人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 魔王 ウロボロス


[「女神の教会」の正体が何だったのかを思えば、
都はある種の意味で、在り方を変えてなどいないのかもしれない。

しかし、今日ばかりは様変わりしている。

露天商が引くワゴンの目立つ屋根や、売り物たる色とりどりの菓子、
奇術師の魔法により噴水には輝く魚達が泳ぎ、時折跳ねては目を引いて、
道に沿って飾られた大南瓜が剽軽にあちこちに声を掛けている。

宙に浮いた楽器を操りながら、自らも音楽を奏でる演奏家は忙しく、
空から絶え間なく舞い落ちる花弁は誰かの術の幻影か、
はたまた有翼獣人による演出か?

異種族を模した装いの人間の子供達が、
行き交う人々の合間を縫うように駆け笑い合う。
転んでしまったその内の一人を助けた大人は、本物の魔族。
よくよく人混みを見れば他にも沢山見つけることが出来るだろう。
誰もが溶け込み、ただ其処にいるだけで注目されたりなどはしない。]
(49) 2020/10/26(Mon) 23:29:26

【人】 魔王 ウロボロス



[忌み地として扱われ、暫くは封鎖されていたのが嘘のような光景
現在のハロウィーンは、種族の境界を曖昧にする祭り。
今年のそれは、常よりもずっと華やかに催されている。

しかし朝を過ぎた時間、来賓が揃った頃には
統一された制服を着込んだ警備の姿が増えてゆき、
人混みの流れも変わって、民衆はどこか落ち着かなく囁き合う。

半円の南側、祭りの中心地である地域
障壁に封じられたヤドリギを目前とする広場にて
ついに式典が行われようとしていた。]
(50) 2020/10/26(Mon) 23:29:45

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 400年目の記念式典、聞こえでは長く続いているように響くだろう。

 しかしこの地はかつて、魔王が討たれた後に激しい戦いが行われ、
 明らかになった真実により、再興の声すら十年以上出ることはなく
 ヤドリギ諸共永遠に封印されるかと思われていた。

 聖都が忌まれたからだけでなく、世界が変革を迎えていたことも要因。
 新しい形で都が動き出してからも、
 条約の取り決めや対談ではなく祝の為に各国のトップを集める場は、
 中々に実現が難しかったらしく、ごく近代から始まった試みだ。

 現在も開催は毎年ではなく、世界情勢により中止になることもある。
 更に魔族の出席が許されるまでには時間がかかった。

 硝子の破片を怪我をせぬように拾い上げ、形を整え繋ぎ合わせる。
 人類が現在している苦労は、そういったものかもしれない。

 教会がしていたことはただの悪と断じられるものではない。
 その威名が崩れ落ちたことによる不利益も、確かにあった。 ]
(51) 2020/10/26(Mon) 23:30:35

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 人類の王侯貴族達と並び、用意された席に腰を下ろしている姿を
 距離の離れた場所から他の幹部らと共に眺めていた。
 それでも自分達は、広場の中にいる。

 厳重な警備により、民の立ち入りは許されていない。
 しかしその外側から式典の様子を見ることは出来る。
 拡声魔法により、声も届くだろう。

 我らが王同様の、戦争を知らない人類達は
 どのような気持ちでこの光景を見ているのだろうか。
 同行する度にこの時間、同じようなことを考えている。 ]
(52) 2020/10/26(Mon) 23:30:55

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 陛下の名が呼ばれるその瞬間までは、いつも。 ]
(53) 2020/10/26(Mon) 23:31:08

【人】 魔王 ウロボロス



[口元を緩め、立ち上がった。
式典前に言葉を交わした周囲の来賓達へ微笑を向け、
広場を取り囲む民から歓声が上がれば片手を上げて応えて、

足は着実に壇上へと向かってゆく。]
(54) 2020/10/26(Mon) 23:31:43

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ その時、何故か右手の痣が熱くなった。** ]
(55) 2020/10/26(Mon) 23:32:43
[死者の国の香りのする霧を纏い。

琴羽の後を追う様に現れ突き進むは
無尽蔵にも思える死者の魂の群れであった。


本来、一体一体であれば
俺が遅れを取るような事はありえない。
それどころかほぼほぼ無害であるようなそれらが
今この時にあっては、力を持ち、形を持ち
それこそ津波のような有り様で向かって来ているのだった]


 まさか……
 あの祭りは、死霊を集める為のモノだったのか……?


