人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


マシロ13人が投票した。

マシロは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
マシロが無残な姿で発見された。
ヤワタが無残な姿で発見された。

現在の生存者は、アン、ゲイザー、レイラ、葉月、タカノ、シャミ、那岐、セロ 、クリス、チエ、ミスミの11名

【人】 店長 アン

あら。
もうこんなにきれいなのが? うれしい。

[馴染みの八百屋さんが持ってきてくれたのは、みずみずしくて太い、きれいなアスパラガス。まだ少し旬には早いけれど、充分おいしそうなしっかり具合。
 それからたけのこ、名残のブロッコリー。春ねえ、なんて思わず呟いて、黒板に乗せてあげようと決める。

 お肉なら今日は、鶏のいいのが入っている。丸鶏で仕入れたから、使いたい子には捌くところから任せて、残った分は部位ごとに分けてしまった。
 魚介はヤリイカがぴかぴかだった。やっぱりこれも、春の味わい。
 走りのマンゴーも合わせて載せて、今日のスペシャリテたちが一揃い*]
(0) 2023/03/07(Tue) 1:09:14
店長 アンは、メモを貼った。
(a0) 2023/03/07(Tue) 1:11:59

【人】 厨房担当 シャミ



 チエ怒ってるぅ


[>>2:679お会計やホールの仕事、時々厨房。
スタッフは補い合って、店は回っていく。
だから、座ってる時間が長くはなってしまっているけど、ずっとだべってサボってるわけじゃありません]


 怒らないで
 でも怒ってくれて嬉しいから困る


[ライ麦パンにブッラータチーズを乗せて、蜂蜜。
それからナッツを少し]
(1) 2023/03/07(Tue) 1:21:53
メモを貼った。

【人】 厨房担当 シャミ

[一緒に外食]


 だめかな


[賄いのテーブル、ほとんどを数口ずつの配膳でも、受容してくれる優しい食卓だけではなくて
叶わないからこそ夢であった、夢]


 ソフトクリームとか
 ……ラーメン屋さんとか
 パンケーキとか

 作ったことあるけど、お店で食べたことなくて

 その、……私がたべきれないとき
 手伝ってくれないでしょうか  っていう
 シェアハピ?


[頼んでもいい、もっと頼っても。そう念じる*]
(2) 2023/03/07(Tue) 1:26:41

【人】   タカノ

―― 帰り際 ――

[ お手洗いに寄り、
 ジャケットを脱ぎ、ネクタイを外し
 スカジャンを羽織る。

 伊達眼鏡は外し、店を出たら
 サングラスをかけるつもりで。

 作戦通り誰かと伴って店を出られたかは
 分からないが、少なくとも、
 玲羅先輩が一人で帰るようなら、
 駅まで送ろうと声はかけたはず。

 一度は会計を終えて、出口へ向かったが、 ]

 ――……、ごめんちょっと
 三分で戻る。

[ 同行者や見送りの誰かが居たら
 一言声を掛け、店内へ戻っていく。 ]
(3) 2023/03/07(Tue) 1:30:37

【人】   タカノ

 
瑞野さん、
 ……お兄さん

[ 名字で呼び掛けて開いた口を一度閉じ、
 お兄さん、と呼び直す。

 どこまでこのまま行くのかは君次第だが、
 意地になってしまっているのは否めない。 ]
(4) 2023/03/07(Tue) 1:31:03

【人】   タカノ

 ……、


 『この間は行けなくてごめん』
 『今日はあまり話せなかったね』
 『デザートの約束、覚えていてくれただけで
  嬉しかった』

[ 掛けたい言葉はいくつもあったのに、
 そのどれも、音は伴っていなかった。 ]
(5) 2023/03/07(Tue) 1:31:24

【人】   タカノ

 また来るけど、それまで我慢できそうにない。
 今日こそ、名前を教えて。

[ 教えてもらっても?聞いていいか?
 そんな疑問符は、伴わない。

 生きてる音が、こんなにも騒がしい。* ]
(6) 2023/03/07(Tue) 1:31:46
厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a1) 2023/03/07(Tue) 1:32:55

【人】 店員 チエ

何それー。
シャミさんが嬉しいならいいけどさ。

[>>1怒ってくれて嬉しい、なんて言っちゃってさ。
 心配してんですよ、こっちは。もう。

 ……それとも、やなことでもあった、とか。
 代理で済むなら怒るけど、ちゃんと吐き出してほしいな。]

それ、おいしそ。
パンもいいけど、クラッカーでやって黒胡椒とかもいいな。

[表にいるし、よければサーブに行きますよの姿勢で手元を眺めつつ。]
(7) 2023/03/07(Tue) 1:37:17
  タカノは、メモを貼った。
(a2) 2023/03/07(Tue) 1:38:32

【人】 客 葉月

-回想/ピザと鍋の夜-

[当事者である瑛斗の言葉は頼もしかった>>2:662
きっと、こいつにしか言えない言葉もあるだろう。そしてこいつはそれを、ちゃんとあの子に伝えられるんだろう。
心からそう思う。俺は、瑛斗のそういうところを信頼している]

俺も?……まあ、そりゃいるけど。

[目をぱちくりさせる。
あの子のいるこのお店は俺にとって大事な場所だし、
俺はこの場所であの子を待ってたいって思うけど。

でも当のゲイザーちゃんにとっては多分違うだろ。俺はただの客だし。
あの子にとって大事な関係性ってのは、多分もっと他にたくさんあるだろうし……。

そう思うと、無性にもやもやした]
(8) 2023/03/07(Tue) 1:40:08

【人】 客 葉月

[ところで、白状します。
完全に時系列を勘違いしていました
>>2:663

いるなあ、俺。
つまり真っ赤なトマトになっておすすめ食材の仲間入りした俺もいるなあ。
照れと恥ずかしさと、多分そのときつまんでた料理が喉に詰まったせいだなあ]
(9) 2023/03/07(Tue) 1:40:37

【人】 店員 チエ

いや、うん? 全然いいけど。
その大役、ボクでいいやつ?

[数口ずつ食べて、残りをボクが。そういう話をされている。
 ソフトクリームとラーメンとパンケーキ。
 まあ、数口のシェアがある前提なら、行けるな?]

シェアハピ、しちゃおっか。
へへ。食い倒れちゃうかー!

[ふふふ。楽しくなってきた。
 口元は緩んで、サーブの足取り軽く*]
(10) 2023/03/07(Tue) 1:40:48

【人】 客 葉月

お゛っ……!なにげほっ、言っ、……!>>2:619

[やめろ、俺を挟んで大乱闘するな。>>638>>668

そしてチエちゃん勘弁して、戦車に乗りながらパン一の俺を戦わせようとしないで。しんじゃうから]

俺は可愛くない!出来ればかっこよくなりたい!

[なんて叫んでみる。多分そういうことじゃないだろうけども。
鍋を待ちながら、聞こえてきた瑛斗の言葉には>>2:663]
(11) 2023/03/07(Tue) 1:40:59

【人】 客 葉月

誰が筆頭じゃい。
……おう、急に来るな。照れるわ。

[そんな言葉を返した]

(足りないのは自信くらい、か)

[そう思ってくれるのはすごく嬉しい。
お前も大概俺のこと美化してない?>>1:152なんて思ったりはするけれど。

だって俺なんか欠けてるとこばっか……ってこういうとこだよね!!!!知ってる!!!!

……ちなみに、連絡先は交換した>>2:663

スマホを見せるとき、待受が見えないように隠すか一瞬迷ったけど(なんせローレライちゃんの画像なので)結局取り立てて隠すことはしなかった。
別に何もやましいことがあるわけではなく、彼女は俺に勇気をくれるひとなので。

鍋をつつきながら、俺は末っ子(たとえ2対1で負けていようと俺は諦めないぞ)が可愛さ大乱闘に乱入して全てをうやむやにしてくれないかなーとか思ってたけどダメだった。

まあそりゃそう。叫ぶなら心の中だよな。>>2:684
また会えたら、お前の話ももっと聞きたいよ。せっかく友達を通り越して兄弟になれたんだから。

鍋をいただきながら、気付けば夜は更けてゆく**]
(12) 2023/03/07(Tue) 1:41:38
客 葉月は、メモを貼った。
(a3) 2023/03/07(Tue) 1:45:39

客 葉月は、メモを貼った。
(a4) 2023/03/07(Tue) 1:46:47

客 葉月は、メモを貼った。
(a5) 2023/03/07(Tue) 1:47:02

【人】 厨房担当 那岐

[白うさぎの妙に意味深な返事を相殺して、
 その日は、メイン料理の担当に徹することにした。

 料理も幾つか出した後、牛しゃぶには>>2:525
 少しさっぱり食べられるように、
 昆布出汁をベースに醤油と料理酒で整えて。
 大根だけは先に煮始めておく。
 
 水菜、白ねぎ、しいたけと野菜をたっぷりと使い。
 メインとなる牛肉は湯が通りやすいように薄切りに。

 先に一緒に入れておくこともできるが。
 鍋ならば生のまま、簡易コンロを用意して、
 自身達の手でしゃぶしゃぶしてもらおう。

 トッピングに青ねぎと生姜を多めに添えて。
 味変を楽しむのもまた楽しみの一つ。]
(13) 2023/03/07(Tue) 1:54:44

【人】 厨房担当 那岐

[いちごオレは知恵が承っていただろうか。>>2:652

 沙弥と杏が簡単な面接を始めていたが、
 カラーが決まればもう採用されたようなものだろう。

 うさぎの穴にもう一人、色付きのうさぎが増える。
 忙しくも緩やかに過ぎていく時間は過ぎていく。

 ピザを届けたカウンターのお客様には>>2:385
 後からお茶のおかわりを差し入れただろう。

 二杯目となるサービスは受け取って貰えたかどうか。>>2:329


  ピザ、食べにくくなかったですか。
  結構ボリュームあったでしょう。

  食べきれなかったら、残してもいいんで。


[そう、考えたのは今日の沙弥の姿を思い浮かべたから。
 無理なく、自分の配分で楽しんでほしい。*]
(14) 2023/03/07(Tue) 1:55:16

【人】 厨房担当 シャミ



 クラッカーにブッラータ
 いいね。作り手のアイディア


[でもブッラータチーズが美味しそうすぎてブッラータチーズのことばかり考えていると、何を言ってもブッラータって言っちゃったりしますよ]
(15) 2023/03/07(Tue) 1:57:13

【人】 厨房担当 シャミ



 チエが、デートしてくれるんでしょう?
 他の人を誘ったことないけど


[食い倒れ。
その単語はやけに生々しく迫ってきたのでちょっと口を押さえて俯いて]


 じゃあ、まずは洋服からだね
 楽しみ


[ブッラータチーズのオープンサンドを託して。
それから今度は、何処かのお客様の飲み物を選びにセラーへ歩いていく*]
(16) 2023/03/07(Tue) 2:01:33

【人】 店員 チエ

[かわいいピンクのいちごミルクは、ミキサーは使わない。
 砂糖といちごを潰しながら水分を出して、蜂蜜をとろり。
 真っ赤な果肉が沈んでいるところに、ミルクを注いでピンクに染め変える。
 これくらいはチエさんでも出来ますとも。
 そうするうちに、店長が好きな色を聞くのが聞こえてきて>>2:646。]

え、おにーさん働く側になるんです?
水色は、新色かも。
くすみニュアンスカラー、ずっと流行ってるしよさそう。

[まだ実は、名前もちゃんと把握してないんだけど。
 エプロンが支給される頃までには聞けるかな。
 仲間の増える予感に楽しみが増えるのを感じながら、葉月さんにいちごミルクを届けに行こう*]
(17) 2023/03/07(Tue) 2:11:28

【人】 客 葉月

-手がけた仕事の話-

[自宅兼オフィスにて執筆作業中。
ぴろん、という音とともに仕事用アドレスへとメールが届いた。

『記事の投稿完了しました!今後ともよろしくお願いいたします』

送信元は見覚えのあるWebメディアだった>>2:220]

(ああ、あの記事投稿されたんだ)

[記載されていたURLをクリックする。
そこにはあの日の彼がいた。>>2:174

ライブレポート、インタビュー、そしてステージを切り取った写真たちで構成された記事]
(18) 2023/03/07(Tue) 2:11:49

【人】 客 葉月

『俳優、高野景斗の新たなる生き様。ラジオ公開録音完全レポート』

『20◯◯年◯月◯日。(任意のハコ)にて行われたラジオの公開録音。番組側の想定を遥かに上回る数のリスナーが押し寄せたその場所で、高野景斗はいつもと同じ穏やかな笑みを浮かべていた』

『スタッフとの信頼関係が伺えるアイドリングトーク。その最中、会場へ足を運んでくれたファンに向けて感じ入ったような表情を浮かべる姿も』>>2:175

『番組宛に届いたお便りを読み上げる中、ファンから届いた愛ある“死亡説”弄りにツッコミを入れる一幕もあった。
何処にいても彼を“みつける”ファンとその想いに応える彼の姿は、さながら息の合った恋人同士のようだ』>>2:177

『そしてお馴染み、サウンドドラマのコーナー。
ゲストの◯◯(大物俳優)やリスナーに弄られながらもやり切る姿に、等身大の彼の表情を垣間見た』>>2:180
(19) 2023/03/07(Tue) 2:12:32

【人】 客 葉月

『Q.では、最後に。
ラジオを聴いてくださっているリスナーの方に、何か一言。

高野: そうですね、……気づいていないようで居ていつも貴方達に助けられていたんだなと、痛感しました。

これからも、番組が続く限り、助けていただけると幸いです。
いつもありがとう、これからもよろしく』>>2:347

『そうはにかみながら語る彼の姿勢はどこまでも誠実で、ともすれば優等生の答えともとれるもの。
けれどその瞳には、確かに彼の心からの気持ちが滲んでいた』
(20) 2023/03/07(Tue) 2:12:58

【人】 客 葉月

[見れば、SNSのエンタメニュース欄では結構な上位に来ている。
ということはPV数も結構いい感じなのだろう。通りでクライアントからのメールも好感触だったわけだ。
多分だいたいステージ写真に写っているやつの顔のおかげかもしれないけど、そこは都合よく無視しよう。
俺の仕事が評価されたぜ。やったぜ。

今日は仕事も早く終わりそうだし、あの店にも行けるだろう。
この記事を読んでくれた人も、もしかしたらいるだろうか**]
(21) 2023/03/07(Tue) 2:13:36

【人】 厨房担当 那岐

[一人、また一人と退店していくお客様を見送って、
 その日も一日を終えていく。

 空いたグラス、綺麗に空になった皿。
 それらを片付けるのは
 迷い込んだアリスたちが満足した証拠。

 あの人が座っていたテーブル席を片付けながら、
 今日も結局、タイミングを逃したまま。

 小さく溜息を着けば、
 閉じたばかりのドアノブがカランとまた鳴った。

 今からのお客様だろうか。]


  いらっしゃ……


[出迎えの文句を口にしようとして。
 先程退店したはずの高野が>>3
 いつもよりラフな格好をしている姿に、止めた。]
(22) 2023/03/07(Tue) 2:15:54

【人】 厨房担当 那岐

[忘れ物だろうか。
 着たときと服装が違うのはどうしてだろう。
 『変装』なんて思いも付きやしなかった。

 掠れるような音がして>>4
 名のない称で、自身を呼ぶから。

 食器を纏めていた手を止めて、
 向き合うように、少し高い目を見上げる。]
(23) 2023/03/07(Tue) 2:16:07

【人】 厨房担当 那岐




[ 落ちる沈黙はあっても、不思議と凪ぐような。 ]




 
(24) 2023/03/07(Tue) 2:16:42

【人】 厨房担当 那岐



[音を奏でたのは、彼の方が先だった。>>6

 言えなかった名前。
 ずっとお兄さんと呼ばれる響きも、
 悪くはなかったけれど。]

 
(25) 2023/03/07(Tue) 2:17:03
客 葉月は、メモを貼った。
(a6) 2023/03/07(Tue) 2:17:43

【人】 厨房担当 那岐





                    ――……ナギ。

 
(26) 2023/03/07(Tue) 2:18:20

【人】 厨房担当 那岐

[一度、伏せた視線を上げて、微笑む。]


  イザナギノミコトの那岐。

  
  名字はもうバレてると思いますけど。
  下の名前は、ナギです。


[彼には"個"を認識されたくて、そう告げた。*]
(27) 2023/03/07(Tue) 2:18:58

【人】 店員 チエ

[あ。食い倒れのフレーズは不味かった>>16
 口元抑えるのは気づいたけど、あえて指摘はしないでおこう。]

デート、しますよ?
映えある一番手。

[言いながら、なんだか頭の中がふわふわしてきた。
 え、一番手? どういうこと?
 いや、え、なんでこんなことになってる、んだっけ?
 平気なふりしてるけど、デート、いつぶりだっけな。
 いやいやこの場合のデートっていうのは言葉の文みたいなもので普通に遊びに行くだけ、だけど。
 言ってることおかしくないか? 大丈夫か?]

……ん、探す。なんか良さそうなやつ、絶対探す。

[楽しみなんて言われたら、全力出さざるを得ないじゃないですか*]
(28) 2023/03/07(Tue) 2:25:44

【人】   タカノ




    ――……ナギ。
(29) 2023/03/07(Tue) 2:46:52

【人】   タカノ

[ ほとんど無意識で、
 彼の言葉>>26をなぞっていた。

 伏せた視線が、上がる。

 ――……そしてまた、一つ、
 燻る思いの名に近づいていく。 ]
(30) 2023/03/07(Tue) 2:47:13

【人】   タカノ

 那岐くん

 ――……ありがとう、あの、

 また、来る。またね、
 ごちそうさまでした。

[ イザナギノミコトの那岐、文字がはまって、
 漸く、君の輪郭>>27がはっきり見えた気がした。* ]
(31) 2023/03/07(Tue) 2:47:23

【人】 厨房担当 那岐


[自身の名を呼ぶ音は、初めて耳にする。>>29

 水たまりに一滴の雫が落ちて
 波紋が広がっていくような、感覚。

 ああ、なんだろう。
 上手く言えなけれど。
 それは酷く、
甘くて痺れるような――、

 
(32) 2023/03/07(Tue) 3:04:47

【人】 厨房担当 那岐

[声に応えるように、小さく頷きを返して。
 また無意識に帽子に触れた。

 表情を隠したくなる時に出るその癖は、
 スタッフなら気づいているかもしれないけれど。]


  はい、『また』。
  次の来店も、お待ちしています。


[次>>31、があることに少しほっとした。
 忙しいとばかり思っていたから。
 うさぎの穴はいつでもアリスを待っている。
 
 今度、彼が訪れるならその時は。
 紺色のうさぎがで迎えようか。

       そう、考えながら彼と約束を重ねていく。**]
(33) 2023/03/07(Tue) 3:05:22

【人】   タカノ

[ さいしょの約束は、果たされた――。 ]

 いや、まさか。

[ それは自室での呟きだ。
 
 皆が知っている名前ひとつ、
 漸く手に入れたという有様なのに、

 音が、止まない。
 あれだけいつも冷えている指先が、
 熱を失わない。

 でもその正体を、知ってはいけないという
 警告音も確かに聞こえるのに、 
 冷静な判断力を失っていたのかもしれない。 ]
(34) 2023/03/07(Tue) 3:07:25

【人】   タカノ

[ 意識的に行っていたわけではない。
 という言い訳を、させてほしい。 ]

 顔、見に来た。

[ そして決して仕事を疎かにしては
 いないとも。

 知りたかった。訪れるたび、
 なにか一つでも、那岐を。

 自然と、週に一度か二度だった
 来店は、二日とおかず、という頻度に変わった。 ]
(35) 2023/03/07(Tue) 3:08:01
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a7) 2023/03/07(Tue) 3:08:04

【人】   タカノ

 こういうの、好き?

[ そして、会話もまた。増やしたというか
 気づいたら増えていたかな。
 聞き役に徹することの多い彼から、
 いくつでも、引き出さんと、饒舌に。

 スマホの画面を見せながら問うた。
 画面上には、地方へ赴いた際の景色や
 ついでに訪れた観光地のマスコット等。

 実家の犬まで多岐に渡り。 ]

 ここ、気に入ってるんだ。小さな湖の近く。
 夜は特に静かで、なーんもしないを
 やりにいく。

 一時間ちょっと、バイク走らせて。
 夏に行くと、ちょっと賑やかだけどね虫の音が。

[ 数少ないオフの日の事も、思いつくままに
 ――言うなれば、後先考えず
 話した。 ]
(36) 2023/03/07(Tue) 3:09:26

【人】   タカノ

[ そうしていくつかの日を過ごした後。

 トークアプリでの会話も、
 いくつかあった。そのうちの一つ。

 『休みの日、いつ?』

 迷った後にやはり、追伸を。

 『これは、どこか遊びに行かないかっていう
  下心のある、質問です。』

 送ったその日はそこそこ後悔したし
 もっと言葉の選びようがあったと
 頭を抱える羽目になった。

 普通に考えれば――。 ]
(37) 2023/03/07(Tue) 3:09:55

【人】   タカノ

[ そう、普通に考えれば
 同性の友人の言葉としてなら
 なんの問題も、ないその言葉の先に ]

 ………俺 ヤバい奴だったのか

[ あの日、燻って消えかけそうになっていた
 思いの名を、知った。 ]

 キモいとか言われても、
 ごめんねで済ませられないな もう。

[ だけれどどうしても、
 知らないままのほうが良かったとは思えなくて。 ]

 これっきり、返事来なくなったら
 どうしよ

[ ――その時は素知らぬ振りを、できるだろうか。
 気さくな、よく来る常連客の顔なんか、

 もう、覚えちゃいないってのに。
 判断力、今頃戻ってきても、もう遅い。** ]
(38) 2023/03/07(Tue) 3:10:41
  タカノは、メモを貼った。
(a8) 2023/03/07(Tue) 3:13:26

店員 チエは、メモを貼った。
(a9) 2023/03/07(Tue) 3:27:37

店員 チエは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/07(Tue) 3:31:01

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:法事当日 ―

[とある地方の古刹で、母方の祖父の三回忌は執り行われた。

 祖父は2年前の時点でそれなりに高齢だったが、鬼籍に入ったのは穏やかな老衰からではなく、事故にも等しい急性の病から。とはいえその病が出たのも年の所為とは言えたかもしれないが。
 父親を亡くした「おかーさん」は、落ち着いた様子ながらも時に俯き。
 青春の日々から共に過ごした夫を亡くした「おばーちゃん」は、声こそ抑えながらも、たびたびハンカチで目元を拭っていた。

 祖父を失くした速崎璥は、まるで何も思っていないような顔で、席に着いていた。
 「女性」の参列者の中でただひとり、黒のジャケットとスラックスのフォーマルスーツを着ていた璥は、それ以外の理由でもこの場の自分を「異質な者エイリアン」と感じていた。]
(39) 2023/03/07(Tue) 7:03:12
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/07(Tue) 7:07:36

【人】 厨房担当 ゲイザー

[あれから、今はまだ遠い地の『うさぎ』でのことを思う。

 それこそ海外ドラマの中の多種多様で愉快なエイリアンのように分裂でもできていれば、騒動の件を別にしても、店に残してしまったスタッフ>>2:575>>2:594の負担を減らすことは叶ったかもしれないし、「大咲&速崎のクッキー」を、速崎抜きの大咲ひとりでサーブさせるという事態も避けられただろう。
仮に村がコンソメに焼かれていたらエイリアンでも救えないかもしれないし、誰が一番可愛いかスマッシュ大乱闘にどこまで乱入するかも謎だが。

 クッキーの三種類目は初めから大咲ひとりの手で届けられるもので――その行方は知らぬまま、一先ず置いて。


 手を重ねずに膝の上に置いている、参列者席上の速崎璥の頭の中にこの時あったのは、けれどこうしたことではなく。
 今の時点ではどうにもならない、昨夜の思い>>2:563でもなく。
 以前の夜に店を訪れた「タイガー」――美澄のことだった。
 その美澄のアリスブルーの未来>>2:670については、おそらくこの時の速崎は知らぬまま。]
(40) 2023/03/07(Tue) 7:39:02

【人】 役者 セロ

[それは、咲く前に枯れた蕾、実る前に摘まれた果実の芽。


 画面の向こうのヒーローや、舞台で輝くアイドルのような、美しいものへの憧憬に似たもの。

 きっと、そういうものなのだ。]**


 
(41) 2023/03/07(Tue) 7:54:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[あの晩に美澄(「タイガー」呼びの了承も貰った!)と話した時>>2:41の速崎は、やはり、至って明るく応対し続けていた。

 美澄からイギリスにいた旨を告げられた時、相手の来歴を質すような己の非礼でタイガーを傷つけることにならなくて良かった……と内心思いほっとしたり。
 ハラムとハラルの違いをはじめとした宗教事情になれば、うんうんと世間話の態で相槌を打ったり。

 そしてアレルギーの話題にもまた、「ですよね〜」と頷いていたのだが――。
 この時美澄が口にした「申告」の語は、この本音が紛れもなく「作る側」の言い分だと示すもの。
 紺の暖簾の上の白い「みすみ」が、この時に再び、速崎の脳裏を過る。

 それでも、この場で速崎が見聞きしたことが、ただこれだけに終わったならば。
 「ああ、あのご飯屋さんの親戚か孫かなあ」くらいの感慨で留まっていたのかもしれない。]
(42) 2023/03/07(Tue) 8:47:12

【人】 厨房担当 ゲイザー

[美澄は、泣いていた。ぐずぐずと泣いていた。
 大咲との話の中で(その話の中身>>1:369>>1:370を聞き取れなかったが故に、速崎は昨夜の「なんで」の続きが判らないままでいた)「ばあちゃん」の語を口にしていた>>1:341>>1:396
 大咲や嘉数の差し出す温かさのおかげか、一度涙が止まって見えて、けれどもまた目元を拭って>>2:42>>2:44

 その後に美澄がほろりと口にした「こんな店で仕事できたら」まで、きちんと頭に入ってこなかったのは。
 いつものゲイザーの笑顔の裏で、一瞬だが、ぼんやりと頭を過ったものがあったから。]


 ( タイガーは、泣けるんだ。
   「ばあちゃん」亡くなって――お店無くなって、
    もう、大分経つのに、泣けるんだ。 )


[実際にこう呟いてしまえば、「うさぎ」としての明るい笑顔が崩れてしまう気がしたから、この時は、努めて口に出さないようにしていた。]
(43) 2023/03/07(Tue) 8:47:28

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……配布された経典を開いて読む仕草しながらも、法要の読経は上の空。
 未だに泣くことができる若き虎と、
 もう泣かなくなってしまったエイリアン。]


 ( 去年も、 ……泣かなかった、な。
   結局、おじーちゃんが死んだその時、だけだ。 )


[こうして法要が終わった後、久々に顔を合わせた祖母や母、父やきょうだい、親戚らと話をしながら。
 その日は母方の実家に泊まって過ごすことにした。
 『うさぎ』のもとへ飛び立つのは、明くる日の朝だ。]
(44) 2023/03/07(Tue) 8:47:47

【人】 厨房担当 ゲイザー


( おじーちゃんのことも、すぐに泣けなくなった。私は。 )


( テンちゃんにひどいことしても、別れても。
   あんなに、苦しかったのに、泣けなかった。 )


 ( ……マシロのことだって、私、泣いてない。
   行ったり来たりの繰り返しなのに、泣けてない。 )
 
(45) 2023/03/07(Tue) 8:52:35

【人】 厨房担当 ゲイザー



( 



  ……あの時>>2:470、なんで私、泣いたんだろ。** )
 
(46) 2023/03/07(Tue) 8:52:53

【人】 厨房担当 シャミ

─ その翌朝 ─


 でーと?


[目を覚ました。自宅の天井。
途端に込み上げる嘔吐感に横を向いて背中を丸める]


(デート?)


[昨夜の途中から記憶が霞んでいる。
酔ってはいないはずだ、アルコールを摂れたはずがない。

枕元には、くしゃくしゃのティッシュが数枚入ったポリ袋と、蓋の閉まった水のペットボトルが見える。
素っ気ない、企業の商品名が書かれた普通の量販品の箱ティッシュに手を伸ばす。

どうやって帰って来たんだっけ。気絶した? まさか]


(デート???)
(47) 2023/03/07(Tue) 9:02:40

【人】 厨房担当 シャミ

[賄いの場には出られたんだっけ。
お客様は美味しく食べて帰られたっけ。
ゲイザーは無事に着いたのかな。
アリスブルーの子と何を話したっけ。

(デート)

抑えずに吐いたとしても胃は空で、また苦い汁が上がってくるだけだろう。
薬を飲もうと体を起こすと、少しずつ記憶がはっきりしてくる]


 デート……
 いや、私、何言って


[なんだろう。バッドステータス・ハイ?
少し箍がゆるゆるになっていたような、それで、なんか自分から言ったような。デートって]


 (デートしますよって言ったよね?)
 (私と、デートしますよって、外食一緒にしてくれるって)


[もう一度シーツに沈む。
待て、夢かも知れない。息を整えて、もう一度昨夜の記憶を反芻しようと*]
(48) 2023/03/07(Tue) 9:04:16

【人】 客 クリス

── 俺はそんな連日うさぎの穴には行けないからね ──

[金だ。金さえあれば通うのに。神田さんみたいに皆勤賞だって狙うのに。俺にはいかんせん金が無い。
しかし宣言通り財布を軽くした日は楽しかった。
本当に財布は軽くなったが、色々シェアしたおかげで、かかった金額以上に美味しい物を食べられたし、楽しかった。ふふっ。
俺は幸せそうに笑いながら、あの日以来初めて。
うさぎの穴の扉を潜る。]


ただいまー。


[潜る時の言葉はきっとこれ。
だってこの言葉が本当にしっくりくると思うから。]
(49) 2023/03/07(Tue) 9:25:14

【人】 客 クリス

[そしてゲイザーは居ただろうか?
もしいたならその場で。居なくても来た時に。]


ゲイザーちっす!



[何時も通りの挨拶>>0:290を交わし。]


お帰り。


[そんな風に。笑っただろう。*]
(50) 2023/03/07(Tue) 9:25:22
 ― 白うさぎは混乱中 ―



[ 分かってるのに、ちゃんと聞きたくて嘘をついた。
  そんなちょっとした我儘で零した「勘が良くない」を
  可愛い嘘、なんて言われて大咲は更に混乱する。
  あのもう頭と頬と胸全部が熱くて、砂糖みたいに甘くって
  限度を超えてしまいそうなんです。
  平常心、平常心……と言い聞かせるよう心中で唱えながら
  そういえば、お互いのこと、実はあんまり知らないなと
  気付いたのは 連絡先が差し出されてから。 ]


  ……合意がある場合でも、ナンパって、言いますかね


[ 出来れば、その、ナンパじゃなくて。
  貴方が好きなんですって言うための、…ううん
  私と貴方を知るためのチケットに、なりませんか。

  なんて思いも込めて、掴んだ服。 ]

 

 

  ……〜〜〜!?


[ 駄目です大咲キャパオーバーです助けて店長!!
  いや店長ヘルプしてもらっても解決しませんが!
  「待て」ができなくなるとか可愛いとか
  そんな、これ以上わたしを熱くさせてどうするんですか。

  何かを堪えるように唇を噛む神田と同じくらい
  間抜けなきょとん顔と赤い頬を晒した大咲は
  「終わったらすぐ連絡するのでっ」と言い逃げて
  厨房を抜け、バックヤードへ駆け込み、
  いつの間にか鎮座している新顔を抱きしめた。

  製作者によもや目撃され、可愛いと思われていたり
  貴方の心の中の主張なんか勿論知らぬまま
  白うさぎは落ち着くまで忙しさも忘れ、
  焼きたてパンみたいなふわふわうさぎで心を落ち着けた。* ]

 

 ― うさぎの穴から出た後は、 ―



[ 二連トラブルがあってもうさぎの穴は営業を終えた。
  大咲は爆速で洗い物や後片付け、在庫確認、
  明日のランチ向けの軽い仕込みを手早く済ませる合間。
  店へ個人置きしているタンブラーをひとつ持ち出し
  いつもお客様へ提供するのと全く同じ手間と時間を掛け
  淹れたコーヒーを、タンブラーに注いだりも。 ]


  ごめん皆、クローズ作業終わったからもう帰るね!
  ちょっとあの、大事な用があるんだ!


[ 制服から私服へ着替え終え、鏡で前髪を整えると
  面々に声を掛け、大咲はスカートを翻した。

  黒色のドレープ袖のブラウス、白のマーメイドスカート。
  クリーム色のボアカーディガンを羽織り、
  タンブラーを鞄へ仕舞って、スマホを取り出せば。
  渡された連絡先、…声が聞きたくて電話を選ぶ。 ]

 

 

  あの、……大咲です
  今退勤したから……えっと、会いにいって、いいですか

  すぐ向かう、ので!


[ 神田ブレンドのコーヒーは
  まだまだ寒い春先の夜の中、待ってくれたお礼として。
  在庫ちょっと勝手に使ってごめんね店長!
  人生掛かってるんです、可愛さに免じてゆるして!

  そう。店長やスタッフ達には遠慮も照れもなく
  「大咲かわいいもんね〜」とか言えるのに。
  なんで一人の言葉に、あんなに乱されたのか、とか
  解答欄はとっくに埋まってる。

  きっと通知音に気付いてくれた貴方がいる場所へ
  時計うさぎみたいに慌てて向かえば、
  貴方はどんな顔でそれを迎えてくれただろう。 ]

 

 

  ごめんなさい、お待たせしました、神田さん
  これ……寒かったと思うので、良かったら。

  ……えっと。家の方向、どっちですか?
  私、ここから一駅だけ電車に乗らなきゃで。
  でも終電までまだあるし、明日はシフト無い、ですし。

  ちょっとだけ、ゆっくりめに歩いて、いいですか
  …………顔見ながら、話したい……です。


[ もし話し終えるだけの時間がなければ、電話でも。
  そんなことも頭を過ったけれど
  特別、な貴方には、やっぱり直接聞いて欲しい。

  徒歩圏内に家があると教えて貰えるのなら
  何だったら、近くの公園へ寄り道をしてでも。 ]

 

 

[ どうするかの結論はともかくとして。
  コーヒーは無事に神田の体を温めるには至れたか。
  いつもなら気兼ねなく歩ける見慣れた道も、
  今日ばかりはまるで異世界みたい。 ]


  ……改めてみたいになるんですけど。
  うさぎ、喜んでくれて、ありがとうございました。

  誰かにこの話をするの ……初めてだから
  上手く話したり出来ないかも、しれないですけど。
  聞いてくれますか、──知りたいって言ってくれたこと。


[ 伺うように、瞳を見上げる。
  肯いてくれたなら、今まで誰にも言いたくなかった、
  ──言えなかった過去のことを、貴方に話したい。
  同時に、抱え続けていた夢の、もうひとつも。* ]

 

メモを貼った。

客 クリスは、メモを貼った。
(a12) 2023/03/07(Tue) 10:04:01

客 クリスは、メモを貼った。
(a13) 2023/03/07(Tue) 10:05:35

メモを貼った。

【人】 厨房担当 那岐

[自身の名前を名乗りを終えたその日。

 全ての仕事を終えて、バックヤードに向かう。
 レジを締めた後も雑務はある。
 大咲はいつもより慌ただしく帰っていったか。
 何人かのスタッフが帰っていく中で、
 発注が終わらないのか、頭を悩ませている杏の傍ら。

 何気なく手元へと視線を落とせば、
 ディスプレイが光ったままのスマホには
 速崎からのメッセージが表示されていた。>>2:562

 ……どこまでも気を使うその人柄に。
 思わず苦笑を零してしまう。]


  法事、って言ってたっけ。
  実家が遠いと大変だな。

  ……まあ、休むタイミング的には良かったのかも。


[仕事中の杏に、そんな話を振って、珈琲を一口。
 あの状態で翌日店には来づらかっただろうから。
 少し、時間を置いて心の安寧が保たれればいいけれど。]
(51) 2023/03/07(Tue) 10:32:23

【人】 厨房担当 那岐

[その日は、なんとなく。
 誰かと話していたくて。
 杏の仕事が終わるまで付き合うつもりで。 

 いつの間にかデスクに増えていた
 ブラウンのうさぎを>>2:156
 手持ち無沙汰にツンと指先で突きながら。

 作ったのが知恵だと聞かされたなら、
 へえ。と感心の声を漏らした。

 慌ただしかった一日は、静かに終えていく。


       迷い込んだアリスたちを
       駆けて道案内するうさぎ達。
       そんな、うさぎたちが巣穴の中で、
       疲れて丸まって眠る日があってもいい。
(52) 2023/03/07(Tue) 10:33:12

【人】 厨房担当 那岐

[それから。

 『次』の約束は思いの外早くに果たされた。>>35

 事前にメッセージが送られてきて来店する日もあれば、
 時間が空いたのか、ふらりと訪れる日もあった。]


  いらっしゃいませ。


[顔を見に来たとはまた。
 サービス文句だな、と思いながら今日も帽子を深く被る。 
 さて、今日はどんな素材で彼を楽しませようか。
 カウンターに座ることが多くなった
 彼の話し相手を務めるように
 オープンキッチンでの仕事も増えていく。]
(53) 2023/03/07(Tue) 10:33:45

【人】 厨房担当 那岐

[スープの味付けを、野菜の皮剥きを、
 デザートに彩りを、ドリンクの仕上げを。

 手を動かしながらも高野の声には耳を傾けていた。
 ノイズのない声は柔らかく、少し温度が乗っている。

 スマホの画面を差し出されたら>>36
 カウンター越しに覗き込んでその中の世界を見た。

 仕事柄、遠出をすることも多いのかもしれない。
 自身は赴いたことのない地域も多かった中で、
 足を運んだ場所を見つけたなら。

 ここは行ったことがある。と、共感するように
 幾つか、並べて。

 実家の犬は大切にされていそうで、
 可愛がっていることがよく分かる。

 その中で、湖に映る星空の写真があったなら。]


  ……ああ、綺麗ですね。
  何もしないって、贅沢な時間な気がします。


[見たことのない景色の中の音を、想像して。]
(54) 2023/03/07(Tue) 10:34:42

【人】 厨房担当 那岐

[バイクで一時間なら、
 そう離れた場所ではないのかもしれない。

 夏の賑やかな虫の大合唱もまた、
 季節を感じられそうだが、
 少し苦い顔をするのに笑いながら。]


  でも。
  バイク、いいですね。
  風を切るのが、気持ちよさそうです。


[都会暮らしとあって免許を持つ機会のなかった話題に、
 ふと触れてみる。
 俺も持っていたなら、
 一緒に走らせることも出来たかもしれないな。]
(55) 2023/03/07(Tue) 10:35:23

【人】 厨房担当 那岐

[うさぎの穴の中では直接。
 穴の中を出た後は、メッセージアプリで。

 少しずつ、高野のことを知っていく。
 ラジオでは聞いたことがなかった会話も、
 その中には含まれていて。

 いつからか手元に置くようになったスマホは。
 液晶を見る回数が、少しずつ増えていく。

 不意に、鳴った通知音。
 既読がつくのは、以前よりも少しだけ。早い。

 休みを聞かれた時は、自身の休みじゃなくて。
 不規則な店の休みが知りたいのかと思ったけれど。

 少し遅れて、ぽこんと増えたメッセージを見て、
 遊びの誘いだということに気づいた。>>37


  ……――、したごころ。


[読み返しても、そう書かれている。
 遊びに誘う意味での冗談の一つだろうか。]
(56) 2023/03/07(Tue) 10:35:46

【人】 厨房担当 那岐

 
[ふくふく笑う女性がタイプだと>>0:203
 そんな話をしていた気がするけれど。
 そもそも男はそういう対象に入るのだろうか。
 
 ……そこまで考えて、はた。と気づく。

 

     自身がそこに含まれるか考えるような流れに
     どうしてなった?
(57) 2023/03/07(Tue) 10:37:18

【人】 厨房担当 那岐

[風呂上がりの濡れた髪にタオルを被せながら、
 被りを振って考えを散らす。
 そうして画面をタップしていく。

 今月のシフトはここ、ここ。
 そう、いくつか候補として日にちを並べた後。]


  『俺より、高野さん休み取れますか。

   仕事、忙しくないですか。
   合わせられそうですか?』


[そう返せば、
 暗に了承に取ったということが伝わるだろうか。

 『下心』にはリアクションできないまま。
 少し先の休みを示し合わせて。

 その日を迎えるより先に、
 アスパラガスの日を迎えることになる。>>0*]
(58) 2023/03/07(Tue) 10:38:07

【人】 会社員 レイラ

― 過日:高野と ―

[高野の歌やダンスについては
いつぞや頼まれて指南に当たったこともあったかもしれない。>>2:655
君、向いてないねえ……勿体ないな……
と苦笑した記憶が懐かしく感じる。]

いやいや、それこそ根強いファンがいたりとかするもんじゃん?
10年以上前の懐メロでも余裕で流れてたりするし。

[なんて言いながら、大咲からカクテルを受け取り。
ピザの合間にちびちびと傾ける。]
(59) 2023/03/07(Tue) 10:45:35

【人】 会社員 レイラ


えーだってどうせ経験豊富なんじゃないの?
役立ててよ〜。

……まあ、そうね。そうだよねえ〜……


[ごくごく真っ当な意見を聞きながらふう、と頬杖をつく。
先輩もはじめてみる云々は、
先ほどの遠藤の助言?にも通じるものがあり。>>2:656

ん?と促されるまま視線を向ければ
サイドポケットからふいに差し出された
何枚かの招待券。]
(60) 2023/03/07(Tue) 10:46:14

【人】 会社員 レイラ


………

[少し、それを見つめて。]

いいの?
じゃあ、遠慮なく貰っていこうかな。

[高野――なんでか半笑いではあるが――なりに
何かしら役立てば、と
気を回してくれているのだろうことは窺え。

使うかどうかはひとまず置いておくにして
有難く厚意に甘えることにした。
アクセサリー教室の招待券を数枚抜き取り。]
(61) 2023/03/07(Tue) 10:47:02

【人】 会社員 レイラ


お礼に…って言ったらなんだけど。
……高野君も、なんか相談事あったらいつでも聞くよ〜?


[ふ、と笑みを浮かべたのは
思っていたより随分純情な彼>>2:674
内心を読んだわけではないが。

先輩なりのお節介心。
君の行く末が良いものでありますようにと。*]
(62) 2023/03/07(Tue) 10:50:21

【人】 厨房担当 那岐

[白のシャツに袖を通したら、二つ折り返して。
 膝下まで隠れる黒のビストロエプロンを腰元に巻いて、
 腰の前できゅ、とリボンにする。
 トレードマークの紺のキャスケットを被って。
 バックヤードを抜けて、スタッフの面々に挨拶を。

 ブラックボードに書かれたアスパラガス。
 たけのこの表記に春が近づいていくるのを感じる。

 ブロッコリーは好き嫌いが別れるが、
 個人的には茹でた後、マヨネーズと塩を振りかけて
 シンプルのブロッコリーだけを楽しむのも好きだった。

 鶏肉があるならガーリック炒めにしようか。
 それとも甘酢を使うか。
 オイスターソースを使うのもいいかもしれない。

 ヤリイカはパエリカにしようか。
 ミニトマトがまだあった気がするから
 あさりと合わせてラグーにするのもいい。]
(63) 2023/03/07(Tue) 11:02:29

【人】 厨房担当 那岐

[レシピを今日も弾き出していれば、
 今日もうさぎの穴にお客様が一人。>>49

 速崎が出迎えるなら任せるつもりで。
 ただ、今日は彼女に合わせるように、

 一緒に挨拶を。]


  いらっしゃいませ。
  鶏肉の良いの、入ってますよ。


[彼が好むという肉は今日は、丸鶏です。*]
(64) 2023/03/07(Tue) 11:02:42

【人】 会社員 レイラ

[デザートのクッキーが運ばれてきたのは
ちょうど高野が少し席を立っていたタイミングだろうか。>>2:673

チェスの模様が描かれた皿に乗る、
白と黒のアイスボックスクッキー。>>2:424
ほんのり香る珈琲の風味が甘すぎないクッキーを彩る。
歯を立てればサクリ、と小気味よい食感がして。
口の中でほろほろとほどける。

もうひとつは苺とストロベリーソースで彩られた
ミルフィーユ仕立てのワッフルクッキー>>2:425
よく見ればチーズもかかっていて、ピザとはまた違う味わいを楽しむ。]

ん〜〜美味しい〜〜。
市販で買うクッキーも美味しいけどさ、
ざくざくした熱々のクッキーって大好き。
幸せな気持ちになる〜。

[などと誰に言うでもなくデザートを楽しみ。
全部なくなるまでに高野が席に戻ってくれば
おすそ分けしたことだろう。]
(65) 2023/03/07(Tue) 11:05:28
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a14) 2023/03/07(Tue) 11:06:56

【人】 会社員 レイラ

[そうして和やかに談笑しながら食事を終え。
高野に他に同行する者がいないようだったら
そのまま有難く駅まで送って貰ったことだろうと思う。>>3

高野が帰り際に一度抜けて戻ってきたことについても
あまり深くは突っ込まなかっただろうが―――
でも、そうね。

もし彼の様子が普段と違っていたのなら、
いいことあった?と
にまにま聞くくらいはしたかもね。**]
(66) 2023/03/07(Tue) 11:09:54
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a15) 2023/03/07(Tue) 11:13:11

[がっついている自分を見せるのが恥ずかしくてつい「ナンパ」なんて言葉で自分の行動を茶化した。
それなのに、ああもう。
「合意」なんて言ってくれちゃって。]


 っは〜〜〜〜〜〜


[外で待つ間、桃色に染まった顔を思い出す。
その顔を見る前にもう、心は彼女のことだけを求めていたけれど。]


 ……ああもう堪んないな。
 落ち着け僕。


[自分が心を向けることであんな表情を見せてくれるのかと思えば、跳ね上がった感情が身体を渦巻いて気を抜いたら叫びだしそうになる。
店の真向い、もう灯りの消えているビルの壁にごちんと頭部をぶつけた。
火照った頬から冷たい壁が体温を奪っていく。]

――通知音――

 はい、神田です。

[退店してから今まで時間はあった筈なのに、余裕なんて全然手に入らなかった。
驚くべき速さで通話ボタンを押し、緊張があからさまな応答をする。]

 向かいのビルにいるよ。
 もう車も殆ど通ってないけど気を付けて。

 
――逢いたい。


[待っていると約束をした自分に「会いに行っていいですか」と言ってくれるものだから、先程まで同じ空間にいたのに胸がきゅうと苦しくなった。

いつもより近くで聞こえる、いつもとは少し違う電話口の声。
同じ条件で自分の声を聞く彼女も同じ胸中でいてくれたらいい。]

[程なく駆けて来た彼女の姿を見つけて片手を挙げる。
嬉しさを隠せない緩み切った表情は、暗がりで真白の瞳にどう映っただろう。]

 お疲れ様。
 忙しかったのに帰り急かしちゃって此方こそごめんね。
 わあありがとう。
 そわそわしちゃって口が乾いてたから助かる。

[タンブラーを受け取って早速蓋を開ける。
すぐに立つ湯気の香りは自分ブレンドだとわかれば、飲む前にもう身体の内側が温かい。]

 私服初めて見た。
 可愛い。
 あーもう僕「可愛い」しか口に出せなくなりそ。
 

[一口飲んで蓋を締め直すと、見かけた時からずっと思っていたことを言わずにはいられなかった。
タンブラーを持ち替えて、片手を差し出す。
んん、と喉を鳴らして心の準備。]

 まだ寒いので、手を繋いでもいいですか?

