人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
リンリー

二日目

事件:楽観

本日の生存者:ルイ、サラトーガー、ジャック、イノセント 、高藤 杏音、菊波 空、夜長、華、鬼走、迅、真里花、幸也、アザレア、キネレト以上14名

 あ……ダメだ………っ
 夜長……まだダメだよ、お預け、な?


[まるで飢えた野獣が食べ物にがっつくように、夜長が自分の逸物を咥えこんでいる。
しかも、自分の指ごと掴んで下着を引きずり下そうとして、中途半端に脱がそうとしていて。
滅多に感じることのできない彼への優越感と、求められている誇らしさを感じてしまう。
しかし、その優位性は、彼が布越しに淫花を突くことで今にも崩れそうなのだけれど。
その中に差し込まれる充足感をこの躰は覚え込まされているのだから。

でも、どうしてだろう。
もっと自分も彼も焦らして感覚を鋭敏にして、いつもよりもっと激しい痛苦のような快感を得たい気がしてならなかった]

 んぅ……っ


[深く咥えられて吸われて、そして悪戯されて。
中途半端な刺激に耐えかねて、そのままぐっと下着を押し下げて、全てを彼の目の前に露わにする。
膝のところまで下着を下ろすが、膝のところでまるで拘束されたようになってしまった。
まとわりついた下着は水で濡れて肌に貼りついて動きにくくなるというのもあって。
脱ごうともじもじとしていてもこの体勢では動きにくい。
慌てて彼の口から逸物を外させ、後ろに座りこんで脱ごうとするけれど、上手く脱げない。
しかも、この姿勢だと湯の中にお尻をついているから彼からは見えないだろうけれど、足をあげて人に晒さない場所を見せつけて、誘うようにしているポーズになってしまっていて。

かといって、躰を反転させたら、尻を彼に突き出すような四つん這いに近い姿になってしまうし。
先ほどまでは、優越感を感じていたのが転じて、まるで蜘蛛の糸にからめとられる羽虫のようになってしまっていた*]

【人】 宵闇 迅


 ……おれではないですけどね。
 サプリからでも栄養はきっちり摂るべきだと学んだね。

[嘘ではない。学生時代のバンド仲間の話だ。
 節約して新しいギターを買うと言い放った彼は、
 入院費の方が高くついたとそれはそれは嘆いていたので、
 ――まあ、身につまされる話だったということで。>>67]


 わかってるんですかね……。 
 使い古された言い回しだけどね、真里花。
 男は狼っていうんです、くれぐれも気をつけるように。

[くれぐれも、にスタッカートがついたのも致し方あるまい。
 その狼の群れに居た身からの忠告である。
 不満げな声音に眉尻を下げつつも、響いてないな、と
 半目になってしまうのもやむなし]
(0) 2020/12/31(Thu) 13:31:03

【人】 宵闇 迅



 おまえをひとりで出歩かせるわけにもいきませんよ。
 来たのが唐突なら帰るのも唐突かもしれないしね。

 ……まあ、おまえも年頃だし、
 兄と連れ立つのは気が引けますか。

[冒険心を逸らせているのだろうな、と>>68
 そわそわした素振りをみせる妹に内心で和みつつ、
 何か話題があれば多少の気まずさもなんとかなるだろうと
 楽観的な思考がよぎる。]

 おまえが4歳ぐらいの時に、温泉饅頭は食ってますよ。
 温泉卵も。……いや、あれは温泉で茹でたゆで卵でしたね。

 親父が来れなかったからおれとおまえと、母さんで。
 覚えてない?

[実家から日帰りできる他県の温泉地に、
 世話役として引きずり出された記憶を思い浮かべながら問う。
 真里花のお世話してたんじゃお母さん休めないでしょとは、
 母なりの甘えだったのかもしれないが腹が立った覚えがある。
 そんな思考で連れ回される妹が可哀想だと、
 ――結果としてその口車に乗ったわけだが*]
(1) 2020/12/31(Thu) 13:31:24

【人】 図書館長 アザレア

[今日も気まぐれな神は絶好調のようだ。
風邪ひき製造待ったナシの衣装ラインナップに半眼になる。
やめなさい。やめようね。
無言で首を振り、きみの着替えもわたしのお揃いも止めた。
彼女は言われれば絶対を貫こうとする
間違った方向へのガッツがあるのでとても危ない。]


 またサンタ代理の配達人になりそうだが
 それで構わないなら夢を配る手伝いはさせて貰うとも。
 きみさえ必要としてくれるのなら、来年のみならず
 それが当たり前になるまで、この先何度でも。 

 買い出しと配達は出来ても
 贈り物のリサーチは出来ない半人前だが
 少しくらいはきみの役にたちたいしね。
 きみや子供たちの幸せそうな笑顔も拝めるんだ
 断る理由なんてないさ 。


[彼女に優先される子供たちに嫉妬して過ごすよりは
彼女と同じ目線で彼女の慈しむものを愛でた方が
余程建設的だと思う、なんて余りにもあんまりな本音を
敢えて口にする必要も無いので呑み込んで。
当たり障りのない言い回しにすげ替えた。

本当は、顔見知りの近所の子供、程度の距離感の
子供たちへの思い入れなんて、薄情だがそんなにない。]
(2) 2020/12/31(Thu) 14:47:24

【人】 図書館長 アザレア

 わたしにとっても、きみとゆっくり過ごせる時間は
 何ものにも変え難いものだからね。
 半分以上は自分のためみたいなものさ。
 付き合ってくれてありがとう。

 それに……ここならきみも
 いい意味でなにもできないだろう?
 こうでもしないとのんびりできないからね
 きみは働き者すぎだ。


[わたしだって家事が全くできない訳でもない。
使用していない部屋までは完璧には掃除は行き届かなくとも
無駄に広い家でそれなりに人間が生活出来る程度には
1人でこなしてきた訳で。

けれどわたしが気付くよりも圧倒的に
彼女が片付けてしまう方が早い気がする。
多分彼女はなにも『出来なく』なるまで
何かしら仕事を見つけてしまうだろう。

負担ではないと平然とこなすが
なにもしないでのんびりする日だって必要だと思うのは
価値観の押し付けなのかもしれないが。

わたしとともに
のんびり過ごす時間を必要と思って欲しいので。
手段を選んでは居られない。]
(3) 2020/12/31(Thu) 14:47:39

【人】 図書館長 アザレア

 食事の前に温泉に行こうか?
 ……、……ん?浴衣は入浴の前?後?なのか?
 どっちなんだろう……


[温泉は理解しているが。
和風の温泉文化には馴染みがないので謎が多い。
きみは知っている?知っていそうだな。
きみに倣えば問題ないだろうか。

『なにもしない』を強要しても家事に思いを馳せる
彼女をさてどうやって強制的に休ませるかと首を捻る]


 好みの味に出会えたら。
 それを楽しみにまた来たらいいんじゃないか?
 きみなら完璧に再現してしまいそうではあるが。
 期間と場所を限定した楽しみも
 また乙なものだろう?

 これで最後でなく。これを最初に。
 ここだけでなく、きみと色々な場所に出掛けたい。
 ……と、思うんだが。だめだろうか?


[下手に出て。甘えるよう強請れば。
きみが拒めない事くらいは学習済みだ。
そう、きみと二人きりの時間と
二人だけの思い出を得る為ならば
手段なんか選ばないのである。*]
(4) 2020/12/31(Thu) 14:50:14
[隠れた方が間に合いそうにないのでまた後で。
いとしい人を抱き締めてうつらうつら。**]

[炬燵と君の間に挟まれてぽかぽかのぬっくぬく状態
茹だった蛸よろしく頬が赤くなっている。
しみじみ幸せだなぁ。

そういや去年は年を跨ぐ日に蕎麦やうどんを食べたっけ。
心地よいお出汁の香りに想いを馳せながら]

昨日のお茶のお詫びに何か作りたいな。
君は何を食べながら新年を迎えたいかな?

[コンロも調理器具も食材も願えば生えてくるだろうし、
もしかすると料理番組にありがちな魔法がこの場所なら可能なんじゃなかろうか。
『こちらが出来上がったものになります』。

ちなみに僕は、毎年天の神様の言う通りだ。]

と、……ふふ、暖かいと眠くなるよね。

[振り返って眼鏡にちゅっと軽く音を立てて唇を寄せた。ふふ、隙ありだ。しかし眠いな。君につられてうつらうつら……]**

【人】 一橋 華

ー客室ー

[客室の露天風呂に入ろうと言って、結局一緒に入ることになったのかどうかは幸也君次第だろう。ともかく、据え付けの脱衣場で服を脱いで丁寧に畳み、素肌の上にバスタオルを巻き付ける。

セーターの上からでも体のラインは浮き出ていたけれど、バスタオルだけなら一層くっきりと体のラインが、特に大きく突き出た胸周りが浮き上がって見えるだろう]

ふう。やっぱり凍えるわ…

[露天風呂への扉を開けると雪混じりの寒気が肌に染み透る。
木桶で軽く体の前と後ろを流し、そのまま湯船に浸かった。
先に体を洗うには、やっぱりかなり寒かったから]

ふうん。やっぱり温泉って感じのお湯。
すべすべするみたい。
幸也君、すごくあったかいよ!

[先に湯船に浸かりながら、幸也君に声をかけた*]
(5) 2020/12/31(Thu) 19:38:05
一橋 華は、メモを貼った。
(a0) 2020/12/31(Thu) 19:40:39

[たこ焼きをもったままで綿あめの屋台に。
片手というか片腕はは杏音専用と化しているのでそれは杏音にもってもらいつつ]

 ん…あーん。

[少し首を傾けるようにして、ちぎられた綿菓子を含み口の中に溶かして]

 甘いな。柔らかくてつい食べたくなる。

[綿あめをもしゃもしゃ、他は何を買うか?なんていいつつも屋台をいくつか周っていけば空も暗くなっていく]

[スポットというと、むしろちょっと離れた高台とかになるのだろう。
けれどもそんな場所までいかないし、初めての場所で穴場なんて知らない。
空いてるしここでいいな。と杏音の提案に頷いて]

 とても準備ができている。杏音えらい。

[レジャーシートまで用意していた。
川辺の邪魔そうな石を退かして敷かれたレジャーシートに座って]

 ああ、こっからなら、転がって見上げながら見るとちょうどよさそうか?

[花火の時間は楽しみだ。途中かった飲み物を渡して楽しみというのに同意して]

 もう十分冷えただろうし、できるだろうな。

 ほら、あーん。

[それまでの時間、たこ焼きをあーんしあい、他愛もない話をしながらも夜を照らす花火を待つ時間を楽しんで過ごしていく]

[周囲のざわめき、人の流れ。周りを見渡せば
というか、遠くでアナウンスのようなものが聞こえるからそれだろう。]

 はじまるみたいだな。杏音。
 ちょっとだらしないがこのほうがよさそうだな……よっこいせ。っと

[仰向けに寝転がり星空を見上げていって、爆音が空気を揺らし、音に少し遅れるようにして炎が散り、明滅するように空に咲く]

 お…思ったより見応えがあるな。

[続いて花火があがっていく、違う色の花が乱れるように咲いて]

 こりゃー、綺麗だな…今まだ課外実習のせいにして見てこなかったが損してたかもしれんな。

[大学から見てたって杏音がいっていたし、ちょっとでも見ればよかった。そんな想いを口にしながら杏音のほうをちらりと見る。その表情は自然と穏やかな笑みであった*]

[先輩と2人であーんしあって。
実習の話しを聞いたり、私の話しをしたり。
他愛もない話しが楽しくて。
時間はあっと言う間に過ぎていく。
レジャーシートに寝転ぶ先輩。
私は帯が崩れてしまうから、座ったまま。
珍しく先輩の事を見下ろしながら。
アナウンスが聞こえれば、空に大輪の花火が咲いた。]


わぁ……。綺麗。

たーまやー。


[一瞬その美しさに息を呑んで。
それから小さく掛け声をかけて。]

綺麗ですね。


[先輩を見下ろしたら、優しい笑みが浮かんでて。
ドキリとしたけれど、私にも柔らかな笑みが浮かんで。
手を伸ばすと、寝転ぶ先輩の前髪を、そっと梳いた。
それから手を繋げば、また、夜空を見上げて。]


これから……、見てけば良いんじゃないかな。
実習の日程が被らなければ……
来年も、一緒に見ましょう?


[微笑みかけて。
私も初めて会場で見る花火が、先輩と一緒で、良かったって。
思ってる事は、胸の中にしまっておいた。*]

【人】 埋火 真里花

 ご飯をちゃんと食べればいいのに。

[ 検査入院云々の話は自身の経験談では
 ないみたい>>0だから、苦笑いを浮かべて見せて。

 その瞬間か、頬に手が伸びてきたのは。 ]

 男の子と会うことがそもそも
 あんまりないもん へーきだよ

[ 女子校だし、バイト先の蕎麦屋には大将と女将さん
 それに別の高校の女の子が一人しかいない。
 客はジャパニーズビジネスマンばっかりだし
 
 自分みたいな小娘は相手にされることがない
 と思い込んでいるわけではないけど、
 あんまり縁がない話だとは思う。 ]
(6) 2020/12/31(Thu) 21:19:31

【人】 埋火 真里花

 ――……うん、

[ ずるい、わたし。嬉しそうに見えたら
 はずかしいな。

 一人で、とそう言った。
 疲れている所、連れ回すのは悪いかなって
 思ったから。 でも。 ]

 ううん お兄ちゃんがいいなら
 一緒で

[ 来たときと同じように急に消えていなくなっちゃうかもしれないって
 少しは思っていたから。一緒に来てくれるなら
 その方がずっと嬉しいのに、気恥ずかしくて
 それを隠そうとしてしまう。 ]

 温泉にいったのは覚えてるけど
 味は覚えとらんもん。

 お風呂でコケたのは覚えてる。
(7) 2020/12/31(Thu) 21:20:04

【人】 埋火 真里花

[ 裸足にスリッパを履いて部屋を出る。
 他の部屋には他の家族や友人同士がそれぞれ
 ゆっくりと過ごしているのだろうか。 ]

 たしかあっちのほうに、ロビーがあった
 ………よね?

[ 指差す先に不安を覚えて問う。
 まぁ違ったら違ったで、一緒なら
 なんでもいいんだけど。* ]
(8) 2020/12/31(Thu) 21:20:18
[ん、とお預けという言葉に不満げな息を漏らす。
彼の熱を味わいたいと唇は咥えている。これをお預けにするなどとんでもないと指腹は布越しに花へ触れた。彼の方が優位であるからこその反撃だ。

普段見れない彼の顔が見れるのは嬉しいが同時にその優位を崩したくなるのは、彼の表情が変わるのが見たいため、そうしていると彼が下着を押し下げて、目の前で全てを曝け出す。思わずと息を飲むのは、その美しさ。

逸物を飲む唇は嬉しそうに吸い付きて
彼の更なるストリップを楽しもうとするが]


 …ん。


[もじもじとし始めた彼が、逸物を外させて
後ろに座り込み、下着を脱ごうと悪戦苦闘し始めるさまに瞳を瞬く事になった。どうやら、上手く脱げないらしい。動きにくさを表すその動作は、此方からは酷くいやらしいことをしているように見えた。後ろからも足が上がっているのが分かる。湯舟が彼の肉体を隠すのもあって、妙に扇情的で。

その背を抱きしめれば、彼の首に腕を回し]


 …見せてくれないのか?


[まだ終わっていないだろう。と問うのは
先ほどの続きを促す言葉だ。まだ途中だったのに、お預けをさせるなんてひどいと、彼が苦闘する下着には触れず、湯の中で彼を背後から抱いて、後ろ側に熱を押し付けた。――熱い其れは、しっかりと固くなっている。彼の妖艶な姿に興奮したのだから、最後まで。いや、後始末をつけてほしいと]


 …なあ、鬼走。
 駄目、か?


[焦らして感覚を鋭敏にしたい。
其れは此方も同じ、焦らして焦らして、とろとろにしたいと彼の逸物の下にある玉袋を優しくもんで、腰を押し付け。甘い息を背後から吐きだすと、何だか自分が普段と違う衝動に苛まれている気がして。

くすっとその髪をわざと食した*]

 暑かった。毎年恒例だが羊の毛刈りなんかもさせられてな。

[なんていなかった間こと実習のことなんかも話しつつ、そっちはどうだった?なんて話しながらしばらく会えなかった時間を埋めていれば時間は経つものだ。
多少浴衣が着崩れても気にしない男のほうはごろんと転がり見上げて]

 かーぎやー。

[掛け声に合わせて掛け声を合わせる]

 ぁあ、夜空っていうでっかいスクリーンに流してるって思えばより豪華にも思えるよな。

[火の花というだけあって美しく広がる光景をみながら、髪をなでる杏音に身を任せつつ置いていた手を握られたので、もう一度杏音をじーっとみて]

 …家ならなぁ、膝枕でも頼めるんだけどな。

[人目があるのでそれも、他にも色々と断念しつつ]

 そだな。

 …それに杏音といなかったらこんなにじっくり見なかったかもしれないし、前に知っていてもあまり大差ないか。

[考えてもみれば彼女がいなければそこまでして見なかっただろうと思えた。
杏音がいるからこその時間なのだろうなぁ。と花火の明かりに照らされた杏音の顔をみて、なら、損したことにはならないか。と納得をしつつ、仰向けだからこそできることをしよう。]

 杏音。

[呼びかけてこちらを見下ろしてくれる杏音にスマホを構えてカメラ機能。
見上げるようなアングルだから花火をバックにした撮影。
可愛らしい浴衣姿の杏音を撮影するのであった*]

[でっかいスクリーンって言葉に笑みが零れる。]


贅沢なスクリーンですね。
でもこのむせ返るような暑さと、火薬の匂いは……
映画館には無い、現地の特権ですかね。
ふふっ。

膝枕は、また今度。
脚が痺れない程度の時間でお願いします。


[微笑んで、軽口を交わして。
先輩の思い出の中に、私と一緒に居る時間が、特別な時間として刻まれるなら……、それは嬉しい事だなと、じんわり思う。]

[呼びかけられて、振り向いて。
スマホを構える先輩に、愛おしそうに微笑みかけた。

ちょっとずるいと思う。私も先輩の写真欲しい。

後で絶対写真撮ろう。
心に決めて、それから花火の時間を堪能した。*]

[きみ眼鏡好きすぎじゃない?
本体なのか?実は眼鏡がわたしの本体認識なのか?

