人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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 ほんほうに(本当に)
 
 やめへ、 よいの、か?

[男にこういったことを施すのは初心者のくせに
喉を巧みに使ったストロークを披露しつつ
舌で雁首をこすりながら、咥えこみつつ尋ねれば

君が視線をそらしていなければ、
緋色が未だ色薄いであろうきみのものに絡むさまが
まざまざと見せつけられることだろう*]

 
[ 誂えられた服に着替えて、
  その上に外套を羽織ってフードを目深に。
  髪も瞳も隠すそれは如何にも陰鬱そうだったが、
  今まではこれが己にとって身を護る盾だった。
  いまも、きっとそう。 ]


   きみもお腹がすくよね、
   ありがとう、夜に一緒にいてくれて。


[ 扉を開けて狼の自由を促して、
  用意されていた靴を履いて己も部屋を出る。
  空腹が胃を痛ませるが今更そんなものには慣れていた。

  麺麭のひとつやふたつ城の食料から貰っても怒られまい。
  主にとってこの身体は殺されるまで継ぐモノで、
  その価値が失われる日がくるまでは生かして貰える ]
 


[ こんな風に生きていられると、
  困ったような笑いを浮かべる主を思い出せば胸が痛んだ。

  いったい、どんな風に生きられるのだろう。

  憐憫を重ねて綴られた言葉に締め付けられた感情を、
  顔に映して聞いてしまった己はきっと、
  同じように困った表情をしていただろうに ]
 

 
[ 足は自然と、空腹の訴える先ではなく。
  広い城内でまだ点在する空き部屋のひとつ。

  鍵のかかっていないいくつかの部屋は、
  過去に訪れた子供たちの部屋でもあっただろうから。

  確かめたかったら探して見せろと
  まるで突き放すような彼の言葉通りに。
  ひとつひとつ、扉の中身を確かめて覗いていく。

  男、女、それぞれに価値を見出され、
  捧げられ続けた子供たちの、僅かに残る痕跡を。

  辿り着く先がどこかは既に知っている。
  これは時計の針が鍵となる部屋の向こう側にある答えを、
  覗く勇気が出るまでの梯のようなものだろう ]
 


   クー、……ぼく、ね。


[ 狼がいてもいなくても話し相手など彼だけで。
  背後に語り掛ける言葉の抑揚はなく、感情を殺したまま ]
 
 
   誰かが死んでもどうでもいいものだと思ってた。
   ……でも、きっと、違ったんだね。
 

最上 雪は、メモを貼った。
(t3) 2019/04/13(Sat) 21:54:15


[ 人を殺したことがないから違うと諭す彼が、$13
  己に殺してほしいと願う裏腹さに瞼を半ば閉じて。

  薄暗い部屋に馴染んだ視界は灯がなくとも部屋を見る。
  あてがわれた部屋と間取りはそれほど変わらず、
  家具も片付けられているだけの痕跡の消された部屋。

  ここにはなにもない。
  子供たちが残した何かがありはしたけれど、
  衣装棚の隅に宝物のように隠された金貨が1枚だけでは、
  何もしることはできないと苦笑して ]
 


[ これは返すべきだろうか。
  それとも貰っていいものなのだろうか。

  見た限りでは普通の金貨にしかすぎず、
  自分の物ではないそれを懐に入れる気もおきず。

  けれど、彼を訪ねる理由にはなった ]
 

[ こと、"キュクロプス"と"容姿"は切っては離せぬ関係だ。

 「神の息子」の側面としては
 正に親から捨てられる原因ともなった。
 同族のコミュニティしか無かった「怪物」についてだって
 物語にその浅ましさ、おぞましさを徹底的に
 書かれているのだから、自信を持てという方が無理である。

 ――だから、これは"クガネ"の根幹に刻まれた
 原初の心的外傷なのだろう

 巨体で、顔は傷だらけの隻眼
 身体も筋肉ばかりで硬くて

 ……怖いと、思っている。己の身なりが為に
 夜を共に過ごせない。そんな最悪のイフが

 だから、この恐怖ごと喰らってくれないか
 雑念も何もかもを引っぺがして、
 晒した全てを、貴方が燃やし尽くしてくれたなら――

 それは、これ以上ない幸せとなろう。
 ]



