人狼物語 三日月国


110 【身内】腐ったリンゴを元に戻すには【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:




[ だから、彼女もカネ。
  そうじゃないと分かっていても、カネ。

  同じベッドで過ごした時間は、
  彼女にどう稼いでもらうか考えた時間。
  それと同時にどれだけ愛おしいのかと、
  実感する時間でもあったのに。
    ]






[ 彼女の過去を全く知らないから、
  春を売っていた事実も知らない。
  だから平気で彼女の傷を抉ることができている。

  無知とは酷なものでしかない。        ]






[ どんな彼女でも好きなのに、


  どんなに好きな彼女でも


  お店に来なくていいだけは言えない。 ]





[ 愛されたかったの。

  ただただ、好きな人に愛されたかった。

  だから、彼には簡単に、いとも簡単に心を許した。
                  
身体を許した。
 ]
 


[ 夢と現実の境を曖昧にして
  
  王子様に愛されていたかった。

  だって大好きな人だから。

  大好きな人からの愛情は、
  
  店へと縛る
魔法
になってしまう。
       
呪い
         ]
  



[ 彼女の気持ちは本物。

  なら麻央の気持ちはどうなのか。

  それは──────………    ]




【人】 姫華


  疑うことくらいは覚えてる。
  だって、この世に暗い一面があるのは知ってるから。

  もっとも、それを体験したのは私じゃない。
  哀れな、お姫様になれなかった姉の方。



  「有名な人、ね……。」


  コネとかじゃないの?って思ったけど
  逆にそういうつながりがあるって考えたら
  凄くはあるのかもしれない。

  ただ、有名な人が居るからって
  それが信用に繋がることはないから
  興味ないです、と言って。
 
(18) 2021/11/27(Sat) 23:04:38

【人】 姫華


  新作の発売日。
  全部は変えないな、と少々悩んでいた日の事。
  なんでお金が足りなくなったかと言えば
  “収入源”が手元にいないから。



  「プレゼント……?
   
   後から代金返せとか言うんじゃないの?」


  疑いの目を向けたら、
  一緒に名刺も受け取って欲しいとのこと。

  
――――― 受け取ったその先は?



  「……受け取っても、連絡するとは限らないけど?」


  それでいいのなら、と交換条件を飲んで。

  連絡なんてするつもりもなく受け取ったけど。
  色々と困った立場になって、
  連絡せざるを得なくなるのは―――――。
  
(19) 2021/11/27(Sat) 23:05:23



     
お姫様の転落の物語は、まだ、先の話。



  



[ 真贋を見抜く目なんて、もってないから。


  信じたいことをいとも簡単に信じてしまうの。 ]

 


[ そう、思っていなければ

  私という人は空っぽだから。

  感じる虚無に蓋をして、

  わたしは静かに微笑むの。 ]