人狼物語 三日月国


65 【ペアRP】記憶の鍵はどこ?【R18】

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   まぁ…………俺の中でも、
   あれはあなたに贈った1番最初のものだから
   思い入れがあってさ。
   …………あなたが現実でつけていないのは、
   大切にしてもらっていたからだと、
   信じたかったのもあるかな。




  彼女がぎゅっと抱きついてくると、
  朝食を作る気力も、会社に行く気力も
  すっかりなくなってしまうのだが。
  
  立場が逆転したら彼女がどうするのか、
  気になるけれどもあまり気にしないでおきたい。
  だって、彼と彼女は逆だから、
  なんとなく察しがつく。

                        ]






   
好きすぎるわ…………

   ちょっと待ってな…




  小さく呟いて、携帯を手に持ち
  ぽちぽちとメッセージを送った。

 『忽那体調不良で有休お願いします』

  と、先輩に。
  でも念のため彼女に休む?と
  確認をとってから送ったはず。

                   ]*




    だって万が一なくしたら……
    
……私多分死にたくなるので。


    でも、気にするんだったら付けたほうが…?

[
 大げさ…?だってそれくらい大事だし…
 実際なくしたらちょっと冷静でいられる自信がない。
 たぶん泣くし、すごく騒ぐし
 ……そんな私を相手する潤さんが大変そう。
 
 潤さんに抱きついてると、どうも仕事に行きたくなくなる。
 というか、夢のせいで寝た気がしない……。
 そんなことを考えてたのがばれたのか、
 それとも私と同じことを考えてたのか。
 休む?と聞かれてすぐ頷いた。
 携帯で休む旨の連絡を入れておいて。         ]



    
大好き……

    ね、こうしてていい?

[
 ぎゅうっとくっついたままでいたくて
 嫌って言われても離れる気ないけど聞いてみた。
                        ]*

[卒業間近の寮の部屋、あいつは最近うんうん言いながら机に向かっていることが多い。

 もうじきこの部屋も出ることになる。入った当初は他の部屋とあまりにもかけ離れた魔改造っぷりに引きつったものだが、慣れてしまうと確かに快適だし必要なものがきっちり揃ったいい部屋だった。


 卒業後の進路も無事に決まり、あいつから特に何も言われなかった、のだけれど当たり前みたいに職場近くの物件候補をいくつか見せられたものだからちょっとだけ驚いた。ハチヤに言わせるとお嫁さんと一緒に住むのは当たり前ってことらしい。驚いただけで嬉しかったから全然構わないんだけどな。

 就職先は……ちょっと、ほんのちょっとの恣意は入ってる。だってあいつ、魔法陣学であれだけ苦労してたのは何なんだ、というくらい、錬金術はすごいし。自宅に工房作りたい、毎日家で俺のためにごはんを作って俺のためにおかえり言いたい、って言われたら……うん。頑張って条件に合うところを探したさ!




 たまたまなのかわざとなのかって疑いながらこっそり俺の様子伺うハチヤは可愛かったので、頑張った甲斐はあった]

[ハチヤと二人してどんな部屋にしようかと内装を悩むのは楽しい。クルスの家は、頼めばきっといろいろと手伝ってはくれるけど、できることならハチヤと二人でやってみたくてお願いしたから緩く見守ってくれている。就職と引っ越し祝いは何がいい?ってアルフィーさんがいい笑顔だったのが怖いけど。


 クルスの人たちが反対もせずにハチヤとのことを認めてくれてよかった。ライリーさんに、いいの?って聞いてみたらこれが俺のためには一番いいと思うから、って。たしかに俺もたぶんハチヤも、下手に反対されたら二人して自滅していくタイプだと思う。
 あっさり認められすぎて清次郎さんが呆然としてた。あの人ノアさんと結婚するためにライリーさんとフレヤさん連合相手に決闘したらしいからな……言い訳するなら、俺はアルフィーさんに認めてもらうために予めハチヤのプレゼンとかしてたし!]

[あいつの宝物だった魔術符だけど、あれの形式はステラ=セーゲン式に似てたらしい。あいつはそれで得意じゃない魔法陣学に拘ってたらしいけど、あの夢のあと魔術符が消えて、今までみたいに魔法陣学に拘らなくなった。

 ついでにステラ=セーゲンの創始者に並々ならぬ憧れがあったらしいんだけど、その憧れの人物をすっかり俺の義母であるライリーさんだと思い込んでいた。途中何度か違うよ、とは言っていたんだが。

 クルスの家で誤解が解けたんだけど、ライリーさんと清次郎さんとノアさんとを見比べながら酢でも飲み込んだみたいな顔してた。なんで誤解したのかを聞いたら分からないでもなかったけど。ついでみたいにライリーさんと清次郎さんの訓練という名の決闘騒ぎになってたけどいつものことだから割愛しよう]



