人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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視点:


[犠牲者リスト]
とある書物

二日目

本日の生存者:うさぎ、 、人物画、エース、シール以上5名

[決して勿体ぶるとか、お預けする意図など
こちらには無く。
わたしなりの精一杯のやり方で、
「おねだり」するためには台座あちらの方がいいと思ったまでだ。

渾身のおねだりを見た男は、かわいすぎと言ったから、ちゃんと「可愛く」出来たのだろう、と嬉しくなった。

近づいてきて、腰に直接手が置かれる。
間近に見つめ合って、二人で甘い夢を見ようと言ったら、
甘いだけではないかもと訂正された。
含ませたような言い方はむしろ、夢というより現実を匂わせる。

甘くないとすれば、
痛みとか、

…───ほろ苦さ
、とか?]

[正直いうと、本当に日替わりしたかは分からないが、
こちらが思いつく祝福と一緒なら、おねだりしやすくて
希望通りに触れてくれそうだと思ったまでだ。

腰に置かれた手から体温が伝わるのを感じながら、
耳元におめでとう、と囁かれる。
息を吹きかけられると、慣れぬ刺激にビク、
と小さく体を震わせた。

頬を包む手も温かくて何だか嬉しい。
期待に胸を高鳴らせながら、そっと目を閉じる。

そうして、わたしの望みは叶えられた]


 ……んっ


[人生初めてのキスは、成人になった日に体験する事になった。
触れ合わせた箇所は柔らかくて、温かくて。
優しさとか愛しさとか、色々な感情が胸に湧き上がってくる。

間近に相手の吐息を感じるし、互いの唾液で唇が濡れる。
こちらは口が塞がれてるのに、鼻にかかったような甘ったるい声が自然と上がってしまって戸惑いもする。
思っていた以上に生々しくて、少し怖い感じもするけど。
それ以上に心地よくて満たされて、男に導かれるまま口付けを交わした]

 

 はぁ…っ…、
エース…



[唇が離れると、熱くなった息を吐いて名前を呼んだ。
こちらに向けられた顔も、少し表情が変わったか。
この後もちゃんと、求めてくれそうな顔をしてる。


それが伝わって来て、嬉しい]

[キスの後は、すぐに台座に乗せられるかと思ったけど、
そうではなかった。
台座の上に置いたわたしの服の意図を汲んだのか、
落ちたマントを拾って、さらに台座の上全体を覆うようにした。
その作業の後で、聞き慣れない単語を耳にした気がする]


 キジョウ…イ、……?
 

[よくわからないが、わたしの事を気遣ってる風なのは察した。
腰を支えられながら台座に上がると、仰向けに横たわる。
天井からの明かりを気にして、再び手で胸と秘部を覆うけど、すぐに除けられてしまったかもしれない。
背の下に入った男の手を潰してしまわないかと、掛ける重みを気にしつつ。痛かったら言ってくれと訊かれて、何のことか分からないまま頷いた後で、]


 あっ、ん、


[胸を揉まれてキスをされて、このことだったのかと合点する]

 

 ……んっ、……ぁ…、また…お、と…


[乳首を吸われて引っ張られて、情事の象徴のような音が周囲に響き始める。
わたしの控えめな乳房は、将来子育てに利用される事もなさそうだから、こうして快楽を受けるためだけの器官なのかもしれない。
だって、こんな風にされると、すごく……]


(……きもち、いい……)



[さっきは両手を拘束されていたけど、今は違う。
胸に貪りつく男の頭を、両腕でたどたどしく抱き締める。
全然痛くないよ。
乳首を強く吸われて色濃くされれば、ひどく淫らな事をしていると実感が伴い、わたしの身を焦がす]

[そうしていると、閉じた内股も熱を帯びてぬるぬるとしてきた。
こうした感覚は、未知ではないけど慣れていないから戸惑う]


 ……ぅ、


[焦れるような感覚をやり過ごしたくて腰をくねらせると、男の手が肌の上を這うように下りてきて、内股に入り込んでくる]


 ……あっ、


[反射的に跳ね除けたい気持ちが湧きそうになって、急いで封じ込めた。長い間性別を偽って生きてきた習慣で、こうした部分への接近は非常に敏感だからだ。
そうした後で、自分でも殆ど触れたことのない場所へ、他人の指が入り込んで探る感触は、不思議で緊張して、ぞくぞくする]
 

 ……ゆ、び……なんか、…
ヘン
……

 
[気分を訊かれて、素直にヘンな気持ちがすると答える。
慣れない感覚だからヘンと呼ぶけど、蕩け切った顔をしているから、不快ではない事が伝わるだろう]

[自分の意思とは違う動きをする男の指が、自分の知らない場所を的確に攻めてくる。
ソコに触れられると、腹の方に向けて突き上げられるような強い刺激が生まれて、腰がビクンと大きく跳ねた]


 あっ、…え、……いま、…───ア、ッ


[今のは何だと訊ねようとしたら、もう一度同じ刺激を繰り返されて、再び体が大きく揺らいだ]


 やっ、なに、ソコ、…ッ、だ、メッ…あッッ


[男の手指を内股でぎゅうぎゅうと締め付けながら、爪先までピンと伸ばして足を突っ張る。頭を振って何度も身を捩って、台座に敷いたマントをぐしゃぐしゃに乱す]


 んんッ、あっ、イヤっ、きもち、いい…ッ
 いいよぉ…ッ!!


[背中を大きく反らせて、泣き叫ぶように快感を伝えた。**]

【人】 騎士 エース



  ―――恐縮、です。


[従者の俺なんかには礼の言葉も、この命を惜しいと言ってくれるのも、……それを、覚えていてくれるのも。>>1:59

ここでの事を忘れると誓ったのに、
その決意が揺らぐ事ばかりが起こる。
王子を大切に想う気持ちだけは、変わらないというのに………]
(0) 2024/01/22(Mon) 16:26:18
[台座の前で天使の姿をした小悪魔に誘われたら、
酷く好い心地で夢に堕ちていく。

初めに惹かれた細い腰は、抱けば彼女を一層小さい存在に思わせる。
耳元に祝福と共に刺激を吹き込んだら、
かわいらしく身体が反応する。
さっき柔らかそうだと思った頬は
本当に柔らかく、そして滑らかで。
同じ様なものを食べて同じ様な生活をしてきたのに、
こうも違うものかと……

王子の方から目を閉じてくれて、
優しく唇を近付けて重ねたら、これにも反応が返って来る。

キスなんて初めてじゃないし、
相手がこんな初心な反応であった事も何回もあるけど。
粘膜が重なる感触、体温、滑り、俺の口の中に消える甘い声が、
慾望を張り詰めさせる。

大事な、主なのに]


  ……シール様……


[彼女の味を覚えてから唇を離したら、
呼応する様に俺も名前を呼んだ。
こんなに色めいた声で名前を呼ばれるのは初めてだ。

それに、そんな愛らしくも色っぽい表情も。]

[王子も台座を自分の服で覆ってくれたけど、
俺だって王子の為にベッドを整える気でいた。
男だと思っていた時はそのまま剥き出しの台座の上で事に及ぼうとしたのに。女の子だとわかった途端、だけど、許されたい。

うっかりエロワードを零してしまった気もするが、
聞かれてしまった王子に何でもありません、と首を振ってから、
照らされたベッドに寝転ばせた。

より明るいところで見る裸体は美しく
でも俺は、触れるのを躊躇えるくらい上品な人間ではない。

背中が痛くない様にと気遣いはできるのに、
慾望のままに、彼女の肌に触れる。
手で隠れていないところから胸を揉んでかたちを変えて、
彼女が怯んだところで、手を押し退けて唇を付けた。

淫靡な音で耳も刺激して、恥ずかしがらせる。
羞恥の中に、快楽を見付けてくれるといい]


  ん……、


[ふわりと頭に何かが触れる。
一瞬遅れて、王子に抱きしめられていると気付く。
こんな風にされたら、
……王子に母性を感じて、
また俺の興奮が育ってしまう]

[乳首を俺の色に何度も重ねて濡らしながら、
下半身の方に手を這わせる。
王子自ら腰をくねらせていたのは、気のせいじゃなかったと思う。
もどかしいのはきっとここだろうと、
閉じられた足の間に指を挿し込む。

流石に抵抗―――とまではいかなくとも、
怖がる素振りが見られると思った。
でもそれは一瞬で、
それも、王子自らが喰い止めた様にも見えて。

にィと口元を歪ませたら、
咥えていた乳首を口から解放して、今の気分を聞いてみた]


  ヘン、ねぇ。


[そうは言うけど、
気持ちいいって顔にしか見えなくて。
俺は従者で相手は主様なのに、盛大に自惚れられる表情だった]



