人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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[必死に呼吸を紡いで、
尋ねる声にがくがくと首を揺らす。]


 …ぁっ、はぁーっ、……はぁっ……、
 ……んっ、かんじるっ……♡

 しゃおの、……おっきいのっ……♡
 ひ、ぁぁあっ♡、ぁぁっ……んっ……♡♡♡

 らめ、っ……ぐりぐり、らめぇっ……♡♡♡


[うっとりと蕩けた瞳は淫蕩に濡れ、秘唇が悦ぶようにひくひくと蠢く。
唇から溢れ出る嬌声は悦びに満ちて、甘さを残し。
足を折りたたんでより深く繋がるように腰を擦り付けていれば、待ち望んでいた唇が降りてきて、夢中で吸い付いた。]

  
 ……ぁ、ふっ……んん……、
 む、ちゅ、……ンンぅっ……ぁ、……


[胸の凹凸を彼の手が撫でていく。
ただそれだけの愛撫にも身体が震えて、重なった唇からもあえかな声が零れる。*]

[一瞬気を遣りそうな程の衝撃は、4度の射精で少し鈍くなった陰茎でなければ耐えられなかっただろう。
彼女の方はどれだけ多くの蜜を零してもまだ小龍の胤を包もうと後から後から溢れてきている。

背を仰け反らせる彼女がそのまま後ろに倒れないように支えて奥を抉れば、先端がめり込む感触があった。]


 そー、 だなっ、
 レイがおっきくしてくれた、から、

 ……赤ちゃんより先に赤ちゃんの部屋に入っちまった、


[彼女がもしまだ腹に手を当てる余裕があったなら、小龍がぐりぐりとする度に内壁を抉るのが掌にも伝わっただろう。
身長の割に長めのつくりというのは他の男性器を見ることなく育ったが故に知らなかったが、レイの身体の奥まで愛してやれる器官を持てたのは幸せだった。]


 ん、 レイ、
 ……すきだよ、


[くちづけの合間に甘く囁いていれば、自分の陰茎の臭いなど忘れてしまえる。
抱き合って、唇と胸と性器とを同時に愛し]


 すきだ、


[繋がったまま押し倒してとちゅとちゅと律動を始めた。
射精までの時間が長い分、繋がったまま色々な恰好で彼女の奥を可愛がることができそうだ。*}

ー 水着事変 ー

[その姿をみたわけではないが、
断わったら落ち込みそうだなあとは思った。
そして着たらきっと喜んでくれるのだろうなと
いう予想も当たっていた。

こういうストレートで裏表のないところは彼の美徳だと思うし、
好ましい点のひとつだけれど
そう絶賛されるとますます恥ずかしくなってしまう。]

あうう......そこまで喜んでくれるなら着た甲斐がある......かな......?えへへ......

[照れ臭そうにはにかみ、]

うん、さすがにこんなの
他の人には見せられないよお......
色々心許ないもん......

[布地を紐で結んだだけの胸部は録に支えもなく、
動くたびにばるんばるんと大きく揺れる。
うっかりほどけてしまった日には目も当てられない。

理由は違えど二人の意思が合致したので
場所は誰の邪魔が入ることもない浴室である。
ジャヤートはジャヤートできわどい水着を身に纏っており、
健康的な裸体を惜しげもなく晒していた。
既に全裸を見ているので羞恥はないが
なんだか不思議な感じではある。]

[シャオロンが蠢く度にぷちゅ、と膣口の混ぜ合わさる音が聞こえ、とろとろ蜜が溢れて臀部にまで垂れ落ちていく。
仰け反った拍子に縋るように肩口に回された腕は、浮かび上がる汗と共にしっとりと肌に吸い付いている。

深く繋がった箇所に視線を落とせば、内側から抉られるお腹が少し膨れていて、確かにお腹の中に彼が居るのだと思い知らされる。]


 ぁっ、あっ、ぁんっ……!