そんなことより。
赤い頬に気付いてそろりと指の背でなぞる]

すこしあついかい?
のぼせないといいんだが。

お詫びも何もあれは健康を思っての善意だろう?
ならなんの問題もない。問題なく飲めたしね。
きみは噎せていたようだが……喉は平気かい?

まぁきみはのんびりみかんでもたべていたまえよ。

[背後から天板に手を伸ばしておみかんむきむき。
スウィーティーすきなんだけどね。
いまはキリッとかがみもちに?ゆきだるま?
になっているのでもう暫しそのままでいてもらおうか。

白い筋をそのまま
眼鏡にばかりキスする唇にむにむに押し付けてみる]

[膝に絡まる下着は、膝頭をぴったりとくっつけるようにしてしまって。
そして後ろから抱きしめられて、これ見よがしに熱をこすりつけられている。
別にここで色々とすることに反意はないのだけれど、この状況はどうにかならないものかと、自分を束縛するものに関しては動揺している。

彼はそれに気づいているのかいないのか、そんなことはどうでもいいのか、湯の中でもがいている自分を抱きしめている]


 あ、あのな―――……ひぅっ


[ちょっとそれどころじゃないから、と口を開きかけた自分に、彼の手が自分に伸びてくる。
焦らすかのように玉袋の方だけ触れて揉んで。
そして熱を露わにするようにそれを押し付けてきて。
彼が押し付けてくる際に、尻の割れ目にすりっと擦り付けられている熱杭が、自分の花の表面を撫でるように擦る。
彼に髪を噛まれ、ツン、と引っ張られるような感触にこそ鳥肌が立つくらい痺れて。
はぁ、と湯より熱い息を吐けば、彼に背をもたれさせる]

 こっち……。


[自分の体を支えている彼の右手を、自分の右胸に触れさせる。
それは右胸の飾りをいじってほしいというおねだりで。
その代わりとでもいうかのように、後ろ手で彼の熱杭をきゅっと握る。

湯の中だしそして体勢的にどうしてもぎこちなくなるけれど。
それを上下に擦り、先端をくすぐり、尻肉に挟むようにしながら腰を動かして。
彼に何かを思い起こさせるように、悪戯を施した*]

【人】 宵闇 迅


 まあ、こんなんでも一応兄貴ですから。
 おまえは遠慮なんてしなくていいんです。

[頭をぽんぽんと、撫でた。>>7

 こんな時でさえ、幼い少女の面影を見ている。
 成長したところを一つ見つける度に、
          ( 自分は不必要なのかもしれないと、)
 同じ年頃の"下の子"が居る昔馴染みは、
 きっともっと、いい"兄貴"なんだろうけれど。
 楽観的に考える一方で、正直に言おう。
 距離感を測りかねている。
 ――仕方ないだろ、だって。

 共に過ごした時間より、離れていた時間のほうが長いんだ]
(9) 2020/12/31(Thu) 23:25:58

【人】 宵闇 迅



 ああ。
 おまえが大泣きして泣き止まねぇから、
 おれが風呂に入れたあれね……。

[元々風呂なんて烏の行水だった自分は、一足先に部屋に居た。
 ぐずって手に余ったらしい妹を託すなり、
 そそくさと大浴場に舞い戻った母に、そらみたことかと
 半目になったのがついこの前のようだ。
 ――おれも温泉に行きたいんだけど、ついてきてくれる?
 なんて、そんな誘い文句で、
 おおきいおふろ、から遠ざけられてご機嫌斜めのお嬢さんと、
 ゆっくり温泉を満喫したんだったか。]
(10) 2020/12/31(Thu) 23:26:17

【人】 宵闇 迅



 そうですね、そっちから来ましたよ。

 あの温泉旅行の二の舞は勘弁してくださいよ、
 お嬢さん、もう一緒に風呂には入ってやれねぇですからね。

[スリッパを引っ掛けて妹の後に続きながら、>>8
 ほんの少しだけ、からかい混じりに声をかけた]
(11) 2020/12/31(Thu) 23:26:41

【人】 きっと教育係 キネレト

[
ご神託により
自分で口走っておいてなんだが
この寒空に揃ってタンクトップはないな。狂人だなうん。
アノラックは登山ウェアらしいから問題ないのでは?
そう思って試しに袖を通そうとしてみるより先に止められた。
そうかぁ、残念だなぁと軽い調子で眉を下げる。

物心付く頃からそう在るようにと
教会で叩き込まれて育ってきたからだろうか。
与えられた試練は多少無理をしてでも全うし
気まぐれな神様の期待に応えきらねばならないと、
そう思い込んでいる節が僕にはある。

姿形や口調は勿論、時には性格まで平気で変えてしまう。
そういった自分でも気付いていない僕の危うさに、
君の方が余程危機感を覚えてくれているのかもしれない。]


 本当かい? 頼りにしているよ。
 僕だけではどうしても手が回りきらない部分があるからね、
 本当に助かったんだ。

 誰だって最初から完璧には出来ないし、
 僕もまだまだ未熟者だなぁと感じるよ。
 この先も毎年手伝ってくれるなら君は
 ゆくゆくはベテランサンタさんになるだろう。
 それに、君と準備を進めながら初めて知ったんだ。

 クリスマスの準備は一人でするより、
 大切な人と一緒にした方がずっと楽しい。
 
(12) 2020/12/31(Thu) 23:35:03

【人】 きっと教育係 キネレト

[そのうちに僕らの間に子供が生まれたら、
君には家でもサンタさんをお願いしないとな。
彼の複雑な心中は知らぬままに
僕の脳内には妄想の広大な花畑が広がっていた。]


 ふむ。確かに何も出来ないな……参ったね。
 食事もお布団もきっと準備せずとも用意されて、
 後片付けも宿の人がしてくれるんだろうか。

 う、……今月は自覚する程度に忙しかったから
 返す言葉がないなぁ。どうだろう、
 君も少しは淋しがってくれてたりしたんだろうか……?


[君と一緒に居られることを心から幸せに思う。
君は何もしなくていい。
ただ日々健康で、僕を傍に居させてくれたなら嬉しい。

自分はそう思っているのに、立場を反転させた途端僕は
自分に何らかの付加価値を付けなければ、
君の隣に居る資格が無いような気がしてしまう。

例えば掃除であったり。料理や裁縫であったり。
お節介なくらいに世話を焼こうとしてしまうのは、
君に必要とされる人間で居続けたいからだ。
幼い頃の古傷が無意識下で働かせる生存本能のようなもので
もう体に染みついてしまっているからそう苦でもない。]
(13) 2020/12/31(Thu) 23:35:39

【人】 きっと教育係 キネレト

[だからと言って休みたいと感じる時が全くない訳ではなく、
君とのんびり過ごしたくないのかと訊かれれば
のんびりしたいに決まっているのであって。

君は僕が本当に何もしなくても、
そんな僕に愛想を尽かしたりせず受け容れてくれるんだろう。
寧ろ喜びそうだとはこの一年で学んだ。でも本当に良いのかな。
そんな期待と不安を織り交ぜた自問自答の繰り返しも、
もしかすると君は見透かしているのかもしれない。]


 そうだね。温泉に先に行こうか。
 浴衣は……入浴の後で良いのではないかな。
 前だと折角着てもすぐに脱ぐことになってしまうしね。

 ところで、……大浴場と貸切れる温泉と
 客室にも露天風呂が付いているのかな。
 君はどの温泉に入りたい?

 どのお湯も魅力的だけれど出来れば僕は、
 ……君と一緒に浸かれるお湯が良いんだが。


[テーブル上に置かれた館内の案内図を眺め、
それから君へと窺うようにそろりと視線を向けた。

温泉を実際に訪れたのはここが初めてだったが
憧れて時々調べていたから、知識としては多少知っている。
君の感じた温泉への疑問点を、わかる範囲で解説していこう。]
(14) 2020/12/31(Thu) 23:35:59

【人】 きっと教育係 キネレト



 そうか、そうだな。
 気に入ったら、また来たら……
 ……ふふ、そうか。


[君に言われて初めて、
無意識にまた家事のことを考えていたのに気付く。
『なにもしない』をすぐに実現するのは難しいらしい。]


 だめなわけないだろう。
 僕も君と、いろんな場所に出かけてみたいよ。


[どこでも連れ出して欲しい。僕も連れ出すから。
君に請われたから、ではなくて
僕の意志で望んで本気でそう思っているのだと
信じて貰うにはどうすればいいんだろうね?

最初の第一歩にこの宿で君の手を引いて、
温泉へと歩を進めてみようか。]
(15) 2020/12/31(Thu) 23:37:12
[セルフ束縛をしているような彼の背を抱きしめて
彼へと悪戯な手は伸び、熱源を素通りし玉袋だけを触れて遊んだ。彼に熱を預け過ごす湯は暖かい。湯の中でもがく彼が溺れると危ぶんでいるわけではないけれど、彼が背をもたれさせてくれたら、ふっと笑い。嬉しそうに食した髪を離し、すり寄っただろう。外気が触れていない肉体を寒さに晒すけれど、その寒さが気にならないほど、密着し、誘われるままに手を伸ばした。

支える手を離せばより近づく距離。
彼の胸板に触れて愛そうと]


 此処、好きだな。

   ―― ふっ …こら。


[おねだりに答えるように
優しく胸粒を撫で、そうしてそれから軽く抓っていたが、後ろ手で熱杭を握る手が、そのまま擦りくすぐり、尻肉へと挟もうとする悪戯には軽く静止をかけた。最もその静止は言葉だけ、彼に笑いかければ、軽く抓っていた胸粒をきゅっと強く摘み、ひっぱり、湯の中で彼の乳首を伸ばす。悪戯っこに対するお仕置きにしては甘く、甘露を零させるような行為で

そうして、悪戯好きな彼の腰を手で掴めば
そのまま自分の上に乗せよう]


 …なあ、こっちにおいで
  上に乗って


[彼の花を逸物で軽く突きたいと
流石にそのまま挿入するのは危険だと分かっているから、湯の浮遊感を利用した焦らし行為なのだが、片手で腰を掴みあげ、もう一方は彼が強請ったように胸粒を押しては引っ張り、愛撫を与えて、はくはくと啼く花に先端を何度かキスさせようと心みて、お尻で挟むよりこっちの方がいいだろうと

彼に感想を尋ねれば、浮遊感を使い、腰を揺らめかし
湯舟をぱしゃり、ぱしゃり音たてた*]

【人】 埋火 真里花

 うん、

[ あ。とても懐かしい。
 甘えても良いんだって許してくれるんだって
 この空気はひどくひどく、懐かしい。

 空っぽだったバケツに、水が入っていく
 前に水が入っていたのはいつだったか
 わからないくらい乾燥していたバケツの底は
 少しずつ水の入る感覚を取り戻していく。

 だから自然と、やっていいことわるいこと
 ちょっぴりずるいお願いは、おねだりは
 許してくれるに違いないということも、

 呼び起こされて、膨らんでった。 ]
(16) 2020/12/31(Thu) 23:49:58
[僕じゃない、僕の神様が君の眼鏡に恋してるんだよ。
正直僕も驚いてるんだ。小細工なしの一発勝負だぞ。
実は眼鏡が本体だと照れ隠しだ言わせんな恥ずかしい。]

そうか、問題ないなら良かった。
僕もだいじょうぶだよ。
心地良すぎて少々ぽやぽやしているが。むぐ……

[剥く方には慣れているが剝いたものを食べさせて貰うのってなんだか新鮮だな。押し付けられたみかんをあーんと口内に招き入れて、爽やかな香りを纏った君の指先も逃げられなければ一緒に吸わせてもらった。
おみかんおいしい。何個でも食べられそう……]

【人】 埋火 真里花


 泣いてないもん>>10

[ ――母は転んだ私に駆け寄って、
 無事を確認することは出来ても、

 私の機嫌をどう取ったらいいかは
 知らなかった。

 おっきいお風呂にはいれなかった
 はいりたかったのに。でも、お母さんは
 自分だけお風呂に戻っていってしまった。

 なんでどうしてとぐずぐずしていた私は
 兄の手にかかれば赤子の手を捻るより簡単に
 ご機嫌になったことだろう。

 おにいちゃんまだ入ってない?
 いいよいっしょにはいったげる

 得意満面を体現するような笑顔で、
 全力(極微力)で背中を洗ってあげたりして。
 褒められたなら尚更に福福とした笑顔になり。

 ――……忘れるわけない、ちゃんと覚えてる。  ]
(17) 2020/12/31(Thu) 23:50:31

【人】 埋火 真里花

 大丈夫。一緒にお風呂は入れなくても、
 おにいちゃんは、迷子になった真里花探しは
 天才的に上手だから。

[ 年頃も年頃。
 そりゃ一緒にお風呂に入ってたら世間様が
 見逃してはくれないだろう。

 尚、個人的には別にへーきというか。
 見られて困るものはないじゃん、くらいの気持ちでいる。

 ことは黙っておいたほうが良い気がしたので
 だまっておいて、 ]

 ねーあれ、みて
 おんせんまんじゅう、ロビー近くにて販売中 
 だって、真里花あれがいい。

[ 謎のキャラクターとおんせんまんじゅうが描かれた
 ポスターを指差した。

 お土産屋さんについたら?別のものに
 気を取られるかも知れないけど、まず目指すは
 温泉まんじゅうだ。* ] 
(18) 2020/12/31(Thu) 23:50:56
もっとたべたいなぁ……

[例のあちらは後ほど。君の指先をあぐあぐ咥えながらの寝言。
眠るか食べるかどちらかにしろと呆れられてしまいそうだ。]**

高藤 杏音は、メモを貼った。
(a1) 2021/01/01(Fri) 0:49:21

一橋 華は、メモを貼った。
(a2) 2021/01/01(Fri) 1:47:33

[欲しい箇所に欲しいものが与えられないもどかしさ。
満たされる心地よさを知っているからこそ、水の浮力を利用して躰を浮かされて、そしてそれを思い起こさせるのは、ずるい。
我慢できなくなる。
彼の膝の上でようやく両脚をそろえて、下着を膝から抜き去ることができて。
その間でも彼は几帳面にもおねだりした胸の飾りへの悪戯をするから、なかなかうまく進められなかったのはあるのだけれど。
何度もからかうように先端部分が入り口部分を擦るから、そこはひくひくとうずいてしまっている。

見てろよ、となぜか訳も分からない敵愾心のようなものが浮かぶ。

この風呂は位置によって深さが変わっている。
夜長が座っている場所では彼の胃のあたりまでしか湯がない。

彼の方に向き直ると足を開き、彼の腿の脇に足を置く。
彼の首に腕をかけて体を支えれば、彼に体重をかける形になるけれど、それこそ浮力で重さをそれほど感じないはずだ。

彼を少し後ろに押し倒しての、M字開脚のような形になるが、膝頭は湯の上だが肝心な箇所は湯の中だから羞恥はそれほどなくて。
彼の首に腕をかけて、そして彼の剛直を手にとって腰を浮かせる。
腰を上げれば一瞬彼の前に全てが露わになってしまうが、すぐにそれは湯の中に消えて。
そそり立った自らの屹立が顔を出す程度だろうか。

風呂場で愛し合ったこともあるから、こういう時はゆっくりしないと負担が大きいのを知っている。

しかし、不思議と湯がとろりとしているようで、淫口に押し当てられた剛直はずるっと勢いに負けて簡単に入り込もうとする。
不思議な温泉もあるものだ]



 はぁ……んぅ……あん……っ。


[外だというのに声が漏れてしまうのを、必死に彼の肩口に顔を押し付けて殺して。
ずず、とずっと欲しかったそれを強引に奪うように内側へと飲み込んでいく。
奥へと押し込むより中を抉るように腰を回し、彼がしていたより大胆に腰を上下に動かしだす。
ぱしゃばしゃ、と激しく揺れる水面は彼の寒そうに見えていた肩にもかかった]

 これだけで足りるのか……?


