77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】
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さ、上がるとしようか。
夜は同じ床で眠りにつくまで子守詩を謳ってやろう。
その前には香油であるかな。
五色の家に咲く椿から取った香油があるはずだ。
あれで香りをつけてやろう。
[自然の浴槽からあがると脱衣所へと向かう。
拭き布でリンの身体につく水滴をとん、とんと優しく拭ってやるが男は自分の身体は割と雑に拭いていた。
髪の毛もしっかりと水分を取れば頭に乾いている布を巻いてやり、それから香油を肌に馴染ませるように塗ってやろう]
予たちは遥か西の方よりこの地へ参ったらしい。
彼の地は神々が集う地らしく、蘇芳や緋扇。
他にも永く眠った者たちは自然そこへ旅立つのやもしれぬ。
いつか――。
[香油を塗り終われば寝間着を着させて寝室へ向かうとしよう。
共に同じ床に入り身を寄せて――]
そう、いつか――。
予はこの目で確かめることはできぬが。
共に旅が出来ると良いものだと思うよ。
[そう囁きながら、子守詩を紡いでいこう。
この地ではない遥か遠い西の地にて、永遠に受け継がれる神々の詩を**]
| [予想に違わず、激励と受け取った自分。 >>-227] はい…! [発声の勘も徐々に取り戻し 気合も入った分だけ、力強い返事になった。] (135) 2021/07/03(Sat) 9:17:16 |
| [心を寄せてくださった証でもある もうひとつの尊いお姿を 慈しむように撫ぜていれば 咳払いが聞こえて、 (そうだ、今は何よりも 目の前の貴女を優先しなければ…!) 慌てて視線を戻し、見上げれば、 気遣いのお言葉と 閨へのお誘いが降ってきて、 >>126 鼓動が驚くほど大きく飛び跳ねる。] (136) 2021/07/03(Sat) 9:17:28 |
| [閨房術は、 指南書などで学んで 頭に叩き込んでは来たけれど
家事とは異なり 実践を積んできた訳ではないから 自信はないに等しい。
上手く、出来るかは分からないけれど
…というか、それよりも何よりも
(貴女に触れられる…なんて 考えただけで、心臓が破裂してしまいそうだ…)
唐突に、キツく抱きしめられた時の 柔らかな感触も蘇ってきて 体中の血が沸騰してしまったみたいに、ぐらぐらする。] (137) 2021/07/03(Sat) 9:18:01 |
| [湯で蛸みたいに かっか、ぽっぽしながら 艷やかな髪のたなびく後ろ姿を見送って、
七◯秒ほど。
ものすごい勢いで 身綺麗にし 潰れた実を選り分け甘く煮詰めながら 部屋を片付け、拭き上げて、 更にもう一度、かいた汗を流しつつ 念入りに体も磨き上げて、
ミクマリ様の寝所へと向かう姿があった。]** (138) 2021/07/03(Sat) 9:18:18 |
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