[まぁ諸々含めて考えて……俺は今、かなり幸せだと思うんだ。あの夢がなんだったのかは知らないし、消えてしまったあのハチヤを夢にみることはたまにある]
 
 


 ……。


[俺は今、ハチヤのデスクで見つけてしまった研究資料を眺めながら考え込んでいた。これ……魂の同化実験とか、かなりヤバイやつだよな?
 専門用語だらけで専門外の俺には難しい内容ではある。けれど実験結果の統計とかを眺めるに]



 魂を同化することにより、寿命の長いものを縮小し、同時に寿命の短いものの命を延ばす。
 実験の結果……同化されたふたつの生き物の寿命を、同じくする……



[なんとなく。あいつが何をしたがっているのかは、分かる気がする。あいつは多分、俺がいなくなったら生きていけないと思う。自惚れとかではなく]


 …………。
 ったく……こんなヤバイもん、適当に机に放りだしていくなっての……


[考えた結果。俺はこれを見なかったことにした。あいつはいつかこれを実際に俺に使うんだろうな。だから……俺は、その時を楽しみに待つことにしたんだ**]



   つけやんくてええよ。
   大切にしてくれてるって分かったし。
   ……外に出るとき、たまにつけて。
   それだけで、俺は幸せ。




  嘘なんてついていない。
  銀行員だし、下手に男の気配を匂わせて
  何か問題に発展したら元も子もない。
  だから、デートの時に偶に見たいくらい。
  後は、特別なときにつけてくれれば
  彼としても大満足なのだ。

  彼女も休む選択をしたので、
  先輩に連絡を入れて携帯をマナーモードに。

                       ]





   ん?……勿論。
   もう1回、寝よか。
   今度は、幸せな夢見たいわぁ。



  彼女が更にひっつくと、そっと髪を撫でた。
  離したくもないので、脚を絡めて
  目を閉じながら彼もひっついて。

  昼まで起きないつもりで微睡の中に。
  昼食も多分彼女が作ったかも。

                      ]*




    
    うん、つける。
    よく考えたらつけないと貰った意味ないし…

[
 よく考えなくてもわかりそうだけど。
 それくらいなくしたりするのは嫌だったから。

 離さないとばかりに脚を絡められれば
 くすくすと笑ってしまう。
 そんなことしなくたって逃げないのに。

 寝息が聞こえてくるのを確認してから、
 彼の唇にそっと口付けを落とす。
                       ]

[
 つぶやいてすぐに眠りに落ちた。
 昼頃にお腹が空いてお昼でも作ろうか、
 と起きたけどぴったりくっつかれてたから
 どうしようかな、なんてちょっと思ったりして。
 だって動いたら起こしてしまいそうだし。

 離してくれるならお昼はパスタにでもしようかな
 なんて思いつつ作ったと思う。
                       ]*





  彼女を離すタイミングは多分あった。
  物理的な話で。
  眠るまでは意識がはっきりしてるから、
  ぐっと力が入るけれど、
  眠った後というのはそういうわけにもいかず。

  彼女が昼食を作るために腕の中から離れたなら
  気づかずにそのまま眠り続けて。
  彼は多分とても幸せな夢を見ていたことだろう。

                         ]


          





    ──────なら、仕事辞めてええよ。




  たぶんこれはゆめのなか。
  彼が彼女に何かを話しているけれど、
  彼女はうーんと悩んでいる。
  そして出てきた上の発言。

  彼女は、どこかびっくりしているような。
  彼がそんなことをいうとは、と
  思っていたのだろうか。

                     ]






    また改めてプロポーズするけど、
    こうなった以上は。

    ────俺と結婚してください。
    ずっと、一緒にいてほしい。




  そう言って1番驚いたのは多分彼。
  次の瞬間には純白のドレスに包まれた彼女。
  それを見たなら飛び起きたかもしれない。
  彼女が起こしてくれたタイミングなのか、
  そこは覚えがなかったけれど。
  寝言で言っていなければ良いな、と
  思ってしまったのはまだ彼だけの心の中に。

                       ]*




【人】 アマミ

───夢から覚めて、それから───

[あの夢は結局己が踏み込むきっかけとなったわけで、感謝が全くない訳では無いというのがまた複雑な心境を生む。

彼女がここに訪れる数刻前のこと、クレイパイプを蒸かしながらアマミは夢の出来事を辿っていた。

あの鍵は、己とクラヴィーアを繋ぎ合わせる糸に同じ。
縁を再び目の前に突きつけたあの夢は、わるいことばかりではなかったのだろうか。


なんにせよ、アマミはもう身も決意も固めた側の人間であるということ。

彼女のポケットに入っていた招待状は、覗き見たら悪いように思えて中身までは確認していなかった。>>13
もしも己に対する手紙だとしたら、楽しみに取っておこうとしたと言うのが正しいのかもしれない。]