[自然に繋げる程スマートな男ではないので背伸びをせずに正直に誘います。]


 終電あるないに関わらず送るつもりだけどね。
 一駅くらいなら歩いても帰れるし。
 僕ん家はすぐそこ。高層マンションて訳じゃないからここからは見えないけど。

 じゃあ、ゆっくり歩いて、少し遠回りしようか。

[近所なので土地勘はある。
駅を一度通り過ぎる形で散歩道に。
桜はまだだが梅は綺麗に咲いている。

電車が動いている時間では人通りもある程度あって、歩きながらでは真剣な話は難しいか。
その先にある公園のベンチまで、歩幅を合わせて二人で。

今日の料理の感想を改めて喋ったりしながら。]


 こっち来たことある?
 今は草しかないけど、5月の前くらいになったら藤棚が綺麗だよ。

 うーん、草の屋根程度じゃまだ寒いかな。
 これ使って。

[モバイルプリンターも入る大きなリュックには、仕事先の椅子が冷たかった時に使う携帯用座布団が入っている。
バッテリーを接続してスイッチを入れれば、程なく温かくなる筈だ。

外のベンチで綺麗なスカートが汚れるのも嫌だしね!と強調したから、自分がベタにスカート好きの男だということはバレるかもしれない。**]

【人】 会社員 レイラ

― 幕間:泡沫の話 ―

[あの頃。
ピュアマーメイドは人気アイドルへの階段を駆け上がった。

歌番組やバラエティには引っ張りだこで、
ライブチケットはすぐに完売。
バンバンCMなんかでも曲が流れて。

過密なスケジュールの中で私生活も食生活も制限されて、
毎日が飛ぶように過ぎて、
同い年の友達がしてるようなことは碌に何にもできなかったけど。
それでも楽しい、と思っていた。

あと、熱心な――少し粘着なファンも増えた。
好きな服を着てただけで「なんかちょっとイメージ違うな。
ローレライにはこっちの方が似合うと思う」って言われたり。
SNSの更新タイミングを逐一チェックして、
「いつもの時間に更新なかったよね?何してたの?」って指摘されたり。

でもまあ、仕事だからね。
ニコニコ笑って、愛想を振りまいて。
そうやって日々を過ごしていた。]
(67) 2023/03/07(Tue) 12:03:15

【人】 会社員 レイラ



[転機になったのは、そう。きっと、――あの恋。]



(68) 2023/03/07(Tue) 12:04:25

【人】 会社員 レイラ

[その人は、友達に誘われて
遊びに行ったグループの中の一人だった。

顔が好みで、気が合って、イイな、って思って。
なんだか目が合うだけで浮かれた気持ちになって。
淡い恋――だったんだと思う。

でも、あんまり自分から告白しようとか、
実らせようとか、そんな気はなかったんだ。
だって私、アイドルだからさ。

たまに一緒に遊んで、話して。
忙しい時間の隙間を縫って、学校帰りに街で遊ぶような、
デートとも言えないようなやり取りをして。

本当に、あの時の私はそれだけで満足だったんだ。]
(69) 2023/03/07(Tue) 12:06:40

【人】 会社員 レイラ



  [―――]

 
(70) 2023/03/07(Tue) 12:07:25

【人】 会社員 レイラ

[ちゃんと気を付けてたつもりだった。
でも、きっと甘かったんだろうな。
まさかファンに待ち伏せされてたなんて思わなかった。

一緒に居た彼を見て驚いたのか
そのファンはすぐに逃げて、大事にはならなかったけど。
その後もしつこく嫌がらせのメールが届いたりしてた。

色々裏で手が回って特定されて、
程なくして捕まったらしいけど。
別に何かをされたわけじゃない。
マスコミに騒がれたってわけじゃない。
たぶんこの業界ではよくあるような、些細な話。

――でも。]
(71) 2023/03/07(Tue) 12:07:59

【人】 客 葉月

-回想/ゲイザーちゃんが帰ってきた日-

[突然だが、俺には金がある。なんせ社会人なので。

……すみませんちょっと見栄を張りました。高所得ではないので実際そんなないです。
ただ社会人かつ20代後半一人暮らしなので、自分の稼いだお金を自分の責任の範囲で自由に使えるってだけ。

だからこの店にも俺は毎日通える。
勿論そのぶんだけ財布は軽量化していってるけど。予定していたPCの買い替えがちょっと遠のいてるけど気にしないぜ。

俺は従業員じゃないからゲイザーちゃんからのメッセージを受信していない。>>2:562

だからあの日の翌日、会えたら何を言うか頭をぐるぐる巡らせながらドアを開いた俺は盛大に空振りしただろう。

そして、その次の日だ]
(72) 2023/03/07(Tue) 12:09:04

【人】 会社員 レイラ



「俺の知ってるローレライじゃない」「裏切られた」
「誤解を生むような行動するのはプロ失格」
「俺たちが貢いだ金で男と遊んでたのかよ、騙しやがって!!」


 
(73) 2023/03/07(Tue) 12:09:32

【人】 客 葉月

おかえり、ゲイザーちゃん。

[帰ってきたあの子に、その言葉を贈ることが出来たのは。

どんな顔をしてくれただろう。なんて呼んでくれただろうな。

……俺はただの客だ。ゲイザーちゃんにとっては特別でもなんでもない。
あの日小さく震えていた背中>>470に手を伸ばすことも、涙を拭ってあげることもできなかった。

それでも]
(74) 2023/03/07(Tue) 12:09:39

【人】 客 葉月

今日のおすすめなに?黒板見るの忘れてたわ、お任せしてもいい?

[言ってから、やばいこれ会えるか気になって黒板見るの忘れてたってバレるかな????なんて一瞬焦ったけどもう遅い。

それに、]

(……まあいいか、バレても)

[そんなふうにも思うので。
ともあれ、それが俺にとってのゲイザーちゃんとの再会だったか**]
(75) 2023/03/07(Tue) 12:10:07

【人】 会社員 レイラ

[私、一線は守ってたつもりだった。
別にファンを裏切ってたつもりも、
アイドル活動に手を抜いてたつもりもない。

でも、それじゃダメだったんだ。
真実がどうだとか、そんなの関係なくて。
見せたいものを見せるのがこの仕事。
それ以外は全てノイズだった。

メロウは「そんなの気にしてたらやってけないよ」
ってからっと言ってたけど。

でも、だからそう。
つまり「やっていけなかった」んだろうね。私は。]
(76) 2023/03/07(Tue) 12:10:35

【人】 会社員 レイラ

[じわじわと積もり続けていた違和感。
皆が進学や就職に備える、人生の岐路を前にして。


 "ローレライ"は仮初のお姫様だ。

 
一生、そうして生きるの?私?
  なんの、誰のために?



―――って、ふと、我に返っちゃったんだよね。]
(77) 2023/03/07(Tue) 12:12:02

【人】 会社員 レイラ

[童話の中の人魚は、
王子を殺せず海に身を投げて泡になる。
今でも語り継がれる有名な自己犠牲と悲恋の話。

でも、私はそれを選べなかった。

私によく似た、私ではない何かに恋する男の為に
自分のすべてを投げ捨ててまでは尽くせない。

だから、これは人魚姫になれなかったただの女の話。**]
(78) 2023/03/07(Tue) 12:14:04
客 葉月は、メモを貼った。
(a16) 2023/03/07(Tue) 12:14:49

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare 店内―

[久しぶりになってしまった。
 いつもよりちょっと緊張してドアを開け、いつものように挨拶をする。そこにゲイザーの姿があるならば]

 ただいま、ゲイザー。

[そう言って、小さめの紙袋を渡す。]

 勤務中にごめん。これ、誕生日プレゼント。当日に来られるかわからないから。

[袋の中身は、シュネーバル。雪玉という意味の、ドイツの焼き菓子だ。
 粉砂糖をまぶしたスタンドートと、チョコレートをかけたもの。気に入っている店で買ったものだ。
 それと、ちょっとしたおまけも。
 近く公開されるアニメ映画の招待券。ラスト・サマーの監督の最新作で、セロも出演しているもの。

 はたして、彼女の反応はどうだろうか。]

 
(79) 2023/03/07(Tue) 12:36:47

【人】 役者 セロ

[無事にプレゼントを渡せたなら、今日はウンターに座ろうか。

 今日のお勧めをみて、やっぱり悩んでしまって]

 うーん……うん、全部ください。今日、いっぱい食べられるので。
 辛すぎるもの以外で、お任せします。

[無茶振り?わかっているとも。
 だって、絶対あとから食べたくなるんだから、今頼んでおいた方がいいでしょう。たぶん]*
(80) 2023/03/07(Tue) 12:38:31
役者 セロ は、メモを貼った。
(a17) 2023/03/07(Tue) 12:41:25

【人】 店員 チエ

――深夜に――

[『高身長 可愛い服が着たい』で検索ボタンを押す。

 インターネットの世界は広大で、飛び込めば何でも出会える。
 世の中にはモデルも多くいるし、そんなの関係なく身長が高くて、服を探している女性もいる。
 何なら、女性ものの服が着たい男性のコミュニティもある。
 嘘も本当もある世界。写真に書かれた身長の欄がどこまで信じられるかはわからないけれど、そこは数を当たるしかないね。

 ふわっふわのロリータ系は、たぶんシルエットが大きすぎてしまう。男が脚や体型隠すのにはいいんだけれど、もっとすっきりした印象のほうが似合いそう。
 お、トランプの刺繍はいってるエプロンワンピある。ダークレッドはいつも見慣れたカラー……ん、でもモデル160でこの丈だと、厳しいかな。
 チャイナ風、王子系ゴシック、反対になるべくシンプルなスタイル。手当り次第探っていく。
 ……やばこのヘムスカート絶対買うちょっと待ってボクのサイズある?]
(81) 2023/03/07(Tue) 13:11:53

【人】 店員 チエ

あ。
これ、かわいいな。

[手が止まった、一着のワンピース。
 オフホワイトのブラウスに、クラシカルなブルーグリーン。
 普段自分ではあまり選ばない色だけれど、吸い寄せられるように目が離せない。

 エプロンドレスじゃないけれど。立て襟でもないんだけれど。
 黒のセーラーカラーが大ぶりで、身頃の印象がすっきりしてる。
 このモデルでマキシ丈なら、ミモレくらい、短くなってもミディ丈に見えるんじゃないだろうか。
 胸元の刺繍とリボンも、絶妙なキュートさ。
 何より。]
(82) 2023/03/07(Tue) 13:12:05

【人】 店員 チエ

[商品ページの、軽く座ってカメラを見上げている写真が、昨日の視点と重なる気がした。
 胸の奥が跳ねる気がして――逆に、冷静になった。

 いや、待て待て、待てよ。ちょっと待て。
 デートとは銘打たれたものの、オンナノコ同士のお出かけ、みたいなアレだよな、きっと。
 外食で上がった話も、ラーメンはひとまず置いておいても、ソフトクリームとパンケーキだし。]
(83) 2023/03/07(Tue) 13:12:36

【人】 店員 チエ

やー……

[天を仰ぐ。顔を覆って俯く。忙しい。

 今まで人を誘ったことがないとか。あんまり食べないシャミさんが外食を選んだとか。
 しかも可愛い服を探してほしいみたいな話にもなって。
 それはそれは大役の誉れを仰せつかった心地でルンルンになっていたわけだが、流石に突っ走り過ぎでは?

 ひとりで浮かれてるのでは、と思った瞬間、ほんとに顔が燃えてるんじゃってくらい熱くなって、パソコン消してベッドにダイブした。
 寝に逃げる。きっと目が覚めたら忘れると、誰かが歌っていた気がする*]
(84) 2023/03/07(Tue) 13:13:13
 

[ 数コールどころか、覚悟の間もなく音速で通話が始まる。
  ナンパだと茶化した真意なんて知らない大咲は
  「緊張しているのはお互い様なのかな」なんて考えて、
  第一声に微かに咲いながら。 ]


  ……私も、逢いたいです 待っててください


[ 待ってるって、約束してくれた。
  それは理由や場所は違えども、これで二度目。

  通話が切れ、はふ、と知らずのうちに息を吐く。
  胸が苦しくて、でもそれは嫌な息苦しさじゃなくって、
  そわそわするような 込み上げてくるような。
  貴方もそんな胸中だったかな。…そうならいいな。 ]

 

 

[ そうして駆け寄った先、片手を挙げる彼の姿。
  夜の暗がりでも分かる緩み切った表情に滲む色。
  直視すると照れてしまうと分かっているのに、
  目を逸らすことは 出来なかった。
  急かしてごめんと謝られれば、気にしないで、と笑いかけ
  タンブラーを手渡して。

  落ち着いていたはずの心がまた爆発した。 ]


  か、かわい、ぃ ……です……?
  ……ぅ。
  神田さんにかわいいって言ってもらえるの、嬉しい、けど
  …………照れちゃう、ので……控えめで……。


[ 言わないで、とは言いたくないけど。
  ああ今日もっと可愛い私服で来るんだった。そんな矛盾。
  服の好みが知りたい。彼の好きなタイプのことも。

  高野といつだったか交えていた気になる人談義、
  こっそり、こっそり、大咲は聞いていたけれど
  結局収穫は得られないままだったから。 ]
 

 

  ……ッはい。
  私も、手。……繋ぎたい、です


[ 正直な誘いには、頬を赤らめながら
  きゅう、と柔く彼の手を握った。
  スマートに自然に繋がれたら、慣れてるのかな、とか
  そんな風に少し、もやもやしてしまったかもしれない。
  だから。聞いてくれて良かった。 ]


  え。でも、一駅分送ってもらうなんて、申し訳ないです
  お家が近くなら余計に。
  営業後の仕込みで終電逃した時も歩いて帰ってますし…


[ そう。この業界は帰宅が遅いのだ。
  寒空の中待たせた上に一駅も送らせるのは、と思えども
  けれど「じゃあ後日」とはなれなかった。

  彼が進むまま、駅を一度通り過ぎ、
  梅が春を報せる道を不意に眺めながら。
  歩幅を合わせてくれているだろう彼に甘えつつ、
  穏やかに語らいながら、公園のベンチまで。 ]
 

 

  いえ、普段出勤ルートしか歩かないので……
  良いですね、藤棚。見たいな。
  いつもお店のことばっかり考えて、花の移り変わりとか
  ……そういえばろくに見てなかったかも……


[ 問いには首を横へ振り、春の訪れを想いながら。
  春夏秋冬の彩りを楽しむことを、こうして教えてもらって。
  背負っている大きなリュックから取り出された、
  温かさを与えてくれる携帯用の座布団に目を瞬かせ。 ]


  …良いんですか? ありがとうございます。
  …………ふふ、スカート、好きなんですね?


[ 遅れて耳へ訪った強調は流石に察するものがある。
  大咲も好きで制服にスカートを選んでいる。
  お揃い、だ。
  少し揶揄うように笑い、それからそっと、息を吐く。 ]
 

 

[ 神田が横に座れば、大咲はぽつりと口を開く。
  強調された言葉によるスカート好きの露呈により
  僅かに緊張は緩んだけれど、無くなったわけでもない。 ]


  んー……どこから話せばいいかな。
  ちょっと話すの下手でも、許してください。

  私ね、母子家庭で。
  物心ついた時からお母さんしかいなくて、多忙な人で。
  机の上に毎朝置かれてるお金で生活してたんです。


[ 何の仕事をしているのかも、良く知らない。
  ただお金は置かれ続けていたから何となく
  多忙な人なんだと思っているだけ。 ]

 

 

  で、小学校の……高学年くらいのころだったかな
  お母さんが作れないくらい忙しいならと思って
  興味もあったし、料理し始めたのが切欠でした。
  美澄くんのおばあさんがやってたお店。
  あそこで食べたあったかいご飯が美味しくて。
 
  大事な人と、一緒にご飯食べたいなぁって、
  ……そんな思いも、ちょっとだけ。


[ まあ最初は悲惨でしたけどねぇ、と茶化した。
  重い空気にしてしまうのも嫌で
  別に、それ自体を引きずっているわけでもなくて。 ]


  毎日作った料理を置いておくんです。
  そしたら朝起きて、一口も食べられないまま残ってて、
  でもお金は毎朝置かれてて。


[ 嫌いな食材も知らない。アレルギーでもあるのかも。
  そんな風に思いながら、そんなわけないと知っていて
  何年も。 ]
 

 

  高校一年の母の日に、初めて、ケーキを作ったんです
  周りに何を言われても、お母さんは
  お金をかけて私を育ててくれたから。
  お礼のつもりで、これなら食べてくれるかなって。


  そしたら、……次の日、捨てられちゃってたんですよね
  料理は捨てずに残すだけだったのに、
  わざわざ捨てるくらい迷惑だったんだ、と思って。

  私がお菓子を渡すの、迷惑だって思っちゃうのは
  ずーっとそれを引きずってるだけなんです。


[ 寒々しい筈なのに、不思議と寒くないのは
  彼が用意してくれた温かい座布団のおかげでもあり
  きっと繋がれたままの、手の温もりがあったから。
  「いやー、そっからは数年荒れましたねえ」と言って
  えへ、といつもと変わらぬ笑みを浮かべた。 ]

 

 


  でもやっぱり、料理が好きなんです。
  だから生まれ変わるつもりで、今のお店に頭下げましたね
  作ったものを食べてくれるだけで十分嬉しいし、
  喜んでくれたらもっと楽しい。

  美味しいって言ってくれる人はいっぱいいるけど
  神田さんは特に、幸せプラスとか、色んな感想とか
  "また私のクッキーが食べたい"……とか。
  ……多分、神田さんにとっては何気ない言葉でも
  私にはなにより欲しかった特別をくれました。

  勝手に救われた気になってたんです、……重いですけど。


[ 一回だけ作ったのは、ここでなら、と思えたから。
  でもやっぱり怖くて一歩下がり直してしまったとも。
  知って欲しくて話す時間は随分長く感じたけれど
  まだ告げたいことは、ひとつあるのだ。 ]

 

 

  私、お母さんのことは恨んだり嫌いじゃないです。
  育ててくれたのは本当だから。

  正直まだ、お菓子…特にケーキを作るのは怖いです。
  ……でも、いつかもし、大事な…特別な人ができたら
  いつか作っていきたいって、ずっと、思ってて。

  あの。…………あの、ですね


[ 言い淀む。
  けれど"言わずに後悔した"過去が大咲の背中を押した。
  どんな顔で聞いているか、怖くて見れずにいた神田の方を
  恐る恐る見上げて、髪を揺らして。 ]

 

 


  神田さんのこと、好きです。
  ……お客様としてとか、そういうのじゃ、なくて。

  いつか特別な人に作りたいと思ってたケーキ、
  神田さんが、食べてくれませんか。
  他の、まだ作れないお菓子も全部、一番最初に。

  後、あと、……一緒にご飯も食べたいです。


[ だから、"勘の良くない"私に、
  どうか頷いて 答えを教えては、くれませんか。** ]


 

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:法事後の帰還 ―

[速崎璥は、御堂宛てに送信したメッセージ>>2:562の通り、あの早退の夜から2日後に飛行機で戻ってきた。
 『うさぎ』の穴に裏口から転がり込み、フォーマルから制服に着替えたのは午後になってから。
 昼営業は遅刻という形になったが、これは事前の連絡通り。
 それでも速崎は店長に深く頭を下げ、バックヤードのデスクに差し入れのお菓子の袋を置く。]


 この前はマジ……本当に、ご心配ご迷惑おかけしました。
 これ、地元のお土産です。みんなで食べてください。


[なお、「旅行からの復帰時に旅行先のお土産を職場に差し入れする」という暗黙の慣習については(『うさぎ』にもあるか否かは置いといて)昨今疑問が呈されてもいるが――。
 速崎は早退の際に本当に迷惑を掛けた自覚があったため、個人の意志で、このお詫びの品を差し入れている。]
(85) 2023/03/07(Tue) 13:38:49

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、この差し入れの品>>85というのが、包み紙で包まれた小さなチョコレートを詰め合わせた袋2種。
 それぞれ金貨と、緑色の三つ葉のクローバーシャムロックを象ったもので、アイルランドのとあるチョコレートブランドから市販・輸入されたもの。
 金貨も三つ葉もそれぞれ、店長を含めたスタッフ全員の分の枚数がちゃんとある。

 ……「速崎、お前アイルランドに帰省していたのか」と誤解されかねない差し入れだが、履歴書を見れば速崎が
日本のXX県出身
であることは明白である。
 これは単に、速崎の地元にたまたまアイルランド料理店があり、3/17の聖パトリックスデーのためにお土産として売られていたチョコレートを買ってきたというだけのこと。

 この差し入れ、もしかしたらホワイトデーの何かしらのお菓子と被るものになってしまったかもしれないが、そこはあまり気にしていない速崎なのだった。*]
(86) 2023/03/07(Tue) 13:41:41

【人】 厨房担当 那岐


[さて、ランチから夕方に向けて店が開くまでの間に。

 マンゴーの皮を剥いて種を取り除く。
 角状に切って食べやすいように。

 牛乳は低脂肪のものを使って鍋に入れ中火でゆっくり。
 沸騰しそうになったら火から下ろして、
 溶かしておいたゼラチンを混ぜ合わせていく。
 粗熱はここでしっかり取っておくのが美味しくなるコツ。

 生クリームにグラニュー糖、杏仁霜を入れて
 ハンドミキサーで泡立てていく。
 ほんのり柔らかくツノが立つようになればそこで止めて、
 粗熱を牛乳ゼラチンを加える。
 いわゆる杏仁豆腐のムースだ。
 
 タルト生地のベースは、黒原がいつも
 作ってくれているからそれを借りることして、
 出来上がったムースのベースを流し込み。
 
 その上、用意しておいたマンゴーと
 彩りにクコの実を盛り付けて冷蔵で冷やした後は。
 マンゴーの彩りをより良くする為にのナパージュ作り。]
(87) 2023/03/07(Tue) 14:10:20

【人】 厨房担当 那岐

[水にゼラチンを溶かしたものに、砂糖を入れて。
 鍋で加熱した後はまた粗熱を取って。

 温度が高いままのナパージュを塗ってしまうと、
 フルーツが傷んでしまうから。
 時間をかけて熱を冷ました後は手早くハケで塗る。
 それからもう一度、冷蔵庫へ。
 
 艶を含んだマンゴーと白いムースのコントラスト。
 杏仁マンゴータルトは、
 
 後で、黒板のおすすめに追加しておこうか。]
(88) 2023/03/07(Tue) 14:10:39

【人】 厨房担当 那岐

[丸鶏が手に入ったから、一羽貰って丸鶏スープを作ろう。
 煮干しは頭とワタを取り除いて、
 しょうがは叩いて潰していく。

 丸鶏の重さの合わせて、塩も忘れずに。
 全体と腹の満遍なく行き渡るように振りかけて寝かせる。

 丸鶏から出た水気はペーパータオルで押さえ。
 煮干しに干し椎茸、干しエビに昆布。
 もう少し味を深めたいから、ねぎと生姜。
 それに2、3かけのにんにくを。
 たっぷりの水に加えて火は強めに。

 煮立ったものを丁寧にアクを取っていく。
 これがなかなか手間が掛かる作業だが、
 湧き出てくるアクを取っていくのは苦ではない性格なので。
 黙々と火の加減を見ながら時折鍋の様子を確かめる。]
(89) 2023/03/07(Tue) 14:10:50

【人】 厨房担当 那岐

[そんな昼と夜の間の時間を過ごしていれば、
 スタッフも少しずつ出勤してきただろうか。

 大咲がスマホを片手に持ってきて
 有線でもよく耳にするアーティストのMVを>>1:65
 準備の合間に見せてくれる。

 そこに写り込んでいた「憧れのヒーロー」。
 ラジオ以外で仕事している姿を始めて見た。]


  ああ、本当に『ヒーロー』なんだ。


[最近は普段の彼を見ることのほうが多かったから。
 画面の向こうで決め台詞をいうそのギャップが、
 面映ゆいような、少し誇らしいような。

 ファン、と語れる程。
 彼の仕事振りを知るわけではないけれど。

 SNSのエンタメニュースに取り上げられる程に>>21
 有名であることは、もはや周知の事実となっている。]
(90) 2023/03/07(Tue) 14:11:22

【人】 厨房担当 那岐

[アクを丁寧に抜いた丸鶏のスープは、
 少しずつ火を弱くしていって、時間をかけて煮込む。

 鍋から鶏を取り出した後、
 紙タオルを重ねたざるでスープを濾せば、
 黄金色の透き通る丸鶏のスープの完成だ。

 スープを作るのに使った茹で鶏は、
 塩が効いているから他の料理にも使えるだろう。

 スープはラーメンにも応用できるし、
 前菜としても使える。

 誰が使っても良いように、いつものストックへ置いて。]
(91) 2023/03/07(Tue) 14:12:10

【人】 厨房担当 那岐

[やがて、訪れる開店時間。
 その日は数日前の彼女を偶然目にした人が
 多かったから、皆、速崎の姿を気にかけている。>>74>>79

 彼女の人望を同僚として目を細めながら。
 彼女の手が回らなそうであれば、手伝いに入ろう。*]
(92) 2023/03/07(Tue) 14:15:54
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a18) 2023/03/07(Tue) 14:27:31

【人】 会社員 レイラ

― 現在/店→


は〜〜〜…… 疲れた……


[その日の玲羅は疲れた顔で
とぼとぼと夜遅い繁華街の中を歩いていた。

飲み会で酔った上司のおじさんに
今度ご飯でも行かない?としつこく絡まれた帰りだからだ。

いや、いいひとなんだよ。
普段は男女問わず部下にも優しいし、
融通も利くいいひとなんだけど。
お酒が入るとちょっとばかし下心が明け透けになるのである。
セクハラアルハラだと何かと過敏に叫ばれる昨今ではありますが、
玲羅は別段彼を糾弾する気にもならない。

だって人類は下心があるからうまく回っているのである。
勿論行き過ぎはよくないけど、まあある程度はお互い様でしょ。
これは玲羅の持論である。]
(93) 2023/03/07(Tue) 14:28:18
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a19) 2023/03/07(Tue) 14:28:39

【人】 会社員 レイラ

[片手でスマホを持ってアプリを開いた。
大丈夫だった〜?と先輩からの心配。
友達からのって次休みいつ?って連絡。

それらを流し見て、書きかけの文章が目に留まる。]

「友達から手作りアクセサリー教室の招待券貰ったんだけど、よかったら一緒に行ってみない?」


[最近新しく追加された連絡先宛に打ちかけて
送信ボタンが押されていない文章は
結局下書きに保存されたまま。]
(94) 2023/03/07(Tue) 14:32:19

【人】 会社員 レイラ


……はあ。


[これを送って、別段悪い顔をされることも
ないんじゃないかなあとは思う。
6.7割くらいでいいよって返ってきそうな気はする。
あの無邪気な笑顔で。

でも、何となく送るのを躊躇ってしまったのは――……]
(95) 2023/03/07(Tue) 14:43:53
役者 セロ は、メモを貼った。
(a20) 2023/03/07(Tue) 14:54:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:帰還日の夜 ―

[それからの速崎は、またいつも通りの笑顔で『うさぎ』の業務に就いていた。
 この日は大咲とも、また栗栖とも、顔を合わせることは叶わなかったが――。]


 あ。 ……ハヅキさ、


[『うさぎ』の穴を潜った葉月からの「おかえり」>>74に、思わず「さん」と言い掛けた口を止める。
 ――しんみりとした出迎えは、無し。
 店の営業中ということもあって、速崎はカウンターから、屈託なく確りとした声色で答えた。]


 ハヅキん、ただいまー。
 オレンジのスーパーゲイザーは、
 約束通り、お店に戻ってきましたよん。
 
(96) 2023/03/07(Tue) 15:02:13

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:帰還日の夜 ―

[それからの速崎は、またいつも通りの笑顔で『うさぎ』の業務に就いていた。
 この日は大咲とも、また栗栖とも、顔を合わせることは叶わなかったが――。]


 あ。 ……ハヅキさ、


[『うさぎ』の穴を潜った葉月からの「おかえり」>>74に、思わず「さん」と言い掛けた口を止める。
 ――しんみりとした出迎えは、無し。
 店の営業中ということもあって、速崎はカウンターから、屈託なく確りとした声色で答えた。]


 ハヅキん、ただいまー。
 オレンジのスーパーゲイザーは、
 約束通り、お店に戻ってきましたよん。
 
(97) 2023/03/07(Tue) 15:02:13

【人】 厨房担当 ゲイザー

[自分の事業を抱えた遠藤を、この『うさぎ』という古巣で「おかえり」と迎えていた時>>1:35のことをふと思い返す。
 速崎自身はまだまだこの古巣に入り浸っているベテランではあったけれども、なんとはなしに少しだけ不思議な感じがした。この時点でもう既に、店長や、或いはあの夜のショートメッセージを知る瑞野>>51が来ていたならば彼からも、「おかえり」の出迎えはあったかもしれないが――]


 いいですね、「おかえり」って待ってて貰えるの。


[呟く口調こそ軽いが、やはりどこかしんみりした響きになってしまうのは否めない。
 とはいえこの時の心持ちは決して重苦しくはなく、寧ろ、温かい。]
(98) 2023/03/07(Tue) 15:02:31

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから、明らかにブラックボードを見ていないオーダー内容が葉月>>75から飛んできた。
 この言動だけであれば、単に文字通り「会えるのを待ってた」から、とだけ速崎は考えていたかもしれないが――。]


 ( ……うん。やっぱり、そうなのかな。 )


[いつかの夜に、「変な意味じゃ」と焦りながらフォローを入れていたこと>>1:244>>1:247。あの一昨日の夜に、飛び出すウサギの背を追い掛けて引き止めに来たこと>>2:275>>2:276
 ここまで積み重なれば、この速崎にもある程度の想像が叶う。]


 じゃあお任せで作っちゃいますね〜。


[想像した上で、葉月に何を告げるかは、後。]
(99) 2023/03/07(Tue) 15:04:43

【人】 厨房担当 ゲイザー

[まずは完全なるお任せ指定で振られたオーダーに応えるのが先。
 とはいっても、ここでまたすぐさまにお家芸(?)のスターゲイジー・パイを出すことはなかった。
 これは、「オレンジのうさぎ」の帰還だって「なんでもない日」の一つだ、ということの証左のようでもあったが――。]


( まだよく、わからないよ、おばーちゃん。
   ……     のために泣けたの、
    本当に、おばーちゃんの言う通り、なのか。 )


[一晩という時間では、精神の休養こそ叶っても、新たに生じてしまった問い>>46への解には辿り着けないまま。
 辿り着けないが故に、心からのお祝いだとかお祭りだとか、そういうメニューは頭の中に浮かんでこなかったのだ。]
(100) 2023/03/07(Tue) 15:06:24

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ハヅキんお待たせ〜!
 本日限りの、ギネス風味のシェパーズパイです。
 お皿のほうめっっっちゃ熱くなってますんで……
 くれぐれも気を付けて、ゆっくり食べてくださいね。


[だからこの夜は、察していながらも何も踏み込まないまま――葉月に「そのこと」をはっきりと告げる>>2:502ための準備が整っていないまま。
 ただいつも通りの元気を取り戻しただけのゲイザーが、この日、葉月の前にいただけだった。

 ちなみにここで出されたシェパーズパイだが――。
 丸型の深皿の底に、牛挽肉と玉ねぎ・マッシュルームを炒めたものをギネスで煮込んだ具が敷き詰められ。
 その具を覆う形で、バターとクリームチーズ、黒胡椒を利かせたマッシュポテトが盛り付けられている。
(パイとは呼ばれるが、いわゆる小麦粉のパイ生地は使われていない)

 イギリス料理としても知られるこの料理は、けれど今日は、あくまでアイルランドのギネスビールを用いている。
 スタッフ向けの差し入れのチョコレートとは異なる形での、「地元のお土産」>>86めいた一品である。]
(101) 2023/03/07(Tue) 15:16:16

【人】 厨房担当 ゲイザー

[なお、この夜営業の後、速崎は体調不良を起こして何日か店を休んだ。

 これはこの日会った葉月の所為でも、この日会えなかった大咲の所為でも、或いは速崎が「泣けた」者の所為でもなんでもなく。
 この三日間の過密スケジュールを強行した挙句、薄着の制服で夜を駆けて体を冷やす>>2:592という自己管理不足の所為である。
 帰還直後のあまりにもみっともないダウンぶりではあったものの、
有給の残りはしっかり利用した。


 この時から、来たるいつかの日>>49>>50までの間、もし仮に大咲が『うさぎ』に来ることがあったとしても。
 速崎の欠勤タイミングもあってか否か、この二人が『うさぎ』で再会することはなかっただろう。*]
(102) 2023/03/07(Tue) 15:17:33
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a21) 2023/03/07(Tue) 15:27:25

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a22) 2023/03/07(Tue) 15:28:35

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a23) 2023/03/07(Tue) 15:28:51

【人】 会社員 レイラ



(あー……なんか……酔ってんのかなー……)


[疲れているからだろうか。どことなくネガティブなのは。
スマホをしまい、とりとめなく考えながらぼんやり歩き。

うさぎ穴にたどり着いたのは、
帰ってきたオレンジうさぎを出迎える人々の波からは
多分少し遅れてから。

こんばんはあ〜と店内に声をかけ、
カウンター席の隅っこに腰かけて
取りあえずサービスのお茶を貰おうかな。**]
(103) 2023/03/07(Tue) 15:41:47

【人】 厨房担当 シャミ

─ 幕間:走馬灯 ─


[目が覚めたら忘れると、歌ではあるらしいけれど。

シーツに顔面を埋めたまま、前日を振り返ってのダイジェスト。
朝からかかりつけの病院に行き。いつものガサツな主治医につわりの可能性ないのかと聞かれ、なるほど想像妊娠ですね、と答えた。
吐き気どめをもらった。
どうしても出勤したかったけどもたもたしていたら、クリスさんが偶然介抱してくれて。

新しいうさぎのぬいぐるみがいた。もふっとした毛並みの、茶色の、名前はなんだったか聞いた覚えがない。フトシ?

真白に痛ましい顔をさせてしまった。一緒に揚げたカツレツ。
チエがはじめてのピザデビューして。そうだ、お祝いしないと]



[……記憶を掘り起こせばカツレツのあたりから少しずつ、気分がふわふわと地に足のつかない感じになっていたらしい。

なんとなく思考能力が低下して、反射で喋っていたような。思っていたことが口に出るのを引き留めかねた、みたいな]
(104) 2023/03/07(Tue) 16:15:40

【人】 厨房担当 シャミ



[ナギが洗眼液をくれたんだっけ。あれは冗談か。
カウンターで男性客3人が談笑していて。その3択からの可愛らしさなら末っ子が優勝だな、と思ったけど口は滑らせなかったはず。多分。言ったかもしれない。

コンソメスープは村を焼かず、レイラさんは何か閃いたらしい。
他にも。他にも来ていたお客様の顔を思い浮かべる。

初来店? のタカノさん? もいた。結局あのあれはなんだったのか、後で聞いたような記憶がうっすらある。普段なら尋ねたりしない事情は、聞いたけど謎が深まるばかりだった、ような。
ツユリさんはそれほど客同士の交流をする姿を見ないけど、静かに美味しそうに食事を満喫していて。

アンがブッラータのカプレーゼを作っていて、アリスブルーの子は確か……名前を聞いたはず]
(105) 2023/03/07(Tue) 16:16:22

【人】 厨房担当 シャミ



 デート……


[チエにかわいいって言われてみたくて、言わせて。
オフの日専用の、いつもと違うかわいい服の話。デートの話。
自分の手を介さない、外の世界のお店で食べてみたい、と言う夢]


 (夢じゃないなぁ……)


[それから。ゲイザーはエプロンも解かずに早退したと、ロッカールームで気づいた。
それから、それから──真白は少し早く上ったっけ。

たしか、まかないを食べられないままハンドクリームとリップを塗って、少しみんなと話した……ような。それから帰ろうと]



[結局どうやって自宅に辿りついたかははっきり思い出せなかった*]
(106) 2023/03/07(Tue) 16:17:12

【人】 厨房担当 シャミ

─ 幕間:ゲイザー復帰1日前 ─

[夜シフトで出た。 元々出勤予定日だったし。
顔色はまだ白っぽかっただろうが、ほぼいつも通りにオープンキッチンに立ち、味見もした。
体調を聞かれることがあったら、ありがとう、もう全粥ならイケる、とお返事を]


 葉月さん? いらっしゃいませ


[二日連続の来店客>>72に、早退翌日のゲイザーは出勤していない、と伝えることになって。
スタッフのシフトは個人情報なので本人の許可なく漏らせはしないのだけど]


 ──明日のカウンターを一席、ご予約されていかれますか?
(107) 2023/03/07(Tue) 16:18:29

【人】 厨房担当 シャミ

[それから、チエが来ていたらバックヤードで声をかけた]


 チエ、ねえ
 昨日の話なんだけど。一緒に出かける話…… 少しいい?

 私、昨日すこしぼんやりしてたみたいで
 だからなんかつい誘ってしまったんだけどね


[視線を下げて口元に指の背を当てる]


 ……オフにデートって日程の調整が要ることを忘れてた
 忙しくて申し訳ないんだけど。スケジュール合わせよう?


[え、あれ本気だったんですか? なんて、もし思っても言わないでいて欲しい。
いささか緊張してしまうけど、冷たく断られはしないはず*]
(108) 2023/03/07(Tue) 16:20:16

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 現在:体調不良からも帰還 ―

[もはやこれ以上の不在の負担は掛けられまい……という妙な気迫は、再びの過労の素になりかねない。
 あくまで自然体で、速崎は今日の夜の業務に就こうとした。
 店長が揃えてくれた今日のオススメ>>0のメニュー案に思考馳せながら仕込みを進めていく。
 やがて、『うさぎ』の穴を潜り抜けてきたのは――>>49>>50]


 いら―――


[作業に追われて――敢えて自ら追い込んでいたのかもしれない――頭から一時追いやっていた、その人の「ただいま」が、笑顔が、そこにあった。
 一瞬、ぽかんとして間の抜けた顔をした速崎がオープンキッチンにいた。
 けれどもそんな間抜けなシーンは、本当に一瞬。同じキッチンにいる瑞野>>64が、こちらに合わせるようにして挨拶の言葉を口にしてくれたから]


   ―――っしゃいませ!


[瑞野の声に重なる形で、速崎も挨拶の言葉を最後まで言い切れた。]
(109) 2023/03/07(Tue) 16:49:04

【人】 厨房担当 ゲイザー

[瑞野が今日のオススメの鶏肉を挙げた中、けれども速崎は――]


  ………クリリンちっす。


[「ちーっす」といういつもの調子のいい響きではなく、本当にぽつんと気の抜けたような響きを零した。]


 クリリン。
 ホントにお財布、空になって、
 来れなくなったのかって思ってた。


[本題をすぐに思い浮かべられなかったが故に、その場しのぎのように紡いだ冗談ではあったが。
 実際、あの日の晩から今日まで全く姿を見かけなかった栗栖に対し、一時本気でその可能性>>2:198を考えたことはあった。あくまで一時だ。
(何せあの晩、速崎は栗栖の退店を見届けていないのだ)]
(110) 2023/03/07(Tue) 16:50:24

【人】 厨房担当 ゲイザー


( ……うん、 )


[『うさぎ』への帰還当日には、まだ導き出せなかった解>>100
 それから日々を経て、幾日かの休養をも経て、今はもう自分なりの答えに辿り着いている。
 けれども栗栖にそれを告げることよりも、もっと必要なことがあると、この時点で速崎は考えていた。]


 ただいま、クリリン。
 ちゃんと、私、帰ってきたよ。


[なんとか精一杯に、明るい笑みを満面に浮かべて告げた。
 今はあくまで営業中だ。「オレンジのうさぎ」のゲイザーは、努めて明るく、屈託なく、時におどけて立ち振る舞おうとする。

 もうひとりの来店者――あの晩には入れ違いの形になっていた栗花落>>79の姿にも気づけば、なおのこと、明るく。]
(111) 2023/03/07(Tue) 16:51:11

【人】 厨房担当 那岐

[『おかえり』は速崎にはもちろん伝えていた。>>98
 ただ、いつものようにタイミングが掴めないので。

 人より少し遅れたテンポで、
 誰かが速崎に言うのに気づいてから。
 
 調理を手伝う合間に、ほつりと伝えただろう。]

 
  おかえりなさい、ケイさん。
  お土産、後でいただきます。
 
  実家、どうでした?


[法事ではなく、実家と尋ねたのは。
 無闇に弔事には触れない方がいいと考えてのこと。
 余り大きな話にはしたくないから、二人。
 隣に並んだ時に、そっと。
 
 バックヤードに置かれていたチョコレート>>85
 そちらは休憩の合間か、
 仕事が終わってからの楽しみにしている。]
(112) 2023/03/07(Tue) 16:55:32

【人】 厨房担当 那岐

[あの時、彼女の中で
 何のトリガーが引かれたのかは俺には分からない。

 杏の机で覗いた履歴書には>>0:3
 自己アピール欄に書かれていた
 スターゲイジーパイのインパクトが強くて、
 実家がどこに在るのかも覚えていないけれど。

 いつも笑顔を絶やさなかった彼女の動揺は、
 それくらいに店に波紋を呼んだ。

 彼女が何も答えないなら、
 それ以上触れるつもりはないけれど。

 誰かに話を聞いて欲しいときも、人にはあるから。
 聞き役が必要であれば、名乗りを上げるつもりで。*]
(113) 2023/03/07(Tue) 16:56:35

【人】 厨房担当 シャミ

─ そして本日 ─


 ただいま


[相変わらず何やら忙しい。この日も感覚としてはとても久しぶり(実際は中3日)の出勤日。
ただ、珍しくランチタイムにもシフトを入れて、パスタランチを提供しつつ裏で趣味のコンソメを引いたりしていた。
昼営業終了後に一度外出して、再び戻って来たのだから、今回は「ただいま」で何もおかしくない]


 外、ずいぶん暖かかったよ
 すっかり春だね


[ゲイザー帰還日当日>>85にはこちらが休んでいたため。
その差し入れ>>86を話題にしたのはだいぶ後ということになる。

やあゲイザー久しぶり、そういえばこないだ置きチョコもらったけど何かな? バレンタインのお返し? と
話題の新鮮さは既に失われたとばかり、ごくごくいつも通り]
(114) 2023/03/07(Tue) 16:56:37

【人】 厨房担当 那岐

[そんな一幕が厨房であったかもしれない中。
 また、カラリとドアベルが鳴る。

 少し遅い来客に>>103
 数日前にテーブル席に高野と座っていた女性。
 
 応対できるスタッフが居なければ、
 まずはおしぼりを差し出して。
 暖かい煎茶を淹れようか。]


  いらっしゃいませ。
  今日はリクエスト、何かありますか?


[店内は少しだけ照明が落とされているけれど。
 カウンター周りはスタッフの手元の為に、
 ライトが多めに照らされている。

 少し、色づいた頬を視界の端に留めながら。
 ひとまずは、オーダーを承ろうか。*]
(115) 2023/03/07(Tue) 16:56:50
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a24) 2023/03/07(Tue) 16:59:58

【人】   タカノ

[ いつだって、誰かのおすすめを。
 そんな注文の仕方をしていた。
 それは、通う頻度が変わっても、
 多分変わらなかったと思う。ただ、 ]

 この前食べたピザ、美味しかったんだ
 誰が作ったんだろう?

[ 事前に『今から行きます』とか、
 『20時頃に、行くね』とか。送れる日は送ったし
 仕事の内容的に今なら寄れる、だとか思えば
 ふらりと、寄る日もあった。

 君の手が空いていれば、なにか作ってと
 ごく自然に頼むこともあったけど、
 近くにいたのが他の誰かでも、同じように
 注文はしたし、迷惑になるほど長居はせずに
 さくっと帰宅することもあった。 ]
(116) 2023/03/07(Tue) 17:07:32

【人】   タカノ

 そう、贅沢なんだよ。
 その日何があったとかも、明日何があるとかも
 何も考えないで、ぼんやりするんだ。

 時々、ああ、鳥が飛び立っていったな
 水が跳ねたな、魚かな とか
 その場で起きたことだけ、目の前を通り過ぎて
 行く感じで。

[ 人のざわめきのない世界の良さを語る。
 話している相手の後ろに、その景色を夢想しながら。
 バイク、いいですね。>>55と彼が言う。 ]

 乗ってみる?後ろ。
 機会があれば。

[ それこそ、夢みたいなことを口にすることもあった。
 二つ返事で了承されるようなことは、
 ないだろう、と思ったゆえに、冗談の延長のように。
 だからこそ、気軽にそう言えた。 ]
(117) 2023/03/07(Tue) 17:07:48

【人】   タカノ

[ 一日中、連絡を取り合わないと不安になる
 そんな人もいるらしい。話でしか聞いたことはないが。

 彼とのやり取りは、増えたとしても、
 一日一回程度じゃないだろうか。

 今までも気づけば返事が来ている、
 こちらも気づけば返事をする、負担にならない程度に。

 会いたくなれば、行けば良いのだから。

 送った後で、やっちまったと頭を抱え
 現実を受け入れるため、もう一度
 そのメッセージを読み直そうとしてスマホを手に取り ]
(118) 2023/03/07(Tue) 17:08:03

【人】   タカノ

 ぅわっ

[ 落とした。拾った。
 メッセージの後方、相手がそれを確認したことが
 読み取れる、既読の文字。 ]

 ごめんなさい。

[ その謝罪は、スマホに向けて。

 ――ベッドサイドのチェスト上に、スマホを置き
 床に正座し、という他人が見たら、
 面白すぎる姿にて。

 どれくらいそうしていたか。 ]

 ……え

[ 答え、ぽひゅん、とちょっとマヌケな音が、
 耳に届くまで。 ]
(119) 2023/03/07(Tue) 17:08:34

【人】   タカノ

 えっ

[ 慣れた動作で画面に流れる文字を追って、
 一言 ]

 現実?

[ 『合わせられそうですか?>>58

 どう取るのが、正解なのか。
 少なくとも、はぐらかされるようなことも
 なければ、よく見れば、
 この日、この日と、候補が挙げられている。

 いつ、という問いへの答えとしては
 一つもおかしいことはないのだけれど。 ]
(120) 2023/03/07(Tue) 17:09:01

【人】   タカノ

 えぇぇ………、いいの

[ そのいくつかの候補、噛み合ったら
 どうするのだ。そんな気軽に、教えてしまって
 全日抑えられたらどうするの。

 迷いに迷って、そこから一時間くらいして ]

 『ありがとう、調整する。』

[ とだけ返した。一時間も経てばリアルタイムな
 やり取りとは言えないだろうが、
 それでも今までよりはずっと
 早いレスポンスになっただろう。* ]
(121) 2023/03/07(Tue) 17:09:26

【人】   タカノ

―― 過日、玲羅先輩と ――

[ 指南してくださる先輩方の反応は様々。
 笑う先輩、呆れる先輩、苦笑いを浮かべる先輩。
 そんな感じだっただろうか。

 真面目な顔して、

 "ものすごく真剣に取り組んでいるのですが、向いてないですね"
 と言った事もあった。 ]

 そーね、リメイクされる程根強い人気の
 ある作品もあるしね。

[ 熱々のピザを頬張り>>2:486
 カクテルを傾ける彼女の姿は、まさに
 ふくふくとした顔で笑う女性の理想像、そのもの
 だったように思える。

 微笑ましい、愛らしい、そう思うのは嘘じゃない。
 そういう姿を見るのは好きだ。 ]
(122) 2023/03/07(Tue) 17:10:19

【人】   タカノ

 ふっふふ、なんだよ、どうせって
 すっごい偏見

[ その姿から、経験豊富>>60という言葉が
 飛び出たら、笑いながら否定を示した。

 ――……見るのが好きというのは、
 見える場所から、見るのが好き、と同義であり

 ああ、と妙に納得した。
 いつも口にしている言葉は、隣や近い場所ではなく
 遠くから眺めるのが好きだったのかもしれない、と。

 そういう好みのタイプ、を、
 隣に置いて考えないのが、妙に自分らしい考え方だと。

 愛らしい女性を隣に、気づきを得るところまで含めて。 ]
(123) 2023/03/07(Tue) 17:10:51

【人】   タカノ

 うん、俺が持っててもなかなか行けないし
 出来たものは貰えるらしいし、
 材料もあっちで用意してくれるみたいだから

[ 半笑いに何かしらの反応があれば ]

 や、人に言うのは出来るくせになって
 言うは易く行うは難し、を実感して
(124) 2023/03/07(Tue) 17:11:10

【人】   タカノ

 出来るといーね、デート。

[ そう返した。
 自分と彼女の、この"多少"気心知れた友人の距離では
 彼女の転機になった恋>>69の話や、
 心無い自分勝手な欲望の塊から受けた仕打ち>>71
 浴びた言葉>>73までは、知ることは出来なかったし
 聞くこともきっとなかっただろう。

 ただ十七歳、まだまだアイドルとしては
 成長期。下世話なことを言えば、売り時であった
 彼女がふつうの女の子>>0:11を選んだこと 

 また今彼女はそのふつうの女の子として
 彼女たちと同じように悩み、恋をしていること。

 それらは知れる。知ればほんの少し、
 声援ではなく、背を押せるなら、嬉しかった。 ]
(125) 2023/03/07(Tue) 17:12:14

【人】   タカノ


 
[ だって俺たちは、
 押し付けられた都合の良い偶像じゃなくて
 今を必死に生きてるだけの、人間だからね。 ]
 
 
(126) 2023/03/07(Tue) 17:12:35

【人】   タカノ

 お礼されるようなこと、ではないけど
 そうだね、悩んだら頼るかも。

[ いつでも聞く>>62と彼女は言う。
 頼るかも、と俺が答える。

 それらが近い未来、
 "例えば先輩ならデート、どこだったら嬉しい?"
 というメッセージと共に、有言実行されたなら
 彼女どんな顔をしただろう。メッセージ故、
 表情までは見えないけれど。 ]
(127) 2023/03/07(Tue) 17:12:47

【人】   タカノ

[ おすそ分け>>65されたクッキーを食べ
 駅まで送ると揃って席を立ち、
 帰り際、ほんの三分程、姿を消して
 戻った後、いいことあった?>>66
 とにまにました顔で聞かれたとしても、 ]

 うん。

[ そう答えるくらいには、
 浮かれていたんだと思う。

 今夜もまた、愛しい夜だった。

 がんばれ、恋するふつうの女の子。
 がんばれ、    ふつうの男の子。* ]
(128) 2023/03/07(Tue) 17:13:04

【人】 厨房担当 シャミ

─ 『Madam March Hare』 ─


 いらっしゃいませ


[お客様が来たら挨拶して、席へ。相手の顔を見て温かいおしぼりか冷たいおしぼりかを選択する。
それが「ただいま」ならおかえりなさいに変わる>>49]


 ツユリさん、今日もいっぱい食べてくれるんです?
 嬉しいな


[スペシャリテを全部とは剛毅な注文>>80
にこにこしてしまう]


 最初にデザートの話で恐縮だけど、杏仁マンゴータルト、入るようにお腹あけておいてね


[勿論、おすすめのタルト>>88食べた後にメインを食べたって自由ですとも]
(129) 2023/03/07(Tue) 17:18:56

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ツユリん、―――おかえり!


