人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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 …………


[くすくすと笑って身を捩る姿は煩悩に刺さるものがあり、
じっと見つめてしまってはすぐに視線を逸らした。

初めてなんだから、これ以上の負担を強いてはいけないと
わかっているのだが、
彼のことを見ていると欲が際限なく湧いてくるのだ。

だから、その欲を振り切るように布団から抜け出た。

彼は初めてだから、ノンケだからと
今日だけで何度もセーブしてきた。

もし初めてじゃなければ、
もし彼もゲイであれば。

そんな口元までこみ上げた願いを飲み込んだ。]

[風呂場で瀬名原くんを洗い終え、浴槽に入れながら
自身もどう入ろうか考える。

できるならば彼を抱きかかえたいが、
彼の方が体格はいいし彼がそれを承諾するか微妙であった。
大人しく体育座りで横横に座るしかないかなぁ、
この広さの浴槽ならいけるかなどとかんがえていると、
その時飛んできた彼からの提案。]


 え、
 いいの?


[なんて驚いてしまった。
その座り方が一番却下されそうな座り方だと
思っていたからだ。

だが、瀬名原くんから提案してくれたとなれば、
喜んで頷く。]

[背後から瀬名原くんを抱きしめて、
温かい湯舟に浸かる。
猫っ毛が頬に当たってこそばゆいが、
嫌じゃない心地だ。]


 ふふ、
 狭いね


[笑ってそう返しながらぎゅっと抱き寄せる。
根本的に抱きしめるのが好きだから、
この姿勢は楽でいい。
もたれかかってくる重さもちょうどいい。
心地よくて寝てしまいそうだ。]



 このあとー?
 うーん、


[彼の猫っ毛に頬を預け、
夢見心地で返事をする。]


 瀬名原くんとの時間、楽しかったな。
 またこうして会ってくれると嬉しいかも。


[なんて、普段ならセーブして
言わないような言葉まで出てきてしまう。
不誠実とも捉えかねない発言に気づかないのは、
湯舟と彼の温度があまりにも心地よかったからだ。]*


[ バスルームの壁に小さな甘い声が反響する。
悪戯な手を叩く力は強くなくて、
あっさり身を捩る様子ににんまりと口端が
上がってしまう。

嫌だ、と言うくせに、手を振り払い押し返す
そんな動きも優しいもので。
構わず身体中を撫で、指を伝わせる。

霧雨のような細かい水滴を浴びながら
息を弾ませる腕の中の海斗は
ぞくぞくするほど色っぽい。

こわいわー小悪魔こわいわー。


掻き抱く腕にも、皮膚の上を蠢く手にも力を込めて
途切れない愛しさと欲求が伝わればいいと願う。 ]
 



   触られると、
   ─── なに?



[ 後ろに触れた指に海斗の声が艶を帯びる。
意地悪く聞き返して、取り繕うような声で逃げを打つ
細身の腰をがっつり掴んだ。

ボディソープの滑りを借りて後孔の襞をなぞって、
指を少し沈めるけれど、滲みたり身体に障るなと
思い直して手を止める。

一夜だけの相手にこんなこと思うことはなかった、と
苦笑いを密かに閉じ込めて、
シャンプーが途中になったままの海斗から
少しだけ体を離した。 ]
 


[ 顔が真っ赤になっているのは、湯温のせいじゃ
ないと思うけれど、手を伸ばして少し温度を下げて。
ボディソープを掌に足して、そっと前に触れる。]


   うしろ、触られると、
         抱かれたくなる?



[ いい匂いの滑りを纏わせた指でやわやわと
刺激しながら、またわざと口にする。 ]
 


[ シャワーの水音に紛れて素直な希望が聞こえたなら
跳ねる心臓を宥めて宥めて、海斗の望むことを
望むままに与えよう。

あくまで意固地に口を開かないなら、
勝手に体を離して、贅沢なダブルシンクの
パウダールームからちょっと不似合いな潤滑剤を
手にして戻ろうか。

どちらにしてもバスタブの縁に腰掛けて、
赤く火照る顔を、似たような表情で見上げて。]*
 

────ある日のお話


   ぁっ、だめ、ごしゅじん、さ、ぁっ〜〜!!