[そう囁いて、欲しかったら奪えと煽ろうか*]

[どうやら拘束を外すのはうまくいったようだ。
上にのった彼の花はひくひくと疼いているようだった。
溶かしているわけでもないのにともすればすぐに陰茎が入ってしまいそうだ。敵愾心を抱かれているとしらず、んと彼が此方に向き直るのを見た。

――それどころか、普段なら正気では行われることのない恰好を彼が見せたことに目を見開いた。首に回された腕が此方に支えられれることを望んでいるように思えて、手で彼を掴み、支え。
自ら痴態を進んでみせる彼を見つめた。

もっとも、湯船が邪魔して、あまり見えないと彼は思っていたけど。彼がその行動をとってくれたことが興奮の材料で何より
見えるのだ。思った以上に]



 ……はっ ……く
 鬼走っ、まだ、慣らしてないだろう


[一瞬露わになる彼の裸体。
そして湯に浮かぶ逸物。扇情的を分かってやっている。そんな気がした。以前、風呂場で愛したときよりも感覚が際立っていた。不思議なとろりとした湯が、彼の花を開かすのを助けるようだった。剛直が彼の中に入っていく。

彼の花を心配するけれど
思った以上に、すんなりと入っていき

呻き声が漏れた。完全に主導権が握られている。
そんな気がして、息が興奮を揚げる。必死に肩口に顔を押し付ける彼の背をなで、そのまま奥へと押し込まれ、中を抉るように自分が気持ちよくなるよう、動く彼は可愛いく、此方の欲望を煽ってくる。

このまま彼が好きに蹂躙するのも
ありだと思っていた。けど]


 ……っ、、 ――鬼走っ


[彼が煽るのだから
唇は、彼を呼び。そのまま噛みつくようなキスをして、肉欲を下から押し上げるように腰を振った。彼の身体を押し倒す程の勢いで何度も湯の中で腰を揺らした。湯の浮遊感を利用して下から、上へ、深く挿入し、腰を揺らし。

彼の花へ雄を出しいれするたびに湯が入り
ぷくぷくと気泡が溢れ

湯舟が揺れる]

 …はっ、なあ
 鬼走っ、さっき、足を開いていただろ っ

  あれさ、
結構見えてた。 くっ ん



[彼の羞恥を煽るように囁けば
一層強く、逸物で中を貫き。彼の中、白濁を吐き出したいとノックを行った。媚肉が熱を奪おうと収縮する。まるで子宮のよう。いや、彼は自分の雌だから孕みたいと思ってくれているのだと自惚れ、肉体を掻きだき。

バシャンとひときわ大きく波打つ。

腰を抑え、一気に貫きて
水が蠢く中へ、彼の中へと白濁を吐き出した*]

[どうしてだろう。
まだ彼を受け入れたばかりなのに、感度が高すぎるし、大胆になってしまう、とどこか遠い頭で考える。
彼に抱かれてぐでんぐでんになっている時になってしまうような感情。
酔って彼とこうしている時のように、後で羞恥で死にたくなるのに、止まらない。
感情を隠せなくなっている。

ばしゃっ
ばしゃっ
と水が跳ねる音にすら酔っているようで。

荒々しい口づけで息を奪われる]


 ―――なっ………、う、嘘だ……っ


[どこか静かな彼の囁きに、一気に現実に引き戻されるのに、躰が止まらない。


ああ、ここは外なのに。
もしかしたら、外で誰かが自分たちが抱き合っているのに気づいているかもしれない。
激しくセックスしているというのが誰かに気づかれたら。
あられもなく、男に組み伏せられ、よがり啼いている自分の姿を誰かに見られたら。
湯と空気も、彼からにじみ出た先走りの液も彼を受け止める自分の腸液も全てが入り混じって彼が自分の中を激しく穿つ。

快感と恐れとで彼を締め付ければ彼の形を覚えるかのように自然と躰をくねらせて。
そんな羞恥や恐怖は全て、考えられなくなっていた]

 ああ―――っ、あんっ……あんっ!

 いい、いい、イク、ぅぁ……夜長ぁっ



[最後は声を殺すこともできなくなって泣き叫ぶようにしながら、喘ぎよがりまくる。自分からも腰を振って、彼の背中に爪を立て、
感じる奥を彼が突く度に、ないはずの子宮を抉られている気がしてなおさら感じる。
男でしかない自分の女の部分を彼に引きずり出されて。

中に湯より熱いものを感じながら、湯の中に白濁を吐きだしていた]

 お湯………汚れちゃっただろ………。


[荒い息を整え、ぐったりと彼の腕の中に躰を預ける。
これでは、湯を抜いて、湯舟を磨きなおさなければならないだろう]

 ……どうせ汚したんだから……これ以上汚れても、同じだよな。


[元来生真面目で、こういうことは許せなくて。
いつもなら、この状況で慌てふためいて、即座に風呂から上がって始末に駆けまわっていただろう。
でも、今日はそんな気が起きない。
旅の恥は搔き捨てというより、後で綺麗に掃除するつもりでいるからの言葉でもあるが、いつもより慾に忠実になってしまっているだけだ。

こんなに長く風呂に浸かっているのに、ゆだらないのが不思議だ。
きっと外気の冷たさと中の熱さが絶妙なのだろう。
これならどんなに長風呂してても湯あたりしなさそうだ。

足を上げ、彼に背中を見せるように繋がったまま後ろを向く。

そのまま膝立ちになって、そろそろと、彼の剛直を自分の中から引き抜こうとして……そのまま動きを止める。
まるで腰が抜けたように、上手く膝立ちできなくて。

こくん、と喉を鳴らす。

それなら、仕方がない。
先ほど彼の前ではしたない姿をした時に、彼が確かに“見えてた”と言っていたのは記憶にあるけれど、と後ろ向きなら彼にあられもない姿をしているのは見えていないという言い訳で、先ほどと同じ姿勢をとって。
今度はもっと大きく脚を開き、背をそらせて。
彼の腹に手を置いて、中から彼を剛直を脱こうと腰をあげようとするけれど、焦らすように腰を振り。
湯のせいなのか、放った白濁がまとわりついているのか、力を失っているはずの彼のその箇所はまだなぜか固さが残っていて、、それをじんわりと味わいながら、甘い息を吐いた*]

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
  
── 部屋の露天風呂 ──

 
[白味の強い背景は
 褐色肌の涛駕さんを映えさせる
 キャンパスになっていた。

 地球のことを色々と教えてくれる彼が
 不自然な光や海苔も無しに
 堂々と逸物を晒しているので>>1:42
 隠すのは間違っている気がしてくる。]


    (そういうものなのか、……)


[タオルは少し遅れて退けた。
 外で裸を晒すのはどうにも恥ずかしいが
 郷に入っては郷に従う、だ。]
 
(19) 2021/01/01(Fri) 15:33:10

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 

    ありがとうございます!


[涛駕さんが並べてくれたのだろうか。
 勧められた椅子の一つへ腰掛け、
 レクチャーに耳を傾けた。>>1:42 >>1:43 >>1:44
 メモが取れない分、普段より一層真剣に。]
 
(20) 2021/01/01(Fri) 15:33:21

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[湯の入れ替わりもあるとは言え
 複数人で利用する浴槽は
 他人の汚れが気になるところ。

 涛駕さんの説明から察するに
 利用者のマナーによって
 浴場の清潔さは保たれているようだ。]


   身体はしっかり流す
   タオルは湯には漬けない

   認識を同じくすることで
   安心して風呂を共有できる

   素敵な文化ですね!


[一頻り感動した後、教えてもらった通り
 足先から太腿、手から肩へと湯をかけ
 それから足や尻を重点的に流していった。]
 
(21) 2021/01/01(Fri) 15:33:34

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[備え付けの石鹸類はまだ使わないようだ。
 きっと、今よりも
 相応しいタイミングがあるのだろう。]


    (そういえば……)


[妹からの言いつけを思い出した。
 身体を洗う時になったら忘れずに申し出なければ、と
 頭の中の付箋を手前に貼り直す────…]
 
(22) 2021/01/01(Fri) 15:33:45

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
    
── 数日前 ──



    温泉、涛駕さんと行きたいよな……?
    宿泊者をお前に変えてもらおうか


[妹の恋路を応援し、遠慮する兄。]


   「お兄ちゃん……気持ちは嬉しいけど、
    スポンサー様は神様なのよ!
    私が代わりに行ったら失礼に当たるわ」

    ……うう、ん……そうだよな

   「私のことは気にしないで!
    寧ろ気にせず楽しんで!
    それはもう楽しんで!
    二人きりで燃え上がって!!!!」

    ……うん?


[そして兄の恋路を応援する妹だった。
 彼女が腐女子として描かれるのはお約束。]
 
(23) 2021/01/01(Fri) 15:34:06

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[そんな妹からのアドバイス。]


   「いい、お兄ちゃん?
    『お背中お流しします』
    必ずそう言って涛駕さんの背中を洗うのよ」

    お背中お流しします
    ……温泉にはそんな作法が?

   「そうよ、常識よ!
    雰囲気で押せそうだったら
    背中以外も良いんだからね!」

    雰囲気……??


[時々妹の言うことがわからない兄だった。*]
 
(24) 2021/01/01(Fri) 15:34:18

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[────…彼が浴槽に入るのに倣い、>>1:44
 隣に入らせてもらう。
 タオルは椅子の上に畳んで乗せた。]


    失礼します……


[沈める身体が半分だけでも
 ざぷーんと勢いよく湯は溢れていった。
 一般の方なら悠々と浸かれそうな容積だが
 身体の大きい自分たちが一度に入るのには少々手狭だ。
 なるべく涛駕さんにゆったりして貰えるよう
 肩を抱き縮こまって浸かる。]
 
(25) 2021/01/01(Fri) 15:34:33

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[眺めも良いし、湯に浸かるのは心地が良い。
 ふぅ……と控えめに至福の息を吐き出し。]


    母艦の皆さんも連れてきたかったですね
    こんな贅沢、良いのかな……


[感じている引け目をつい漏らしてしまう。
 敵方に居たのは自らの意思ではなかったとは言え
 多くの人々を苦しめた。
 隣の彼と対峙し拳を交え
 彼や彼の仲間を傷つけたこともあっただろう。
 数々の罪が社会奉仕で償えようものか。
 彼らの傍を自らが居て良い場所と思えずにいた。**]
 
(26) 2021/01/01(Fri) 15:35:18
 
[唇を塞いだせいで途切れた問い。

 余の寵愛
というには些か苛烈かもしれないが

 一身に受け続けていたというのに
 未だに理解していなかったとは……。

 驚きもしたが、合点もいった。


   (ならば、今日は
    少しばかり甘やかしてやろう)


 唇の合わせ目を抉じ開けた先には
 閉じられたままの歯列。

 抵抗するようなら、すぐ罰を与えるつもりだったが
 首を締めることはせず
 ぬるついた舌でエナメル質を辿り
 歯茎を舐って、早く開けろと催促するに留めた。]
 

 
[僅かに間があって、堅い門扉が弛む。
 その隙を逃さず押し入れば
 懐かしい感触に、体がカッと熱くなった。
 
 衝動のまま
 顎を掴んだ手を、ぐっと引き上げ
 喉元が全て顕わになるほど仰向かせれば、

 かつてのように
 たっぷり塗り込めたいと
 口の中に唾液が溢れ出てくる。]
 

 
[余は、体液に
 特殊な効果を含ませることが出来る。

 濃さや、相手の耐性によって若干の差はあるが、
 アルコールを摂取した時のような
 酩酊感を味あわせたり、
 自我を開放させ
 内なる能力を啓かせることも可能だ。


 力こそ全てだと思っている野人どもには
 パワーアップをちらつかせ、
 権力や名誉を欲する識者には
 血入りの盃を与え、地位や役職を約束する。

 そうやってセーマをまとめ上げてきた。]

 

 
[だが、ジャックに与えてきたのは
 そのどちらでもない。

 発情を齎し、
 快感を増幅させ、
 淫らにイキ狂わせようとする
 媚薬的なものばかり。


 上から下から
 溢れるほど注ぎ込んだ体液の効果は
 その身に受け続けた彼が、一番よく知っている。]

 

 
[癖になってしまうほど、させてきた行為。

 けれど、今日は
 効果を含ませることなく流し込んだ。

 唇で出口を塞いで
 全て飲み下すのを確認したら、
 久しぶりなのにちゃんと出来て偉かったな?と
 褒めるように]



   ……ん、  ちゅっ、 ぐちゅ…



[言葉にするより伝わるような甘さで
 舌と舌を擦り合わせ、口腔内を撫で回す。]
 

 
[上顎のなだらかな曲線を
 舌の付け根の裏側を
 ジャックの感じる箇所を余す処なく
 舌先で可愛がりながら



    (これでは褒美ばかりだ、
     粗相の罰も与えなくてはな。)



 薄い布の下で主張をはじめた両胸の粒を
 目で追うことも
 指で探ることもせず
 寸分違えず摘み上げて、キツく強く押し潰した。]*
 

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
    
── 閑話 ──


[ここではなく、我々が守る世界。]


   「二人が泊まっていないってどういうこと?」

   「おかしいですね……
    確かにスポンサー様が手配してくれたのと
    同じ宿を手配した筈なんですが」


[デカいサングラスで変装しているつもりの二人は
 ジャックの妹と母艦のオペレーター、
 どちらも宇宙刑事サラトーガーの
 麗しきヒロイン達だ。]
 
(27) 2021/01/01(Fri) 16:35:35

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[優柔不断な所はあるが好い男であるサラトーガーを
 挟んでバチバチすることのある二人だが
 二次創作では腐った同志として描かれることが多い。]


   「宿間違えちゃったかなぁ……ごめんね!
    影から見守って、進展が無いようなら
    やらしい雰囲気にしようと思ってたのに!」

   「いえ、仕方ないですよ。
    折角なのでここの温泉を楽しみましょうか。
    美肌の湯みたいですよ」

   「えっ入る入るー!」


[デバガメに失敗した彼女らも
 温泉を楽しんでるのだった。**]
 
(28) 2021/01/01(Fri) 16:35:38
 
[歯越しに感じる舌の動きに
 期待が募って、抑えられない。

 溜まった唾液をコクリと飲み込み
 開いた隙間から――彼が入ってきてくれた。


    ……ッ


[舌と舌が触れ合う前に上を向かされ喉が開いた。
 温かい体液が、流し込まれてくる。]
 

 
[危険なものであることは知っている。
 意思とは関係なしに官能を開かれ感じ入り
 どれほど醜態を晒して来たか判らない。

 拒まなければならないと頭で思う。

 だけど、塞がれた唇。
 鼻腔にはいっぱいに彼の匂いが拡がり
 口の中にもとろりとした彼の熱が届く。

 狂おしい程の切なさ懐かしさに胸中を荒らされて]


    ……ッ、ん、……っく、……ん、……

   (イノセントさまの……っ)


[目を瞑り、舌先で受け止めにいき、
 記憶の通りの味を堪能してしまう。

 コク、コクと飲み込む音がやけに大きく聴こえた。]
 

 
[もともと熱を孕んでいた身体が
 一層熱くなっていく。

 最後の唾液を飲み干し終えると
 やっと、舌同士が触れた。


    …ン、 …っちゅ、 …っんん、


[下で小さく縮こまって
 震えるだけのオレの舌が
 優しく愛でるように擦られる。

 甘いキス。頭の芯が蕩かされていく。]
 

 
[仕置きの筈が優しいのはどうしてか。

 わからない。

 こんな風にされるのも善いということだけ解る。

 知り尽くされた口腔内のすきなところを
 可愛がってもらえると

 
クゾ
ゾクッ
と頸から腰にかけて
 キモチイイのが蟠って留まる。]
 

 
[はちみつのように甘ったるい善さが続き

 突如、両胸の先に
ぎゅ……っ

 痛みと喜悦が生まれた。

 またイク……!]


    
ッあ、イッ、あぁ…っうゥンン……っ!



[勝手に達するのはいけないこと。

 けれど目を見開き顔を逸らし唇を離し
 イッてしまいます、と
 申告しようとした時にはもう達していた。]
 

 
[下半身には触れられずに二度も達して
 身体の中心が切なくて切なくて、堪らない。

 けれど今はそれより
 強い罪の意識に眉が寄り、顔が歪む。

 ビク、ビクと腹の奥から響く震えは
 すぐに収まらない。]


    っイノセント、さま……すみ、ません……っ


[筋肉質な身体の痙攣が収まらぬうちに
 主人に謝っていた。

 粗相を重ねた、貴方の犬は。**]
 

 ―とある少年のXX―

[それからというもの
 それこそ親のように妹の面倒を見てきた。
 無論学生の身分であったので、
 都合のつかないこともあったけれど。
 時間と予定が許す限り、甲斐甲斐しく世話を焼いた。
 
 ――妹優先してて疲れない?
 