[栗花落の素性を察した今でも、店の中で呼び掛ける名前はあくまでこのあだ名。
 あの春人を演じる「セロ」であっても、これまでの「ツユリん」と変わらず接しようという、そんな呼び方で迎え入れた。]
(130) 2023/03/07(Tue) 17:43:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから差し出された小さな紙袋に、きょとりと瞬くも]


 そっか、ツユリんもお仕事慌ただしそうですもんね。
 フライングでも全然嬉しいです! ありがと、ツユリん。


[この程度であれば、「セロ」だとも声優だとも、芸能人だとも解らない言い回しになるだろう、と。]


 で、これ今見ちゃっても……ってそれどころじゃないな今!
 帰ってから見てみます〜。


[
勤務中だと気遣われた手前にこの態である。

 軽めの紙袋越しに伝うのは、お菓子かな?と察せられる程度の、雪玉かこぶしを思わず丸い膨らみ。
 そして、少しの厚みと手ごたえを感じさせる、ひとひらの紙のような感触。]
(131) 2023/03/07(Tue) 17:43:58

【人】 厨房担当 ゲイザー


( ……アレのチケット?
  
いや考えすぎかな……いやマジでそうならなおのことここ職場で見たら不味いな……色々……
  )


[こう考えながらも、期待故に、ちょっとにやにやとしてしまった笑みが零れてしまう。
 紙袋の中に本当に、あの『ラスト・サタデー』の監督の最新作にして、セロの出演作である映画の招待券が入っていることを知るのは、もう少しだけ後の話。]
(132) 2023/03/07(Tue) 17:44:40

【人】 厨房担当 ゲイザー



 で、そうそうオーダーのほう!
 辛すぎるの以外、でかしこまりました〜。
 ……ツユリん、良い食べっぷりっすね!


[実際に食べる前からこう言ってしまう辺り、大分速崎も勢いに乗ってしまっている。
 カウンターに着いた栗花落>>80に頷いてから、瑞野>>92と遠藤>>129、それに一応ホール担当ではある嘉数の姿をも目で追って]


 オススメ全部、いっぱい食べられるメニューなら―――…
 うちらの総力戦で行ってみる?
 シャミーが杏仁マンゴータルト、で……


[手伝いを頼むというよりも、本当に「みんなでやろうぜ」という態の提案。]
(133) 2023/03/07(Tue) 17:51:00

 僕は出来ない約束はしない主義なんだ。

[これは「かわいい」を控え目に、というお願いに対してだけれど。
これまでやこれから自分が結ぶ約束は、「できる」と確信しているものだという意味も籠っている。]

 諦めて。
 多分これ控え目になる日は来ないから。

[けらけらと笑う。
揶揄っている訳ではない。]

 ああでも、誰か周りにいたら我慢しなきゃいけないな。
 そんな可愛い顔、僕以外に見せたくない。

[我慢なんて出来るだろうか。
まだまだ知らないことはたくさんあって、知る度に「可愛い」が勝手に口から零れてしまうくらい、既に真白でいっぱいなのに。

――ほらまた。
肯定するだけじゃなくて、恥ずかしがりながらちゃんと「自分も」と伝えてくれるところが、自分は――]

 この手が僕の幸せをつくってくれるんだよなぁ。
 特に大きい方じゃない僕の手でも包めるくらいの大きさで、いつも。
 ふふ、あったかい。
 あったまり過ぎて手汗かいたらごめんね?

[予防線を張っておくのを忘れない。
既にじわりと滲みそうなのを止める術は持っていない。]


 僕ができるだけ長く一緒にいたいからだよ。
 登山が好きだから歩くのは全然苦じゃないの。
 ああそう、車も仕事で必要だから持ってるんだけど。
 次、仕事で終電逃した〜って時は呼んでよ。
 駆けつけさせて。

[ぎゅっと手を握った。
今まで夜に一人で彼女が歩いている時に何かが起きなくて良かった。]

 そうそう、勿体ぶる訳じゃないけど、
 仕事の話は後でね。

 藤棚は咲きそろったらまた見に来よう。
 夏になったら小学校がひまわりの鉢植えずらーって並べるし、
 秋は老人会の人が焼き芋焼いてお裾分けくれたりもする。
 この冬に大人げなく中学生と雪合戦して負けたから次は別の楽しみ方考えてるとこ。

[公園に着くまでの会話は、浮かれているからか自分の方が饒舌だった。
尤もいつもお喋りだから、目立たなかったかもしれないが。

彼女のスカートが好きだというのがバレて指摘されたら照れて少し唇を尖らせて。]

 スカートだけじゃなくて、その如何にも女の子って感じのデザインのブラウスも、モコモコの上も好みだよ。

[と白状した。
それを彼女が着ているから余計好きになりそう、とも。]

[ベンチに並んで座っても、繋いだ手は解かないまま。
荷物を下ろして、タンブラーは横に置いて。
彼女が気持ちを整えるのを待つ。]


 ホントに嬉しかったからね。
 僕も改めて、ありがとう。


[改めて礼を言われれば、礼を返す
前置きをする彼女の瞳をしっかり見つめて「うん」と返した。]


 全部聞かせて。
 順番もマシロちゃんが話したいようにで大丈夫。


[「初めて」。
あんなに仲の良いうさぎ達にも話さなかった、話せなかったこと。
知りたいと踏み込んだ覚悟は繋いだ手にもう片方の手を重ねさせる。]


 ――うん。

[それから始まった打ち明け話。
最初は彼女の家庭環境から。

料理を始めたきっかけを知ると「へえ」と眉を上げ、自分の記憶にもある店の話題に店主の笑顔を思い出しては目を細めた。
小学生の真白が悪戦苦闘をして料理を作る様子を想像して、茶化す言葉には「うんうん」と頷いた。]


 ――っ、


[ああそれなのに。
想像だけで可愛さいじらしさに頬が緩んでしまうのに、彼女のやさしい気持ちのこもった料理は。
話の腰を折りたくなくて堪えたが、上向いていた唇は下がり、眉根に皺が寄る。]

【人】   タカノ

―― 事務所にて ――

 良い仕事しすぎなんだよな。

[ 謎は謎だから、良いものなのだ。
 この謎が解き明かされる日が来るとしたら

 そうだな、十年後とか。
 もしくは件のアーティストが何某かの
 アニバーサリーを迎える日に、
 話題作りとして、話す分にはこちらは
 一向に構わない、と伝えてある。

 社員の一人が、いい出来ですよ、
 実力のあるライターさんにも
 見つけて貰えましたね

 そう言って見せてきた画面>>19を見ての一言がこれ ]
(134) 2023/03/07(Tue) 17:57:17

【人】   タカノ

 良い人なんだよ、実際

[ 知り合い?と問われ、そうだけど
 あの日来るのは知らなかったと答える。
 ゲラはもしかしたら事務所宛に届けられて
 いたかもしれないが、その記事を目にしたのは
 今日が初めてだった。卒のない仕事に見えるが
 その実、古参ファンに対する接し方や、
 新規ファンのため入る補足説明など、
 卒のないでは片付かない、それこそ
 期待以上の仕事>>21と言わざるをえず。
 
 そっと白旗を掲げた。
 今度あったら、一杯くらいご馳走したいね
 と思うくらい。 ]
(135) 2023/03/07(Tue) 17:57:37

 
は?!
 え。


[だが、母の日のエピソードは、それよりもなお悲しい記憶だった。
堪え切れずに険のある声が零れ、聞いた内容を反芻した。

彼女がお菓子を作るのに勇気が必要だった理由。
技術的に全く問題がないのに、「迷惑」と口にして恐れてしまう理由。

 (なんだそれ。なんだよ。)

荒れましたね、なんてさらっと言う彼女の笑顔がいつも通りで、「数年」を折り畳むことにした彼女の苦労を思う。
生まれ変わるつもりで白うさぎとなって、たくさんの料理で人を笑顔にしながら、彼女はずっと高校1年生の自分を背負っていたのだ。]


 っ、


[僕は、と思わず口を挟みそうになったが話はまだ終わっていなかった。
彼女が「恨んでいない」と言ったところで自分はもう今後彼女の母親を許せはしない。

「いつかもし」なんて聞いたら、そのポジションは自分にと身を乗り出して、今度は間違いようのない言葉で自分の想いを告げようとした。
恐る恐る見上げてくる瞳を見つめて口を開きかけ、]

【人】   タカノ

 ええ、その方向で。
 なにせもう脱げないし、俺。え?もう半裸求められてない?

[ 反響は留まるところを知らない、が
 徹底して事務所の側から「俳優 高野景斗」の名を
 出さなかったため、一つまた一つと舞い込む
 オファーの宛名は「無名のヒーロー様」
 「○○の永遠のヒーロー様」
 「蘇った漆黒様」などと、
 大喜利大会が行われているような然様だった。

 ――余談だが、我が社の社長。
 あのオーディションで幅を利かせ、
 新人採用を決めた彼は、現状の俺に
 責任を感じているらしい。飲むと必ず、
 休む時間を持たせてやれば、と零すので。
 本人は隠しているつもりらしいが、バレバレです。
 でも俺別に自殺願望あったわけじゃないんだけど。
 あの日向かっていた場所、今でもよく行くし。

 なもので此度舞い込んだオファーの数々
 自由にしろ、と仰せつかった。 ]
(136) 2023/03/07(Tue) 17:58:28


 っっ!!


[ひゅっと空気の音が鳴る。

言いかけた言葉の前に重ねていた方の手が離れて彼女の肩に触れ、繋いだ手はぐい、と強く引く。
彼我の間にカメラがあることはすっかり頭から抜けていた。
唐突に転んだ時でさえ、絶対に話さなかったカメラの存在を忘れる瞬間がくるなんて、とは後から思い返して驚いたこと。]


 
好きだよ!


[近くに人がいるかどうかも見えていない。
抱き寄せた彼女の耳に届く鼓動に負けない大きさの声ではっきり言う。]


 あー先に言わせちゃった。
 カッコつかないなぁ。

 ……好きだよ。
 マシロちゃんが。
 知りたい、手を繋ぎたい、抱き締めて独り占めしたい。
 そーいう意味で。


[そっと体勢を戻した。
ここは外だし、固いカメラが身体を圧迫する痛みもあるから。]

【人】   タカノ

[ ので雑誌の取材も、ドラマも、映画も、
 大体すべて、断った。一番多い朝や昼の、
 ワイドショーなんて封すら開けずに。
 彼らの、大型量販店で渡されるレシートのように
 長ったらしい賛辞の言葉の裏側には、
 「復帰第一作目という話題をうちで」
 「話題性があるうちに使えるだけ使う」
 と、書いてあるのだろうから。


 ――当時出演した戦隊シリーズの最新作に
 ゲスト出演しませんか、というオファーには
 だいぶ、心が揺れたが。いや揺れた故に
 保留にしてあるが。

 後進の育成にも慣れてきたし、やりがいってやつも
 感じてきた。
 ラジオの仕事も、言わずもがな。

 今の生活、気に入っているものだから。 ]
(137) 2023/03/07(Tue) 17:59:49

【人】   タカノ

 マジで……マジでありがとう………助かる
 命が。俺の命が。
 今度奢る、寿司でも、鉄板焼でも。

[ そんな中、休みの日を調整するため
 声がけをしていた一人から、実に軽い、
 いいっすよ!が聞こえてきたので、
 拝み倒した。

 やった〜!高くて美味しいお肉〜〜!!
 
 と彼が言うので、思い出した顔がある。
 少し、似てる気もする。
 彼は今日も、お肉食べてるだろうか。 ]
(138) 2023/03/07(Tue) 18:00:11

【人】   タカノ

[ そうして合わせられる日を、手に入れて。
 事務所を出て、駅へ。

 ――○○さんのヒーローさんですか
 そう声を掛けられる事も、少し増えてきた。

 電車待ちのひとときとか、
 コンビニの店員さんとか。

 そういう時決まって ]
(139) 2023/03/07(Tue) 18:00:28

【人】   タカノ

 そうです、内緒にしてね

[ そう答えるし、嬉しい言葉を賜れば
 感謝もする。

 そういう日もそうでない日も。
 ゆっくり出来る日には、少し遠回りして
 あの店に向かう。

 カロリー消費して、たくさん食べるため
 でもあるし、それ以外の理由もある。

 スパイスの香り漂うカレー屋さんを通り過ぎ、
 立ち飲み屋の誘惑をものともせず、

 そうしてたどり着いたなら、
 "いつもどおりを装って"扉を開こう。 ]

 こんばんは 一人です。

[ 席を決める前に、メニューボード>>0を眺め
 何を食べようと、心躍らせながら。** ]
(140) 2023/03/07(Tue) 18:00:38

【人】 客 クリス

[果たしてゲイザーはそこに居て。
瑞野さんがお勧めを教えてくれた。>>64


ありがとう。瑞野さん。
今日はゲイザーに料理してもらおうかな。


[カウンターに座りながら、笑って告げていれば。
気の抜けたようなゲイザーの挨拶>>110に、軽い冗談。]


ははっ。空まではいかないけど。本当に軽くなっちゃって。
今日は給料が出たから来た。


[俺は楽しそうに朗らかに笑って答えた。]
(141) 2023/03/07(Tue) 18:03:31


 一番に食べたいし、マシロちゃんが作り慣れてお店で出すことが平気になっても食べたい。
 聞き飽きるくらい「おいしい」って言うから覚悟しといて。

 いつか、マシロちゃんにとってお菓子をつくることで思う記憶が全部僕になればいいって思ってる。


[強引に引き寄せたから彼女の前髪は乱れてしまったかもしれない。
そうでなくても肩から離した手は吸い寄せられるように髪にそっと触れた。]


 一緒に「いただきます」と「ごちそうさま」をしようね。
 後、僕結構自炊する方だから僕の料理も食べてほしいし、一緒に作ったりもしたい。


[お金しかくれないのにそれを「育てる」と評して、理由も知らされないまま料理おもいを否定されても「恨んでいない」と言う程求める彼女の母親にはなれないけれど。
タイムマシーンに乗って、辛かった時の彼女の頭を撫でることも出来ないけれど。

傍に居たい。
傍にいるのは自分でありたい。]

【人】 客 クリス

[ただいま。と、正式な帰還宣言>>111。]


うん。お帰り。


[俺は微笑んで。
もう一度、そう告げて。
それから。ゲイザーが栗花落さんとのやり取りを終えた後。]


ところでゲイザー。それはそれとして。
俺。ちゃんと傷付いてんだけど???


[笑いながらそう告げた。]
(142) 2023/03/07(Tue) 18:03:59
  タカノは、メモを貼った。
(a25) 2023/03/07(Tue) 18:04:16

【人】 客 クリス

[その時のゲイザーの表情なんて知らないけどさ。]


良い雰囲気で流せると思った?
流せないんだなー……、これが。


[笑ってたけど。ふと、真面目な目になって。]


…………怖かったら。佑一を思い出すと良いよ。


アイツすげーだろ?
絶対怖くないはずないんだ。最後目だって合わなかった。
どんだけ勇気が必要だったか……
でもアイツは根性見せた。

かっこいいだろ?
俺の友達。


マウントですか?>>2:681知りません。

俺はここぞとばかりに自分の友人を自慢して。
ゲイザーの事をじっと見詰めた。*]
(143) 2023/03/07(Tue) 18:04:41

【人】 厨房担当 シャミ



 あ、タルトはナギの作だね
 もう冷蔵庫にあるから、前菜がわりにいきなり行ってしまうこともできます。すごい美味しそう


[手をゆらゆら横に]


 そうだな……まず1品、アスパラの温菜はすぐ出せるよ
(144) 2023/03/07(Tue) 18:05:12

 話してくれてありがとう。
 僕は普通の家庭で育ったし、親に対して何かしてあげようみたいなやさしさを持ってないから否定された経験もない。
 マシロちゃんのお母さんが食べなかった理由も考え付かないし、正直部外者だけど「ふざけんな」ってムカついた。

 ……「わかるよ」って安易に言えない自分のうっすい人間性が嫌になる。

 けど。
 
 マシロちゃんに一番幸せにしてもらえるのは僕だって自信だけはあるよ。
 僕が君のことで幸せになることを喜んでくれるなら、マシロちゃんを一番幸せに出来るのも僕なんじゃないかなぁ?


[たくさんの料理を評してきたライターの割に語彙が貧困だと言われればぐうの音も出ないが、気持ちのままに。]



 ……どういうとこが好きか、言ってもいい?


[疲れているなら別の機会にするけど、と前置いて。**]

メモを貼った。

【人】 客 クリス

[ゲイザーが。俺と佑一の遣り取りをどこまで知ってるかなんて知らないけど。
あの日佑一がゲイザーの元に飛んで帰って、何か話していたことと。俺と佑一がしばらく距離があっただろうこと。俺の方から距離をとった事は事実で。
そうして俺は、ゲイザーが周囲への目端が効くヤツだって思ってた。**]
(145) 2023/03/07(Tue) 18:09:57

【人】 厨房担当 ゲイザー

[栗花落のオーダーで妙に気合が入ってしまっていたこの時は、多分、まだ貝沢>>103>>115が『うさぎ』の穴に辿り着いていなかった頃で。

 この少し前に、今日再び『うさぎ』に戻ってきた(昼営業時にも来ていた!)遠藤>>114からの「ただいま」に速崎は振り返っていた。]


 シャミーおかえり〜。
 いや、ホントにあったかかったんだね今日。
 天気予報では言ってたけど。


[屋内での勤務を続けていると解らない感覚を伝えてくれる、他愛ない言葉。
 チョコレートの時期外れの話題にも、「あれ地元のお土産です」という、履歴書の内容を覗き見していなければ誤解を招く返答をしたりする、そんな、いつも通りの遣り取り。]
(146) 2023/03/07(Tue) 18:12:11

【人】 厨房担当 ゲイザー


[そんな他愛なさに浸りながら、けれどもまだ、抱えている言葉を出し切れていない、と。
 話題に上がった法事帰りのチョコレートに急かされるようにして、速崎はキッチンを走る。]
 
(147) 2023/03/07(Tue) 18:12:58

【人】 客 葉月

-回想/ゲイザーちゃんとの再会、そして-

[振り返ったゲイザーちゃんの唇が、俺の名前を呼びかける。
ほんの一瞬、その唇が迷うように動いたように見えた。>>97

耳に届いたのはいつものゲイザーちゃんの声。
明るくて優しい、お店を照らすライトのような声だ]

おー、よかった。さすがスーパーゲイザーちゃんだな。

……ゲイザーちゃんにおかえりって言えるの、なんか不思議なかんじ。

[しみじみとした表情で言葉を紡ぐゲイザーちゃんの姿になんとなく気恥ずかしくなって、ぽりぽりと頬を掻いた。

カウンター席に腰掛ける。

「お任せで作っちゃいますね〜」と明るい声で言うゲイザーちゃんの姿はいつもと変わらない。>>99

──多分色々バレてるんだろうな、と思う。
俺は隠すのが下手くそだ。なんせ全部顔や態度に出てしまうから]
(148) 2023/03/07(Tue) 18:14:05

【人】 客 葉月

(なら、もう隠そうとするのをやめようか)

[そんなことを思う。思うだけ。
今はまだ、何でもない日だ]

うお、なにこれ美味そう!>>101

[サーブされたシェパーズパイを見て、ついつい素直な感想が溢れた。
ふわふわと温かな湯気のたつ深皿。香ばしい匂いの中で仄かに香るのはお酒だろうか]

うおおお……見てるだけで涎が溢れてくる……。

[ナイフとフォークで切り分けて、一口]
(149) 2023/03/07(Tue) 18:14:33

【人】 客 葉月

うんまあ……。

[俺は同業者と違って、美味いものを食べると語彙力がなくなってしまうのだ。

頬っぺたをゆるゆるにしながら、忙しなく料理を口に運んでゆく。

そうして、ゲイザーちゃんとの再会は恙なく終わった。

……の、だけれど]
(150) 2023/03/07(Tue) 18:14:56

【人】 客 葉月

あれ、ゲイザーちゃん今日お休みですか?

[その次の日。>>102
体調不良で……と店員さんに説明を受けて、(制服のまま外出たからでは?上着とか貸すべきだったかな……)なんて思いつつ。

ゲイザーちゃんのいない空間で、俺はひとつ決心をした]

(──次、会えたらそのときは)**
(151) 2023/03/07(Tue) 18:15:29

【人】 厨房担当 ゲイザー



 あ。
 そっか、タルトはナギーだね、りょーかーい!


[遠藤>>144の言葉で、速崎ははっとした。気合だけで提案するとこういうことになる。
 アスパラの前菜のことにも頷きながら、]


 じゃあブロッコリーは、私がやっちゃおっかな。


[ブロッコリーはいくらメニューが被っても悪くない。
 好き嫌いが別れる件は兎も角として、速崎はそう思っている。]
(152) 2023/03/07(Tue) 18:19:06
客 葉月は、メモを貼った。
(a26) 2023/03/07(Tue) 18:22:11

【人】 厨房担当 那岐

[あの時食べていたピザの話が出れば。>>116
 知恵の初めての料理が受け入れられたことに
 思わず表情が緩んだ。]


  あれは知恵が。

  きっと喜ぶと思うので
  感想は本人に言ってやってください。


[材料選びから最後の仕上げまで、
 戸惑いながらもやりきった知恵は。
 体調を崩した速崎>>102沙弥>>114不在の中。
 料理をすることも増えたかもしれない。

 アリスブルーの新人が既に初出勤を迎えていたなら、
 即に現場に駆り出されていただろう。

 高野から調理を頼まれたなら、
 その日の黒板ボードに書かれている素材以外にも。]
(153) 2023/03/07(Tue) 18:47:04

【人】 厨房担当 那岐


 
  高野さんは好きなものって、何ですか?


[と、話題の端に聞き出す場面もあったかもしれない。]
(154) 2023/03/07(Tue) 18:47:23

【人】 厨房担当 那岐

[贅沢な時間の使い方は、子供の頃ならよくあった。
 中学、高校、専門学校を経て、
 社会に出て大人になっていけば。

 あれほど余らせていた時間が、
 予想以上に限られていることに気づいていく。

 彼のようにスケジュールが不定そうな仕事なら、
 尚更、自由な時間は少ないのかもしれない。

 耳を傾けながら風景を想像すれば、
 枝から羽ばたく鳥の音が浮かぶ。
 同じような光景を
 高野も思い浮かべているとは知らないまま。>>117

 不意に飛んできた誘いに。]


  そうですね、いつか。
  機会があれば。


[同じ感覚を味わってみたくなったから。
 彼と同じ言葉を重ねて、不確定な約束をまた一つ。]
(155) 2023/03/07(Tue) 18:47:33

【人】 厨房担当 那岐

[見えぬ電波の先で、驚かせていたことも知らない。>>119

 自身の行動一つで変わる何かがある。
 そんなことは口下手で人の心の機微にも薄いと
 自分自身を評価している俺には予想もつかず。

 スマホと向き合って正座している姿も、
 想像にすら思い至らなかった。

 返事を待っている間にベッドに横になれば、
 一日の疲労が押し寄せてくるように眠気を誘う。

 スマホを片手に添えたまま。
 音声アシスタントから流れてくるBGMは、
 緩やかなメロディ。
 
 そのまま、
うつらうつらと船を漕いで――。
(156) 2023/03/07(Tue) 18:47:49

【人】 厨房担当 那岐

[翌朝、充電のしていないスマホに新しい通知。

 目覚めの回らない頭でメッセージを読み込む。
 忙しいであろう高野の貴重な時間を共有できることに、]


  『楽しみにしています』


[一言、シンプルに心情を伝えた。**]  
(157) 2023/03/07(Tue) 18:48:10
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a27) 2023/03/07(Tue) 18:51:14

【人】 厨房担当 ゲイザー

[栗花落に向けてのメニューのため、赤紫と緑の蕾のままのブロッコリーを洗ったり、ハーブやパン粉を見繕ったりしながら――。

 少し前、別のオーダー>>141をゲイザー指名で告げた栗栖に、速崎はなんとか、至って明るいいつもの顔を向ける。
 空まではいかないが本当に軽くなった、の返答に「まじかよ」の驚愕が一瞬顔に出るも。
 楽し気で朗らかな笑顔は、事の深刻さを特に示していない――ように見えた。

 改めて告げられた「お帰り」という一言も、微笑も>>142
 他愛ないようで、なんでもないようで、ただ温かいだけのもののようなのに。]


 ( ……なんで、泣きそう、なんだろ。 )


[ふと気づかされた感覚を、笑顔と忙しなさの裏に、一度押し込めていた。]
(158) 2023/03/07(Tue) 19:14:21

【人】 厨房担当 ゲイザー

[その後、栗花落からのオーダーに取り掛かってから――。
 栗栖に、真正面から笑いながらも告げられたのが
これ
>>142である。]


 …………
え?

 え、大丈夫、じゃなかったのあれ??


[実際のところ、あの時の速崎の言動のどの辺りに「傷付いて」いたのかまでは、ここでは栗栖は言っていない。
 それにも関わらず、「失言」そのものに傷ついていたという意であると思い込んだ速崎は、混乱やら気まずさやら――胸の痛みやらで、瞠目しながら荒く息を吐いた。]
(159) 2023/03/07(Tue) 19:15:00

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ……………… 
ごめん。傷つけた。



[「流せないんだ」と笑う栗栖>>143の前で、弱弱しくぽつりと零す。
 けれども咄嗟に出てきた声はあまりにも微かで、栗栖にちゃんと伝わっているか、自分でも自信が持てない。]


 ( こんなんじゃ、ダメ、だ )


[そう思った矢先に、真面目な目で見つめられる。
 この時、最低でもふたつ分の料理を抱えている最中だというのに、この時ばかりはどうしても手が止まった。
 手が止まって目を離せなくなってしまったのは、栗栖への負い目故かそれとも――この時の速崎には判らない。]
(160) 2023/03/07(Tue) 19:16:08

【人】 厨房担当 ゲイザー

[真剣な眼差しで語られる、友人自慢。
 「俺の友達」とはっきり語られた葉月のこと。
 その人と栗栖との間にあった一悶着を、その解決の場面だけでも見届けていたから、なおのこと自慢話から受ける真実味。
 それに速崎自身も、葉月の勇気を――きっと勇気がなければできなかったその行動を、間近に知っている。]


 そうだね。ハヅキんはさ、かっこいいよ。
 ……ううん、ちょっと違う、かも。
 かっこ悪くても、かっこ悪いなりに、
 一生懸命頑張って、優しくて、真面目で。
 自分なりに真面目に考えて、私に向き合って、
 勇気、振り絞ってくれる人だよ。


[葉月の昔の姿は勿論のこと、女癖悪く振舞っていた頃>>2:501の姿さえも、店の中でばかり葉月と会っていた速崎は知らない。
 けれども仮に知ることがあったとして――それでも速崎の目に映る今のその人の姿は、あくまでこの言葉の通りだ。]
(161) 2023/03/07(Tue) 19:20:27

【人】 客 葉月

-現在/店内へ-

[はたして、俺がそのドアを開けたのはどのタイミングだっただろう?

少なくとも、瑛斗とゲイザーちゃんの話が終わったあとであることは確かだ。>>143>>145

だってもしその場に居合わせたりしたら、照れすぎてうっかり死んじゃうかもしれないので。今度こそトマトになってしまうかもしれないので。

そうなっていないってことは、つまりその場にはいなかったってことだ。
けどまあ、もしもその後何処かで奴の言っていたことを知ったりしたら]
(162) 2023/03/07(Tue) 19:21:17

【人】 客 葉月

……お前はなんでそう、こっぱずかしいことをさあ……。

[なんて言いながら、耳まで真っ赤になってることを弄られたりするんだろうな。
お前そのとき言葉には気をつけろよ。多分そのとき俺は]

(こいつの会計、今日全部俺が持ってやってもいいかな……)

[って気分になってるだろうから、そこはちゃんと]

「流石佑一かっこいい!
長男は佑一しかいない!


[って言うんだぞ。そこはお前次第だからな]
(163) 2023/03/07(Tue) 19:22:17

【人】 厨房担当 ゲイザー

[その上で速崎は――笑みの消えた顔で告げる。
 悲しげな顔でも青い顔でもなんでもなく、ただ、淡々と事を告げるだけの無表情で。]


 ……そんなハヅキん、なんだもの。
 私は、あの人と付き合っちゃいけない。


[この言葉は本来なら、葉月その人に直接告げなければならないこと。けれども告げるチャンスがあった日には、まだ自分の中で、その解――「付き合っちゃいけない」理由を示すことができなかったのだ。

 葉月の姿は、今の速崎の瞳には映っていない。
 大咲の出勤にも気づかないレベルで、目配りが行き届いているようでいて実は妙に余裕のない慌ただしさ故に、仮にこの時葉月が既に店にいたとしても気づいていない。
 それ故に、まるで陰口めいた言葉のようにも、内心でふっと感じてしまう。]
(164) 2023/03/07(Tue) 19:24:14

【人】 厨房担当 ゲイザー

[そして、ここまで言葉に出してしまった以上。
 その理由も、速崎璥はここで栗栖に打ち明けざるを得ない。
 ――意識しての判断というより、それこそ「失言」めいた率直な衝動で。]


 だって私は、あんたが好きだから。
 クリスが――クリスさん、が――クリリンが。


[ドラマやアニメに描かれるような、初々しい恋の慌てふためきだったり、興奮だったり、或いは甘美さだったり交歓だったり――そういうものを意識していた訳ではない。
 璥という「異質な者エイリアン」の中にあったのは、ただ]


 好きじゃなきゃ、私は泣けない。
 なんでか判らないけれど――私はあんたにしか、泣けない。
 そう気づいた以上、私は、あんたとしか付き合えない。

 
(165) 2023/03/07(Tue) 19:25:33

【人】 厨房担当 ゲイザー



  …………好きなんだ。

[ただ、涙を止められない程の苦しさ。]
(166) 2023/03/07(Tue) 19:28:14
客 葉月は、メモを貼った。
(a28) 2023/03/07(Tue) 19:30:54

厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a29) 2023/03/07(Tue) 19:32:42

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……勤務中に、それも何かのサプライズイベントでもない時に言うべき言葉でないことくらいは(言った後になってだったが)速崎にも解った。
 かといってまたあの時のように、栗栖に背を向けて立ち去ることはしなかった。]


 ( 私は、 ちゃんと、話し合う、よ。 )


[「言い過ぎ」た後にはなってしまったが、それでも自分から一方的に断ち切りさえしなければ――。
 いつかの誰かさんの、重くはないけれど真剣な声>>2:202が脳裏に過る。

 ブロッコリーとチキンのことも思考には入れながら、速崎璥は、涙滲んでしまった両目で栗栖を見つめ返す。*]
(167) 2023/03/07(Tue) 19:35:16

【人】 若者 ミスミ

[持ってきていた>>2:671というよりも、一先ず話を聞いてからにしようと思っていた履歴書提出があれよという間に自分の手を離れていった日から今日で何日目か。
いいんじゃない>>2:672、と受け入れられたアリスブルーの腕時計もそういえばデンマークで買ったものだったなと思いだしたのはスモーブローの最後の一口を食べてから。

働く側になるんです?>>17と尋ねるその人の手にある苺ミルクがちょっとおいしそうだな、なんて思ってしまったけど流石にスモーブローの後に苺ミルクは勇気のいる取り合わせ過ぎるなと素直にワイングラスのステムに指をかけたのだった*]
(168) 2023/03/07(Tue) 19:40:04

【人】 若者 ミスミ

ー店への道中ー

[一先ず、雇ってもらえることになったし、あとは早めにあの家をお暇する流れにしたい。
そんなことを思いながら見上げる物件の相場は以前より少しだけ上がっている。
仕事が決まったということもあるが先日一冊の通帳と書類を渡されたのがきっかけだ。
ばあちゃんの弟だという大叔父さんつまりおじいちゃんは、ばあちゃんの店の立退料やいくらかの遺産を全部孫である自分の名義にして管理していてくれたらしい。
母の従姉夫婦が事務手続きをしたのはこちらだの何と言ってもあの店に関する権利は孫のものだと譲らなかったそうで、成程これが今のあの家における居心地の悪さの原因かと受取ながら納得してしまった]

うーん…。

[部屋を借りるのに保証人が必要ならおじいちゃんがなってくれるとも言っていた。
通帳のことだけじゃなく、何から何までありがたいことだ。
まあ、だからと言ってポンと部屋を決められるわけではないのだが]
(169) 2023/03/07(Tue) 19:40:35
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a30) 2023/03/07(Tue) 19:42:15

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a31) 2023/03/07(Tue) 19:44:27

【人】 若者 ミスミ

−おみせだよ−
おはようございまーす。

[不動産屋を回ったり、必要なことをするのは夜シフトの日にすればいいのだと学んだのもごく最近。
ささっと身支度を済ませ、前髪が目元にかからないように横に流してピンでとめる。

面接のときに好きな色を聞かれた理由に納得したのでこのヘアピンもアリスブルーのものを探して買った。
購入先がファンシーショップだったせいか、プレゼント用ですか?なんて聞かれたがきっぱり違いますと返してしまった。
それでもなんかかわいい袋にかわいいシールでとめてくれたので、もしかして素直にプレゼントを渡せないタイプの人間とでも思われたのだろうか。解せぬ。

白のシャツに黒のタブリエは共通らしい。
腰骨の上できゅっと閉めると、ちょっと気合が入る。
なるべく早く一人前になれるように頑張ろう、と思った心が、瑞野先輩の完璧な準備で早くもへし折られるまであと五分*]
(170) 2023/03/07(Tue) 19:49:28
若者 ミスミは、メモを貼った。
(a32) 2023/03/07(Tue) 19:50:31

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[いつも通りの彼女の姿に、そっと胸をなでおろす。>>130
 プレゼントは無事受け取ってもらえたので、まずはひとつミッション完了。
 気合の入った彼女がどんな料理を作ってくれるのか(プレゼントの中身をみてどんな反応をするのか)、とても楽しみだ。>>132>>152 

 ちなみにチケットは2枚ある。2回見てもいいし、誰かと一緒に行くのもいい。彼女なら有意義に使ってくれるだろう。]
(171) 2023/03/07(Tue) 20:01:36

【人】 役者 セロ

 杏仁マンゴー…タルト?
 え、杏仁豆腐ってタルトになるんですか!?

[思わず大きな声を出してしまい、慌てて口を押さえる。
 (セロは杏仁=杏仁豆腐だと思っている)]

 大丈夫です、私、胃袋二つあるんで。

[ここ一番のいい顔をして見せる。
 ご飯用と、デザート用。気持ちとしては2つ持っている。]

 アスパラも好きです、お願いします。……マンゴーのお酒って、ありますか?

[今日は飲んでしまおう。どうせ、明日は休みなのだし。]*
(172) 2023/03/07(Tue) 20:02:43

【人】 客 葉月

-現在の話-

[俺がそのドアを開けたとき。

そこには二人がいた。瑛斗と、ゲイザーちゃん。
この店で出来た大事な友達と、この店で出来た──、]

「……そんなハヅキん、なんだもの。
私は、あの人と付き合っちゃいけない」

[心臓に、刃を突き立てられた気分だった。

空いた穴から、どくどくと血が流れてゆく。
何かがうしなわれていくような、感覚。

──けれど、不思議と痛みはない。
薄々分かっていたことだ。

あの子の表情を変えられたことが、俺はなかった。

いつだってあの子は笑っている。店の中、柔らかなライトに包まれて。
一度きり。泣いていると分かっていても、俺はそれを拭いに行けなかったのだから]
(173) 2023/03/07(Tue) 20:02:44

【人】 客 葉月

(……それでも、いいんだ。
ただ、気持ちを伝えられるだけで。

俺は貴方に救われた、そう伝えられるだけで)

[そう、思っていた。
──その言葉を聞くまでは>>165]

……っあ、

[声が漏れてしまった。慌てて口を抑えるけれど、もう遅い。

開けたドアを閉めることも忘れて、俺は咄嗟に店とは真反対の方へ走り出していた。

空いてしまった心臓の穴から、どくどくと血が流れている。
痛い。いたい。イタイ]
(174) 2023/03/07(Tue) 20:03:15

【人】 客 葉月

(──瑛斗は、友達だ。
あいつはなにも悪くない。悪いことなんかしてない。
あいつはきっと、俺の気持ちにも気付いてたから。
サポートしてくれてたんだ、それで、)

[走っている最中、もしかしたら誰かとすれ違っていたかもしれない。
けれど俺は気付く余裕もなかった。

立ち止まる。ここはどこだろう?
耳鳴りがうるさい。頭が痛い。

──消えたと思っていた汚いものが、いっぺんに噴き出してきた。そんな気持ちだった]
(175) 2023/03/07(Tue) 20:03:47

【人】 客 葉月

(いや、ほんとは消えてなんかなかったのかもな)

[口元に笑みが浮かぶ。
それは自分を嘲る笑みだった。

だって人は、そんなに簡単に変われない。
そんなの、とっくに分かっていたことじゃないか**]
(176) 2023/03/07(Tue) 20:04:06
役者 セロ は、メモを貼った。
(a33) 2023/03/07(Tue) 20:05:05

客 葉月は、メモを貼った。
(a34) 2023/03/07(Tue) 20:06:37

客 葉月は、メモを貼った。
(a35) 2023/03/07(Tue) 20:06:56

【人】 会社員 レイラ

― 余談ですが ―

[なお、後日の高野後輩からの相談事>>127には
情報が少ない!!と思わずその場で口に出した。
いやデートの場所の好み、だいぶ人によるやつじゃんかそれ。
しかも多分恐らく性別も違うのでは?参考になる??
と思わないでもなかったが。]

「場所にはそこまで拘んないけどさあ。
前に自分が興味持ってたこと覚えててくれたりすると嬉しいよね!
あとめっちゃ歩くとか、めっちゃ食べるとか、
準備や心構えが必要なら事前に教えといて欲しい。」

[そう真面目に無難な答えを返したと思いますよ。検討を祈る。**]
(177) 2023/03/07(Tue) 20:10:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……いつかの夜のテーブル席、彼女と栗栖の賑やかな会食>>1:549>>1:572のことは覚えている。
 なにせあのテーブルに、さりげなくかつ堂々とサーブしに行った当事者だ。具体的な会話は聞かずとも、雰囲気の良さが確かにあったな、と覚えている。
 勿論、あの時の料理を、ふたりとも美味しく食べてくれていたということも!

 それでも、速崎が自分の中の「好き」に辿り着いただけの時点であれば、この記憶に映る色合いは何も変わらなかった。
 葉月に対して「付き合えない」と伝えようという意志は確かにあっても。
 それはイコール、栗栖に対してもそれを伝える、ということではなかったのだから。

 けれども今は、もう、言ってしまった>>165
 貝沢その人が、今この店に来ているか否か>>103にもちゃんと気が回っていないまま――。
 あの思い出がこれからどんな色合いになるのか、この時の速崎璥には、まだ判らない。**]
(178) 2023/03/07(Tue) 20:11:33

【人】 客 クリス

[小さな。小さな一言。>>160
俺にはそれで十分で。優しく微笑んで。]


いーよ。許してあげる。


[何時かと同じ言葉を、ずっと優しい声音で告げた。
もらう言葉は、それで十分だったから。]
(179) 2023/03/07(Tue) 20:13:17

【人】 客 クリス

[だから俺は続いた佑一の話題>>161>>164に驚いた。
何故なら俺は、佑一とゲイザーをくっつけようとか。
仲を応援しようとかとりもとうとか。
何一つ考えて無かったから。
まあ佑一がゲイザーを好きなのはバレバレだったけど。
だからって俺からゲイザーに働きかける気は無かった。
けど…………]


へっ?!



[続いたゲイザーの言葉>>165>>166は、俺には青天の霹靂だった。一切全く何にも全然。気付いて無かったから。
俺はしばらくゲイザーを見詰めていた。
何を言えば良いのかすら。何も。分からなくて。
ただ……]
(180) 2023/03/07(Tue) 20:13:44

【人】 客 クリス



…………縁は。切りたくないな…………


[最初に一言。ポツリと零れたのは。それだった。]
(181) 2023/03/07(Tue) 20:14:04

【人】 厨房担当 シャミ

─ 新人うさぎ ─


 やあタイガ、もう夜だよ
 久しぶり。もう慣れた?


[新人のおはようございます>>170に手を振った。
久しぶりというか中3日の登場だが、勤め始めたばかりの子につきっきりできなかったという思考はある]


 今日のおすすめ食材、どう?
 イカなんか面白そう
 私はね、イカリング食べたい


[もちろんオーダーはお客様なのだからそれ次第だけど、ある程度食材を眺めて仕込みを始めたりもする。なのでブレインストーミングをしただろう*]
(182) 2023/03/07(Tue) 20:14:19

【人】 客 クリス

[ゲイザーを見詰めて。小さく微笑む。]


俺が言った。『大丈夫』の意味>>159はね?


『失言の一つで、縁は切れたりしないよ。
 例え傷付けたり、傷付けられたりしても。
 ちゃんと仲直り出来るから。

 だから。大丈夫だよ。』


って言う意味の。『大丈夫』>>2:264

帰って来てくれて、謝ってくれて。
ありがとう。ゲイザー。


[まずは。お礼を言いたかったから。
仲直りしたかったから。ありがとうって。]
(183) 2023/03/07(Tue) 20:14:47
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a36) 2023/03/07(Tue) 20:15:17

【人】 客 クリス

俺ね…………

前から。ゲイザーは俺と似てるなって、思ってた。


どんなに明るくて。
他人から見たら、距離が近いように見えたとしても。
自分の中の一線をきっちり保ってるヤツ。

だから強く居られる。

あの一言>>2:254は、俺に対してそれがバグったんでしょ?

だから傷付いたけど、嬉しかったよ?
俺に対してそれだけ気を許してくれたんだって。
ありがとう。

光栄だなって思ったし。友達になりたいって思った。
前から友達になりたかったんだ。
……実は今もそう思ってる。難しいかもしんないけど。


[微笑みかけて。
どんなに酷い事でも、正直な事を言おう。
ゲイザーが好きになってくれた俺は、そう言う俺だから。]
(184) 2023/03/07(Tue) 20:15:35

【人】 客 クリス

俺はゲイザーとは付き合えない。

俺はゲイザーが好きだし。
今恋人も居ないけど。


……恋人に。なれたら良いなって。思う人が居るんだ。


俺は皆が好きで。
こういう言い方すると酷いけど。本当に、皆が大好きで。
でも。その人の事を。俺の中の『特別』に出来たら良いなって思うんだ。

その人の事が好きなんだ。

だからゲイザーとは付き合えない。
ごめんね。……ありがとう。


[瞳を見詰めたまま。穏やかに。
自分と向き合ってくれた人に。正直な自分を語った。*]
(185) 2023/03/07(Tue) 20:16:16

【人】 会社員 レイラ

― お店に入るちょっと前の話 ―

 
 ……あれ?はづ、


[お店の前に辿りつけば、
葉月が開かれたドアの前で立ち竦んでいるのが見えた。>>174
葉月さんじゃん。こんばんは〜、と声をかけようとした時に
弾かれたように彼が店とは逆方向に駆けていく。]


 ……え…?


[呆然と、その背を見つめ。
暫しその場で立ち竦む。]
(186) 2023/03/07(Tue) 20:22:10

【人】 厨房担当 シャミ

─ カウンター席 ─

 食べてみてのお楽しみだね
 スイーツは他の子も勿論作るけど、フィエとナギのスイーツは本当に美味しいよ


[たくさん食べられるという頼もしい言葉>>172に口が大きい笑みを作る]


 胃袋が二つ! すごい
 そう……片方くれないかな?


[アスパラのご注文、承りました。それから]


 んー……マンゴー酒は、カクテル用のリキュールなら……
 あ、待って
 甘いお酒でいいんですよね? 今日の食材のフレッシュマンゴーでカクテルを作ろうか
(187) 2023/03/07(Tue) 20:22:51

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[杏仁マンゴータルトと前菜に思いを馳せているときに、横から聞こえた言葉に一瞬思考が止まる。
 >>165
 ドアベルの音に、弾けるように振り向けば見覚えのある人物がいて、その背中が去っていくところだった。>>174

 1回、2回、瞬きをして]

 ドア、閉めときますね……

[何とかそれだけ絞りだし、席を立った。]*
(188) 2023/03/07(Tue) 20:29:15

【人】   タカノ

 チエちゃん、なんだ
 練習中とか言ってたけど、十分、

 ……いや頑張ってたからこそ、かな。
 うん、見かけたら言うよ。

[ 伝えておいて、で済むとか。
 いつもなら思っていた。だけど最近、
 直接伝えてくれることが、くれる力を実感したので
 本人に>>153と、日頃一緒に働いている彼が言うなら
 是非もなく、素直に頷いた。 ]

 好きなもの、

[ 今目の前で喋ってくれてる人ですが。
 まさか、言えまい。あと質問の意図だって
 ちゃんとわかっている。 ]
(189) 2023/03/07(Tue) 20:29:49

【人】 店員 ミスミ

…日本は夜勤でもおはようって言うって聞きましたけど?!

[夜だよ>>182という指摘に、膨らんだ頬からとがった口でぷすーと空気を抜く。
この店に来てから教わったというのに、誰だ下手人は。
振られる手にプスプスとまだ鎮火しきらない頬袋を膨らませていたが]

お勧めですか。
うーんそうですね…イカならイカ墨もあることだし中に洋風のイカめしとかもいいかなと思いますけど…
一杯単位で用意するのはちょっと効率が悪そうなので、アスパラと合わせてミックスでフリットにするのもいいかなと思います。
黄色、白、フレッシュグリーンで色も綺麗だし。
マンゴーの味見てみないとわからないですけど、チリソースと合わせてソースに添えてもいいなぁ…。

[一先ず原価計算を抜きにして考え始める]

筍と鶏肉はやっぱり筑前煮にしたくなるけどちょっと店の雰囲気と会わないのでもうちょっとこう…なんかうまい事…ううん。

[考えはじめたらノンストップ*]
(190) 2023/03/07(Tue) 20:30:31

【人】   タカノ

 好きなもの、多すぎてどう答えるべきかなぁ
 スープ類は、特に好き。ここで食べるものは
 全部好きかもしれないなぁ。

 ああ、あと。
 ちょっと、まってね、――えーと。

[ さて今日も今日とて、ここまで出かかっている。
 のお時間です。
 何度も繰り返した日のことを短くリフレイン。 ]

 あ、自信ある、これ。きっと大丈夫。
 こめこ、
 米粉のクレープ、だ。

 ここ数年で食べた甘いものの中では
 あれが一番好きだった。

 もちっとして、なんとも言えなくて
 あの日珈琲をお代わりしたから、
 覚えてる。

 ――名前を覚えていたのは、
 教えてくれた真白さんのおかげだけどね。

[ 好きなものを語りながら、
 いつかの日を思い出す事もあった。 ]
(191) 2023/03/07(Tue) 20:31:17

【人】   タカノ

[ そんな文字を朝から見てしまった>>157
 日にはやたらと機嫌がよかったし、
 その日を確保するためにも、張り切った。
 結果的に、それを伝えるのは、
 メッセージではなくなって、しまっただろうけど。* ]
(192) 2023/03/07(Tue) 20:31:30

【人】 厨房担当 シャミ

[カウンター越しに行われている会話が、聴こえていないわけは流石にないが。
完全に背の高い空気としてグリルの前に立っていた。手元だけはいつも正確に]


 いらっ…… 、


[けれどドアが開いた気配>>173そしてそのまま誰も入ってこないことには意識を振り向け]


 いいよ、ツユリさんはそのままで、どうぞ


[何か見たのだろうか、詰まったような声>>188を手で制そうとする。
いずれにせよドアには向かった]


 おや、 レイラさん?
 いらっしゃいませ


[そこに立つお客様>>186の姿に瞬いて、でも彼女が開けたのだろうかと判断*]
(193) 2023/03/07(Tue) 20:31:37
 

[ 
大咲もしかして死んでしまうのでは……?