[ 夜の自宅。新婚夫婦になった後かなる前だったか。
  この日の彼女は帰ってくる彼の為にと
  家事をきちんとこなしてその帰宅を待っていた。
  夕食も彼が好きなものを用意していたし、
  寝室も綺麗にして、一緒に眠れるように
  準備は万端だと思っていた。
  服装だって、少し透けやすいメイド服を着て
  出迎えの準備だって出来ていたというのに。

  メイドの彼女は今、その寝室で
  主人によってお仕置きをされているのだった。
  首には首輪、両手は背面で手錠をかけられ、
  透けそうな硬い頂は両方ともローターで挟まれ
  テープで固定されており、
  下の口には太めのおもちゃを入れられ
  下着で固定の上電源を入れられていた。

  そして、突き出された胸の谷間にあいた穴へ
  その主人はローションをたらして
  スキンをつけていない生の状態の熱を
  打ち付けるように腰を動かしていて。    ]





   お、しごと、できてなく、てっ!

   ひぁ、っ…〜〜!ご、めんなっぁぁ!

[ 彼女がお仕置きを受けることになった理由。

  それはとても単純で、
  お風呂の準備ができていなかった。
  ただそれだけ。
  それだけなんだけれど、
  口実としては十分なことだったのだ。

  彼女の太ももには、正の字が書き加えられ
  既に何個書かれていたことだろう。
  仕事がこなせていないメイドは、
  ご主人様によるお仕置きが必要なのである。  ]*



[ ―― なに?と、
  聞き返す声に、悔しそうに呻く

  逃げたくても、腰を掴まれてしまっては、
  容易く逃げることは叶わなくて

  ぬめる感触が、沈む気配に後孔が
  ひくり、と僅かな期待にひくついた]


   
……ぁ、



[ だけど、予想した感触は訪れなくて、
  無意識に切なげな声を漏らして、
  はっ、と慌てて、口に手を当てて、
  余計な音が漏れないようにした

  シャワーの音で、掻き消えてることを祈るしかない

  体温よりも幾分も温くなったシャワーが
  火照った身体に心地良くて、ひと息
  落ち着く間を与えて貰えるかと思えば、]

[ 既に、芯を持ち始めているものを
  緩く優しく触れられて、腰が揺れた

  触れられる度に、硬さが増していくのが分かる]
 

   ッ、ん、……マジ、で、する気なのか?


[ 不安と期待が入り混じった
  問いを口にすれば、また問い返される

  わざわざ、聞くなよ
  と、内心で悪態を吐いて、

  心と身体の天秤が、どちらに傾いているなんて、
  たぶん、もう明らかで、だけどそれを認めるには
  まだ、俺の理性がはっきりしすぎてる]

[ そうすれば、意図は伝わったようで
  取りに行くと言って、漸く身体を解放される

  はぁ、と、甘さを含んだ溜息を零せば、
  バスルームの壁に手をついて、
  流しっぱなしのシャワーで残った泡を洗い流した

  いつもは跳ねている髪も、濡れて落ちてきて
  前髪が邪魔だと掻き上げれば、
  もう一度、息を吐くのと、同じタイミングで、
  兄貴が戻ってきたので、そちらを見る

  バスタブの縁に腰かけて、
  見上げてくる目が楽しそうに見えて

  手のひらで踊らされているようで、
  無性に、ムカついて――

  近付けば、頬を撫でて、首筋を撫でて
  胸の辺りを擽りながら、覗きこんで、にやりと嗤う]
 
  
   ……てか、兄貴はまだ、勃つのかよ?
   ふっ、勃たせてやろーか?