 そんな言葉を同級生にかけられることもあったけれど、
 寧ろ、浮かんだのは疑問だった。
 妹の面倒を見るのは兄の役目だし、当たり前のことだ。
 何故この人はそんな当たり前のことを聞くのだろう?
 どういった回答を求めていたのかは知らないが、
 思ったまま話すと何とも言えない顔をされたのを覚えている。

 今にして思えばわかる。
 彼らがゲームに漫画に、スポーツに、と遊んでいる間、
 "彼らたちがやりたいこと"の代わりに、
 妹の世話をしている自分は、親の都合でとんでもない
 我慢を強いられているように見えたのだろう。
 事実、得体のしれない何か、と思っていた頃は、
 学校で妹の話が出ても乗り気でなかったのだから仕方ない]

[毎日、できることが増えていく。
 話す言葉が増えていく。
 少し目を離した隙に迷子になったり、
 夜にトイレに起こされたり、遊びに行ったり、
 要求が通らないと腕の中から海老反りで逃げようとしてみたり
 かと思えば足元でもじもじしてみたりして、
 少しずつ成長していく様を見ているのは楽しかった。

 高校にあがってから、気の置けない友人たちもできた。
 学食のテーブルに写真を表示した携帯を置いて、
 一人は弟の、自分は妹の話をして、
 一人っ子の友人を、羨ましがらせるのが日常になった。]


 「いいなァ、妹。オレも妹か弟欲しい」
 「うちは弟だからあんまり気にしないが、
  女の子の扱いって難しくないか?」
 「それはオマエだけ、オマエがいっとうがさつなの」

 まあ、間違いなくうちの妹は鴨居に頭ぶつけたら泣くね。

 「で、泣いてないよ、っていうんだろ〜? 可愛いなァ」

 おまえは我が家には立入禁止やからね、絶対に。

[何でだよ!? と吠える友人を笑いながら、
 あることないことを理由にわざとらしく拒絶する。
 おれよりでかいからだとか、真顔が怖いからだとか、
 チャラいとか、女癖悪いとか、色々。
 本当は誰より真面目で誠実な男だと知っているけど。
 じゃあおれはいいよな! と朗らかに笑うもうひとりにも、
 おまえは弟を鴨居にぶつけるド級のがさつ野郎だから駄目と
 理由をつけてやれば、抗議の声は二倍になった。
 友人同士のとりとめもない話に当たり前に組み込む程、
 兄妹で過ごすことはそれこそ、彼女が成長するまでは、
 ――当たり前に続くものだと疑ってもいなかった]



 「お母さん離婚するから。
  真里花は連れてくけど、アンタは、来ないわよね」


[飲み物を取りに一階に降りたときだった。
 リビングに居た母は、なんでもないようにそう言った。
 返答に窮した息子をどう思ったのか、
 考えておいて、と話を切り上げて自室に引き上げる母を
 無言で見送り、そのまま暫く立ち尽くしていた。

 青天の霹靂とはまさにこういうことを言うのだろう。
 母の実家は飛行機の距離だ。恐らく実家に帰るのだろうし、
 そうなれば、滅多なことでは会えなくなる。

 流石に高校三年にもなれば、親の性格ぐらい把握できる。
 わざわざ来ないだろうと断定して問いかけるくらいだ、
 大きい息子が居ると邪魔なんだろう。
 此方としても、成人を目前に控えて、
 わざわざ母についていく理由はない。

 ――でも、妹は?]

[なんとか自分の部屋まで戻って、携帯を開く。
 返事をしそびれていたメールを眺めて、少し、躊躇ってから。
 そっと、通話ボタンを押した。

 コール音の後に、聞き慣れた声がする。
 深夜に差し掛かる頃にも関わらず、声音は平常だった。]


 ……おや、が、
  『うん、』

  親が、離婚する、って、妹連れて、出てく、って

  『――うん、』

  アンタは来ないだろ、って、そんなの、
  そんなの……、すぐ決められることじゃないのに、

[支離滅裂で、要領を得ない言葉の数々にも、
 丁寧に相槌を打ちながら聞いてくれる声は暖かかった。

 言葉がつかえて、沈黙した自分に代わり、
 こんがらがった思考を解すように、ひとつひとつ、
 丁寧に現状と今後を並べる声音に耳を傾けて、目を閉じる。
 どうしてこんな選択を強いられるのだろうか。

 尊敬してずっと習いたかった先生と――自分の夢か、
 自分に懐いて、何かあれば両親より先に自分を頼る妹か、

 そのどちらを選ぶのか、或いは選ばないのか、なんて。]


 『まあ、考えるだけなら選択肢はたくさんあるよな。
  迅はさ、どうしたい?』

 ……おれ、は、 …………、

 『まずさ、たしかにオマエの話を聞く限り、
  妹ちゃんは母親よりオマエな感じだし、
  離れたらすごく寂しがるだろうし悲しいだろうけど、
  でもそれで責められるべきはオマエじゃなくて親だよな?』

 ――そう、かな。

 『いやそうだよ、そもそも親の都合で離れるワケだし。
  だから、オマエの母親が、妹ちゃんにしっかりと
  誠意を尽くしてこういう事情だったんだゴメンなって
  やんなきゃいけないの!
  オマエに責任があるとしたらそれからの話だって。

  向こうに進学してちょいちょい顔を見せてやるのか、
  こっちに残って連絡取ったり会いに行ったりしてやるのか、
  そこでも親御さんはさ、オマエがやりたいことをそれこそ
  全力で応援する義務があるだろ』


[義務、と鸚鵡返しにして、数拍。
 先程閊えて出てこなかった言葉が、漸く形を得た。]

 ……まず、相談してほしかった、
 『うん、』

 妹、の、真里花の、面倒みるのは嫌じゃないし、
 好きだけど、……あの人に、言い訳にされるのは嫌で、

 ……マリの、ことも、真里花がどうしたいかとか、
 あの人聞いてないし、聞くつもりもないし、

 『……うん、そーだな』 

 真里花だって、考えてるのに、ちゃんと言えばわかるのに、
 確かに小さいけど、こまい頭で考えとるのに、

 なんも聞かんで、勝手すぎるやろ……

 『うん、それ、そのまま言いなよ。
  アンタは自分勝手すぎる、ってさ。
  妹ちゃんの代わりに、迅が戦ってやりな』

[うなずく。言葉にも音にも出来なかったそれは、
 正しく伝わったらしい。小さな笑い声混じりの吐息が落ちて、
 がんばりな、と友人がそっと背を押してくれた]



 ……おれはついていかない。こっちで進学する。

[一晩経って、腹は括った。
 洗い物をしていた母は振り向きもせず、水を止めもせず、
 ああそう、と短く応じただけだった]

 ただ、真里花にはちゃんと話して。
 言えばちゃんとわかる年齢だよ。

 どうして離れ離れになって、一緒に暮らせないのかぐらい――

 「わかったわかった。アンタも早く準備しなさい、遅れるよ」

[結局最後まで此方を見もしないままで。]

一橋 華は、メモを貼った。
(a3) 2021/01/01(Fri) 22:04:35

一橋 華は、メモを貼った。
(a4) 2021/01/01(Fri) 22:09:08

一橋 華は、メモを貼った。
(a5) 2021/01/01(Fri) 22:11:11

[嘘じゃないさ。と彼に笑ったのはついさっき。
吐き出された白濁が湯に漂う。それを見てしまったと思ったけれど、でも達した瞬間の彼は美しかった。それにぐったりと身体を預ける彼の焦りが見れないのだから、いいか。と思ってしまった。欲望に忠実になったのは彼だけではない。

そうだな、とこれ以上汚す事を予感させル言葉を返し。
もう少しこの揺蕩う湯の中で彼を抱きしめて
温まっていようと思ったのだけど]


 ……おい。


[背を向いた彼が、酷く扇情的な姿を晒す
まるで交尾を強請る雌のようにお尻を掲げて、振っているようにみえた。彼が逸物を抜こうとする姿は出し入れをしたがってるようにもみえることに気づいていただろうか。思わず、声が上ずったけれど、そのまま片手で抱きあげ、そのまま彼の手を温泉の縁に導けば、交尾の体勢を取ろう。

ぱしゃと音が鳴る。
彼の黒い髪を耳にかけて]



 …気づいていたか
 さっきの俺ので自慰をしているように見えたぞ。


[悪い子だ。と彼の胸を掴めばきゅっと粒を抗議のように摘み。
後でお仕置きだな。と笑えば、そのまま奥へと挿れていこう。ずずっと音を鳴らすような気さえもする。先ほど吐き出した白濁がすべりとなって一気に奥まで領地を広げた。はっと息をはき、ふと、ある事に気づけば顔を上げて。

ある一点、雪世界の、林をじっと見つめれば]


 なあ、あそこに誰かいないか――?


[そう尋ねた。
かさっと動く音を敏感な彼の耳は捉えるだろうか。その瞬間、彼の最奥を貫く逸物を引いて――一気に奥まで貫こう。ああ、やはりこの湯がおかしいのかもしれない。いや、彼に酔っているだけか*]

ふぅ……流石にちょっと逆上せてきてしまったかな。

[君の両腕から一度するりと抜け出して炬燵の外へ這い出し、
君に対面するように向き直って君の両太腿を跨ぎ
そのまま腰を下ろし直した。

よし、これで君の顔がちゃんと見られるね。
足が炬燵から出ている分火照りも少し和らぎそうだ。
別の意味で熱くなってしまいそうなのは脇に置いて、
君の(今夜こそ)唇に甘えるように唇を寄せて君にむぎゅっと抱きついた。

そのままうつらうつら、おやすみ……]**

【人】 宵闇 迅

[廊下に出ても漂う温泉の香りは、どこか郷愁を誘い、
 ささくれ立つ心を柔らかく解してくれる気がした。

 また眉間にシワが寄ってるぞ、
 怖い顔するなよなオニーチャン、

 なんて、冗談交じりにからかってくる顔が思い浮かんで、
 僅かな笑声を吐息に乗せて追い出した。
 ――うん、まあ、なるようになれ。

 少なくともこれが夢であるなら、
 目をさますのが惜しくなるぐらいに、
 幸福な夢であればいい]
(29) 2021/01/01(Fri) 23:00:50

【人】 宵闇 迅



 そうだったね。

[泣いてないよ、と。>>17
 ぐずぐず鼻を鳴らして、目を真っ赤にしながら言い募る顔を、
 よく覚えている。えらいね、と決まって声をかけた。
 泣いちゃったとしても真里花はえらいけどね、と付け足して。

 ちゃんと手を繋いで歩けば走り出したりしない。
 ここは滑るから気をつけて、といえばちゃんと注意した。
 そんなこともしてやらなかったから転ぶんだ。
 ――当然だ、初めての場所で、人間四年目だったんだから。
 大人だってうっかりしたら転ぶのに。

 背中を洗って? 撫でて? もらったかわりに、
 髪を丁寧に洗ってやったんだったか。
 ちゃんと言えば、頭から流したってへいちゃらだった。]
(30) 2021/01/01(Fri) 23:01:02

【人】 宵闇 迅



 なにが大丈夫ですか……。
 おまえが成長したぶんだけおれは衰えてるんですよ。

[調子のいいことをいう頬をつついて、
 みて、と言われた方に視線をやる。>>18]

 ここのご当地マスコットですかね。
 ……気が抜ける顔をしてる。

[※個人の感想です。
 ポスターで宣伝するぐらいなら、
 きっと物販はそこにあるんだろう。頷いて、歩を向ける。

 妹の少し後ろを歩いて、時折内装に目をやりながら歩けば、
 程なくしてロビーに到達した。
 来たときはフリーズしていて全然見ていなかったが、
 一角には確かに土産物屋があるようだった。
 つむじをつついて指し示す。目的地です。*]
(31) 2021/01/01(Fri) 23:01:11

【人】 埋火 真里花

 ………。

[ そうだったね>>30と兄はそう言った。
 甘やかされてるってちゃんとわかってる。

 いつだって目に涙をいっぱいにためて
 決壊してぼろぼろと涙が顔を汚していても
 泣いてないと言い張る私に、

 泣いているじゃないかと笑うのは父母で
 えらいね、と言ってくれるのは兄だったから。 ]

 もうそうそう泣かんよ
 ほぼおとなだから
(32) 2021/01/01(Fri) 23:18:37

【人】 埋火 真里花

[ 世間的に見ればまだまだそうは
 捉えられないだろうが、少なくとも
 私の世界の中で、私は、かなり大人に
 近づいたと思っていた。

 父母の代わりに妹の運動会に不格好なお弁当を持って
 応援に行き、親子リレーには親の代わりに出場した。
 優勝した。妹は運動神経がとても良いから。

 おねえちゃん で居る限り。
 私は、ほぼおとなでいられた。

 だけど。 ]

 まだまだそんな事いう年じゃないでしょ?
 大丈夫、手を離したら弾丸みたいに
 駆けていく、とかはないから   
たぶん


[ 頬を突かれて>>31
 仕方ない子だと言いたげな空気は、
 ふんわりとやわらかくて。 ]
(33) 2021/01/01(Fri) 23:19:32

【人】 埋火 真里花

 ゆるきゃら、かわいいよ?
 おいしいかなぁ

[ ――私は、いまだけ
 ただの、いもうとになる。 ]

 わぁ色々ある。
 ねぇ見て、冬限郷ゼリーだって。
 はてなあじ。なにあじだろ?

 おせんべいもある。
 こっちもはてなあじ……

[ さっきまでまんじゅうだまんじゅうだと
 言っていた妹は、残念ながら弾丸一歩手前です。* ]
(34) 2021/01/01(Fri) 23:19:53
 え………うわっ


[唐突に片手で抱き上げられた。
手を湯舟の縁に置かされて、なんだろうとすれば、後ろから胸の粒をいじられた。
囁かれた内容から、抜こうとしながら、固さを持つそれを楽しんでいたことを、彼はしっかり気づいていたらしい]


 お仕置きってなんで………っ
 ああン……っ


[彼の微笑み交じりの言葉に質問をぶつけようとすれば、そんな意識もふっとぶような一撃を貰ってしまう。
一息に奥まで彼の剛直で擦られれば、崩れて湯の上に落ちてしまいそう。
奥まで触れられたそれの十二分な固さに、二の腕に鳥肌が立つ]

 な―――っ!?



[あそこに誰かいないかという彼の言葉に全身に緊張が走る。
思わず片手で口を覆い、思い切り喘いでいる自分を羞恥心から覆い隠そうとするが、激しすぎる律動で、思わず絶叫が喉から洩れてしまった]



 あああああっ!!!



[びりびり、と足先から脳天までしびれるような感覚に躰が動かない。
ひく、ひく、と躰を蠢かせ、息もとまるような突き込みに。

ぽた……ぽたり……と、ひくつく鬼走の屹立の先端部分から、白い糸のように精液が流れ落ちていった]


……。

 あれ、どうせ獣かなんかだろ……夜長の嘘つきぃ……。


[そう恨みがましく呟くと、不本意な形に達したばかりの自分の屹立をぎゅっと握りしめた*]

【人】 宵闇 迅


 泣かないことがね、
 いいこととも限らないよ。

[これは受け売りだ。人の。>>32
 感情のままに喚き散らすことと、
 感情を昇華することは違う。おとなになると泣けなくなる。
 まだそれが赦されるうちは、目一杯泣けばいい]

 "ほぼ"が取れたら、泣いてなんていられなくなるからね。
 泣いてしまったって、
 ――真里花は頑張ってる、偉い子だから。

[異父妹が生まれたと聞いたのは、いつだったか。
 母は若くして自分を産んだし、
 もしかしたらあり得る、が現実になった時に、
 体よく"おにいちゃん"を言い訳にした母を思い出した。

 休みたいなら構わない。母親だって人間だ、疲れもする。
 だがそれを、休憩ではなくて放棄の理由にされるのは、
 甚だ遺憾だったし、今もなおあの人を好きになれない理由だ。
 あの人は、母親じゃない。どこまでいっても女だった。
 そして、どこまでも、こどもだった。]
(35) 2021/01/01(Fri) 23:49:17

【人】 宵闇 迅


 もうそろそろ30ですよ。
 曲がり角は曲がってます。あとは下り坂だからね。

 まあ、遅れても追いつくから。

[興味があることに夢中になるあまり、足元不注意は、
 こどもにとってはよくあることなのだろうし。>>33

 ばびゅんと駆けたところで、ゆったり追うだけだ。]

 はてなあじ……。
 食べて確認してみたらいいんじゃないですか、
 ゲテモノ以外なら食えますよ。

[某児童書の百味あるという菓子ではあるまいし、
 きっと妙な味ではないだろうから。*]
(36) 2021/01/01(Fri) 23:49:28
一橋 華は、メモを貼った。
(a6) 2021/01/02(Sat) 0:03:09

一橋 華は、メモを貼った。
(a7) 2021/01/02(Sat) 0:05:33

一橋 華は、メモを貼った。
(a8) 2021/01/02(Sat) 0:08:34

【人】 埋火 真里花

 ……うん、そうだね
 お兄ちゃんはそう言ってくれるよね

[ ――含みをもたせる、そんな芸当を
 しようと思ったわけじゃない。

 ただ、いつから泣いてないかなぁって
 思ったから。

 泣いて困らせないで、柚理だけで手一杯なの
 わかるでしょ、お姉ちゃんなんだから。

 その言葉を浴び続けていたら。
 いつの間にか隠れて泣くようになって、
 そのうち、泣かないようになっただけ。

 母と当時、見知らぬ男だった父の
 愛情を妹が奪っていったことよりも、

 姉を押し付けられることのほうが
 よほど、辛かったのだと思う。

 だから本当は、もう泣き方なんて覚えてないんだ。 ]
(37) 2021/01/02(Sat) 0:12:03

【人】 埋火 真里花

 ……大丈夫、テレビで見る芸能人より
 お兄ちゃんのほうが若く見えるから。
 
 ここの隈がなくなったらきっともっと
 若くみえるよ。

[ 下り坂>>36だと兄は言うが、
 正直、あの時からどこが変わった、と言われると
 あまり自信を持って答えることは出来ないだろう。

 自分よりも大きい背中、アウトドアを好まない
 白い肌、私を見る優しい目。

 どれもそれほど変わってはいないと思う。

 並ぶと、顔が少し近くなった気はする。
 とはいえ、

 ――成長期だというのに、父母の遺伝を
 色濃くついだ私の背は、世間的に言えば
 小さい方だろう。

 お兄ちゃんが真里花の分の栄養を吸ったに
 違いない。ちょっとだけでいいからください。 ]
(38) 2021/01/02(Sat) 0:12:24

【人】 埋火 真里花

 じゃあえっと、このゼリーと、おせんべい
 あと温泉まんじゅうください。

 おいくらですか?