  お願いは華麗に躱され、けらけら笑う神田の方を
  桃色うさぎに改名した方が良いような頬の色で
  うぅ、と見つめるしか出来なかった。

  出来ない約束はしない主義 と、いうのは。
  きっと、可愛いを控え目に、以外の意味も込められていて
  これから彼が結んでくれる約束の糸は
  絶対解れたりしないことを 教えてくれているみたい。
  ……みたいじゃなくて、実際そうなのだということに
  気付かないほど、大咲も勘は悪くないが。 ]


  …………見せたくなかったら、隠して、ください。
  その、……神田さんが。


[ 私は「可愛い」以外にも、貴方がくれるもの全てを
  きっと頬を染めて受け止めてしまうので。 ]
 

 

[ 自分も繋ぎたいと紡いで重なった掌が温かいのは、
  きっとお互いに緊張と、跳ねる心臓が脈打つせいだ。
  彼から齎される言葉のどれもが大咲の心を揺らすから、
  張られた予防線に垣間見える緊張は寧ろ有難くて。

  どうにかいつものように軽口を叩く……より早く
  ぎゅっと強く手を握られ、急速に頬に熱が集まった ]


  ……ん、と。
  私も出来るだけ長く一緒にいたい、です。
  だから 今日は……ううん、これからも
  お言葉に甘えたいし、甘えます、けど

  次の日予定があったり、体調が悪い時とかは
  絶対無理して応えようとは、しないでくださいね。


[ 迷惑じゃ、なんて言葉は彼の心配を助長させてしまう。
  でもここだけは譲れませんから、と。
  代わりに終電後、ひとりで帰る時は歩くのをやめて
  タクシーなり何なり、安全な帰宅方法を選ぼうか。 ]
 

 

[ ちゃっかり「登山好き」は頭の中にメモして
  神田さんフォルダへ丁寧に保存しておこう。
  一緒に藤棚を見に来ようという未来の約束に、頬を緩め
  「はい」としっかり頷いて。
  饒舌なお喋り内容は、ふふ、と楽し気に笑って聞いていた。
  中学生と雪合戦して負けたなんて、可愛いな。
  じゃあ次は私と雪うさぎ対決しましょうよ、とか。
  そんな返事をしながら。 ]


  ……こ、これ以上喜ばせてどうするんですか、ほんと…


[ 困ってないけど、困ってしまう。恋は矛盾だらけだ。
  これから可愛い服を買うのに更に時間をかけてしまうし
  常に貴方のかわいい、を更新できる自分でいたい。

  そんな時間を経て、ベンチに座って。
  優しい言葉に背中を押され
  大咲は初めて、お菓子作りを厭う理由を語っていく。
  重なったもう片方の掌が、心の雪を解かしていく。 ]

 

 

[ ご飯を食べてくれなかった話の時は。
  横で何かを堪えたのを、話しながらでも感じていた。
  話を途切れさせないようにという配慮を有難く受け取り
  しかし、ケーキの話はやっぱり、
  隣から穏やかでない色を含んだ声が零れ落ちてくる。

  だから食前には言いたくなかったのだ。
  こんな話を聞いた後に、彼だけのうさぎのクッキーをなんて
  もし同情でも覚えさせたらと思うと、言えなかった。
  ……料理の味を変えてしまうというのも勿論だけれど。

  優しい人だ。他愛なく人を喜ばせることができる人。
  大咲なりの恋の向け方は、多分、隠し通せてはいなくても
  それゆえに、あの時語ろうとしなかった。
  もし彼が他に想う人がいたとして、大咲の過去の話が
  邪魔してしまったらどうしよう──と。

  料理人としての自己肯定感は高くても。
  ひとりの大咲真白を肯定するには、
  あの日のケーキがどうしても傷痕になっていて。 ]

 

 

[ 恋ってもっと、甘くて穏やかで優しいことばかりだと
  そんな風に考えていたけど、現実は全く違う。
  好きだから辛くて、好きだから出来なくて、
  恋しているから、何故か過去の傷をまた掘り返して。

  全部知って欲しい。全部知りたい。
  私以外とじゃなくても幸せでいてほしいとも思えるのに
  でもやっぱりその時傍にいるのは、私がいい。


  ──好きだと告げた瞬間、彼の片手が肩へ触れ
  驚く間もなく繋がったままの手を強く引かれて
  勢いのまま、大咲は彼の胸元へ抱き寄せられた。 ]

 

【人】   タカノ

―― 店内へ入る前 ――

 あ、すみませ、
 ――あれ、葉月くん

[ すれ違いざま、うまく避けることができず、
 肩が触れて、謝罪をしようとしたが、

 彼は答える事なく、走っていく。

 あの、"俺はいつだって飄々としてる"

 ――そんな自分で居たい と思っていそうな
 彼の横顔>>175に、滲む必死さは

 どうにも、放置できなくて、
 その背を追って、自分も少し走った。 ]
(194) 2023/03/07(Tue) 20:33:38

【人】   タカノ

 大丈夫じゃなさそうじゃん
 どうした

[ やがて彼が立ち止まれば、
 嫌でも気づくよう、肩を叩き、問いかける。

 無論、触れないでほしいようなことを
 言われたり、一人にしてだとか言われたなら

 引き下がるつもりで。* ]
(195) 2023/03/07(Tue) 20:33:52
 

  ────……っ、


[ 大咲の心音に負けないくらいの大きな声だった。
  咄嗟に、いつも大事にしてるカメラがあることを思い出し、
  けれど見開かれたままの目と言葉を紡げない唇は
  そのことを指摘する余裕もない。
  遅れて気付いた彼がそっと体を離すのに
  「あ、」とどこか名残惜し気な声だけが零れ落ちる。 ]


  ………… ……  は、じめて、です
  今まで、お弁当がないこととか授業参観とか……
  三者面談に来てくれないこと、とか
  そういうのから察して、かわいそうって
  言われたことはいっぱい、あった、けど


[ 彼は、母に怒ってくれたという。
  かわいそうじゃなくて、あの日の、母に。 ]

 

 

  ……怒ってくれたのが、嬉しいです
  私には、怒りたくても怒る権利は無いって思ってて
  お母さんにとって邪魔だって、……知りたくなかったから
  捨てたことをなんでって問い質したとして、

  最悪の未来を、考えたくなかったから……


[ だから、嫌いじゃない。恨んでない。
  でも、好きってわけでも、ない。
  触れ合わないのが私からの、せめてもの優しさだった。

  好きになった人が、あの日の自分の代わりに
  ふざけんなと言うくらい怒ってくれる。
  それだけでまた彼に救われて、紡ぐ声はひどく掠れて、
  「薄い人間性」なんて言葉には強く首を横へ振った。 ]

 

 

  全部、神田さんとしたいことばっかりです。
  ご飯もケーキも他のお菓子も食べて欲しいし、
  神田さんのご飯も、一緒に、食べたい。
  一緒に作るのも、きっと楽しいだろうなって思います。

  今まで知らなかったこと、全部知りたいし
  ……私だけの、神田さんになって、ほし ぃ …し


  お互いを一番幸せに出来るって、信じたい。
  ……ううん。一番幸せにするって、約束します、私。


[ 語彙なんか、私の方が滅茶苦茶だ。
  でも今は気持ちの儘に喋って、伝えたいことを伝えて
  貴方と一緒に未来だけ、見ていきたい。

  いつか作るお菓子の記憶が全部、ぜんぶ、
  貴方の笑顔になるように。
  作って差し出す時の、私の笑顔に、なれるように。 ]
 

 


  話したいと思わせてくれたのも
  受け止めてくれたのも、ありがとうございます。

  ……神田さんの恋人にしてください。
  うさぎの穴は例外、ですけど
  神田さんを独り占めさせてほしい、です。


[ カッコつかなくていいんですよ。
  ずっとそんな、照れさせられてばっかりだと
  いずれ溶けてしまいそうなので。

  私だって、好きなんですから
  言わせてください。恋は先手必勝です。 ]

 

客 クリスは、メモを貼った。
(a37) 2023/03/07(Tue) 20:36:01

【人】 会社員 レイラ


あ、高野くん……

[葉月を追いかけるべきかどうか迷っている間に
ちょうど同じようなタイミングでやって来た高野が>>194
葉月の背を追っていく。
取りあえず彼の方は高野に任せよう。

改めてドアの影からそっと店内を覗き込めば
向かい合う速崎と栗栖の姿。

店内に漂う神妙な空気。に、
何かがあったのだろう、とは察せたけれど――

……何となく、今中に入るのは気が引けて。
店の入り口付近でうろうろしていた。
もし誰かが見つけてしまったらそっとしておいてほしい。]
(196) 2023/03/07(Tue) 20:36:44
 


  えっ。



[ いやあの、疲れてはいないんですが。
  でも照れずに受け止められる自信が全くないというか
  聞きたい気持ちと、聞いたら心が爆発する自信があって

  ……あの、複雑な乙女心という言葉の意味、
  私、ちゃんと今、心の底から理解した気がします! ]


 

 


  ………… ぁの。
  私、恥ずかしがると、逃げる癖が……ありまし、て……

  ……捕まえておいて、くれますか……


[ でも、聞きたいんです。
  貴方が好きになってくれた私のこと。

  そしたら私、自分のことを
  大事に出来るようになる気がするから。* ]

 

【人】 会社員 レイラ


びゃっっ


[と思った矢先に話しかけられ>>193
アイドルらしかぬ声をあげてしまう。]

こ、こんばんは〜〜〜……


[大丈夫?私今入っても大丈夫な奴??
小声でおろおろ様子を窺いながら、
そーっとカウンターの隅っこに座るのでした。**]
(197) 2023/03/07(Tue) 20:39:58
メモを貼った。

【人】 店員 チエ

[翌日。
 寝逃げは羞恥心だとかケイちゃんからのメッセージへの返信だとか、いらないことばかり忘れさせてくれた。
 今返事をするよりは、明日帰ってくるらしいしその時盛大に迎えればいいかな、と無精する。
 今日は通しシフト。それこそケイちゃんがいないから、みんなのシフトが少し厚めだ。
 ランチの慌ただしさを切り抜けて、夜営業。

 >>107昨日の今日のシャミさんは本調子には全然見えなかったけれど、昨日よりは大丈夫そう、というのが第一印象。
 あんまり寄ってたかって体調を聞いても、と思ったから、漏れ聞こえた胃腸事情だけ記憶しとく。
 おかゆなら行けるのは、だめなんじゃないか?]

いらっしゃいませー。

[そう声かけて迎えたのは、葉月さん>>72だったか別のお客様だったか。

 変わりなく仕事していたつもりではあるけれど、時々頭の中にあのグリーンのワンピースが過ぎる。]
(198) 2023/03/07(Tue) 20:42:31
メモを貼った。

【人】 店員 チエ

[そんな一日だったから。]

ひぇ、

[名指しでツラ貸せ>>108されて、情けない声が出た。
 やっぱりテンション上がりすぎですか?
 やっぱりやめときますか? ボクには大役すぎますか?

 ぼんやりしてつい誘った、なんて言われれば、キャンセルの話だと思って身構え――たけど。]
(199) 2023/03/07(Tue) 20:43:13

【人】 店員 チエ

……あ、いや、別に。
ボクはほら、ここの仕事なかったら空いてることも多いから。
シャミさんの都合に合わせるのは、全然。

あとですり合わせましょ。

[ダイジョブ、となんだかカタコトみたいに頷いた。
 変に身構えた分、拍子抜け。予定合わせるのなんて、そりゃそうでしょうって思ったものだから。
 忙しい方に合わせるのは当然でしょ、と、リスケし放題個人的な予定ばかりのスケジュールを思う*]
(200) 2023/03/07(Tue) 20:43:36

【人】 店員 チエ

――その後――

[それからというもの、しばらく忙しい日が続く。
 お土産の謎チョコは頂いたけど、帰ってくるなりケイちゃんが具合悪いと休みがちで。(飲食だからね、風邪とかだと結構厳しいんだ、うちも)
 シャミさんも本調子じゃないとなれば、こないだの忙しさがそのまま続いてるみたいな日々だった。

 ……なものだから、ぬいぐるみも新作が生まれることもなく、あのワンピース以外の服も、結局探せていない。
 それよりも、キッチンに立つことが増えたぶん、アレンジの効きそうなレシピとかを調べることのほうが、重要だったもので。]
(201) 2023/03/07(Tue) 20:43:55

【人】 店員 ミスミ

[思考を中断させたのは扉の開く音>>174の音。
カウンター内から顔を上げた時には空いた扉に誰の影もなく]

あ、俺閉めるんで

[遠藤さん>>193もこう言ってることだし。
いい声のお客さん>>188よりも先に扉のほうへと近づけば、うわ、めっちゃ美人>>196
でも、なんだかちょっと所在なさそうに見えたのと。

入りますか、入りませんか、尋ねるほどの勇気もない。
だって何だか落ち着かなさそうだから。
でも、遠藤さんの声でそっとカウンターの隅に座る彼女>>197に一先ず温かいお絞りを用意して]

もしよかったら、あったまるまでどうぞ。

[誰かの忘れ物、とは思いづらいひざ掛け(だって複数かごに積んであったし)もひとつ。
要らないようなら、ただかごに戻すだけの話*]
(202) 2023/03/07(Tue) 20:44:36

【人】 店員 チエ

[怪我の功名というか、不幸中の幸いか。
 この忙しさでよかったことのひとつは、イワシの処理がうまくなったこと。
 練習してたのと、魚を扱うことも増えたのと。
 ケイちゃんにも負けないよ、と口だけなら言えるくらいには。

 さて、機運次第ではそろそろ、約束>>1:411を果たす日かもしれない*]
(203) 2023/03/07(Tue) 20:47:51

【人】 厨房担当 シャミ

[なんだろう。この。
出迎えてしまわない方が良かったか]


 ……
こんばんは



[おろおろしながらも中へ入ってくれる彼女へ、そっと顔を寄せる]


 疲れているみたい……もし、良かったらだけど
 お食事の準備が出来るまで少しだけ奥のスペースで休まれますか?


[おしぼりと膝掛けと>>202
座り心地の良いソファはある。もちろんそこはうさぎのテーブルの舞台裏の一部だから、本来は招けるような空間ではないけれど]
(204) 2023/03/07(Tue) 20:52:00

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[一人で食事をすることが多い。他人が嫌なわけではない。家族や友達、事務所の集まり、みんなでわいわいしながら食べるのも好きだ。
 それでも積極的に話しに加わるよりも、少し離れて食べることが多い。
 
 食べている人達をみるのが好きだ。おいしいご飯を幸せそうに食べる人、話しに花を咲かせながらシェアする人、ちょっと見栄をはってウンチクを話し出す人。いろんな人を眺めながら、暖かな空気に包まれたその空間で楽しそうな人達を眺めながら、おいしいご飯を食べるのが好きなのだ。]
(205) 2023/03/07(Tue) 20:52:22

【人】 役者 セロ

[この店は、そこまで大きいわけではない。なので、お喋りをしているならともかく、一人静かに食べていると案外人の話が聞こえたりする。

 シャミに制されて大人しく席に着くが>>193、気持ちは全然落ち着かない。
 全くの他人ならともかく、知っている人なわけで。隣で取り込み中なわけで。

 (クリスさんは、確かレイラさんが……え、ゲイザーが、ゲイザーも?)

 もしかして、前回のあの姿が関係しているのかとも考えて、頭を振る。
 (あの日のことは、何も知らない)

 ハヅキさんとゲイザー、仲良さそうだったけど……仲は良かった、んだよ、ね。]*
(206) 2023/03/07(Tue) 20:52:44

【人】   タカノ

―― 素敵な夜へ ――

[ ――葉月くんの肩を叩いた後、
 話し込んだとしても、その夜の予定は
 かわらない。

 もしかしたら連れ立っての来店だった
 かもしれないけど、それでも

 一人です>>140と言うのは変わらなかったかな。
 葉月が泣いて縋って同席してくれとか
 天地がひっくり返っても起きないであろうことが
 ないかぎりは。 ]

 空いていたら、どこでも。
 あのね、たけのこが食べたいな
 どんな食べ方がおいしいかな?

[ 案内してくれたのが誰であれ、
 たけのこ、の文字を見たら、
 まずはそう言って。 ]

 あとはお任せで一品。

[ 待ちきれないという表情で席につく。* ]
(207) 2023/03/07(Tue) 20:53:29

【人】 厨房担当 那岐

[栗栖の本日のご指名は速崎のようで。>>141
 もちろんそれを邪魔するつもりはないから、
 軽く頷いて応えるだけで、フロアから下がる。

 あの日以来会えていないのなら、
 話したいこともあるだろう。

 会話には口を挟まずに厨房に戻れば、
 新しく入ったばかりの可愛い後輩が一人。>>170

 新しく入ったオーダーは聞いていた。>>80
 沙弥が>アスパラを>144、
 速崎がブロッコリーを請け負うならば>>152

 残り物ものは引き受けようかとしたところで
 綺麗なイカのパスが入ったから>>182
 これも美澄に任せるとして。]


 じゃあ、鶏肉とたけのこ、引き受けます。


[丸鶏のスープの早速の出番に、たけのこを手に取った。]
(208) 2023/03/07(Tue) 20:53:31

【人】 客 葉月

[俺に勇気をくれた彼女の声すら、今は遠く届かない>>186
身につけたもの、この場所で得たものを全て落としながら走ってる気分だった。

──そんな中でも、奴の声が耳に届いたのは>>195

きっとその声を最近、あの店じゃない場所でたくさん聞いたからかもしれない。>>135

テープ起こしの最中、ICレコーダーから聞こえてきたのと同じ声。
いや、今はちょっと息が上がっているだろうか]

……高野、さん。

[名前を呼ぶ、あの取材のときと同じように]

変われたと思ってたら全然変われてなかった……それに気付いたときって、どうしたらいいんでしょうか。

[そんなことを急に聞いたって、相手は困るだろう──そんな理性の声すら今は遠い。
泣き腫らした真っ赤な瞳を相手に向ける。カッコつける余裕なんて消え失せた、子どものような顔で**]
(209) 2023/03/07(Tue) 20:55:22

【人】 厨房担当 シャミ

[ところで。
筑前煮>>190
いいと思うよ。普通に和食を求められればお茶漬けとかお味噌汁とか出る店だよ。カレーとかも。

フリットはまかないに出して欲しい。調子が良ければ二つ食べれるけど、一個だけでもいい]
(210) 2023/03/07(Tue) 20:58:14

【人】 厨房担当 シャミ

─ ツユリさんにアスパラを ─


[旬のはじめのアスパラガスは皮も繊維も柔らかい、茹でたら水分量が増えすぎるから、まずはグリルにしようと思っていた。
グリルとなれば当然、たけのこも。ということで予定になかったけどたけのこは別にかぶってもいい。なぜなら美味しいから。

アクの少ない採れたてたけのこは縦1/4に分けて、
少量のオリーブオイルを塗ってホイルでくるんでオーブンで20分──
焼いていおいたものがこちらになります。


ホイルから出して、1cmくらいの厚みのくし形に切り分け
山椒の実を軽く漬け込んだ醤油を、少しずつハケで塗りながらグリルで焦げ目をつけていく。

アスパラは根に近い固い部分と食べやすい部分との境目を、探って手でパキン、と折れる位置。1本のまま、グリルへ。

アスパラともたけのことも相性のいい、卵を。
小鍋にお湯を沸かしてワインビネガーを大さじ2
沸騰したら鍋に渦を作り、生卵を静かに沈める──ポーチドエッグ。

形が乱れないことを見守りながら、やがて白身が不透明に固まったら火を止めた。余熱で黄身も半熟に]
(211) 2023/03/07(Tue) 20:59:25

【人】 厨房担当 シャミ


[四角い黒皿。四隅にトランプのスートが銀地で描かれている。

そこへ、シンプルにグリルした太くてジューシーなアスパラを横たわらせる。
塩をしっかり、胡椒はやや控えめ。

さらに香ばしく焦げ目のついたたけのこも並べた。
たけのこには、木の芽味噌を添えようかと思ったけど
今回は、ほのかに山椒の香りだけを感じさせる程度。ツユリさんは以前、木の芽の辛みに驚いたようだから。
オリーブオイルを垂らして洋風に寄せる。

ポーチドエッグをお皿の中央に落として、少しだけ半熟の黄身を崩す。
最後に全体へパルミジャーノチーズをたっぷり擦り下ろして花絨毯のように]


 おまたせしました
 アスパラとたけのこのビスマルク風 です
(212) 2023/03/07(Tue) 21:01:52

【人】 店員 チエ

栗栖さんおかえりー。
ついにお客様までただいまって言うようになったかぁ。
もうこっち来ちゃいます? なんて。

[>>49こんばんは、でも空いてる?でもないフレーズで入ってくる人は珍しい。
 最近仲間の増えたうさぎの裏側に誘いながら、お出迎え。
 そのうち、迎える側の言葉が栗栖さんから出るのを聞けば、会話に首をつっこみはしまい。
 水とお手拭き置いて、そっと下がった。]
(213) 2023/03/07(Tue) 21:08:48

【人】 店員 チエ

栗花落さん、いらっしゃいませー。

[>>79そこでちょうど、ドアをくぐった姿を迎え入れる。
 と、早速ケイちゃんに差し入れだ。こないだのもあり、復帰祝いもありで、誕生日も。
 人気者だねえ、なんてくふくふ笑いながら、巣穴のうさぎたちはいっぱい食べる人を歓迎しよう。]
(214) 2023/03/07(Tue) 21:09:31

【人】 店員 チエ

[この瞬間までは、まだ平和だった、な]
(215) 2023/03/07(Tue) 21:09:57

【人】 厨房担当 那岐

[たけのこを手に取りながら、
 フロアの会話が聞こえなかった訳じゃない。
 
 誰もが口を挟むようなことではないから、
 ただ、静観していた。

 鳴ったかと思ったドアベルの音。
 出迎えにいったのは美澄と沙弥か。>>193>>202

 絞り出すような声が苦しそうで。>>166
 また彼女の新しい一面を見る。

 彼女に応える声は柔らかい。>>185

 柔らかいからこそ。
 真綿で締め付けるようだと少し思った。


 栗栖の言葉に嘘はないだろうからこそ、余計に。]
(216) 2023/03/07(Tue) 21:10:13

【人】 厨房担当 那岐

[誰かを想ったとして、想いが通じ合うとは限らない。
 それは時に連鎖反応を起こすみたいに>>174
 重なり合いながら、それでも。


 ――人を好きになるのは、どうしてなのだろう。

 
 返したメッセージにまだ返事はない。>>192
 ふと過ぎった顔が、妙に頭に焼き付いた。*]
(217) 2023/03/07(Tue) 21:10:29

【人】 客 葉月

-回想/そういえば、の話-

[アリスブルーの制服を、俺は見たことがある。
ゲイザーちゃんが飛び出して行った次の日から、昨日までの間の何処か。
オレンジの制服を探したその先で、その優しい青色が目に飛び込んできたのだ]

え、……大河くん?

[驚いてつい大きめの声を出してしまったのを覚えている。

遠い記憶の中の少年が大人になって目の前に現れたと思ったら、いつの間にか行きつけの店の店員になっていた。時の流れ、あまりにも速すぎる。

カウンター席に座って、彼とはどれだけ話せただろうか。

たとえば、住むところを探していることとか。>>169

もしそんな話が聞けたなら。
俺はきっと、自分の家のだだっ広いシステムキッチンのことを思い出しただろう。

けれど、]
(218) 2023/03/07(Tue) 21:15:18

【人】   タカノ

 おう、そうだよ。

[ とりあえず呼び声には答え>>209を得た。
 だがいつもよりはずっと覇気がない。

 泣いてんじゃん、やっぱ大丈夫じゃないな。
 ため息をついたのは、別に君に呆れたり
 したからじゃない。

 追ったのは正解だった。

 見てんじゃねぇよ、と周りの視線を
 疎んだ故に。 ]

 答えあげる、いーこだから
 こっち。

[ 目と鼻の先、時々立ち寄るコーヒーショップまで
 腕を掴み、半ば引きずるような形で
 連れ込んだ。 ]
(219) 2023/03/07(Tue) 21:15:46

【人】 客 葉月

(いや流石に……友達ならまだしも、昨日今日会った他人にそんなこと言われても困るだけだよな……。
こっちが勝手に、彼のおばあさんに対して恩義感じてるだけなわけで。

いやでも……うーん……)

[なんて。俺の数ある悪いところの一つである優柔不断さを遺憾なく発揮して。

結局その日は何も言い出せないまま、
「ごちそうさま、また来るね」で終わっただろう。

──そう、恙なく入店できたそのときに彼が店の中にいたならば。
一応話だけでも持ちかけてみようと、そう思っていたのだった。

今となっては、全てが遠い昔のことのように思えるけれど**]
(220) 2023/03/07(Tue) 21:15:57

【人】   タカノ

 ごめんねマスター、奥の席貸して

[ 一番奥の席までついたら、ハンカチを渡しながら ]

 変われたも、変われなかったも
 誰が決めんの

[ 求められている言葉を探りながらも結局、
 上滑りする優しい言葉を、知っていても
 それを使うことはしない。 ]

 あのさ 葉月くん
 あんた、格好良いよ。
 変わったって自分で思えるくらい、頑張ったんでしょ
 それが何か、俺は知らないけどさ。

 何にそんなに、追い詰められてんの
 そんなに自分嫌い?

 俺は好きだよ、格好つけようとすんのも
(221) 2023/03/07(Tue) 21:16:18

【人】   タカノ

[ 頼んだものは、珈琲二つ。
 それ以外のものを胃に入れる余裕があるなら
 おすすめ二品食べられるもの。 ]

 持論だけどね、俺が好きじゃない俺を
 誰かに好きになってもらおうって、違くない?

 それと、誰かが好きって言ってくれる俺を
 嫌いっていうのも失礼でしょ

[ 彼に話す余裕はあったか、なかったか。
 ないとしても、珈琲をすすめ、穏やかな表情を
 浮かべて見守っている。* ]
(222) 2023/03/07(Tue) 21:16:38

【人】   タカノ

[ ――そんな俺こそ、真の長兄にふさわしいのでは
 と思うわけですが。どうでしょうね。* ]
(223) 2023/03/07(Tue) 21:16:50

【人】 店員 チエ

[ケイちゃんの声>>165が、聞こえてしまって。
 わぁお、と思うと同時、あまりにも最悪のタイミングでドアが開く>>173のを見てしまった。
 やば、と意識を向けたら、先に動く姿があって>>193>>202。]

(どうしよ)

[内心冷や汗がすごい。ものすっごい。
 しかも栗栖さんの優しい返事も、聞こえる>>185

 たすけて、いっそ助けてお客様。]
(224) 2023/03/07(Tue) 21:19:53

【人】 店員 チエ

……ボクも、そっち入る。

[冷静にキッチンにいるナギさんに縋るみたいに、カウンターに入る。
 何かしていたいんです、許してください。
 何でも食べたい栗花落さんのオーダーとか、追ってやってきた貝沢さんのオーダーとか。
 こなさなきゃいけないお仕事、あるでしょう!?]
(225) 2023/03/07(Tue) 21:23:34
客 葉月は、メモを貼った。
(a38) 2023/03/07(Tue) 21:23:59

  タカノは、メモを貼った。
(a39) 2023/03/07(Tue) 21:24:07

【人】 厨房担当 シャミ

─ あらためての約束 ─
>>200

 ダイジョブ? ……良かった


[肩から力が抜けた。
本当に付き合ってくれるつもりなんだ]


 それと
 ええと。うさぎのぬいぐるみも連れてきてくれる……?

 もしかしたら二人っきりだと緊張し過ぎちゃうかもしれないし


[スケジュールを合わせたなら、予定帳にはいままで使ったことのないピンクのペンで丸をつけておいた**]
(226) 2023/03/07(Tue) 21:25:27

【人】 厨房担当 那岐

[料理に取り掛かる前に。
 冷蔵庫から作り置きの杏仁マンゴータルトを取り出す。

 大きめの皿にタルトを盛り付けて、
 マンゴーで作ったソースを皿に円を描くように広げて。
 彩りに苺を刻んだジュレを少し乗せる。
 白ワインを入れているが
 アルコールは飛ばしているので、ご安心ください。

 カウンター席に戻ってきた彼女の前に。>>206


  少し早いですけど、デザートです。
  食後の方がいいなら、用意し直すんで言ってください。


[ことりと、アスパラと一緒に並べて>>212*。]
(227) 2023/03/07(Tue) 21:25:41

【人】 店員 ミスミ

[まって。全部??全部っつった?このひと>>80???
どんだけ食べるんだろう、しかも胃袋二つあるとか言ってる>>172。牛かよ]

えーっと、アスパラは温菜なんですよね。
ブロッコリー…

[さっき速崎さん>>152は何を作ると言っていたっけ、と確認のために彼女を振り向いて。
視線を戻すことにした、だってあんな神妙な空気の時に聞けるわけがない。
人生経験が浅瀬のちゃぷちゃぷ状態だとはいえ、あの空気で声をかけちゃいけないことぐらいはわかる]

イカ、イカ…うーん。

[よし、主食にしようと決めた。
ついでにブロッコリーの芯のほうもちょっともらおう]
(228) 2023/03/07(Tue) 21:31:45

【人】 店員 ミスミ

―イカ墨リゾットつくるよ。―

[まずはブロッコリーの芯の部分。
水を含ませたキッチンペーパーでくるんでからレンジで暫く、
熱々のうちにすじの部分をぐるりと剥いてから粗く刻んで瑞野先輩のチキンスープを拝借し、そいつにドボン。
旨味というのは冷えていく過程で含まれていくのでスープを温めなくても今は問題ない。

タマネギをみじん切り、それから下準備された米を量り、それらを炒める油はグレープシードオイル。
並行して、ヤリイカは胴の部分を食べやすい大きさにして、別のフライパンで軽くソテー。
ワタも丁寧に取り出したところで粗みじんのブロッコリーが入ったスープのボウルをレンチンして、熱々の状態で米に投入すれば、じゅわっと水分がはぜる音がなんとも気持ちがいい。
それから米に旨味を含めている間に湯剥きしたミニトマトを二つほどこれも粗く刻んでおいた]
(229) 2023/03/07(Tue) 21:32:27

【人】 店員 ミスミ

[最後にイカ墨とソテーしたイカの半分を合わせて、塩と白ワインで味をちょっとだけ調えて。
温まったら盛り付けはちょっと深めの皿に。
上に乗せたイカはバターできらきらと、飾ったトマトで華やかに。
少しだけミルで上から黒コショウとパセリを散らして]

ヤリイカのリゾット、お待たせしました。

[気に入ってもらえますように。
祈るような気持ちで、その皿を美声の健啖家へ*]
(230) 2023/03/07(Tue) 21:32:49

【人】 店員 ミスミ

[あ、ちなみに残してある足の部分は賄いであとでブロッコリーとかアスパラの端っこたちと一緒にフリットミストにしますから安心してください。
残ったら、ですけどね*]
(231) 2023/03/07(Tue) 21:37:56
店員 ミスミは、メモを貼った。
(a40) 2023/03/07(Tue) 21:41:38

 ― 白うさぎの幕間閑話 ―



[ 早退の夜から二日後に戻って来た速崎は、しかし
  翌日から更に数日、今度は普通に体調不良で欠勤した。
  新しいアリスブルーのうさぎ店員はまだまだ慣れぬ身、
  大咲は急遽シフトを増やし、休日を出勤日にしたりして
  どうにかこうにかうさぎの穴を連携プレーで回した。
  神田とは、夜の退勤後、共に帰る夜もあっただろうか。

 
けいちゃんマジ今度こそツラ貸しとけ〜!?

  ……とは、まあ、体調不良者には思うまい。
  営業後に店裏へ呼び出してタイマンしても良いのだが
  あの時の後姿を思い出すと、どうしても。
  コーヒー豆をそのまま噛んだ後のような気持ちになる。

  "かわいそう"で傷付いたのは、栗栖と速崎だ。
  勝手にそこへ大咲の過去が付いてきただけ。
  零してしまった「なんで」の話し合いは、…未だ。
 
(あ、お土産はちゃっかり食べました。ええ。
美味しかったけど、けいちゃんどこ帰ってたん…?)
* ]

 

 ― アスパラガスの日に ―



[ 漸く得た夜シフトのみの日だった。
  ああ〜夕方からの出勤最高……とかなんとか思いながら
  既に仕込みや準備をする瑞野にそのテンションのまま
  (あの日の視線の先を思い出したのもあり)
  スマホ片手に、MVを見せに行くくらいにはご機嫌だった ]


  瑞野さん、見てくださいよこれ〜っ
  最近友達から送られてきて、ずっと聞いて …て…?


[ そんな他愛ない雑談、の、つもりが。
  予想外の反応に「これは…………」と勘付き
  "本当にヒーローなんだ"という言葉と、クレジット。
  大咲は大変に偉いので、深くは突っ込まなかったが ]

 

 

  (…………ふふ、瑞野さんも、そんな顔するんだ?)


[ あーあ、高野さんってば勿体ない。
  こんな瑞野さんを見れないなんて。
  でもこれは"うさぎの特権"の一種類なので。

  何だか遠くないうちに彼のものになってしまうような
  妙な確信めいた予感もあるからこそ。
  お兄ちゃんみたいな先輩スタッフの横顔を
  微笑ましく見守るに留めました。偉いでしょ〜?* ]

 

厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a41) 2023/03/07(Tue) 21:45:09

[明確な告白の前に、これからも「可愛い」と言う宣言をしたり、終電を逃したら送っていくと申し出たり、随分と厚かましく「彼氏面」をする自分に対し、彼女から返ってくるのは嫌悪でも固辞でもない。
親に甘えることなく育ってきたという成育歴はこの時点では聞いていなかったが、甘え方まで絶妙に可愛いものだから、何度も唇を内側に巻き込んで堪える羽目になった。
本当に隠せる場所ならともかく、ここはまだ彼女の店からほど近い路上なので。]

 頑張りはするけど無理はしないよ勿論。
 仕事を疎かにするやつがきちんと仕事をしてる人の横に立つなんて恥ずかしいし、
 体調不良で無理してうつすのも嫌だし、長引いて会えない日が出来るのも嫌だし。

 でも言っとくけど、僕の仕事はかなり融通が利くものだし、
 身体もすごい丈夫だからね?

[これは守れる約束だ。
自分が彼女の夜道を心配するように、彼女が自分の健康やスケジュールの心配をする権利を持っていてほしい。]

【人】 厨房担当 那岐

[たけのこを刻んでいれば、
 知恵が縋るような目でやってきた。>>225

 ……そうなるのも分からなくはないので。

 たけのこを一度置いて、
 汚れた手をビストロエプロンで拭いて。
 落ち着かせるようにぽん、と頭を撫でる。]


  たけのこと鶏ささ身のスープ。
  一緒に作るか?


[メイン料理が先になってしまったけれど。
 今日は軽食。腕を鳴らすにはちょうどいい。]
(232) 2023/03/07(Tue) 21:48:39
[明かされた話は、自分の人生において似た経験がないものだから、「同じ気持ち」になることはできない。
本当の意味で共感できないことを、耳障りの良い言葉で表現しても嘘になりそうで。
だから彼女の心を救える適切な言葉を探し出せない不甲斐ない自分を正直に晒した。
彼女自身が嫌いになれないと言う母親に怒っていることを隠さなかった。]


 「かわいそう」が言える人は「持ってる側」だよね。
 僕が使うのは「こんなおいしいものが嫌い?かわいそう!」みたいな時だけど。


[その言葉、さっきも聞いたような、と過ったが、食事に夢中だった時に流れた言葉だとは思い至らない。]


 マシロちゃんは、蔑ろにされたことを怒って良いと思うけど。
 
 ……そうか。
 甘え方がわかんないくらい放っておかれたから、
 怒っても「大丈夫」って思えないんだ。

 ああもうなんで!
 なんでこんな、
 
 ……僕の好きな子を傷つけたなって、怒鳴り込んでやりたい。

[呻くように低く呟く。]

[今度は衝動に駆られたスピードではなくゆっくりと引き寄せる。]


 好きだよ。


[切実な響きを耳元に落とした。
彼女が甘えを預けられる場所になりたいという願いを込めて。

約束で自分はまた更に幸せになれる。]


 うん。
 「うさぎの穴は例外」ってちゃんと言えるところも好きだよ。
 マシロちゃんが料理とお店を好きなの、ずっと見て来たからね。

 恋人。うん。
 
――ああ、

   ……「もう離さない」って、こういう時に出てくる言葉なんだなぁ。

[高野の真似をして自分には似合わないと笑った言葉がこんなにしっくり来る日が来ようとは。
実感が籠った言葉は、あの時よりは客観的に笑えるものになってはいないと思うけれど。]


 はは、かーわぃ、
 そうだね、ぴょんって背中向けるの得意だよね。
 
 僕は力もそんなに強い訳じゃないけど、この手は絶対離さない。


[抱擁を解いた。
抱き締めていたら表情が見られないのが惜しいから。*]

【人】 厨房担当 那岐

[そんな一幕がありながらも。
 少し時間を経てばまたドアベルが鳴る。>>140

 葉月はその場に居ただろうか。

 居たとしても見慣れた顔に、
 酷くホッとしたような気持ちになって。]


   ……お待ちしてました。


[そんな言葉が自然と漏れたかもしれない。
 お一人様だというのなら、今日もカウンターへ。]


   たけのこなら和食が定番ですね。
   洋食が良いなら……パスタにしますか?


[お任せの一品は、美澄に任せてみようか。>>207*]
(233) 2023/03/07(Tue) 21:50:48
メモを貼った。

【人】 会社員 レイラ

[速崎が「付き合っちゃいけない」>>164と発した時、
自分はまだ中の様子を把握していなかった。
けれど、おそるおそる覗き込んだ時に
いつも明るい速崎の泣きそうな顔と、
絞り出すような声を、拾ってしまって。>>165]


(――― ……う、わ)



[ドッ、と心臓が大きく音を立てた。

あ、これは。出直すべきかもしれない。
……そう、思うのに。
咄嗟に身を隠すようにしてその場で立ち竦んでしまい。]
(234) 2023/03/07(Tue) 22:00:55

【人】 客 葉月

「いーこだから、こっち」

[優しい声でそんなふうに腕を引かれて。>>219

あれ?これなんか子供扱いされてない?
今の俺でもなんとなくそれは感じたぞ?

……なんて、思ったところで言う余裕がなきゃ無意味なんだよな]
(235) 2023/03/07(Tue) 22:01:16

【人】 客 葉月

……うん、うん。

[今の俺は、泣いている。
そりゃもう、差し出されたハンカチがびしょびしょになるくらいに>>221

奴は──高野さんは、嘘をついたりしなかった。
ただ泣いてる俺を慰めるだけの優しい言葉を、使ったりはしなかった。

だから、その言葉たちは全部。俺の中にすっと沁み込んできた。

「格好良いよ」も「好きだよ」も、ぜんぶ>>222]
(236) 2023/03/07(Tue) 22:01:37

【人】 客 葉月

……まさか、あんたにそんなこと言ってもらえるとはなあ。

[泣き腫らした目のまま笑う。
けれどそれは、さっきみたいな自嘲の笑みではなかった]

好きに……なれたんだけどなあ、自分のこと。
それは間違いじゃない、はずなんだ。
あの店と、そこで出会った人たちのおかげでさ。
ようやく自分のこと、認められた気がしたんだよ。

[だけど。

勧められたコーヒーに口をつける。……苦い。
よく見ればそれはブラックコーヒーだった。

テーブルの上に角砂糖が置いてあるなら、手を伸ばしてそれを二つほど入れようか。

俺がこいつを飲むのは、眠気覚ましかカッコつけたいときのどっちかだけだ]
(237) 2023/03/07(Tue) 22:02:05

【人】 客 葉月

さっき見た光景でさ。

俺の好きな人が、俺の友達に告白してたんだ。
それを見て……俺はその、友達に対して。

──「狡い」って、思っちゃったんだよ。

あいつ絶対そんなつもりないのに。あいつは何も悪いことしてないのにさ。
もうだめだ、俺あいつに顔向け出来ない。
せっかく友達になれたのに。

[コーヒーのカップに大粒の涙が落ちる。
ああくそ、しょっぱくなっちゃうじゃんか。

カップの中の黒い液体。そこに映る表情はひどく不細工だ。
腫れぼったい目。赤くなった頬]
(238) 2023/03/07(Tue) 22:02:33

【人】 客 葉月

……自分のこと、好きになりたいなあ……。

[絞り出した言葉は、だいぶ情けなかっただろう。
それでも、彼は穏やかな表情でこちらを見てくれていた。

そんな彼の姿を見て、]
(239) 2023/03/07(Tue) 22:02:54

【人】 会社員 レイラ



(―――…… こくはく、……)




[ずしり、と胃が重くなる心地がした。

話の続きを聞きたいような。聞きたくないような。
相反する気持ちの中で動けずにいて。]
(240) 2023/03/07(Tue) 22:03:06

【人】 客 葉月

……なんかあんた、お兄ちゃんみたいだな。

[俺はあっさりと長兄の座を譲り渡した。この瞬間から俺は
次男です
**]
(241) 2023/03/07(Tue) 22:03:14

【人】 店員 チエ

ん……おいしそう、それ。
何すればいい? たけのこが先? ささ身?

ていうか、今日ナギさんすごいおいしそうなスープ作ってたよね。

[>>232あれ使うのかな、と想像しながら、伝票のメモをエプロンのポケットにしまって手を洗う。
 頭に手が乗ったのは、ちょっとほっとするような、自分の背の低さを実感するような、若干複雑な気持ちだが。
 指示があれば、それに従いながらスープ作りを手伝おう。]
(242) 2023/03/07(Tue) 22:03:39

【人】 会社員 レイラ

[そんな折に声をかけられて、
帰るタイミングを逃してしまい。
なるべく身を潜めるようにして
(二人から見えないようにと願いながら)
こそこそとカウンター席に収まった。

いつぞやこの店に入ってきた青年が
店員側になっている―――ことに>>202
今の玲羅は気づく余裕もなくて]

……あ、ありがとうございます……


[あたたかいお絞りとひざ掛け、
そして瑞野から煎茶を受け取ったものの>>115
何をリクエストするかなんて浮かばずに
そわそわと所在なさそうにしていたと思う。]
(243) 2023/03/07(Tue) 22:04:36
客 葉月は、メモを貼った。
(a42) 2023/03/07(Tue) 22:06:33

メモを貼った。

【人】 会社員 レイラ


あっ、はい……!!
じゃ、じゃあ、えっと、お願いします…!!


[そんな中、何やら気を回してくれたらしい
遠藤の申し出には飛びついた。>>204
実際飲み会のせいでやや疲れては見えただろう。

それ以上に、何でもいいから店内の会話が
聞こえない空間に逃げたかった。

案内されるまま奥の部屋に通され
ソファに腰かけてようやく ほう、と息を吐いた。
オススメボードも碌に見ていなかったが。]
(244) 2023/03/07(Tue) 22:08:34

【人】   タカノ

 お待たせ?

[ 店内で何があったのか、
 多分詳しくは知らない。

 けどいつもと少し違う空気の誰かを
 見たなら、何かあったのかな、くらいに思う。

 少なくとも、洗い浚い吐かせるより、
 ケアする時間を過ごせていれば、尚の事。

 お待ちしてました、他の誰かにだって
 よく言われる言葉に、自然と そう返したし、
 ホッとしたような表情>>233を見たなら、
 より足取りは軽くカウンターへと向かう。]

 かつぶし掛かっているの土佐煮って
 いうんだっけ?あれおいしいよねぇ。
 パスタもいいけど、和食がいいかな。
(245) 2023/03/07(Tue) 22:08:58

【人】   タカノ

[ 席へついたらすぐに、 ]

 この日、休み取れたんだけど
 どこか行きたいところある?

[ そう聞いた。
 付き合う、というよりは知りたい、の
 延長からの言葉。

 ない、と言われたときのための
 情報だってそれなりにかき集めた。

 ……嘘、必死にかき集めた。
 ときには人を頼る>>177ことさえして。* ] 
(246) 2023/03/07(Tue) 22:09:16

【人】 会社員 レイラ


あの……すみません…
ありがとうございます……

[申し訳なさそうに遠藤に礼を言い。
温かいお茶をもう一口、二口飲んで。]

……えっと……さっきまで飲んでたので……
さらっと食べられそうもの、お願いできますか?

[と、ようやくオーダーを頼もう。**]
(247) 2023/03/07(Tue) 22:11:15
客 葉月は、メモを貼った。
(a43) 2023/03/07(Tue) 22:18:38

【人】 店員 ミスミ

[お任せの一品>>207
瑞野先輩>>233から白羽の矢をねじ込まれた気がした、もちろん錯覚だけれど。
ひぃ、なんて情けない声はさすがに出さなかったけれど若干ひきつった顔が物語る。
味の好みが把握できていない相手に料理を出すことの難しさを痛感するが、いやこんな若輩者をご指名いただいてありがとうございます光栄の極み。

筍、と言っていたのでこれは外そう。
これは自分じゃなくて瑞野先輩が使うべき食材だ。

行儀が悪いと思いながらもうちょっとだけ聞き耳を立てさせてもラうと、成程、今日の口は和食>>245らしい。
成程、と思いながらいくつか頭の中にレシピが泳ぐ]

うーん…瑞野先輩、卵って使います?

[筍は使わない前提であるが、レコメンドボードにない食材なので、あらかじめ聞いておこう。
かぶりそうなら違うレシピを捕まえるだけなので問題はない*]
(248) 2023/03/07(Tue) 22:21:42

【人】 店員 チエ

あ。
高野さんだ、いらっしゃいませ。

["約束"の話。
 ちょうどディナー前にそろそろ出来るんじゃないか、なんて思っていたものだから、その人の姿が店内に見えて>>245、ぱっと顔を上げる、けど、]

何、ナギさん仲良しじゃん。
お出かけ?

ボクも仲良くなりたいな、高野さんと。

[座るなりイケメン同士で休日の相談なんてずるいじゃないの。
 いいなー、なんて冗談交じり、作業を続けましょうね。]
(249) 2023/03/07(Tue) 22:22:52

【人】 厨房担当 那岐

 
 ああ、丸鶏のスープ?
 〆のラーメンとかに使えればと思ってたんだけど。

 予定変更。 
 たけのこ、水洗いにして薄切りにして。
 あと、きくらげも石づき取って食べやすいサイズに。


[知恵が手を洗うを確認したら
 準備途中のたけのこを預けて、自身も手を洗い直す。
 
 知恵のことを背が低いと思ったことはなかったが、
 手を伸ばせる範囲ではあったので気分は。
 兄弟のような、……兄妹のような。]
(250) 2023/03/07(Tue) 22:24:06

【人】 厨房担当 シャミ

─ バックヤード ─

 店長、ちょっと失礼します


[よそ行きめいた音質で奥へ一声かけて、ソファの近くに衝立を置く。
視界を遮るというよりは、Staff Onlyの空間とをゆるく区切って落ち着けるようにする程度。
トレーでおしぼりと共に持ち込んだ煎茶を口にするのを、近くに屈んで]


 さらっと、だね
 うん。飲んだ後の一杯にしよう。おつかれさま

 ……話し相手のご入用は?


[静かにしておいて欲しいようなら、
気配を感じられる裏の厨房で調理を始めよう]
(251) 2023/03/07(Tue) 22:24:21

【人】   タカノ

[ もし彼が、抵抗してくるようなら
 つべこべ言うな、とか実力行使も考えた。
 
 見世物にさせたくない一心で。

 だが思いの外素直に従ってくれたので、
 悪目立ちするようなことは、なかったと思う。 ]
(252) 2023/03/07(Tue) 22:28:47

【人】   タカノ

[ 差し出されたハンカチは受け取られ>>236
 こちらの話が一区切りしたあたりで、
 表情が少し、変わった>>237だろうか。 ]

 なーに、あんたも
 イケメンなんて自分が一番かっこよくて
 自分以外は溝だと思ってんだろ とか言うクチ?

[ 嫌味からではなく、笑ってくれたので
 いくらか、ほっとして。 ] 

 一度好きになれたなら、またなれるよ。

[ 角砂糖が二つ、カップに沈む。
 好みも聞かず、注文したので。
 次があるなら、気をつけるとして。 ]
(253) 2023/03/07(Tue) 22:29:10

【人】   タカノ

 ………ふーん。

 思って良くない?何がダメ?
 そんなんあったら俺だって思うよ。

 それから二人はどうなったの
 上手くいくなら、祝福してあげられるの?
 なんも知らん顔して?

 無理じゃん、そんなの。
 大事な友達だから、なにもかも
 清らかな気持ちで接しないといけないの?

 ………想像してみたけど、俺なら
 は?俺のほうが好きだが?なんで
 お前が告られてんの?って思うし、

 本人にも言っちゃうね。

[ 酒が入ったならもう少し言葉もマイルドに
 なるのだろう、あの店の酒なら、より優しく。
 しかし、 ]
(254) 2023/03/07(Tue) 22:29:44

【人】   タカノ

 友達大事にして、その気持押し込めて
 おめでとうって言える、ならそりゃご立派

 俺にしてみりゃクソ喰らえってとこ。

 仲良しごっこで気が済むなら、
 余計なお節介だろーけど。


 大事な友達が、自分になにか思うことが
 あるっぽいのに、話してくれない、
 ひた隠しにしてる、避けられてるって、
 俺ならそっちのがよっぽどヤダね。
(255) 2023/03/07(Tue) 22:30:21

【人】   タカノ

 ――Madam March Hareだな。
 よし、行こう。

[ カップの中、半分ほど残った珈琲を
 流し込むと、相手にもそれをせっついて ]

 ほらほら、葉月もちゃっちゃと飲んじゃって。
 こういうのはな、
 早いうちにどうにかすべきだ

 学校じゃないんだから、
 数日休んでもまた会えるって保証、

 ないんだよ?
(256) 2023/03/07(Tue) 22:30:53

【人】   タカノ

 機会を逃して、会えなくなって。
 好きな人と、友達と、両方失って
 自分カワイソーって酔える 
 あんたじゃないんだろう?

 なんもかんも失敗して、
 自棄になったら電話してよ。

[ 席を立ち、再び彼の腕を引く ]

 潰れるまで、付き合うからさ。
 俺、兄弟いないけど、門下生いたから
 お兄ちゃんは慣れっこだよ?