  ―――ぉ、


[柔らかい肉に紛れる膨れた芽に触れて弄れば、
一際大きく彼女の身体が震えた。
こんな反応になるにはもう少し時間がかかるかと思ったけど、]


  へぇ……、感度イイ。


[嬉しそうに口端を緩ませる。
もう一度感じてもらおうとより強い刺激で敏感な芽を責めながら、彼女の背に敷いていた手で、快感に強張る身体を抱き支える。
乱れる女の姿に喉をひとつ鳴らしたら、
さして激しい動きをしていないのに、俺の呼吸も乱れてきた]


  エロ……


[あられもない格好で声を荒げる王子に、
感動すら覚えて俺は、少し震えてしまった]

[一番気持ちいいところからゆっくり下りてこられる様に、
徐々に動きを緩めて、優しく肉芽を擦って宥める]


  ……ふ、ふ
  気持ちよかったですね。

  あんなに感じちゃって……かわいーなぁ。


[思わず軽く舌なめずりをして、
今度は今虐めた膨らみより下、男を受け入れるその小さな入り口を、指先で擽る。
湿りが指に伝われば、つぷりと、指を少しずつ潜らせる。
流石に狭いだろうから簡単に入るところまでで止めて、
そこをくちゅくちゅと音がするまで掻き混ぜる]


  ん、すごい音……


[音が大きくなるにつれ、王子の反応も好くなっていったかな]



  ――……


[王子は生涯独身だって言ったけど、
こんな王子を見られるのは生涯俺だけ、って
思っていいんだろうか]

[ふと、ちらと台座のまわりを見回す。
視線の先は部屋に佇む石像と、絵画だ。
単なるオブジェの可能性もあるけれど、
儀式をおこなう台座を見つめる様に設置してあるなんて……
この部屋を作った奴は結構な趣味を持った奴かもしれない事に、
今更気付いたんだ]


  その石像とか絵って
  音も聞こえてるんですかね?

  シール様の、このいやらしい音。


[くちゅりとナカで指を曲げて、ひとつ音を鳴らす]


  ……ね。
  見られてますけど、いいですか?
  
シール様がかわいくて……そろそろ限界……



[指を彼女の身体のナカに埋めたまま、
身体を近付け、俺の興奮しきった熱を服越しに押し付けて]



  ……俺のが、……いや、
  俺が欲しい って、言ってください。


[過ぎた願いおねだりを部屋に溶かした。**]

[固い台座の面に当たらないように手で背中を支えながら、
口ではわたしの胸を吸って、もう一方の手は下肢に触れ、
下生えに隠れた柔らかい部分に指を入れてくる。

わたしの忠実なる従者は、この場においても
全身全霊をかけて、わたしに尽くしてくれていた。
おかげでわたしは今、女としての幸せを初めて体験し、
熱く押し包んでくる快楽に身を委ねていた]


 ん、ぅっ、……


[胸元から顔を起こした男に感想を聞かれたので、
ぼうっとしながら正直に「ヘン」と答えたら、
あまり見た事のない表情かおをして言葉を繰り返される]


 ふ、……騎士らしからぬ、不埒な顔をしているぞ…


[時にはそうした顔も悪くないがな、と目を細める。
頭を抱いていた腕を引いて男の頬に右手を宛てると、
撫でるようにして下へ滑らせ、笑みの形に歪んだ口元に指先を触れさせる。唇を割って人差し指だけを差し入れ、]

 

 
……か、んで…



[と、声に出さずに口だけ動かしてみせれば、
期待通りに甘噛みしてくれるだろうか]

[わたしから出来たのはそこまでで、秘部の内側にある小さな突起を弄られれば、たちまち追い詰められて翻弄される。
カンドイイなどと聞こえたけど
言葉の意味を考える余裕もなく頂点まで連れていかれて]


 あんっいや、っ、あっ、んっあ、あっ、…───あぁっ


[背中を弓なりに反らせて、今まで出した事のないような
はしたない声で叫んで、達してしまった。
なお、騎士が呟いた不遜な二文字は耳に届かなかった
]

[一瞬どこかへ行ってしまったような意識が、
すぅっと戻ってきて閉じていた目を開ける。
内股でまだ蠢く気配を感じるが、腫れてじんじんと痺れている箇所を優しく撫でている風で、それが心地よくて何だかほっとする]


 ……ぅ、


[目の前では、今や騎士のメッキが剥がれた顔をした男が、
楽し気に感想らしきものを述べて、舌なめずりしていた。
言い方が気に入らなくて、ふい、と顔を反らしたけれど、
かわいーと言われたのは満更でもなくて。
視線を合わせないように目を伏せた代わりに、上体を男の方に
擦り寄らせて甘えた]

[そうしたらまた、内股に挟んだままの手が別の動きを始める。
男の腕の中でわたしはまた、ピク、と体を震わせて反応する。
また指がヘンな動きをしている]


 ……あっ、……ぅん、…んんっ
 そ、こ……そんなに、した…ら、……


[節ばった固い指が膣口に潜り込んで中を掻き回す。
わたしのソコは熱く滾って溶かされて、
不安になるくらいたくさん溢れてきた。
指の動きが大きくなると、ソコから立つ音が耳に届いてきて、]


 いやぁ…っ…、いわなぃ…で…


[すごい音と揶揄する声に、
涙を滲ませながらイヤイヤ、と首を振る。
それだけでも体が焦げ付きそうな程恥ずかしいのに、
不埒な男はさらに余計な事を言って、わたしの羞恥を煽る。
石像?絵?何言ってんだ、コイツ]

 

 …そ、っんな…の、……わかるかぁ…ッ


[それらの目線がここへ注がれているような雰囲気はあったけど、意識の外へ追いやって気にしないで来たのに。
音を聞かれているかは分からないが、急に複数の目線が集まって、体の上に注がれているような気がした。指を咥え込んで逃げられない状況で、堪らない気持ちになった処で、余計な一言がわたしに追い打ちを掛ける。見られてますけどいいですか、って]


 っ、もう……いい、……はやく、……


[何度も頷いて急くわたしの体に、熱い塊が押し付けられる。
限界を訴えていたのだから、すぐにそこを曝け出すと思っていたのに、]

[言葉をねだられた]


 ……っ、


[追い詰められて思考する余裕なんて無かったけど、
この時は覚る事が出来たかもしれない。
王子や主という立場からではなく、わたしが望んだ普通の愛し合う男女のようにであれば、]

【置】 王子 シール

──王都にて──


[時を同じくして、王城ではもう一人の王子が
誕生日を迎えていた。
名をサインといって、双子王子の兄にあたる。

成人になった日の朝、兄王子は父王に呼ばれて対面した。
跪いた上に祝福の言葉をかけられ、深々と頭を垂れる。
続けて体の加減はと訊ねられると、顔を上げ]


 …───おかげさまで。
 わたしも大人になりましたので、以前よりも丈夫になりました。
 もう父上の心配には及びません。
 王位を継いだ暁には、立派に国を治めてみせます。

 
……姉上のお力を借りず、とも。



[双子の姉シールの名を出せば、すぐに父王の叱責が飛ぶ。
しかし、人払いをした後だ。
この会話を聞いている者は、他に誰もいない。
サインは構わず続ける]
(L0) 2024/01/22(Mon) 22:38:05
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

 

 シールに男のふりをさせて、
 いつまで民を欺くおつもりですか?

 幸いにも、姉上が旅立ち民の前に姿を現わさなくなって
 三年が経ちます。
 このまま居なくなった事にすればいいでしょう。

 この国に王は二人、要らないのですから。
 
(L1) 2024/01/22(Mon) 22:38:41
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

[そこまで言った後で、父王から旅先に刺客を
送っているのはお前かと訊かれる。
サインは表情ひとつ変えずに肩を竦めて、]


 ……いいえ、わたしではありません
 流石に双子の姉を、亡き者にしたいとは思いません

 姉上にはただ、わたしの事などに構わず、
 本来の女の姿に戻っていただいて、どこか静かな場所で
 好きな男と過ごしてくれればいいと願っているだけです。


[実際にあの男女おとこおんなに好きな男が出来るかはどうでも良くて、王政に関わらないように城から追い出してしまえば、問題がなかった]
(L2) 2024/01/22(Mon) 22:39:05
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

 

 王家の双子の女は不吉だとか、出来の悪い魔女の戯言です。>>0:12
 そのような迷信は、わたしの治世で必ずや
 打ち消してみせましょう。

 それに、体が丈夫な女性を妃に迎えれば、
 跡継ぎの問題も解消されましょう。
 
 必ずや父上のご期待に添えるように邁進しますから、
 ……ぜひ、ご一考を。


[健康を手に入れると共に野心も得た双子の兄王子は、
思いを雄弁に語った後、王の間を後にした]
(L3) 2024/01/22(Mon) 22:39:43
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00