[ 翻弄されっぱなしは、性にあわねーと
  根元から茎を、一撫でしながら、

  自分の唇を指差して、煽った――**]


[「え、いいの?」
と聞かれてやっぱりちょっとこの姿勢は変わっているんだな、と自覚した
でももうしちゃったしね〜…

彼が抱き寄せるものだからならばと凭れかかる
水の中って重さをそんなに感じないからいいよね

癖のある毛を彼に擦り寄せたままこの後どうするか聞いた
そうしたら彼から帰ってきた言葉を飲み込む]


[ またこうして会ってくれると嬉しい

…こうしてって事は……]


…セフレ?


[こうしてって事は今日のマッチングみたいにという事だから
僕とまたこうして会ってセックスしたり甘えたいという事だよね…?

会ってその日に同期からセフレになってほしいなんて言われるとは
誰も思わないよね〜…
なんてのんびりと思う]


う、うーん…セフレかぁ……


[今までそんな関係になったことはなくて
それも今日初めて体験した女性側を、同期とこれからもすると考える

止まってくれないのは困ったものだけど
別に痛い苦しいだけじゃなかったし、元々は少し刺激が欲しくて参加したし
それに僕はお願いされたら弱い

うーん、うーん、と凄く悩む
まあ、でも、彼なら悪い人じゃないのは知ってるし……]


………うーん……いい、よ…?


[戸惑いながらも、まあ、いっかなと]*

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[一番じゃなくてもいいやって、一度は確かに思ったの。
 だってちゆには届かないと思ったから
 彼には奥さんがいて、リカちゃんがいて、
 そこに入り込む隙間を見つけられなかったから。

 ――――だけど今は違う。
 目の前に彼がいて、彼の愛する奥さんはもういない。
 タイガさんをちゆだけのものにして
 ちゆがタイガさんだけのものになって、
 二人で「普通の」幸せな恋をするのに
 邪魔なのは小さなあの子だけ。

 期待しちゃうの、タイガさんのせいだよ。
 そうやってちゆの目の前で泣いて
 他の人に見せられないような弱いところを晒すから。

 手が届くような気がして、欲しがってしまうんだ。]
(63) 2021/07/16(Fri) 15:24:23

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ふぅん、そうなんだ。


[タイガさんがリカちゃんの話を始めたら
 鼻歌を歌うように暢気な声で相づちを打った。

 今が夜で良かった。外が暗くて良かった。
 目だけは笑えない、可愛くない笑みを浮かべてしまうのも
 本当はそんな話をすこしも楽しいと思えない本心も
 全部暗がりが隠してくれるから。]


  おしゃべり好きなんだ、可愛いね
  一人でお世話するのは大変だろうけど……


[遠くの景色を見つめたままで返事した。
 顔を見ない割に、絡めた指だけはぎゅっと握って。]
(64) 2021/07/16(Fri) 15:24:35

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[ごめんね、ちゆはやっぱり子どもが好きじゃないみたい。
 彼が笑うのを聞けばつられて笑って、
 「タイガさんの子どもだもんね」なんて零して。

 
 知ってるよ。
 目のかたちも鼻筋も、
 笑い方もよく似てるって。
 それであなたに似てないところは
 奥さんの面影を残しているんでしょう?


 彼がちゆの方を向けば、笑ってみせる。
 あの日より静かな笑みを浮かべてみせる。]


  覚えてくれてたんだね、嬉しい。
  連絡先も交換してなかったから、
  もう忘れちゃって会えないと思ってた……


[ちゆはこっそり知ってたんだけどね。
 さっさと掛けちゃえば良かったな、電話。]
(65) 2021/07/16(Fri) 15:26:19

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[そうして彼が一つ、また一つ語り出す。
 後悔だとか嘆きだとか、それと少しの愛だとか。
 繋いだ手はちゆより冷たくて震えてた。