[ コード決済でさっさと会計を済ませ、
 また来るよと言い残し、店を出る。
 しゃっきり一人で歩けるようなら ]
(257) 2023/03/07(Tue) 22:31:21

【人】   タカノ

 いや、言えよ。
 いつまでも腕引いちゃったじゃん

 好きな人の腕もまだ引いてねーってのに

[ 笑い飛ばすように言って、
 向かうは、我らがウサギの穴。
 逃げられたら、今日はもう、追わないだろうけどね。* ]
(258) 2023/03/07(Tue) 22:31:44

【人】 店員 チエ

ん? うん、オッケー。

[予定変更、に頷いて、たけのこを洗う。
 これでも、包丁はまあまあ握れますからね。
 切り揃えるくらいなら、迷いなく。]

これくらいでいい?

[厚みなりサイズなりを簡単に確認したら、それを繰り返す。
 バックヤードに気配>>247があれば、ちらと意識を向けたりするけど、手を切らないように一瞬だけだ。
 シャミさんが行ってるし、必要ならうちのパンは置きっぱなしです。]
(259) 2023/03/07(Tue) 22:35:28

【人】   タカノ

 チエちゃん、会いたかったんだ。
 この前のピザ、チエちゃんが作ったんだって?
 
 あれ、すっごい美味しかったから
 今日も期待してるよ。

[ いらっしゃいませ>>249の声に答え
 軽く手をあげた。 ]

 すっかり修行済みになっちゃってるんじゃないかって
 期待に胸膨らませて、お腹は空かせてきました。

[ お出かけ?と声には ]

 そーだよ。
 仲良く?それは嬉しいね。

[ いやデートの誘いです、という言葉も、
 ここまで出かかって、引っかかって、
 自分の中へ落ちていく。

 たとえ冗談めいていても
 相手が困るかも
 しれないからね。* ]
(260) 2023/03/07(Tue) 22:37:50

 僕はね、印象に残りにくい子どもだったんだ。

 教室の一軍でも、逆にはみ出し者でもなく、体つきも成績も至って普通。
 さっきも言ったけど、家もサラリーマンの父とパートの母と3人家族で、仲が悪い訳でもなければ比べられる兄弟もいない。
 マンガだと最終回になっても名前が判明しないモブみたいな。

 平凡な人生ってね、笑顔になることがないんだよ。
 テレビ観ても「面白い」がわかんない。
 友達はいたからそれなりに学校生活は送れてたんだろうけど、僕自身にも中学までの思い出って特になくて。

[語り始めたのは自分のつまらない半生。
ドラマティックな出来事がまるでないから、食事の肴にもならない。
だから、あれだけ店に通っていても、きっと誰も知らない。]

 中学何年生だったかの時にスマホを買ってもらって写真を撮り始めて気づいたんだ。
 「カメラを向けたら人って笑うんだ」って。
 そんなことを中学生になるまで知らなかった自分にぞっとした。

【人】 厨房担当 那岐

[お待たせ。と返ってきたなら>>245
 ふ、と息を吐き出すように笑って。

 空席に案内したならまずは、
 いつものお茶とおしぼりのサービスを。]


  土佐煮なら速崎の方が旨いんですが。

  そうだな……。
  炊き込みご飯でもいいですか?


[得意不得意はできるだけ減らしたいけれど、
 背に腹は代えられない。
 それに、一度食べたというのならば、
 新しい味を、知ってもらいたくてそんな提案を。

 土佐煮がいいというのなら
 多少時間がかかっても作るつもり。]
(261) 2023/03/07(Tue) 22:48:41

【人】 厨房担当 那岐

[オープンキッチンに回り、
 知恵の手元を時折確認しながら、調理を進めていく。

 ささ身はさっきスープで使った一部を切り出そう。
 身にスープが染み込んでいるだろうから。

 スジと薄皮と取って開いて……、削ぐように切って。

 そんな中で。>>246
 休みが取れたと聞けば、約束が妙にリアルになった。
 いつもは店で会うから二人の時など殆どない。

 今だって傍らに知恵がいる。>>249
 仲良し、なのだろうか。]


  あー……、


[知恵に応える前になんとなく、ちらりと。
 先に高野に視線を送ってしまう。]
(262) 2023/03/07(Tue) 22:48:49

 で、笑顔を学ぶ為に写真を撮り始めたんだ。
 ポートレート専門じゃなくてグルメ専門になったのはね、
 「おいしい」って思ったら自分でも笑顔になってる気がしたからだよ。
 おいしいものを食べてたら笑顔になれるって思ったら、
 今度はおいしいもの探しの方にハマっちゃって。

 こりゃあ普通高校に行ってる場合じゃないなって、写真を専門的に学べるコースがある通信制にしたんだ。
 在学中にバイトで始めたグルメ記事が割と評判になって、今ではフリーのグルメライターです。
 SNSでごはん日記もつけてて、そっちの名義でもPR記事とか手掛けて商品もらったりもしてる。

[時間に融通が利く仕事で、それなりに収入があるというネタバラシ。]


 うさぎで仕事のことを言ってなかったのは、完全プライベートで行き始めて気にいっちゃったから、
 「これがいつか記事になるかも」って思われて提供されるのは悲しいなぁと思って。
 同時に、記事にしたらそれなりの反響があるって予想できるから、宝物を見せたくないって気持ちもあって。

[その独占欲は知恵に語ったのと同じだ。]

 まー、今となっては高野さんとかさ、貝沢さんみたいな――ああ後一人声優さんがいるけどこれは内緒かな、所謂「ギョーカイ人」がいるからね、ますます記事にはしないんだけど。

 SNSに前にシャミちゃんのもう一個のお仕事の紹介を偶然知らずに紹介しちゃったことがあって、リアクションかなりついてたから、SNSにも載せない。

 だからあの店に行くのはこれからもただの「神田」だよ。

[苦い後悔の話はまだ本人にはしていない。
彼女を多忙に陥らせた罪滅ぼしが出来る日もいまだ取り置き中だ。]


 前置きが長くなったけど。

 笑顔がよくわからないモブの神田くんは、あの店で自然に「幸せ」ってことを実感したんだ。
 初めは料理が美味しいからだって思ってて、それは勿論そうなんだけどね。

[じっと彼女を見た。
見ていると口角が自然に緩む。
今の自分は、「笑顔がわからない」なんて決して言わない。]


 マシロちゃんが笑ってて、
 マシロちゃんの料理で僕じゃない人もみんな笑顔になってて、
 「楽しんでほしい」って気持ちを聞いた時にね、「ああそっかぁ」って。

 あの日マシロちゃんに言った「幸せプラス」って表現ね、
 ずっと考えてたりどこかで使った言葉じゃなくて、あの場で自然に出た言葉なんだよ。

 僕を幸せにしてくれるのはマシロちゃんなんだって、思った。
 ただの客に過ぎない奴が店員さんに対して思うには重すぎるけど、これが君を意識した最初。

 最初のうさぎクッキーの写真を撮ったのは確かに習慣だけど、
 「また食べたい」って気持ちになったのは、無意識でも既に君が僕を幸せにしてくれるって本能で感じてたからなんだ。

 「ナンパじゃない」って言いながら写真を渡したのは、何気ない行動じゃないよ。
 喜んで欲しいって、顔を思い浮かべながらプリントしました。

[先程は口をはさめなかった、自分の行動の裏側にある気持ち。
あれがきっかけで彼女が自分を意識してくれたのなら、あの時既に好きだったのだと言いたくて。]


 料理に対して謙遜しないところが好きです。
 仲間の料理を人前で得意げに話すところも好きです。
 誉め言葉を否定しないで、照れてても一旦受け止めてくれるところも、
 それを聞いてどういう気持ちか素直にきちんと伝えてくれるところも、

 料理だけじゃない、マシロちゃんの存在自体が僕を幸せにしてくれてる。

 今言語化できるのがこれくらいなのが悔しいけど、
 もっともーっとある君の好きなとこは、
 これからずっと傍で聞いていて。

【人】 店員 チエ

何ー? 会いたかった?
ボクもお会いしたかったですよ♡

え、うそ、嬉しい。おいしかったですか? よかったー……
聞いてくださいよ、あれね、ナギさんが突然作れって無茶振りしてきて!

[>>260こうして喋りながらでも、手は止まらない。
 ここ数日でできるようになった事だ。
 確かに、千尋の谷は人を成長させてくれるらしい。]
(263) 2023/03/07(Tue) 22:55:03

【人】 店員 チエ

ふふ、じゃあ、よかったら食べてください、ボクの修行の成果も。
お米に合うかどうかは、わかんないんだけど。

[味としては、合わせてるつもりだけど。
 好みに合うかは別問題。]

そりゃ、仲良くしたいですよ。
大切なお客様ですもん。
今後ともご贔屓に!

[ぱちんとウインクしてから、できたよー、と切りそろえた食材たちをナギさんに提供しよう。]
(264) 2023/03/07(Tue) 22:55:09

 好きだよ、マシロちゃん。
 「マシロちゃんの」料理が食べたい。お菓子が食べたい。

 僕を好きになってくれてありがとう。

[よく聞こえる白うさぎの耳は、全部を聞いてくれただろうか。
思いの丈を離せば随分と長話になってしまった。
「送るよ」と促して、先に立ち上がろう。*]

【人】 厨房担当 那岐

[美澄に個人的に教育的指導をした訳ではないが、
 口下手だけにコミュニケーションは沙弥や速崎のように
 上手くは取れていないのかもしれない。

 手際はいいのは既に知っている>>229
 ならばレシピもいくつか思い浮かぶだろうと踏んでのこと。

 投げかけられた問い掛けに>>248、]


  いや、美澄が使っていいよ。
  俺は枝豆使う予定。
  

[素材が被らないようにの配慮なら、と。
 こちらも使う予定のものを挙げて、示し合わせるように。
 うん、少しずつ連携も取れてきている。] 
(265) 2023/03/07(Tue) 22:56:13
メモを貼った。

店長 アンは、メモを貼った。
(a44) 2023/03/07(Tue) 23:00:16

メモを貼った。

【人】 厨房担当 シャミ

─ さらっと食べられそうなもの ─

[あったかく、酔っていても食欲がなくても喉を通るもの──いつもお世話になっております、にゅうめんです。
今日はナギが丸鶏でスープを仕込んでくれたから、それを。

まずは味見して雰囲気をチェック>>89>>91
透き通った黄金の清湯。和食の出汁のもつ郷愁が細くたなびくよう。鶏からじっくり滲み出した旨味と、ショウガとニンニクで深みも充分]


 ナギのストックはいつも仕事が丁寧


[ただ古株だっていうだけで、今更採点するような立場じゃない>>2:306
もし視線を感じたとしても、美味しいよって褒めるだけだ]
(266) 2023/03/07(Tue) 23:06:31

【人】 厨房担当 シャミ

[鍋でそうめんを茹で始める。

300ccの丸鶏のスープを水で伸ばし、干しなつめと松の実、日本酒ともち米を大さじ1。それと斜めに切った長ネギを。
生姜はもう少し陰影を濃くするために薄切りを追加。
くつくつ火にかけたものが──
そうです、出てきます

本格サムゲタンは仕込んで皿数が出せなかったらロスが大きいが、サムゲタンぽいスープなら多量に作る必要がないから用意していた。賄いにしてもヨシ。


塩味を調えたら、硬めに茹でたそうめんをサムゲタン風スープに入れ
同じ丸鶏のスープの鶏肉の、ムネを少しほぐして具材にする。
とろとろになったネギも器に移し
刻んだシソをトッピング、ゴマを振って]


 お待たせしました、鳥のにゅうめん
 ……ここで食べる? 


[スープの方ができていたので、ほんの、そうめんを茹でるための5分程度で提供できる]
(267) 2023/03/07(Tue) 23:07:35

【人】 厨房担当 シャミ



 そもそも、あんまり美味しいお酒じゃなかったのかな


[呟く。
そこに……ある。茶色のうさぎのぬいぐるみ>>259
黒々としたつぶらな瞳、ボアのふかふかの毛並み、長い手足、ぽってりと重みがあり座位を保つ姿勢
癒し効果はばつぐんだ ろう]


 ……
 ……


[そっと手にとり、レイラさんの方を見て、それからそっとデスクに戻し……もう一度持ち上げた]


 あの
 こちら、撫でるとふかふかですが──?**
(268) 2023/03/07(Tue) 23:09:31

【人】 会社員 レイラ

― バックヤード →

失礼しまーす……

[店長に小さく頭を下げ、
奥のソファへと案内される。>>251
簡単に衝立で遮られている程度だが
空間が遮られたことにほっとした。
ここまでは向こうのやり取りも聞こえてこなかろう。]

ありがとうございます
はい、そんな感じで…

[注文を頼みつつ。
温かく話し相手を尋ねられて。
思わずうる、と瞳が潤みそうになる。]
(269) 2023/03/07(Tue) 23:10:35

【人】 会社員 レイラ


しゃ、シャミさぁぁぁん……!
居てください〜〜〜!

[今の玲羅には遠藤が聖母か何かに見えた。
いや実際、今一人になると
思考が果てしなくドツボに嵌っていきそうで
酷く情けない声で縋り。

少し温くなったお茶を煽って
ふー、と深く息を吐く。]
(270) 2023/03/07(Tue) 23:11:18

【人】 会社員 レイラ


……って言っても、
何話したら、って感じなんですけど……
なんていうかちょっと、…混乱してて、


[速崎の告白に栗栖がどう答えたのかまでは聞いていない。
何だか聞いてはいけないような気がした。

恋人が欲しいと思ったことがない。
彼がそう語っていたのはついこの間の話。

恋人欲しくないから、と断った?
それとも満更でもなくて受け入れた?
そもそもゲイザーさんと栗栖くんって、
どれくらい親しいんだっけ……
何を考えた所で、すべては憶測でしかなくて。]
(271) 2023/03/07(Tue) 23:13:09

【人】 会社員 レイラ

[ぐるぐると言葉を探している間に
鶏スープのいい匂いがしてきた。>>267
食欲なんて大してないと思っていたのに
こうして匂いを嗅ぐとお腹が減る気がするから不思議だ。

さほど経たずして運ばれてきたにゅうめんに、
ぱ、と少し表情を明るくした。]

わ、美味しそう…!
は、はい。じゃあここで……

[ご飯が出来るまで、という話だったが甘えてしまおう。
器を受け取り、箸を取ろうとして。
何やら不思議な挙動をしている遠藤に目を瞬かせた後
ぷっと思わず吹き出してしまう。]

あははは。
でも汚しちゃったら悪いので、
お食事頂いたあとにふかふかします。

[外見はカッコイイ印象を与える遠藤と
うさぎのぬいぐるみの組み合わせが
何だか妙に和んで、おかしくて。]
(272) 2023/03/07(Tue) 23:18:18

【人】 会社員 レイラ


…… ねえ。
シャミさんは、恋、してますか?


[いただきます、と手を合わせる前。
そうぽつりと尋ねた。**]
(273) 2023/03/07(Tue) 23:18:54

【人】 客 葉月

……今は思ってないよ。
イケメンにもいろいろいるって、最近知ったし。

[つまり前は思ってたってことなんだけど>>253
黒い水面に角砂糖を沈めて口をつければ、優しい甘さが沁みる。

けれどそれ以上に、彼の言葉が胸の中にすとんと落ちた>>253]

そう……だな。ありがとう。

[「またなれるよ」>>253

その言葉を、胸の内で噛み締める。

そして続く言葉には>>254]
(274) 2023/03/07(Tue) 23:18:56

【人】 客 葉月

祝福は……いや、無理かな……。

[そもそも瑛斗には貝沢さんがいるから、ゲイザーちゃんの想いが通じることは多分ないだろうけど。
でもだからこそ、同じ店内で二人を見てきたであろうあの子があいつに告白したことの意味はとてつもなく重いだろう。

……俺にそれを動かせるか、なんて]

(……いや、違う)

ありがとな、高野さん。
……あんた、意外と肉食系なんだな。インタビュー中は全然分かんなかった。

[いやインタビュー中に肉食系なとこ垣間見えても困るけども。

穏やかなイケメンの、少し奥の部分を見られた気がして少し嬉しかった。
自分に同じことができるかは別として]
(275) 2023/03/07(Tue) 23:19:36

【人】 客 葉月

俺、二人と話してみる。

[友達にも、あの子にも、あの店にも。
わだかまりなんて作りたくないから。

今日初めての穏やかな笑みを見せた、そのすぐあとに──]

えっ今すぐ????

待って待って、俺コーヒー一気に飲むと胸焼けしちゃうから……。

[豪快にコーヒーを流し込む相手の姿を見て>>256一瞬焦った。俺はどこまでも格好がつかない。

けれど、続く言葉には頷いて]
(276) 2023/03/07(Tue) 23:20:27

【人】 客 葉月

おう、じゃあそんときは通話付き合ってくれ。
めちゃくちゃ寝不足にしてやるからな。

[そう言って笑った。
泣きつくしたせいか、頭はすっきりしている。これならちゃんと歩けそうだ]

……え、あんた好きな人いんの?
うわめっちゃ気になる、あとで名前教えてくれるまでLINEスタ爆するわ。

[なんて言いながら、逃げることなくうさぎの穴へ。
とはいえ、入るときは一人と一人だったけれども(なんか恥ずかしいので)**]
(277) 2023/03/07(Tue) 23:21:00

【人】 厨房担当 那岐

[包丁を持つ手に心配はない。>>259
 大きさも綺麗に等しさを保っている。]


  ん、できてる。


[準備していた丸鶏のスープを煮立たせて、
 そぎ切りにしたささ身を入れていき、
 身が先に煮立ってくれば、
 知恵から預かった形の揃ったたけのこときくらげを一緒に。

 スープは上澄みが大事だから、アクとりは欠かせない。]
(278) 2023/03/07(Tue) 23:21:33

【人】 厨房担当 那岐

[アクを取る手を緩めないまま。
 視線を送るより先に見えた高野の反応に。>>260

 ああ、そんなにあっさり答えて良かったのか。と。
 少し拍子抜けしたような気分になって。]


  そういうこと。


[高野に合わせるように、知恵へ一言。

 アクを取る作業に戻りながら質問の答えを。
 探すように、少し無言の時間が出来てしまう。

 行きたいところ。
 あまり頻繁に出かける方ではないから。
 行く先がすぐに思い浮かばない。]
(279) 2023/03/07(Tue) 23:22:10

【人】 厨房担当 那岐

[だから。]


  バイクって、今の時期。
  寒いですか。


[目的地があるわけじゃないけれど。
 思いついたのはこの前話していたこと。

 出来上がった黄金色のスープに浮かぶ、
 スープに溶け込みそうな色合いのたけのことささ身、
 そこにアクセントをつけるように浮かぶきくらげ。

 仕上げに白髪ねぎを加えたら。]


  前に話していた湖。
  遠くなければ、行ってみたいです。


[高野にリクエストをしてから。
 栗花落の元へと、一度離れようか。]
(280) 2023/03/07(Tue) 23:22:22

【人】 厨房担当 那岐

[さて、全部という猛者のテーブルには、
 どれだけの料理が並んでいただろう。

 そこに更にもう一皿加えるように一品。]


  たけのこと鶏ささ身のスープです。
  箸休めにどうぞ。

  もし、食べきれなかったら。
  タッパー準備しておきます。


[そう一言添えて。*]
(281) 2023/03/07(Tue) 23:22:36

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[何とも言えない空気の中で流れる音楽が、なんだか滑稽に思えた。]
 
 どうしよう

 なんて考えたところで、答えなんてない。
 今私にできることは、]

 いただきます!

[出来立ての料理を、美味しくいただくことだ。>>212>>227
 
 料理を作ってくれた二人に礼を述べ、まずはアスパラとたけのこのビスマルク風に手を伸ばす。]

 ビスマルクだ……!おいしい〜。

[ドイツに遊びに行ったときは、オーマが必ず作ってくれる料理。流石に材料は違うけれど、日本風なのもおいしい。
 アスパラガスの甘味にチーズと卵がよくあう。えぐみを感じさせないたけのこは、程よい触感が楽しい。]
(282) 2023/03/07(Tue) 23:23:35
客 葉月は、メモを貼った。
(a45) 2023/03/07(Tue) 23:23:46

【人】 役者 セロ

黄色と赤で彩られた杏仁マンゴータルトは、本当にタルトの形をしていた。]

 タルトだ……すごい……。

[タルトといわれているのだから当たり前なのだが、杏仁豆腐とタルトがいまいち結びつかなかったので、実物を見て感動する。

 濃厚な杏仁ムースとさっぱりとした甘味のマンゴーがこんなに合うとは。]

 おいしい……すごい……。
 あ、これ苺なんだ。おいしい〜!

[先程までの緊張が解けていく。
 おいしい料理はすごい。食べるだけで、こんなにも心を穏やかにしてくれるのだから。]
(283) 2023/03/07(Tue) 23:24:01

【人】 役者 セロ

[続いて登場したのは、ヤリイカのリゾット。
 作ってくれたのは、いつの間やら制服を来ていた、たしか……ミスミさん。

 魚介の旨味とバターのコク、トマトの酸味がさっぱり、とてもおいしい。]

 おいしい……幸せの味がする……。

[この感動を上手く伝えられれば良いのだが、いかんせん引き出しがない。食レポの研究をするべきだろうか。]*
(284) 2023/03/07(Tue) 23:24:26

【人】 店員 ミスミ

ありがとうございます、じゃあ遠慮なく。

[口にしたときにゴロが良かったという理由だけで一方的に先輩と呼んでいる先達>>265から卵OKの返事があれば、頭の中で最初に掴んだレシピにすることにした。
そういえば、父の実家のほうでは5月になったら秋半ばぐらいまでずっと枝豆を食べているらしい。
そんなに食べていて飽きないのかと思うほどだが飽きる暇がないほどうまいというから驚きだ。

まあ枝豆談義はそのうち誰かとするとして今はリゾットに使ったイカの胴の部分、まだ少し残っていたのでまずはこいつの下準備からだ。
浅く切り目を入れたら一口大に、さっと酒と塩の入った湯をくぐらせて火を通したら引き上げる。
薄く削いだ鶏胸肉も同じように、けれどイカよりしっかり加熱をしておく。
それから今回のレコメンド食材はブロッコリー、こいつは一口大にしてこれはレンジで火を通す。
あとは飾り用に浅葱をすこし刻んでおいた]
(285) 2023/03/07(Tue) 23:24:51

【人】 店員 ミスミ

[深めのココットは自分が以前目の前のお客様にオニオンスープをご馳走していただいた時の皿、とは気づかなかったが今日はこの皿にお世話になります。

深い鍋の中に湯を張ったら上げ底をしてココットを入れ、ここで再び登場チキンスープをレンジで熱々にしてからココットの1/3ちょいくらいまで。
直接火にかけられる皿をつかうことも考えたが、今回はメイン料理じゃないつもりなのでそこまで大きい皿を使いたくないと思った結果がこの手段。

スープの温度が下がらないように鍋に注意しながら、さて、ここで卵の登場です。
卵黄と卵白に分けたらガツガツと卵白をメレンゲにしていく。
昔はフォークで頑張っていたが、今はホイッパーのある時代で本当に良かった。
堅く角が立つまで泡立てたところでイカと鶏肉、ブロッコリーをココットの中に納まりよく入れたら、いよいよ本当のスピード勝負]
(286) 2023/03/07(Tue) 23:25:54

【人】 店員 ミスミ

[イカと鶏肉に火が通りすぎないうちに、ほんのちょっとの塩と卵黄をメレンゲに、泡を潰さないように手早く、丁寧に、均等に混ぜてやり、鍋の中にあるココットの食材の上に注いでいく。
卵色のかまくらが出来上がったところで、蓋をしてきっかり20秒。
蓋を開ければつやつやに膨らんだ卵の登場だ。

本当は作業中にある程度使ったものを片付けたいがこいつばかりはその時間すら待ってくれない。
だからちょっと作業したあたりが荒れていても許してほしい。
浅葱を散らしたかと思えばすぐにそれをカウンターへと]

お待たせしました、春のたまごふわふわ、です!

[本当は出汁と卵だけを楽しむシンプルな料理だが、折角具材があるならちょっと茶わん蒸しめいたものにしてみたわけだが、さてお気に召すのかどうか*]
(287) 2023/03/07(Tue) 23:26:11
役者 セロ は、メモを貼った。
(a46) 2023/03/07(Tue) 23:27:37

店員 ミスミは、メモを貼った。
(a47) 2023/03/07(Tue) 23:27:48

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a48) 2023/03/07(Tue) 23:35:27

【人】 店員 ミスミ

[料理を出し終えたところでちえさん>>225がカウンターの中にいるのに気が付いたから、使ったものの片づけを迅速に済ませた後は暫くホールに出ることにした。
遠藤さん>>251も厨房奥のほうにいるみたいだし、瑞野先輩もいるし。
速崎さん…はどうなのかなぁ、とちら、と視線を向けたが人間だれしも触れられたくないことはあろう。

ざば、と、洗い終わったボウルをひっくり返して水を切った後、手を綺麗に拭いてからホールのほうに出た。
空いている皿があれば下げるし、追加オーダーも承りますよ。
ドリンクも、あんまりSNS映えしそうな凝ったものはできませんが、メジャーなショートカクテルくらいなら対応可能ですとも*]
(288) 2023/03/07(Tue) 23:37:23
――牛しゃぶの話――

[店名を見れば、またランチのラインナップを見れば、この店は洋食屋さんなのだろうなと判断する一見さんも多くいるだろう。
だが自分は知っている。
望めばそれに必要な具材がない時以外は和食も作ってくれることを。

日本人の中にこの色嫌いなやついる?いねーよなあ!
とばかりの鍋つゆの色。
先に入れられた大根には出汁の味がしっかりと浸みている。

甘い白ネギ、シャキシャキの水菜、傘でたっぷり煮汁を抱えられるしいたけ、どれも好きな野菜だ。]


 はわわ……見てこのレースみたいな牛肉……
 まさにアート……ナギちゃん天才……


[菜箸が思わず震えた。
薄さを確かめるように、兄弟たちに掲げて見せる。]


 これをしゃぶ、しゃぶ、しゃぶ、 ……と、


[自分の取り皿にそっと置き、箸を持ち帰る。
まずは肉だけを口に入れ、「ほどける〜〜」と震えた。

それから野菜を巻いて。

青ネギと、生姜とをかけて。

最後に細切れしか残らなかった鍋つゆにご飯を入れて卵雑炊にしてもらったのを、3人で競うように食べた。]

店員 ミスミは、メモを貼った。
(a49) 2023/03/07(Tue) 23:38:05

[また3人で、或いは高野も入れて4人で、楽しく鍋をつつきたい。
そんなことを呑気に思い返したのは、浮かれた帰り道の翌日のこと。**]

【人】 厨房担当 シャミ


 そ、そう
 そうだよね


[汚してはいけない>>272 確かに。。
真顔でパンちゃんにはデスクに御着席いただいた。

混乱している、というレイラさんの隣に座って、箸をとるなら食べ終えるまで傍にいよう、と]
(289) 2023/03/07(Tue) 23:38:54

【人】   タカノ

 炊き込みご飯!腹ペコには嬉しいね。

[ その顔がまだひとつ。
 心を乱すのだと、伝えられる日は、来るだろうか。

 受け取ったお茶とおしぼり、手を拭いて、
 両手で、お茶を包んで、すぐに一口、頂いた。

 今日も指先は、それほど冷えていない。 ]

 是非

[ いいですか?>>261の声に答えると
 彼はキッチンに回っただろうか。
 今日も特等席で、魔法使いたちの妙技を
 拝見すべく、手元を覗き込む。 ]
(290) 2023/03/07(Tue) 23:40:17
メモを貼った。

【人】   タカノ

 本人に伝えてあげてって、
 そう言われたからね。会える機会を
 伺っていたんだ。

 うん、すごく美味しかった。
 そうなの?那岐くん無茶振りとか
 するんだ、意外。

 信用されてるんだね。 
羨ましい。


[ 止まらないこちらの手>>263の見つつ ]

 うん、食べます。
 お米は気にしなくてもいいよ。
 欲しくなったら料理人泣かせだけど
 白米頂戴って言っちゃうかもしれないけど。

[ ぱちん、とウィンクをされたら ]

 徐々に、是非。

[ くすくす笑って見せよう。* ] 
(291) 2023/03/07(Tue) 23:40:46

【人】 厨房担当 シャミ



 ん……私?
 私は

 よくわからないけど


[いわゆる狭義の恋愛感情というもの、恋とはこういうものだと世間で言われているものに、でくわしたことがないので。
なので自分にはそういう感情はないのだと思っていた。

恋をせずとも、親愛と尊敬があれば人を愛せるし]


 でも うん……
 愛されたいと思う相手がいるか? なら、いる
 それは恋だと思う?
(292) 2023/03/07(Tue) 23:40:49

【人】 客 葉月

-そうして、あの店の中-

[結局、カフェでは腹に溜まるものは口にしなかった。
なので今猛烈にお腹が空いている。

けれど注文より先に、俺は口を開いた。

カウンターのその向こう。そこにゲイザーちゃんがいたのなら]

ね、ゲイザーちゃん。
──俺はね、君が好きだよ。

君が他の誰を好きでも関係ない。
君の心に誰がいようと関係ない。

ひとりの人間として、君が好きだ。

こたえてくれなくて大丈夫。
伝えたかっただけだから。困らせたらごめんね。

[少し眉を下げて笑いながら、そう言葉を紡ぐだろう**]
(293) 2023/03/07(Tue) 23:42:40

【人】 厨房担当 シャミ



 愛されたいっていうのは、困る感情だね
 自分側の要素だけでは絶対に叶わないこともある
(294) 2023/03/07(Tue) 23:42:48
客 葉月は、メモを貼った。
(a50) 2023/03/07(Tue) 23:46:01

【人】 厨房担当 那岐

[先程から沙弥の姿が見えないが
 バックヤードに向かったのだろう。>>204

 もう一人誰か居たような気もするけれど>>244
 先程まで居たカウンター席が一席、
 空席になっていれば検討はつく。

 自身も次の料理に取り掛かる用意をしながら、
 美澄を見てみれば>>285
 やはり手の動きに迷いはない。

 泡立てられたメレンゲがふわふわと踊る。
 わりと力仕事だが、難なくこなしているようで。]


  美澄は手際がいいな。
  
  新しい家、見つかりそう?


[手際を褒めながら、そういえばと。
 夜シフトを希望することの多い彼が>>170
 引越し先を考えているとしったのはつい最近のこと。*]
(295) 2023/03/07(Tue) 23:47:35

【人】 店員 チエ

[ずっと温めていた"約束"は、鰯のトマト煮。
 春先から店に常備される魚だけれど、まだ完全な旬ではないらしい。けど、今はボクの約束が旬だから許して、と鰯に軽く手を合わせた。
 ほんとは提供する前にケイちゃんに処理のお墨付きをもらいたかったけど
、今の状況では、まあ……ね


 開いて洗った鰯に、塩は振ってある。
 玉ねぎをみじん切りにして、軽く潰したにんにくも刻む。
 フライパンが温まったら、白ワインで鰯を蒸し焼き。
 脂が閉じこもるくらいまで焼いたら、残ったワインにオリーブオイルとにんにく、玉ねぎを入れて炒めていく。

 ここまでは、家でもやった味。ここからが、うさぎ穴の味。]
(296) 2023/03/07(Tue) 23:48:46
客 葉月は、メモを貼った。
(a51) 2023/03/07(Tue) 23:50:09

【人】   タカノ

 前は思ってたのかよ。
 別に慣れてるけど。

 認識変わったようでなにより。

[ そうだな、と。>>274
 弱々しくとも、肯定できればきっと。
 その日はまたすぐ、訪れる。 ]

 だろ?

[ 無理かな、と葉月は言う。>>275
 俺はそもそもあの店で紡がれる
 人間関係に彼ほど明るくないけれど。

 こうなるにちがいない、なんて
 思い込みに過ぎないと思ってる。 ]
(297) 2023/03/07(Tue) 23:53:16

【人】   タカノ

 肉食?そう?
 そりゃ初めて言われた。

[ いくらか落ち着いたなら、
 引っ張ってきた甲斐もあったかもしれない。
 二人と話してみる>>276
 その言葉を彼から引き出せたなら、
 首尾は上々というところ。 ]

 思い立ったが吉日って言うだろ?
 ほらちゃっちゃと。

 じゃ、寄越して。どうせ俺の奢りだし。

 あっっま

[ 胸焼けする、とか言うなら、
 寄越せとカップを奪って、彼の分の
 珈琲を飲み干して。 ]
(298) 2023/03/07(Tue) 23:53:34

【人】   タカノ

 あっはっは、いーよ。

[ 寝不足にされるらしい>>277
 それもおもしろそうではあるし
 付き合うけど、願わくば話題の中心は
 別のことであるといい。 ]

 そーだよ、なんなら俺も今必死に、
 どうしたら、知ってもらえるかな、
 教えてもらえるかな、

 好きになってもらえるかなって、
 考えてるとこ。

[ 名前についてはうまく濁すことになるだろう。
 別に君を信用していないとかではなく、
 相手の気持ちを考えたために。 ]
(299) 2023/03/07(Tue) 23:53:52

【人】   タカノ

 じゃ、そんなわけで必死な俺は
 好きな人とじっくりしたいんで。

 がんばって。

[ ドアを開く前に、そう言い残し、
 ひとりです、と言うことになる。* ]
(300) 2023/03/07(Tue) 23:54:03

【人】 店員 チエ

[店のトマトソースを拝借して、ひと煮立ち。
 ローズマリーとオレガノ、それからクミンを足して、鰯を戻して煮絡める。
 それから、ほんのすこーしだけ。別のフライパンで一瞬焦がしたお醤油が、ご飯に合わせる隠し味。
 実は、豚肉では一度やったことがあって。鰯もトマト煮が合うって知ってから、合間を縫って練習してた。
 なんとかなれ、なんて思いながら、深めの丸皿へ。

 炊き込みご飯>>261との相性はどうなるか、まだ未知数。
 そこまで瞬時にアレンジを効かせられるほど、ピンクのうさぎは慣れてない。

 ……けど、期待に胸膨らませてお腹空かせてくれる>>260のは、やっぱり嬉しかったんだ。
 だから、これは今日出させてほしい。]
(301) 2023/03/07(Tue) 23:57:15
 

[ 母親を嫌いになれないから、誰かに怒って欲しかった。
  大咲が言えないこと、癒えない傷を肯定されたくて。
  だから自分を救うために綺麗な言葉を並べるのではなく
  思っていることを吐き出すその誠実さが、好き、だ。 ]


  ……持ってる、側
  そうですね、……だから私、傷付いたのかも


[ 同じ世界にいたいのに、違う場所へ落とされたみたいで。
  持ってないと、なにか駄目なことが、あるのかなって。

  呻くように低く呟く貴方の方が、
  今はよっぽど、私よりも痛いような声音をしている。
  速崎へ零した"なんで"や、話し合いも、
  大咲はタイマンと言いつつ本当に怒る気はなかった。

  怒って、相手を失うのが怖いから。
  ……けれど、貴方が私の代わりに痛がってくれて
  こんな風に怒りを露にしてくれた、それだけで。
  過去の私が、泣き止んでいくような気がするんです。 ]

 

 

[ 緩やかに引き寄せられて、耳元で囁き落ちる言葉。
  そこには好意を伝える以上の切実な声色が満ちていて、
  ああ、甘えて良いんだと、思えた。

  甘え方はまだ手探りで、何もかも生まれたての迷子みたい。
  でもそこに貴方がいてくれるのなら
  私は、私のままでちゃんと、立っていられる。 ]


  ……うさぎの穴は例外って分かってくれる、
  ううん。同じ気持ちでいてくれる、神田さんが好きです

  ────それ、高野さんのMV……見ましたよね?


[ あの日ふざけて言い合っていた言葉。
  宛先が私だったら良いのにな、って思いながら聞いていた。
  揶揄うようになんとか声を返したけれど
  離さないで、ちゃんと、捕まえていて欲しいのです。
  ……白うさぎは脱兎が得意なので。

  体温が離れても、手の温もりは繋がれたまま。 ]

 

 

[ それから語られるのは、まず、貴方自身のこと。
  店員とお客様という立場の時は聞けなかった話だ。
 知りたくて、識りたくて、じっと貴方を見つめながら
  私は聞いていることを示すように頷きも時折挟む。

  父親と母親がいて。平凡な人生。
  大咲にはドラマ越しでしか知らない想像の世界。
  けれど、貴方のことなら何でも教えて欲しくって。
  "平凡な人生は笑顔になることがない"なんて
  そんな言葉に、ぽかん、と口を開けたりもしたかな。

  ……普通の人に憧れたことも、あったけれど
  彼らには彼らなりの悩みや人生や景色があるんだ。
  些細な、でも大事なこと。うん、と頷いた。 ]

 

 

  …………、


[ 写真が趣味の人なんだろうな、という大咲の認識は
  ここで大きくひっくり返されることになる。
  笑顔を学ぶため。
  常に楽し気にしているお店の貴方しか知らないから
  そんな理由も、想像なんて、していなくて。

  美味しいものを食べたら笑顔になるという言葉には
  「分かります」とばかり、瞳を輝かせた。
  フリーのグルメライター。SNSのご飯日記。
  だから昼夜問わず店へ来れて、融通も効くと言ったのか。

  ひとつひとつ、パズルのピースが嵌るような気持ちだ。
  他の誰でもない 特別な貴方 のこと
  耳に入る言葉はどれも新鮮で、知れることがうれしくて
  カメラを向けなくても、貴方がいるだけで笑えるんだ、と
  示すように私は自然と咲っていた。 ]

 

 

[ ──うさぎの穴を秘密にしている理由も。
  それだけ私が愛しているあの場所を、
  貴方も大事に想ってくれていることが分かるばかり。
  何故か業界人も多いとなればその配慮は有難い。

  …そういえばシャミ先輩、最近忙しそうだったな、と
  体調不良の理由を知っている大咲は
  シャミちゃんの、という話題で不意に思い出したけれど。

  そこは当人同士、或いは本人が糸を解くところだろう。
  故に察するに留め、ただの神田だよ、と言う彼に ]


  ────はい。


[ 勿論です、としっかり声を返した。 ]

 

 

[ じっと見つめられるなら、視線はそらさない。
  ……それ自体は結構大きな一歩なんですが、その、
  笑顔が分からない人の頬のゆるみ方じゃないですし
  そんな風に咲う理由も、あの、……自惚れでないなら。 ]


  ────── ……  っ


[ 聞かせてくださいと言った身で。
  愛されることに慣れない心は、降り注ぐ言葉に閾値を超え
  うさぎの目と同じように顔も耳も赤くした。

  「ナンパされても歓迎ですよ」なんて
  写真を貰った時、冗談めかして返したのを思い出す。
  あーあ、これ全然脈無しだ、と寧ろ思っていたのに
  ……私のこと。想ってくれてたんだ、とか。 ]

 

【人】 店員 チエ

[たけのことささ身のスープから遅れること暫し。
 高野さんの前に、赤いソースを纏った鰯がひと皿贈られる。]

……これ、約束の。
鰯のトマト煮です。

修行の成果、出てるといいな。

[ちょっぴり、ナギさんと高野さんの仲良しに割り入るようで申し訳ないけど。
 そっとサーブしたら、フライパンを洗いに向かおう*]
(302) 2023/03/08(Wed) 0:01:10
 


  ……あの時、ナンパして欲しかったんです、ほんとは
  今それ言うの、恥ずかしい…ですけど。
  神田さんの笑顔が好きだったから。
  高野さんと話してたこと、気にしちゃうくらい

  私を幸せプラスって言って幸せにしてくれた
  神田さんの笑顔も言葉も、全部、

  ────神田さんが好きです。わたし。
  今は、あの、……照れちゃって
  ぜんぜん……上手く言えないですけど

  隣で言い続けるから、神田さんからも、聞きたいです
  ……神田さんが好きでいてくれるなら
  私も、私のこと、ちゃんと大事にしたい。出来ます。


[ きゅ、と私から貴方を今度は抱き締めた。
  赤くなった顔も、感情が波打って潤んだ瞳も、
  隠すことなく体温を分かち合って。 ]

 

【人】 店員 ミスミ



[褒められた!>>295
思わずぴょん、とはねたのは足ではなくてピンでとめた前髪の先]

新しい家…いやぁ、もう、全ッ然…。

[目線が泳いでしまうのは、本当に部屋が決まらないからだ。
あれが良ければこれがダメ、なんてのが多すぎてこのままじゃ永遠に決まらないのではと不安になる。
多少のことには目を瞑ってもいいかもしれないと思わなくもないが、きっと住み始めたらその妥協点が延々と気になり続ける未来しか見えない]

仕事が決まったからこの勢いで家も決まったらサイコーなんですけどね…。
そうしたら昼に部屋を探して歩かなくていい分シフトにも入れるし。

[そうは問屋が卸さない。
こういう時に使う言葉だって、ばあちゃんが言っていた気がする*]
(303) 2023/03/08(Wed) 0:03:02
 

  はい。神田さん。
  "神田さんに"、全部全部、食べて欲しいです。

  ────そんなの、こっちのセリフですよ。
  好きになってくれてありがとうございます。
  ……好きを教えてくれたのも。


[ 初恋なんですよ、これ、と打ち明ければ
  全部ちゃーんと聞き届けた白うさぎの目に
  貴方はどんな顔で映っていたかな。

  へにゃへにゃ頬を緩める私は、春に浮かれたうさぎの顔
  先に立ち上がる貴方へ合わせて
  「送ってください」と頷き。

  そのまま、手を繋いで 穏やかな夜の帰り路
  春の訪れを感じながら、一緒に、帰りましょう。** ]

 

メモを貼った。

【人】   タカノ

[ その答えにはちょっと面食らったな。 ]

 や、よっぽど寒がりじゃなきゃ、
 平気。

[ バイク>>280、って。それ。
 いいの。俺の好きなことに、付き合うみたいな
 そんな形で。 ]

 わかった、念のため
 寒くない格好してきて。


[ 候補はいくつもあった。
 男二人で居ても、おかしくない場所を。
 旅行雑誌や、デートスポットのガイドも買った。
 だからそれらは、次の機会に回すとして、 ]
(304) 2023/03/08(Wed) 0:16:18

【人】   タカノ

 一時間半だけど、途中に
 ドライブイン、寄っていこうか。

 近くまで迎えにいくよ。

[ ――……ふと、先程のやりとりを思い出し、
 意味もなく、手元ではなく、顔の方へ、視線を遣る。 ]
(305) 2023/03/08(Wed) 0:16:36

【人】   タカノ

[ 自分は、俺は、

 彼らのように、正面切っては
 言えないから。

 自分なりに、だけど少し、緊張したまま。

 葉月の言葉に、思ったこと、
 思い浮かべた顔が今、そこにあるから ]

 那岐くん、好きな人のタイプとかある?

[ 本当なら。気軽なやり取りなら、
 好きな女性の、と聞くべきところ、
 あえて、ひと、に置き換えて。 ]

 ……これは少し、いやかなりかな
 下心のある、質問です。

[ 言い終える頃、指先は少し震えていた。
 それなら約束は、と言い淀むようなことがあっても、
 聞かないままで、気の良い友人の振りをすることは
 出来なかったから。* ]
(306) 2023/03/08(Wed) 0:16:53

【人】 厨房担当 那岐

 
 ……ふ、髪、跳ねてる。


[跳ねた前髪がくるりと空を描く。>>303
 キャスケットの下、美澄のピンの辺りを人差し指で、
 髪に触れないように、とん、と指さして笑い。

 3月といえば転居のシーズンだから、
 いくらか空きもあるだろうがいい部屋は埋まるのも早い。
 部屋にいくらか条件があるのならば、
 見つけるのは確かに難しいだろう。]


  ……美澄の譲れない希望条件は?

  最近は、ルームシェアとかもあるみたいだけど。
  そういうのは考えない?


[休みの時間を縫って不動産屋を巡り歩くのは、
 それなりに骨が折れるだろう。

 後輩が新しい住居に困っている一方で、
 もう一方ではルームメイトを募集している人が
 いることまでは知らないが。>>1:176*]
(307) 2023/03/08(Wed) 0:18:48

【人】 客 葉月

[伝えたかった言葉は全て伝えられた、と思う。
交わす言葉はあっただろうか。

流石にそのまま本人に注文を頼むのは気が引けた。
他の席に呼ばれたゲイザーちゃんが離れていくのを見送って、他の店員さん……たとえばそう、嬉しそうな前髪の彼>>303へ話しかけてみようか]

大河くん、注文いい?
丸鶏のローストチキンと、ヤリイカのパエリアが食べたいです。
かぶりつきたい気分だから、ローストチキンはパリパリだと嬉しいな。

[彼の手際がいいことはそりゃもう知っていたので、きっと間違いはないだろうと。

そして小耳に挟んだ二人の会話>>295>>303>>307に、
……考えていたことを打ち明けてみようか]
(308) 2023/03/08(Wed) 0:22:55

【人】 客 葉月

ね、大河くん。
2LDK風呂トイレ別システムキッチン付き調理器具付き家賃○万円の物件
、興味ない?

一つデメリットとして
20代後半男性がついてくること
以外は割といい条件だと思うんだけど、どう?

[前半に魅力的な条件を押し出して、後半のクソデカデメリットをなんかうやむやにする完璧な作戦である。
応えてもらえれば相手は住むところが見つかるし、俺はたまに君の美味しい手料理が食べられたらラッキー。
そんな感じだ。はたして反応はどうだっただろうか**]
(309) 2023/03/08(Wed) 0:23:45
客 葉月は、メモを貼った。
(a52) 2023/03/08(Wed) 0:26:26

【人】 店員 ミスミ

えー、譲れない条件ですか。
激狭小キッチンが嫌だしコンロはガスじゃないと嫌だし、最低でも二口コンロじゃないと嫌です。

[主に譲れない理由はキッチンだ。
これがガラストップの三口コンログリル付きなんてものがついていれば部屋の狭さは多少。
そう、多少妥協してもいい、ただしなるべく築浅のものだ]

ルームシェアですか?
そもそもシェアの話ができるような相手が今の俺にはハードルがですね。

[俺まだ日本に帰ってきて3か月も経ってないんですよセンパァイ*]
(310) 2023/03/08(Wed) 0:39:26

【人】 店員 ミスミ

あっ、こんばんわ!注文ですね、もちろん。

[伺いますとペンとメモを持ったまではいいのだが。
え、丸鶏??>>308丸鶏っつっ??手際と料理にかけられる時間は別なんですよお客様??]

ええーと…パエリアが米ですけど…丸鶏のローストチキンって、その、中にピラフじゃないもの詰めたほうがいいですよね…?
っていうか、どっちも1時間以上かかるかもですけど…だ、大丈夫ですか?
時間とか、その胃袋的な話とかも含めて。

[いや、心配になって聞かずにいられないでしょそんなオーダー流石に]
(311) 2023/03/08(Wed) 0:39:51

【人】 店員 ミスミ

[以前>>218来店したときには、あとはこれで住むところも決まれば万々歳なんですけどねー、なんて話をしていたのは確かだが]

…どういうことですか……。

[そりゃ風呂トイレ別システムキッチン付き調理器具付って時点で大分興味はあるけれど、その一転があまりに気になりすぎて思わずオーダーをとる手が止まって動揺した顔そのまんまで健やかになった葉月さんに質問するしかなかった**]
(312) 2023/03/08(Wed) 0:39:59

【人】   タカノ

[ ピンクの色のウサギさんの手は
 他の人の程ではないとしても、
 素人目には、淀みなく動いて>>301いるように見えた。

 フライパンに焦げる醤油のじゅわ、って音
 それに合わせて、聞こえていないと良いのだが
 腹の虫が、まだかと騒ぐ。

 煮魚といえば、カレイとかサバとか
 味噌や醤油、その他多分自分が
 想像もつかない調味料により、全体的に
 茶色をイメージしていたもので、  ]

 トマト、へぇトマト煮。
 おいしそ、
(313) 2023/03/08(Wed) 0:40:29

【人】 店員 チエ


[いま ボクは くうきです]
 
(314) 2023/03/08(Wed) 0:40:30

【人】   タカノ

[ トマト煮が目の前に出されれば>>302
 まずその赤に、目線を奪われた。
 箸で、ほぐれる柔らかい身を一口。 ]

 あぁぁ、これはビールかも……

[ 広がるトマトの味、臭みの一切ない
 鰯が後味に、きりっと残る。 ]

 そういえば飲み物まだ、だったね。
 ビールください、ぐっといけるやつで。

[ はぁぁ、ため息すらも、美味しく感じる。* ]
(315) 2023/03/08(Wed) 0:40:41
店員 ミスミは、メモを貼った。
(a53) 2023/03/08(Wed) 0:41:16

【人】 店員 チエ

[とでも言いたくなる気持ちを察していただけます? ねえ!
 いいですよ? ボクはね、ボクは、人と人とのつながりは自由だと思っています! 結局生まれ持った運なんかで、誰が好きとか決まらないとも思っていますけどね!

