人狼物語 三日月国


265 【ペアソロRP】配信のその先に2【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 秋月壮真

 
[先日の生配信の際、彼女の身に起きていたこと。
 存在しない恋敵に涙を流すほどに
 自分を想ってくれていたこと。
 聴かせて貰えたなら愛おしさが溢れて
 思わずぎゅっと抱き締めてしまうだろう。
 それに、感謝する。
 自分も伝えよう。
 最近はきみのお陰でピアノを弾くのが
 楽しくて堪らないこと。
 この先もきみを想いながら演奏がしたいこと。]
 
(0) 2024/06/01(Sat) 11:16:19

【人】 秋月壮真

 
[……、隣の部屋を借りて偶に
 きみの声や生活音を盗み聞きしていたことは
 この際にきちんと謝ろう。

 大事だから、心配だからって理由を免罪符に
 何でもしていいわけじゃないことは
 きみが教えてくれた。

 ……でも染みついた癖も心配性も
 簡単に抜けるものではないから
 きみがどこかに一人で出掛けていく際は
 GPSで位置情報を共有したり
 メッセージや通話で定期的に無事を確認したり
 現地までとは言わずとも送迎することを許して欲しい。
 こっそりついて行って陰から見守る様なことは
 
偶にしか
しないようにするから、どうか。]
 
(1) 2024/06/01(Sat) 11:17:29

【人】 秋月壮真

 
[因みに逆側は何でも受け入れる心算。
 一人でオフで出かけることは余りないのだが。
 家での収録にもロケーション撮影にも
 見学を望まれるなら歓迎する。

 その内演奏から自身の変化に気づくものが
 ちらほら現れてきてコメントで指摘された日には
 さらりと「婚約者ができた」と明かすのだろう。
 嘘がつけないもので。
 ガチ恋? な一部が加熱することがあっても
 粛々と諌めてどうにもならない層は切り捨ててしまう。
 きみだけは何からも傷つけられない様守るけれど
 きみの一以外の残り10万少しの人達に
 特段の思い入れはないから、
 きみ以外がどうなってしまったとしても、別に。

 ……一途に一人を想うピアニストというのが受けて
 かえって登録者数とお行儀の良いファンを
 獲得していくかもしれないのはそのまた更に先の話。]
 
(2) 2024/06/01(Sat) 11:19:12

【人】 秋月壮真

 
[そういえば……、
 身体を起こして、散らばったものを集める。
 家に置いてるものと、置いていないもの。
 後者は買ってきてくれたのか。
 放置したせいでぬるくなったゼリー飲料は
 そのままでも自分はおいしくいただける。]


  こんなに自分のためにしてくれて……
  ありがとう。華音はやさしい


[素敵なお嫁さんだ。
 お礼を言い、パキッと開けて口をつけた。おいしい。
 お粥や桃も出して貰えるなら有難くいただくだろう。
 それは当然として。]
 
(3) 2024/06/01(Sat) 11:21:41

【人】 秋月壮真

 

  ……今度、もしよかったら
  あれもまた作ってほしいな

  音符や鍵盤がついた
  桃のパンナコッタ

  あれかわいくてすごく嬉しかった


[綺麗な飾り付けがしてあった。
 自分には想像がつかないくらい
 手間がかかるものかも知れないけれど。
 いいねもつけなかったくせに
 (公式アカはいいね件数ゼロ)
 鍵アカからは穴が開くほど見ていたから。
 つまりは、彼女に精一杯甘えていた。
 体調を崩すことは稀だから、そんな気分だったんだ。
 きっと。*]
 
(4) 2024/06/01(Sat) 11:22:14

【人】 秋月壮真

 
[彼女をベッドに引き寄せた時、
 周りに何か落ちる音がした。
 それは憶えていた。

 拾い集めるのは手伝って貰えたから
 すぐに済んでしまった。
 自分が勝手に始めたことなのに
 ベッドから飛び降りてそうしてくれて良い子だ。]