【置】 王子 シール

[なお、弟王子シールへの刺客の件だが、
王が懸念した通り、何度も旅先に送っていたのは兄王子サインだ。
しかし、弟と共に旅をしている騎士が手練れで、
悉く打ち払われて来ている。
弟自身も腕を上げてきているので、それ以上の腕前をもつ刺客を探している間に、彼らが王都へ帰還する方が先だろう。

なので、刺客を送るのは止めた。
あとは、王の間で父に語った通りになれば良い]


 お前もどこかで誕生日を迎えているのか
 ……おめでとう、シール


[傍らにある花瓶から一輪、白い花を抜き取ると、
杯のようにして上に掲げた。

無事に戻ってきたら仕方がない、
旅の土産話くらいなら、聞いてやる。*]
(L4) 2024/01/22(Mon) 22:40:12
公開: 2024/01/22(Mon) 22:40:00
王子 シールは、メモを貼った。
(a0) 2024/01/22(Mon) 22:43:55

[尽くすべき主に騎士らしくないと言われて
俺は笑みを深めてしまう。
彼女の言葉は咎める様な色を持たず、細められる瞳は寧ろ、そんな俺を受け入れてくれている様に思えてならなかったから。

俺の下で腕を引いた彼女は、
手を俺の頬にあてて、撫でて……口元に触れる。
それだけじゃなくて、
その指先が唇を割るから、思わず目線がそこへ向く。
何を求められているのかがすぐにわからなくて、
指の持ち主へ視線を戻し、]


  ―――っ、


[揶揄する暇もなく、彼女の唇が教えてくれる。
どこで覚えて来るんだ、こんな事。
純真無垢だと思っていた少女がこんな欲望を伝えてくれる事に、ぶわりと肌が粟立つ。

搔き乱された事を悟られない様に
がぷっと強めに噛んで、ついた歯形を舐めて宥めた]

[肌には傷を付けたが、
快感を司るソコは擦って紅く充血させた。

王子の声は普段は凛としていて、
時々子供っぽく揺れる事があるとは思っていたけど、
こんなに甘ったるい声が出るなんて、知らなかった。
俺が稽古をつけていて、時に漏れる様な声を聴いた事があったとしても、何も感じた事はなかったのに。
女にしかない曲線を見せ付ける様に反らされた身体も、
裸であるだけでエロくて堪らないのに、
必要以上に男を、俺を誘う。

興奮すると同時、ドキドキと胸を高鳴らせもした]

[簡単に絶頂を迎えた身体を支えながら、
開かれたきれいな色の瞳を見つめる。
すぐに手を止めずに余韻を彼女に残して話し掛けたら、
顔を逸らされた。
機嫌を損ねてしまったかと一瞬思ったけれど、
背を向けた訳ではないから見える表情の一部で、
そういう訳でもないのかな、とくすりと笑う。

それだけでもかわいいなって思ったのに、
甘える様に身体を寄せて来るものだから]


  ぅ……


[ああ、ずるいな、と今度は俺の方がちょっと目を逸らしてしまった。

ちょっと身体を寄せて来るだけじゃなくて、
擦り寄せて来るんだぞ。
指を先に進ませる前に、俺の方も背に回した手で
ぎゅ、とその熱い身体を抱き寄せた]

[密着しながら指を入れるのは難しかったから、
抱きしめる左手を少し緩めて、
代わりに右手の指で彼女を暴いていく。
痛がらずにちゃんと感じているのを確認しながら、
指を潜らせたら思いの外濡れていて、少し驚いた。

彼女の反応から、今までの言葉から、
初めてだというのは疑っていないけれど、
それじゃあ、本当に感度がいいと思うし、
……どんだけいやらしい身体なんだ、と]


  ああもう、……かわいい……


[指もぬるぬるして気持ちいいし、
鳴り止まない音が、恥ずかしそうに涙を滲ませる彼女の挙動が、俺を何度も煽る。

ふと観客に目と意識をやってしまったけど、
俺の興奮は収まる気配がない]

[男みたいな言葉遣いで返されても
もう、かわいいとしか思えない。
……だいぶ頭がやられてるなと思う。
仕方ない。挿入れたくて堪らなくて、限界なんだ。

視線を意識させた事で彼女の身体は少し強張ったかもしれないけれど、俺の問いに頷いてくれたし、「はやく」って、求めてくれてるのかなと自分に都合のいい様に受け取ってしまう。

そのまま事を進めてもよかったのだけど、
つい欲張ってしまったら、
王子は、俺に応えてくれた]

[俺からも強く身体を抱きしめてから、
やんわりと腕をほどかせると、
いい加減暑くて邪魔になっていた服を脱ぐ事にした。
彼女の背を支えていた左手を抜いてそっと身体を寝かせて、
黒の上着を急く様に脱いで、]


  ……ちょっと汗ばんでるかもしれませんけど。


[と断ってから、彼女の身体の下に敷く。
ちょっとでも硬さが和らぐ様に。
それから手早くベルトを引き抜いて、
自身を取り出す前に、もう一度彼女の秘処に手を添える。
今度は閉じた足を左右にゆっくり開かせて、
彼女の大事なところに顔を寄せながら]


  シール様、こんなところも、かわい……


[閉じられない様に右足だけでも押さえ付けながらも
右手の親指と人差し指でくぱりとその入り口を拡げる。
きれいな色で、むせかえる様な女の匂いで、俺を誘っている]

[
こんな機会はもうないだろうから……

塗れたソコをぺろりと舌で舐めて、口付けて、
ちゅうっと吸って蜜の味を教えてもらう。
嗚呼、ずっと男として生きて来た筈なのに、ここはどうしようもなく、女の味だ。

夢中になりそうなところを無理に自分を引き剥がし、
左手を彼女の横につきながら、改めて覆い被さる]


  ……痛がっても、
  止められません、からね。


[痛くない様にすると言ったけど、
それはもう、難しい気がして。
彼女の見えないところでズボンと下着を下ろして、
彼女の顔を見つめながら、開かせた両足の中心に、張り詰めた俺の先端を押し付ける。
急く気持ちを抑えて、できるだけゆっくりと潜らせていく]



  ん、 ぁ、狭……


[あんなに濡れていたのに、
入り口付近で思わぬ反発に、眉を寄せる。
――これに包まれると思うと、早くそうなりたいと思ってしまう。


少し引いて、もう一度ぐっと腰を押し付ける。
彼女が痛そうにしてても、苦しそうにしてても、
さっきの言葉通り、止められない]


  はぁっ、 ……ほ、しい、

  シールさま、……俺も貴女が、欲しい。


[彼女の花を散らして、俺のものにしたいと。
本能のままに言葉にし、
締め付けを裂いて、彼女の胎を俺の色に変えていく。
俺のかたちを、筋も含めて全部、覚えてほしい]



  ……、


[興奮しすぎて大きくなり過ぎたのか、
彼女の最奥に先端がこつんと当たったのに、
俺のモノは全部入り切ってなかった]


  ふ、……もう少し、です。


[その事実も、窮屈なナカの体温も堪らないけど、
俺はなんとか笑顔で告げる。
それから、ぐぅっとあと少し、腰を押し付ける。
彼女はもう全部入ったと思っていただろうからびっくりしたかもしれないけど、これで本当に全部、だ。

早くここで暴れたくて腰が震え出しそうだったけれど、
俺のかたちに馴染むまでしばしの間、
彼女を押し潰さない程度に、素肌の胸を擦り合わせた。*]

騎士 エースは、メモを貼った。
(a1) 2024/01/23(Tue) 0:31:36

[頬に手を宛てて撫でたら ちく、と刺す感触があった。
これが髭の跡なのか。
いくらわたしが男のふりをしても、手に入れられない
ものの一つだ。
やはり、本物の男は違う。
目の前に筋肉質の体を見せつけられて、思わず触れてしまった時にも感じた。

やはり、どう足掻いてもわたしは男にはなれない]

[指先を噛んでほしいと思ったのは、
何となく興味を持ったからだ。
初めて男を迎えるわたしを、それは大事に優しく扱ってくれるものだから、ちょっと違う刺激が欲しくなった。

でもほんの悪戯心の筈が、思っていた以上に強く噛まれて
鋭い痛みに顔を顰める。
不服を訴えかけるも、すぐにそこを舐められて、艶めかしい感触に機嫌を直した。

この時はまだ、与えられる刺激が優しくて気持ちいいだけではない事を、実感として知らなかった。
ほんの少し先の未来で、それを思い知ることになる]

[与えられる指の刺激に反応していただけなのに、
男が何度もかわいいと繰り返すので、一体どこがそうなのか、あとで聞いてみたいものだ。
覚えていたらだけど
]