 はぁぅっ……、あかちゃんっ……、の、
 へや、……しゃお、の……

 きもち、い、……って……
 ……ぁんんんっ♡♡♡んぁっ、……♡♡♡

 そこ、すきぃっ……♡♡♡


[子宮口を開いて、先端が中にぐぷっと入り込む。
ビリビリっと痺れるような快楽に涙を流して、
奥深くまで彼のモノを感じる悦びにびくびくと身体が打ち震えた。]

[飲み込みきれないお酒と唾液を口端から溢れさせ、
与えられるくちづけの甘さに酔い痴れる。
お酒だけではない甘さは彼の味。

名前と共に、送られる言葉に涙を浮かべながらも微笑んだ。]


 ……うんっ、レイも……♡♡♡
 ……すきっ……♡♡♡
 
 ぁ、ぁぁっ……んんっ♡


[唇を塞がれて、胸を揉みしだかれ、蜜壺を突付かれて。
同時に送られる快感の波に酔い痴れる。]


 ……しゃおっ、……すきぃっ♡♡♡
 すきっ……♡♡♡
 ひ、んぅッ……はぁあ、ぁぁッ……んんんっ♡♡♡


[寝台に身体を倒して、覆い被さる彼にしっかりとしがみつく。
徐々に早くなっていく律動に、あられもない声を上げて、髪を乱れさせてシーツに皺を作る。
どこもかしこも、身体中を彼に愛されて、彼に溺れて。*]



 こんなッ、きもちぃんだから、
 十月十日も入ってられるの、ずりーなぁ、


[まだ見ぬ赤子に嫉妬しているかのような言葉を言って笑う。
子宮口を抉る性交の良さを知れば、毎度はいらないと物足りなくなる気がしていた。]


 ん、俺もここすき、
 ぎゅーって締まんの、きもっちー……


[彼女が好きと言う角度で突いてやれば、身体の方も応えるように締め付けてくる。
体位を変えて挿入して当たる角度が変われば、その体位での一番悦い場所を探して突いた。
支える為に掴んでも汗で滑ることもあり、滑らない様に気をつければ彼女の白い肌に痕をつけてしまった。]


そ、それ、良いこと......なの......??
あうう......あんまり、まじまじみないでよぉ......


[彼にとってはいいことかもしれないが、
自分にとっては羞恥心を増幅させることに他ならない。

言われるがまま、至近距離で彼の肉体を感じ。
見つめ合えばなぜだか目がそらせない。
見られていることにどきどきして、そわそわして、
お腹の奥がきゅうんとしてーーー]

 
 ぁッ♡……んンッ、んッ……
 ……ふ、……ふふっ……、 


[生まれてすら居ない赤ちゃんに嫉妬にするような物言いが、嫉妬深くて、可愛くて。
愛しさが募って首筋に腕を回してぎゅうっと身体を引き寄せた。]


 ……ぁんっ、……ああっ、んんんっ♡♡♡
 ふぅっ、……んんッ……、しゃ、おぉ♡♡♡

 すきっ、あンっ♡♡♡……、おくっ、いい……♡♡♡
 ……きもち、ぃよぉッ♡♡♡


[角度を変えて突き上げられる度に、新しい快感が訪れる。
一つ一つ、見知らぬ花を開かれていくように。
シャオロンのカタチを愛し方を覚え込まされていく。
彼しか迎え入れたことのない身体が、彼の為に花開いて、彼だけの為にカタチを為していく。
肌に残る手跡も、彼に愛された証拠。
今はその跡すら見る余裕もなく、ただただ彼にしがみついて快楽の波に流されていく。]


.........っ、


[そう、要は興奮してしまうわけで。

もじりと無意識に太股を擦り合わせたのに
彼は気づいたかどうか。

唇を重ね、乳首を摘ままれれば
ぷくりと水着に形が浮き上がり、
さわってほしそうに主張する。
下を隠す桃色の布地にはすぐに
じわりと濃いシミを作ってしまって]

[ーーーそうして。

浴室に甘い啼き声が響き渡るのも
時間の問題で。

今日も今日とてたっぷりと、
日がくれるまで愛し合ったのだった。**]



   初めてなのに、無理させてしまったな。
   これからはもう少し手加減を覚えよう。


[ 目を覚ました彼女が可愛らしくて、
  コンはふっと笑ってしまった。
  起き上がれそうにないその腕を支え
  彼女の体をまた布団の中へ寝かせて。
  生まれたての子鹿よりも愛らしい彼女に
  目覚めの果物を持ってきて、
  散策はまた別の日にしようと告げる。
  2人で行く方が楽しいに決まってるから、なんて
  理由を告げて湯浴みを提案したら
  少し口を尖らせながら肯定を得た。      ]







   仕方ないな、お嬢さ……奥さん。


[ 腕を差し出されたなら、体を近づけて
  首に腕を回すように仕向けて。
  準備ができれば、彼女の体を抱き上げて
  脱衣場までまずは向かうのだが
  改めて彼女が妻になったと実感した。