  凄い? ……そうなんだ


[自分は彼女の方が凄いと思うし
 そんな彼女に好かれたことが奇跡だった。
 どうして自分のファンになってくれたのか
 今度聴いてみよう。
 はちみつの甘さに頬を緩めながら、そう考えた。]
 
(10) 2024/06/02(Sun) 19:58:59

【人】 秋月壮真

 

  薬は大丈夫だけど、……そうだ、


[思い出したように伝えたリクエストは
 快く引き受けて貰えて、ほっとした。
 我儘過ぎたかなって思ったから。
 楽しみだ。その為には早く治さないと。うむむ。]


  …………………………はい……


[自分だけベッドに戻されての返事は、
 すごく悩んだ末に納得した形。
 ついていきたいという台詞を呑み込んだ。
 キッチンはどうぞ好きなだけ使って貰っていいが
 そこに立つ華音が見られないだなんて……。]
 
(11) 2024/06/02(Sun) 19:59:32

【人】 秋月壮真

 
[でも逆の立場なら。
 好きな人が休んでくれないのは嫌だ。

 ドアが閉まるのを見届けてシーツを被った。
 足音が遠ざかっていく。
 しょんぼり……、したのは束の間。]


  ……いつもと違う匂いがする


[一晩貸していた枕に鼻を押し付けてすんすん嗅ぐ。
 すごくいい匂い。華音。……すき。

 それに、必ず帰ってきてくれる──、
 安心感に、また少しだけ寝た。]
 
(12) 2024/06/02(Sun) 19:59:49

【人】 秋月壮真

 
[部屋に近づいてくる音で目が覚めて
 食事を持ってきてくれた姿を見て
 意識が覚醒する。

 ……すごく良い。もう結婚したみたいだ。
 毎日こんな朝が良い。
 現在はもう昼過ぎであるし、
 用意をするのは自分側でも良いが。
 (料理はできないから覚えよう)]


  こんなことまで……
  本当にありがとう

  椅子を持ってくる


[隣の部屋から椅子をひとつ運んできて、
 机で手を合わせてから頂いた。
 たまごが優しくて、蓮華が次々に進む。
 お嫁さんが優秀すぎてつらい。
 自分には、一体何をお返しできるか。]
 
(13) 2024/06/02(Sun) 20:00:34

【人】 秋月壮真

 

  美味しい……、ピアノ? 勿論


[お安い御用だ。
 正直な所、朝から走っても弾いてもいないから
 身体がうずうずしていた。
 でもまだ少し怠さが残っているし、節々が痛い。
 弾けなくはないけれど、
 心配してくれる彼女に従いたいし、
 折角聴いてもらうなら万全の状態が良い。]
 
(14) 2024/06/02(Sun) 20:01:16

【人】 秋月壮真

 
[先日の生配信についての話を聴き、蓮華を置いた。]


  ……そんなことが?
  勿論華音のことを考えながら弾いた

  ……音色、違ってたんだ


[田中さん以外にも気付く人が居たんだ。
 それが華音であることが嬉しい。
 泣いてしまうほど想ってくれていたのが嬉しい。
 愛おしさが溢れて細い身体をぎゅっと抱き締めた。
 こんなに小さいのに、
 きみは俺をどこまでも喜ばせてくれるね。
 
間のふわふわしたのは、全然小さくないけど……。

 
(15) 2024/06/02(Sun) 20:02:55

【人】 秋月壮真

 
[不意に腕を緩めて真っ直ぐに目を見た。
 涙を流したのなら服が吸ってくれたと思うけれど
 潤む瞳は綺麗で、今後曇らせるようなことはしたくない。
 過去したことをなかったことにもできない。]


  ……ごめん、後半は知ってた
  隣の部屋で寝息を……

  きみの部屋の隣を、こっそり借りてるんだ
  名前も郵便受けからはみ出していた
  手紙の宛名で知って……

  今は悪いことをしたと反省してる
  ごめんなさい


[正直に謝罪して、
 椅子から崩れ落ちてしまった彼女の隣に自分も座る。
 その後は落ち着くまで床で寄り添い続けた。

 彼女が壁の写真にしていた行為は知らないのだけれど
 自分も彼女の部屋に向かって──、

 ……自分達が壁越しにキスしていたことを
 この先知ることはあるのかも知れないし
 ないのかも知れない。*]
 