 ……んっ、エース……
 はや、く……
欲しい



[覆いかぶさる体に腕を回して抱き締めて、請われるままに名を呼んで求めたら、強い力で抱き返される。
その行為一つにも、胸がいっぱいになってしまう。
触れてる布越しにも伝わってくる、温かい湿気は汗か。
逞しい筋肉の固さと男の匂いに包まれると、わたしの女の部分が悦びに打ち震える]

[男の体が離れて服を脱ぐと、先刻見惚れた肉体が再び現れる。
羨望の視線を宛てながら胸をときめかせていると、
脱いだ服を体の下に入れられた]


 (……やむを得ず野宿をする際は、)
 (地面に薄布一枚だけの時もあったのに…)


[当時の光景を思い返しつつ、今がこの調子では、
あの頃にはもう戻れないかもしれない。

これまでに布を何枚も重ねたおかげか、台座の固さは当初より和らいだだろう。
服を脱ぐ過程を見守った後で、再びわたしの体に手が掛けられた。
ゆっくりと足を開かされ間に入ると、そこへ頭が下がっていく]

 

 ……えっ、


[まさか。驚く間もなく顔が寄せられると、不浄のソコを可愛いなどと抜かして、指で拡げられる]


 あっ、コラッ……、そ、んな処を見るなッ


[凝視されているとわかって身を捩ったけれど、右足が内側からがっしり抑えられていて叶わない。それだけでも心苦しいのに、]


 ……ひっ


[ざらっとして滑っとした感触。舐められた。
続けて啜るような音が立ったので、泣きたくなる]


 き、…ッ、
汚いからやだぁああっ



[今朝は風呂に入ったものの、それから今までに一度も用を足さなかったわけではない。罪深い行いに耐えられなくて、今すぐ消えてしまいそうになる。
ばか、エースのばか。
そして、死ぬほど恥ずかしいくせに、指の時以上に感じてしまって体が跳ね上がる。そんなわたしも、救いようがないほど愚かだ。]

[ようやく上がった顔に、目尻を赤く染めて睨み付けるも、
小娘が凄んだところで、大人の男は余裕の笑みを浮かべて受け止めるのだろう。そして、]


 ……、……わかった……


[覆いかぶさる体を見上げて、痛くても止められないという予告に小さく頷く。
どの程度か分からないが、わたしなりに覚悟を決めた。
一旦離れた男が残りの服も脱いで、再び戻ってきた時に]


 …───、


[あまり見えなかったけど、男の股間には見た事もない形状のものがあった。しかも、不自然なほど大きくて、思いもよらない方へ向いている]


 
……そ、それ……



[どんなに男らしく振舞おうとしても、このように歴然と性差を見せつけられたら、どうあってもかなわない気がして……]

(女として生きられず、
 男としての劣等感を背負い続ける生涯とは何なのか)

[けれど、今はそれを思い悩む時ではない。
ありのままの女として、男を受け入れる。
裸になってしまえば地位も事情も関係なかった。生きとし生けるものとして、わたしたちは対等だ]


 …───っ、ぁ、


[散々指で解されて吸われもしたソコに、雄の先端が宛がわれる。
少し怖いと感じていたけど、止められないと言われて覚悟を決めた後だ。そうして己を励ましたけど、その決意が挫けてしまいそうなほど、…───
痛い
]

 

 ……うっ、……


[戦闘で受けるのとは別次元の痛みだ。
圧し入ってくる質量に、内側がメリメリと裂けていくような感覚。
表情が変わるのは止められないが、言葉で苦痛を訴えるのは堪えた。代わりに、]


 エース……、エース…っ


[名前を何度も呼んで、声を上げて痛みをやり過ごす。
すると、苦しそうな息遣いの中で「俺も欲しい」と求められれば このまま裂かれて血を流しても、すべて受け入れてあげたいと心から願った]

[どこまでも深く入ってきて、これ以上ないというほど、内臓を持ち上げられた気がしたけど、ついにわたしの中の一番奥に到達したような感触を得る]


 ……、ぜん、ぶ……
はいった……?



[痛いのはここまで?
と、見上げた視線に安堵を滲ませようとしたら、もう少しと言われて 更に奥へと抉られた。
今のでわたしのナカどころか、子宮の位置も変わったんじゃないか?と思えるほどに]


 ……もぅ、……これ以上入らないぞ……
 

[薄らと涙を滲ませながら、覆いかぶさる体を受け止めて背中に両手を回す。
肌を重ねて、体温と鼓動と重みを感じて。
わたしたちはようやく、一番深く繋がる事ができた]

[言われるまま指を噛んで舐めて、
そのころころと変わる表情を見つめても、
噛んでと言った意図は俺には汲み取れなかった。
でも、彼女に傷をつけたという事実が、
仄暗い悦びを俺にもたらした。

はやく欲しいって、俺が促してないのに言葉にしてくれるから
掌の上で転がされる様に汗ばむ身体を密着させる。
俺の理性はこのままでも十分気持ちいいと悦ぶのに、
もっと深く彼女に触れたいという本能が、俺を突き動かし続ける。

俺が再び肌を晒したら、視線が宛てられる。
さっきは憧れてるのかなと思ったけど
王子が女だと知った今は、それだけではない様に見えて。
少なからず気をよくしながら、
脱いだ服に彼女の背を守る役目を与えて、

指で虐めていたところをこの目に映した]

[恥ずかしい格好で恥ずかしいところを見られて、
流石に抗議の声が上がった。
隠されそうになるのは想定内だったから、
彼女の右足を押さえ付けていた左手に力を込める。
鍛錬していても全然足が閉じられない姿に、男に力でねじ伏せられている姿に、俺の中の支配欲が満たされる。
こんな気持ち、騎士として失格なんだろうけれど。
今は俺は、ただの一人の男だから]


  ふ、くくっ、汚くないですよ。


[きれいな桃色はいやらしくて魅惑的だったけれど、
見ているだけじゃ満足できなくて。
唇で触れてソコを啜れば、
彼女が泣きそうな顔でいやだと訴えるのに、かわいそうなくらいに反応してしまっている身体も目の当たりにしたから。
俺は笑みを浮かべながら、口に含んだ蜜を呑み込んだ]

[股の間から顔を上げて間近で瞳を見つめれば、
泣いた後みたいに目尻を赤くしながら、睨み付けられた。
そんな顔もかわいいと思って笑んでしまうから、
自分がもうどうしようもなく男だと思い知る。

これからする事を具体的に告げなくても、
流石に彼女もわかった様で、頷いてくれる。
でも俺の下半身の方へ視線を注ぐ彼女に、
ん?って首を軽く傾げる]


  見た事ないですか?


[これが今から貴女のナカに入るんですよって
全貌を見せつけてもよかったかもしれないけど……
あまり不安を煽るのもよくないかと思って止めた。
強張ると怪我させるかもしれないし、な]

[彼女のナカに入りたいとずっと硬く反っていた自身を、
彼女の入り口に宛てて、
緊張した面持ちの彼女の様子を窺いながら、腰を押し進めた。
その顔が歪んで―――、でも、俺は止まれない。

痛いんだろう、と思った。
でも、彼女はその言葉を口にしなかった。
代わりに俺の名を呼ぶその姿に、酷く心を打たれる。

本当に、王子は強くて気高い御人だ。
女の子の王子を抱いているけれど、
シール様はシール様で、変わらない。


欲しいと口にして求めながら、
キツく締め上げてくる彼女の身体に無理矢理入り込んで、
奥まで全部俺の肉棒で埋めた]

[でも、彼女のナカは俺でいっぱいでも、
俺はまだ収まり切っていなかった。
全部受け止めてほしくて、
全部はいったと思っている彼女に、もう少し無理を強いる]


  ……はい、これで全部です。


[もう入らないなんてかわいい台詞と、薄っすら滲んだ涙に煽られながらも、なるべく平静を装って彼女に胸を近付ける。
苦しいだろうに、彼女に背を抱かれて、受け入れられる。
それはとても幸福な事なのに、俺は心穏やかでいられない]



  ――、


[「動く」と声も掛けずに、
少し引いた腰をくんっと押し付ければ、子宮を押し上げる。
とんっとんっと数回繰り返して馴染ませるつもりが、
俺が、気持ちよくて堪らない]


  あー……、
  シール様のナカ、きもち、い……


[そう零して、抜けそうなところまで腰を引いていく。
ずるずると縋る様に襞が纏わりついて、
強い快楽に表情を歪ませる。
また奥まで埋めて、またぎりぎりまで腰を引く。
最初はなるべくゆっくり動いていたが、
段々馴染んで滑りが増してきた、気がする]



  シール様も、気持ちいいですか?