  でなければ、こんな風に彼女を浴室へ
  連れて行くことは一生叶わない。
  だから、ありがたいと心が温かくなる。  ]







[ 浴室で愛し合えば、彼女の声が響く。
  意地悪かもしれないが、コンはそう言いながら
  動きを止めることはなかった。
  のぼせる前にまた寝室に戻って
  今度こそ、ゆっくり…したのだろうか。

  それから2人でこれからの話をしたり
  両親に会いに行ったり、
  いたく充実した生活が始まり
  毎日がとても貴重な一日だと思うのだった。  ]







[ それからふたりの間には希望以上の宝物が
  増えていったことだろうし、
  一筋縄ではいかない生活になるかもしれない。

  けれども、それをコンは幸せに思い
  彼女のことを大切に大切に思っている。
  それは子供達に向けてとは全く違う、眼差しで。

  運命に抗いたいと思わなくて良かったと
  昔の自分を回顧しては笑ってしまう。
  そんな人になるのだろう。         ]*





【人】 狐娘 レイ

―― 翌朝 ――

[初めての交わりを覚えた身体は、朝陽を迎え入れても反応しないほど心地の良い疲労を訴えていた。
シャオロンが寝台を抜け出したことにも気づけず、一糸まとわぬ姿で布団の中で丸くなっている。

指輪が指先に嵌められたのにも気づかないほど、愛された身体は情交の後がしっかりと残っていて、昨夜のことが夢ではないことを表している。

ふに、と柔らかいものが唇に触れた。

重い瞼をゆっくりと開いていけば、
柔らかく微笑むシャオロンの顔があって、
つられるようにふにゃりと表情を緩めた。]


 ……おはよぉ、しゃおろん。


[寝ぼけ眼のまま、差し込む朝陽に照らされる愛しい人が今日も傍らに居る。
奥さんと呼ばれることが擽ったくも、嬉しくて。]
(7) 2021/12/16(Thu) 0:24:52

【人】 狐娘 レイ

 
 ……ん、ん〜〜ッ……!
 はふ、……朝、はやいねぇ。


[本当に早いかは知らない。
布団の中でぐううっと伸びをして、意識を覚醒させていく。
そこでようやく違和感に気づいて、ふと左手に視線を向けた。]


 ……ん……?


[左手を目の前に持ってきて、まじまじと指の根元に嵌っているそれを見つめる。
どこか見覚えのあるデザイン。
忘れるはずもない、水晶に白い花をあしらわれた、ずっと記憶の片隅にあった、それは――――、]
(8) 2021/12/16(Thu) 0:25:23

【人】 狐娘 レイ

[瞬時に頭が覚醒して、がばっと飛び起きた。]


 ……ゆ、ゆびわっ!
 シャオロン、これっ……、指輪っ……!

 どうして……っ、これ……!?


[指輪とシャオロンを交互に見比べて、
動揺に言葉もままならずに言葉を紡ぐ。
指輪を撫でてその存在を確かめるように。

シャオロンが泉で拾った?
その割にはサイズが今のレイにぴったりと嵌っている。

「ロン」に嫉妬していたシャオロンが、「ロン」からの指輪を付けているのを許しているとも思えなくて。
混乱が混乱を呼んで、戸惑ったようにシャオロンに救いを求めた。**]
(9) 2021/12/16(Thu) 0:25:34
ううん、嫌じゃなかった…から。
そうしてくれると、嬉しい。

[起き上がれないぷるぷると震えていた腕を支え、寝かせてくれて。
果物を食べさせてもらい、告げられた言葉にはこくりと頷いた。
今日は留守番かと思っていたが、彼も一緒にいてくれるようだ。
シャーレンとしても、彼と行きたかったからありがたい限りである]

ふふ、頼りになる旦那様ね。

[首に腕を回すと、抱き上げられて脱衣場へ。
改めて奥さんと言われると照れくさく、けれど幸せを感じる。
暫くはこんな風に彼と結婚したのだと実感することも多いだろう]

[声が響かないよう、嬌声が零れないようにと耐えて。
漏れ聴こえる嬌声は昨夜と違った熱っぽさがあったかも。
のぼせる前にと寝室に戻り、ゆっくりと過ごす。
流石にストップを掛けたからゆっくり出来たが、そうでなければどうなっていたかわからない。