(17) 2021/04/13(Tue) 17:31:28

【人】 アマミ


[そんな空想の後、頭を掻いているとクラヴィーアの音色が聞こえて。
またいつものようにいらっしゃいと彼女を迎え入れるだろう。

彼女とは正式に夫婦になるのだから彼女には家の鍵を渡そうと思うのだが、こうして迎え入れるというルーティンが心地いいと思う自分もいたのだ。]


   そこまで気を遣ってくれたのか。ありがとう。
   ただ折角だから君の作ってくれたクッキーは
   仕事をしていない時に食べるとしよう。


[それは即ち、彼女がここを訪れてくれた時くらい働きたくないという婚約者に対するアマミの本音、甘えなのである。]

(18) 2021/04/13(Tue) 17:34:25

【人】 アマミ


[この穏やかで明るい時間が願いによるものかはたまたクラヴィーアやアマミの努力の賜物か。それはもはや些細な違いにも思えてくる。

踏み込むクラヴィーアを前にふと首を傾げて。>>14


   俺の話?
   ............はて、何から話すべきか。


[迷った末にかこれまでした話と絡めながら語り伝えていく。

自身の出生や、忌み子であったこと。
かつてその家では「Albert」と呼ばれていたらしいこと。
ロゼリアがかつて許嫁として自身の世話役をしていたこと。
実母の子である弟が受け取る恵愛の傍らで自身が虐げられたこと。
それでも兄と慕う弟の無垢な目が怖く、逃げ出すように家を飛び出したこと。

そして、アマミの名は自身を拾ってくれた義理の父親がくれた名であること。


彼女には全て伝えたが、これでは彼女の過去の行いを何かと言えた立場ではないなと苦笑せざるを得ないのだったが。]

(19) 2021/04/13(Tue) 17:37:20

【人】 アマミ


[苦笑いは彼女の言葉で本当の笑みに変わる。それはまるで和むかのように。]


   俺が2人の女を同時に愛せるほど
   器用な男に見えるか?

   大丈夫、俺にそんな器用さも度量も
   ないよ。大人気ないからな。


[とツボに入ったかのようにひとしきり笑った後、あの家で各々が辿った道筋を憂うように紅茶のカップへと口をつけて。]


   あいつも......ロゼも薄汚い上級貴族の
   被害者みたいなものだ。

   俺も、弟も、あいつも。
   そろそろ自由になっていい頃だと思ってね。
   

[そう彼女には説明する。
ロゼリアと何かよからぬ事が起こるなど万に1つもないだろうと言うことは、伝わって欲しいと願うばかりだが。

それでもクラヴィーアが万が一でも納得できるように言葉を重ねていく。]

(20) 2021/04/13(Tue) 17:41:23

【人】 アマミ


   先日、弟の所に行ってきた。
   随分と逞しく成長していたよ。

   忌々しい父親が死んだ今となっては
   恨み言を持ち込む意味もない。

   ロゼも今まで通り向こうの家に仕える
   つもりだそうだ。


[そう言ってカップをテーブルに置くとクラヴィーアを前に無邪気な笑みを浮かべて。
自分があの家に帰る気は無いとかつてロゼリアを突き放した時のことを思い返しながら、クラヴィーアには改めて自身の決意を伝えるつもりで。]


   愛する妻を守りたいから家には戻れない。

   そう言ったら納得してくれたよ。

   なんなら、今度紹介してくれとまで言われたしね。
   またあの家に行く必要がありそうだ。


[そう言って汚れていない手で彼女の髪を優しく撫でようとする。
彼女がいつか心配してくれた弟との関係は、無事良好に向かっていたのだと、彼女には伝わるだろうか。]*

(21) 2021/04/13(Tue) 17:42:45
[
 ふ、と力が緩められたタイミングで
 起きて抜け出した。

 よく起こされる側になるから
 潤さんの寝顔を見ることって少ない。
 だから、抜け出してもすぐに昼食を作りにはいかず
 暫くは寝顔を見ていた。
 
 
……愛おしい想いが溢れてくる。


 ずっと傍にいたいし、
 
きっともう、潤さんがいなかったら

 
生きていけないな、なんて。



 しばらく見ていたけれど
 空腹に負けて昼食を作ることに。
 ソーセージ、玉ねぎ、ピーマンを切って
 作るのはナポリタン。
 
……手の込んだ料理を作るには

 
ちょっとお腹が空きすぎてるというか…。

 付き合う前よりは格段に手際よく調理できるようになった。
 調理が終われば、部屋には
 ケチャップの香りが漂っていたんじゃないかな。
 盛り付けて、すぐ食べられるようにしてから
 潤さんを起こしに行くことに。
                           ]