[琴羽に取り憑いたのもまた、
力ある霊の一種だったのだろう。

同じ様に、あの祭りで見た西洋の妖怪めいた姿もまた
其処此処に散見され]

――夜・街――


[絶対守ってあげるという言葉は聞こえてたけど、
 安心する気持ちは一瞬生まれて怯えに呑み込まれてしまった。
 だってそのあと、何か考えるみたいな無言の間。
 やっぱり犬でいるのは普通じゃないんだ、そう思う。]


 ぁぅ……ぅ、


[ 意地悪い表情になったご主人さま。ちがう、メイベル。
 不服げに見上げる。
 頬を膨らませて、動きたくないと縮こまって。]


 ど、どうして。


[ あんたは犬よ、と掛かる声。
 ふるふると首を振って否定しようとする。
 その動きに合わせて揺られるリードを見ないように、
 瞼をぎゅっと閉じて。]



 琴羽同様、操られているだけならば
 下手に傷付けるワケにもいかないが……


  
────ッ、しつこいぞ、貴様らァ……!



[フラフラと、ゾンビの様に歩んでくる一団を
まとめて上段で蹴り倒す。

奴らにとっては俺は、進路上に現れた
岩か何かと同じ扱いなのかも知れない。

直接的に攻撃してくる事こそ少ないが
それが逆に厄介でもあり。
多勢に無勢。

どうやら琴羽の向かった方を目指しているこやつらを
必死で押し止めるそのうちに────…]

 
 い、犬じゃ、ない。
 わたし、人間だもん。


[ けれど掛かる命令の言葉。
 
「マーキングして来なさい?」


 また首を振った。
 縄張りにマーキングするのって、雄犬だけなんじゃ――ない、の?
 現実世界のどこかで仕入れた知識を否定するように、
 ずくり、とお腹の底で生まれる衝動があった。]


 
ぁ……、は、ぁっ……う、ん……♡



[ 混乱する。どうして、何か疼いて堪らないような気分になってるんだろう。私のしるしをあそこに残したいと思っちゃってるんだろう。雌犬
なのに
、雌犬だから、発情してるしるしをあそこにのこしておすをさそわないといけない。ぴってマーキングして、わたしはここにいるよっておしえてやらないといけない。そう縄張りだからじゃなくて、発情してるから。発情してるし、それに――]

 
 
「おしっこが我慢出来ないんでしょ?」


[ そう掛かる
メイベル
ご主人さまの声。
 そんなこと、言われたら。]


 ぁ、ぅ。
 ……や、やなの、にぃ……っ、


[ 身体も冷えている。それもご主人さまのいう通り。
 発情してることを意識したせいか、
 身体の芯には熱っぽさを覚えているけれど
 ぶるりと身震いしてしまうのは寒さの現れ。

 その一方では夜の街路で首輪に繋がれた裸を露出している、とも
 理解してしまっていて、人と犬の狭間で理性が振り子のように
 大きく揺さぶられていた。]

―― 修道院 ――

従者には従者のルールがあり、
 カザリにはカザリの矜持があるようだ。

 ...は嘆息した]


  それで私の前で固そうなパンを食べるの?


[...は自身のパンを千切る。
 焼きたてとは言えそれですらシチューに浸して食べるものだ。
 古いパンであれば猶更に食べにくいに違いない。

 ...は千切ったパンをシチューに浸す。
 浸してから一口食べ、また千切って浸せば今度は其れをカザリの口元に押し付けるように差し出した]


  お食べなさい。
  それでは私の気分が良くないわ。


[施しではなく、己が気が良くないからと強いていき、
 笑い声に澄ました表情で小首を傾げた]

  あら、家ではガチョウやアヒルを飼ってたのよ。
  首から下は壺に入れてね?


[...はシチューの中のお肉をスプーンで裂いて口に運んだ。
 咀嚼をして肉の味を確かめる。
 この鶏もどこかで飼われていたのだろうか]


  でもペットは食べないわね。
  あれは可愛がるものだもの。


[視線の先にあったお肉は既に腹の中]


  あと別にペットが欲しいわけではないのよ?


[それくらい分かっているでしょうに、とまたパンを一口**]

 
 
が、我慢、できないよぉ……っ♡



[ しばらくの逡巡のあと、ついに私は屈する声を出してしまう。
 それと同時に、きゅん、と疼く感覚が胎内でした。
 これからあの酒場まで四つ這いで行って放尿する。
 人目もあるのに、犬みたいに片足を上げて。]


 わ、わたし、……わたし。
 人間だよ、ね? いぬ、じゃないのに、ないのに……
 あぁ、うぅ……ぅ、はぁっ、はっ、……


[ それは全部、ご主人さまの命令だから。
 だから、従わなくちゃ。
 犬みたいに動くことしか許されてないんだから。]

 
 行、行く……ね、ご主人さま。
 ついて……きて、ね?