 渾身のトマト煮を届けた先から、好きなタイプを伺う声が聞こえ。しかも下心>>306とか言っちゃって!
 大丈夫ですかその後そのトマト煮味しますか? ていうかお邪魔じゃないですかね!? どうですかね!? ケイちゃんこの話叶うなら聞かないでいてお願い!
 葉月さんもなんか大河くんナンパしてるし>>309! 20代後半男性がついてくるのってデメリットなんだぁ……そっか……
 脳がキャパを超えてよくわかんないところで思考が止まりそうだよ。

 え〜ん助けて店長〜! とバックヤードに駆け込みたい気持ちでいっぱいだけど、そっちはそっちで貝沢さんがいるらしいし、ああなんかいい匂いするし>>267。シャミさん何か作ってるのかな。
 それに、こっちもお客様まだいるし。
 ぐっと堪えて、堪えて、堪え……]
(316) 2023/03/08(Wed) 0:41:38

【人】 店員 チエ

え〜ん助けてくださいよぉ栗花落さん……!
栗花落さんもトマト煮食べません? ボクの自信作。
ブロッコリーのトマト煮とか、胃に優しくていいかも〜!

[たくさん食べたい栗花落さんの胃袋に縋ることにした。
 黒板で使えるもの、何かあったかなと改めて見上げ。
 赤に緑が映えそうなブロッコリーをチョイス*]
(317) 2023/03/08(Wed) 0:42:33
タカノは、少し申し訳無さそうな顔をしている。
(a54) 2023/03/08(Wed) 0:43:32

【人】 店員 チエ

[あ、でも、ビールください>>315は、普通に嬉しかった。
 豚のときはボクは結構ご飯行けたけど、それはボクが白米党員なだけかもしれない。

 気に入ってお酒の注文につながってくれたのなら、いいな*]
(318) 2023/03/08(Wed) 0:45:18

【人】 客 葉月

[白状しよう。
俺はローストチキンのことを、なんかでっかい肉の丸焼きだと思っていました。>>311

この店に通って割と長いのに、いつまでも料理に詳しくならない俺ある意味すごくない?褒めてほしい]

え、マジか。そんなに……?
えっとじゃああれだ、ローストチキンキャンセルで……なんかこう、かぶりついて食べられるやつください。
パエリアはそのままで。お腹も時間も余裕あるから……。

[なんとなく、今日はたくさん食べて元気になりたい気分だった。
けれどそのせいで大河くんたち店員さんが大変になるのは本意ではないので、ちょっとだけお任せに変更しておこう。
……逆に困らせてたらごめん]
(319) 2023/03/08(Wed) 1:02:21

【人】 客 葉月

どういうことっかっていうとね……あれだ、うん。
単刀直入に言うと
俺がついてきます。


……あっいや、変な意味じゃなくてね!?

[動揺した様子(そりゃそう)の大河くんに慌てて説明を]
(320) 2023/03/08(Wed) 1:02:51

【人】 厨房担当 那岐

[春のたまごふわふわ>>287
 中々に可愛らしいネーミングセンスが美澄らしい。
 
 柔らかい食感の卵の中に隠れている野菜やイカ。
 これは崩すのがもったいないだろう。

 知恵の方はといえば、期待に応えるべく今日も奮闘中。
 魚を取り扱うのにはもうそろそろ慣れてきた頃か。

 トマトの匂いがこちらまで香ってくるのに>>301
 夜シフトの前に少しだけ入れた腹が刺激される。

 それぞれ料理ができあがり、
 運ばれていく様子を見ながら。
 
 出来立てを食べて欲しい。だから。
 炊き込みご飯は少し時間を置いてから。]
(321) 2023/03/08(Wed) 1:05:49

【人】 厨房担当 那岐

[冷え性というには至らない。>>304
 至って健康体の身体。時折、目を酷使するけれど。

 バイクに乗るための寒さ避けの服装は、
 どんなものがいいだろう。
 ダウンジャケットかフリースぐらいしか
 持ち合わせていないけど。
 中に着込めばいくらかマシだろうか。]


  はい、分かりました。


[色好い返事に頷きを返して、目を細める。

 遠出するなんて久しぶりだ。
 出かけるのにも殆ど電車を使うことが多いから。
 ドライブインというキーワードが新鮮に感じる。>>305


  ああいうところのうどんとか、
  シンプルだけど、結構旨いですよね。


[味に場所柄が含まれているのもあるのかもしれない。]
(322) 2023/03/08(Wed) 1:06:14

【人】 厨房担当 那岐

[気のせいかいつもより静かな店内。

 いつものように手を動かしていれば、
 不意に視線を感じたような気がして、顔を上げた。

 視線が交われば、眼で訴えかけるような何かに、
 動かしていた手が止まった。

 また、落ちる小さな沈黙の後。

 口を開いた彼から紡がれた質問に。
 少し、意表を付かれて眼を丸くした。

 好きなタイプ。

 付き合ってきた人が、今まで居なかった訳じゃない。
 だけど、タイプと聞かれると
 思いつくような共通点があったわけでもないのは。

 今までは自ら好意を寄せてきたというよりは、
 好意を"寄せられる"側の方が多かったから。
(323) 2023/03/08(Wed) 1:06:43

【人】 厨房担当 那岐


[唯一共通点があるとすれば、女性ということ。
 ……だけど。
 
 下心、また現れたキーワードに戸惑う。
 
 決して不快な訳ではない。

 周囲に性別を気にしない人は多く居るけれど。
 そう考えを巡らせて、行き着いた先は――。]
 
(324) 2023/03/08(Wed) 1:07:55

【人】 厨房担当 那岐

[一滴、心にまた波紋が広がるような感覚。

 まだ自身の中で答えが出た訳じゃなかったけれど。
 ただ、好きなタイプと聞かれて思い至ったのは。]


  ……優しくて落ち着いた
の人、ですかね。


[いつもどこかで耳に入ってきたのは、
 ラジオで聞いたあの柔らかく落ち着いた音。*]
(325) 2023/03/08(Wed) 1:08:39

【人】 客 葉月

実は俺、ちょっと前までルームシェアしてたんだけどさ。

相手が田舎に帰るってんで出てっちゃって、二人用の部屋に一人で住んでるんだよ今。

だだっ広いし勿論家賃も二人ぶんだし、何よりめっちゃ良いキッチンあるのに俺じゃ使いこなせないんだよね。

コンロとかやかん乗っけるとこ四つくらいあるけど使うにしても余るし、
下についてるなんか魚とか焼くとこ(※グリルのこと)とか、どうやって使ったらいいのかも分かんないし……。

大河くんならそこんとこ、使いこなせるんじゃないかなって。
どうせなら料理上手い人に使ってもらった方が、キッチンの方も嬉しいんじゃないかなってさ。

あ、勿論強制じゃないからね!?あくまで提案です!

[そんなふうに話してみる。反応はどうだっただろうか?**]
(326) 2023/03/08(Wed) 1:09:30

【人】   タカノ

[ 出来る先輩の振る舞い、だと思う。
 新人、修行中の後輩に、やってみないかと
 声を掛けるには懐の広さやフォローする目が必要だ。

 そしてそんな彼に信用される後輩達を
 羨ましく思うが、

 那岐が信用して任せたなら。
 その目を信じて、余裕な振りをしておこう。

 具に包丁が入り処理がされる>>285
 具だくさんだな?
 なんだろうと、言う目で。 ]

 あぁ、ふふ いやなんでもないんだ
 続けて。

[ 新人ウサギがが選び取った>>286皿、
 以前あれで頂いたオニオングラタンスープは
 それはそれは美味しかった。それに、 ]
(327) 2023/03/08(Wed) 1:11:10

【人】   タカノ

 君には、感謝しなくちゃいけないかもなぁ。

[ 那岐くんが近くに居たなら、通じるものが
 あったかもしれない。
 あの日、気まぐれに付き合わされた君。
 その悪戯をしかけたのは自分であること、
 多分君には知れていないし。

 ――別のきっかけになったことも。
 そっちは知られていたらひっくり返るくらい
 驚くだろう。勝手にキューピットのように
 思っているなど。 ]

 たまごふわふわ、良い名前だね
 覚えやすそうで気に入った。
(328) 2023/03/08(Wed) 1:11:33

【人】   タカノ

 いただきます。 

[ 名前にある通り>>287
 しばらく眺めてから、胃を決して
 ふわふわなそれに、スプーンをいれ ]

 あつあつ、……あぁ、おいしい
 鶏肉、やわらか、

[ 一口、また一口と、口に運ぶ。
 何とも言えない、上品で優しい味がした。* ]
(329) 2023/03/08(Wed) 1:11:44
客 葉月は、メモを貼った。
(a55) 2023/03/08(Wed) 1:13:51

【人】 厨房担当 那岐

[後輩との会話にふと、葉月の声が挟まれる。>>309
 聞いた感じ中々いい物件のようだけれど。

 20代後半男性がついてくることが、
 条件の家、とは。……事故物件?

 システムキッチンなら美澄の条件も叶いそうだが。>>310

 尚、二口コンロについては賛同したい。
 できれば、三つある方がいいが一人暮らしで
 その広さのキッチンを探すのは難しいのは知っている。

 ルームシェアに必要最低限なものは、
 同居しても不快にならない相手がいること。
 それを満たすには確かに相手の人となりも多少。
 知っておかなければならないことは、まあ分かる。]


  ……日本に友達、居ないの?


[これは意地悪な質問じゃない。
あくまで。

 ぽそりと出たのは、美澄に響いたかどうか。]
(330) 2023/03/08(Wed) 1:32:09

【人】 厨房担当 那岐

[そんな口を挟みつつも話を聞く姿勢を作った美澄に>>312
 葉月がプレゼンを始めれば>>326、静観に徹しようか。

 四つもあるコンロ。
 かなりいいシステムキッチンのようだし。

 葉月の人柄なら先輩としては太鼓判を押したい。**]
(331) 2023/03/08(Wed) 1:32:41
店員 チエは、メモを貼った。
(a56) 2023/03/08(Wed) 1:37:05

店員 チエは、メモを貼った。
(a57) 2023/03/08(Wed) 1:38:08

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a58) 2023/03/08(Wed) 1:38:34

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a59) 2023/03/08(Wed) 1:40:11

【人】   タカノ

[ バイク。
 その言葉を出された時、すこし。
 邪な意味で、期待をした。

 相乗りをする、となると後ろが普通。
 サイドカーと想像する人は、まずあまり居ない
 と思う。

 付き合いの長い友人ならともかく、
 そうでないのに、あの密着感を
 許されることに。 ]

 そう、妙においしいから
 山の近くなのに、いつも賑わってるんだ。

[ 少し、現実感がなくなった頃、
 旨いですよね>>322と言われれば、
 打ち返すだけの言葉は、出てきた。 ]
(332) 2023/03/08(Wed) 1:56:42

【人】   タカノ

[ ――別のこのまま、確信を得るまで
 のらりくらりとしていたって良かった筈で。

 でもこのまま、良い友人などと呼ばれるように
 なった後に、知るのは、少し覚悟がいる。

 それに、自分がこれほど参っているのだから
 他にそういう相手がいたって、おかしくない。

 問いの答えを待つ顔にもまた、
 僅か緊張感を伴った。

 眼を丸くした彼>>323に非はない。
 突然そんなこと聞かれても、驚くだろう。 ]
(333) 2023/03/08(Wed) 1:57:27

【人】   タカノ

[ ――ような、女性が好きですね
 ――みたいな女の子がいいです

 そう答えられた時の反応を、
 考えるにはちょうどいいくらいの沈黙。

 その問いの真意まで、伝わりようはない。
 と、思う。

 そして彼が口を開き、言葉を放つ。 ]

 ……なるほど?

[ よもや、思い浮かぶその該当者が
 自分だとは、思わない。

 ――君がリスナー>>325だという話し、
 きっとまだ、俺は聞いていない筈なので。 ]
(334) 2023/03/08(Wed) 1:58:40

【人】   タカノ

[ それでもまずは、

 下心が在ると知って尚、答えてくれたことに ]

 ありがとう

[ 感謝の言葉を。
 例えば、ひと、とそう言い換えたから
 彼もそうしてくれたとして、

 実践できるような内容なら、いいな、
 そういう下心も、もちろんあった。

 しかし、得た答えは
 優しくて落ち着いた声の人である。

 近づく努力はするけれど、
 努力できる幅はそれほど、ないのでは。 ]
(335) 2023/03/08(Wed) 1:59:10

【人】   タカノ

[ もう一歩、踏み込むべきかどうか。

 ――いや、ダメだ。いや好都合か?

 逃げるように、去っていく知恵>>316

 言葉は選んだつもりであったが、
 気を使わせてしまった事には
 とても申し訳なく、思う。

 いたたまれない思いをさせてしまった>>314

 本当にすまない。

 けれど、それすら好都合とか
 考えてしまう狡い俺で、ごめんね。 ]
(336) 2023/03/08(Wed) 1:59:42

【人】   タカノ

[ 少し静かな店内。

 二人の近くには、今きっと
 誰もいない。だから、もう一歩。 ]

 そうなれるように、努力する。
 って、俺が言ったら、困る?

[ 少しだけ、開き直ってるように
 見えるかもしれない。

 実際、そう、開き直ってる。 ]
(337) 2023/03/08(Wed) 2:00:04

【人】   タカノ

 ――……困らせていたら、ごめんね
 でも、そういうことです。

 遊びに誘ったのも、
 休日を合わせようとしたのも、
 好きなタイプを聞いたのも。

[ 囁くほどでは、ないにしろ。
 その声は店内に響くようなものではない。 ]

 それでもいいなら、迎えに行きたい。
 そうじゃなくても楽しい日になるように、
 努力はするよ。最後のデートにするつもり、毛頭ないし。
 俺にはね。

 と、いうことで
 お家の大体の場所、聞いて良い?

[ 言ってしまえば、少しすっきりした表情で
 君の、好きな人の、次の言葉を待っていた。** ]
(338) 2023/03/08(Wed) 2:01:21
  タカノは、メモを貼った。
(a60) 2023/03/08(Wed) 2:07:14

  タカノは、メモを貼った。
(a61) 2023/03/08(Wed) 2:08:47

【人】 客 クリス

[俺の家に金が無かったのは、よくある話しで。
父親が友人の借金の保証人になって。相手が消えた。
そんな、何処にでも転がっているような出来事が切欠だ。

そんな父親や母親を、俺は尊敬している。
遠藤さんには、心配をかけてしまうけどさ。

『金が無い事よりも。友人が縁を切った方が辛い。』
と。何時か親父は語った。
『人を疑う事を知ってはいても。
 人を信じる心をなくさないで欲しい。』
とも。

貧しい生活が平気だったわけじゃない。
現に今、肉を渇望しているし。
佑一やゲイザーの言葉にはちゃんと傷付いた。
でもさ……
『たいがいのことは金で何とかなる』これは俺の持論だけど。
『人の縁』は、金じゃどうにも出来ない時の方が多いから。
周りの人を大切にしたかった。

それが俺が罪作りで。鈍感だって怒られるとして。
上手に人と距離を作れなかった。
リソースは有限だから色んな物……
『恋人』とか、切り捨てて生きて来た自分だから。
『友達』とか『人の縁』は殊更大事にしたかった。
うまくいかない。ままならないものだね。**]
(339) 2023/03/08(Wed) 6:07:11

【人】 会社員 レイラ

[そっと隣に座る遠藤に尋ねる。]

...愛、ですか。

[なんだか少し恥ずかしいような単語は
異国混じりの彼女の口から語られると、妙に様になるようで。
やや赤面しつつも少し真面目に考え。>>292]

愛されたい、にも
色々あると思いますけど...

その人にとっての特別になりたい、
って気持ちがあるなら
それは恋と呼ばれるものになるんじゃないでしょうか...

[玲羅にも、明確に愛と恋を分けるのがなんなのかなんてわからない。
けれど、愛が皆に優しく降り注がれるものなら。
恋はきっと、もっと狭いもの。
時には痛みや苦しみを伴うもの。]
(340) 2023/03/08(Wed) 8:30:02

【人】 会社員 レイラ


......。


[遠藤のどこか独白めいた言葉は、
じんわりと自分の心にも染み入った。>>294

俯いてにゅうめんを口にする。
鶏のダシがよく効いた、温かいスープのほっとする味。
つるりとした麺を小さく啜って。]
(341) 2023/03/08(Wed) 8:32:05

【人】 会社員 レイラ


......ビーフコンソメ。

 
(342) 2023/03/08(Wed) 8:33:16

【人】 会社員 レイラ

[ぽつ、と口にする。
村を焼いたのかと物議を醸し出した、
いつかの話の答え合わせ。]

敵じゃないって、シャミさん言いましたよね。
味方になった方が強いって。
あれ聞いて、確かになって思ったんです。
張り合うんじゃなくて、一緒に楽しむ気持ち。
きっとすごく大事なことだなって。

[目鱗だった。それは違いない。
きっと、相手と長く付き合っていきたいのなら、
その気持ちは忘れてはいけないものだろう。]
(343) 2023/03/08(Wed) 8:35:02

【人】 会社員 レイラ


...でもね。
冷静にこうも思ったんです。

いくら同じものを好きになったところで、
向こうが私を好きになってくれるかどうかは、
また別の話だな、って。
  
(344) 2023/03/08(Wed) 8:37:00

【人】 会社員 レイラ

[書きかけのメッセージ。>>95
送るのを躊躇ってしまった理由。
それは、これ以上自分から
積極的に距離を詰めようとしても
いいのだろうかとふと思ったからだった。

向けられる笑顔も、屈託ない褒め言葉も
自惚れでなければ好意だろう。
でも、それは皆に配られるものではないのか。

ご飯を共有する幸せを知ったとして
その相手は私じゃなくても良い。

皆に愛を振り撒く人の
特別になりたいだなんて、
そもそも叶わない願いではないのだろうか。

あの一方的に想いを押し付けてきたファンや>>73
飲み会で下心を持って口説くおじさんと>>93
本質は大して変わらないんじゃないのか。

そんな風に過って、動けなくなった。
ーーー怖くなった。]
(345) 2023/03/08(Wed) 8:41:11

【人】 会社員 レイラ


...愛されたい、なんて。

一方的に押し付けても
上手くいかないこと、知ってるから...。


[だから、長期戦でいくから、なんて言った。
あの時はそれができると思っていた。
高校生の頃の恋だって、見ているだけで満足だったのだから。
のんびり成り行き任せで育んでいけばいいと。]


......でも、


[それはきっと、油断だったのだ。
目の前で他の誰かと幸せになる可能性を突きつけられて、
今、ーーー苦しい。]
(346) 2023/03/08(Wed) 8:45:41

【人】 会社員 レイラ


特別になりたい。私のこと見てほしい。
...他の人に取られたく、ない。
そんな気持ちばっかり膨らむのに。

行き場がなくて。

...どうすればいいのか、わかんない...




[焦燥と、後悔と、不安。
そんなものばかりがぐるぐる巡って、
ぽた、と膝に涙が落ちた。**]
(347) 2023/03/08(Wed) 8:50:14

【人】 厨房担当 ゲイザー

[「許してあげる」>>179、と栗栖は確かに言った。
 速崎のか細い頼りない謝罪は、確かにその耳に届いていたのだ。
 それで十分、とばかりの優しい声音に、本当に涙が滲んでしまいそうになったのを、この時はなんとか堪えた。]



   あり、がと。


[か細い声なりに、この時はなんとか笑えた、はずだ。]
(348) 2023/03/08(Wed) 9:43:15

【人】 厨房担当 ゲイザー

[その後の栗栖の反応>>180>>181には――後から思えば、速崎にとって意外なことがひとつ・・・含まれていた。
 この時自分からぶちまけてしまった涙と情緒の所為で、当初は何も深く考えられなかったのだが……]


 ……そうだったん、だ。
 そう、だね。うん。


[「好き」への答えよりも前に告げられた、『大丈夫』の答え合わせと、お礼>>181
 どうすれば『大丈夫』なのかも、「ありがとう」の言葉そのものも、今の栗栖と同じ立場にいた過去の自分にはできなかったこと。
 目を合わせたまま微笑むその人の言葉に、否応なく、滲んでいた涙がぼたぼたと墜ちていく。
 この時、速崎の手元には何の食材もなかった。その意味では、ここで涙を落としても大丈夫なはずだ。]
(349) 2023/03/08(Wed) 9:43:32

【人】 厨房担当 ゲイザー


 にて、る?


[その言葉が出てきた>>184時は、涙しながらも意外げに瞬いた。
 深く思考できたわけではなかったが、もしかしたらそうかも、とも思う。
 距離近いように見えて引いている一線。
 そしてその一線を確かに、あの「失言」の時も、この時も、自ら踏み越えていた。]


 ……うん、バグだな。


[そう肯定した時には、泣いたまま、笑みが零れていた。
 それからはただ、うん、うん、と小さく相槌を返していた。
 もう一度の「ありがとう」にも――微笑みと共に告げられる、現在形での「友達」の意思にも。]
(350) 2023/03/08(Wed) 9:43:51

【人】 厨房担当 ゲイザー



  ―――…、そ、っか。


[「ゲイザーとは付き合えない」>>185
 栗栖からそう告げられた時――不思議と、すとんと腑に落ちた気がした。
 これは、直前の言葉からある程度予想できた答えだったから、でもあったけれども。]


 うん、それじゃ、無理だよね。
 『特別』になりたい人が、いるんじゃ、私とは無理だ。
 正直に、言ってくれて、ありがと。
 クリス、さん……ううん、クリリン。


[皆に分け隔てなく言える「好き」ではなく、「恋人に」「なれたら良いな」と、そう明確に伝えてくれた。
 栗栖から視線を外さずに、迷いなく、その返答を受け入れる。]
(351) 2023/03/08(Wed) 9:44:17

【人】 厨房担当 ゲイザー



 私の「好き」――恋心は、すぐには、消せないと思う。
 そんなヤツでも、いいんなら。
 私も、あんたとは友達になりたいし、友達でいたい。


[軽口を飛ばし合える程度に親しい「店員とお客様」ではない、かといって恋人でも「特別な好き」でもない、友達。
 泣き笑いのままでその望みを口にしながら、ふっと零す。]


 正直に言うと、私――…
 クリリンに告る気は、なかったんだよ。
 こんな私でも、恋、できるんだって。
 そう気づけただけで十分だった。嬉しかった。
 ……流れとか勢いとかで、言っちゃったけどさ。


[一瞬だけ目を逸らしたのはばつの悪さからで、けれどもその「言っちゃった」ことに正面から向き合ってくれた人へと、再び目を合わせる。]
(352) 2023/03/08(Wed) 9:44:44

【人】 厨房担当 ゲイザー


 だから、あんたが別の誰かに恋してたって、
 全然気にしない心算だったし、
 実際、あんまし気になったりとかしなかった。

 ……だから、さ。
 友達として、あんたの恋、応援させてよ。
 誰と付き合いたいとか、そういうのは聞かないけど。


[こう栗栖に告げた時、自然と笑うことができた。
 そしてこの時、速崎が頭の中にぼんやりと思い描いていたのは、「やっぱりカッチだったりするのかなあ」程度の、確証のない想像だったのだけれど――]
(353) 2023/03/08(Wed) 9:45:07

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ( ……あれ?
    なんか、引っかかる、な )


[幾らか落ち着けた今だからこそ、ふと思う。
 ついさっき、栗栖が「俺の友達」――葉月を自慢していた時>>143のことだ。]


( なんであいつ、あんな顔してたの?
  自慢してきたのはそっちだってのに。 )


[葉月自慢に葉月への賞賛で返した時>>180、何故か、驚きでもされたような――。
 努めて疑問は口から零さないようにしながら、奇妙な思考が4倍速再生くらいのスピードで過っていく。]
(354) 2023/03/08(Wed) 9:46:07

【人】 厨房担当 ゲイザー


( 別に「友達」として応援したとか
  そういう訳じゃ、なかった?
  じゃあ、なんであんなこと突然…… )


[皆様方もお察しの通り、速咲璥は
下手したら店長に怒られるレベルで
、オーダー対応どころか店内への目配りもできていない。
 故に、あの時葉月が店にいたかどうかもよく把握していないのだが、速崎なりに認識している限り、あの時は、いなかった。
 実際彼の来店>>173は、丁度速崎から告白したタイミングだ。]


( 本人いないとこで、かっこいいとかベタ褒め。 )


[速崎自身もそういう返しをしていた訳だが、それは置いて。
 そこで妙な違和感がこみ上げてくる。
 あの二人は仲直りの後、これまで、どんな感じでいた――――?>>145]


 ( ………………まさか  )
 
(355) 2023/03/08(Wed) 9:46:49

【人】 厨房担当 ゲイザー


( 
Triskeleみつどもえ……
 )

  Tris ......tan. Sir Tristan.


[意味がわかるとアウティングになりかねない単語を紡ぎかけた口を止め、別の語に言い換える。
 あの『アーサー王伝説』、そして『トリスタンとイゾルデ』の登場人物の名。
 詳細は省くがこの物語群も相当な人間関係で、けれども基本的には異性愛の関係性の暗喩で済むだろう、と。]


  ...don't wanna be Sir Lancelot
        or Iseult of the White Hands
  I just wanna be your friend, sincerely...


[過った可能性のあまりの可能性に、今度は速崎の言語野がバグった。
 全く以て聞き取れなくても問題ない呟きを真顔で零した後、(本当の咳払いはキッチンではできないので)咳払いするような素振りをひとつ。]
(356) 2023/03/08(Wed) 9:47:44

【人】 厨房担当 ゲイザー


 とにかく、クリリンの恋は応援する。
 応援するって言っても、私に何かできる訳じゃないけど。
 ……向こうも、自分なりに真面目に・・・・・・・・あんたに向き合える人なら、
 上手く行く――かは兎も角として、
 悪い思い出になんか、きっと、ならないでしょ。


[かつで自分の口で紡いだ誰かさんへの賞賛>>161の一部を引用する形で、今一度屈託なく笑って告げる。
 仮に勘違いであったとしても、誰であっても、自分なりに真面目に考えてくれる人なら、とばかりに。
 こうして一通り告げた後、これまでのサボりを返上する形で気を取り直そうとして――。]
(357) 2023/03/08(Wed) 9:50:20

【人】 厨房担当 ゲイザー

[思い出したように、ぽつり、付け加える。]


  縁、切らないでくれて、ありがと。
  ……私、わりとバッサリ切れちゃう方だから、
    あんたに「切りたくない」って思って貰えて、嬉しい。


[栗栖がそう言ってくれた背景>>339までは、「貧乏」のことを知っている今でもまだ判らないけれど。
 これだけ笑って告げたら、さあ、真面目に調理を再開しよう。**]
(358) 2023/03/08(Wed) 9:50:47
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a62) 2023/03/08(Wed) 9:55:42

【人】 客 クリス

[ゲイザーは時折涙を零しながらも。>>348>>349
俺の話しを聞いてくれて。>>350>>351
最後は『友達になりたいし、友達でいたい』>>352と、言ってくれた。俺はそれに笑顔を返した。]


恋の応援>>353はまぁ……
してくれるなら?


こう言うのしてもらっていいもんなの???


[俺。マジ。そこら辺の機微分かりません。分かんない。]
(359) 2023/03/08(Wed) 10:17:17

【人】 客 クリス

[悩んでたら、ゲイザーがなんかまたバグった。>>354>>355>>356
おーい。ゲイザー。帰ってこーい。
帰って来たら、なんかさっき>>161と同じような台詞回し>>357。あの時は俺、流したけどさー…………。]


あのさー。ゲイザー。俺達が友達だってんなら。言うけどさ。


お前も。後、佑一本人も。佑一の評価低すぎ。


アイツが不器用で評価され辛いってのは認めるよ?
でもさ……。


[当時を。振り返って。]
(360) 2023/03/08(Wed) 10:18:58

【人】 客 クリス

今回。ゲイザー、佑一と同じ立場に立ってみてどうだった?


俺と佑一揉めたんだよ。
アイツが『お金ならあげないよ』とか口走ったせいで。
しかもアイツは、自分の言葉が他人を傷つける事すら、当時気付いて無かった。そんで一時期俺達に距離が出来た。
しばらくして、俺から声かけたのね。『こんにちは。』って。


アイツは開口一番謝って来たよ。


ゲイザー。お前に同じことが出来たか?
自分に出来なかった事を、出来たヤツの事を、見くびってんじゃねーぞ。



[俺の声は少しドスが入ってた。]
(361) 2023/03/08(Wed) 10:20:04

【人】 客 クリス

俺が佑一の事を引き合いに出したのは。
アイツがきちんと謝罪したからだ。
そこから俺達の仲は、ゲイザーも見て知ってるだろ?

謝ればちゃんと仲直り出来るって。
生きた見本として、佑一の名前を出した。


色恋に絡める気は一切ねーよ。


それと。この程度の事で、お前との縁も切らないから。
うまい飯食わせてくれ。
あ、魚じゃなくて、肉でお願いします。


[そう言って。料理に戻るゲイザー>>358を見送っただろう。**]
(362) 2023/03/08(Wed) 10:20:50

【人】 客 クリス

[さて俺はゲイザーとの遣り取りに集中していたので。
客の出入りや店員さんのまごまごも全く気付いて無かった。
なので佑一や貝沢さんの来店や退店にも気付いて無かった。
ゲイザーが調理に戻ったのを確認して、俺はスマホを取り出した。]


『今度一緒に。うさぎの穴で食事しませんか?
 デザートシェアしてください。お肉あげます。』


[教えてもらった連絡先>>2:64に、メッセージを一つ。
送信したら、料理が出来上がるのを待った。**]
(363) 2023/03/08(Wed) 10:40:23
客 クリスは、メモを貼った。
(a63) 2023/03/08(Wed) 10:43:30

【人】 厨房担当 那岐

[俺の回答は納得がいくものだったのか。
 なるほど、と咀嚼するように零れた一言。>>334

 ラジオのリスナーだということは、
 まだ本人には話していない。
 ……というよりも、仕事の話には触れてこなかった。

 高野の方から話を振られたなら、
 反応する場面もあったかもしれないが。
 速崎のように多岐に渡るジャンルを見たりもしない>>2:515
 彼らの棲まう世界にはあまり詳しくはないから、
 その時はまた聞き役に回っていただろう。

 彼のラジオを聞くようになったのも、
 偶然から生まれた産物のようなもの。

 それが、今みたいに習慣になったことは。
 自身でも少し、驚いたけれど。]
(364) 2023/03/08(Wed) 11:56:46

【人】 厨房担当 那岐

[返された感謝の言葉に>>335
 双眸を細めることで応える。

 思い浮かべた人が誰か、とは伝えない。

 まだ『
下心
』に正面と向かって応えられる程、
 自身の心も整理できていなかったから。

 手元に再び、視線を落として。
 作業に戻っていく。

 また声がかかるようなら、拾える距離。
 ない空気を読むように去っていった後輩にも>>314
 今は、気づけないまま。]
(365) 2023/03/08(Wed) 11:57:16

【人】 厨房担当 那岐

[店内に流れるBGMは誰もが一度は聞いたことがある
 Beatlesの『Mr. Moonlight』。
 いつかのラジオを思い出す。>>0:203

 リズムに合わせるように、
 一定のリズムで手に馴染んだ包丁を使いながら。

 彼がまた、沈黙を破る。>>337
 
 トン、トン、トン。
 具材を刻んでいた手が止まる。

 下方に落ちていた視線をもう一度上げて。
 高野を見ればどんな顔をしていたか。

 少なくともMVで見たときのような>>1:16
 斜に構えたものではなかったように思う。
 
 どちらかといえば、困っているのは彼の方にも見えて。]
(366) 2023/03/08(Wed) 11:57:36

【人】 厨房担当 那岐

[続いた言葉に>>338、流石に今度こそ。
 冗談ではないのだと分かる。

 あえて『デート』という言葉を使うことにも。
 好意の対象として意識させるような意味が含まれている。
 
 ゆっくりと流れる言葉を聞いて。
 止まった手が、また無意識に帽子に触れる。]



  ……努力しなくても。
  今のままで十分ですよ。




[目許を隠すように深く帽子を抑え、
 少しトーンの落とした声で、小さく応えたなら。

 反応を伺うようにやっぱり少しだけ。
 角度を調整して、眼を覗く。]
(367) 2023/03/08(Wed) 11:58:14

【人】 厨房担当 那岐

 


  ……仕事中なんで、住所は後で。



[それから先を伝えるには、
 この場所は少し人目が多すぎるから。

 自身の唇へ人差し指を当てて。
 しぃ、と彼の言葉を塞ぐように秘密を共有しよう。**]
(368) 2023/03/08(Wed) 11:58:38
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a64) 2023/03/08(Wed) 12:04:22

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[横で行われるやりとりは極力気にしないようにしながら>>293、たけのこと鶏ささみのスープをいただく。>>3:281
 持ち帰れると聞いたときは、一瞬気持ちが揺らいだ。

(瑞野さんのごはんを家でもたべられる…いやいや、そのために残すのは駄目でしょ)

 わざと残すなんて、作ってくれた人にも食材にも失礼だ。]

 あったまる……

[温かいスープはあっさりしていて、ビスマルク風とリゾットでそこそこ膨らんだお腹にもすっと入ってくる。]
(369) 2023/03/08(Wed) 12:33:03

【人】 役者 セロ

[とても美味しい。ごはんはどれもすごく美味しいのだが、

(来るタイミング、間違えたかな…)

ゲイザーとクリスのやりとりに、戻ってきた葉月の赤さの残る目元(いつの間にかミスミを口説きだした)、なんだかいい雰囲気の瑞野と高野、元気のなかったレイラはシャミがバックヤードに連れて行ったようなので心配ないとは思う。]
(370) 2023/03/08(Wed) 12:35:04

【人】 役者 セロ

[ごくん、とささみを飲み込んだところで、助けを求める声においでおいでと手招きをする。>>317

 
今日、すごいですね……


 トマト煮、いいですね。チエさんの自信作食べてみたいです。**
(371) 2023/03/08(Wed) 12:36:27
役者 セロ は、メモを貼った。
(a65) 2023/03/08(Wed) 12:39:35

【人】 店員 ミスミ

ローストチキン自体はできますけど、丸鷄でやるってことはですね。
あれです、クリスマスとかthanks givingの時に出でくるあのでっかいやつってことです。
パエリアのことも考えると、お一人で召し上がるにはちょー……っと、ボリュームがあるかなぁ、と…
あ、シェアするってことなら大丈夫ですよ?時間かかってもいいってことなら頑張ります。

[正確にはthanks givingの時に使うのはチキンじゃなくてターキーなのでまあ、フィーリングとしてのお伝えな訳なんですけど。ペンを持った手でこれっくらいと描いた丸みはバレーボールくらいかなぁ。
この店はどうもメニューシェアするゲストが多いようなので、もしかしたらそのつもりだったかも知れず慌てて付け足した。
かぶりついて食べられるやつ>>319にメニューが本格的に変更になるかどうか様子を見つつ]
(372) 2023/03/08(Wed) 12:59:46

【人】 店員 ミスミ


……はい???

[俺がついてきます。>>320
最近のガールズコミックでもなかなか見ない感じの押し売り路線みたいなセリフに首を捻る。
ちゃんとした説明>>326を受けるまで軽く眉間に皺がよったままだった。
ちえさん>>316にどう見えていたかはわからないが、説明の順序おかしくない?と思っているのが今の当人の心境だった**]
(373) 2023/03/08(Wed) 13:00:04

【人】 厨房担当 シャミ



 そうかな。これも恋か


[愛されたい、は少しばかり困る感情だ。
確かに恋というのは困ったり悩んだりするものだとものの本にも書いてあったし、そうなのかも知れない。

沈黙が落ちる。ホールの気配はするけど会話を聞き取れはしない。

煮麺を口にするレイラさん>>340の隣。
肘まで折り上げてあるワイシャツの袖、折り目を整える]
(374) 2023/03/08(Wed) 13:09:01

【人】 厨房担当 シャミ



[ビーフのコンソメは、彼女の故郷の村ではなく彼女の進む道を焼くように見えていたのかも、と思った。

立ちはだかるものをみんな味方にできたからと言って、その道が目的地に続いているとは限らない。
道に沿って歩き出すかどうかは別の話]
(375) 2023/03/08(Wed) 13:09:21

【人】 厨房担当 シャミ



 うん


[普段、あまり自ら人には触らないのだけど。
そういえば駅で立てなくなっていたら、背中に手を当ててきた人がいた>>2:86

手当て、というらしい。
体温が伝わってあたたかい、何らかのセラピー効果が沙弥の手にもあるかは不明だけど]


 貴方は可愛いね
 可愛いよ 可愛い貴方が愛されて欲しい


[涙をこぼす背中>>347に、撫でるでもなく手のひらをただ触れさせた]
(376) 2023/03/08(Wed) 13:11:01

【人】 厨房担当 シャミ



 でも
 私は愛されたいって伝えるのは押し付けなのかな……?

 だから嫌でも私を愛せって言うのなら、一方的だろうけど


 いやだと思うかどうかも
 相手の側の気持ちだから聞かなきゃわからないよね


[誰にでも──ではないにしろ、愛を届ける範囲がはたから見たらやたらめったら広そうな人、でも。
皆に愛を振りまく人だからといって、
誰のことも特別扱いしない、というわけではない。 そうだろう?]
(377) 2023/03/08(Wed) 13:32:33

【人】 客 葉月

あ、そうなんだ。

……うお、でっか……流石にこれひとりで食い切るのは厳しいな。

[大河くんの手で描かれた丸みは、実際に見るとかなりでっかかった]

なら、バラしたやつある?シチューとかにしてくれたら嬉しいかも。

[生憎今日はシェアより独り占めしたい気分なのだ。
先程言った「かぶりつきたいやつ」とも違う注文をひとつ。

にしても、だ。ルームシェアを持ちかけた彼の表情を見るに……。

いややっぱ困ってるね!?!?>>373

眉間に皺を寄せた彼の表情を見て]
(378) 2023/03/08(Wed) 13:41:19

【人】 客 葉月

あ、勿論強制じゃないよ!?
たまたま俺が家を持て余してるところに、大河くんが家を探してるのを聞いたからさ。

これも何かの縁かなって……あの日、俺があの定食屋で見つけてもらったみたいに。

[そう。
家賃問題も、美味しい料理食べられたら嬉しいなっていう下心も本物ではあるんだけど。

俺もあの人みたいに困っている人を助けられたらって、実際のところそれが一番だ。

だからそれで相手を困らせていたら意味がない、ので]
(379) 2023/03/08(Wed) 13:41:39

【人】 客 葉月

……でも、アレだ。もしアレだったら断ってくれて全然いいからね。
君が不快じゃなければ是非、ってことで。

[ダメだアレを二回も言ってしまった。
前半にメリットを伝えて後半にデメリットを伝える作戦が完全に裏目に出ていた。>>309>>373

同居人に必要なのは、お互いを不快に思わない程度の感情。>>330

……俺から彼の方は余裕でクリアしてるんだけど、向こうはどうだろうか**]
(380) 2023/03/08(Wed) 13:42:53
客 葉月は、メモを貼った。
(a66) 2023/03/08(Wed) 13:45:48

【人】 厨房担当 シャミ



[戻りますか? と聞くつもり。
食べ終わったら、でも、まだでも。 泣きやんでもそうでなくても。
うさぎのぬいぐるみをもふもふしても──良い。パンちゃんヒトリジメ、しない。


そのメッセージ>>363がくるのがどのタイミングであれ**]
(381) 2023/03/08(Wed) 13:47:35

【人】   タカノ

[ 沈黙に感じることは、いたたまれなさや
 気まずさではなかった。

 好きな人の、という枕詞がつかずとも
 料理の風景を眺めることも、
 音を聞くことも、好きだ。
 調理の際に聞こえるものも、他の客が
 楽しげに話しているものも。

 ――葉月はうまくやれただろうか。
 店に入る直前、玲羅先輩ともすれ違ったような。
 不安そうな顔してたのは葉月が走りさるのを
 見たからだろうか、そういえば店内に彼女の姿は
 見えない。

 互いを知り合うにあたり、一方的には
 ならないよう、貰えば返し、
 渡して求めてきたつもりでいる。

 仕事のことは、こちらが知ってしまうのは
 不可抗力、故に。
 会話を重ねるうちに、芸能事務所で働いている
 とか、は言ったと思うが、
 いかんせん、元俳優です、ラジオやっています
 は、ひけらかしてるようで。言わないまま。 ]
(382) 2023/03/08(Wed) 14:32:41

【人】   タカノ

[ あとね、ラジオを聞いていると言っていたから。
 他の誰かの話題が出てくるのを避けようと
 したのも関係してるかな。

 格好悪いね。 ]
(383) 2023/03/08(Wed) 14:33:05

【人】   タカノ

[ 気の利いた言葉が出て来ないの
 格好がつかないな、やっぱ葉月は
 格好いいんだな。まで、考えてふと

 ああ、俺好きな人に好きだと言う 
 所謂告白とか、したことがなかった

 と思い当たる。それもまた、
 開き直りに拍車を掛けたと言える。 ]
(384) 2023/03/08(Wed) 14:33:24

【人】   タカノ

[ 視線が絡む。

 逸らす、もう一度絡む。

 彼の手が、帽子に触れる。
 その癖はもう何度か見ている。

 なんとはなしに、どういったときに
 そうするのかも、分かってしまう程には。

 落とされた声量。応える言葉>>367 ]
 

 ……はい

[ 今度はこちらが、眼を丸くする番だった。
 店内に流れるBGM>>366が、聞こえる。
 どんな内容の歌詞だったか、ああたしか――。 ]
(385) 2023/03/08(Wed) 14:33:48

【人】   タカノ

[ 反応を伺うように、眼を覗かれて、
 心臓が勢い良く跳ねる。

 余裕ぶった顔を見せられたら
 よかったのに、

 その瞬間を切り取られたならきっと
 眼を丸くして、口も半分開いている
 みたいな、間抜けな顔してたと思う。 ]
(386) 2023/03/08(Wed) 14:34:10

【人】   タカノ

[ ――貴方の居ない夜には。
 何を祈るのだったか。 ]


 ………待ってる、


[ また、恋をしてしまうような
 その仕草に、俺はとうとう口元を覆い隠し、
 それっきり、黙り込んでしまったのだった。** ]
(387) 2023/03/08(Wed) 14:34:45
  タカノは、メモを貼った。
(a67) 2023/03/08(Wed) 14:37:39

【人】 厨房担当 那岐

[一瞬、呆けたような表情に>>386
 くすりと笑みを漏らして。

 それ以上会話が続かないようであれば、
 再び手元に視線を戻した。

 整った顔立ちが少し崩れたのを見れたのは、
 中々に特別なものを見たような気がする。
]
(388) 2023/03/08(Wed) 15:41:59

【人】 厨房担当 那岐

[さて、仕事に戻ろう。

 スープは気に入ってもらえただろうか。
 零れ落ちるような感想を耳にしたら>>369、]


  市販の鶏ガラの素を使えば、家でも作れます。
  レシピが必要でしたら、メモしますよ。
  

[様子を見るにどうやら食べ切れそうだろうか。
 無理はして欲しくはないが、
 腹の具合を確かめられるのは本人だけ。

 気遣われていることには気づくことは出来ずに。>>370]
(389) 2023/03/08(Wed) 15:42:08

【人】 厨房担当 那岐

[水に浸していたたけのこはいちょう切りに。
 本来ならば米も30分程浸していたかったがその時間は
 今日はないから、軽くさらす程度に収めて。

 枝豆は流水で洗い、塩でしっかりと揉み込んでおく。
 春らしい緑色を鮮やかに出すためにはこれが必要だ。
 沸騰させた湯にも塩を入れて、洗い流さないまま茹でる。

 米を炊くのには土鍋を使う。
 一人分なら炊飯器ではなく十分な量、それに時短。
 味付けはシンプルに白だしと醤油。みりんと塩で整えて。
 たけのこを入れて、火にかける。
 締めた蓋の下から少し水が縁から
 少し零れてきそうになるのを調整しつつ炊きあがれば。

 薄皮まで取り除いた枝豆を入れて、木の芽を散らして。
 土鍋ごとテーブルに並べ、
 小さなしゃもじと空のお椀を添えて。]
(390) 2023/03/08(Wed) 15:42:18

【人】 厨房担当 那岐

 

  たけのこと枝豆の炊き込みご飯です。
  
  あと、時間に余裕がありそうなら、
  デザートも作ったんでよかったら。


[今日は米粉のクレープではないけれど>>191

 土鍋の蓋を開けば、
 立ち上る湯気とたけのこの香りが広がるだろう。*]
(391) 2023/03/08(Wed) 15:42:29

【人】 厨房担当 那岐


[そんな中で、美澄の困惑の声は拾えたか>>373
 プレゼンは続いていたようだったので。>>380]


  葉月さんだったら、
  安心して美澄を任せられそうですね。

  丁寧なところがあるから、部屋も片付いてそう。
  美澄の条件も叶いそうだし。


[先程、声にしなかった言葉を口にしてみようか。
 後は気になるところがあるとするなら、
 店までの通勤時間くらいだろうか。

 それは、葉月が定期的に顔を出すくらい
 遠くない距離だということは想像がつくだろうか。*]
(392) 2023/03/08(Wed) 15:57:57

【人】 厨房担当 ゲイザー

― ゲイザー、再起動 ―

[栗栖との一件で、本人も気づかないうちに周囲に>>173>>174波紋を>>234>>240広げていた>>228>>296速崎だったが。
 調理に戻ると一度決めれば、その後の作業は早かった。

 ちなみに、先程栗花落から貰ったシュネーバルとチケットの入った(とはまだ知らない)紙袋は、この間に一度バックヤードに引っ込めている。
 ペアチケットの2枚目の行方がどうなるかは、少し後の日になってから決まるのだろう>>171。]
(393) 2023/03/08(Wed) 16:10:07

【人】 厨房担当 ゲイザー


( 名残のやつ>>0……ホントは、
  蒸し物や煮物がベストだけれど。 )


[栗花落には既に、イカ墨のリゾット>>230の具やトマト煮込み>>317と言う形でブロッコリーは供されている。
(「春のたまごふわふわ」>>285>>286>>287でも使われているが、こちらは高野に出されたものだ)
 キッチンやカウンターの状況、注文リストのメモに目を遣りながら、速崎は既に出してきたパン粉とハーブとを見やり]


( うん、ブロッコリー主役でやるなら、
  ここはやっぱり、煮込みとは変化つけよっか。 )


[当初の考え通り、香草焼きで。
 名残野菜の身の詰まった硬さについては、カットする大きさでカバーしようと。]
(394) 2023/03/08(Wed) 16:11:00

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ブロッコリーは小房に分け、一口で難なく食べられる程度の小ささに切り分ける。
 硬い芯も本当は捨てるに惜しい部位なれど、水分の抜ける焼き物であることを考慮して、今回はできるだけ切り落としていく。
 蕾の割合が多めの小房がひとつ、ふたつ、みっつ……たくさん!
 これをフライパンに入れ、下味程度の塩と水を入れ、蓋をして蒸しておく。

 それから、他の具材も。
 香草焼きならブロッコリー単体でも(速崎は)無限にいけるが、食感や色味の変化も欲しいところ。
 アスパラガスやたけのこは主役食材として何品か出されている>>211>>212>>281からパスとして――。

 ここで選んだのは、赤と黄のパプリカ、ブラウンマッシュルーム。
 パプリカはブロッコリーの小房より少し小さめ程度に、四角くカット。マッシュルームは元々小さめのサイズのものを選び、石突を切り落とした上で、そのままの丸形で出すことに。]
(395) 2023/03/08(Wed) 16:13:58

【人】 厨房担当 ゲイザー

[こうして、予め蒸したブロッコリーと他の野菜類を、グラタン用の深皿に移して詰めていく。
 ここで用いたグラタン皿は、内側が白、外側は黄色。
 皿の外側には浮彫という形で、花弁のまとまったダリヤの花のモチーフが描かれている。

 蕾ながらも緑の花畑めいたブロッコリーの中に、パプリカの四角い赤色と黄色、マッシュルームのまん丸い薄茶色が入り混じる、野菜の盛り合わせ。
 この上に振りかけるパン粉は、粉チーズと、パセリやオレガノ、タイム、黒胡椒を含むハーブソルトと混ぜ合わせたもの。
 ハーブソルトの中には唐辛子が含まれているものもあるが、今回用いたソルトには含まれていないことを確認済み。

 この上にさらにオリーブオイルを掛けてから、オーブンに投入。
 焼き上がれば、皿の真ん中あたりのパン粉が、ほんのり狐色に焦げている。]
(396) 2023/03/08(Wed) 16:16:25
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a68) 2023/03/08(Wed) 16:16:27

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ツーユーリーん!!
 大変お待たせしちゃいました〜!
 こちら、ブロッコリーと三色野菜の香草焼き、
 あっつあつのお皿に気を付けながら、
 たーーーーっぷり食べちゃってくださいね!