[ 店員さんに謎の食べ物を二つずつ渡すと、
 良心的な値段を告げられる。

 鞄の中から去年の誕生日に贈られた財布を取り出し ]

 はーい。

[ ゲテモノ以外なら食べれるというなら、
 ぜひ先に食べてもらおうと決め、財布を開いた。* ]
(39) 2021/01/02(Sat) 0:12:37

【人】 宵闇 迅


 ――、そうですね、

 ちなみにね、おれは高校の時に、大泣きしましたよ。
 友人ひっ捕まえて朝まで。

[そのときの、受け売りです。>>37
 そう結んで、くしゃりと頭を撫でた。
 結い上げた髪が崩れない程度に、そっと。]


 ……おまえが遊びに来たら、聞いてみるといい。
 あいつからは、多分、だめなおれがたくさん聞けますよ。


[いい兄であろうと思いこそすれ、
 取り繕うことはなるべくしたくなかった。
 くるしい、を我慢したのは、見送りのときだけ]
(40) 2021/01/02(Sat) 1:28:49

【人】 宵闇 迅


 男に若く見えるは褒め言葉にならねぇんですよ。
 四十五十越えたら褒め言葉かもですが。

 隈、……そんなに残ってますか、
 夜更しばっかりしてるつもりはねぇんですけどね。

[並んで立つとより成長を感じる。>>38
 腰まであるかないかだった身長が、もうすっかり伸びて、
 ものの見事に兄が気軽に腕を曲げると当たりそうな位置に
 顔があるものだから、気をつけよう、と肝に銘じる。

 なにせ、友人どもにも、うっかり肘鉄を入れることが、
 すっかり定評になってしまったぐらいなので。]
(41) 2021/01/02(Sat) 1:29:03

【人】 宵闇 迅


 ……、


[来年高校生なんだから、と贈った財布を、>>39
 使ってくれているのだな、と心が温かくなる。
 マネークリップから引き抜いた札を折りたたんで、
 開かれた財布の中にそっと仲間入りさせておいた。

 店員の前で押し問答するつもりはない。
 妹が抗議してくるようなら、
 おれも食べますから、で封殺してしまおう。
 ――悪い大人なので、甘やかすタイミングは見逃さない*] 
(42) 2021/01/02(Sat) 1:29:19

【人】 図書館長 アザレア


 きみに頼って貰えるのは気分がいいな。
 きみはなんでもひとりでこなそうとしてしまうから。

 もっと頼ってくれ、と、
 言えるほど役には立たないかもしれないが
 わたしにできることなら、なんなりと言ってくれ。

 きみに必要としてもらえるのは、うれしい。


[アノラックって余り暖かそうな印象がなかった。
何か違うものと勘違いしているのかもしれない。
いやしかし彼女の教会の訓えは何故だか
屈強な戦士でも育て上げようかという
習わしだった気がするから油断はできない。

なんてわりとどうでもいいことを考えている
思考の残念さは隠したまま
ほとんど反射で答えた言葉に無意識に口元が緩む。
自分の紡ぐ言葉への多幸感にへらへらしていて
気付くのが一瞬遅れたが。

大切な人と言われた気がするな。
大切な人、と。]
(43) 2021/01/02(Sat) 5:33:07

【人】 図書館長 アザレア

[そんな大切な言葉を当たり前のように聞き流してしまう
自分に驚愕してから
彼女にとって大切な人が自分であることを、
当たり前に受け止めている自分に、ふと、気付いて。

軽い気持ちで口にしたわけではないと理解できるのに
きみからの「大切な人」だなんて、得難い敬称を
繰り返し賜る奇跡に改めて感謝もせず、
あらためて浮かかれることもなく

それが自分のことであって当然だと思えるだけ
愛されてきたのだと、思い知った気がした。

あたりまえと受け流していいはずがない。
なのにすっかりあたりまえであることが嬉しくて。

複雑なこの感情を、なんという言葉で表せばいいのか
知識と記憶の中から見つけ出すことはできなかった]
(44) 2021/01/02(Sat) 5:34:35

【人】 図書館長 アザレア

 特別な日だけじゃなく、普段から
 もっと何だって手伝わせてくれ。
 きみがひとりで終わらせてしまったほうが早いことでも
 些細なことでも、なんだって。

 ……そう、思っているんだがそうまで言えば
 聞こえはよくとも実際きみにとっては
 負担が増えることなるんだろうな。

 …なんでもお手伝いをしたがる幼子の気持ちが
 今少しだけわかった気がする。
 しかしわたしはもう幼子なんて歳でもないしね
 せいぜいお手伝いを強請らずともきみに必要とせれるよう
 役に立つ伴侶を目指して精進するとするよ。

[ただでさえ誰にでも分け隔てなく尽くしてしまうきみの
特等席を我が物顔で独占しておいて
ふんぞり返っている訳には行かない。
例えそうでもきみはきっとなんの不満も抱かずに
幸せそうにわたしに尽くすのだろうけれど
差し出し受け取ってもらえることが喜びなのは
なにもきみだけじゃないんだ。

なんでもしてやりたいと思っているのはきみだけじゃない
わたしにとってもきみは大切な人なんだから。
そう胸を張って伝えられるようになる日はいつになるやら。
その時まで君が隣にいてくれることが
どれほどの奇跡か理解しながら
当たり前だと傲慢に思えるだけきみに愛され
甘やかされている自覚はある。]
(45) 2021/01/02(Sat) 5:37:20

【人】 図書館長 アザレア

[何事も誰に対しても尽くしすぎる彼女を見て
……差し出していないと、不安なんだろうか。
そう思ったことがある。

ならばただ喜んで受け止めてやることこそが
彼女の望む形なのかもしれない、と。

けれどそろそろきみにも、
あたりまえの顔をして受け止めたって問題ないくらいに
愛されているのだと自覚させてやりたいものだ。

一ミリたりとも彼女のためでなく
ただの自己満足に過ぎないが。

きみといると自分の不甲斐なさと
いくつも向き合うことになるのに
どうにか克服してやれないものかと
足掻くことも楽しいだなんて
きみにであわなかったら、
きっと一生知らないままだった。]
(46) 2021/01/02(Sat) 5:38:20

【人】 図書館長 アザレア

 そうとも。きっと上げ膳据え膳というやつだ。
 手伝おうとなんてしてはいけないよ。

 さみしいのは勿論だが、それ以上にきみの体が心配だった。
 頼むからきみはもっときみを大切にしてくれ。
 わたしのために。
 わたしにとって大切なきみを一番大切に出来るのは
 ほかならぬきみ自身なのだから。


[きっと「自分なりには」「それなりに」大切にしていると
言いそうだと思えば小言めいた声音になりそうになるのを
なんとか抑えて、言い聞かせるように
届かないと知りながら、届かない言葉を重ねておく。

彼女とともに過ごして、理解したことがある。
彼女は別に自分をないがしろにしているのではなく
自分、という項目の優先順が著しく低いだけだ。
他を大切にするあまりすこしだけ無理をして自分を削って
これだけ無理できたんだからあともう少しくらい大丈夫と
次第に無茶なくらいに無理を重ねてしまうわけだ。

そんな献身的なところももちろん素敵だとは思うが
何事も限度があるし彼女はそれを無自覚に超えている。

理解できないのならそれはそれで仕方ないとして
彼女のものさしでは「ちょっと」に測定されてしまう無茶は
「やりすぎ」なんだと伝えるために
……取り敢えず、言葉を重ねて洗脳しようかな、と。
効果のほどはきっとイマイチだが根気は大事だ。たぶん。]
(47) 2021/01/02(Sat) 5:43:39

【人】 図書館長 アザレア

[けれどその認識の違いを理解できないなりに
認識が違う、という事実はすこしだけ届いている気がする。
このままゴリ押しすれば洗脳されるのかあるいは
やり方を替える必要があるのかは
もう少し様子見してもしいだろう。]


 なるほど、確かにそうか。
 着替えて入ってまた着るのは確かに忙しないな。

 効率を考えるならば……
 ……最初は部屋の露天風呂がいいんじゃないかな。
 脱いだ服を部屋に持って戻る手間が省けるだろう?

 ところで確認なんだが……
(48) 2021/01/02(Sat) 5:45:53

【人】 図書館長 アザレア

 入浴後にせっかく着替えた浴衣を、
 すぐに脱がしたくなってしまった時には
 どうしたら、いいだろうか?

 温泉宿で世話になる作法としては。
 家に帰るまでは我慢すべきかな?


[すこしだけ、悪い顔をしていたずらな問いを投げかける。
随分と可愛らしいことを言ってくれるから
つい、意地悪をしたくなってしまって。

ああ、悪い癖だ。
きみが愛らしく恥じらう顔を見たいだなんて。
どこまで許されるか測る子供みたいな所業だ。

けれど確かにわたしの趣味も悪いがこれに関しては
きみだって悪いと思うんだ。
この愉悦をわたしに教え込んだのは
間違いなくきみ以外にいないのだから。]
(49) 2021/01/02(Sat) 5:46:30

【人】 図書館長 アザレア

[立ち上がるのを手伝おうとするその手に唇を寄せて。
くすぶる感情は触れる唇に潜ませて。

顔を上げるときにはもうすっかり普段通りの顔をして見せ
何ごともなかったみたいに振舞う]


 現実問題としてはきみがいそがしすぎるんだよな。
 逆にその問題さえクリアしたのなら
 冬のあいだに温泉宿巡りをすることだって可能なわけだ。

 
[少し真面目に考えてみようか、などと
ぽつりとぼやきながら手伝いの手を借りて立ち上がる。
すっくと問題なく立ち上がった

介護みたいだな。と無意識に言いそうになって
なんだか悲しくなったので、やめておいた。*]
(50) 2021/01/02(Sat) 5:52:12
[お仕置きなんて言いがかりもいいところだ。
けれど、それすらもアクセントだとばかりに彼の中を苛み。囁きは、彼の羞恥を刺激させた。片手で口を覆い隠す彼が、可愛いい。けれど誰かがいるんじゃないかと危ぶむ彼の中を容赦なく進み、熱源は最奥を激しくついた。絶叫が響く、しんしんと降る雪にしみ込むような声が、彼の媚肉がが此方の雄を締め付け、欲望を加速させる。

そうして、彼が果てた。
正直な話興奮した。誰かがいるかもしれないと声を抑えたのに抑えきれなかったところも――この状況で果てた姿も、全て興奮の源で。

ひくつく屹立から落ちる白が湯舟を漂うのを見て]


 …そう、かもな。
 けれど、お前だって狼だろう。
 なら、獣に間違えられたのかもしれないじゃないか。


[屹立を握り締めるのを後ろから覗き見れば
ゆっくりと雄を彼の花から抜き出そう。少しばかり彼の中に出してしまったがまだだしきれていないそれは、天へとそびえ、肉欲の形を物語る。彼を縁から起こせば、背後から抱きしめて先ほど、音がしたという方向を指さし。

片手で腹部を撫でた]



 …――雌の狼と間違えられたとか。


[ここに孕ませに来たのかもしれないと
腹部を柔く掴み。だから、此処は俺専用だと見せつけたのだと笑い。喉を鳴らした。彼の耳が獣のように変わるのを知っている。だから、敢えてねっとりと唇は耳朶を食し、愛する事を楽しみとしていた。敏感な彼の肉体は、雄のそれだ。けれど、抱かれ慣れている雌の肉体でもある。


―可愛い、可愛い鬼走]



 …なあ、そろそろ上がるか?



[またあとで、始末をすればいい。
雪を見ながら温泉で酒を飲むという野望もある。けれど、今飲みたいのは彼だ。布団の中でしっぽりと、彼を味わいたいと湯にあたった身は考える。そう――まだまだ、終われそうにない。彼がもう無理だと啼いても止まる気がしない。

彼の色香に誘われた獣なら此処にいると。
手を引いて温泉からあがろうか*]

【人】 高藤 杏音

[ほこほこに茹ってお風呂から上がったら。
空先輩が上がって来るのを待って、そっと手を握る。]


どこか行きたいところ、ありますか?
卓球とかするのも良いんですけど……

お水飲みたいんで、売店寄っても良いですか?


[水分補給は大事です。
売店に寄れば、お土産を買ってる人も居て。>>39>>42
あの人達も恋人同士なのかなぁ。なんて。
美男美女を見て思うのでした。*]
(51) 2021/01/02(Sat) 10:09:05
一橋 華は、メモを貼った。
(a9) 2021/01/02(Sat) 10:12:17

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/01/02(Sat) 11:13:23

【人】 埋火 真里花

 おにいちゃんが??どうして??
 ほたるのお墓見ちゃった??

[ お兄ちゃんは自分よりもずっと大きくて年上で
 いつも優しく、真里花にとっては、ヒーローに
 近しいものがあった。

 だからその兄も泣くことがあるのかという驚きと
 人間なのだからそういうことも普通にあるだろうと
 私は兄を何だと思っているのだと自分にツッコミを。 ]
(52) 2021/01/02(Sat) 13:10:25

【人】 埋火 真里花

 あそびに

[ いつか。

 いつかそういう日が来たらいいとは思っていた。
 だけど。困らせるんじゃないか、嫌われるんじゃないかと
 ずっとずっと、避けていた言葉。

 会いたいから遊びにいっても、いい?

 往復の交通費と、宿泊費が用意できたら
 勇気も出るかも知れないとアルバイトを始めたことは
 まだ、言えていない。

 だから遊びに来たら>>40と言われて
 胸が一杯になってしまった。 ]

 
いいんだ……


[ うれしい、うれしい、うれしい。
 こみ上げてくるものをぐっと堪えて小さく唸り
 数秒だけ、足を止める。 ]

 なんでもないよ行こう

[ そうしてまた歩き出した私は、
 さっきの私よりずっと、幸せが溢れ出ていただろう。 ]
(53) 2021/01/02(Sat) 13:10:58

【人】 埋火 真里花

 え?そうなの?
 そっか……。

 うん まっくろにひき。
 
[ そんなに残っているか>>41の問に、
 両手の人差し指で自分の下瞼を指差して頷く。 ]

 おやつ食べたらお昼寝する?
 真里花お布団敷いたげるね。

[ そうと決まればぱぱっと選んで、お部屋に戻ろうと
 お土産屋さんの中をちょろちょろと駆け回った。 ]
(54) 2021/01/02(Sat) 13:11:10

【人】 埋火 真里花

 えっ

[ さてお会計という段階で、財布の中に
 兄の指とお札>>42が忍び込んできた。

 お財布と、兄の顔を順番に見て
 もう一回順番に見て。 ]

 えっと   えっと

[ 店員さんが微笑ましげにお会計を待っていたから
 お会計を先に済ませて、袋を受け取ってから。 ]

 あの  ありがと

[ 兄の服の裾をちょいっと引っ張ってお礼を言った。
 尚、あとからねじ込まれたお札が福沢諭吉だった事に
 気づいて小さな悲鳴を上げることになるとは思わなかった。* ]
(55) 2021/01/02(Sat) 13:11:27
埋火 真里花は、メモを貼った。
(a10) 2021/01/02(Sat) 13:37:08

【人】 きっと教育係 キネレト

[『愛されることより愛することを。
  理解されることより理解することを。』
そう語った偉人がかつて居たらしい。

僕は君を愛しているつもりでいるけれど
君がくれる愛に応えられているかは日々自問してしまう。
君という人間を真に理解できているかと問われれば、
まだまだ全然足りていないと思う。

『あいしている』と言葉にしなければ伝わらなくて
ただ言葉にするだけでも伝えられないような気がする。

僕が身を寄せ唇を重ねようと試みることを
君が拒むことはないのだと思い知りながら、
それでも独りよがりになっていないか不安になってしまう。

君は、
僕のありもしない神力を欲して僕を望んだ訳じゃない。
家政婦や介助者が欲しくて僕を望んだ訳でもない。
僕を僕個人として尊重して大切にしてくれている。

君に惹かれて主義さえ改めるような人は沢山居て
僕よりも機転の効く美しい人も世の中には大勢居て、
そんな中から僕を選んでくれた君に何が出来るんだろう。
僕にとって君の存在が
何よりかけがえのない大切な存在だと、
どうすれば君に伝えられるんだろう。

そう真剣に考えて行動しようとすることが
君を愛するってことに繋がると思っていた。]
(56) 2021/01/02(Sat) 17:50:41

【人】 きっと教育係 キネレト

[君にだって大変な時はある筈だ。
何でも話せる間柄になりたいと伝えてはいても
知らないうちに我慢してくれていることだって、
飲み込んでくれている不満だってある筈だ。

君の喜ぶ顔が見たいと、
いつだって心地好く幸せで居て欲しいと
力を尽くす程にどうやら君を落ち込ませてしまうらしいと
学んだのはごく最近のことだ。

君の身の回りの世話全てをこなしてしまうことが
必ずしも君の為にはならないと知っている。
まして君自身がそれを望んでいないのだから
それでも行おうとするのは僕のエゴに他ならない。

『与えようとばかりして、貰おうとしなかった。
 ただ相手に与えるだけではいけない。
 相手からも貰わなくては。』
そう語った昔の偉人も居たらしい。

何も貰っていないどころか貰いすぎている気でいるのに、
僕は知らず知らずのうちに君を
爪弾きにされている気分にしてしまってるんだろうか。]
(57) 2021/01/02(Sat) 17:50:46

【人】 きっと教育係 キネレト



 君は十分すぎるくらいに役立ってくれているよ。
 君を頼れないのは決して
 君を頼りにしていないんじゃなくて、
 ただ、何をどうお願いすればいいのか
 わからないだけなんだ。


[子供たちにならあれをこれをと手伝いを割り振れるのに、
君の前ではどうしても格好付けたがってしまうのもある。

食事の買い出しや調理や後片付けも、
部屋の掃除や洗濯も半分以上が自己満足だ。
自分の行いで喜ぶ君の姿が見たいからなんて下心も満載で、
教会で普段行なっているような崇高な奉仕の精神は殆どない。

第一、春頃に比べれば
随分と楽させてもらっているつもりでいたんだが。
君の基準ではどうやらまだ物足りないらしいと知る。]


 僕には君が必要だよ。いつだって。
 僕は君のことが好きなんだから。

 君にしか出来ないことが沢山あるよ。
 例えば、僕と一緒に眠ってくれることとかね。

 
(58) 2021/01/02(Sat) 17:50:51

【人】 きっと教育係 キネレト

[お手伝いがなくたって
君は生きてくれているだけで僕の心の支えだし、
きっと君が思っている以上に
僕は君を必要としているんだよ……?