  どこが、好い?
  俺に……、
俺にだけ
 教えてくださいよ。


[ぐっと最奥に先端を押し付けたり、
途中の内壁をカリで抉る様に擦ったり、
入り口あたりを浅く掻き混ぜる様に責めたりして、
反応のいいところを探る。

言葉で教えてくれなくても、
身体が教えてくれたら、そこを何度も責めようか]

[胸にも触りたくて、
左手で自身の体重を支えながら、右手を這わした。
俺の手にすっぽり収まる乳房を何度も揉んで、
ここも俺の手のかたちに変えながら柔らかさを愉しんで、]


 (……かわいい下着を着たシール様を、
  脱がしてみたいな……)


[そんな欲求が湧いてしまう。
服だって、きっとワンピースとか、似合う。
純白のワンピースを纏った彼女を想像したら、
膨らんだ俺の陰茎が更に大きくなった気がした。

射精してしまう前にもっと気持ちよくなってほしいと思って、
両手で彼女の両膝を捕まえて足を大きく開かせたら、
抽送に集中する事にした。
段々早く、激しくしていけば、
彼女の快感も高みへ向かっていくだろうか。**]


[旅に出る前、わたしの子宮に避妊具を埋めたのは母だ。
魔法が掛けられたアイテムで、装着する際には限りなく
小さくできるから、男を知らぬわたしでも、
無痛で埋め込む事ができた。

母は旅の安全と無事のためにと言ったが、真意は違った。
(わたしが与り知らぬ処ではあるが)
母はわたしと従者の間に過ちが起きる事を懸念していた。

この部屋に二人で閉じ込められる事にならなければ
母の心配は杞憂に終わったはずだが、
今となっては、母の計らいのおかげで二人そろって
餓死する事もなく、命拾いした事になる……予定]

 

 ……遠慮しなくていい
 わたしにすべて……、体重おもみをかけてくれないか…?


[押し潰さないようにと気遣ってるなら
遠慮は無用だ。わたしも鍛錬して体は丈夫だ。
むしろ、息苦しいほどの重みをかけてほしい。
体の最も深い処まで雄を埋められて、互いの背に腕を回して
お互いの胸を合わせる。

これ以上ないというほど密着して、ひとつになっている
という実感が欲しい。
促すように背中を強く抱きしめたら、聞き届けてくれただろうか]


 ……っ、はぁ…


[隙間なく直接触れ合った内側に、雄の熱が伝わってくる。
かたちの輪郭や、表面に浮いた筋なども読み取れそうだ。
こうして繋がる事ができるのも最初で最後だと思うから、少しでも多くの記憶を体に刻みつけたくて……]



 あ、っ


[前触れもなく動かれると
滑りをまとった熱い肉棒が内壁を強く擦って、甘い刺激が生まれた。引かれた腰がすぐに逆へ動いて、奥を突かれる]


 (……、い、いまの……)


[初めて得ためくるめく感覚に驚いて、ドキドキして
もう一度確かめたくなる。
それが二度、三度と重なると、得たものが快感だったと
って、甘やかな声が上がり始める]


 んっ、ぅ…
っ……ぃ、…いぃ…?


[快感を訴える声が聞こえて薄目を開けると、何かに耐えるような男の顔が目に映る。
悩ましくも見える表情が、思わず見惚れるほど蠱惑的で
わたしとこうしている事で、そんな顔をしているのだと思うと、
愛しい
と思う気持ちが加速する]

[向かう気持ちの速さと同じくして、
動きもだんだんと激しくなっていく]


 あっ、んぁ、っ、やぁっ、あっあっ…ああんっ


[わたしの細腰は男の力強さに翻弄され、自由自在に揺らされる。
気持ちいいかと問われて 夢中で頷き返すけど、
どこ?
どこが好いかなんて、わからない]


 …ぜ、っ、
ぜん、ぶ
……?


[強い快感が生まれるのも堪らないけど、
合間に弱い刺激を挟むのも好き。
緩急つけて揺さぶられるのが好くて、つまり全部が好き。

ああ、でも、腰を引かれた時の引っかかるソレの感触が好いかも。
あと、奥に強く叩きつけられた時に、声が一緒に押し出されてしまうのも嬉しくて。


言葉にしなくても、体の反応で伝わってしまうだろう]

[仰向けに寝たまま上下に揺すられ、手を頭の上と口元に置いて夢中で喘ぐ。
叩きつけられても殆ど動かない乳房に触れられると、
じわりと胸が痛んで切なくて、泣きたい気持ちになった。

これまでは胸の膨らみなど気にした事がなかった
(むしろ平たい方が都合がよかった)けど、
今だけは女らしさに欠けた己の肉体が嘆かわしい。

上から浴びせられた視線にまさか、可愛い下着や白いワンピースを着せたいなどという欲求が込められているなど、夢にも思わなくて]



 
あ…っ、はぁ……っん…



[重なる刺激に追い立てられて、堪らずに喉を反らす。
両膝に手を置かれて、さらに大きく足を開かれる。
遮るものもなく、すべてを曝け出す恰好で激しく犯されていく]


 あ、あっ、……ああっ


[……お願い。
どうかわたしも一緒に、…──連れて行って。**]

[男女として繋がって、
彼女を自分より脆い生き物だと思って体重をかける事をしないでいれば、彼女の方から乞われる。
本当に、どこまで強い女の子なんだろう、と感じ入る]


  はい……


[肌を密着させるだけでなく、
重力に、彼女に従って重みを預ける。
俺の方からもしっかりと腕を回して身体を掻き抱けば、
肉体の距離は先ほどまでと変わらない筈なのに、
もっと、近付けた気がした。

熱も汗も心臓の音も感じられて嬉しいのに、
どちらが自分のものかわからなくなってくる]

[慾望すら、俺だけのものじゃない様な錯覚に陥りながら、
熱く滾る彼女の胎の中で動いていく。
男を知ったばかりのソコに俺を馴染ませ、刻む。
かわいい声が上がったと思ったら、
腰を引き、押し付ける度に声が甘くなっていく。
まだ締め付けはすごいけど、
彼女の痛みが緩和されているならいい、と思った。

俺もうわ言の様に呟いてしまったけど、
薄く目を開けた彼女が俺の言葉をなぞった様に聴こえて、
愛おし気に目線を合わせては、こくんと頷いた]



  ……ほんっと、声、 エロ……


[徐々に激しく突いていけば、
彼女から上がる声も艶が増していく。
俺が穿つ度に彼女の身体が突き揺らされて、
その光景にぐちゅぐちゅと淫らな水音と嬌声が合わさって、酷く上質な官能となっていく。

気持ちいいかという俺の問いに頷いてくれる、
その必死な様子もかわいかったけれど、]


  ぜんぶ……全部? はは、……


[途切れながら教えてくれた答えは、全部、だって。
俺は堪らなくなっていやらしく笑みを深め、
悦びを伝える様に、思い切り腰を打ち付けた。
はあ、と熱し切った想いを吐息にして吐き出して、「嬉しいです」って、届くくらいの声で囁いた。

それから彼女の身体が教えてくれる好いところを責める。
腰を引いた時にびくんと反応してくれたから、ここかなって擽る様に、抉る様に何度か往復させて、
ぱんっと肉のぶつかる音が響くくらいに腰を押し付けた時も、上がる声が一層好さそうだったから、それも何度も与える。

彼女が美味しそうにしていたら俺も嬉しかった様に
彼女が気持ちよさそうなら、俺も好くなってしまう]

[背が痛くないかなんてもう気にもできず、
めいっぱい彼女を突いて揺すり続ける。

胸が大きい女に比べたら彼女の乳房の揺れはだいぶ小さかったろうけど、その僅かな揺れに俺は気付いたし、視覚を愉しませるには十分だった。
俺が乳房に触れた事で彼女を悲しませているなんて、
こちらも夢にも思わなかったけれど。

両足を大きく開かせて、
恥ずかしい格好で雄を何度も咥え込ませたら、
俺の熱に呼応する様に彼女の声が、身体が好いと教えてくれる。

額に浮いた汗を拭う時間すら惜しく、
目の前の少女の痴態を目に、耳に、脳に焼き付ける]


  は、ァ、 
っ……終わりたくねェな……



[ナカも奥も犯しながら、零す]


  ……声、すげぇかわいい、よ……
  いっぱい、聴かせてください。


[そう強請って、もうとっくに限界を迎えている俺の性器に鞭打って、もっとと彼女を貪った]



  ―――ッ……


[それでもずっとそうはしていられなくて、
顔を顰めてしまう。
でも彼女を未知の世界に連れて来る事はできたみたいで、
彼女ももう、限界だろう。

足を開かせていた手を離して、彼女の身体に伸ばす。
背を抱いて引き寄せて、
座った俺の胸に閉じ込める。
彼女の身体を軽く浮かせてから、
俺の屹立に嵌め込む様に鋭く最奥まで穿って、耳元に囁く]