[足取り軽く、口調も軽く、けれど努めて落ち着いて(熱々のグラタン皿は危険物!)。
 赤く腫れてはいるけれど、涙はもう滲んでいない目で。
 速崎は栗花落に、満面の笑みと共に香草焼き>>395>>396の皿をサーブする。]
(397) 2023/03/08(Wed) 16:18:08

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……と、カウンターで注文を待っていた栗花落にも、先程の自分と栗栖とのあれやこれやは見聞きされてしまったかなと思い、笑顔のままで眉をへにゃりと下げた。
 あの時栗花落が、葉月が駆け出した後の扉を閉めようとしてくれた>>188>>206ことには気づいていないまま。]


 さっきのは見なかったことに〜…とは、言いません。
 ゲイザーにも、あんな暗くて、未熟で、ダメなとこ、
 あるんだなーって、笑って受け流しちゃってください。


[苦笑いを明るい笑みに変え、「ごゆっくり」と言い残してから、速崎は別のオーダーの準備に向かった。

 さてこの香草焼きは、葉月が店に戻ってきてから>>369>>370>>371栗花落に届けられたもの。
 その葉月の告白>>293に対して速崎が何を答えたかは、これから語ることにしよう。*]
(398) 2023/03/08(Wed) 16:22:26
[その傷を負うのは自分ではない。
これは彼女の痛みとは比べてはいけない程身勝手なものだ。

「傷ついた」と明かせる相手はこれまでにいたのだろうか。
一人で痛がっていたのかもしれないと思うと堪らなくなる。

腕の中に閉じ込めた真白がこれ以上誰かに傷つけられないように守りたい。
現実的にどんなに不可能であっても、そう思うばかりで。

高野とのやり取りではピンと来ていなかった台詞がストンと腑に落ちた。]



 バレたか。
 マシロちゃんも知ってたんだねアレ。
 あの時はまだ片想いだったからね、僕が真似しても浮いてたけど。
 今なら実感籠って言えるから。

 あんなにいい声じゃないけど、
 マシロちゃんにとって「こっち」を本物にして。

 「もう離さない」

 白うさぎの時間が終わったら、後は全部僕の。

[真白も見ていたなら、あの時は彼にドキドキしていたのかもしれないが。
本歌取りしてしまえとばかり真剣に想いを込めて告げた。]

[取り立てて面白みのない生い立ちは、苦労した人から見れば腹立たしいものかもしれない。
そんな思い込みや勝手な引け目でこれまで語っては来なかった。

お喋りなようでいて、その9割は料理の感想を言っているだけの男。
中身は随分つまらないと自分では思っている。

そんな話でも、彼女は静かに聞いてくれた。
自分のプロフィールをこんな顔で聞いてくれる子がいるなんて思わなかった。++66
その社会的立場は置いておきたいという我儘には、相槌だけではなくきちんと言葉で約束してくれた。

話しているのは自分なのに、たくさんの彼女の情報を自分がプレゼントして貰っている感覚。
想いはたくさんあるのに言葉にできるのはほんの一部。

自称「勘が良くない」君でも間違いようがないくらい、
「愛しい」っていう笑顔ができるのは他ならない君のおかげだと――

どうやら伝わっていたらしい。]


 耳まで真っ赤なの、ほんっと可愛い。


[ほら、言うのを控えたりなんて出来ない。]


 ええー全然気づいてなかった。
 「信用してる」みたいに言われたから、僕は君にとって「男」って思われてないんだな〜って内心ちょっとしょんぼりしてたよ。

 白うさぎさんの耳は、特に僕に対して感度が良好だったんだ?

[店内の注文や要望をよく聞いているから、耳が良いのは誰に対してもだと思っていたが、自分が自分の注文以外が向かう先に自然と視線を向けてしまっていたように、彼女もこっそり此方を気にしてくれていたという事実。
嬉しさに緩みっぱなしの口元が逆に真顔に戻れなかったらどうしようかと思うくらい。]

 じゃあこれからはずっと大事にできるね。

[もう離すつもりなんてないから。]

[真白の腕が背に回る。
預けられた体温が心地好い。

「これ以上ない」

そんな熱に浮かされて言葉を紡いでいけば、とんでもないものが返って来た。]


 っ!
 それは反則でしょう……。

 僕が幸せになることで、君に好きを教えてあげられた?
 ああもう、すごい殺し文句だ!

 初恋を僕がもらっちゃっていいの?
 絶対返さないよ!


[耳が熱い。
彼女を揶揄えない程に自分も今真っ赤になっている自信がある。]

[送ろうか、と立ち上がったのは、時間がもう遅いというのもあるけれど、
これ以上彼女の可愛さを摂取したら過剰摂取で倒れてしまいそうだと思ったからだ。]

夜は更け、人はよりまばらに。
彼女さえ体力が残っていれば徒歩で帰路につく。]

[公園から見える位置にあるマンションの5階が神田家。
一人暮らし、実家は他県。
客用布団もあるから、仕事帰りに体調が悪くなったら使って。

25歳、誕生日は冬。もう過ぎた。
A型。ご存じの通り身長も体重も顔も声もすべて平均的。

たくさん食べても太らないのは、健康で新陳代謝が活発なのと、多分趣味が登山だから。

今まで好きな色を聞かれたら、美味しい食べ物が多い「茶色」と答えていたけれど]

 ちょっと前から白が特別になったよ。

[車検ついでに秋に車を買い替えた。
前は何も考えずに黒に乗っていたけれど、どうしても白から目が離せなかった。

そんなことをつらつら話して。]


 休みって何してる?
  ――これはデート計画に関わってくるからね、好きなこといっぱい聞かせて。
 インドア?アウトドアもいけちゃう方?

[あまり質問攻めにしたくはないと思っていたけれど、しつこかったかもしれない。
この夜が最後ではなく、店でだって色々聞けるのに、「また今度でいいや」と自制できなくて。

明日は休みだと聞いたが、月にどのくらい休みがあるのか、とか。
旅行に行くとしたら休みは取れそう?とか。

一駅、ゆっくり歩いた筈なのに、あっという間に着いてしまって別れ際。]


 そうそう、さっき言えなかったけど。
 「全部全部、食べて欲しい」っていう言葉はね、
 ちょっとこう、一瞬別の意味に捉えちゃったよ、って懺悔しとくね。

 話の流れでご飯っていうのはわかっててもね!

 ……すけべ心があるっていうのは、憶えといて。

 
じゃ!おやすみ!


[顔を隠すように手を振って、踵を返す。
初恋だと言う彼女のペースに合わせるつもりだけれど。
信頼される男でいたいけれど。

ああ、Madam March Hareで理性に聞く料理を注文しなきゃ!**]

メモを貼った。

【人】 会社員 レイラ

[遠藤が静かに相槌をうち、
そっと手を背中に当ててくれる。

手当て、云々は知らない。
彼女がかつて誰かにそうされたことも。>>376
でも、背中からじんわりと伝わってくる温もりが
酷く優しい気がしたから。

ず、と麺を啜りながら
そのまま甘えて何粒か涙を流し。]
(399) 2023/03/08(Wed) 19:00:58

【人】 会社員 レイラ



………ありがとう、ございます。


[可愛そう。>>2:509
かつて彼女がそう評したことも、
その言葉に込められた意味>>2:328も、
やはり玲羅は知らないけれど。

愛されて欲しい、と誰かに対して願うこともまた
広義の愛なのではないだろうかと玲羅は思う。
やさしく、そっと人の心に寄り添う、
ちょうど温かなスープのような。]
(400) 2023/03/08(Wed) 19:01:28

【人】 会社員 レイラ


うん、…………。

[愛されたいって伝えること。
それが押しつけかどうかはきっと時と場合による。
抱くだけで迷惑になる気持ちだって世の中には多分ある。
でも、当然そうではないことも。

こくりと頷いて、すんと鼻を鳴らした。]


聞かなきゃわかんない。それはその通りで……
単純にただ怖いだけ、なんです。
相手の気持ちを知って、それが期待してたものじゃなくて、
自分が傷つくことが。

……でも………


[ひょっとしたらもう何もかも遅いのかもしれない。
伝えた所で受け取って貰えないかもしれないけれど。

でも、私の惹かれた君は。少なくとも。
本気の人間に対して不誠実な真似はしない。
ちゃんと向き合いたいのだと、正面から話してくれた、君は。
]
(401) 2023/03/08(Wed) 19:04:09

【人】 会社員 レイラ


……… でも、しょーがないですよね。
もう好きになっちゃったんだから、
ビビってうじうじしてたって。


[あの日「これは真の敵ではないかも」と彼女は言った。>>2:608
でも、真の敵とやらはどこにいるのか。
それはもしかしたら自分自身なのかも、なんて。
何だか漫画かドラマの台詞みたいだけれど。

ハンカチでそっと目元を拭い、
にゅうめんを最後の一滴まで飲み干す。
ぷはっ、と大きく息を吐いて。]
(402) 2023/03/08(Wed) 19:09:30

【人】 会社員 レイラ


―――うん、
吐き出したらなんかちょっとすっきりしました。

……ありがとう、シャミさん。
話聞いて、側に居てくれて。

私が泣いちゃったこと、
皆には内緒にしといてください。


[へへ、とまだ赤い目で
少し気恥ずかしそうに笑む玲羅は
きっと来た時よりは幾分か元気そうに見えるはずだ。]
(403) 2023/03/08(Wed) 19:10:50

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 再起動前 ―


 
応援してもらって別にいいでしょ。



[とまあ、その自論だけははっきり真顔で伝えた上で>>359
 バグからの回復後、「友達」としての栗栖>>360からの言葉に、はっとして目を見開く。
 葉月本人だけでなく、自分自身も、彼のことを見くびっていた――そのことを突きつけられた時、まるで頭でも打たれたように、くらりと眩暈が過った。
 それでも、栗栖から顔を背けずに、言葉の続きを聞く。]


 ……うん。


[口に出さないことも多いから、どれだけの者が気づいているかは知れないが――。
 「貧乏だから可哀想」の件に限らず、速崎には、頭のどこかで「他者を自分より低く見る」きらいがある>>0:3>>1:409。大咲の試作品の件は、あくまで商品としてのクッキーへの指摘だけだったけれども。
 この背景については、語る機会があれば、またどこかで。]
(404) 2023/03/08(Wed) 19:15:58

【人】 厨房担当 ゲイザー

[問いかけ>>361には、ほんの少しだけ、返答までに間があった。]


 ……、堪えたよ。
 ハヅキんなら多分、私なんかよりも、
 ずっと、堪える、でしょ。


[確かに同じ立場なれど、それでも、完全に同じ人間としては語れない。
 そんな迷いを滲ませた答えを、力なく、笑みの消えた顔で呟いた。]
(405) 2023/03/08(Wed) 19:16:33

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ―――そうだったん、だ。


[その事件>>1:4>>1:6>>1:24>>1:25>>1:26があった日、速崎に何があったのかは置いて、その現場を速崎は見聞きしていなかった。
 結末だけ>>1:115>>1:130に触れていた耳は、事の次第をここで漸く知ることになる。]


  そうだったん、だね。
  ……私が、テンちゃんにできなかったこと、
    ハヅキんには、できたんだ。


[ふっと昔の心残りの名がここで零れたが、それはここでは些細なことだろう。
 ただ、明らかにドスの入った声ではっきりと告げられたことに、目は逸らさないまま、苦しげな息をひとつ吐く。]
(406) 2023/03/08(Wed) 19:16:55

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから「友達自慢」の意図を知らされれば>>362、別の意味で気恥ずかしくなり――。]


 ……マジ、バカな勘違いしてごめん。
 恋愛脳のバグだって笑ってくれて、いいよ。


[思い返す。「怖かったら」というのは、「傷つけた相手に謝るのが」怖ければ、ということだろうと>>143
 だからこそ、葉月を引き合いに出してその勇気と根性を伝えたのだと。
 速崎はそう理解し直して、ひどく苦い笑みを浮かべた。]


 うん、じゃあ、ちょっと肉作ってくる。
 私のお任せでやっちゃっていいね?


[その鶏肉の何かを手がけるのには、少し時間が掛かるが――。
 ともあれ、この程度の事で、との言葉に気の抜けた笑みを零しながら、キッチンの仕事に戻っていった。*]
(407) 2023/03/08(Wed) 19:17:34

【人】 厨房担当 ゲイザー

― そして、再起動後 ―

[これはおそらく、栗花落向けのブロッコリー香草焼きを作っている間のこと。
(フライパン中は火から目を離さなかったが、それ以外の工程なら、多少場を離れる程度の余裕はあった)]


 あ……、ハヅキん。
 いらっしゃいませ〜!


[カウンター越しに葉月>>293の来店に気づき、いつも通りの明るい笑顔で振り返った。
 速崎の目に涙や涙痕はもうなかったけれど、泣いたこと示すように赤く腫れてはいた。]
(408) 2023/03/08(Wed) 19:18:00

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから告げられたのはオーダー……ではなく「好き」の告白。
 言われた直後こそ、不意打ちを受けたようにきょとりと瞬いたものの、すぐに、ああ、と理解して。
 身体ごと真っすぐに葉月に向き直り、落ち着いた態で、紡がれる言葉に耳を傾ける。]


 ハヅキさん。
 ……ううん、ハヅキん、でいっか。


[「こたえてくれなくて大丈夫」とは言われたが、それでも答える。
 ちゃんと真剣に向き合っていることを示すように、「さん」で一度呼びはしたけれど――やっぱり「なんでもない」今まで通りの呼び方がいい、と。]


 ありがと。ちゃんと、教えてくれて。


[眼鏡越しの葉月の両目を覗き込むように見つめて――見つめる目ごと緩める形で、表情を笑みの形に崩した。]
(409) 2023/03/08(Wed) 19:19:38

【人】 会社員 レイラ


……シャミさんも、
愛されたい人に愛されるといいな。

その人って私も知ってる人ですか?
あ、言いたくないなら聞かないんですけど。

[彼女がそんな風に想う相手はどんな人だろう。
それが誰かを知ることは、この先叶うだろうか。]

あ、そうそう。
忘れないうちにその子ふかふかさせてください。

[と、しっかりぬいぐるみを
要求することも忘れなかっただろう。
この子、シャミさんの私物ですか?とか尋ねたりしつつ。*]
(410) 2023/03/08(Wed) 19:19:52

【人】 厨房担当 ゲイザー


 知ってたよ、前から。
 ハヅキんの顔に、仕草に――助けてくれたことに、
 「好き」がすごく出てたから。


[「助けてくれた」はかなり抽象的な言い回しだが、これについては少し後に説明されることになる。]


 それでもさ、ただ「好きっぽく見える」だけなのと、
 ちゃんと言葉にして伝えてくれるのって、違う。
 思いをはっきり言葉に出すのって、勇気要るもの。
 それも、ついうっかり……とかじゃない、
 ちゃんと自分で心に決めて、口に出すのってさ。
 
(411) 2023/03/08(Wed) 19:20:23

【人】 厨房担当 ゲイザー


 私は別の人が好きかも、とか、
 私にフラれるかも、って思ってたんでしょ?
 そう思った上で「好き」を伝えに来たハヅキんは、
 ものすごく勇気あると思う。……うん、勇者だ。


[璥という人間が栗栖に対して行ったそれは、「好きでいるだけ」を良しとした者の事故的な吐露でしかない――少なくとも、この時の璥はそう思っている。
 けれど自分の心と、葉月祐一という人の心のかたちは違う、と。
 「関係ない」、「伝えたかっただけ」、とその人は言ったものの、そこに至るまでにどんな心の旅路があったか>>174>>175>>176>>238>>275は判らない。
 判らないなりに、自分とは異なる苦悩があったのでは、と考える。]


 ってか、あのスターゲイジーパイを
 がっつり食べてくれた時から既に、
 ハヅキんは勇者だったもんな。あっははあ。


[星を見つめる魚のパイを葉月と栗栖に食べて貰った夜を思い出しながら、気楽で他愛ない調子で笑い声をあげて――。]
(412) 2023/03/08(Wed) 19:24:10

【人】 厨房担当 ゲイザー

[そんなふざけた調子は一度止めて、真剣な、けれども穏やかな笑顔で。
 葉月の目を真正面から見つめて、はっきりと言い切る。]


 うん。
 私の心には、好きな人がいます。
 そして、他に好きな人がいる私は、
 ハヅキんの恋人になることはできません。


[自分の告白を既に葉月が聞いているとは知らないまま――。
 他の誰かに守られながら自分は黙り込むこと>>2:499>>2:500など考えずに、自分の口で直接告げる。
 けれども昔のように、結論から入って用件だけで終わらせるという形にも、この時はしなかった。]
(413) 2023/03/08(Wed) 19:25:32

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ( ……本当は、あいつへの恋心は、
   消しちゃいたいん、だけどな。  )


[抱えているものをつい正直に零してしまう癖はあれど――。
 この望みに関しては、努めて意識して、速崎は黙っておくことにした。
 
友達になってくれたあいつではない、
自分への「いつか」を期待させてしまうかもしれない言葉は、出さない。

 今のこの「恋」が、自分が死ぬまでに消えてくれる保証はない。
 そして、自分の中に葉月への「恋」は無い。
 そう思えばなおのこと、無責任な期待など抱かせてはいけない、と。]
(414) 2023/03/08(Wed) 19:28:48

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ……とまあ、そうお断りした上で。

 こんな・・・私でも好きになってくれて――
 って言ったらハヅキんにも、テンちゃんにも
 失礼になっちゃうから、訂正。
 女の子とか男の子とか、パイ焼きとかじゃなく、
 ちゃんと、ひとりの人間としてのゲイザーを
 好きになってくれて、ありがとう、ハヅキん。

 私は、あなたに好きになって貰えたことを、
 心から、とても、誇りに思います。


[葉月の目に目を合わせたまま、ちゃん屈託なく笑った。]
(415) 2023/03/08(Wed) 19:29:29

【人】 厨房担当 ゲイザー

[オーダーの件が気に掛かったこともあり、一旦ここで話を終えようとしたのだが]


 それと……そうだ。
 この前出迎えてくれた時に言いそびれちゃったから、
 ちゃんと今、伝えたいんだ。


[あの日>>148>>149>>150に言うことも考えてはいたが、当時の自分の迷いだけでなく、あまりにも美味しそうにシェパーズパイを食べて貰ったことで、伝えるタイミングを見失ってしまっていたこと。]


 私がお店飛び出していった時、
 ハヅキんが追いかけてくれて、声かけてくれたから。
 私はあの時、ちゃんと足を動かして進むことができた。
 ……本気で急いでたのに、動けなかったんだよ、あの時。


[背を摩って貰ったとか、肩を抱いて貰ったとかがあった訳ではない。それでも後を追って言葉だけでも届けてくれたことに救われたのだ、と。]
(416) 2023/03/08(Wed) 19:30:44

【人】 会社員 レイラ

[さて、スマホが通知>>363を知らせたのは
容器が空になり、パンちゃんと戯れていた頃だろうか。
反射的に手に取り、画面を見て。一瞬目を丸くした。]


―――………


[数秒程、その場で固まって。
ふう、と深く息を吐き、画面に指を滑らせる。]
(417) 2023/03/08(Wed) 19:31:56

【人】 厨房担当 ゲイザー



 だからハヅキんは、私を助けてくれた恩人。
 命の恩人、って言ったら大袈裟かもしれないけど、
 そう言ってもいいくらい、かっこいい人です。


[もう一人からの「かっこいい」の太鼓判は、当人自ら押して貰おう。
 「かっこ悪くたって、頑張らなくたって、いいんだよ」の自論>>1:466は今は封印して――。
 葉月ににっと笑いかけてから、今度こそ本当に、ブロッコリーの香草焼きの仕上げに奔走する。*]
(418) 2023/03/08(Wed) 19:32:07

【人】 会社員 レイラ


「勿論オッケー。
直近だとX日とか△日が空いてるけどいつがいい?」


[と、何日か良さそうな日を提示する。
栗栖が都合の良い日を教えてくれたなら、
じゃあそれで、と告げるはずだ。

お肉あげます。という率直な文章が何だか彼らしくて
ふふ、と小さく笑いが零れた。]
(419) 2023/03/08(Wed) 19:38:46

【人】 会社員 レイラ

[気づけば結構長いこと居座ってしまった。
いつまでもバックヤードを占拠するわけにもいかない。
戻りますか?と尋ねる遠藤を見やり>>381
ゆる、と首を振って。]


ううん、…色々あったし、今日はこのまま帰ろうかなって。
お腹いっぱい食べるのは、次来た時に持ち越します。


[それに、店内にはまだ速崎も栗栖も居るだろう。
ある程度持ち直したとはいえ、
ついついあの告白の行方がどうなったのか、
二人の様子を窺ってしまいそうだったので
一度気持ちをリセットしたかったのと――。]
(420) 2023/03/08(Wed) 19:52:08
 

[ 一緒に痛がってくれるのが嬉しい、なんて言ったら
  貴方は果たしてどんな顔をするのだろう。
  同情でも何でもなく、あの日の傷を肯定してくれること。
  例え立場が違っていても その想いは確かでしょう?

  これから先、二度と傷付かないなんてことはきっとなくて
  でもその代わりに私の隣には貴方がいるし
  貴方の傍にも私がいる。
  ──守られるばかりじゃなく、一緒に、どんな痛みも傷も
  向き合っていきたいな …そう思えた。
  うさぎだって、いざという時はやるんですよ。 ]


  ……私が一番好きな声は、神田さんの声、ですよ
  だから、その
  …………あんまりドキドキさせないでください……


[  真剣な声音が本気なんだと教えてくれる。
  そろそろ本気で担当カラーを桃色にするべきか。 ]

 

 

[ 好きな人のことなら、どんな人生でも聞いてみたい。
  寧ろ貴方が私みたいな道を歩いていなくて良かった、と
  そんな風に想うのは 大咲のエゴだけれど。
  「取り立てて面白みのない生い立ち」と思っているなら
  今から私が色を付ける余地が幾らでもあるということ。

  カメラを向けなくても美味しいものがなくても
  目の前に貴方がいれば、私は自然と咲えるんですよ。
  ……なんて、それはきっと、未来で示していける筈。 ]


  ────……ぁぅ、……。


[ かわいくないです、と言葉を否定したくはなくて
  でもいつものように肯定で茶化せもしない。
  形にならない声が零れ、赤い耳を隠しかけるけれど。 ]

 

 

  ……だ、だって、脈無しだと思ってたんです
  ナンパでも歓迎ってうっかり言っちゃって、
  どう返せば気まずくならないかなって、その……

  信用してたのも、本心ですし……


[ 「言わないでください……」といよいよ顔を覆った。
  気になってつい貴方の声を聴いてしまうし、
  常に探していたのも事実であるだけに。
  本人から指摘が来ると、ほんとにもう、居た堪れない。
  恋は盲目という先人の偉大な言葉が頭を過る。

  正直、遠い世界の、違う感情なんだとさえ思っていた。
  誰かを好きになる。その人に好きになってもらう。
  ──どうやって? 抱えた答えは出ないまま。
  一生縁がないなと思っていたのに、
  気付けば林檎が落ちるように恋へ転がって。 ]

 

 

  返されても、受け取りません。
  私の初恋、ちゃんと、最後の恋にしてください

  ──わたしも、好きでいて貰えるように頑張る、ので。


[ 抱き締めた体温は春先の夜に負けない熱さで、
  お互い耳まで赤い、そんな一幕。

  帰ろうかという提案の真意は知らずとも
  これ以上可愛いを言われると死んでしまいそうなので
  私の命も無事に救出されましたよ、お揃いですね? ]

 

 

[ 帰り路では色々な話をした。
  お店にいる間は聞くに聞けないプライベート。

  一人暮らしはお揃いです。一駅先、女性向け物件。
  実家は……まだ同じ場所にあるのか分からない。
  23歳。誕生日は冬なのも、お揃い。
  何型なんだろう。教えて貰ったことはなかった。
  155cm、体重はトップシークレットです。女の子の秘密。

  あと、好きな色は白です。名前が真白だから。
  ──神田さんは? と聞けば ]


  ……ず、るぃ ひと、ですね……


[ そんな不意の、会心の一撃。
  一生勝てそうにないんですが、どうしましょう、神さま。
  脱兎しなくなっただけ大咲偉いと思いませんか。
  代わりに、きゅ、と手を繋ぐ。 ]

 

 

  休みの日は……んー。
  新しい服とか、仕事の時は使えないけど可愛いコスメとか
  買い物に行くことが多い、ですね。
  あ、流行りの曲を聞くのも好きです。

  好きなこと──料理とかわいいものと、後
  これは今日気付いた好きなこと、なんですけど
  好きな人のことをいっぱい知るのが、好きです。


[ だからインドアもアウトドアも両刀です。
  しつこいなんて全然思わなくて、寧ろ質問は嬉しくて。
  友達はいるけど、荒れていた頃の子ばかりだから
  遊びに出かけたこともあんまりないです。

  だからいっぱい教えてください。
  新しく出来た好きなこと、教え続けるので。
  そんな風に笑いながら。 ]

 

 

[ 月のお休みは大体これくらいです、と教えたシフト。
  多分、世間一般の会社員よりもぎゅうぎゅう詰めで
  欠勤が出たら増やすこともままあるけれども
  一人で家にいるよりは、と入れすぎた節もあり。

  今後はちゃんと出来る範囲で調整しますと宣言して
  旅行にいくとすれば、なんて未来予想図には ]


  ──取ります! 絶対!
  ……長くても三日とか、四日が限界、かもですけど


[ せめて新しい人が増えてくれたらなぁ。
  という期待は、意図せずして直近にて叶うことになるが。

  一駅分。いつもと変わらない距離のはずなのに。
  ゆっくり歩いても、どうして短く感じるんだろう。 ]

 

 


   ………………  ……   ぇ、


[ 固まった。
  一瞬別の意味。全部食べて欲しい。べつのいみ。
  ご飯以外? ええと、つまり、し、したごころ?
  ふと頭を過る、カウンター席、男性陣の恋愛話


  ち、ちが、ちがうんですいえちがうこともないんですが
  そんな そんな ……あの、その、
  確かに言われてみれば、主語が抜け落ちているような
  その意味を理解出来ないほどお子様ではない、ので。 ]

 

 

[ 顔を隠すように手を振り踵を返す貴方の服を掴み、
  迷路みたいにぐるぐる回転する頭で導いた答えは。 ]


  あ、あのっ、 ぃ……いやじゃ、ないです
  だから懺悔とか、しなくてよくて…

  ……おぼえておく、ので
  いやじゃないことも、憶えておいて、ください


  じゃああの今度こそおやすみなさい!!!


[ 何言ってるんですか私。何口走ってるんですかわたし!?
  引き留めてまで言いたいことも要領を得ないくせに
  白うさぎは脱兎を決め、家の中へ駆け込んだ。

  ずるずるその場へ座り込むと、まっかな顔を覆って ]
 

 

[ 真白と書いて、ましろだから、白が好き。
  でも白色ってね 何色にも染まっちゃうんですよ


     ──いつか遠くないうちに
     貴方の色に、染めてほしい です。* ]


 

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a69) 2023/03/08(Wed) 19:55:50

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a70) 2023/03/08(Wed) 19:56:16

【人】 会社員 レイラ


[それに、私にだって見栄がある。

今の泣いて化粧が崩れた顔ではなくて、
可愛い顔で会いたいって見栄がね。**]
(421) 2023/03/08(Wed) 19:59:12

【人】 客 クリス

[まあ。佑一とゲイザーは別人なので、同じ考えをする必要は無いな。個々に辿り着くまでに辿った道筋は、それぞれ違う。
でも俺の意図はようやく正しく伝わったようだ。>>407
笑ったりしないが、片頬を上げるくらいはするだろう。
オーダーはもちろんおまかせで。
肉料理に向かうゲイザーを見送って。

待て。この時、俺居るの??>>408

まあ。居たとしても特に俺から出来る事も無いし。
俺は何時ものように佑一に手を挙げた他は、空気に徹しよ。
アイツから何か声かけられでもしない限りね。
『かっこいい』押し?>>418もちろんしませんよ。

俺は空気です。

居ても居なくてもどっちでも問題無いね。**]
(422) 2023/03/08(Wed) 20:02:58
店長 アンは、メモを貼った。
(a71) 2023/03/08(Wed) 20:04:18

【人】 厨房担当 シャミ



 そうだね


[もう好きになっちゃったんだからと言う言葉に頷く>>402

傷つくのが怖い、それは本能だろう。

怯えて不安になり、苦しむのだとしても。
それでも決定的な何かで自分が傷つくのに竦んで躊躇う。それは彼女が自分自身を大事に思う気持ちをどこかにちゃんと持てているからではないか。

先ず自分の心を守る、そういう──健全な精神をもてない人間もいる]


 傷つくのが怖くても、向き合えるの
 えらいね
(423) 2023/03/08(Wed) 20:05:57

【人】 厨房担当 シャミ

[やがて、涙は拭われて。
にゅうめんは美味しそうに食べてもらえる。サムゲタン風の飲み干す一杯は塩分も控えめでむくみにくい]


 レイラさん、もしかして花粉症かな
 目薬させる?


[笑って、冷たいおしぼりも渡そう]
(424) 2023/03/08(Wed) 20:06:06

【人】 厨房担当 シャミ

[それから]


 誰かは知ってると思うけど……
 私の方が幼稚かな。まず、好かれるものになりたがってる段階


[少しの間黙って
ふかふかされはじめるうさぎ>>410を見つめる。
試作品2号なのが信じられないくらい、ちゃんとぬいぐるみ]


 ああ、チエだよ


[本当に凄い。好きは情熱だ。だからすぐに上達する。
それなのにぬいぐるみのヒトシちゃんが服を着ていなかったのだけど、作った本人は裸の状態を最初から想像してたみたいだった。
着ているのと着ていないの、どっちもかわいいのかな]


 私物というかそれ作ったの。凄いよね
(425) 2023/03/08(Wed) 20:07:27

【人】 厨房担当 シャミ

[レイラさんがスマホに触れている間に、にゅうめんのトレーを片付けて、店の表の様子を確認。どうやら緊急事態というほど忙しくはさせていなかったよう。
別の意味で危機的状況で、ツユリさんに泣きついている子がいたりしたようだが。

一旦帰るというお客様>>420に微笑んで、ホールを通らなくてもいい裏口側へ案内しようか]


 あ、待って。もう一品


[棚から物を取り出して冷蔵庫へ。
さほど待たせず戻ってくる。白い紙箱の中には杏仁マンゴータルト>>87>>88]


 今日食べられなくても、明日はタルトに味が馴染んでそれも美味しいからね
(426) 2023/03/08(Wed) 20:08:36

【人】 厨房担当 シャミ



 送ってはいけないけれど、足下に気をつけて
 次回はたくさん食べてくれるのを楽しみに。可愛いアリス


[またのご来店を**]
(427) 2023/03/08(Wed) 20:13:20

【人】 客 クリス

[料理を待って居る間。
貝沢さんから返事>>419が来た。]


『X日でお願いします。』


[送ってから。
俺は佑一のメッセージが常にスタンプに溢れていることを思い出した。
貝沢さんがカクテルやお皿に嬉しそうにはしゃいでいた姿も。]
(428) 2023/03/08(Wed) 20:13:52

【人】 客 クリス



[俺は生まれて初めてスタンプを検索して
買った。


 
(429) 2023/03/08(Wed) 20:14:18

【人】 店員 ミスミ

[可愛いネーミング>>321だのなんだの言われてますがね、たまごふわふわそのものは俺のネーミングセンスじゃないんですよ。
江戸時代の料理本にも載ってる由緒正しい宿場町のセレブ料理ですからね。
出汁との接地面に近づくほど熱が通ってプルプルになるかと思えば上のほうは儚い淡雪っていうその不思議食感をチキンスープや具材と一緒に味わってもらえたらいいな、なんてちょっとだけ食べるその口元>>329を見てしまいそうになったが]

……!


[瑞野先輩>>330の何気ない一言がぴゅわな二十歳の青年の心臓を深々と抉った。
イギリスに渡る前には居たけれど、もうどいつもこいつも実質音信不通だもの、ぐうの音も出ない。
これが営業時間外だったらミュージカルアクターよろしく板の上に涙を落としながら崩れ倒れるところだが]

…べっつに、先輩がなってくれてもいーんですよ。


[ぷくー。
食べ物を隠したわけでもないのに膨らむ頬袋]
(430) 2023/03/08(Wed) 20:14:36

【人】 客 クリス

[メッセージから遅れる事数分。]


『楽しみ』


[送られたスタンプは、うさぎがスペードを抱えていた。]


…………
むり。くっそ恥ずかしい。



[俺は一人でカウンターテーブルに撃沈してたよ。
見られなくて良かったね。**]
(431) 2023/03/08(Wed) 20:14:46

【人】 店員 ミスミ

…四口コンロにグリル付き…???

[そんな古の秘宝みたいなコンロ>>326が、でっかいはづきさんのお家にあるというのか。
だって2006年製を最後にもう部品すら見つからないレベルだという風のうわさだ。
渋い顔と構えた気持ちがめちゃくちゃ揺さぶられる。
文章構成がちょっと下手くそなだけで強制>>379じゃないのもわかっているし、まあ善意なんだ漏斗もわかっているが]

ちょっと!?
親みたいなこと言いださないでくれますか!!

[友達を飛び越えて、まるで子供を旅に出す親みたいな瑞野先輩>>の呟きに、控えめながらくわっっと一喝。
2LDK風呂トイレ別システムキッチン四口コンログリル付き調理器具付き家賃8万円…。
カウンターに突っ伏しかねない勢いで暫く唸った後]

…………とりあえず、今度内見させて下さい…。


[半分白旗が上がっているようなもの**]
(432) 2023/03/08(Wed) 20:14:56
 ― アスパラガスの日にて ―



[ 速崎と話し合おう、と大咲は思っていた。
  連日何かと慌ただしく、思うように顔も合わせられず
  ようやく被った出勤日。
  仕込みの用意や時間が奇跡のすれ違いを見せ、
  結局大咲はここまで声どころか挨拶も交わせないまま。
  何かに空回るような速崎を見てしまえば

  勝手に傷付いただけの大咲が、声を掛ける余地もない。 ]


  (……ど、どう、どうしよ)


[ そうこうしているうちに衝撃の告白が聞こえ
  結局あの日以来、礼も言えていない葉月が来店し
  「なんでもない日」ではなくなった一日の幕開け。 ]

 

 

  …………けいちゃん



[ 大咲に出来ることは、ない。
  恋の実が色付かずに落ちる瞬間を見聞きしてしまっても
  今この場の大咲は、幸せと美味しいご飯の、白うさぎ。

  なんで、と零した先日の自分を思い出す。
  過去なんかひとつも教えなかったくせして
  どのツラ下げて傷付いたとか言えるんだろう。

  でもこの三年、一緒に笑い合って料理をして
  あの記憶と日々が全部、壊れてしまう気がしたんだ。
  ──けれど、言い切らずに話し合おうとする速崎は
  クッキーを作った日の記憶と、どこか、重なる。 ]
 

【人】 厨房担当 シャミ

─ マンゴーのカクテル ─

[違うんだ、忘れていたわけじゃないんだ>>187
すぐにマンゴーを使ったタルトが出た>>283のでタイミングを遅らせたんだよ]


 ツユリさん。本日のスペシャリテのお酒、です


[お酒はホワイトラム。
マンゴーピューレを加えてフローズンダイキリのようにしてもいいけれど、もう少し食事中の飲み物に寄せようか。

ダージリンでアイスティーを淹れた。
グラスにカットしたマンゴーを入れ、フォークで果肉の形が残る程度に軽く崩す。
それと角砂糖を2つ、果肉の底に眠らせる。
紅茶が4に対してラムを1。
レモンを少し絞って、マドラーで軽くかき混ぜておしまい。

グラスの縁に飾りはないけど、半ばのあたりまでたっぷり入ったマンゴーが賑やかだから]


 マンゴーティーのカクテル。ラムベースだよ
 こちらのスプーンで果肉をどうぞ
 だんだん甘くなる仕掛けだけど、甘みを増やしたかったらよく潰しながら混ぜてしまって
(433) 2023/03/08(Wed) 20:19:58
 

[ その時すでに神田は店内にいたか。
  或いは幸か不幸か、この騒動を知らないか。

  今日のうさぎの穴はなんだか、少しだけ苦しい空気。
  それでも営業は閉店時間まで終わらない。
  大咲は過日のように動揺を露にすることなく
  しかし今日ばかりは空気になるしかないと気配を消した ]


  (なんかもう、感情も考えもぐちゃぐちゃだけど
   私はやっぱり けいちゃんと終わりたくないな)


[ だって、信じたいってあの時確かに、思ったから。
 ────だから今は見守りもせず
  本人たちにとって良い結末へ向かえるよう祈るだけ。 ]

 

【人】 厨房担当 シャミ



 
自信作?



[ところで、さっきキッチンの声は聴こえないって言ったな? いいえ地獄耳です>>317>>371]


 トマト煮、食べたことないなー
 ひとくち食べたいなー
 今日の賄いは何かなー
(434) 2023/03/08(Wed) 20:21:28
 


[ 貴方が来店のベルを鳴らすなら、
  「いらっしゃいませ!」といつものように明るく笑って。
  それとも貴方が既に、うさぎの穴へいたのなら
  お仕事中の白うさぎは、自然な動きで
  貴方の声を拾うため 近くへ移動することになる* ]


 

メモを貼った。

【人】 厨房担当 那岐

[漫画のような効果が付きそうな程の衝撃を受けた顔。>>430 あ、と思ったけれどもう、失言は取り戻せない。

 子供のように頬を膨らませながら、
 可愛らしいことをいう後輩を
 傷つけたい訳ではないけれど。

 反応が素直なものだから、つい。]


  へえ、友達だと思ってくれてなかったんだ。
 

[と、揶揄を入れつつも。
 次の頃には親に昇格したものだから。>>432
(435) 2023/03/08(Wed) 20:39:38

【人】 厨房担当 那岐

 
 
  ははっ、うちの息子。
  よろしくお願いします、葉月さん。


[滅多に出さない笑い声を立てて破顔する。

 機嫌が良かったのは、さて。
 他にも要因があったからか、分からないけれど。**]
(436) 2023/03/08(Wed) 20:41:01

【人】 客 クリス

── 大咲さんの宿題 ──

[本当に色々な事があったね。
俺は大咲さんの視線が怖いよ。
知るのは俺が青い世界を垣間見た時で構わない。
でも宿題>>2:277を出されてますからね。
優等生で良い子(自称)の栗栖くんは答えます。]


『栗栖くんの鈍感野郎。馬に蹴られろ。』

ジャスト20文字です。


[馬に蹴られるは使用方法が間違っている気もしますが。
そこは大咲さんの代理で蹴られると言うことで。
俺はもう知恵熱が出そうです。色んな意味で。ぷすす。*]
(437) 2023/03/08(Wed) 20:47:18
那岐は、栗栖の前にお茶をそっと置いた。**
(a72) 2023/03/08(Wed) 20:54:00

クリスは、瑞野さんの淹れてくれたお茶を飲んだ。ほぅ。**
(a73) 2023/03/08(Wed) 21:07:46

【人】 店員 チエ

――栗花落さんと――

ボクもあんな熱烈な人間関係に巻き込まれる日が来ちゃうのかしらん……


[>>371すごいですね、と小声で呟く栗花落さんに、冗談交じりに返す。]
(438) 2023/03/08(Wed) 21:14:00

【人】 店員 チエ

えへ、おいしいといいなー。
鶏肉足したらボリューム出すぎ? 今日、全制覇するんですもんね?

[ビスマルクは野菜を食べる料理で、たけのことささ身はスープになったとはいえ。
 ヤリイカのリゾットが出てるし、タルトももう行ってるしで、胃には負担になりつつあるかもしれない。
 だからこそブロッコリーを提案したのだけれど、テンパってトバした記憶のどこかでケイちゃんがブロッコリーを引き取ってたのを思い出したから、あんまり被るのも申し訳なくて。

 行けると言われれば鰯の代わりに鶏ももを皮目から焼き締めて、その旨味と白ワインでブロッコリーを蒸したのをトマト煮にしよう。
 控えておくと言われても、さすがベテランのオレンジうさぎは、トマト煮とテイストを変えたブロッコリーを出してくれた>>397ので、一安心*]
(439) 2023/03/08(Wed) 21:14:27
店員 チエは、メモを貼った。
(a74) 2023/03/08(Wed) 21:16:41

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

 待たされましたー

[涙の跡には気づかないふりをして、わざとらしく拗ねて見せる。>>397>>398
 実際、次々と提供される料理を堪能していたので、待たされたという気はしない。]

 完璧な人間なんていないよ。誰だって、いろんな顔を持ってるんじゃないかな。

 私みたいに、なんてね。

[慣れないことをした気はする。それでも、彼女には笑っていて欲しいから。
 友達と呼べるほどの距離ではない、仲のいい店員と客だけれど。この店で働く彼女の姿が好きなのだ。

 そして運ばれてきた香草焼きは見た目にも可愛らしいもの。なんだか花畑のようだと思った。
 オリーブオイルとスパイスの香りが、食欲をそそる。]

 あつ、あつい……おいしい……

[ちょっとお腹が膨れてきたかもと思ったが、そんなことはなかった。全然入る。]
(440) 2023/03/08(Wed) 21:21:47

【人】 役者 セロ

[わかってます、タイミングを見てくれたんですよね。>>433
 マンゴーティーのカクテルは、果肉たっぷりで見た目も鮮やか。]

 飲みやすいですね。
 マンゴーおいしい……。

[一口飲んで、少し混ぜてもう一口。
 うん、少し混ぜた方が好きかも。]**
(441) 2023/03/08(Wed) 21:22:00
役者 セロ は、メモを貼った。
(a75) 2023/03/08(Wed) 21:23:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[とにかく肉、
――といくなら、折角丸鶏があるのだしローストチキン……とも一瞬考えもしたが(丁度葉月が美澄にオーダーしてはいる>>308>>311)。
 速崎はこれまでのサボりを鑑みて、焼き時間の長いそれを採用しなかった。
 スタッフィングにレモンを丸々一個(ただし縦切りにして)ぶち込む図までは脳裏に過っていたのだが――それは別の機会に。


 予め丸鶏をバラして分けられていた鶏むね肉から皮を取り。
 塩、生姜、ローリエと共に鍋に入れ、幾らか沸騰させてから火を消し、鍋で蓋をして暫く放置。
 レンジで蒸せば時短にはなるけれど、ここはじっくりと全体に熱が通るやり方でいく。大丈夫だ、ローストチキンに比べれば大したことはない。]
(442) 2023/03/08(Wed) 21:33:16
ゲイザーは、その後の顛末>>372>>378には気付いていない。
(a76) 2023/03/08(Wed) 21:35:28

【人】 厨房担当 ゲイザー

[鶏むねに熱が通り切るまでの間、和える具材を用意しておく。
 まずはアーモンド。スライス済みのそれをフライパンで炒る。
 それからセロリ(かなり前にオススメ食材として掲示されていたが、今回用いるのは最近仕入れたものだ)の筋を取り、茎を薄切りに、葉を粗くみじん切りにしていく。
 あと用意していくのはマヨネーズ、ヨーグルト、カレーペースト、アプリコットジャム……]


 鶏むねってさ、モモとかに比べると
 固いとかなんとかで避けられがちだけど。
 ちゃんと疲れを癒してくれるのも、鶏むねなんだよね。


[熱が通るのを待つ間、なんとはなしに、小声でそう呟きながら。]
(443) 2023/03/08(Wed) 21:36:11

【人】 厨房担当 ゲイザー

[十分に熱が通ったところで鍋から引き上げた鶏むね肉を、粗熱を取った後に手で裂いていく。
 切るのではなく、繊維に添う形で、
裂く

 勿論、食べやすくなる程度の大きさになるようにして。

 それからボウルに、先程用意したマヨネーズとヨーグルト、カレーペースト、アプリコットジャムを。
 塩、胡椒とレモン果汁で風味を整えてから、ボウルの中身全体を混ぜていく。
 こうしてまずボウルの中に作られるのは、少し甘みのあるまろやかなカレーソース。

 このカレーソースに、裂いた鶏むねを、薄切りにしたセロリの茎を、さらに乾煎りしたアーモンドスライスも投入して、再び混ぜ合わせる。
 こうしてカレーソースとセロリ、歯ごたえのある食感のアーモンドを纏わせたチキンの出来上がり。
 ちなみに材料の全体の割合としては、鶏肉が少し多めだ。

 皿に盛り付けてから、最後に、粗みじんにされたセロリの葉を散らしていく。
 今回用いた皿は、料理が載る表面は白の無地、テーブルに面する裏側はミモザイエロー。]
(444) 2023/03/08(Wed) 21:37:26
[下心を見せれば、怯えさせてしまうかな、とは少し思っていた。
けれど零しておかないと、いつか爆発して傷つけてしまいそうで。

「全部食べて」に違う意味がないことがわかっていても、
下心のある男にはそう響いてしまうことがあるから気を付けなよ、と警戒を促す意図も込めて。

居た堪れなさに逃げ出そうとしたら、逃げ足の速い白うさぎさんは捕まえるのも上手だった。]


 っくぅ……
 君は、本当にもう……
 ずっるぃ、


[今日一顔が赤くなったと思う。
降参。オーバーキルです。
早速勝ってるよ]



 忘れらんなくなるでしょ!