(16) 2024/06/02(Sun) 20:11:54

【人】 秋月壮真

 
[桃が好きなのは甘い味もそうだけれど
 好きなひとの色だからかも知れない。

 ……とふと気づいたのは、
 看病してもらった日
 剥いてもらった桃の最初の一切れを
 フォークに刺して
 彼女の前に差し出した時だった。

 自分で驚く。
 無意識下でもきみのことが好きなんだ。]
 
(17) 2024/06/03(Mon) 0:12:01

【人】 秋月壮真

 
[そんな彼女は何かと自分に
 合わせようとしてくれてかわいい。

 ランニングの日課を伝えると
 興味を持ってくれたのか
 今朝早速一緒に早起きをして付き合ってくれた。
 ウェアはとても様になっていたように思う。
 ただ勝手な想像だが慣れていないと思ったから
 無理はしないでと声をかけて
 速度を普段よりぐっと落としたジョギングにして
 普段と違うひと時を過ごした。

 そしてシャワーで汗を流してさっぱりした現在。
 ────ランニングマシンを二つ
 購入することを検討している。

 人通りのほぼない時間帯とは言え、その。
 揺れ過ぎだ……! 
他の野郎は見たら殺す。

 
(18) 2024/06/03(Mon) 0:14:02

【人】 秋月壮真

 

  (……ふう、)


[心頭滅却。
 桃というよりめろんサイズな
 ふわふわのなにかを
 頭の中から追いやってピアノの練習をする。

 華音にはピアノ室を自由に
 出入りして良いと伝えてある。
 聴きたいと思ってくれるなら嬉しく
 いつでも歓迎だけれど
 何時間でも延々と弾き続けるから
 飽きてしまうだろう。
 演奏の最中にドアが開けられても
 自分は気にしない。]
 
(19) 2024/06/03(Mon) 0:16:34

【人】 秋月壮真

 
[そうして今日も実に六時間弾き続けた。

 最後の曲はパッヘルベルのカノン。
 やり切った自分へのご褒美として
 この配置にしている。]


  (ああ、華音の曲を弾くのが一番楽しいな)


[自分の演奏は彼女を知るたびに
 様相を変えていく。
 彼女が息づくから曲が魅力を増す。
 華音自身を愛でるように
 想いを込めてピアノの音色を響かせた。

 そう、きちんと心を律することができたのだ。
 この時までは。]
 
(20) 2024/06/03(Mon) 0:19:42

【人】 秋月壮真

 

  ………………え?
  そうか、そういう日もある……


[彼女、今夜は遅くなるらしい。
 心が乱れる。
 一体何の用事だろう。
 気になる、すごく気になるが、訊ねないことにした。
 詮索して嫌われるのは避けたい。気になる。]
 
(21) 2024/06/03(Mon) 0:35:36

【人】 秋月壮真

 
[……まだ言ってなかったが
 彼女の大学の音楽科に自分の在籍がある。

 元々、いつか行かなければならなかった。
 今日は生配信もないし
 たまたま偶然乗り気なので、大学に赴くとしよう。

 そう、たまたま偶然……、
 断じて監視が目的ではないんだ……!*]
 
(22) 2024/06/03(Mon) 0:37:54

【人】 秋月壮真

 
[この先他の料理もかなり得意なようだと気付いた時は
 前に教えてもらった甘い卵焼きも
 リクエストしてみるかも知れない。
 出汁だけで作ってくれる田中さんのも
 自分はすきなんだけれど。

 華音が作ってくれたなら
 卵焼きもケーキもパフェもピザも
 みんな美味しいんだろうな。
 技術ももちろん確かなのだけれど
 誰が作ってくれたもので誰と一緒に食べるかも
 重要なんだって気付いた。