[ 膝を着けた四つ這いで、酒場の前へと進んでいく。
 はぁはぁと荒くなる息、潤む視界。
 何か声が届いたか、どんな視線が飛んできたかは覚えてない。
 直に触れようとする男――雄は居なかった。
 もしかしたらご主人さまが退けてくれたのかもしれないけど。]


 ご、ご主人さま……こうで、いい?


[ 片足を酒樽に掛けて大きく上げた。
 一筋の毛も生えてない秘所は隠すことなくその瞬間を見せようとする。
 羞恥に染まった頬でいきむけれど、なかなか出てこなかった。]


 で、出ない、よぉ……っ。


[ 出したいのに。出そうとしてるのに。
 ご主人さまを見つめて、また数度いきんで、ようやく。
 理性と常識の枷よりも今ここで放尿したいという欲求が上回った。]

[ ちょろ、と洩れた一筋が始まるともう止められない。
 解放される快感が私に、うわ言のような声を上げさせた。]

 
 
あっ、あっ、出ちゃう、出ちゃう、
  ご主人さまっ、ご主人さま、
   見てて、見てて……っ♡<



[ 頭の中がくらくらして、何も考えられなくなっちゃうみたい。
 自分が発情している雌犬なのか、
 ご主人さまの命令に従わされている人間なのか、
 どっちとも判別つかなくなっていく。]

【人】 魔砲少女 シオン

―― オカエリ ――

[...は上機嫌に鼻歌を奏でる。
 >>46僅かな抵抗も何のその。
 借りてきた狸のようにおとなしくなる我が家を
 >>47お膝の上に乗せてチュールを与えながらブラッシングしていった。

 相変わらず威嚇をし続けているが、
 残念ながらそれら無機物が反応してくれることはない。
 爪を砥ごうとしても逆に痛いだけな気もする]


  あなたはなんでシャワーが嫌いなのかな。
  温かいしすぐに乾かしてあげるし、
  身体もきれいきれいになるのにね?


[...は肩の力を抜くように吐息を漏らした。
 ブラッシングが終われば毛並みからは無駄な毛が取れているだろう。

 シャワーのヘッドを取り、ハチワレ猫に当たらぬように湯を出して温度を調整していく。
 どうしては父母がこの子に嵌って猫グッズは沢山ある。
 買ってしまったものは仕方がないが、
 猫専用のシャンプーとか買う暇があれば渋柿ボディーソープでも買えばいいのに]
(56) 2020/10/27(Tue) 0:14:26

【人】 魔砲少女 シオン

  ほらほら、あなた専用の風呂桶に入る。


[硬直しきったハチワレ猫を桶におさめると温かい湯をかけていく。
 毛並みがしわしわぺーになるが気にしてはいけない。
 全体的にちゃんと濡れたらヘッドを横に置いてシャンプーをしていこう。
 ふわふわ、もこもこ。
 泡の毛並みを身に纏わせていく]


  痒いところはなぁい?
  尻尾のところがいいんだっけ?


[全身至るところに指を這わせて綺麗にしていく。
 洗うのも上手になったものだ。
 何せすぐにお風呂へ連れていくのはほかならぬ自分自身。
 百戦錬磨の強者にいつのまにかなっていた**]
(57) 2020/10/27(Tue) 0:14:35
[ ただ間違いないのは、膀胱の中にあったものを全て出し終え、
 身体を震わせた途端、だっとご主人さまに抱きついていったこと。
 足元にしがみついて、涙の滲んだ瞳で見上げた。]


 ……はぁ……はっ……っ、ぁ、ぅ……っ、
 ……ねぇ、ご主人さま……♡

 ……わたし、がんばったよ……?