 それでも熱は溶け合って、同じ温度に染まる。
 あの夜みたいに寂しさを分け合って――だけど、
 彼が知らない本心を伝えるつもりはなかった。

 
「愛」の形なんて知らない。
 リカちゃんがどんなに大切かなんて知りたくない。
 
 あの子がどんなに可愛くて
 無邪気でかけがえのない存在だとしても
 ちゆにとってはタイガさんと誰かの子どもで
 いらない存在でしかないの。


 ひどい?ひどいよね、分かってるよ。
 でも、だって、だってさ、]
(66) 2021/07/16(Fri) 15:26:39
──────結婚した少し後の話

  何がダメなの?
  仕事の出来ないダメなメイドには当然の罰でしょう?

[新婚夫婦になって少しした後の話。
彼女とは付き合いが長くなり、また夜の営みについても数え切れないほど重ねてきた頃。
家に帰ってきたオレを迎えてくれたのはエッチなメイドこと最愛の妻である奈々で、彼女は家事をほぼ完璧にこなして出迎えてくれた。
正直涙が出るほど嬉しいし、家事をしてくれた彼女には感謝しかない。明日はオレが家事をしよう、とそんな金曜日の夜。

パーフェクトだったメイドはしかし湯船を沸かし忘れていた。
むしろ仕事が残っていてオレは直ぐにお風呂やるよ、なんて言おうとしたけれど、それよりももっと違う方が面白いな、と
彼女のエロ系のメイド姿を見て思う。

彼女のミスを挙げて、御主人がお仕置きをする
そんなシチュエーションである。]


  風呂も満足に沸かせないのに
  胸だけは立派なメイドだな。
  夜伽しか取り柄がないのか?奈々。

[彼女の両肩を掴んで、セックスするように
彼女の大きな胸の間に空いている服の穴に熱塊を入れる。
メイド服の胸の部分がキツいのか、ぱつぱつになっている為
しっかりとした圧力が加わってとても気持ちがいい。
ローションで十分な潤滑剤もあって腰の動きが速くなる。]


  本当に反省しているの?
  何回もイッてる姿じゃ、説得力がないぞ。
  これじゃあ罰にならないな…。


[彼女の太腿に書かれた正の字は彼女がイッた回数。
既に2つ目の正の字が書かれ始めていた。

奥まで入れた後に、彼女の大きな胸の中に
どぷん、と射精して白く染め上げる。
精液が胸下に溢れてメイド服にシミを作っていた。

射精し終えればゆっくり引き抜くと、ローションと混ざって白濁液の残りがつつ、と糸を引いていた。
そのままベッドにオレは座ると、彼女の首輪についたリードを引っ張り足の間に跪かせる。]


  また汚れたぞ、早く綺麗にしないか。


[彼女の目の前に、ドロドロになったモノを見せつけて
掃除をしろという。
彼女は手を後ろで縛られているから、使えるものは限られているだろうけど。]*

──────新婚ほやほや


   ばつ、こんなじゃ、っ…ァ……
   ゆ、るしてくら、さぁ…んぁ!


[ ほぼ毎日肌を重ねていたけれど、
  やっぱりこういう特殊なものは更に燃える。
  いつもの彼なら、お風呂の用意ができていなくても
  優しく大丈夫、といってくれるところだが
  その日の服装が彼をそうはさせてくれなかった。

  もっていたおもちゃを総動員されそうな勢いで
  持続して快感が襲ってくるので、
  彼女は体を震わせて達していたのだが
  それはご褒美のようにもみえ、
  彼が油性ペンを持ってくると1回、2回と
  明らかに彼女が達したのがわかるたびに
  一本一本正の字が書かれていくのだった。

  バストの部分は、無理やり入れ込んだに等しく
  下腹部の圧と同じくらいか少しだけ緩いくらい。
  そのおかげで、彼の腰の動きは子宮まで
  犯すような動きに近かった。         ]





    は、んせ、っして、まぁぁっんん!
    ごしゅ、じんさま、っ……〜〜!