……という答えが君の求めるものではないことを
今の僕はそれなりに理解している。

君も僕に何かしたいと思ってくれている。
なかなか素直に受け取ろうとしない僕を、
もどかしく感じてくれている。
いい加減それを自覚しないほど強情ではないし
そうだと確信が持てる程度に君に愛されてきた。

僕が受け取ってくれる君に喜びを感じるように
君も受け取る僕に喜びを感じてくれるのなら、
僕は君の喜ぶ機会を奪っていることになるんだろう。

いつかきっとそのうちに、なんて言っていたら
計画性にも決断力にも甚だ乏しい僕は
恐らくいつまで経っても実現出来ないままだ。
尤も、君がそんないつかの日まで隣に居てくれることを
無意識に当然と思うようになっているからこそ、
ずるずると先延ばしにしてしまう面は否めない。]
(59) 2021/01/02(Sat) 17:51:10

【人】 きっと教育係 キネレト

[だから、今日、今この時から。
いっそそう決めてしまって
考えを改めてゆくべきなのだろう。けれど、]


 君も僕をもっと頼って、
 必要としてくれたら嬉しいな。
 我儘言って困らせてくれたっていいんだ。


[君は君であまり僕を頼ろうとしてはくれないから
僕では役不足だろうかと淋しく感じることもある。
なんとなく子ども扱いされているような負い目があるから
余計に不甲斐なく感じてしまうのかもしれない。

ひょっとすると君が僕に対して感じている歯痒さも
似たようなものなんだろうか。
ならば猶更、僕はもっと君を頼るべきなんだろうね。

自分の心の中だけでは永遠に答えの出ない問いと向き合い
自分を見つめ直すきっかけをくれる君と、
これから先もずっと。

心の奥底に君が灯してくれたあたたかな灯火を、
いつまでも絶やさずに居られるように。

──なんて大真面目に何時間も考え込んでしまう
そんな時間も楽しく感じてしまう。
得体の知れない淋しさも叫びたくなるような喜びも、
君とともに過ごすようになって初めて知った。]
(60) 2021/01/02(Sat) 17:51:20

【人】 きっと教育係 キネレト

 

 手伝ってはいけないのかい?そうか……
 僕? 僕は平気だよ。この通りぴんぴんしてる。


[何せ狼の襲撃にも耐えうる鋼鉄の肉体を
二重に持っていたらしいからな。

その割に耐えうらなかった僕の軟弱さを君は知っているから
余計に心配してしまうのかもしれない。

自分なりに気を付けてはいたつもりだったし
別段自分を蔑ろにしているつもりもない。
無茶をしているつもりも自分ではないのだけれど……

そっか、君は心配してくれるんだ。
優しい君ならそう思うよなとすとんと納得出来るのに
君に直接言われるまで愚かな僕は気付けない。]


 傍目から見ても心配になる程度には
 憔悴して見えていたのかな……ごめんね、
 心配してくれてありがとう。

 それを僕に頼む……と、いうことは
 君も当然君自身を大切にしてくれるね?
 どうせキスするなら床や机じゃなく僕にしてくれ。
 僕の大切な君もまた、
 一番大切に出来るのは君なのだからね。
 
(61) 2021/01/02(Sat) 17:51:26

【人】 きっと教育係 キネレト

[ところで。いまさりげなく
『わたしにとって大切なきみ』って言われた気がする。
あまりにも自然すぎて流すところだった。もう一回言ってくれ。
いやもう一回と言わず何度でも言ってくれ。
既にわかりきったことであっても、
改めて口にされると嬉しいものだ。

今日の君がそう思ってくれていても
明日の君も同じように思ってくれる保証はどこにもないと
最初の内は密かに怯えていたけれど気付けば一年経った。
今は、傲慢ながらこの先もずっと
君は僕と一緒に居てくれるものと信じて疑わない。

君が定期的に口にしてくれるなら、
僕も多少は自分の価値を見直せる気がする。]



 だよね。僕もそう思ってたところだ。
 泳げるくらいに広いお風呂に入りたいなら、
 きっと大浴場が良いのだろうけれどね。
 折角一緒に来て君と別々は僕は嫌だな。

 ぬ、脱がしたくなってしまった時は……
 
 
(62) 2021/01/02(Sat) 17:51:34

【人】 きっと教育係 キネレト

[頬を赤らめた僕を見て楽しんでいそうな君に
消え入りそうな声で続けかけてはたと気付く。

確か──旅館では、食事が客室に用意されたり
お布団を仲居さんが引きに来てくれたりする、と。
即ち部屋に誰かが入って来る可能性がまだあるということだ。

もし万が一鉢合わせになれば
お互いに気まずいことこの上なかろうし、
僕だって君の肢体を僕以外の誰かに晒したくない。

ふむ。と顎に手を添えて
差し当たり意識をマッサージの方に全集中させることにした。]
(63) 2021/01/02(Sat) 17:51:52

【人】 きっと教育係 キネレト

[不意打ちで唇を寄せられた指先がぴくりと微かに震えた。
何もなかったみたいにすっと立ち上がる君を見て、
本当に効いたんだなと胸を撫で下ろすとともに
なんだか後ろめたい気持ちになった。

君が何事もなかったように振る舞うなら、僕もそれに倣おうか。
脈を落ち着けるように小さく息を吐いて、]


 温泉宿巡り……良いなぁ、楽しそうだ。
 春や夏や秋の温泉も乙なものだろうし、
 君と一緒に居られるなら温泉に限らず
 僕はどこにでも行きたいけれどね。

 君だっていそがしいだろう?
 一大イベントが無事に終わったからね、
 僕は暫くは落ち着けるはずだ。

 
[バスタオルと浴衣セットを二人分手に取って
片手で持ち、もう片方の手で君の手を引こうとして……
ふと、気付く。これも君にとっては世話焼きに入るか?
こういう小さなことから変えていくべきなんだろうか。]
(64) 2021/01/02(Sat) 18:04:54

【人】 きっと教育係 キネレト

[ならば、と君にバスタオルと浴衣セットを押し付けて
旅行鞄を開き、ごそごそと漁り出す。
ええと確かこの辺に……ああ、いたいた。

君と温泉旅行に行くことになったときに
連れて行こうと密かに準備していた
あひるちゃん(6)1d10匹セットを手に、
改めて君の手を握り直した。

さ、行こうか露天風呂。]
(65) 2021/01/02(Sat) 18:06:32
[狼なんか、こんなところにいない。同族ならわかるし、あの気配はせいぜい兎かなんかだ。
ぼんやりと彼に後ろから抱きしめられながら思う。

雌の狼だなんて―――自分は夜長の前でしか雌にならないし、それに]


 ………俺が狼だとわかったのなら、なおさら俺に手を出すわけないだろ。


[狼は番を替えないから。
目の前の雌狼に番がいるのが明らかなら、手を出してこない。
彼が自分の中から剛直を、ことさらゆっくりと抜き出していく。
まだ固いそれは、まだまだ彼が自分に対して慾を持っていることをアピールしているようで。
固いそれが中から引き抜かれる感触に、ぞくぞくと躰を震わせてしまう。

精をこぼし、とろとろになってしまっている自分に、まだまだ終わらないとばかりに、彼が場所を変えることを促してくる。
汚してしまった湯殿が気になるけれど、頷いた]

 うん、あがろうか………



[ここで抱き合って、二人で獣のように睦みあうのもいいけれど。
彼が雪見酒の野望を持っているのは知らなかったけれど、でも酒を飲むより彼に酔いたいとは思っていて。
まだ不思議とうずいてしまう自分の躰をもてあまし、そして彼に手を差し出した]


 悪い……。ちょっと手ぇ貸して……。


[膝が少しがくがく言っている。
彼が湯あたりかと心配すれば頬を染めて顔をそむけて答えないだろう。
そうではなく、感じすぎて腰や膝にまだ力が入らないだけだから*]

【人】 菊波 空

[じっくり家族温泉を堪能して、予約時間も近づくころには着替えまで終わらせる。
先にいって待っていてくれた杏音>>51と合流。ぎゅっと手を握って]

 卓球はちょっと熱が抜けてからのほうがいいな。
 まぁ、行きたいとこっていうか喉渇いた。瓶牛乳とかあるかな。

[同じだけ風呂に入っていたので水分を欲してしまうもの、売店まで自然と向かうことになり、そこには他のお客さんの姿>>39 >>42もあった。]

 つい見ちまいそうになる人たちだな。

[とはいえ不躾に視線を向けるわけにもいくまい。
売店にて、瓶牛乳が売られていたのを確認。どれを買うか考えて]

 …フルーツ牛乳にしよ。

[あとは雪見大福を一つ購入。杏音も買い物を終えたらともに売店近くにあるソファーへと]
(66) 2021/01/02(Sat) 21:13:57

【人】 菊波 空

 冬にアイスって贅沢だよな。それも温泉のおかげ…ってことで一つずつ食べようか。

[冬とはいえ、逆上せかけた体に冷たいものは欲したのと杏音と分け合えるものを選んでなアイスであった。
ソファーでくつろぎながら、フルーツ牛乳による甘味で色々な意味でリラックスタイムである*]
(67) 2021/01/02(Sat) 21:15:25

【人】 高藤 杏音

[空先輩と手を繋いで。先輩がフルーツ牛乳選んだら、え。私も牛乳飲みたいって、悩んでしまう。
牛乳と、珈琲牛乳と、フルーツ牛乳。
……自分もフルーツ牛乳が良い。
悩んだけど、お水とフルーツ牛乳とパピコを買って。
一緒にソファーに腰かけた。]


今、卓球したら、倒れちゃいそう。


[ふふっと笑って。
私もパピコのホワイトソーダ味をプチっと二つに割って、先輩に差し出すのです。]
(68) 2021/01/02(Sat) 21:23:31

【人】 高藤 杏音

どーぞ。……えいっ。


[先輩の頬にパピコを当てると、楽し気に笑って。]


雪見だいふくを半分個って、贅沢な感じしますよね。
いただきます。


[もちもちの求肥をあむっと咥えて。
フルーツ牛乳は腰に手を当てて飲まなくても良いのかな?
とか、温泉の作法(?)について悩んだりしたのでした。*]
(69) 2021/01/02(Sat) 21:23:41
良いなぁ、アイス……食べたいなぁ……
暖かい場所で食べるアイスってなんであんなに美味いんだろうね?

[炬燵と君の間でぽつりと呟いた。
スウィーティーと蜜柑のキリッと鏡餅をぼんやり眺めている。]

[彼の言葉に堪らないと愛おしさが溢れた。
そうだな、と自らの発言の愚かさを嗤うばかりだ。狼は番を変えないのだから、彼の発言は自分の番だという証拠だった。怒られてもしかたないぐらいの内容だったはずだ。彼の中から名残惜しくも離れたそれは熱を未だ有している。まだまだ愛し足りないと思うのは身体も心もおなじ。彼だってもっと愛されたいと思っていると頷く姿に思えて、はにかみが浮かび。

差し出された手を握りしめて]


 ……ん?
 ああ、のぼせたのか?

  …いや、今からもっとのぼせるか。


[体調が悪い訳ではないのは、近づいた顔を見なかった事から想像がついた。彼の腕を引きよせれば、片手を膝裏にくぐりこませ、いわゆるお姫様抱っこの形を取れば、そのまま湯舟から上がり、部屋へと戻ろうか。濡れてしまうのがきになれば、部屋の木の椅子に彼を座らせて、まずはバスタオルを持ってこよう。

そうして、彼に暫く待っていてくれと声をかければ
布団をしきはじめただろう]


 ……何だか、恥ずかしいな。


[
そういえば全裸だった。
*]

【人】 宵闇 迅


 それは内緒。

[理由は言えない。>>52
 見送りに行った空港の帰りだったから。
 正確に言えば、友人をひっ捕まえたのではなく、
 友人に引っ捕まった、となるのだけれども。結果は同じだ。
 
 理不尽な理由で会いに行くことを拒絶され、
 結局、そのまま。合わせる顔がなかった。

 悔しかったし、悲しかった。それを覆せなかった自分が。
 何も知らないまま、言いなりになるしかない妹が。]

 まあ、何もないですけどね、こっちは。
 親父も真里花に会いたがってましたよ。

[足を止めた妹に、>>53そんなありきたりな未来の話すら、
 してやっていなかったことに気づいて、閉口する。
 ――いや、漸く彼女は彼女の意思でどこにでも行ける、
 そんな年齢になった、というべきか。]
(70) 2021/01/02(Sat) 21:54:19

【人】 宵闇 迅


 妹よ、今寝たら兄は昼まで起きません。
 絶対に。

[ちょろちょろ駆け回って、買う品を選ぶ妹に声をかけつつ、
 自分も周囲をぐるりと見回す。他の宿泊客?もいるらしい。
 カップルだろうか。>>51>>66
 もしかしたら有名な宿なのかもしれない。

 もしや普通に現実では?と過ぎるが、深く考えるのはやめた。
 その話題は部屋に戻ってからにしよう。
 ここでまごまごしても仕方ない。]

 どういたしまして。まあ、おれも食べますしね。
 ワリカンです。

[袖をひく仕草に、ふ、と口元を緩めて。>>55
 何をどう割ったら諭吉を出荷するのかは、まあ。
 禁則事項ということで。]

 部屋で食べますかね。

 
(71) 2021/01/02(Sat) 21:54:33

【人】 菊波 空

 本当な、それどころじゃない。

[倒れるというのに苦笑を浮かべながら同意、理由が理由で確実に黒歴史になるやつだ。
悩んで買い物をしているのを見守って、ソファー>>68にともに座ると、買ったものをテーブルに置いて、熱を逃がすように胸元を軽く緩めるようにして軽く着崩して]

 どーも……ひゃっ…っ…

[気を緩めていたため油断していた。
ひんやりとした感触に変な声をあがる。て、]

 この悪戯っ子め!…ありがとな。いただくぞ。

[楽し気に笑う杏音>>69を、ついジト目で杏音をみつつ、パピコを受け取って、蓋を取り、はむっと含み吸い上げるようにしてソーダの爽やかな味を味わう]
(72) 2021/01/02(Sat) 22:06:06

【人】 菊波 空

 まあそうだけど、さっきの和牛の鉄板焼きを考えると急に自分たちらしくでいい感じだ。

[高級食材だとかは縁遠い生活。今日だけの夢のお時間。
フルーツ牛乳の蓋を開け、隣で温泉の作法?に悩んでいると知らない菊波はごくりと一口。柔らかな甘みと冷たさが口に広がり]

 といっても、こういうとこで食うアイスとか飲む牛乳とかすげー美味しく感じるよな。
 これはこれで贅沢だ。

[小さな幸せを恋人と満喫中する。そんなお時間*]
(73) 2021/01/02(Sat) 22:08:58

【人】 高藤 杏音

[変な声をあげる先輩>>72に楽しそうに笑って。
案の定先輩は浴衣を着崩してて。
私は笑いながら、こっそり眼福です。と、浴衣を選んだ自分を誉め湛えていた。私偉い。]


えへへっ。そういう所も可愛らしい高藤杏音です。


[自慢気に微笑んで。
雪見だいふくの求肥がみにょーんって伸びて。]
(74) 2021/01/02(Sat) 22:20:56

【人】 高藤 杏音

[和牛の鉄板焼きと雪見だいふくじゃ、確かにお値段は天と地の差でしょうけれど。]


でも雪見だいふくも美味しいですよ?
ふふっ。

先輩と一緒に食べるご飯は、何時だって特別です。


[てらいなくそう言うと、私もフルーツ牛乳の蓋を開けて。
乾杯って。まだお酒の飲めない私は、先輩の牛乳瓶に瓶を合わせてカチンと音を立てた。
立ち上がって、腰に手を当てて、こくこくと牛乳を飲んで。
ぷはーって冷えた牛乳が身体を冷やしてくれるのを楽しんで。
ソファーに座る先輩に笑いかけた。*]
(75) 2021/01/02(Sat) 22:22:04
 
[唇を振り解かれた時は驚いたが
 催淫効果もないのに
 痛みで達する様は──堪らなかった。
          
  かお

 それに、嗚呼… この表情だ。

 オーガズムが抜け切るより早く
 自分の失態を悔い、反省を口にする様子に
 空虚になっていた身の裡が
 じわじわと満たされていくのを感じる。


 だが、

 渇いたままで居るよりも
 僅かな水を与えられた時の方が
 より強く、餓えを自覚する。

 今の自分がまさにそうだった。]
 

 


   どうやら、もっと罰を受けたいようだな?