2人で話し合い、両親が彼を気に入ったり彼の手伝いを始めたりと、今まで以上に充実した生活を送っていると言える]

[彼との間に愛し子が産まれ、家族が増えるにつれて賑やかな家庭になっていったし、大変さも増していっただろう。
けれど、幸せなことに変わりはなく。
子供という愛し子がいても、彼への想いも変わりはしない。

運命に抗っていたら、こんなに穏やかな日々は過ごせなかっただろう。
そう思うと、これは必然だったのかもしれないなと彼の隣で考える今日この頃*]



 ……もっと上等なのが欲しかったら、その分頑張って稼ぐから。
 そこに嵌めるのは俺が贈ったやつだけにしといてよ。


[話を聞いてレイは気づいたかもしれない。
小龍はいまだに幼い頃の自分に嫉妬している。

だが本人は思い出せないまま真剣に告白して、左手を守るように両手で包み込んだ。]

【人】 狐娘 レイ

[レイが驚いた理由に彼は気づいていなかった。

10年以上前に貰った、泉に落としたモノと同じデザインの指輪。
それがまさか、シャオロンの手から渡されるなんて。
これじゃあ、まるでシャオロンがロンみたいじゃないか。

なのに、シャオロンの口から語られる「ロン」はやはり他人事で。
でも、そこには確かにレイを思って作ってくれた軌跡があって。
それが大事なものだと教えてくれる。

出逢う前からレイのものだったと。
シャオロンの記憶の片隅に、ずっとレイが居たみたいに。]
(16) 2021/12/16(Thu) 9:24:12

【人】 狐娘 レイ

[彼の口から語られた過去は、胸が痛むものがあった。
その光景を、レイは確かに覚えている。
「ロン」を傷つけたのは、自身と血の繋がった兄たちだ。

記憶を失くすほどに傷つけてしまった彼が、
心の片隅で覚えてくれていた自身の名前を、今、彼が口にしている。

間違いなく「ロン」はシャオロンだ。
この指輪と彼の断片的な記憶がそれを確信させた。]
(17) 2021/12/16(Thu) 9:24:23
[指輪をした手を、温かな両手が包み込む。
手先からゆっくりと視線を移して、彼を見上げた。
彼の言葉に、緩く首を振って応える。

溢れそうになる涙を堪えて、唇を震わせて。]


 上等なものが欲しいわけじゃないの。

 ずっと、ずっと欲しかったものを、
 シャオロン、……あなたがくれたわ。

 「今度こそ」、
 絶対に失くさない――――、


[瞳に浮かんだ涙が滲んで視界をブレさせる。
彼の姿が二つに見えて、
「ロン」と「シャオロン」が一つに重なっていく。]

【人】 狐娘 レイ

―― いつかの未来 ――

[泉のほとりで、花を摘むのは毎日の日課だった。
赤と白、二つの色の花を手にとって束にしていく。]


 『このおはなは?』


[幼い女の子が自身で摘んだ花を、女に花を見せた。]

 
 ええ、それも綺麗ね。
 一緒に飾りましょう。
 お父さんもきっと喜ぶわ。


[そうして、花束に彼女が摘んだ花を混ぜた。

力仕事と生業としている彼は、
今日も仲間たちと共に村の外に出払っている。]
(19) 2021/12/16(Thu) 9:58:19

【人】 狐娘 レイ

[傍らで小さな男の子が駆け回っている。]


 遠くへ行くと危ないわよ。
 ここは、魔物が出るんだから。


 『おれはつよいからへいき!』


[昔に聞いたような台詞を男の子が口にする。
赤い髪の彼の腕には文様が刻まれ、その腕でぐっと自信がありそうに折り曲げる。
その様子にくすりと笑って、女は立ち上がった。]


 さあ、そろそろ帰りましょうか。
 お父さんが、戻ってくるまでにご飯を作らなくちゃ。


[その日の夕食は、魚料理。
彼が初めて生魚を口にした時に驚いた顔は今でも記憶に残っている。]
(20) 2021/12/16(Thu) 9:58:29

【人】 狐娘 レイ

[温かな夕食。
一人の息子と一人の娘。

大きな風呂を沸かす魔道具は今も健在だ。
湯船には子供の遊び道具がぷかぷかと浮いている。

どの家庭も夕闇に染まる食事時。
食事は一緒にと約束を交わした彼が家族の元に帰ってくる。>>1:109
(21) 2021/12/16(Thu) 9:58:38