ ぎゅ、と胸の前で祈るように両手を重ねる。
目の前のあまりにも巨大な暗闇に、
怖い気持ちがない訳じゃない。
でも、それよりも、
……貴方がわたしの前からいなくなるほうが
もっとずっと、恐ろしくて、悲しい。
世界の外、この闇の中に貴方を一人でいさせるほうが
わたしは、嫌だ。 ]
わたし、貴方に謝らなければならないことがあるの。
ゆうべのわたしの話に
貴方からのお返事を、わたし、まだ聞いていません。
[ あのときは、気恥ずかしさが半分。
残りの半分は、拒絶されたらどうしようと
そんな不安から、貴方の返事を聞かないままでいた。
そのくせ、きっと大丈夫だろうなんて
心のどこかで貴方の優しさに甘えていた。 ]
ねぇ、アルカード。
初めて出逢った頃、貴方はわたしに言いましたよね。
大切なことは、わたしが選ぶか選ばないかだと、
わたし自身の物語に、貴方が必要か否かと。
[ 何も見えない暗闇に、そっと両手を伸ばす。
わたしは此処にいると、そう示すように。]
わたしの物語には、貴方が必要です。
此処に来る前、
「幸せになれ」と貴方に言われました
でもね、貴方がいない世界で、
わたしが幸せになれるなんて思えない。
[ たとえ、誰に人並みの幸福を説かれたとしても
きっとこの気持ちは変わらないし、譲れない。
たとえそれが、貴方であっても。 ]
どうか、わたしの幸福を決めつけないで。
[ それから、すぅ、と深呼吸をひとつ。 ]
わたしは、貴方に傍にいてほしい。
貴方と一緒に、生きていきたい。
わたしが幸せでいるためには、
貴方が必要なんです。
そして、何より。
……わたしが、貴方を幸せにしたいんです。
貴方を、愛しているから。
[ だから、]
貴方にもう一度会いたいです、アルカード。
貴方に触れて、貴方と共に生きていたい。
貴方と、命も愛も全てを分かち合いたい。
[ どうか、この願いを叶えてほしいと、
差し伸べた手を強く、握りしめた。 ]**
[ ふたりしかいない、
ふたりきりの場所で
ふたりだけの誓いを交わす ]
私も愛してる。
何があっても ――潮音の側にいる。
[ もう1人きりでかなしい思いはさせない。
幸せな花嫁は微笑む。
しあわせだよ ]
[ 青い炎は揺らめいた。
気づいてくれた? ……なんて
本人が変化に気づくのは ――もう少し先の話?
今はきっと目の前の 潮音に自ら魅了されている。
白い無垢なドレスは足元で
あなたの色に
染
めてと 誘う ]
[ おそれと、きたいと
贅沢だなって褒めてもらって
今から何があるのかな、……こわい。
うれしい、しあわせ、
わたしだけ。 ―私だけの
潮音でいて、と願いながら
ちろ、と赤い舌を出したら
ゆらめく陽の灼きつくすような 光。
きれい きれい ああ ]
……ひ!あっ!ひおん、ひお……
[ 痛くてしかたない、でも
その瞳にとらえてもらえるなら 私
何度だって 名前を呼ぶ。
そのせいで血がさらに溢れることも厭わない。
涙を流しながら、 ただひとりだけを。
その瞳に潮音自ら刻む文字が映るようなことがあれば
私は幸せ過ぎて、また死んじゃったかもしれない。
……絶え絶えになりながら、痛みに泣き叫びながら、
ドレスをあなたに作り変えられた色で染めながら
ゆびさき、私から流れる血の色をすくって
潮音の頬をなぞる ]
[ひおん、と呼んでくれるたびに
かわいい舌が裂けて
僕の口腔内、美酒が溢れる。
ああ、もう────、
そんな事をしたら
痛みが増すだろうに、……愛おしい子。
止めるどころかそのいじらしさに感けて
舐って、啜って、尖りのある喉を動かし続けた。
美味しいね。かわいい。良い子だよ。
青を映す瞳に込めて伝えながら。]
……ン、……ふふっ……あはは!