[ 合間合間に書き足されていく棒の数は
  彼女からは見えないけれど、
  書かれている間にもまた達したので
  また増やされているよう。
  
  打ち付ける動きに、すでに彼女の目尻は
  さがりきったただの雌のようで、
  胸の中に吐き出されたことが感じ取れると
  びくっと体を震わせて、また達していく。
  犬のようにリードを引っ張られると、
  目の前に白濁に汚れた楔が現れた。   ]






    ふ、ぁっぃ……!!


[ 主人からのGOがでると歯を立てないように、
  口だけで綺麗にしなければいけないのだが
  ちぅっと先端に吸い付き一気に喉奥まで
  咥えこむと、腰を揺らして小さな喘ぎを漏らす。
  口の中の唾液をうまく飲み込めずに、
  徐々に彼女の口端から彼の脚にむかって
  ぽた、っと落ち、主人の体を汚し始めるのだが。

  彼女の蕾は、あの後きちんと彼の手で開発済みで
  おもちゃを咥えこむことも苦ではなくなっていた。
  お仕置きならば、そこも入れられてしまいそう。
  全部の穴がふさがれるなんて、
  本当はドMな彼女にはご褒美になってしまうから
  主人の判断はどうなるかわからないけれど。

  彼女は、顔を懸命に動かしながら、
  どうしたらいいのかちらりと主人の様子を
  伺いつつ、また1本、1本と正の字が書かれて
  しまいそうな感じがした。           ]*




[ ゆるゆると動く手の中で兆しを見せ始めていた
茎がどくりと脈打つ。

感嘆と興奮の混ざった吐息を落として、
硬さを取り戻していくそれを柔らかく扱いて、 ]


   え、しないの?


[ と、熱っぽい吐息混じりに耳元で囁いた。

肌を滑るボディソープが立てる音にすら
消されてしまいそうな声。

抱けよ、
とそれはたしかにそう聞こえた。
肩越しに振り返る、その顔は火照って紅く、
言葉以上に雄弁に物語る瞳には滾る熱。 ]
 


[ 覆い被さって一瞬、深く口付けて立ち上がる。

ぼたぼたと雫が垂れるのも構わずバスルームから出て
必要なものを手にして戻れば、前髪をかき上げた
海斗が息を吐くのがわかった。

露になった額が大人びて見えて、大きな水滴が飛んで
きらきらと跳ねる。
綺麗で、ちょっと見惚れた。

バスタブに腰掛ければ上から見下ろすように
覗き込んで、体に触れる手の熱さに
ずく、と下半身に血液が集まるのがわかって
我ながら苦笑いしてしまう。 ]
 



   ────── !


[ 唇を指してにやりと嗤う、海斗のその口から
飛び出した爆弾発言に僅かにのけぞって、
眉を上げた。

根本から撫で上げるその手なら、わかってるだろ

もうゆらり勃ちあがっているのが。

ああ恐ろしい。
無自覚な小悪魔ほんとに怖い。


ばちん、と理性がショートしそうな音が頭の中で
弾けて、髪に触れて押し込みたくなる衝動に襲われて
ぎり、と目を閉じて頭を振って振り払う。

きつい思いなどさせたくないというのは
紛れもなく本心なのに、煽ったのはお前だからな
とも言いたくもなる。 ]
 



   見くびらないでくれる?


[ かいとがえろいから、と囁いて
後頭部に差し入れた手で髪を玩ぶ。
男としたことないって言っていたから、
口ですんのもきっと初めてだよなと考えたら、
わざわざお手を(お口を?)煩わせなくても
大丈夫なくらいには反応してしまうのだけれど。 ]


   ……それでもしてくれんの───?


[ つう、と唇を親指で撫でる。

その口が、もう充分に兆しているものを
迎え入れてくれるのならば、
生暖かい粘膜の感触にぞくりと腰は
簡単に震えるだろう。 ]
 

 




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