[慾望の様な願いの様なそれを一方的に告げて、
彼女のナカで一度震えた俺は、
天に、彼女の子宮に向かって熱を解き放つ。
逃げられない様に強く彼女を抱きしめて、
ドクンドクンと脈打ちながら白い子種を蒔き散らし、彼女のナカの避妊具すら壊して孕ませたい、という欲求で塗りつぶしていく。

……溜まっていたせいか長く、たくさん彼女のナカに注いだが
その間も、その後もずっと彼女の身体を抱きしめて、離せなかった。

部屋の扉の方から開錠された様な音が鳴ったかもしれないが、
俺の耳には、彼女の息遣いしか入って来なかった。**]

【人】 古ぼけた 人物画

 

(…───カタッ)


[壁にかかった絵画>>1:20の額縁が鳴って、斜めに傾く]
(1) 2024/01/23(Tue) 21:57:54

【人】 古ぼけた 人物画

 

(……ギィ)


[騎士が見つけた壁の隙間の線>>1:21に沿って、
壁の一部が木製の扉に置き換わる。
台座に刻まれた文字>>1:29は消えて、扉がひとりでに開いた]
(2) 2024/01/23(Tue) 21:59:22

【置】 王子 シール

──自由な二人旅──



[わたしたちは身分や立場を偽って、二人組の名もなき冒険者として、行く宛てもなく自由に旅をしていた。
諸侯が治める領地民の暮らしを見聞したり、
国境まで赴けばその周辺の様子を伺ったり。
ギルドや酒場で依頼クエストを受けて、
報酬を得て路銀を稼いだ。

武者修行という点に於いては、
日々の剣や体術の鍛錬はエースに指南を受けつつ、
行く先々で新たな術を学ぶこともあったか。

以前立ち寄った都市では、剣術武闘会が開かれていて、
賞金目当てに二人して参加したな。
(わたしは(1)1d10位になった)

また、旅は時に危険を伴った。
腹を空かせた野獣に遭遇して撃退したり、
野盗に出くわして命からがら逃げだしたり。
(立ち向かうだけが戦術ではないと学んだ)

中にはわたしを王子とわかった上で、
命を狙ってくる者も居た。
わたしたちは刺客と呼んだ]
(L5) 2024/01/23(Tue) 22:31:18
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

[何度か遭遇した刺客には強敵もいて、
危うく命を落としかける場面もあったが、従者の働きで救われた。
刺客を打ち払った後で、心当たりの有無を聞かれたかもしれない。
わたしは首を傾げて、]


 さぁ……
 個人的な恨みを買った覚えはないが、
 国の王子である以上、標的にする者はいるかもしれないが。


[従者がわたしを庇った際に負ったかもしれない傷を
魔法で治癒しながら、そのようなやり取りがあったか]


 討ち果たせなかったとなると、また来るかもしれない。
 危険な旅になると思うが、引き続き頼むぞ。


[従者が手練れな騎士で頼もしいが、いずれ二人でも叶わない強敵が送り込まれてくるかもしれない]
(L6) 2024/01/23(Tue) 22:32:21
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

 

 あと、わたしも……お前を越える事はかなわないが、
 せめて、お前を負傷させない程度には強くなりたい。
 怪我が直ったら、また指南してくれ。


[こちらも頼むと笑顔で告げて、従者を労った。
旅の途中の、そんな出来事]
(L7) 2024/01/23(Tue) 22:32:49
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

***

[従者には無いと言ったが、
実を言うと明確な心当たりはあった。

刺客を送ってきているのは、おそらく双子の兄だろう。
わたしを亡き者にしたいという動機は、
甚だ不本意ではあるが、想像がつかなくもない。

ただし、兄としても本気ではないのだと思う。
本当に殺そうとしたら、他にいくらでもやり様があるからだ。

あくまでもこちらの想像でしかないが、
討たれたらそれまでの命運で、
こちらが強ければ返り討ちできる余地があるように思える。
わたしも騎士エースとの出合頭に斬撃を食らわせた>>0:L5ので、
双子の兄弟そろって
似た思考だと言えばわかる。
兄は刺客を使って、
こちらの運試しと腕試しをしているのではないか]
(L8) 2024/01/23(Tue) 22:33:18
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

 

 ……ふふ、


[なんて持論を突きつけたら、
兄は不機嫌極まりない顔をして鼻を鳴らしそうだ。
兄から向けられる嫌悪が本物で、本気で命を狙ってきているものだったら、この考えは甘いのかもしれない。
けれど本当は、話し合う余地がある程度には嫌われていないと思う。わたしの希望的観測でしかないけど]
(L9) 2024/01/23(Tue) 22:33:45
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00

【置】 王子 シール

[不意に吹き出したわたしに、
隣に居た従者が不思議そうな顔をしてこちらを伺う。
目が合うと、笑顔のまま何でもないと首を振って、]


 もうすぐ街に着くな……昼食には間に合うか?
 どんな処か、楽しみだ。


[もうすぐ旅が終わる。
王都へ戻る前に兄が気に入りそうなものを手に入れて、
ご機嫌取りをしようか、などと思いを馳せながら…───数刻後、わたしたちは到着した街で、絶品のうさぎパイに舌鼓を打つことになる。*]
(L10) 2024/01/23(Tue) 22:34:11
公開: 2024/01/23(Tue) 22:35:00
[深く繋がったまま重みを掛けてと願ったら、
その通りにしてくれた。]


 ああ……、


[やはり息苦しさを感じる。けれど幸せだ。
重みが掛けられると、肺から押し出されたように溜息が零れる。
重力に縫い留められて、下から腕に力を込めても
絶対に引き剥がせない。
不可抗力に拘束されて、離れ離れになれない状況に
閉じ込められる。

鼓動が重なって一つになる。
まるで、心臓が合わさったようだ。
体の中に埋まった熱い芯も、同じように脈打っている。
それを圧し包んでいるわたしの肉壁も、
熱く熟れているのが伝わるだろうか]


(……このまま時が止まればいいのに)


[一つに溶け合ったまま、目を閉じる。
秘めた想いを届けて、願いが叶う夢が見れたらいいのに、と]

[行為が激しくなるにつれて、わたしの喉から「エロい声」が絶えず迸る。
わたしの声だけじゃない。
低音の乱れた息遣いと、穿たれて肉同士がぶつかる音
濡れた結合部が掻き回されて立つ水っぽい音が混ざる。
どれもいやらしくて、初めて聞く音ばかりで。
それらが台座から溢れて部屋全体に広がり、
世界を淫靡な色に染めていく]


 ……っ、…


[淫らな音に耳を犯されながら、与えられる刺激のどれが好いかと聞かれて、全部と答えたら「嬉しい」だって。
気持ちが乗ったのか、ますます激しくされてしまった。
最初は痛かったのに、これだけ何度も繰り返し擦られて拡げられたら、気持ちいいが上回る]


 ……エース……っ、…
 こ、れ、…いじょ…っ、おか、しく…なりそ…っ、んっあ、


[頭がどうにかなりそうだった。
このまま声を上げ続けたら、喉も枯れそう。
だらしなく緩んだ口の端から唾液が零れたけど、
それすら気付けない]

[不意に天井から雨が降ってきた。
否、雨だと思ったものは、
真上で揺れる男の額から落ちてきた汗の粒だった。

元はといえば、この部屋から出るための行為だった筈なのに。
いつの間にか、そんなに沢山の汗を掻くほど、
全身全霊を掛けてわたしの体を愛してくれる。

……なんて、感じ入るほどの余裕はあまり無くて]


 いやっ、…もぅむり……っ、
んっ

 たすけ、て…っ、
ヒック
、……たすけて…よぉ…ッ


[声を求められて無理と啜り泣きながら、
望み通りに甘やかな声を耳に届ける。
ずっと閉ざしたままの目からは、
絶えず涙が溢れて頬を濡らしていた。
別に悲しいとか痛いわけじゃない。生理的な反応ってやつだ]

[助けてと泣き叫んでいたら、繋がったまま体を起こされた。 急に姿勢が変わって、そのまま男の胸に倒れ込む]


 ふぇ、?!


[快楽にのぼせきった頭には、何が起きたかすぐには分からなかった。腕の中に抱き込まれながら、弾みをつけるように腰を落とされると、己の体重がかかった分、より一層深く奥まで突き上げられる]

[耳元への囁きは、
意味を考える前に体の最奥で爆ぜた熱に巻き込まれる]


 あっ、あんっ、あ、っ…────あああっ!!