[喰らい付きたくて仕方ない己の欲を
 体良くすり替え、言い放つと
 押しつぶした二粒を
 手袋越しの爪でギュッと摘んで引っ張る。

 伸び切り、限界で弾ければ
 今度はその空いた手で
 腕を掴んで、引き摺るようにして部屋へ入った。

 痛みに感じて粗相する駄犬だ。
 少しばかり首が締まろうと構うまい。]
 

 
[そうして壁際まで来ると、漸く手を離し、]



   M字に足を開け。
   余す処なく見えるようにな。



[低い声で命じて、
 欲に灼けた視線でじっと見つめた。]*
 

【人】 菊波 空

[自慢げに笑み>>74を浮かべる自慢の彼女]

 ああ、うまいな。
 今年の夏もガリガリ君と一緒にお世話になったしな。

[みにょーんって伸ばしつつ食べる杏音に、同意して]

 昔からずっと残り続けている商品は贅が凝ってるとか関係なくうまい。

[ありがたやありがたや。と、ここでする必要があるかどうかわからない感謝の気持ち。]

 そういうとこなんの気もなく言える杏音には恋人として敵わないと思う次第であります。

[冗談めかした変な敬語をいいながらも、牛乳瓶をカチンと音をたてて乾杯して、豪快に飲む恋人の姿を、おー。っと眺めたが、俺も、と残ったフルーツ牛乳を片手に腰に手をあててごくごくごくと飲み干す。
ぷはーっと息を吐き出し、杏音をみて笑みかける]
(76) 2021/01/02(Sat) 22:55:12

【人】 菊波 空

 そういや、ずっと他の客に会わないなーって思ってたがいたな。

[ほんのちょっとだけ奇妙にも思っていたし、同時に二人だけの世界を味わえるような気持ちもあったわけだが]

 いあー、どういう関係か探ろうとはおもわんが美男美女だったな。

[なんて、ソファーに座りなおし、くつろぐ時間の世間話をしつつ手で軽くぱたぱたと首元を仰ぐようにして、自分も雪見大福をもにゅもにゅする*]
(77) 2021/01/02(Sat) 22:59:32

【人】 埋火 真里花

 え〜、……

[ 内緒>>70、と言われると不満げな表情を見せて
 ね、なんでなんでと腕にまとわり付く。

 自分でしておきながら、 ]

 うわっ なつかしい

[ そんな感想を抱いて。
 抱いて?

 
口に出てました まる
]

 うん 飛行機乗れるくらいお金
 溜まったらいく。

 お父さん……まぁ会いたいって言うなら……

[ なにせあれからほとんど会話もしていない。
 何を話したらいいか、わからないのが本音だが
 会いたがっているというなら断る理由もない。 ]
(78) 2021/01/02(Sat) 23:00:48

【人】 埋火 真里花

 ……何しても?

[ 兄は眠ったら起きないという。
 たしか案内された時に夕飯の時刻を聞いていたはずで
 こんなに素敵なお宿なら、さぞ美味しい食事が
 出るのだろうから、それはもったいない。

 もしも寝てしまったらどんな手を使っても起こそう。
 ――そう、どんな手を使っても。

 そもそも本人は寝ないつもりでいるようだけど。

 お会計のときだろうか、他のお客さん達が
 売店のほうへ顔を出したのは>>51>>66 ]
(79) 2021/01/02(Sat) 23:01:06

【人】 埋火 真里花

 こんにちは

[ 聞こえなかったかも知れないけど、一応ご挨拶を。
 どこかでまた会うかも知れないし。 ]

 うん、お部屋にかえろ

[ そして、部屋へ向かう前に。
 盗み聞き、盗み見のつもりはないけれど
 若い男女の方へ自然と目が耳が向いて ]

 ………。
 おにいちゃん。

[ 傍らの兄を満面の笑みで見上げて ]

 温泉はいったら真里花も
 牛乳飲みたい、牛乳、牛乳♪

[ 言い放つのだった。* ]
(80) 2021/01/02(Sat) 23:01:24
 あ……っ


[本当に手を貸してもらうだけでよかったのだけれど、彼はこともなげに自分を抱き上げてしまう。
重いのをためらい、申し訳なくてせめて負担にならないように、と彼の首にしがみつくようにして。
木製の板間の上の木の椅子に座らされ。後で服を取ってこなければとぼんやり考えていれば彼がタオルを持ってきてくれた。

どうしたのだろう、と思いながら躰を拭いていれば、彼が布団を敷いてくれようとしていた。全裸で]


 ごめん、俺、気付いてなかった。


[手伝えばよかったと後悔しながら、彼の傍に行くが二人とも素裸で何をしているのだろうと思えば笑ってしまう。
思えばこういうのは仲居さんがやってくれるはずだが、勝手にしてしまってよかったのだろうか。手順とかあったのでは、と思うが敷く方は大丈夫だろう。片づける方はお任せしよう]



 ほら、髪ちゃんと拭いて。


[彼の髪にバスタオルをかぶせて自分の手で拭いてやる。
電気を消して、窓を閉めれば外の様子が見える。
雪に覆われた景色。もう少し時間が経てば、完全に闇に閉ざされて、雪の白さだけが浮かぶようになるのだろうか。

布団に潜り込めば、洗い立てのリネンのさらさら感が素肌に気持ちがよかった。
彼が敷いてくれた布団に包まれ、夜長に甘えるようにぎゅっと抱き着く。

このまま眠ってしまいそうになるけれど、そんなもったいないことはできない。
夜長に足を絡ませ腕に触れ、鼻先にキスを落として笑みを浮かべる。

イタズラっぽく彼の躰を撫でまわすのは、温泉の不思議な効能が残っていたからかもしれない*]

【人】 高藤 杏音

[何が恋人として敵わないだ、いっつもドギマギさせられてるのはこっちだぞコノヤロー。と思いながら。]


うむ。可愛い恋人に感謝し、大事にするように。


[偉そうに言って笑うのです。
フルーツ牛乳を飲み干す空先輩に、楽しそうに笑って。
ノリが良くて、一緒の時間を楽しめる先輩と過ごす時間は、何時だって楽しいし、心がときめく。]
(81) 2021/01/02(Sat) 23:14:25

【人】 高藤 杏音

確かに美男美女でしたね。
まあ、好みは人それぞれですけど。ね?


[先輩を見てにこーって笑って。
誰が何と言おうと、空先輩は世界一カッコイイのです。
相変わらず私の好きな人は、顔が良いなぁと。
にこにこ大好きなお顔を見詰めながら、目の保養をするのでした。
浴衣姿カッコイイ。*]
(82) 2021/01/02(Sat) 23:15:10

【人】 高藤 杏音

[そんな噂(?)の2人に、声をかけられて。>>80


こんにちは。


[にっこり笑いかけて。頭を下げた。
か……可愛いぃぃぃぃぃぃ。
高藤杏音基本的に女の子大好きなので。
一気に好感度がアップしたのは言うまでも無いのでした。

先輩には言わないけどね。言わないけどね!!*]
(83) 2021/01/02(Sat) 23:18:27

【人】 宵闇 迅

[そんなじゃれあい>>78を交えて歩けば、
 次第に兄妹の距離感を思い出すような気がした。

 纏わりつかれても邪険にはしないが、
 兄は妹の危機感やら、何やらが心底心配です。]

 どうだろうね。
 一人暮らしだから、そもそも何もされんし。

 電話が大音量で鳴るぐらいだったら無理。

[起きたら料理の匂いと腐れ縁二人の顔があって、
 心底驚くと同時にいやおこせよ、と思ったりもしたのだが。
 それに対しての回答は"起こしても起きなかった"だから、
 概ね何をされても起きないで正解な気はする。
 鍵を閉めよう、とは思わないのは、似たもの兄妹かもしれない]
(84) 2021/01/02(Sat) 23:36:38

【人】 宵闇 迅

[ちゃんと挨拶できて偉い妹とは裏腹に、
 兄は会釈で済ませてしまった。>>80
 とはいえ無駄に聴力が良いせいで、
 評価に胃がキリッとする。世の美男は隈は作りません多分]

 なんですか妹よ。

[いたずらっ子め、と満面の笑みに相好を崩し]

 コーヒー牛乳で乾杯しますか。
 ずいぶん牛乳も飲んでないな、そういえば。

[ひょいと妹の手から買い物袋を取り上げて、
 ゆったりとした歩みで来た道を戻ろうか*]
(85) 2021/01/02(Sat) 23:36:46

【人】 菊波 空

 はいよ、そんな恋人がいて俺は幸せ者だからな。

[偉そうにいう恋人>>81にこちらもまた大袈裟に、ははーと崇めるように手を合わせてみせて、そんなノリよい恋人との小気味いい一時]

 おお、世界一可愛い杏音が俺の好みだってばれてしまったか。

[にこーっとわらって好みはそれぞれ>>82という杏音に、お道化たようにして笑みかけながら、常よりも大人っぽい浴衣姿の杏音に素直に見惚れてもいた]
(86) 2021/01/02(Sat) 23:54:17

【人】 菊波 空

 こんにちは、いい温泉だったからじっくり楽しんでおいで

[挨拶をするいいこ>>80と会釈するそのお連れさん>>85へと、恋人>>83とともに、挨拶を交わす無精髭の男は軽く頭を下げて挨拶を返す。

その隣で、内心悶えている後輩がいるのは察していたが、あえて口にはしない先輩である*]
(87) 2021/01/02(Sat) 23:56:09

【人】 埋火 真里花

[ ぶらん、ぶらん、腕を振っても
 兄は怒ることなく、なすがままにされてくれる。
 それが嬉しいから売店につくまでの間
 こうしてぶらんぶらんしていよう。 ]

 ずーっと前に、お兄ちゃんがリビングで
 寝てて、真里花がおつかいから帰って来たときも
 最初全然起きんかったけど

 にいちゃ まりかおなかすいたよ

 って言ったら、「もうそんな時間ですか」って
 すんなり起きたことあったの、覚えとー?

 真里花は覚えとるよ。嘘寝だったんじゃないかって
 思ったんだもん。

[ あの頃と今では状況は違うけれど。
 思い出してはくすくすと笑う。もしも、寝てしまったら
 もう一度あの時のように呼びかけてみよう。 ]
(88) 2021/01/03(Sun) 0:02:25

【人】 埋火 真里花

 えと。 あとでまた?
 あ、えと、会えたら?あとでまた。

[ ここはお宿「冬限郷」
 私達は不思議なぱわーでここへやってきたけれど
 この人達はとっても満喫しているようだから
 自らここへ訪れたのかもしれない。

 だとしたら、二人でゆっくり過ごしたい時間が
 あるんだろうな。

 そう思ったから、会えたら、と付け足した。
 だってもしかしたらお姉さん>>83とは
 お風呂で会えたりするかも
 しれないからね。

 ――カップルもしくは若い夫婦で貸し切りのお風呂や
 お部屋についてるお風呂に入ることもある?

 
お、おとなだ・・・!
] 
(89) 2021/01/03(Sun) 0:02:52

【人】 埋火 真里花

[ もしかしたら件のカップルさんと
 もうちょっとだけおしゃべりしたかもしれないけど。

 そうじゃなければ、また、と言って別れた後。 ]

 こーひーぎゅーにゅー!

[ それは名案ですね素晴らしいと言いたげに
 眦をゆるゆると下げて、 ]

 ――うん!

[ 乾杯しますか>>85に、元気よく頷く。
 いつの間にか引き取られていった袋に
 疑問は抱かない。よろしくおねがいします兄。 ]

 さっきのおじ  ……お兄さん?
 が"いい温泉だった">>87
 って言ってたから、お風呂も楽しみだね♪ 

[ ごめんなさい、無精髭のせいで、
 もしかしたらすっごく年上なのかもしれないと
 思ってしまったのです。うちの兄がヒゲがないせいも
 あるかもしれないけど。悪気は、悪気はないんです。* ]
(90) 2021/01/03(Sun) 0:03:35

【人】 高藤 杏音

[ぐぬぬぬぬ…………。
先輩のわざとらしい返し>>86に思わずジト目で睨んで。
別に良いんですけどね。ええ。良いんですよ?
ちっとも引き摺ってませんけど(大嘘)

普段意地悪な事も言う先輩が、大人っぽい子が好みかなって。
こっそり悩んでいたことは、未だ記憶にこびりついてて。]
(91) 2021/01/03(Sun) 0:12:51

【人】 高藤 杏音

[そっとあげた髪を触った。
少し唇を尖らせて。
そっぽを向いたら、パピコを食べて。

心の中で空先輩にあっかんべーしてから。
食べ終わったアイスのゴミを、売店のゴミ箱に捨てに行こうか。牛乳瓶も返したい。

そう言えば先輩は、私が先輩の意地悪を一々真に受けて、こっそり傷付いてたから、いつの間にか意地悪を言う事も減って行ったんだったなって。ふと懐かしく思う。
今はずいぶん甘やかしてくれるようになりました。]
(92) 2021/01/03(Sun) 0:13:21

【人】 高藤 杏音

[振り返った時は、笑顔になって。]


さて。次はどこ行きます?


[卓球をしても良いし。お部屋でのんびりしても良いし。
せっかくだから……
先輩と、一緒の時間を楽しみたい。**]
(93) 2021/01/03(Sun) 0:13:30

【人】 高藤 杏音

[おじさんって言葉>>90がもし聞こえたら。
小さく吹き出したかもしれないな。
空先輩がそれで揶揄われてたのは知ってますけど……

だが敢えて言おう。
無精髭が良いんですよ!!
無精髭が良いんです!!!


まあ、たまには剃っても良いと思うんです。
それで一々嘆かない程度には私も大人になったと思うんです。
けれどそれでもその言葉が聞こえてたなら……]


先輩はそのままの姿が、一番カッコイイと思いますよ。


[とっても大事な事なので、何度だって力強く先輩に伝えようと思います。下心純度100%そのままに。
好みは人それぞれですしね?**]
(94) 2021/01/03(Sun) 0:18:53

【人】 宵闇 迅


 まあ、うたた寝ぐらいだったら起きるけどね、

[眦を緩めて、妹の肉声に耳を傾ける。
 ここに来て漸くその余裕が帰ってきたとも言えた。
 電話越しとも違う、何も通さない声は、
 記憶の中の面影を残したまま、ぐっと女性らしくなった。]


 今回はちょっと無理ですね。
 真里花は多分、知らないと思うけど、

 おれは結構、寝汚くて寝起きが悪いんですよ。


[寝ている間にまさかはじめてのおつかいに旅立ったとは、>>88
 当時の自分はまさに寝耳に水だったので、
 起きてから目一杯妹を褒めたのを覚えている。

 父が居るときは、妹の前でうたた寝することもあった。
 それに、妹と暮らしている間は、夜更しもあまりしなかった。
 しかし今回は稼働時間が36時間を超えているので、
 ちょっとばかりすんなり起きられる自信がない。]
(95) 2021/01/03(Sun) 0:45:07

【人】 宵闇 迅


 いいお返事ですね。
 滑って転ばないでくださいよ、兄は助けられませんし。

[元気がいいのはいいことだけれども、>>90
 からかいついでに釘を刺しておかねば弾丸2ndに
 なりかねない――というのは、子供扱いがすぎるか。]

 おれより年下だと思いますよ、多分
 ……だからおにいさん、だね。おれはもうおじさんですが。

 まあおれは部屋風呂で充分ですが……。
 凝りがとれたらいいね。背中が凝ってる。

[高校生からしたらあれくらいの年齢でもおじさんになるのか、
 と、ややしんみりしてしまったのは否めない]
(96) 2021/01/03(Sun) 0:45:17

【人】 埋火 真里花

 そりゃそうやね

[ 寝起きが悪い>>95というなら
 ちょっとやそっとのことでは起きないだろう。

 妹の一声で、なんて夢見がちなことを
 本気で思っているわけでもないし、

 寝そうになったら、寝ないでとせいぜい
 やかましくするとしよう。わーわーわー、おきてー。と

 全力で。女子高生はやかましい生き物だと
 担任はよく呆れている。その真髄を見せてしんぜよう。 ]

 高校生にもなって転んだりとか
 するわけないよ。    ないよ?

 ……きをつけます。

[ 転ばないでと言う兄>>96に、あははと
 笑って言うけれど。実はちょっとやりそうなので、
 ゼンショします、しておくとする。 ]
(97) 2021/01/03(Sun) 1:01:16

【人】 埋火 真里花

 ……えっ?お兄ちゃんより?
 ………お兄さんだ お兄さんだった……、

[ ヒゲの有無や雰囲気の違いで
 驚くほどびふぉーあふたーすることは
 知っているけれど、細かい所までは気づかない。

 失礼を承知で振り返る。
 あっ、もう遠くでおしゃべりしてる所しか見えない。 ]

 お兄ちゃん、誰かにおじさんって
 呼ばれたことあるの?