 ラザニアは、叶う事なら一緒に作ってみたい。
 睡眠薬はあれに入れたわけじゃないけれど
 タイミングが重なってしまった。
 彼女にとって特別で大切な料理が
 嫌な思い出になっていないと良い。
 楽しいだけの思い出で上書き出来ると良い。

 ただ自分はピアノを弾く以外のことが
 とんと駄目だから足を引っ張りかねない。
 だけどええとそうだな、鍋やオーブンを見張ったり
 熱いものを持つくらいなら……。]
 
(40) 2024/06/03(Mon) 22:25:27

【人】 秋月壮真

 
[何故キッチンにカメラがないのか。
 酷く悔やまれた。
 だけど、頭を撫でて貰えて
 心はぽかぽか、すっかり良い気分に早変わり。
 母がそうしてくれたのは片手で数えられるぐらい。
 華音の手、優しかった。……すき。
 枕を嗅ぎながら触れてもらった所に自分の手を当てた。
 華音もこれされるのすきかな? もっとしよう。
 寝たのはごく短時間。だけどかなりすっきりした。]
 
(41) 2024/06/03(Mon) 22:25:32

【人】 秋月壮真

 

  (うっ……)


[押し付けられると互いの間で
 形を変えているものの存在感が、物凄い。
 華音のお顔はもしかしたら美形なのではないかと
 薄々感じていたのだが
 体型もかなり非凡なのでは?
 と今さら気づく。
 大でも小でもそのまま愛するのみだけれど
 これは……、と、兎に角凄い(語彙力)。]
 
(42) 2024/06/03(Mon) 22:26:47

【人】 秋月壮真

 
[謝罪は受け入れられた。
 なんて心が広い。]


  気持ち悪く……? 全く

  華音はぜんぶかわいい
  ぜんぶ嬉しかった

  ぜんぶすき


[口をついて出てくるのは小学生並みの感想。
 実は難しい言葉は辞書を引いたり
 検索しないと使えない、恥ずかしいことに。
 飾らない、素直な気持ちだった。

 手を握り返す。小さくてかわいい手。
 自分に力を与えてくれる手。]
 
(43) 2024/06/03(Mon) 22:27:31

【人】 秋月壮真

 

  ……壁に俺の写真が?
  そっか

  華音にされるのは嬉しい……よ


[コレクションについて謝罪されれば
 全く問題ないと返事した。
 きみは特別なオンナノコ。

 どちらかというと彼女の寝食を見守ってきた
 自分の写真たちが羨ましいとさえ……。

 でも、彼女は逃げないし帰ってくると約束してくれた。
 これからは自分自身の目で見るから……、良いんだ。*]
 
(44) 2024/06/03(Mon) 22:28:19

【人】 秋月壮真

 
[桃を先に食べて貰った理由は
 添えられたフォークが一本だけの様で
 感染したら悪いと思ったから、だったりする。

 今更である。散々キスをしておいて。

 感染って彼女が生活に支障をきたしたら
 腹を切って詫びよう……、看病をした上で。

 桃は自分がすきだと言ったから
 択んで買ってきてくれたのだろう。
 いままでで一番、特別な味がした。]
 
(45) 2024/06/04(Tue) 10:01:02

【人】 秋月壮真

 
[翌朝伝えられた彼女の意思。
 己はそれを尊重する。
 そのつもりだと返答した。

 好きなら離れてはいけないんだ。
 父に迷惑をかけないようにした結果
 孤独であった母のように。

 そんな単純な理屈で動く自分と違って
 彼女はずっと現実を見ていた。

 彼女の言葉を信じ、
 自分自身の成長を改めて決意する。
 きみの隣にいて恥ずかしくない自分に、
 物理的に閉じ込めなくても
 心にゆとりを持てる男に、なりたい。

 私物を持ってきた彼女に対しては
 空き部屋は沢山あるから好きに使って良いと。
 ……だけど寝るのは自分の部屋がいいと主張した。
 寝顔を眺めて寝起きがしたい、ここは譲れない。
 
結果悶々とした夜を過ごすことになる。

 
(46) 2024/06/04(Tue) 10:01:09

【人】 秋月壮真

 
[欠伸を意地と気合いで殺して
 迎えた早朝ランニング。
 走る前、体力に自信があると豪語していた。かわいい。]


  (えっ? えっ……?)