[頬の上を滑る指の動きで
記された文字を察した。
それは罪であり唯一の赦しだった。
差し込むことを望む一条きりの光。
悪魔を受け入れてくれる告解室など
この世の何処にもありはしないのだから。]
っぷ、は……嗚呼、もォ……
かわいすぎてどうしよう……
[貫いていた牙を抜き、口を離せば、
溢れる血が惜しく舌舐めずりをして飲み込んだ。
羽毛のような優しさで包んで
誰より何より大切にしたいのにさ。
意地悪な僕がだいすきって
えっちな顔で締め付けられたのまで
思い出したら……、止まれない。
止まらなくて良い、ってことだよなァ……?]
[右手で前を寛げて肉竿を取り出したら
その手で左膝を抱え上げて
とろとろと二人分の体液を溢す秘裂に
容赦なく捩じ込んでしまう。
立ったままだから重力が位置を固定して
先ほどより子宮を愛してあげやすい。]
……あ、ハ……流歌のナカ、最っ高……
僕を美味しくたべてね
前でも、後ろでも……
[犯す孔は一つのみならず
黒尾が横を通り抜けて流歌の臀部に回り込めば
ハートの形を返したような尾の先端が
前からあふれる滑りを纏い、慎ましい窄まりへ。
ぺろぺろと皺を舐めて許しを乞う。]
[少しでも嫌がるようなら
そちらの処女を奪うのは
今度にしてあげるけど。
尻も臍も口も眼孔も鼻も耳も尿道も……、
流歌の孔は全部僕専用の孔だから。
その内ぜんぶ犯し尽くしてあげるね。]
[────突き上げる。
尻たぶと脚とを鷲掴む手の指は爪ごと喰い込み
その細い身体には衝撃を逃す自由すら与えられない。]
……ッ、そう、流歌の好きなところ、だけど
ちょっと子供っぽいところが、すきだな
付き合ってから、潮音呼びになったけど
たまにしーくん、って呼ぶじゃん
あれもすき
[突くたび身体中に刻んだ傷口がぱくぱく開いて
彼女の身体を幾重にも彩っていく。
ああ、とてもきれいだ。
こんな芸術存在しないね。誰にも見せてやらないけど。]
[────突き上げる。疲れを知らず只管に。
子袋ばかり執拗に壁越しに突き続ける。
後ろが許されていたならそれも加勢し腸壁越しに。
なぜだろう。
今なら叶う気がするんだ。]
るかちゃん、て呼んでたのも
僕はすきだったよ
なんでやめちゃったの
かわいかったのに、なぁ……
[僕らの子も、もしできたら絶対にかわいいよね。
だって流歌がかわいいんだもん。]
……ハァ、……ふふ、
挙げ切れる気がしないなァ
かわいい流歌の全部がだいすきだよ……ッ
[紅に染まる唇に口づけを。
一度だけで済みはしないだろう
血も汗も飛び散らす種付けは
物言わぬ十字架だけが見下ろしていた。*]
[ うれしい。
しおんよろこんでくれた。
わたしだけの潮音が嗤う姿を
幸せそうに、うっとりした表情でみつめてる。
カミサマにも、ほかの女の人にも
未来の私にも過去の私にもとられたくない
私だけの 潮音
名前書いて 何が悪いのかな? ]
[ 漸く牙から解放されて
血と涎にまみれた口も、潮音は優しく拭ってくれる。
それでも息はまだくるしいのに
ふやけたあたまと身体は、潮音のかたくておおきなモノを
簡単に飲み込むから、また痛くてしあわせで、声を漏らす。 ]
あふ、ひおん、っ、らめぇ
おひり、はいん、なひ
[ 嫌ならやめてくれるってつもりはあったみたい。
嫌かそうでないかわかんない。
だってそこは、えっちのときにする場所だなんて
そんなのしらないよう!
ひくひくさせて、きっとまた私は反応して締め付けた。
身体はやじゃないの、きっとつたわっちゃった。
潮音のかわいいハートは
くりゅくりゅ、わたしのおしりのなかまで犯してしまう ]
やら、くるひ、いたい、ふあ、あふ
ひおん、うれひいよお らすけへ
[ 痛い。いたくてくるしくて、
きもちよくてあたまおかしくなりそうなのに
ね、わたしのすきなとこいってくれる。
どうして潮音はそんなに、
いっぱい、幸せ、わかんない! ]
るか、らっへ
…………しおんに、ちかづきたくて!
