77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
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侵入経路は明確だが、窓に鍵を忘れていたのだろうか。 今までそんなことは一度も無かったし、 警報装置が起動していないのも奇妙だ。
だが、凶器の類は見当たらない。 懐にあるとしても、こちらは直ぐに然るべき場所へ連絡が出来る。 何が目的かは未だ検討も付かないが、 その現代社会を舐めた行いをすぐ後悔することになるだろう。
踏み込み、彼らを手持ちのライトで照らしながら叫ぶように言った。
(107) 2021/07/02(Fri) 23:07:57 |
| 「────ここで何をしている!」 (108) 2021/07/02(Fri) 23:08:10 |
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驚いたように両者の身体が反応し、こちらへと振り返った。
そして、そして──……これはなんだ? 続ける言葉も思考も足も、何もかもが停止してしまう。
自分は休憩室の机に突っ伏して、居眠りでもしているのか? そう思ってしまう程、信じられないことだった。
(109) 2021/07/02(Fri) 23:08:22 |
| 「ッ、すまない。私たちは怪しい者ではない。ただ、その……」 (110) 2021/07/02(Fri) 23:08:47 |
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男達が一瞬で、まるで普通の人と思えない姿に変わったなどと。 奇特なコスプレイヤーという言い訳すら出来ないじゃないか!
勇敢な警備員ぶろうとしていた筈が、腰を抜かして座り込む。
大柄な──より異形が強い方が何か弁明する言葉など、 耳にも入らないどころか、必死に距離を取ろうとしてしまう。
その時、小柄で白い方が動いた。 一歩、一歩。この状況など意に介さないような軽い足取り 目前まで近づいて、屈んでこちらを紅い片目が凝視した。
男達はどちらも片方しか目が開いていなくて、 紅色をしていることも同じらしい。
補い合うように左右対称のそれの意味を考えてしまったのは、 恐ろしさでついに後退ることも出来なくなった現実逃避なのか。
(111) 2021/07/02(Fri) 23:09:03 |
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────鬼がいたみたいじゃないか。*
(119) 2021/07/02(Fri) 23:15:06 |
よい眷属を、嫁を得て、茅と出会えて
ワシは、本当に
じゃぁ……
[そう呟いて、愛しい子天狗へと顔を寄せる
生まれて初めて「しあわせ」を口にして**]
お主の発想は面白いな。
もしかするとそうした生き物もな。
この世界のどこかには居るやもしれぬ。
[鼻をかんだ後、指先は湯につけ擦り流しておく。
後は湯の流れに従い勝手に廃されていくだろう]
ただ、、そうさな。
予はこのような目であるから遠くへは行けぬ。
人から話を聞いたり、村の周囲の景色しか知らぬ。
知らぬ景色は数多もあり。
星の数程にもこの世界は予にとっては見知らぬものだ。
[次は溺れぬようにと鼻だけは出るような高さへとリンの位置を調整する]
ほれ、またそう戯れる。
そうされると予は心地好いものよ。
[それへの刺激は心地が好い。
ただ幼き身に欲情するかと言えば――]
ま、世の中そちらのが良いという者もいようが。
予としては胸も尻もそれなりに欲しいものだ。
内緒というわけではないぞ?
例えば今お主が挟んでおるモノだがな。
それはお主の身体の――そうさな。
股座の孔に突っ込んで使うものだ。
[挟み込んでいるなら理解できようが単純に身体の大きさが合っていないのだ。
緋扇がそうしたところも教えてくれていると助かったのだがそれはしていなかったらしい。
男の身で女子に身体のことを教えようとすればどうしても行為が混ざる]
今の身ではそこに予のものは入るまい。
出来ぬことを教えるは良いが。
教えても試みることができぬのだ。
それなら先に詩や音を教えた方が良いだろう?
[百――と途中を端折りそこだけを口にする]
さ、上がるとしようか。
夜は同じ床で眠りにつくまで子守詩を謳ってやろう。
その前には香油であるかな。
五色の家に咲く椿から取った香油があるはずだ。
あれで香りをつけてやろう。
[自然の浴槽からあがると脱衣所へと向かう。
拭き布でリンの身体につく水滴をとん、とんと優しく拭ってやるが男は自分の身体は割と雑に拭いていた。
髪の毛もしっかりと水分を取れば頭に乾いている布を巻いてやり、それから香油を肌に馴染ませるように塗ってやろう]
予たちは遥か西の方よりこの地へ参ったらしい。
彼の地は神々が集う地らしく、蘇芳や緋扇。
他にも永く眠った者たちは自然そこへ旅立つのやもしれぬ。
いつか――。
[香油を塗り終われば寝間着を着させて寝室へ向かうとしよう。
共に同じ床に入り身を寄せて――]
そう、いつか――。
予はこの目で確かめることはできぬが。
共に旅が出来ると良いものだと思うよ。
[そう囁きながら、子守詩を紡いでいこう。
この地ではない遥か遠い西の地にて、永遠に受け継がれる神々の詩を**]
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