[横を見なくても視界の隅で
 ふわふわがばいんばいん。
 何事????!

 切れた息がまた妙にあれなのだ。
 えっちだ……。

 髪が揺れてちらりと覗く頸や
 健康的なふくらはぎなんかも目の毒。

 こんなの誰でも攫いたくなるに決まっている。
 
やっぱり閉じ込めようかな?

 
(47) 2024/06/04(Tue) 10:02:01

【人】 秋月壮真

 
[ペースは落としたものの
 ぐったりしているのに気づけば
 クールダウンに入るのを早めて
 歩いて帰ってきた。

 ばいんばいんを意識する余り
 彼女自身の変化を見落とした。不覚。

 矢張り凡ゆる意味でランニングマシンは有用。
 田中さんにすぐにでも手配を頼むとする。

 歩かせずに抱えても良かったのだけれど
 エアコン室軟禁育ちのために
 普段は殆どかかない筈の汗を
 普段と違うためにそれはもうぐっしょりかいていた。
 そんな身体では彼女に触れたくなくて。]
 
(48) 2024/06/04(Tue) 10:03:30

【人】 秋月壮真

 

  ごめん、先に済ませる


[だから悪いとは思いつつ
 シャワーは先に浴びさせて貰った。
 超特急で済ませて
 肌に張り付く髪をタオルで拭きながら
 彼女を探すと、何故か立っていた。うん?]


  勿論使って
  脱衣所のタオルも好きなだけ
  ドライヤーも確かあったと思う

  俺はピアノ室にいる


[キッチンでプロテイン入りのスムージーを作ると
 脱ぎ置かれた服を見ないように脱衣所に顔を出し
 彼女の分を棚の上に置いて逃げる様に去った。
 近くに居てくれて嬉しいのだけれど
 心臓がいくつあっても足りないぞ……。]
 
(49) 2024/06/04(Tue) 10:04:22

【人】 秋月壮真

 
[一気に飲み干してグラスをシンクに置くと
 すぐさまピアノ室に向かった。]


  ……しまった、場所教えてなかった


[彼女は大学がある日だろう。
 行く前には声をかけてもらえると嬉しいし、
 無断で出て行きはしないだろうという信頼があった。
 部屋を見つけられるように
 一階にあるピアノ室の扉を少しだけ開けておく。
 耳が詰まるような感覚があるその部屋は完全防音で
 母が家を建てる際に一番拘った部分らしい。]
 
(50) 2024/06/04(Tue) 10:04:54

【人】 秋月壮真

 
[楽譜に視線を向け、鍵盤を鳴らす。
 耳で憶えた通りに弾いていたとき
 そこには何も置いていなかった。

 いまは譜面越しに作曲家と向き合い
 記号のひとつひとつに込められた想いを想像し
 自分の想いを載せて弾いている。

 他人の感情、自分の感情。
 鈍い自分にとっては、難しいアプローチ。
 だけどだからこそ、やり甲斐を感じ、
 心から楽しいと思える。

 華音が入ってきたのはすぐに気が付いた。
 曲と曲の間。気遣いのできる優しい女の子。
 行動一つとっても愛おしさが溢れるから
 愛を囁くかわりに音色に載せる。

 大好きだよ。愛してる。ずっと一緒にいて。]
 
(51) 2024/06/04(Tue) 10:05:07

【人】 秋月壮真

 
[自分の我儘が叶ったみたいに
 彼女は最後までいてくれた。
 こんなに贅沢で良いのかな。
 拍手と賛辞を受けて照れくさそうに立ち上がる。
 俺は華音が世界でいちばん大好き。