あっ、あっ、はっ
らはら、おほなに、なりたくへ、
しおんに、好きに、なってほしくって、
いはい、……あっ、あ、くるし、やだ
あっ、あっひああっ
[ 痛みをこらえて、うまくつかえない舌をいじめて
ね、がんばってそれだけは伝えたかった。
なのに立ってるのもくるしくて、
痛くて痛くて痛くて、
からだが潮音でつぶれて、こすれて、
きもちよくておかしくて、
がまんできない悪い子は
潮音の腕にだかれながら、勝手にイってしまったの ]
[ 潮音のあかちゃん、うむのかな。
イッたせいで一瞬ふわってしたのに
お尻にある爪のいたみと、
内側からも犯される律動に耐えきれなくて
再びなきごえをあげた。 ]
しおん、しおんっ
[ くるしくていとしくて、何度も何度も。
一度で終わるはずもなく、何度も何度もあいしてもらえる。
……うれしい。
私の全部を捧げるの。
尻も臍も口も眼孔も鼻も耳も尿道も……、
流歌の孔は全部潮音専用の孔だから。
わたし、しあわせ 。 。 ]
[ 飢えた世界で
貴方に似た 子を 宿すまで。
あいしてる、あいしてる あいしてる
――――潮音。 ] **
[存外シンプルな答えを貰い、苦笑する。
なるほど。上手く答えられないというより、このまま続ければ自分の歪んだ本懐を話すことになりそうで。それが少し困る]
そうだな。君が好きだから。
だが、……改めて言葉にすると
なかなか独り善がりな動機だな思う。
[常に根底にはあったけれど、当たり前過ぎて見えていなかった。もしくは理由足り得ない、と除外していたのか。
理由が何であれ、彼なら受け入れてくれる。そう思っているけれど。好意を盾にするような台詞を自分の口から吐くのは、少し躊躇われた]
……君の幸せはどうでも良くて、
「好きだから」生きて私と一緒にいて欲しい。
[もっと直接的な表現で回答を補足しておく。
願うことなら私の願望が彼の幸せが同じであれば良い。
彼の双眸を見つめて、真面目なトーンで紡いだ]
[姿が見えなくなった彼を呼び戻し、気配を近くに感じ安堵して目を離せば、同じことを繰り返す。何かを試されているのか、それとも単に退屈で遊んでいるつもりなのか。聞き分けの良い返事さえ聞ければ、私も同じような注意を重ねる。
「いい加減にしろ」だとか「集中出来ないから勘弁して欲しい」とか。あえて言わなくても、理解した上で傍を離れているなら、彼にとってこれは必要な作業なんだろう。そう勝手に解釈した。ドアの鍵は掛かっている。何処にも行けやしないという慢心が、私を寛容にしているのかもしれない。
彼を呼び戻す度に、余計な物を持っていないかと目視で確認した。あとで病室の備品を確認して、なるべく物を隠しておかなければと思った。例えば刃物……メスなんて置いてあったら最悪だ、と]
……、……誰にとって「いい子」だったのか。
価値観か定義のズレがある気がするな。
[返事だけはいい子の間違いじゃないか?
先程の彼を思い出し、皮肉めいた台詞が口をついて出そうになったが。どうしても危うい印象が強いだけで、私の中では彼はずっと「いい子」だ。学生時代も再会してからも、そして今も同じ]
[躊躇いこそあったが、物理的な拘束のおかげで得られた安心感は大きい。ベッドから数歩も移動できないと分かっていても、部屋を出る前と変わらない彼の姿に自然を表情が緩んだ。キスのお返しを貰い、幸福を噛み締める一方で。労うつもりが、ご褒美を与えられたかような彼の反応に。また調子が狂う心地がして、目の前のことに意識を逸らす]
君と共有したくなるくらい、
好きな物があれば良かったんだが……。
ん、好き嫌いがないなら安心だ。
[無いよりはマシだろうと、野菜も入ったミックスサンドを選んだ。その手で封を開けられるだろうかと過ぎり、ちらりと横目に見たが。そういえば散々動かしていたなとも思い出した]
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