  う、それはわかった、けど
  痛くはしないでくれよ……


[ 気持ち良い、とは果たして本当なのか
 未知なる領域を想えば、少し怯えてしまうのも無理はなく。

 ……いずれにせよ、経験値も知識も
 彼には到底及ばなければ、身を任せる他無いのだが ]



  ちがっ、それは正直、嫌じゃないって思う、けど

  オレの声で、シロさんが萎えたら、やだって……



[ 彼のもたらす快楽が気持ち悪い訳ではないのだと
 施してくれるものを否定したくない一心でそう告げる。

 ――言外に「快楽は嫌ではない」と言っていることに
 焦る己は全く気付いてなかったが 


 ……それでも、彼がオレだけを求め、暴いてくれると
 熱宿した瞳でまっすぐに宣言してくれれば
 オレは呆気なくその言霊に心奪われてしまう

 嬉しい。嬉しい。心から歓喜する
 応えてくれる手が、愛おしくてたまらなかった ]



  んっ、これがきもち、い……?


[ このぞわぞわとした"変な気持ち"が
 "気持ち良い"ということなのだろうか


 だとしたら――嗚呼、余計に駄目だ


 オレはきっと、この渦に耐えられない
 一線を越えたら……きっと慾に呑まれてしまう


 快楽に従順な"怪物"の側面が、
 じわり、じわりと蝕んでゆく――― 
]



  あ、え……?


[ 慾高める手が止まったのは、その時だった
 やめてくれという己の言葉が生み出した結果だと
 そう気づくのは一拍後で


 ――正直、此処で止められるとは思わなかった


 彼は優しい。
 だから己の願いを率先して聞き入れてくれる。
 彼が時に慎重なまでに己を考えてくれるのだと
 どうして思い至らなかったのか ]


  ( どう、しよう…… )


[ 止めてほしくない
 でも、可笑しくなりたくもない

 その葛藤は焦燥へ
 不安げに彼を見つめて、いたが―― ]



  は?何を―――
!?



[ その次の瞬間、筆舌に尽くし難い光景と衝撃が
 この身を襲った ]


  は、え
  何やってんだよシロさん!?――
ひっ!?



[ いや、知識として、そういう戯れは知っていた
 でもまさか、そんな――口に含まれるなんて!

 クガネとしても、キュクロプスとしても
 目の前の"交尾"でない、"性行為のための前戯"など
 何から何まで初めての体験で


 何より、彼の整った顔つきで
 その欲望の塊を口の中に入れている姿が
 あまりにも背徳的で、己が罪を犯してるようにも
 感じられ


 ――どうしようもなく、興奮してしまう
 ]

[ 理性の壁が、強く蹴られたような
 そんな衝動が ]


   斜陽の頃なら、起きているかな。


[ それとも土足で暴きにいくべきか。
  未だ踏ん切りがつかない臆病さは独言に満ちて、
  そっと溜息を重くし、部屋の扉を潜って階段を降りていく。

  外を歩けば何か変わるだろうか、この沈む意識が。
  記憶を辿るように歩いて何かを見つけることができれば、
  誰かの何かが救われたりするのだろうか。
   
  足は食堂ではなく薔薇の生い茂る庭園の中へ。
  陽に香る薔薇の匂いは濃密で、
  手入れをするには子供の手には余る広さに映る ]
 



  ――いやだ、やめないで、っあ
  そのまま、はぁ、もっと、もっと……


[ 眼を逸らせないままに、するりと願望が口から溢れる
 潤んだ瞳の中にちろりと踊る慾が、貴方にも見えただろうか

 どんどん高められる慾を前に
 低く、それでも溶けるような嬌声が絶えず漏れてしまう。
 最早我慢するという言葉すら脳裏に残らないで

 ――慾をこのまま発散したい
 でも、このままはダメだ ]


  ひっ、あっ
  シロさん離して!もう、でるから―!