 彼女の目の前まで移動すると手を差し出して
 腰掛けていた椅子から立つのを手伝った。
 真ん中で聴いてくれてもいいのだけれど
 田中さんもその隅に置いたままの椅子の上で
 聴いてくれることがある。]


  こちらこそ聴いてくれてありがとう

  大学……、うん
  気をつけて行ってらっしゃい


[それぞれに支度を終えて家を出る。
 数歩進み、後ろを振り返って
 こちらを見る彼女がかわいい。]
 
(52) 2024/06/04(Tue) 10:05:29

【人】 秋月壮真

 
[キャップを被り直す。]


  えっと、俺も今日は出かける
  そっちの方向に用があるんだ


[無垢な瞳に弱い。取り分け君の瞳には。
 角を曲がるたび偶然だね、奇遇だね、と歩くも
 門に着く前には
 同じ大学に通っていることを白状している。]


  俺は教務課に用があるから……


[敷地内に入れば流石に分かれようとするけれど
 寂しげに小さく手を振る。でかい図体で。**]
 
(53) 2024/06/04(Tue) 10:05:53

【人】 秋月壮真

 
[スムージーを置く時。
 出来るだけ見ないようにしたから
 形などはぼんやりだが
 一番上に載っているなにかの色は微かに見えた。]


  (ピ、ピンク…………)


[ドキドキして記憶から掻き消すのに
 大変苦労したのは言うまでもなく。]
 
(62) 2024/06/04(Tue) 20:41:27

【人】 秋月壮真

 
[並んで歩けば絵画のような横顔が美しい。
 鈴を転がすような声がかわいい。
 勿論と繋いだ手は滑らかで柔らかい。
 さらさらの長い髪が風に揺れると
 自分と同じシャンプーの匂いがする。

 きみは眩しい太陽で
 ほとんどの神経がそちらに行くから
 周りの目が気にならずに歩くことが出来た。]


  こちらこそ
  洗い物、俺の分までありがとう


[かわいいだけでなく気配りまでできる。すき。
 田中さんがやってくれるというのに甘えて
 そのまま放置してしまう癖は改めようか。]
 
(63) 2024/06/04(Tue) 20:42:27

【人】 秋月壮真

 
[通り過ぎるだけで
 認知していなかったカフェもパン屋も
 きみが挙げることで自分の世界に組み込まれる。
 今度一緒に行こうと約束し、
 空白の未来に予定が増えていく。
 猫をかわいいと視線で追うきみがかわいい。]


  クレープ、バイト中に必ず行く


[力強い即答。
 制服姿を間近で、そんなの行かないわけにいかない。
 頼み込んだら家でも着て見せてくれるかも知れない。
 だが勤務時間に店内で店員さんをしている
 その姿にこそ特別な価値があり……。

 バイト先であることは、知っていた。
 人の多い営業時間に自分が近寄れると思えなかったが
 案外行けそうな気がしてきている。
 これも、きみのお陰。]
 
(64) 2024/06/04(Tue) 20:43:56

【人】 秋月壮真

 

  ……ごめん、話が楽しくて
  言うタイミングを逃した

  暫く休学していたんだけど
  実はそうなんだ

  華音も行ってらっしゃい
  また……


[見送ると一気に心細くなってしまった。
 空いてしまった手を緩く握る。
 実際に会う前に比べたらこれでも充分近い。
 連絡先を交換しあっているから、
 いつでも話しかけることが出来る。助かる。
 それでもやはり、寂しいと感じてしまった。]
 
(65) 2024/06/04(Tue) 20:45:50

【人】 秋月壮真

 
[ただそれはそれとして
 折角来たのである。
 教務課での手続きは手早く済ませるとして
 復学前でも利用できる施設はある。
 カフェテリアや購買、図書館などなど。
 満喫しなければなるまい。

 見て触って食べれば
 キャンパスライフ妄想の解像度が上がる。
 何のためってそれは、
 一日中彼女のことを考えてるから。
 彼女がどう過ごしているか考えているから。
 暇人である。