[押し付けられた先端から、子宮ナカに向けて勢いよく熱が注ぎ込まれると、迸りに押し流されるようにして、絶頂へと連れていかれた]

[達した後で体から力が抜けると、目の前にある胸に甘えるようにしなだれかかる。
腹の中に埋まったままの雄がまだ脈打っている事に気付くと、膝を立てて、男の腰を左右の脇から挟んで密着した]


 
あ、…あついの、…たくさん、……うれし、い…っ



[向かい合ったまま、最後の一滴まで受け止める。
繋がった部分はもう、どこもかしこも温かくて濡れていて
どこからどこまでが分からないくらいに溶け合っていた。
固く抱き合ったまま、事後の余韻に浸る。
体から熱が過ぎ去っても、しばらくそのまま動けなかった。**]

[このまま肌を触れ合わせて、
心地よさに身を委ねて眠りに落ちたら、どんなに幸せだったか]


 
……ん、……



[伏せていた顔をゆっくり上げると、
男の肩越しに視線を左右に動かす。まだぼんやりとする視界の中に、部屋の変化を捉えた]


 ……扉、


[すぐそこにある、耳元にそっと囁く]


 開いてる、
……………よかった、



[夢の終わりを、告げた。**]

【置】 王子 シール

──おまけ──


『王子様が剣術武闘会に参加したら優勝したってよ』の巻


[旅に出て少なくとも一年以上は経っていたと思う。
王都から遠く離れて、国境も越えて辿り着いたある都市では、剣術武闘会が開かれるという事で、お祭りムードに盛り上がっていた]


 ふぅん、腕に自信がある者は誰でも参加可能だそうだ。
 しかも上位三名には賞金も出るって、
 路銀の足しに……いいな。


[街への滞在ついでに、武者修行の成果も試せる。
さらにエースも参加すれば、賞金稼ぎも夢じゃない。
彼は王都ではすご腕剣士として名を馳せた騎士だ。
そうでなければ、わたしの従者として今ここに居ない


従者にやる気があってもなくても、
大会の受付に赴いて、二人そろってエントリーする]


 さぁ、賞金を荒稼ぐぞ
 われらワンツーフィニッシュでガッポリだ
 はははは


[なんて想像すると、
今から高笑いが止まらなかった。おまけAに続く**]
(L11) 2024/01/24(Wed) 9:04:53
公開: 2024/01/24(Wed) 9:05:00

【置】 王子 シール

──おまけA──


[剣術武闘会の予選は、
参加者全員が一同に集められて競う乱戦方式だった。
まず、全員が同じ装備を身に着ける。
木剣だけはサイズや重さが選択できたが、
鎧は一律軽量の胸プレートのみ。
左胸に着けた
薔薇の花を散らされたらではなく、

直系10cmほどの円形プレートが砕けたら負けになる。
なお、プレートは食用の材料で出来ており、砕けても破片で怪我をする心配はない。
この国ではSENBEIと呼ばれているもので、焦がし醤油が香ばしいパリっとした口当たりに仕上がっているとかナントカ]



 美味そうだな……、宿に戻る前に買ってみるか


[装備を整えながら、SENBEIの匂いをかいでみる。
今はこれを食べたら負けてしまう。
味は後で確かめるとして、左胸の上に装着した]


 よし、行くぞ。エース
 まずは予選突破だ。


[参加者は総勢百名ほど。
冒険者や剣士といった風情の者もいれば、そこらのおじさん、お兄さん、お姉さんのようなタイプもいる。
基本的に、SENBEIを割る以外の行為はNGだ。
他者に大怪我を負わせたりしたら、即失格退場となる。
準備を整えた参加者が全員そろうと、主催者の号令がかかって戦闘が開始した]
(L12) 2024/01/24(Wed) 13:59:02
公開: 2024/01/24(Wed) 14:00:00

【置】 王子 シール

[予選はSENBEIが無事な者が残り10名になるまで行われる。
他人に攻撃される以外にも、転んだり落としたりで
砕けるのも失格だ。
また、他人のSENBEIと交換するのも認められない。
各自のSENBEIは魔法で状態管理されているので、
審査員の目を欺いて誤魔化すこともできなかった]


 …───ハッ


[振りかかった攻撃を素早く避けると、
身を翻して返り討ちにする。
あとは、いかにも慣れてなさそうな参加者のSENBEIを二枚ほど砕いたが、どうにも襲われる方の回数が多い。
つまり、わたしは弱そうだと見られているのか]


 ック、侮るなよ…!


[負けん気に火が着くと、襲ってくる太刀筋を見極めてから、
素早く手首を翻す、っと。その時、]
(L13) 2024/01/24(Wed) 14:02:00
公開: 2024/01/24(Wed) 14:05:00

【置】 王子 シール

 

 あっ


[別の方向から、いきなり足を引っかけられた。
えっ、それって反則じゃないのか?!
わたしに敗れた参加者が、腹いせにしたらしい。
いずれにせよ、木剣以外の攻撃は来ないものだと
油断していたわたしは、咄嗟に受け身をするのも忘れて
無様に転倒しかけ…───、]
(L14) 2024/01/24(Wed) 14:02:33
公開: 2024/01/24(Wed) 14:05:00

【置】 王子 シール

[地面に倒れる前に、肩をがっしりと掴まれて支えられた]


 ふぇっ、


[間近に見上げた顔はエースだ。どうやら助けてくれたらしい]


 ?!


[驚く間もなく彼はわたしから離れると、周囲にいる参加者をあっという間に木剣で斬り伏せてしまった。(ただし切ったのはSENBEIのみ)
わたしの足を引っかけた不届き者は、彼の逆襲にあう前に逃げ出した。うん、それがいい。コイツは元あらくれ者だからな]
(L15) 2024/01/24(Wed) 14:04:40
公開: 2024/01/24(Wed) 14:05:00

【置】 王子 シール

 

 ……すまない、助かった。
 というか、……いいのか?


[差し伸べられた手を取って、へたり込んでいた地面から立ち上がると訊ねる。
当たり前のように助けてもらったが、参加者同士がタッグを組むのはいいのか?
と首を傾げるも、どうやらルールには抵触しないらしい。
それにしても、エースは向こうの方に居たはず、と思ってその方角を見たら、既に誰も残っていなかった。何て素早い……]


 ……うむ、そういう事であれば、
 残りの参加者も一掃するぞ。共に生き残って予選突破だ。


[と、次の戦場へ向けて駆け出した。
といっても、倒したのは殆どエースだったけど。
こうしてわたしたちは予選に勝ち残り、決勝戦へと進んだ。
おまけBに続く。**]
(L16) 2024/01/24(Wed) 14:08:28
公開: 2024/01/24(Wed) 14:10:00
王子 シールは、メモを貼った。
(a2) 2024/01/24(Wed) 15:37:55

[望まれるまま体重をかけたら、
俺の腕の中から声が漏れる。
少しの間だけと言い訳をして力を抜いて身体を預けたけど、
重いだろうに受け止めてくれた事に、
俺の胸がまたひとつ熱くなった。

俺を包む彼女の柔壁も締まった気がして、
この熟れの早さに内心驚きつつ。
嬉しそうでいて切なげな彼女の表情を目にする事はできなかったかもしれないけれど、俺もそんなに変わらない顔をしていただろう]

[部屋を出るだけなら、こんなにしなくていいだろう。
極端な話、俺が自分で扱いてちょっと挿入れさせてもらうだけでも目的は達成された、かもしれない。

でも、王子が望んだから……
否、望んだのは王子だけじゃないし、こんなに激しく責めるのは、明らかに俺の慾望と願いで
]


  い、いですよ、
  おかしくなって、見せて 下さい。


[本当に彼女は、俺が悦ぶ言葉を遣う。
俺に貫かれて俺の色に染められているからか、なんて自惚れる。

もう俺の言葉が届かないくらい
快楽に溺れているかもしれないと思ったけど、
口端から唾液が零れているのに気付かないなんて。
「おかしく」なった姿を見れた事に、
ふふ、と低く笑みを漏らした]

[彼女のナカを掻き混ぜて濡らしながら、
拭えない汗でも彼女の肌を濡らした。
彼女の声も濡れに濡れて、
言葉だけ聴けばかわいそうな気もするその音は
それでも俺に甘ったるく響く。

たすけて、なんて、可愛すぎる。
悲しそうでも痛そうでもないその表情と涙は
天井知らずに俺を煽る。

気持ちよさそうで嬉しいのと同時、
彼女をこんなにしているのは俺だという幼稚な優越感も、
確かに俺の中にあった。

そんな彼女を抱き起こすには、
さほど時間はかからなかった。
彼女の理解が追い付く前、囁きと一緒に、
熱く杭を捻じ込んだ。]

[一際強い快感を覚えているところに、
エロい女の声が俺の耳を強く擽る。
情けないくらいビクンと震えて、
彼女の内側に塊を吐き出す。
彼女の身体もイッてるんだろう、可愛らしく、艶めかしく震えるのが俺の腕に、肌に、伝えられただろうか。

力が抜けた身体がこちらに預けられたら、
しっかりと受け止めた。熱くて、柔らかい身体だ……
吐精を続けながら、擦り合わせた肌の上で揃いのペンダントが転がって、何だか少し穏やかな気持ちになる]