[ ぐい、と彼の頭を押して屹立から離そうとする
 だが、散々慾に弄ばれた身体に力は入らず
 自慢の筋力だって、何の役にも立たない有様だ *]


  ……


[ 赤い、紅い、痺れる程に濃く香る薔薇。 
  葉が多くを吸って枯れる花弁も目に付く庭園に、
  ぽつんと立って改めて思い知るのは独りだという意識で。

  空腹が限界を迎えるまで思考を巡らせた。
  どうせ陽が僅かでも傾くまでは動きは鈍いままで、
  やることなどそれきりしかできない。

  過去の扉を開く時計の針を得る勇気を得るまで、
  手間のかかる薔薇の庭園が残されてある意味を。

  なにより、“おんなじ”の意味を、幾度も、幾度も ]*
 

[痛くしないでという彼に
約束まではできないが
(何せ未通女というのは、最初は破瓜の痛みを 
 伴うことを知っている
]


 ――― 痛みを感じても
 それ以上の、快楽を、齎そう。


[それにはケツで感じる才能がいるのだと知るのは
きっとずっと後になってからである
感度的には、君はその才能が有りそうで何よりであるが

君の恐怖ごと、君自身が欲しいよ
]

 萎えるわけなかろう。
 嫌でないなら、続けるぞ。

[私も理性の限界というものはあるのだ
そんな不安そうに小さく告げられたら
ほら、元気百倍の不断とのギャップというやつに
胸がきゅっとするものだ

 それにほら、快楽に関しては嫌ではないというている
 それがわかれば十分だ

ならば欲しいと躊躇わずに求められよう
君が欲しいよ。いとおしい人よ]

 そう、それが気持ちいいというものだよ。

[だから慾におぼれ熱に狂い
私の様に、なってしまえばいいのに
求めて仕方ないくらいに。そうでなくば

―――私だけが、欲しがって
君に負担を強いてしまうのが怖い
君が望まぬことをしてしまうのは
堪らなく、自分が許せなくなるから

そう考えれば、なんと自分は勝手な男よの]

[突然、前戯をやめた己を
彼はどう思うのだろうか

言われたから素直に、などと
不安がられてしまっただろうか

――大丈夫だ、心配するな
閨での駆け引きを知らぬわけでも、ない

嫌よ嫌よも好きの内
止めて駄目よは良いわもっと。ということ位
経験者は知っているというものだ

未知への恐怖を、和らげるにはこれだろう、と
同じ男のものを初めて咥えるというのに
躊躇いは微塵もなかった]

  …… 、んッ
  なに、って。 それは。

[咥えているのだけれどとばかりに
熱に少しばかり焙られた目を、君に向ける
無論君の張りつめた陰茎を口に咥えたままなのだから
喋るたびにそれは吐息とともに刺激となって
君の快楽中枢にダイレクトに
官能をもたらすことであろう

咥えたまま喋られれば、そのまま刺激になることなど
私は本の中の知識から拾い上げていないのだ

勿論、彼のものを口の中に招き入れ
奉仕する姿が、どのように相手からは見えるのかも

(何せ、教本にしたものは
 攻め手の視点から描かれたいたものだから
 受け手がどのように思うか、というのは

 —―想像するしかないのだ。故に
 今の君の状態を見ながら少しずつ
 昂らせてゆく、味合わせてゆく
 同時に君の理性の壁を、蹴り飛ばして)


ぢゅっ、と啜る]

[君の声に艶が混じり始め
駄目だと止める声がもっとと強請る声に代われば
楽し気に目を細めながら、君のたった1つの瞳を見やる

潤んだその中に見えた慾に、堪らなくそそられる
新雪を穢す背徳感。それはこの上ない美酒の様

溶ける色滲む声。彼が交わる前に心配したことなど
吹き飛ばす様に、それに煽られる男が1人、だ
我慢などせず、乱れてしまえとばかりに啜っていたところ]


 ……


[力込められず頭を押す仕草に、
止める声に。普段であれば止めてやったろうが]


 ん は、 むっ


[だが、断ると無言の拒絶
更に力を抜けさせ、慾を表せと男の脇腹撫でれば
中に出してよいのだ。とばかりに奥深くまで咥え込む
頬肉で、喉でぎゅっと固くなったそれを締め付け
解放を、促した*]