 復学したら多少は忙しくなるだろうけれど
 今日手続きして今日からすぐ通えるわけじゃ無い。
 早くて今年度の後期から、数ヶ月後だろう。]
 
(66) 2024/06/04(Tue) 20:46:35

【人】 秋月壮真

 
[音楽部があり、他学部であっても
 音楽史などの講義が取得できるだけあって
 自分を知るものは学内にいるだろう。

 数年前は美奈子の息子が入学してきたと
 話題になっていたそうだ。
 母が亡くなったのは丁度その時期。
 一度も出席することなく留年と休学で
 籍だけ置き続けて現在に至る。
 ゆえに、姿形で誰かに気づかれるとすれば
 秋月ではなく顔出しをしている暁としての自分の方。

 だがそんな自分が放つオーラは
 圧倒的に、陰。]
 
(67) 2024/06/04(Tue) 20:47:19

【人】 秋月壮真

 

  このペン……華音が持ってた気がする
  あっ、このノートも……買おう

  
[手伝いを申し出た私物の搬入時
 ちゃっかりチェックを入れてしまったのは
 ストーカーのサガ。
 彼女の持ち物や好きそうな料理を考えて
 ぶつぶつと呟きながら購買を漁ったり
 カフェテリアで注文(周囲を真似た)する自分に
 話しかけてくる勇者は居なかった。
 遠巻きに「もしかして」なんて話されていても
 まるで気づかずマイペースに過ごしていた。]
 
(68) 2024/06/04(Tue) 20:48:12

【人】 秋月壮真

 
[凄い。華音の大学(自分のでもある)は
 なんて魅力的な場所だろう。ほくほく。]


  (華音!!!!)


[だが講義と講義の合間か、
 本人の姿が見えれば、声をかけるのではなく
 思わず壁や自動販売機の裏に身を潜めて
 様子を伺ってしまうのだった。
 癖とは恐ろしいものだ。*]
 
(69) 2024/06/04(Tue) 20:48:33

【人】 秋月壮真

 
[カラーペンはどうしてこんなに
 種類があるのだろう?
 華音が何の色を持っていたか迄は
 思い出せなかった。
 購買の窓に映る自分の姿をちらと確認。

 購入したものはレジで紙袋に入れて貰って
 リュックの中に大事に仕舞った。

 カフェテリアではアイスココアと
 ミルクレープを頂いた。おいしい。
 田中さんがチョコレートを溶かして作ってくれる
 ホットココアも冬に必ず飲みたい逸品だ。

 弟子入りしたいなどと彼女は言っていた。
 当の田中さんは「でもね坊ちゃんが私の料理を
 褒めてくれるようになったのは最近のことなんです」
 と言い彼女と自分を交互に見て意味深に笑ったりする。
 それはまた少し先の話なのだけれど。]
 
(76) 2024/06/05(Wed) 18:41:01

【人】 秋月壮真

 
[そうして移動中の華音を見つけた。かわいい。
 話している内容が判らぬほど遠く豆粒のようだけど。
 友人達に囲まれている。オーラが陽。眩しい。]


 「秋月壮真くんかな?」

  しーーっ、邪魔しないで頂きたい……


[良いところなんだ。
 話しかけてきた誰かを片手で制して物影から見続ける。
 友人に接する姿はお嬢様やお姫様のよう。すき。

 所で自分はちゃっかりケーキを食べたが
 彼女は昼を食べれず終いではないか?
 倒れてほしくない。
 合間になにか入れているといいのだけれど。]
 
(77) 2024/06/05(Wed) 18:43:57

【人】 秋月壮真

 
[……ああ、行ってしまった。後ろ姿も最高。
 してる場合ではない。
 話しかけてきた誰かに向き直る。]


  ……え。何でわかったんですか?


[名前を言い当てられていた、警戒心を前面に出す。
 入学してから一日たりとも出席していないし、
 人前で弾いたのは一度だけ、それも幼少期のこと、
 あれ以来怖くなってしまって家でしか弾いていない。
 自分が秋月で、大学に来ているとどうして気付けようか。

 その人は慌てて弁明した、
 教務課に来ていたことが学生間で噂になって、
 自分の耳にも届いたのだと。
 ────教務課?]
 
