人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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  もしかしたらただの独り言で。
  返事など求められてなかったかもしれないけど。

  生まれた瞬間から間違っていたと言うのなら。
  …… 行き着く先だって、きっと。

  それでも互いを離すことだけはしなかった。

  傷を隠すために、別の傷で上書きした。
  愚かしくて愛しい一夜の記憶。
 
  



  ─── ずっと夜ならばよかった。
  心に負った傷も、涙も、名前も。
  全部深い黒が覆い隠してくれるから。

  何度も何度も窓に視線を送っては、
  そこに広がる闇に安堵して。
  このまま朝が来なければ良いのに、と。
  心から願った瞬間。
  

  生まれたての太陽が、世界を照らした。  



[抱きしめたら撫で返してくれて、ふ、と頬を緩める。
頬や脚を摺り寄せて、その肌の温もりを感じた。

人肌の温度が一番気持ちいい。

もう甘える側と甘やかす側がごちゃ混ぜに
なってしまっているけれど、
それも気にせず甘えたい時は甘えて、
甘やかす時はとことん甘やかすことにした。

今は甘えるターン。
腕の中の温かさに、肌に触れる心地よさに、
目を閉じて浸った。]



 言ってたんだ、
 ごめんごめん


[拗ねたような様子につい笑ってしまう。
頬にキスをして誤魔化して、じとりと睨む目元を見てまた笑う。
からかい甲斐のある人だなぁ、なんて思って、
つんつんとつついてくる手にじゃれた。]


 くすぐったいよ


[つついてくるその手をさせるがままにして、
仕返しと言わんばかりに腕や脇腹をくすぐる。
そうしていると、身体の奥から再び熱が湧いてくるが、
それをぐっとこらえて。]


 ……そろそろお風呂入ろうか


[なんて、顔を逸らして誤魔化しながら、
布団を捲りあげて二人の肌を外気に晒した。]

[先程までの行為で腰をやられているだろう、というのが
見て取れるから、瀬名原くんが立ち上がり歩くまでを
親切に介護する。

肩を貸してやりお風呂場まで連れていくと、
バスチェアに腰掛けさせる。
シャワーからお湯を出し、適切な温度にして
瀬名原くんにかけてやりながら、
時折自分も湯を浴びる。

かけたままの眼鏡が曇るが、温度に慣れるまで我慢。
曇った眼鏡が晴れるころ、瀬名原くんを湯舟に漬けてやた。]


 ……どうやって入ればいい?


[触れ合いたいから一緒に入りたいが、
向きをどうしようかな、なんて悩んで、
直接聞いたほうが早いとそう尋ねた。]*

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[気付いた彼が顔を上げる。
 よそよそしくちゆの名前を呼んで。

 それにぱちりと目を丸くして、
 うっすらと壁みたいなものを感じては
 嫌だな、と人知れず思う。

 やっぱり忘れちゃってたの?
 心に掛かったのは見えないもやもや。
 不意に彼がちゆの身体を抱きしめたら
 埋まる距離感といっしょに取り払われるけれど。

 ――あの夜とは違う、彼がいた。

 震える身体はどうしようもなく弱々しくて
 手を添えた背中はいくらか小さく感じる。]
(44) 2021/07/15(Thu) 21:08:46

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[どうして泣いていたのかなんて知らない。
 喧嘩でもしたの?怒られちゃった?
 あれから変わりなく「リカちゃんパパ」をしてたんだから
 あたしたちの関係は、奥さんに知られてはいないんでしょう?
 それなのに何があったのか――ちゆは、知らなかった。]


  ……大丈夫、ちゆがいるよ。


[何が大丈夫かなんて知らない。
 それでも、ちゆは側にいたんだよ。
 今だってあなたの側にいるの、だから。

 あやすように背を撫でる。
 男の人の泣く姿を見るのは、初めてだった。
 だけど知らないタイガさんの顔、また一つ知れたって
 ちょっぴり嬉しくなったことは内緒。]
(45) 2021/07/15(Thu) 21:08:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[彼が落ち着くのを見ればベンチの隣に腰掛ける。
 そうして語られた事実を知る。

 ちゆの知らなかったこと、
 いつもリカちゃんと二人だった理由。
 奥さんの姿を一度も見たことがなかった理由。]


  辛かった、ね


[いつかの別れ際みたく視線は足の先に向けたまま
 深刻な声で同情を口にした。
 ――それもまた、半分くらいは演技だった。

 
なんだ、もうとっくに壊れてたんだ。
(46) 2021/07/15(Thu) 21:09:21

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[仲良くやってるんだと思ってた。

 ちゆじゃない女の人のところへ戻って
 ちゆの知らない時間を過ごしてるんだと思ってた。

 どうせ一番にはなれないんだ、って
 だから壊せなくて、諦めてたんだよ。

 でも、奥さんがもういないんだったら
 あなたの最愛がこの世界にいないんだとしたら
 今度こそちゆを選んでくれるのかなぁ、なんて
 自分勝手な酷い考えは
 あなたが知ったら幻滅しちゃうのかな。]
(47) 2021/07/15(Thu) 21:09:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……なんにもできないけど、
  話だったらちゆが聞くよ。


[頬に手をやるタイガさんを、
 出会いがけのソファでそうしたみたいに覗き込む。
 微笑んだのは優しさで、明るい声色は思いやり。
 ――本当だよ?だってちゆ、「良い子」だもん。]


  えへへ、普通にしてたよ。
  タイガさんのことずっと考えてたかな。


[はにかんで笑ってみせる。別に、嘘はついてない。
 タイガさんのこと、ずっと見てただけ。]
(48) 2021/07/15(Thu) 21:10:17

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[だけど三つ編みのやり方を聞かれたら
 つり上げた唇の端がふっと落ちてしまう。]


  できるけど、なんで?