[ 尻を使う場合、それは段階を踏みつつ
 更にはある程度の才能もいるのだと。
 それを知るのはもっとずっと後のことでして


 ――まぁ、怒涛の流れにもみくちゃにされていたオレはといえば
 シロさんの真正面からのイケメン宣言
 チョロくもときめいていたのだが。


 惨めな姿を晒してしまったとして
 貴方はそれすらも包んでくれるのだろうか
 ]



  はっ、あっ……


[ 手で高められた頃には、声を我慢するというのも
 随分難しいものとなってしまった。

 何より、彼が肯定した快楽
 余りにも心地よく、耐え難いものだったから

 無意識の内に、もっともっとと
 みっともなくも願ってしまうのも、無理はなく


 だから、段々と心委ねていたそれを止められた時
 急に頼る先を無くしたような喪失感に
 不安になったのも仕方ない

 駆け引きする余裕など皆無であれば
 言葉通り受け取っても仕方ないだろう! 
]


  ひぁっ!しゃべんな、って!
  やだ、ぁ!あっ!


[ 屹立を中に入れるなど初めてのことで
 それが、愛しき人の口内であれば
 猶更快楽はダイレクトに脳へと響き渡る

 最早嬌声を抑えることすら忘れ
 快楽に身悶える男が、一人

 新雪踏み荒らし、その中に埋もれていた
 土
(慾)
が、徐々に徐々に姿現す ]


  ひっ!?


[ なけなしの理性を総動員し、彼を汚したくないと
 抵抗した儚き力も 不意打ちの脇への愛撫があれば

 ――壁の存在など、あまりに呆気ない
 ]



  うあっ、くる、……あああぁぁっ!!


[ その目を両腕で覆い、一際大きな衝撃に身を揺さぶられれば
 あっという間に果ててしまった。


 どくり、と吐き出される慾
 普段自分から発散することなんて、それこそ必要な時だけという
 実に禁欲的なそれまでの生き方もあって
 吐き出した時の衝撃と快楽は予想以上のものであった、か ]




  ……しろさんのばかやろう




[ 吐精してしまった。よりによって彼の口の中で
 その事実が恥ずかしくて、情けなくて、
気持ちよくて

 射精後の虚脱感にろくに動けないまま
 両手で顔を覆い隠す巨人さんがいたか

 ――これで終わりではないと、すっかり忘れつつ 
*]

【人】 Another Stigmata アレクシス



[ 物腰は柔らかく、けれどもはっきりと。
  告げられたのはホグワーツ入学の直前の事。
 
   身体に稲妻の傷跡をもつ者は
    生まれながらに大事を成し遂げる 
 
  この世界に産声上げたその時から、
  勇敢な魔法使いの後継と示された予言を。
 
  水晶玉と、散らばるいくつかのピースとを、
  はめ込んでは導き出された未来予測を>>0:532。 ]

 
(90) 2019/04/13(Sat) 23:38:41

【人】 Another Stigmata アレクシス



 『 いいか、アレク。
   闇の魔法使い……死喰い人には
   左肩の痕を悟られちゃいけない。 
 
   ハリー・ポッターは偉大であり、
   闇の帝王のにっくき仇でもある。
   お前が“ 稲妻の傷を持つ ”というだけで、
   連中には目の敵にされると思いなさい 』


 
(91) 2019/04/13(Sat) 23:38:43

【人】 Another Stigmata アレクシス



[ 『 誰にも話すな 』は警戒の言葉だけれど、
  『 話す相手を選べ 』とは忠告の言葉。
 
  多分、あの時父が伝えようとしたのは後者だ。
  学び舎で信じられる誰かを見つけろ、と。


  ……だけど生憎、即座に親心を悟れるほど
  できた子とは到底言えなかったものだから。
  11歳の秋、ホグワーツ特急に乗った時から
  僕はつまずいて、前者に傾いた訳だ>>0:727

  強いて言うなら“ 悪目立ち ”
  一年生の恒例行事、組分けの儀式で
  レイブンクロー寮とグリフィンドール寮、
  二択で組分け帽子を悩ませたくらいのもの。 ]

 
(92) 2019/04/13(Sat) 23:38:47
 




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