(78) 2024/06/05(Wed) 18:44:34

【人】 秋月壮真

 
  ── 回想 ──

  「秋月さーん、秋月壮真さーん!」

   はい

  「すみませんこれは何て書いてありますか?」

   疾病です

  「ああ、ありがとうございます〜」

   ……、……

  「秋月さん! 秋月壮真さーん!!」

   はい

  「何度もすみませんね、これは?」

   回復です

  「ああー、承知しました!」

  ── 回想おわり ──
 
(79) 2024/06/05(Wed) 18:45:00

【人】 秋月壮真

 
[あれでか〜。あれは恥ずかしかった。
 字はキレイに書けるようにならないと。

 用件を訊けば、その人は身分を明かし
 母のファンであることを熱く語り出した。]


  ありがとうございます


[自分のこと以上にうれしい。
 己も母のピアノが大好きだし、愛している。
 母自身のこともそうだ。
 指導がとても厳しかったけれど、
 辛い折檻の内容はまるで憶えていないし、
 亡くなってしまうと苦手だった所は忘れて
 良い所ばかり思い出されるものなのだ。
 少なくとも自分はそう。]


  ……ティーチングアシスタント、ですか?


[しかし、如何に同じ推しを推す同志とあっても
 頼み事となれば話は別。
 相手は母の息子である自分を雇いたいそうだが、
 秋月壮真として人前に立つと足が竦んでしまうし、
 お金に困ってもいないからバイトに興味はな──]
 
(80) 2024/06/05(Wed) 18:46:07

【人】 秋月壮真

 
[このひと西洋音楽史の講義を
 受け持ってると言っていた。]


  「時給は特別に奮発して……」

   タダでもやります


[即答だった。]
 
(81) 2024/06/05(Wed) 18:46:30

【人】 秋月壮真

 
[遅刻で駆け足の教授に続いて講義室に入ると
 真顔でプリントを端から配布していく。]


  (……華音)


[熱心なのか前列に座る華音の前にくれば
 話し掛けたいのはぐっと堪えて
 にこりと微笑いかけた。

 後ろに回すプリントの束を他と同じ様に渡すと
 小さな桃のキャンディ三つを
 パーカーのポケットから出してそっと机の上に置いた。
 そのうちの一つには付箋がついている。]
 
(82) 2024/06/05(Wed) 19:00:52

【人】 秋月壮真

 
[きみが何度も伝えてくれるうれしい言葉。
 自分もこの先何度となく伝える言葉。
 ……字を練習してからにすればよかったかな、
 なんて思いつつ。*]
 
(83) 2024/06/05(Wed) 19:08:18

【人】 秋月壮真

 
[飴、喜んでくれたみたいだ。

 花が咲くようにかわいい華音。
 きみだけが俺の音楽に、人生に、彩りをくれる。

 仕事は引き受けて良かった。
 
でも教授は見たら殺す。

 
(90) 2024/06/05(Wed) 21:35:36

【人】 秋月壮真

 
[指でなにかサインを送ってくれてる。

 あとであれなんだった? って訊いてしまう
 世間知らずで空気の読めない自分だけれど。
 
前に生放送でやったの間違えてた……。

 
ハート送ってくれたのすごくうれしい。


 沢山失敗を犯してしまう自分だけれど。

 きみへの愛では誰にも負けない絶対の自信がある。

 悪いところは治していくので、
 今後一生よろしくお願いします。**]
 
(91) 2024/06/05(Wed) 21:36:17

【人】 秋月壮真

 
[どんなきみも受け止める。
 きみが自分をそうしてくれた様に。

 そこは当然として、
 自分の課題は彼女を害する存在に対して
 抱いてしまう加害性である。
 脳筋というか単細胞というか。

 きみの家族は大切にしなければ
 ならないと思うのだけれど、ううむ。]
 
(95) 2024/06/05(Wed) 23:54:04