[覗き込む顔を正面に戻して尋ねた。
 目的なんか聞かなくたってわかるけど。

 そっか、結局「リカちゃんパパ」のままなんだ。
 ……そうだよね、そりゃそうだ
 “普通”はお父さんかお母さんと一緒だもんね。]
(49) 2021/07/15(Thu) 21:10:48

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[今度こそ彼を手に入れられると思った。
 今度こそちゆのことだけ見てくれると思った。
 今度こそ愛し続けてくれると思ったのに
 今度はあの、小さな子どもがいるなんて。

 なんでかな、もどかしいの。
 愛しても愛しても愛しても愛しても
 いつまで経っても報われないの。

 ちゆだって「良い子」にしてるのに、
 欲しがっても掴んだ手からすり抜けてしまう。

 それなのに、]
(50) 2021/07/15(Thu) 21:11:21

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……娘さん、いくつなの?
  タイガさんの子どもなら、
  きっと可愛いんだろうなぁ。


[タイガさんの注いだ種で
 知らない女の人のお腹から生まれたあの子が
 ひどく羨ましくて、恨めしくて。]

  
  ねぇ、ちゆも会ってみたいなぁ。


[――――狡いよ、リカちゃんは。*]
(51) 2021/07/15(Thu) 21:11:41

[腕の中で心地よさそうにしても駄目です
と攻撃していればつついていた手をとられた。
指をつまんだり絡めたりされて、じゃれつかれてもうなんて思って油断して
その手を止めれば今度は彼にくすぐられる]


んっふふ、ふふ、ひゃ、や、めてっふふ…


[くすくすと笑ってなんて身をよじって逃げたりする
子どもみたいにしてくるけれど甘えたいという願望はそれに近いから
今は子どもを相手にしている気分になった]


[彼に肩を貸してもらえてお風呂まで連れていってもらえればまた逆転する
彼がお湯をかけたり流してくれたりなんかして心地よくて
細い眼を気持ちよさそうにさらに細める

もうしてもらうがままにされよう
とそのまま浴槽まで入れてもらえれば広いお風呂だなあ
そう思いながら凭れれば彼の言葉に見上げる

………視界に入る…
]


どう…どう…?
………どうしたの?


[そうやって入ればいいと聞かれてぽかんとする
隣に入れば、と思ったけどそれは流石に狭い…
ならサイズ的には僕が彼を後ろから抱っこすれば?
いやでも男女的な役割したなら彼が後ろなのかな…?

悩めば僕が少し足をたたむかもだけどそっちのが慣れてるんだろうか?
と思って彼にそう説明して入ってもらう]


狭いね〜


[やっぱり2人、それも男の大人が入るとなるとそう零す
この体勢にしてから向かいあうのもよかったかなあ、なんて思った

彼にもたれかかってお湯と彼の体温で熱くて
あんまり入りすぎるとのぼせそうだなあとぼんやりと思いながら
水音と、彼の息と、鼓動が伝わる]


そういえば……このあと、どうするの…?


[お風呂入ってはい終わりでいいのかな…?
力が入るまではゆっくりしていたいけど、と思いながら振り返って彼を見つめて]*

  


  ─── ずっと夜ならばよかった。
 

  温度も、香りも、味も、音も。
  全て私のものにして閉じ込めてしまいたかった。

  光なんて要らない。最初から要らなかった。
  誰かの影だったのよ。私たちはお互いに。
  影は暗闇の中でだけ自由なのよ。

 
   
 

  


  光がさして、影が生まれる。


  心残りなのは、あの家に彼が帰ること。
  昨日まで私の家だったあの場所で、
  彼が苦しさに飲み込まれてしまわないか。

  そう思っても、私には何もできないの ────

 
  

   


  「 三月ウサギくん ──── 」

   
  

  


  最後にひとつ、お土産よって
  彼の胸のリボンをするりと解いて奪い取った。


  思い出すことくらいの自由は、
  許されるでしょう ──── ? **


  

  


[ がんばれよ長男、と揶揄されて爆笑する。
よもや結婚適齢期の長男に
弟を誑かされているなんて毛ほどもあたまにない
であろう両親をちょっと思う。

孫の顔を見せてやれないのは申し訳ないなぁ
なんて本当に俺はジジイ臭い。 ]