[
 残念ながらと言うべきか、
 彼が何か言っているなって言うのはわかったものの
 何を言っているかまではわからなくて
 だから、ぐっすり寝てるんだなあ、って思いつつ、
 せっかくだから、前されたこと真似してみようか
 なーんて思ってたのに。
                        ]

    ……潤さん?!
    きゅ、急に起きたから
びっくりした……。


[
 なぜか飛び起きてきた彼のせいで
 失敗に終わった。
 
 
……チャンスだったのに!!

 なんて思ったらちょっとだけむっとしてしまって
                        ]



    
お昼ご飯、出来てるから早く起きて!

    
冷めちゃうから!

[
 なんて、引っ張り起こそうとしてみたり。
 ちょっとほっぺたをぷくっと膨らませつつ
 お昼ご飯にしたと思う。
 なんでむっとしてるの?
 なんて言われても、教えてなんてあげない。
 ……まあ、言うまで聞かれるかもしれないけど。
 何かいい夢でも見てたの?なんて言えば
 彼は教えてくれたかな…?
                       ]

【人】 アマミ


[それにしても自分の話をするというのは存外疲れるものだ。
疲れてまで話そうと思うような相手は他に居ないのだから構わないことだが、ふぅと一息ついてしばらく。

差し出された封筒はあの時見たものと似ている気がしたが、別の封筒だろうか。
首を傾げながら封筒を受け取って。]


   俺の誕生日...ちょうど来月頃だね。
   ふむ、夜会か......


[暫し悩むように言葉を詰まらせる。
貴族が来るから嫌だとか、そんなことは無い。
ただダンスなど本当に小さな頃以来やっていなかった為に、自信がなかったのだ。
ふと、「あなたはダンスの才能があるわ。」と
誰かが幼い頃の己に話していたことを思い出した。

今はもう、詳細は失った記憶だ。


(27) 2021/04/13(Tue) 21:51:42

【人】 アマミ


[しかしどうやらそんな心配は無さそうだ。
クラヴィーアが随分と悪い顔をしている。>>16


   いや、せっかくの誘いだ。
   喜んで行かせてもらうとしよう。

   ただ...練習はティータイムの前にしてくれると
   俺が嬉しい。


[もういい歳だ。恐らく練習後にはとてもお茶を嗜む余裕などないだろう。
手紙へと目を通し書き綴られた文字を読み込んでいく。

言葉とは不思議なものだ。
文字にすれば記録として永く残り、声にすれば感情や想いを乗せて運ばれる。

手紙を読み終えたアマミはそっと顔を近づけて。
柔らかな口付けと共に気恥ずかしさを顔色に滲ませた。


(28) 2021/04/13(Tue) 21:53:17



  彼は思った。
  起きた瞬間に若干怒られながら
  起きてと言われるのは何故なのかと。
  
  勿論拗ねた理由を後々聞いたけれど、
  彼が夢の内容を教えなかったので
  彼女も勿論教えてくれなかった。

                   ]

   ……まぁええか。
   美鶴さん、お昼作ってくれておおきに。



  ナポリタンを一口、また一口と食べ、
  彼は心の底からホッとしていく。
  彼女との繋がりは無事に切れることがなかったから。

  これからも、ずっと一緒にご飯が食べられますように。
  そんなことを彼は願って、貴重な時間を堪能する。
  最愛の彼女と一緒に。

                          ]**

[
 客人が赦そうとも赦さずとも
 館の主には関係のないこと。

 むしろ赦さない、などと思われる方が
 望ましいなどと言えば…

 気の強そうなあのレディは何を思うのだろうか。

 赦さない、のは忘れない、のと同じこと。
 忘れられないということは何か影響を及ぼしたということ。
 正確には、赦さないと思い続けるのであれば、か。

 まあ許されるかどうかなど、どちらでもよい。
 夢を忘れられない以上は、館の主は満足するのである。

 記憶にありつけなかったのは多少なりとも残念ではあったが。
                             ]

[                      
 今日も幸せな二人を館に誘っては、
 片割れの記憶を奪う。
                 ]


  「ねえ、どうしてそんなひどいこと言うの?
   私のこと覚えてないなんて、嘘よ!
   婚約までしているのに!!!」

  「だから、本当に知らないんです。
   僕には婚約者なんていないんです…」

[
 ああ、可哀そうに。
 あんなに混乱して。
 あの二人は果たして
“鍵”
を見つけられるのだろうか。
                          ]