  ―――っ……


[けれど、先に動ける様になった彼女が、
俺の腰をその身体で挟む。
それだけでもまだ萎んでいく途中の自身が大きくなりそうだったのに、そんな、台詞。

なんだもう、この、エロくてかわいい、この……
知能が下がっているせいか、思考が単純になる。

単純になったからこそ、想いのままに]

[この女を離しはしないと、
しっかりと、けれど優しく抱きしめる。

そうすれば湧いて来るのは―――
ここから出たくない、という気持ち
]

[全てを搾り取る様な動きで彼女のナカに愛撫されて、
俺は快感と幸福の中、ようやく言葉を話せる様になる]


  あついのたくさんで、うれしい、ですか……


[さっきの彼女の言葉をなぞって、
俺も嬉しそうに笑った。
栓がしてあっても彼女のナカからは白い液体が零れて落ちたが、濡れるのは俺の服なので問題なかった。

この時間が終わってほしくなくてそれ以上は何も言わず、
動こうともしなかったけれど、
やがて彼女が「扉」と口にする。

ピクと肩を震わせ、
でもそちらを見る事はなく]



 (よかった、か。)


[彼女の言葉に頷いたけど、
俺の胸は締め付けられて――――痛い]



  ……ま、って下さい。


[咄嗟にそう口を開いて、
それから必死に次の言葉を探す。
何と言えばいいか、すぐに考えはまとまらなかったけど、
俺を突き動かすのは、

 これで終わりなんて嫌だ

そんな気持ちだった。
彼女が不審に思う前に、もう一度俺は口を開く事ができただろう]


  あの、俺……まだおさまってないんで


[そう言って彼女の身体を抱えて腰を浮かせる。
ずるりと彼女の内壁を擦りながら持ち上げたけど、
全部は抜け切らないところで止まる。
それから抜いた部分を、自分で扱き始めた]

[流石に射精したばかりだからおさまってないという事はなく、
単に、もう一回したいんだ。
これで終わりでここでの事を全部忘れるなんて、
俺はもう、無理だった]


  ……すみません、溜まってたみたいで……


[性に疎い彼女なら、こんなすぐ復活するのかと不審に思わないんじゃないか?とか、今扱いてるのだって何をしているのかわからないんじゃないか?なんて。
彼女を引き留める為にもう一度自身を勃たせていく。
彼女の股の下で急いで扱いたせいで、
まだ俺を咥え込んでいる彼女の入り口に時々指をスリッと当ててしまったりしながら、]


  ね……シール様……

 
[物欲しそうに見つめ、囁き、
もう一度彼女の背を支えて、優しく押し倒す。
彼女の瞳を、涙と涎の痕を、肌を見つめていたら、もう俺の中心は硬さを取り戻していた。
今し方種を注いだ腹に視線を落として、ふわりと撫でる。
まだ俺のモノが少しだけ挿入っているここは、
俺は初めて逢った時、蹴っ飛ばしたんだったなと、
ふと思い出し、申し訳なさに少し目を細める]

[夢の終わりを告げられたのに、
未練がましく彼女を欲する。

でもこれを受け入れたら、
もう「試練の為」ではなくなる。

……俺はそう思っているけれど、
優しいシール様の事だ、
ただ単に断れない、という事もあるだろう。

どちらでもいい、]



  シール様のせいでこんなになってるんです。
  責任、とってくださいよ。


[夢を見るなら、長く見たい。
あえて真摯さも剥いで、断る事もし易いだろう言い方で告げるが
王子の選択はどうだっただろう。**]

騎士 エースは、メモを貼った。
(a3) 2024/01/24(Wed) 17:41:43

[男に何度も激しく突き上げられて、喘がされる。
滅茶苦茶に揺さぶられて、頭がおかしくなりそうって訴えたら
仕掛けた張本人が「いいですよ」って肯定する

たぶん、きっと
もう二度と、こんな風になれる機会は訪れない。
だから、いいと言われて許されて、]


 …────ああっ、


[痛くて苦しくて、それ以上の快感の渦に巻かれる。
体の下に敷かれたマントを掴んで、夢中で掻き回して、乱れた。]

[互いに向かい合って座る体勢を取らされた後で、
共に絶頂を迎える。
わたしの最も奥深い場所で雄が吐精を続ける間、
がくがくと腰が小刻みに揺れていた。
注がれた熱をすべて、喉を鳴らして飲み下すような動作をした後で、快楽の波が過ぎ去り、遠ざかった意識が戻ってくる]


 ……ぅ、


[その時に言ったわたしの寝言のような台詞を、今度は目の前の男が繰り返す
形のいい唇が取るに足らない内容を象るのは少し癪な気もしたが、嬉しそうな笑顔が眩しくて、咎めようとした言葉を飲み込んだ]

[そんな最中、部屋の扉が開いた事を伝えると、
肩がほんの少し震わせた後で、頷く]


 …───、


[その動作を見た後で、では、と続けようとしたら、
従者の言葉に遮られた。その内容は少し意外で、]


 ……?


[待て、とは。制止の言葉の後に少し間が空く。
従者は少し焦っているようにも見えた]
 

 ……おさまって、いない?


[続く内容にはて、と首を傾げる。
昂りなら、先程頂点に達して収まったのではないか?
合点がいかない顔をしていると、腰を少し持ち上げられた]

 

 …───!


[栓の役目を果たしていた男根が引き出されると、
コポ、と音が鳴りそうなくらいの量が、
膣を通って一気に下方へと流れ出てくる]


 ……あっ


[白濁が伝う動きに、ぶるっと腰が小さく震える。
なるほど。
おさまってないとは、このことかと勝手に合点がいく。
完全に抜けきらないところで止めているのは、
栓を外してすべて流れ出ないようにしているのだと解釈した。
男根を扱く動作は、わたしの目には拭っているようにも映って]

[すみません、と続く言葉もこの状況に当てはまる。
溜まっていたから、こんなに出してしまったのだと]


 
……謝ることではないぞ



[謝罪には少し照れて小声で返す。熱いのたくさん嬉しいと言ったのは、うわごとのようだけど、本心だったから]



 
(……それにしても)



[手で直接拭うんだな。と後始末に関して知らないわたしは、その手元を興味深く見守る。時々、従者の手指がわたしの方にも当たるので、そのたびにぶるっと小さく震えて反応しながら、]


 
(いつこの
を全部抜いていいのだろう)



[出来ればそろそろ、
その手がわたしに当たらない所まで退避したい。
などと考えていると、不意に名前を呼ばれてそちらを見た]

 

 ……えっ、?


[色に染まった視線を、モロにくらって目を瞠る。
手元ばかりを見ていて気付かなかった。
いつからそんな顔をしていたんだろう。
驚いて声を失っていると、あれよあれよという間に
台座の上に仰向けにされる。

さすがにこうなると、わたしにもわかる。
この男はまた、わたしに欲情しているのだ。
ただ、どうしてこうなったのかわからない。
体に一部埋められた雄は、固さを取り戻しているようで、
そのあたりを収めた腹を優しく撫でられると、
ふるっと腰の辺りが小さく震える]

[見上げた先で、こうなったのはわたしのせいだと詰られる。
責任を取ってくれ、とも。
こんな端正な顔をした男にこんな状況でそんな風に言われて
平常心を保てる女は、そうそういないだろう、

…───わたしも含めて。]


 ま、待て…!


[今度は、わたしが制止の声を上げる番だった。
わたしは平常心ではないが、彼を止められる女だった。
何故なら、わたしは彼の主だから。*]



 ……治まりつかない所を恐縮だが、
 それでも一旦治めてくれるか?
 
あと、悪いがもう、…………抜いてくれ


[男の本能がこの後に及んで、どれだけコントロール
できるものかは分からないが、わたしに覆いかぶさる
従者を見上げて、呼びかける。
従者の体が下がったら、台座の上に身を起こして座った]


 試練とはいえ、急にここでコトに及んだしな……
 お前もずっと、その、……ご無沙汰・・・・だったのだろう?

 わたしのような体つきでも、女の役目は果たせたわけだし、
 弾みがついてしまったのは、わからなくもない……
 
 ……。


[続きを切り出すのは心苦しいが、続けよう]

 

 だから、続きは……昨日の娼館あたりでしてきてくれ
 ……あちらには、きっと、
 わたしよりも体つきが良くて、美しい女が大勢居るだろうし、な


[どうか心穏やかにわたしの言葉を受け止めてほしいと
祈りを込めながら伝える]

 

 扉は開いた。
 試練は果たせたんだ、……もう帰ろう。

 ここは異常だ。
 長居はしたくない。


[もう少し休んで体力が復活したら、
体の汚れを水で清めて、服を着て出るつもりだ]