[ 純粋な疑問をぶつけつつ、お風呂どっちかなぁって
 きょろり、きょろり。お部屋にもお風呂はついてたけど
 どうせならおっきいお風呂に入りたい。

 思考が幼稚園児の頃から変わっちゃいない。
 人はそんなに簡単に変われないのです。 ]

 お兄ちゃんはお部屋のにする?
 真里花は絶対大きいとこ行きたい。

 夕ご飯食べた後でお腹すこしおちついたら
 お風呂いく〜。

[ 兄のしんみりに気づくことができるようなら
 そもそも、お兄さんをおじさんとは間違えないだろう。
 あのお兄さんもヒゲがなくてつるつるだったら、
 全然変わって見えるのだろうか。** ]
(98) 2021/01/03(Sun) 1:01:42

【人】 菊波 空

[ジト目で>>91睨まれて、苦笑を浮かべながらも牛乳瓶を返し、アイスのごみを一緒に捨てにいく]
(99) 2021/01/03(Sun) 1:02:45

【人】 菊波 空

 卓球もいいが、少しだけ部屋で休んでいかないか?

[当然一緒に過ごすつもりだが、そのうえで自分の意見としてはまだ火照った体が少しマシになるまではのんびりしたいなーという気持ちの上で答えた*]
(100) 2021/01/03(Sun) 1:03:49
埋火 真里花は、メモを貼った。
(a11) 2021/01/03(Sun) 1:04:46

[そんなこともあろうかと。
どこからともなくもち包みアイスをとりだした。

流石にこれは食べさせるのは難しかろうと
紙の蓋をペリペリ剥がしてはいどうぞしておいた
2/4の確率でラ神が出してくれたよ。
おたべ。]

【人】 菊波 空

[なお、おじさん呼びをしそうになった同じお客さん>>90には、ついつい笑って過ごせてしまうだろう。

その見た目で、杏音と横に並ぶことで年の差犯罪臭を感じる人もいるらしいぐらいだ。と老け顔なのも合わせて見た目の自覚はあったしな。

そしてそんないい子に慕われてとても大事にしている風な男性>>85が格好よくなくてなんなんだろうな。なんて内心聞いていたらいうのだろう。俺の恋人もきっと同意してくれるはず―――なんてことはともかくとして]

 杏音がそういってくれる限り俺は自分がかっこいいって思えるぞ。

[本音とともに杏音>>94に答える。
下心満載なんだって構わないさ。かっこいいと思えるようになったのは杏音のおかげだ。
とはいえかっこいいと思ってはいなかったもののその前から自分自身もこんな見た目が気に入っているからこんなだけどな**]
(101) 2021/01/03(Sun) 1:10:00
菊波 空は、メモを貼った。
(a12) 2021/01/03(Sun) 1:16:58

[ゆびをあぐあぐされた仕返しに
歯科検診宜しく歯をいじり倒してやろうとしたり
抱きついて眠るきみを元祖お布団に運ぼうとしたり
しようとした名残が残っている。
どこにとはいわないが。
クルッポー。


眠ってしまった相手に劣情を催すほど理性は死んでいないが
無防備に身体を預けてくれるこの状況に
何も感じないわけでもない。

若い頃ならこの体勢は何かと問題があっただろうなぁと
無意識に考えて悲しくなったのでやめた。
いや、うん、気が長すぎるだけで
枯れているわけではないんだ。

なんだかそういう心配をされている気がしなくもないが。
若々しくもないが衰えているわけでは、たぶん…]

【人】 図書館長 アザレア

 ふむ……。
 わたしとしては今まさに少し困らせる程度の
 我が儘を言ったつもりでいたんだが。


[彼女の返事を聞いて、顎を手で摩りながら首を捻る。
うん、確かに我が儘だったはずだ。
きみにわたしの望むように変わってほしいだなんて。
改めて思い返して一人頷くが……
彼女の中で我が儘にカウントされた気配はない。なぜ。]


 なるほど、なかなか難しいな。
 きみのいう我が儘というやつは。

 まぁ、それはさておき……ひとつだけ覚えておいてくれ。
 わたしが『そうして欲しい』と望んだからといって
 きみは無理に自分を変える必要はないんだ。

 今の侭がきみにとって一番心も体も楽に過ごせるのなら
 別にわたしの杞憂も我が儘もお節介も
 ……名称はなんでもいいが
 それらは全部空回りで構わないんだ。

 きみにとってそれが不要なら突っぱねて構わないし
 むしろ無理に受け入れようとされる方が大問題だ。

 きみをわたしの望み通りの何かに変えたい訳じゃないんだ。
 ただわたしなりにきみを大事にする方法がわからなくて
 模索しているだけだからね。
(102) 2021/01/03(Sun) 4:21:29

【人】 図書館長 アザレア

 二人で生きるというのはなかなかに難しくて…
 なんとも面白いものだな。

 ……ああ、お茶のおかわりはいるかい?


[わたしはなかなかに楽しんでいるんだが。
きみは少しばかり生真面目が過ぎるきらいがある。
だから「面白い」くらいの心構えでいいんだ、と
今伝えたいことはそれだけだった。

互のために悩むことは悪いことではないけれど
これは慰労会なんだからそれではいけないし、それ以前に
わたしたちは二人寄り添って生きていくことを選んだのだから
一方が疲れてしまうような関係ではいけないとおもう。
しかし「ならどうすればいいか」を見つけ出すのは
きっと簡単なことではない。

「きみも、面白いとおもってくれるだろうか?」
「考えすぎて疲れてはいないかい?」

そう言葉で問いかける代わりに小首をかしげてみせた。
言葉にしてしまえばきみに「そんなことない」を
重ねさせるだけになってしまいそうで多くは語らないまま。

そろそろ飲み干しそうなお茶の二杯目を
どうしようか尋ねることでこの問答に終止符を打った。]
(103) 2021/01/03(Sun) 4:22:24

【人】 図書館長 アザレア

 彼ら彼女らはもてなすのが仕事なのだから
 手伝いを申し出ては困らせてしまうのではないかな?
 ここにいる間くらいはプロの仕事に任せようじゃないか。


[おおっと手伝うつもりでいたのか。
そんなことだろうと思った。
サボるのが苦手なきみを休ませるために連れ出したのに
きみときたら息をするくらいの自然さで
何かしら仕事を見つけ出そうとする。

だからそれらしい言葉で言いくるめておく。
真実は知らない。手伝いを申し出れば喜ぶのかもしれない。
知らないけれどやってくれるのだろうから任せよう。
それがいい。]


 ああ、謝らないでくれ。

 きみはいつだって生き生きしているし
 どんなに忙しくても愚痴ひとつこぼさず
 笑顔を絶やさないひとだから
 弱音を吐くところなんてこれっぽっちも想像がつかなくて

 だからクリスマスの手伝いを申し出て、
 ちょっとだけ余裕のない顔で喜んでくれた時に
 …少しだけ、味をしめてしまったのかもしれない。
 そんな姿、見せてくれるのは
 わたしだけなんじゃないだろうかと
 自惚れてみたら、もっと見たくなってしまっただけなんだ。
(104) 2021/01/03(Sun) 4:23:55

【人】 図書館長 アザレア

[終わらせたつもりで掘り返してしまったが。
改めて言葉にするとやはりこれは我が儘だと思う。
きみをわたしなりにたいせつにしたい、という
求められてもいない善意の押し付けであり
我が儘以外の何者でもない。

判り易いと思うんだが……
なぜこれが彼女には我が儘とカウントされないのか。

きみ、善意に弱いものなぁとすぐに頭の中で答えが出て
一人で納得しておいた。]

 『わたしを必要とするくらい困っているきみ』
 なんてものはもしかしたら
 わたしに都合のいい幻想なのかもしれない
 わたしは割と夢見がちだし。

 例えきみがどれほど働き者で丈夫で疲れ知らずであっても、
 きみの王子になりたいわたしにとっては、
 いつだってきみが助けの手を必要としてる
 か弱いお姫様に見えてしまうからね。

 ああまた言ってるな、くらいに思ってくれていいよ。
 多分これはきみが大切な人である限り治らないから
 一生患ったままになるだろう。諦めてくれ。

 大好きなきみを大切にしたいだけで、
 鬱陶しくとも害はない筈だ。

 ……たぶんね。
(105) 2021/01/03(Sun) 4:25:30

【人】 図書館長 アザレア

[少しばかりの子供じみた悪戯心で彼女の羞恥を煽って。
なのにむしろ手のひらで転がされているのは
わたしの方なのではないかと疑うくらいに
望み通りかそれ以上の反応をもらって。

温泉に浸かる前からちょっとのぼせそうな心地になる。

ちなみに今脱がせたい場合は?
揶揄でもなんでもなく喉から出そうになった問いを
飲み干そうと湯呑を手にとったが
二杯目をまだ淹れていなくて空だった。

ゆっくりさせるために温泉に連れてきて
温泉に浸かるより早く疲れさせるわけにはいかない。
流石に、流石に。

流すお茶がなくてもごくんと飲み込んでおいた。]
(106) 2021/01/03(Sun) 4:27:31

【人】 図書館長 アザレア

[いつでも気を取り直して普段の顔を
取り繕える面の皮の分厚さはわたしの強みだと思う。
思考を放棄しているともいうので善し悪しはさておき。

うん、もう大丈夫そうだ。
すっかりしびれも痛みも感じない足に
感動しながら見下ろして指先を動かしてみたりする。]


 すごいな、本当に大丈夫になった。
 きみはなんでもできるなぁ。

 わたしのところはわたしより役に立つ職員が何人もいるし
 たまに、暇なら座っていてくれと言われて
 カウンターに座っているくらいしかしていないよ。

 ……、……ああそうか、簡単な話だな。
 きみのところにも人手を増やせばいいのか。

 相場は分からないが……
 ひと一人雇う程度の寄付金は惜しまない。
 任せてくれ。
 そういう甲斐性だけは運良く無駄に恵まれている。
(107) 2021/01/03(Sun) 4:33:54

【人】 図書館長 アザレア

[なんならきみのところの教会ごと諸々の権利を
どうにかしたっていいんだが流石にそこまでは
やり過ぎだろうとまだ手を出していないが。

きみとの時間がいまより長く手に入ったとしても
それできみのやり甲斐ときみの居場所を奪うことになっては
本末転倒だからさじ加減が難しい。]


 わたしももちろん手伝うが。
 例えば忙しい時だけでも臨時で人を雇うのも
 悪くはないと思うよ。追々検討しよう。

 今はまずは、温泉だな。


[手渡されるままふたり分の手荷物を受け取って
繋ごうとした手が空ぶった。かなしい。
なにかまだ必要なものが……ああ、替えの下着だろうか?
そう納得したのに彼女の手にあったのは
どうにも納得できないものたちだった。

だがわりと控えめな数だな、とか思ってしまうくらいには
慣れもあるので無理やり納得した。浮かべるの好きだものな。

きみにそうまで好かれるものに妬きたくなる気持ちはあれど
きみの好きなものを許容できるくらいの甲斐性もまぁ
少しくらいは、育まれていないわけでもない]
(108) 2021/01/03(Sun) 4:36:58

【人】 図書館長 アザレア

[きみが神の導きを捻じ曲げることなどないと思っているし
きっと神に問うだろうなと思っていたから
おやたまには気の利いたことも言うじゃないかと感心する。

そうともこんな時くらいは悪戯心は控えめでいい。
よくわかっているじゃないか、なんて。]


 ……なるほど?覚えておこう。


[きみはわたしが求めれば拒まないなんて知っていたし。
例えば神が止めようとも、わたしが無視して押し切れば
受け入れてくれるだなんて、しっていたけれど。

わたしは知らないのだから事実がどうあれ拒めるのに
今日も拒まないんだと言わせたかっただけのことだ。

そんなくだらないことに満たされてしまうあたりが
へたれたる所以だなんて自分を抉る思考は右から左に流した。
都合の悪いことを記憶力の悪さに託つけて
忘れた振りをするのは得意中の得意だ。

回廊のような広縁を渡った先に屋根付きの露天風呂が見えた。
いや見えているとはいわないかもしれない。主に、湯気で。

なるほどこれは眼鏡が曇るやつだ。
メガネケースを取りに戻って軽く一往復。]
(109) 2021/01/03(Sun) 4:38:04

【人】 図書館長 アザレア

 体を洗うのは入浴の前?
 だとすると風邪をひいてしまいそうだな。
 かけ湯だけで浸かるのが正解な気がするロケーションだね。


[ひとの着替えをまじまじと眺めるものではない。
けれど眺めても許されるんだろうと思えば
どうしても見たくなるものだ。

自分も服を脱ぎながら……
一枚ずつ剥ぎ取られてゆく彼女の衣服を見送る

雪とは違う音が肩から落ちるのを見送って……
ふと、完全に自分の手が止まっていたことを思い出した]


 食事と、布団の用意が済んだあと、までお預け……か。
 うーん……今こそ脱がせたい気分だな。
 なるほど。
 わたしは制限を設けられると燃える性質なのかもしれない。


[伸ばした手が、晒された項をすこしだけ撫でてから
ネックレスとピアスを外すのだけ手伝った。
変色してしまうかもしれないからね。
眼鏡だけならその辺りに置いておいたってよかったが
わざわざ眼鏡ケースを取ってきたのは
これを思い出したからだ。
一緒に入れておけば心配性のきみも
失くす心配をしなくていいだろう。]
(110) 2021/01/03(Sun) 4:40:17

【人】 図書館長 アザレア


 なんというかこう……自宅以外で靴を脱ぐのも割と
 破廉恥というか、気恥ずかしさを覚えたりするんだが。
 部屋の入口で靴を脱いで、
 今は外が見えているのに裸になって……

 ……なかなか、……うん、
 頭では理解していたんだがなんとも……
 刺激的な体験だな。ちょっとおもしろい。


[きみはその辺大らかというか
気にしなそうだなぁと考えながら隣を見る。
今度は邪な気持ちはなくきみも支度が終わったかの確認に。

外へと続く扉を開けば遮られていた冷気が
素肌に一気につき刺さった気がした。
文字通り、ちくちくと刺さった気がするくらいに。

え?これ本当にこのまま外出るの?正気?

思わず扉を閉め直して彼女の顔を訝しげに伺う。
いや、ここまできて入らない選択肢はない、ないけれど。
ここで思い切るのは多分きみのほうが上手だと思う。
寒さに耐える踏ん切りがつかなくて、
どうぞと場所を譲ってみる。

扉を開けてお先にどうぞなんて
普段当たり前にやっていることが
今はどうにもできそうになかった。]
(111) 2021/01/03(Sun) 4:42:28
!!
アイスだ!食べていいのかい?

[差し出されたもち包みアイスを見て、それから君を見て目を輝かせた。ピックをアイスに刺して大きく口を開けてひと口。伸びるお餅とバニラアイスのハーモニーに思わず頬を抑えた。
ふたつあるよ、君は食べないかい?]

[ピックがひとつなんだよなぁ。
気にせずおたべとよしよししておいた。
餌付け、かわいい。

アザレア は あじを しめた]

【人】 高藤 杏音

[ぱっと見で目の下の隈までは気付けなかったが。
可愛らしい女の子の話しが聞くとはなしに漏れ聞こえたところ、2人は兄妹だろうか。
ちょっと頭に恋愛フィルターがかかってたね。と、思いつつ。
妹を大事にするお兄ちゃんは良いお兄ちゃん。
先輩がもしも尋ねた>>101ならぶんぶか頷いた事でしょう。]
(112) 2021/01/03(Sun) 7:08:39

【人】 高藤 杏音

[問いかけに対する返答>>100には、囁き声を聞いて、ちょっとむくれつつ、素直に頷いて。]


ぶー。


[とわざと不満を口にしてみたり。
それから何時もの笑顔になると、手を繋いで、一緒にお部屋に戻りましょう。]
(113) 2021/01/03(Sun) 7:09:17

【人】 高藤 杏音

── 客室 ──

[留守にして、帰って来た部屋には既に布団が敷かれてて。
それでもまだスペースはあるから、結構広い部屋だなぁと素直に感嘆する。
広縁にはテーブルと椅子が2客あるから、寛ぐならお茶を淹れましょうか?と尋ねてみたり。]


熱いお茶でも大丈夫ですか?


[冷たい方が良いなら、先ほど買ったお水を2人で分けよう。
冷蔵庫にも、(お高いだろうけど)色々入ってるだろうしね。*]
(114) 2021/01/03(Sun) 7:09:27
── 中秋の名月 ──

[春はお花見、夏は花火。それから秋は、すすきを見ようと、約束して。
秋の日の夜、部室にお団子を差し入れた帰り、先輩を如月川に誘った。]


日が落ちるの、大分早くなってきましたよねぇ。


[そんなことを言いながら、のんびり歩いて。
川のほとりには、ふわふわとすすきが揺れている。
春に約束して以来、時折先輩を散歩に誘ったりしてたから。すすきの揺れる川原を歩くのは、初めてではなかったけれど。
日が落ちるような時間にこうして誘うのは、初めてだった。
何時も遅い時間は、真っすぐ駅まで送り届けてくれてたから。]

今日は中秋の名月らしいから。

せっかくだから、お月見しましょう?


[にこにこと、機嫌良く。
先輩と並んで川原を歩いて。
お団子は部室で食べたけど、温かいお茶は持ってきてる。
理由は本当はなんだって良くて……
先輩と一緒の時間を、過ごしたかったんだ。*]