[ きゅっ、と目を閉じて、開いて、見つめる。
 虹色の煌めきを瞳に宿して。]


 
「褒めて、可愛がって?」


 
「それから、いっぱい、いじめて?」



[ 膝立ちで延び上がるように縋りつく。
 砂利の散らばる地面だけれど、何も痛くなかった。
 城を出る前に掛けられた魔術のおかげだってことは、
 その時ようやくはっきりと気づいていたんだ。]*




  ……────ぐ 、ッ……

   
      流石に…… ガス欠か……



[羽団扇から出る風も、とうにただの微風と化して。
淀んだ霧を僅かに散らすも、
細くできたその空間すら、瞬く間に新たなる霧に、
異形の影に覆われる事を繰り返し。

片膝を付き、それでもこの先を通すものかと
眇めた片目で白き闇を睨み据えれば]

[


  奴らが、一斉に。



俺の後ろを見詰めたのだった]



 この気配は……

     
    ────まさ、か……


[気怠い全身に鞭打って、なんとか、振り返れば。


真っ白な闇の中、ぽつんと。
暖かな
が灯っていて]


 戻って、来てしまったのか……


[そうだ。
俺は知っていたはずなのに。

そういう、娘であると。


 やがて近付いてきたそれは、
 息せき切って駆けて来る琴羽と
 その手に持った
小さなかぼちゃ型の
灯火
で]

[ゆらり、ゆらりと。
死霊の群れが、俺の横を通り抜けて行く。

先程までのおぞましいまでの必死さや
底冷えするような死者の禍々しさは消え失せて。
その瞳に映し出されているのは、
ただ、灯火の明かりのみの様だった]


 まさか、こいつらが狙っていたのは……

 いや、辿り着こうとしていたのは、
 それ、なのか……?


[てっきりこいつら全員、
琴羽の身体を狙っているものとばかり思っていたのだが。

……そうでは、無く。

灯火のあたたかな光に照らされた死霊の気配が掻き消える。
中には仮装した身体がとさりと倒れ、
何かが抜け出した様なものもいて]



 ────それは……

 母上がそなたに伝えたのは、
 この地に伝わる送り火の在り処か……


[一定の時期において
あの世とこの世の境が曖昧になるこの地で、
それでも人々が暮らし続けられたのは……

秘伝として伝え続けた送り火の角灯。
かぼちゃのランタンで
死霊を天に還していたからなのだろう。

まぁ、恐らくかつては此処まで
霊共が一致団結して大暴れは
していなかったのではないだろうか。

今年は西洋の妖怪仮装のイベントという
百鬼夜行の依代にぴったりな行事を開催し、
更には琴羽というマタタビを渦中に投げ込んだ
相乗効果であった気がすごくするのである]

[なので、恐らくは……

猫の霊だか、猫又だか。
琴羽に取り憑いた猫が俺を襲ってきたのは……


ちらりと、自らの背を振り返る。
其処にはマントに隠れる様に一対の羽が生えていて]


 
……誰が、鳥だ……



[ぼそり呟いたのを最後に。

ほぼほぼ気力だけで立っていた俺は
ゆっくり前のめりに倒れていったのだった]

[


 掠れる眼差しの先、
 灯火を置いた琴羽が駆け寄って来るのが見える。

 さっき、もらった霊力を使い果たしてしまったと
 すまんなと苦笑したその声は、
 果たして彼女に届いただろうか。

 俺の意識は闇に落ち。


 

    ……
    あぁ、だが……



     落ち葉の地面に倒れ伏したその割りに、
     後頭部や口元は、まるで包まれているかの様に

       
暖かく て …… …*]

【人】 在原 治人

 
[聞き返されて一瞬
 どこか変だっただろうか?と疑問が過ぎったが、
 続く”嬉しい”の言葉にまたすぐ破顔した。>>1:118

 
をしている自覚はあれども
 常識が欠けているから
 順序が滅茶苦茶だなんてことに至らぬまま。

 共に居られる未来だけを描き
 ただ真っ直ぐに。

 想いを伝えるよりも先のプロポーズ。>>1:86
 
(58) 2020/10/27(Tue) 8:35:39

【人】 在原 治人

 
[受け止めてもらえる幸福に浸りながら、>>1:120
 互いの腕の内側の
 体温、鼓動、肌の甘い香り…

 何度だって確かめたくなる
 あなたの存在を
 深く深く吸い込んでいると

 更に驚きの急展開が、鼓膜を叩いた。>>1:121



   …っ、  しよう、今すぐ



[俺の気が変わることなんか在るはずが無いけど
 あなたの気持ちが移ろってしまわぬうちに
 縛ってしまいたいから、

 眩しすぎるウインクに撃ち抜かれて
 くらくらしつつも
 どうにか同意だけは即座に返した。]*
 
(59) 2020/10/27(Tue) 8:36:32

【人】 在原 治人

 


   う、わ……  すごい…っ、



[幸せに頭が沸いている俺の手を引き
 たった今、フィアンセになったばかりの彼が
 連れてきてくれた空間に溜息を漏らす。>>1:122
 
(60) 2020/10/27(Tue) 8:38:00
 




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