   あー、それな
   おれは長男だから我慢できるけど
   次男だったら無理だったって
   なんか漫画で見たわ。


[ 気持ちよさそうにけらけらと笑う声に
ゆるゆると表情を綻ばせながら。

人が簡単に口にする、ずっと、が、
どれだけ難しくてどれだけ儚いものなのか、
俺は知ってる。長男だし。

だけど、そもそもが倫理的に歪んだ関係なんだ、
ずっと、が真実味を帯びていてくれることを
ちょっとくらい願ってもバチは当たらないだろ? ]
 


[ 油断すれば抜けそうな腰と目眩に思わず
声が漏れれば無遠慮に笑われて、
つられてこちらも笑ってしまう。
初めてでもないのに、えらくダメージが残ってる。
そのことを揶揄われれば、
好きな相手とだから余裕なくてと笑って、
仕返しは風呂についてからで、と笑顔の下で企んで。


それにしても豪華な風呂。
細かなシャワーの湯を浴びながら、
驚いた顔の海斗をまじまじと見つめた。 ]


   そーだけど?
   小さい頃は毎日入ったろ
   おれの想い出だからな


[ ボディソープを泡立てながら洗ってやるといえば
どこかのアナウンサーみたいに一語ずつ
綺麗に区切った、おことわり、が投げられる。
けれど、そんなことくらいでお兄ちゃんが
諦めないのはもう知ってるでしょ。 ]
 



   じゃあ、お願い。
   あらわせてよ。


[ 答えも待たずにシャワーを浴びている海斗の
後ろに立ったまま、掌に乗せた泡をそっと頸に乗せて。
耳の後ろを指で擦って、手で撫で下ろすように
肩、背中、脇と滑らせよう。
腹や胸も洗って、頂の飾りもそっと触れて、
臀部から腿の付け根を洗う手つきは
幼いころとは別物の、言い表すならそうだな、

完全にやらしい動きで。

ぼちぼち怒られそうではあるけれど、
とりあえず調子に乗って袋と陰茎にも手を伸ばす。
ちゃんと洗ってるだけなんだけど、
ついつい執拗にそこを触れてしまうのは悪いくせ。]
 



   ねえ海斗、
   挿れんのと、淹れられんのと、
   どっちがすき?
   どっちがよかった?


[ シャワーの湯音に消されないように
後ろから耳元に唇を寄せて尋ねるのも、

捧げてくれた処女地を指でなぞって
中も洗おうとする悪戯も、もちろんご愛嬌、
そうですよ、わざとです。 ]*
 

[ 長男だからこそ、期待されていることがある
  普段、互いに忙しく疎遠に見えるのに
  二人揃うと未だにラブラブな両親を想うと、
  申し訳なく思うところはある

  でも、手放せる気がしない
  "ずっと"を、願ってしまう

  そんな甘ったるい気持ちを掻き消すように
  揶揄えば、思っていたよりもツボに入ったらしい
  大きな笑い声が部屋に響いた]
 
 
   あーそれな、俺も聞いたことあるわ


[ 強い絆をもった兄妹の物語
  ああいう風に、想い合えれば、
  こんなドロドロとした感情を抱かなくて済んだのに

  そう思う反面、どうしようもなく愛しくて]

[ 二人で笑いながら、バスルームに辿り着く
  初めてでもない癖に。なんて、途中で揶揄えば
  『好きな相手とだから』と笑顔を浮かべられたら
  たぶん、それ以上は揶揄う言葉を言えなかった

  シャワーを浴びて、やっとシャンプーを見分けて
  濡れた髪に指を通して、泡立てていく]
 
 
   そーいうもん?
   確かに、一緒に昔は入ってたな


[ ただ、無邪気に兄貴を慕っていた頃だ
  懐かしくて、素直すぎる昔の自分がむず痒い奴

  だから、そっちに気を取られて、ワンテンポ遅れる]

 
 
   はっ? ちょっと触んなって――ンッ


[ 丁寧にお断りを入れたっていうのに
  お構いなしに、身体を洗おうとしてくれる

  背後から襲い来る手を叩いても
  まったく諦める気がしない

  ……しかも、手つきがやらしいんだよ、馬鹿

  つい先ほどまでのことを思い出して、
  身体は、勝手に快感を拾い、甘い声が漏れてしまう]

[ 胸の尖りは、まだ固いままだし、
  触れれると、じんじんと快感を訴えて
  肩を震わせ、身を捩った]
 

   やだッ、っつ、ってんだ……ろ


[ 何度か手を外させようと試みるが、
  その抵抗は虚しく、兄貴を止めることなんてできない

  徐々に乱れる呼吸のせいで
  抵抗も弱くなって、途中からされるがままだった

  初めて、だったのに。
  なんで、こんなに弱いんだと、自分の身体が恨めしい]
 
 
   ……ッ、どっちって、んなの、……


[ 決めれらない
  抱かれている時は、求められてることが嬉しくて
  抱いている時は、受け入れてくれることが嬉しくて

  痛みを多く伴う快感だって、悪くなかった
  男としての欲が満たされる感覚も、堪らなかった

  だから、決められない……けど、]

 




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