[「いやじゃない」と繰り返された。
「憶えておいて」の打ち返し。
そうやって言葉にしてくれるところが好きだから、
今日だけで何度も彼女に堕ちている。]

[繋ぐ手がないことがもう寂しい。
連れて帰るうさぎクッキーを代わりに掌に収める。

住んでるところが女性向け物件で良かった。
実家の場所が曖昧なのは、独立して母親と縁を切ったということか。
2個下。
まだ若いかな、と思う程度には自然と彼女の家族になる自分を思い浮かべている。

相槌を打って、血液型はもしもの時の為に調べておくことを勧めておいた。
刃物も火元もある職場だからね、心配させてほしい。

20cm弱の身長差、声も届きやすい。
体重は何キロでも構わないけど、密かにお姫様抱っこには憧れてるから鍛えておこう。

真白から「白」を選んだのは君。
「白」を見たら「マシロちゃん」に全部繋がるようになったのが僕。

彼女が自分の好みを変えたという話の何が狡いのかその時はよくわからなかった。
別れ際に言うことになるとはね。]

[休日はもっとメイクが濃い?
と少し立ち止まって覗いてみたり。

飲食店勤務だからと好きなことでも控える姿勢を尊敬する。
我慢しなくて良い日に思いっきり「かわいい」マシロちゃんに逢わせて。
それをデートのテーマにしよう。
力は強くないから、買い物の荷物は片手で持てるくらいにして。
片手は繋ぎたいから。

音楽は流行を追う。お揃い。
洋楽にはあまり詳しくない。
カラオケはすごい上手い訳でもすごい下手な訳でもないと思ってる。
この声を好きでいてくれるなら、2割くらい上手く聴こえるのかな。
試すのが楽しみだ。]

[彼女をひとつひとつ知って、自分と過ごす彼女を想像する。
「食べることが好き」以外のプロフィールを知りたい人がいるなんて思ってもみなかったけれど。

 『それもおそろい』
 『好きな子のこと知るの、すっごい好き!』

探せばきっともっとある、「おそろい」。
違っていても、お互いきっとそれを尊重できる。

「つまらなくないかな」って不安にならずに話せる相手がいるっていいね。

まるで恋愛初心者のような口ぶりは、過去の交際ではそれを実感できなかったと伝わるか。]

[横を歩く真白はずっと笑っていて。
自分もずっと笑っていた。

「ナンパでも歓迎」って言われたあの時、お互いが自分が相手の範囲外と思っていたのは今後も折に触れて笑い話になるだろう。
あの時はお互いの本心に気づかなかったのだから、演技は上手くいっていたということか。
これから先は下手になる一方だと思うけれど。]

[最後の恋にして、と言われた。

 「うん。約束する」

と、即答した。

この恋を失ったら、きっともう恋なんて出来ない。
絶望で塗りつぶされて、どこを探しても白が見つからない、そんな世界、耐えられる気がしない。*]

【人】 客 葉月

その恋の話-

「私の心には、好きな人がいます」

[その言葉をただ、しずかに聞いていた。>>413

胸の奥が痛い。息が苦しい。
まるで全身が軋んでいるみたいだ。

──けれど、]

そっか。
……ありがとう。

[俺は笑顔のまま、そう言った]
(445) 2023/03/08(Wed) 21:56:38

【人】 客 葉月

[確かな理由とともに告げられたその言葉は、
あの日殺された一人の男の子>>501を──葉月佑一の中にある、絶望していたあの日の記憶を、すくい上げてくれたのだった。

視界がぼやける。
けれど今はまだ、泣きたくない。

男だからとか、そんなの関係なく──、

他でもない俺自身が、葉月佑一が、
この子の前でカッコ悪いところを見せたくないと、そう思ったのだ。

……けれど残念。そんな決意が保ったのは、ゲイザーちゃんの次の言葉を聞くまでで>>415]
(446) 2023/03/08(Wed) 21:57:04

【人】 厨房担当 ゲイザー



 クリリン、お待たせ〜、かな。
 ……うん、本当にお待たせ、だ。


[そのオーダー>>141自体は、もう大分前に、ひどく大分前に耳にした気がする。
 そこからここまでの間に辿り着いた肉料理。
 手で裂かれたチキンに、ヨーグルトとマヨネーズを混ぜたカレーソースが纏われている様が、少し不格好に見えるかもしれない――けれども、そういう料理だ。]


 こちら、コロネーション・チキン。
 戴冠式、って名前はついてるけど――
 なんでもない日にだって、十分食べたいやつ。

 ひとりで食べても、シェアして食べても
 どっちでも、美味しくいけるやつだよ。


[この皿にただチキンだけを供するのも少し寂しい気がして。
 端的に言ってしまえば「カレーマヨチキン」になる料理>>442>>443>>444の傍には、緑のクレソンも彩りに添られている。]
(447) 2023/03/08(Wed) 21:57:25

【人】 客 葉月

……ほんとに?
俺が好きになったこと、誇りに思ってくれるの。

[それは、ともすれば。
告白にOKをもらうよりも、俺が欲しかった言葉かもしれない。

……今の今まで、気付いてすらいなかったけれども。

ぼやけていた視界は決壊して、カウンターテーブルに涙の水溜まりを作るだろう]
(448) 2023/03/08(Wed) 21:57:29

【人】 客 葉月

うれしい……うれしいよ、ほんとに。

[涙が溢れて止まらない目元を乱雑に手で拭って、笑顔を。

「恩人」「かっこいい」

そんな言葉たちが胸の内に染み込んでゆく]

ありがとね、ゲイザーちゃん。
俺、君に出会えてほんとによかった。

[心からの気持ちを相手に向けて。
料理の仕上げに駆けてゆく相手を見送るだろう]
(449) 2023/03/08(Wed) 21:57:53

【人】 客 葉月

-そして現在/四つ口コンロの話-

あーなんかね、元ルームシェア相手が海外製のやつ買ったって言ってた。確か。
俺そのへんはノータッチだったからあんま覚えてないけど。

[でっかいはづきさん、その辺ガチで無頓着だったんですよ。>>432
まあ今はたまーに使ってたりもするんだけどね。>>1:178
それだってコンロは一口で足りてるから、そりゃもう持て余している]
(450) 2023/03/08(Wed) 21:59:19

【人】 厨房担当 ゲイザー



 って訳で、鶏むねでも食って気合入れやがれ。


[カウンターでひとり撃沈していた>>431、多分、そんな時に。
 甘くて辛くて苦みもある、そんなイギリス料理を一つ、栗栖の傍に差し出した。**]
(451) 2023/03/08(Wed) 21:59:25

【人】 客 葉月

よし、じゃあナギお父さんに

「息子さんを僕にください!」


って言っといた方がいい?>>392

[なんて、お行儀悪くカウンターに肘をつきながら揶揄うように。

……まあ、実際のところ。
あのあとちゃんとティッシュで拭いたとはいえ、俺の顔にはきっと涙の跡が残っている。

この店に前からいる店員さんなら──あるいはそうでなくとも今の俺の顔を見れば、その状態が「空元気」を含んでいることは察せたかもしれない]
(452) 2023/03/08(Wed) 22:00:52

【人】 客 葉月

まあそれは冗談として。

内見してくれる?よっしゃ。
俺はフリーランスだからそこそこ時間の融通きくよ。
よかったらLINE教えて、日取り相談しよ。

……あと、そうだな。話変わるけど、お酒もらっていい?
マンゴー系の甘いやつがあればそれで。

[スマホの画面を見せながら、俺は大河くんの目を見て]

よかったら、俺と友達になってよ。

[そう言って、にっこりと笑ったのだった]
(453) 2023/03/08(Wed) 22:01:30

【人】 客 葉月

-そして数十分後-

うっぷ……おぇ……。

[慣れない深酒をしてグロッキーな俺が、カウンター席で屍になっている。

ちょっとでも下手に動かしたら暴発して、この店の今日の営業がおしまいになってしまうかもしれない**]
(454) 2023/03/08(Wed) 22:02:14
客 葉月は、メモを貼った。
(a77) 2023/03/08(Wed) 22:07:51

客 葉月は、メモを貼った。
(a78) 2023/03/08(Wed) 22:08:18

客 葉月は、メモを貼った。
(a79) 2023/03/08(Wed) 22:08:55

【人】   タカノ

[ 顔色、変わらない方だと思ってた。
 酒が入っても、なにかに追い詰められていても。
 
 じわ、と実感が生まれれば、
 とくとく、という規則正しい音から、
 どっどっ、という滝の流れるような音に変わり、

 徐々に体温が上がってくる。
 目の前の君といえば、余裕のありそう
 笑みを一つ漏らして、手元の作業>>388
 再開したか。 ]
(455) 2023/03/08(Wed) 22:13:30

【人】   タカノ

[ 既に届いて一度しか口をつけていない
 ビールを、流し、ややあってから
 こちらも食事を再開した。

 おいしい、大丈夫 味します>>316

 届いた順番にすべて、食い尽くして
 いるわけではないから、卓には、
 ビール、鰯のトマト煮、たまごふわふわが並んでいる。

 トマト煮は既に半分ほど、胃に収めて
 しまったが、ビールの後、また一口
 手を付けて、 ]

 んん、……うまぁ

[ 相乗効果はいかほどか。
 すかさずビールを流す、というループが
 完成してしまったので検証は不可能かも。
 次は日本酒もいいかもしれない。

 丁寧な仕事をしている彼は土鍋>>390を使って
 いるし、炊き込みご飯と言っていたから。 ]
(456) 2023/03/08(Wed) 22:14:18

【人】   タカノ

 うわぁ、すごい本格的
 ありがとう

[ ぐだぐだと次に何を飲もうか悩んでいる間に、
 調理を終えた那岐が土鍋を卓へと、置く。

 まずは、蓋を開いた。
 途端、立ち上る湯気、そしてたけのこの香り。
 ああ、これは ]

 ……酒じゃないな、お茶を一つ
 手が空いたら、お願いします。

[ 相乗効果もいいが、メインに楽しむなら
 酔わずに楽しみたい故に。 ]
(457) 2023/03/08(Wed) 22:15:00

【人】   タカノ

 うん、今日はゆっくりだから
 デザートもいただくよ。

[ 土鍋で炊かれたご飯に、端のほうから
 しゃもじを入れ、持ち上げるとまた、暴力的な
 までの良い香りが漂う。丁寧に、器に盛り付け
 まずはたけのこを、口に入れた。 ]

 あぁぁぁ……うまぁ………

[ 言う、というより自然とこぼれ出した言葉。
 これぞという物に出会った時ほど、
 勢い良く皿を空にしていく方なのだが、
 じわじわと旨味が襲ってくるので、
 大事に、少しずつけれど確実に、土鍋の中身を
 減らしていった。* ]
(458) 2023/03/08(Wed) 22:15:23
――アスパラガスの日――

[ゲイザーがあの日早退したのは、元からの家庭の事情というところまでは聞いた。
去り際に店内が少し妙な空気になった理由を真白は知っているようだが、恐らくまだ解決には至っていないのだろう。

というのも、教えてもらったシフトを元に何度か来店しても、ゲイザーの姿は店内になかったから。

ゲイザーを気にしているかのような、少し元気のない様子は気になるし、話して楽になることならいくらでも聞くけれど、真白は解決してから話すつもりだろうか。
自分が出来るのは、真白が話したいと思った時に傍にいることだけだ。]

 やあ。空いてる?

[いつもの台詞で店内に入る。
前はこっそり立ち位置を確認していたけれど、もう隠さない。
常連は自分達の関係が変化していることをもう知っているし、新規客がいたら牽制しないといけないので。

自然な動き?
うさぎさんがぴょんと跳ねている幻覚が見えるな?]

[来店したのは少し遅めの時間帯。
一緒に帰りたいと思ったら、前と同じ早目の時間だと食後に席を埋めることになるから。
この店は普段から食事が終わっても急かしたりはしないけれど、彼女の働く店で自分が困った客になるのは避けたい。

その結果、
幸か不幸か三角関係の告白劇は見逃していた。
カウンターには明らかに限度を超えて飲んだと思われる酔客の姿。]

 うーん、今から美味しく食べたいから、
 今日はテーブルにしとこ!

[勿論、彼が決壊してしまうなら、同業者のよしみで介抱するつもりではある。]



 たけのこ!おいしいよね。
 てんぷらがいいな。穂先多めで。

 あとねー、アスパラを鶏肉で巻いたのが食べたい。

 マンゴーはタルトだって?食べないわけがない!

[黒板を見つつ「いつも通り」の声色で意気揚々と注文する。
飲み物はホット烏龍茶にしよう。

ゲイザーがいて、もし今日真白と話をするなら――

遅くなった時に二人共を車で送れるように。*]

【人】 店員 チエ

[気づけばキッチンには、カレーペーストの胃袋をくすぐる香り。
 雨降って地は固まらなかったみたいなんだけど>>413、ある意味吹っ切れたと言うやつなのかもしれない。
 ようやくほっと息をついて、洗い物でもしようか――>>434]

わっ……、
え!?

びっくりした……

[あれ!? ねえさっきまでバックヤードにいませんでした!?
 貝沢さん置いてきたりしてない? 店長はいるとしたってさあ!
 こっそり裏から帰った>>420とは知らないから、まず焦ってそっちを見ちゃったよね]
(459) 2023/03/08(Wed) 22:21:57

【人】 店員 チエ

えー……今日はナギさんのスープでラーメンとかだと思ってたのにぃ。

[わかりやすい要求に、つんと唇尖らせてみて。
 でも、食べたいと言われるのはやっぱりどこか嬉しい。]

他の食べられなくなっても知らないよ?

[なんて言いながら、きっと作るんだけどさ。]
(460) 2023/03/08(Wed) 22:25:26

【人】 厨房担当 ゲイザー

― ところで、こんなこともあった ―

[ブロッコリーの香草焼き、コロネーション・チキンを手掛けていた間のこと。
 こちらの作業の際に隣で手を貸してくれた瑞野>>112から、あのお土産のことをぽつりと伝えられた。
 それだけなら、「ぜひぜひ〜」というゲイザーの笑顔だけがそこにはあったのだが]


 うん、……実家・・
 そうだねー、みんな普通に元気だったよ。
 おかーさんは、まあ大分?持ち直してたし。
 おばーちゃんは、まだ堪えてるとこあったけど。
 あとの人たちはまーまー、平常運転って感じだ。


[言葉を額面通りに受け取り、率直に「実家」そのものことを、淡々と答え――結果として、人の死を経た家族の経過を話すことにもなった。
 あまりにも淡々と答えすぎていて、大分前提情報の足りない個人の話題になってしまっていたかもしれないが。]
(461) 2023/03/08(Wed) 22:29:55

【人】   タカノ

 あいつ、酔ってる? 

[ それは誰に向けた言葉でもない。
 敢えて言うなら本人に>>452向けてか。

 店内であった、あれこれ。
 葉月が最後までがんばったあれこれも

 敢えて聞こうとはしなかった。
 が、これは耳に入ってしまったので。

 そしてこれも。敢えて見ようとは
 しなかったけれど目に入った>>454もので

 その時近くに居た店員に、 ]
(462) 2023/03/08(Wed) 22:30:13

【人】 厨房担当 ゲイザー


 法事で人手足りなくしたたけでもアレなのに、
 あんなハチャメチャな帰り方して、ごめん。
 あの後、店長もみんなも、ナギーも上手く
 お店回してくれたんでしょ。


[あの後の顛末を聞く機会がなくたって、簡単に想像できたことだから。
 予想できた店への波紋>>113を思い、ふっと視線を下に落としていた。]
(463) 2023/03/08(Wed) 22:30:26

【人】   タカノ

 そのままにしといてやって。
 最悪の場合、俺が送ってくから。
 多分そう遠くないんだ、俺の家から。
 
[ そう言っておいた。
 店員や店長に送らせるわけにもいかんだろうし ]

 仕方ないよね、友達だから。

[ 俺も友達の一人、に数えてほしいからね。* ]
(464) 2023/03/08(Wed) 22:30:35

【人】 厨房担当 ゲイザー


 今はもう、クリリンとのことはケリついたから、
 そこはもう、心配しないでいいよ。
 ……マシロとは、まだ、何にも話せてないけど。


[あの夜以外、速崎は何故か大咲と顔を合わせていない。
 彼女にちゃんと会って話をしたい、という意思はちゃんと自覚していたから――おそらくこれは速崎が無意識に避けているのではなく、完全に偶然のすれ違い、の可能性すらあり得るものだろう。]


 あ、でも、ナギーが変に気回したりとか
 しなくていいから!
 私があの子を傷つけた……かもしれない、こと。
 それはちゃんと、自分で話つけてくるよ。


[だから心配しないで、とばかりに屈託なく笑うも。]
(465) 2023/03/08(Wed) 22:31:20

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ……でもさ、ナギー。
 うち(実家)の話聞いてくれたの、嬉しかった。ありがと。
 地元もさー、色々あって、ちょっと息苦しかったりとか
 ……なんて愚痴は今はやめとこ。お仕事が先だね、うん。


[まるで瑞野を「聞き役」として扱うような感謝になってしまったけれど、それでも名乗りを上げてくれる>>113のであれば嬉しいのだ、と。

 ……なお、ここでいう「話」の中に、「海外ドラマの話題」は含まれていない。
 同僚のプライベートもあまり詮索してこなかった速崎は、目の前に同志がいるやも>>1:21>>1:533という可能性に、この時まだ気づいていなかった。**]
(466) 2023/03/08(Wed) 22:32:31

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

 
その時は私、ちゃんと空気になっておきますね。
>>438

[こそこそと、周りには聞こえないように。]

 そうですね……鶏肉はちょっと多いかも。控えめでお願いします。>>439

[鶏肉入りも魅力的だが流石に食べ過ぎている自覚があるのと、お財布事情に配慮する。

 今日と明日は筋トレ倍やろう、そうしよう。 ]*
(467) 2023/03/08(Wed) 22:34:10
役者 セロ は、メモを貼った。
(a80) 2023/03/08(Wed) 22:36:00

  タカノは、メモを貼った。
(a81) 2023/03/08(Wed) 22:36:12

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a82) 2023/03/08(Wed) 22:37:01

【人】 厨房担当 シャミ

[デビルイヤーなのは一部の発言にだけ、なので。
概ね、人の会話は聞き逃している。
そうです。わたしは空気です。

なのでこれはたまたま聞こえただけ>>452]


 ナギに……こんな大きな息子さんが?


[そうだったのか、期待の新人はナギの息子]


 タイガ、お酒も作れる?
 思いつくのなかったら私から同じのお出しするけど


[マンゴー酒はカクテル用のリキュールしかない(ことにしてしまった)が、
さきほど提供したフレッシュマンゴーのドリンク>>433はどうかと]
(468) 2023/03/08(Wed) 22:42:12

【人】 店員 チエ

[会話>>460が途切れてお互いの仕事に戻るとき。
 シャミさんの目を引くすらりと高い後ろ姿に、この間のワンピースを重ねて見る。

 ああ、きっと本当に似合うだろうな。
 振り向けば、裾がひらめいて。
 ブラウスと同じオフホワイトのタイツはどうだろう。
 クラシカルで、つま先までよくまとまりそうだ。]
(469) 2023/03/08(Wed) 22:43:24

【人】 店員 チエ

[……本人は言われたいと言ってたけど、よくよく考えたらボクよりずっと大人のシャミさんに『かわいい』って言葉は失礼じゃないか、ってあの後考えたりもした。
 でも、やっぱりボクは、『かわいい』って言いそうな気がした。

 見た目の問題だけじゃなくってさ。
 例えばあんな風にトマト煮をねだられて、かわいくないなんて、嘘じゃんね。
 うんうん。ひとり勝手に納得して、頷いて。
 ボクからはさっきのバックヤードのいー匂いを賄いにねだらせてもらお、と心に決める。]
(470) 2023/03/08(Wed) 22:43:35

【人】 店員 チエ

栗花落さんが当事者になったときも、ボクは空気になるからね。


[>>467これは紳士協定だ。
 互いに気配を消すことを約束し、ブロッコリーのトマト煮は鶏なしの方で承る。
 大丈夫、テイストはかぶりすぎずにお出しできるはず。
 ケイちゃんがボクに合わせて、トマトじゃないの出してくれたからね!
]
(471) 2023/03/08(Wed) 22:48:25

【人】 厨房担当 シャミ

─ まかないに向けて ─

 ラーメンか
 あ、さっきそれで煮麺作ったよ。サムゲタンもどきで


[あのスープ美味しいね>>460]


 お腹一杯になったら? ……いいよ
 それで他の、食べられなくなってもいいもの


[イカゲソのフリット・ミストも楽しみ>>231だけど]
(472) 2023/03/08(Wed) 22:49:16

【人】 店員 チエ

えっ……エッ?

[しかしてトマト煮を作る最中、空元気めいた『息子さんを僕にください』が聞こえれば>>452、今度はそこかと視線が向いたし。
 『大きな息子さんが』>>468には、突っ込むのそっち!?と驚いて振り向いた。

 何がどうしてこうなっている。
 場の空気ってものは事故を起こすなぁ、とつい遠い目をしてしまった*]
(473) 2023/03/08(Wed) 22:53:17

【人】 厨房担当 シャミ

[ねだられるなら、ラーメンでもにゅうめんでもシュペッツレでも>>470

もう少し参鶏湯要素を増やして、栗やクコの実も入れて煮ておこうか。
栗は水煮の瓶を開けなきゃいけないけど、クコの実はマンゴー杏仁タルトに使われたものの残り。

なんだか今宵は酔い潰れてそうなお客様の明日の「おみや」にしてもいいし]
(474) 2023/03/08(Wed) 22:55:08

【人】 客 葉月

-これは余談-

[いや、ほんとに余談なんだけど。
あいつ──高野景斗が現時点で俺に好きな人を打ち明けていないのは、結果的に正解だったと言わざるを得ない。

だってもし俺がそれを知っていたなら、俺を心配して送ろうとしてくれてるあいつの姿が見えたときに、]

あっ景斗
お母さん
じゃん!
……あ?何言ってんだってそりゃ、ナギくんがお父さんならお母さんはお前しかいないだろ〜?あっ待って無理出るおろろろろ……。

[みたいなカス冗談&ゲロのコンボを決め、友情終了縁切りRTAを発生させなかった自信がないからだ。
……念のため言っとくけど、普段酒飲んだ程度ではこんなこと言わないよ?
友達の好きな人をネタにするなんて真似、流石の俺でもしない。普段なら。
あくまで今、人生最大レベルの深酒と悪酔いをしている今日このときだけの話だということは言っておきたい。

いやあ、秘密を打ち明ける相手を選ぶ目って芸能人の必須スキルだよね。流石。
え、芸能人関係ないって?うるせえ**]
(475) 2023/03/08(Wed) 23:07:35

【人】 役者 セロ

―回想:いつかのどこか―

[一度だけ、家でMadam March Hareの話をしたことがある。
 アリスモチーフと思われる店内が可愛いこと、料理がとても美味しいこと、素敵な店員さん達のこと。
 
 紺のキャスケットの人のこと。

 彼の料理がおいしい、それぞれの客の好みを把握してそれに合わせて作る細やかさ。
 そこが素敵だと思ったこと。


「飲食店って大変でしょ、休みも合わせづらいし。付き合うならもっと堅実な仕事の方が――」


 そこから先は聞いていない。すぐに部屋に戻ったから。]

 (そんな話、してないじゃん)

[素敵なお店と美味しい料理、そこで働く優しい人達。
 好きなものを知って欲しくて、共有したかっただけなのに。]

 (なんでもかんでも恋愛にすんな馬鹿やろう)

[ムカムカして、枕にあたる。
 
 好きにも種類がある。
 敬愛、親愛、友情、憧憬、恋情……
 それらをひとまとめにする人達の、なんと多いことか。]
(476) 2023/03/08(Wed) 23:07:53

【人】 役者 セロ

 (ばーーーーか!!)

[大事な宝物をガラクタのように扱われたようで、苦しい。
 それ以来、家ではあの店のことは話していない。
 友達にも、事務所の人にも、仕事でも。これ以上、大事なものを傷つけられたくはなかった。]**
(477) 2023/03/08(Wed) 23:08:15
客 葉月は、メモを貼った。
(a83) 2023/03/08(Wed) 23:11:37

【人】 会社員 レイラ


えらい、のかなあ……言ってまだなんもしてないし。
でもシャミさんにそう言われると、
なんか元気出る気がしますね。

[へへ、と笑みを浮かべて。>>423
花粉症かと言われれば
そうかもしれないですと冗談めかして返した。

冷たいおしぼりを軽く目に当てれば
頭もすっきりしてきた気がして。]

へえ……ってことは店員さんか、
ここによく来るお客さんのうちの一人かな。誰だろ…。

[何人か顔を思い浮かべたものの特定するには至らず。
けれど、幼稚、という言葉には首を傾げた。
こんなふうに見守り、寄り添ってくれる彼女なのに。]
(478) 2023/03/08(Wed) 23:15:33

【人】 会社員 レイラ


好かれるもの、ですかあ。

[端的な単語からは意図をすべては読み取れないものの。
想い人がいるのなら、その人好みになりたいって気持ちはわかる。
好きな人の為に努力する姿は微笑ましいものだとも思う。
…でも、何だかその言い方だと。]

なんか、今のシャミさんが好かれてない、
みたいに聞こえるじゃないですか?
いや言葉のアヤかもしれませんけど…

[あ、だから。
「愛してる」ではなくて、「愛されたい」なんだろうか。
少々不思議だった言葉選びが、不意に腑に落ちてしまう。
もし自分が愛されるスタートラインに立てていないと、
彼女がそんな風に思っているのなら。]
(479) 2023/03/08(Wed) 23:16:58

【人】 会社員 レイラ


ね、シャミさん。

自分の良さをもっと伸ばしたいとか、
自分のダメなとこを変えたいとか。
そういうのならいいんですけど。

人の愛欲しさに自分じゃないものになろうとしちゃだめですよ。
それって結局どっかで無理がきちゃいますし…
今のシャミさんを好きな人に背を向けちゃう。


[パンちゃんを存分にふかふかしつつ
真面目な顔でひとつ忠告じみたお節介を。
見当違いならそれはそれで構わない。
ただふと浮かんだだけだ。]
(480) 2023/03/08(Wed) 23:18:58

【人】 会社員 レイラ


え、そうなんですか!?すごーい!!
手作りなのか〜、お店で売ってるやつかと思った。

お店の皆が料理するとこ見てても思いますけど、
なんだか魔法みたいですよね。


[チエさん…あまりちゃんと話したことはないけれど
確かピンクの店員さん。
こないだピザ持ってきてくれた人だ。
まじまじとパンちゃんを見つめながら感心する。

しばしもふもふと戯れた後。]
(481) 2023/03/08(Wed) 23:24:03

【人】 会社員 レイラ


ごちそうさまでした。

[スマホを弄っている間に彼女はトレイを片付けてくれていた。
帰ると告げれば微笑む彼女に礼を言い、会計を済ませ。
裏口から人目につかないように出ることにして。>>426]

え、いいんですか!?やったー!!
ほんとありがとうございます!!

[そっと紙袋の中を窺えばタルトが入っていて。
嬉しいお土産に頬を上気させながら、
帰ったあとで有難く頂くことにしよう。]
(482) 2023/03/08(Wed) 23:26:52

【人】 厨房担当 シャミ

─ 暴発は勘弁 ─

[酔客へのおみやげに、翌朝のための参鶏湯だけでは足りない気がしてきたぞ……

エチケット袋とウェットティッシュ、水のペットボトルの3点セットをおつけしよう。一身上の都合により常備しているのでお任せください。
帰路、送っていくと申し出てくれる人>>464に託すお守りに]


 タカノさん、帰る前にちょっと声をかけてくれたら
 タクシーをお呼びしますので


[立地がほとんど駅前なので流しのタクシーも捕まえられるだろうけど。
屍の肩にはブランケットをかけておく>>454
ブランケットで隠れたところにエチケット袋仕込んで。お皿やカウンターへのおろろ、だめ、ぜったい**]
(483) 2023/03/08(Wed) 23:27:03

【人】 客 タカノ

―― 起こり得なかった話し ――

 お前、明日泣くぞ?

[ 特にこちらからなにかするつもりはない、が
 お前絶対起きて、後悔して泣くだろ。 ]

 手ぇかかるなぁ葉月。
 はぁぁ、任せてお父さん、どうにかするから
 心配しないで。

[ 酔っ払いの戯言ひとつ、二人で笑って
 片付けられたと、思うんだけど。

 このビジュアルのお母さんってどうなの。

 それとね、別に教えたくなかったわけじゃなくて
 その秘密、誰にも話したことがなかったから、

 一番最初に、本人に教えたかっただけなんだよ。* ]
(484) 2023/03/08(Wed) 23:28:20

【人】 会社員 レイラ


ふふ。
はい!次回はがっつり行きますから
期待しといてください!


[微笑みながら、ぺこり、と頭を下げて。
幾分か軽くなった足取りで
お店を後にしようかな。*]
(485) 2023/03/08(Wed) 23:30:33

【人】 店員 ミスミ

海外製…はっ、もしかしてフリースタンディングガスレンジ……?!

[買った>>450ってどういうことだ。
元シェアメイトはどこかのお大人かどちら様ですか。
ますます内見意欲だけは高まっていく。
実際にお世話になるかどうかは別としても、ちょっとオールドスタイルなその区分は義母がいつか自分のキッチンにもセッティングしたいと言っていたものだ]
(486) 2023/03/08(Wed) 23:30:53

【人】 店員 ミスミ

[まだ見ぬ台所用品に思いを馳せていたらいつのまにか瑞野先輩>>435>>436がとんでもない言葉を吐き出していたし、でっかいはづきさん>>452はその勢いに200%のっかっているし]

いや、普通にまずは友達の前に先輩だし…うーん…
はぁ?!誰が息子でどこかに行くんです?!知りませんけど?!!

[自分の父親は今イギリスにいるし、母はとっくに墓の中だ。
そんな忙しい空気の中では捕まえたレシピも翼を授けられて飛んでいくというもの。
奥歯を食いしばりながらどうにか次のレシピを、と考えていたところ]

…マンゴー系のお酒。
んー、強さはどれぐらいがいいんでしょう。

[強さ、で確認する当たりこのフレッシャーズのアルコール耐性が知れるというもの。
lineのアカウントをメモに書き込んで渡しながら、新しいレシピを脳内で捕まえる]
(487) 2023/03/08(Wed) 23:31:06

【人】 店員 チエ

[>>454深酒するお客様、本当は店の責任もあるところ。
 ヤケ酒はよくないとか、飲み過ぎとか、言うことは出来るんだけど、正直しんどい気持ちもわかっちゃうから、止めそこねた。
 高野さん>>464にご迷惑おかけしてしまうのは申し訳ないが、その申し出に救われた気持ちも、してて。]

……ちょっと寝たら少し楽になるとかだったら、ちょっとくらいはいいんですけど、ね。

[3点セットのお土産がそっと置かれたら>>483、見守りつつ少しでも醒めるようにほんのり空調の温度を下げるくらいしか、ボクにできることはない。]
(488) 2023/03/08(Wed) 23:38:47

【人】 厨房担当 那岐

[実家の話を振った時は、
 一連の事の顛末を終えた後だったか。

 先程の件ではなく、実家の話の方を振ったのは。
 まだ柔らかいであろうカサブタに傷をつけないように。

 いつものように努めて明るく笑う姿に。>>461
 なんと言葉をかけて良いのかも解らずに。
 それでも、実家に関しては然程心配がないようなら、
 軽く頷いて、そうですか。と短い相槌を返しつつ。]

 
  いえ、普段ケイさんには助けてもらってるから、
  たまには任せてもらっても。


[構わない。それくらいなら。

 こんな時でも気を配る癖のある速崎が>>463
 尚更心配になるけれど。]
(489) 2023/03/08(Wed) 23:38:54

【人】 客 クリス

[佑一が泣き崩れるのを横目に。
瑞野さんが淹れてくれたお茶を飲みながら。
……いやもうガチで。自分の色恋沙汰へのセンサーはポンコツだと思って居た。
佑一に。そこで満足していいのか?と少々疑問を呈しながら。
まさか俺が言う訳にもいかないので。

高野さん>>464に心の中だけで握手した。
佑一を友達だと言う人は見る目のある人だ。]
(490) 2023/03/08(Wed) 23:39:08

【人】 客 クリス

言い訳をさせて欲しい!!!


俺はデート云々の相談をしている際に。
遠藤さんの台詞>>2:315に反応する余裕がマジで無かった。
男子3兄弟だと言うのも変な見栄が出た。
そしてあの日、本当に金がなくなった。

今日はゲイザーと仲直りする予定だった。
まさかこんな事になるとは本当に想定外だった。
自分の鈍感さは刺されて良いと思う。
周りを見る余裕なんて当然無かった。>>363

でもさぁ……
誘いたいとは思ってたんだよ?
貝沢さんは俺と何がしたいのか。何に喜んでくれるのか。>>2:322
貝沢さんの口から聞いてみたかったし。
少しは頑張って背伸びしたい>>1:418と思ってた。
今めちゃくちゃ恥ずかしいけどな。
(491) 2023/03/08(Wed) 23:39:53

【人】 客 タカノ

 ありがとう、シャミちゃん。
 そうだね、歩いて帰れなさそうだったら
 そうしよっかな。

 こいつ担ぐの、楽しくも嬉しくもないしね。

[ 以前誰かに担ぐって言ってたって?
 状況と相手によりけりでしょ、そんなの。

 飲食店側としては、暴発だけはなんとしても
 避けたいと思うのは至極当たり前で、
 やたらと手際のいいシャミちゃん>>483には
 さすがだなぁと思うばかり ]

 頑張っちゃったんでしょ、多分。
 このまま少し休ませてやって。
 閉店までこうだったら、タクシーお願いするね。

[ それでも、葉月が眠りこけていたりなんかしたら
 嫌がらせのようにお姫様抱っこで運んでやっても
 いいんだけどね。鍛えといてよかったなぁ。* ]
(492) 2023/03/08(Wed) 23:40:09

【人】 客 クリス

[知恵熱出そうな俺の前に、お皿が置かれた。>>447
俺は机から顔を上げた。]


…………カレーの匂い。


カレーのお肉だ!!!!!



[俺はゲイザーにバッと顔を挙げて。
思わずキラキラした目でゲイザーを見て。
それから笑み崩れた。
もうこの香だけで美味しいのは確約でしょう。
思わずこの時点で親指立てたよね!!]
(493) 2023/03/08(Wed) 23:40:35

【人】 厨房担当 那岐

[だから、彼女の方からその件に触れてもらった時は。
 寧ろ、安堵すら覚えたかもしれない。
 誰にも零せないんじゃないかと思っていたから。

 心配しないでいいとは言うけれど、>>465
 彼女は大切なうさぎの穴の住人の一人。
 
 大咲と速崎の間に何があったかまでは、
 言われるまで気づいていなかった。
 数日前まで二人で合作を作るほどだったのに。
 
 言われてみればここ数日、
 二人が話している姿を見かけていない。
 
 本人がそういうのならば、口を挟むことはしないし。
 余計に気を使うだろうから。]


  ……うん。


[笑っていたとしても。
 赤い目許はイヤーマフでは隠しようもない。>>397
(494) 2023/03/08(Wed) 23:40:59

【人】 客 クリス

えー。何それ。俺が王様になっちゃうの?!


[笑いながら。]


いただきます!!!



[手を合わせて。料理に取り掛かった。
カレーだけでも絶対美味しいのに。
カリカリのナッツの歯触りと香りがして。
もうなんだろう?顔がニコニコするの止められないよね?
めっちゃ美味しい。幸せ。
手で裂いてあるのも嬉しい。
だって母さんがこんにゃくは手で千切った方が美味しいって言ってた。鶏むね肉もきっとそう!知らないけど!!]
(495) 2023/03/08(Wed) 23:41:00

【人】 客 クリス

[俺はにっこにこ。にっこにこして食べた。
美味しい。幸せ。
お肉万歳!!

カレー粉作った人一等賞!!

お肉はどんな時でも人を幸せにする!!

人間たいがいのことはお腹いっぱい食べて寝たらなんとかなる!!
今日は誰とも相席してなかったから。誰ともシェアせず。
久しぶりのお肉独り占めだった。
ああ。この自分の金で腹いっぱい肉を食う幸せよ。
あっという間に皿は空になった。]


っっっっは〜〜〜〜〜。


ご馳走様でした!!


あのね。ちょっと甘くて。カリカリしてて。香ばしくて。
カレーの香がして。

とにかくね!すっっっごい美味しかった!!

ありがとう!!



[俺は嬉しそうにゲイザーに笑いかけて。
この日は、この1品で、終わりにした。**]
(496) 2023/03/08(Wed) 23:41:28

【人】 厨房担当 那岐

[自身のことをナギーと呼ぶ。>>466
 
 同僚にも笑顔で出迎える客にも
 あだ名をつける彼女。

 自ら人に心を寄せる分だけ、
 傷つくことは多いのかもしれない。

 だから。
 その日ばかりは。]


  ちょっと、すいません。


[そう一言断りを入れたのは。
 少し、彼女との距離を近づける為。]
(497) 2023/03/08(Wed) 23:41:57

【人】 店員 チエ

え、行かないの?
いい物件じゃん。大河が行かないならボクが行っちゃうよ?

[>>487知りませんけどと主張する大河に、横入り。

 だって大きいキッチン、楽しそうだし。
 葉月さんとシェアハウス、楽しそうだし。
 ま、大河だから貸したいというのはあるかもしれないけど。

 取り乱す後輩に、ついにこにこしちゃう。
 かわいい年下が入ってくれてチエはうれしいな*]
(498) 2023/03/08(Wed) 23:43:24

【人】 厨房担当 那岐

[彼女のオレンジのイヤーマフを髪から外させて。
 代わりに、ぽふりと自身の紺のキャスケットを
 彼女の頭に被らせる。

 赤い目許を覆い隠すように。]


  我慢のし過ぎは良くないですよ。
  俺で良ければ、愚痴ぐらいいくらでも。

  たまには、ガス抜きしてください。
 

[気丈に振る舞う人だからこそ、心配になるから。]
(499) 2023/03/08(Wed) 23:43:36

【人】 客 タカノ

[ 友達に数えて欲しいのは本当なんだけどね。

 腕を引くこともそうだし、

 どうして俺、
葉月持ち帰ること
になってんだろうね
 まだ好きな人すら、持ち帰ったことないってのに。

 まぁそういう縁巡りなんだろうね。
 いつかネタにして、弄ってやろうと思うの
 別にそこまで、意地悪じゃないよね?* ]
(500) 2023/03/08(Wed) 23:43:50

【人】 厨房担当 那岐

 

  イヤーマフ、借ります。
  10分休憩、先に入ってください。


[そう、一言添えて。

 本日ばかりは、カラーチェンジ。
 彼女ほどお喋り上手なオレンジうさぎではないけれど。
 たまにはそういう日があってもいいだろう?*]
 
(501) 2023/03/08(Wed) 23:44:06
 

[ 葉月が速崎を気にしているのは知っていたけれども、
  速崎が栗栖に好意を持っているなんて気付かなかった。
  けれど貝沢も栗栖が好きで、栗栖も満更ではなさそうで
  ……その時点で全員幸せのハッピーエンドは存在しない。
  顛末として、明らかな深酒も気にかけてはいたけれど
  今日ばかりは致し方あるまい、と止めることはなく。

  あの日の妙な空気の理由は、
  気付いていないならまだ教えてはいなかった。
  栗栖の過去を無断で教える羽目になりかねないし
  全部が終わった後、話せるところだけ聞いて貰おう、と ]


  ────あ、神田さん!
  いらっしゃいませ、お好きなお席へどうぞ!


[ それはともかく、貴方の幻覚は実際その通り。
  白うさぎはこの空気感からの寄る辺を見つけ、
  ぱっと笑顔で、ぴょん、と跳ねては彼を迎えた。 ]
 

 

[ この店の、お客様と雑談をしても良し──どころか
  和気藹々とすることが寧ろ持ち味ということもあって
  まあ、変に勘違いをする人も、いないこともない。
  故に彼の牽制は実際功を為しているのだが、
  そちらは大咲が知る由もなかった。
  最近厄介なお客さん減ったなぁ、くらいの気持ちだ。

  少し遅い時間帯の来店の理由には察しがついている。
  てっぺんまで飲む、と決めるような日なら別でも
  夜のご飯を楽しむだけなら時間が余るのは確実で。
  気遣いながら通ってくれる彼の優しさが、うれしい。 ]


  前みたいにカウンターで事故っちゃったら、
  今の葉月さんだと大変ですしね〜?


[ なんて揶揄って、笑い声を一つ。
  その頃には店内も幾分か明るさを取り戻していて、
  ご機嫌な瑞野というレア中のレアまで見た後となれば
  絶対"アレ"じゃん!…と、野次馬しそうになるものの ]
 

 

[ いつも通りの声音、普段と変わらない笑顔。
  連日の出勤と今日も開催された騒動で疲弊した心に、
  恋しい彼の"普段通り"が安心感を与えてくれる。 ]


  はーい、承りました!
  たけのこの天ぷら、穂先多めと……アスパラの鶏肉巻き。
  マンゴータルトはですね、今日、瑞野さんが──


[ 作ったんですよ、と言いかけて、つい。
  やっぱり堪えきれない大咲は、瑞野のいる方を見た。
  何故か新人を息子にしたらしいご機嫌な瑞野。
  私の方が! 先に!
  お兄ちゃんみたいに慕ってたんですけど〜〜!?

  ……とは、言わない。大人なのだ、大咲は。 ]

 

 

  ……なんか瑞野さん、ご機嫌なんですよねー、今日。
  デザート以外は、私が作りますね。
  今なら手が空いててすぐ取り掛かれますし
  ちょっとだけ待っててください。


[ 見詰める大咲の顔は、仕事の為のナチュラルメイク。
  あの日教えた「お休みの日はラメを使うのが好き」という
  些細な、好きなことのひとつ。
  万が一でも料理に入ると困るから、勤務中は使えない。

  でも、私服は可愛いを常に気にするようになった。
  理由は──言わなくても、分かりますよね?

  白うさぎはオーダーを受け、おしぼりと温かい烏龍茶を
  まずは手早く机へお出しして。
  厨房の方に戻っていく。 ]

 

 

[ それにしても、春だなぁと思わんばかりの食材たちだ。
  たけのこの天ぷら。アスパラを鶏肉で巻いたもの。
  となれば前者はあっさりめで、後者には味を足そうか。

  まずはたけのこを手に取り、水洗いを終えれば
  穂先が多めになるよう食べやすい形へ切っていく。
  穂先は柔らかい分、薄く切ってしまうと噛み応えがないから
  厚めに切ることを意識して。

  鍋へ水と切り終えたたけのこ、店の特製めんつゆを入れ
  中火で煮汁が殆どなくなるまでいったん放置。
  ……という工程を一から踏むと時間が掛かってしまうので。
  和食を望まれた時に対応できるよう、
  ある程度は仕込んでおいた。穂先や根元は好みがあるから
  指定があれば選べるよう、きちんと考えて仕込んでいる。

  いや本当、その日の食材に合わせて注文を予想して
  予め仕込んでおいたものが使われると、安心します、ね ]

 

 

[ 仕込んでおいた水煮のたけのこを取り出し、
  器へ移して、残ってある煮汁に浸しながら広げて冷ます。

  待つ間に今度はアスパラ、皮を取り除いた鶏の胸肉。
  後はゴボウ、人参、干ししいたけを用意して
  胸肉に包丁で切り目を入れ、開く。
  塩と料理酒を全体へ振りかけて通るように軽く揉み込み、
  アスパラのかまを取り
  皮を剥いた(削いだともいう)ゴボウと人参を
  ある程度の太さの棒状へ切れば、しっかりと茹でる。

  干ししいたけは水で戻してしっかり水気を切った後、
  半分にカットして。
  開いた鶏肉の上へ茹で冷ましたゴボウ、アスパラ、人参の
  彩り三兄弟を乗せ、タコ糸で巻いて縛った。 ]

 

 

[ フライパンへごま油を引き、
  みりん、醤油、砂糖、料理酒を混ぜたものを用意して。
  天ぷらと一緒に食べても引き立つように、
  気持ち、味を濃く作ろうと、量を調整しつつ。
  先に巻き終えた鶏肉を並べ、転がすように全体へ火を通し
  一度余分な脂をキッチンペーパーで拭き取れば
  混ぜ終えた調味料と一緒に再度フライパンへ移し
  もう一度、今度はシイタケも加えて加熱する。

  粗熱を取る間に、ボウルへ天ぷら粉と水を混ぜ
  たけのこの汁気を軽くペーパーへ吸わせたら
  天ぷら粉へくぐらせ、油でじゅう、と揚げていこう。
  大葉も合わせるかと思い立ち、追加でそれも。

  完成した大葉とたけのこの天ぷらを見栄え良く並べ。
  粗熱も取れた鶏肉を一口サイズに切っていけば、
  中はちゃんと綺麗な市松模様になっていた。 ]

 

 

[ 後は一緒に加熱したシイタケを見栄え良く乗せて、
  いわゆる"八幡巻き"の完成だ。

  ……あ。いえ別に、あの、名前が同じだからとか
  そんな他意は。いや。その。
  無いとは、言わない。
  マンゴータルトは食後だろう、と二皿を手に
  神田の元へ笑顔と一緒に帰っていこう。 ]


  神田さん! お待たせしました!
  ご注文の、たけのこの天ぷらと……その、
  ……鶏肉のアスパラ巻きです!

  タルト、食後にお持ちします ……ご、ごゆっくり!


[ 咄嗟に料理名に詰まって、結局言えないまま
  白うさぎはいつもの癖でぴょんと背中を向け、かけて ]

 

【人】 店員 ミスミ

待って、待ってください、そこ、遠藤さんも乗っかるんじゃありませんよ。

[誰が息子か。
怒りのうさぎよろしく、奥から出てきた年長者>>468の問いかけに地団駄を踏む。だむだむだむ!]

まあ、作れるといえば作れますよ。
えーっと…そうだな…あ、フィエさん。フィーエーさーん。
Can you make rabbit by apple?
I need...like a fairy size.

[途中で英語に切り替えたのは、初めて彼女と仕事をした日にこちらが頼み込んだからだ。
ことばは使わなくては忘れてしまう。死んでしまう。
だから、彼女が嫌でなければ余裕があるときには英語で会話をさせてほしい、と]
(502) 2023/03/08(Wed) 23:49:12
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a84) 2023/03/08(Wed) 23:49:23

 

[ やっぱりくるんと振り返った白うさぎは
  「あの」と小声で話し掛ける。
  お店の中、今は店員とお客様だと分かっているけれど

  ……ちょっとだけ。
  しんどい気持ちを、約束で、甘やかしてくれませんか。 ]


  
今日、お家に泊まっても、いいですか
体調が悪いとかじゃないんです、けど

……少しだけ。隣で今日は、休みたいです。



[ そんな雰囲気もきっと、
  貴方が牽制したいご新規様の心を折るのだろうな。** ]

 

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a85) 2023/03/08(Wed) 23:49:47

【人】 店員 ミスミ

[OKサインが出てきたなら用意するのはショートグラス。
林檎のうさぎを用意してもらっている間にこちらが用意するのは薄くスライスしたマンゴーの月の船。
スライスマンゴーの端を笹船の要領で船に仕立て上げ、フィエさん渾身の林檎のミニチュアうさぎを船の上に、星のピックは船の櫂に。
準備が出来たら氷をステアさせて冷やしたショートのグラスにマンゴーリキュール、その上にパッションフルーツリキュール、その上に黒く輝くアナナスガルーダ。
うさぎの船をそっと浮かべて、食用金箔を少しだけ散らしたなら甘い酒を所望するその人>>453の前へそっとサーブする]

お待たせしました、えーと…即興なので、名前はないんですが。
味としてはマンゴーとパッションフルーツ、パインとりんごって感じです。

[誰か適当につけてくれてもいいのだが。
そしてお気づきだろう、このカクテル原酒に原酒が重なる、つまり
超ヤバい一杯
だ*]
(503) 2023/03/08(Wed) 23:50:04

【人】 会社員 レイラ

[栗栖から返信がきていることに気づいたのは
お店を出た後だった。>>428

X日でお願いします、という連絡に
了承の旨を返そうとして。>>428
その下に続くスタンプに気が付いた。

連絡先を交換した後も
彼と何度か挨拶めいたやり取りは交わしたけれど
スタンプが送られてきたことはなく。

多分、これが初めて。]
(504) 2023/03/08(Wed) 23:50:35
メモを貼った。

【人】 会社員 レイラ


……ふふふふ。

[スペードを持ったうさぎは
いつかのシェアを連想させるようなもの。

…わざわざ探したんだろうか。このやり取りの為だけに。

そう思うと往来だと言うのに
自然と顔がにやけてしまい、
思わず口元を手で覆った。]

(―――さっきまであんなに苦しかったのに…)


[抱えているものは何も解決したわけではない。
でも、こんなの無理だ。無理だよ。
どうしたって浮かれてしまうじゃないか。]
(505) 2023/03/08(Wed) 23:53:11

【人】 会社員 レイラ


「了解」「私も楽しみ!」


[ぽんぽんとメッセージを飛ばし、
手持ちのスタンプの中から
合いそうなものを探して送る。

うさぎが投げキッスと共に、
ハートを飛ばしているスタンプを、君へ。**]
(506) 2023/03/08(Wed) 23:54:32
店員 ミスミは、メモを貼った。
(a86) 2023/03/08(Wed) 23:56:00

【人】 店員 ミスミ

いや、行かないのって言われても。
間取りの条件がいいからって俺が求めてる要件が全部満たされてるとも限らないんですよ…。

[なんでそんなにちえさん>>498は楽しそうなんだろう?
そりゃあ、条件だけ聞けば破格なのは間違いないのだが]

え、じゃあちえさん俺の代わりに内見行って調査してくれます?
っていうより、ちえさんも家探ししてるんですか?

[自分が行かないなら、というそのふわふわピンクな先輩が家探ししていたとは初めて聞いた。
目線がそこまで変わらないのもあって、年齢知らないんだけどなんか謎の親近感がある。
なんだかすごくにこにこしているので少し悔しい。
かといって、懐柔する手管は今の自分には何もないのでただにこにこされるしかない*]
(507) 2023/03/08(Wed) 23:59:23

【人】 客 タカノ

―― 閉店前 ――

 おら、しゃっきりしろ。
 んっとに、手ぇかかる。

[ 閉店間際まで居座ること
 俺も望まないし、葉月も望まない。

 良きところで、シャミちゃんに声を掛け
 タクシーを呼び、 ]

 ずいぶん、高い一杯だな。

[ 一杯ごちそうせねば、そう思ってたもんで
 前後不覚の相手の鞄を漁るわけにも、いくまい。 ]

 今度払わせるから今日は俺のと一緒に
 しといて。

[ 支払いを済ませると、担いでか
 抱っこでか、タクシーへ。
 好きな方、選びなされ。

 住所を聞き出し、彼の家まで。
 運転手さんには、自分も贈って欲しいので
 待ってて欲しいと、そう伝え、未だ前後不覚の
 様子なら、鍵を出させて、家の中。 ]
(508) 2023/03/09(Thu) 0:02:55

【人】 客 タカノ

 ベッド、どこ。

[ なるほど、シェアを言い出すくらいには
 広い家。じっくり眺める時間はない。
 運転手、またせてるもんで。寝具に、転がして ]

 ――頑張ったな、いい夢みな

[ さっさと退散した。鍵は掛けてポストか、
 どこかに突っ込みタクシーへ戻る。
 
 『鍵、みつかるとこに置いといたから
  またな』

 そうメッセージを打ち込みながら ]

 ええ、とても

[ 良いことがあったのですかと、問う運転手に
 返事をした。* ]
(509) 2023/03/09(Thu) 0:03:42
客 タカノは、メモを貼った。
(a87) 2023/03/09(Thu) 0:04:30

【人】 厨房担当 シャミ

─ バックヤードのテーブル ─

[即席個室対応のその場所への立ち入り制限が解除される前]


 ……


[「好かれてないみたい」>>479と指摘されれば、似たような角度に首を傾げた。
その意味を噛み砕ききれないうちに、次の言葉>>480がやってくる]


 ……、それは、ふふ
 レイラさんがあたたかいビーフコンソメ飲んでみたいのとかと、同じようなもの
 無理はしてないからね


[ありがとう、と笑みを深くするけれど。
その時すこし別のことを考えていた。

だから真白はあんな顔をしたのか>>2:597>>2:598
あのとき、彼女が傷ついたようにすら見えたのは、自分じゃないものになろうとしたから?]


 たぶん、もっとちゃんと周りをみて、自分の良さを見つけて伸ばしたいなってことだから、大丈夫
 ね
(510) 2023/03/09(Thu) 0:10:32

【人】 厨房担当 シャミ



 そう、魔法みたいだよね
 料理の魔法は意外と科学で、理屈があるんだけど
 こっちは本当に不思議


[手芸にだって理論はあるんだろうが。
少し、ぬいぐるみの作り方を自分でも検索してみたことがあるけど、まずだいたい用語が意味不明だった。
家庭科の授業中、いつも料理のページばかり余所見してたからかも]


 作ったの、うちの腕利きで私じゃないけどね
 甘いものは今後も充実していく予定だから、お楽しみに


[手を振って見送ったら>>482 衝立を動かして、そこを元通りに**]
(511) 2023/03/09(Thu) 0:11:10

【人】 店員 チエ

え、全然探してないけど。
シェアハウス楽しそうだけど、ボク荷物多いしね。
キッチンもたぶん、ボクじゃ使いこなせないしなー。

[>>507物事を素直に受け取る後輩、かわいいね。
 というか、まだチエさんのテキトー軽口に慣れてないだけって感じがするけど。]

え、ボクが内見行っても大河の条件わかんないもん。
シューズボックスいくつあるかとかしか見てこないよー?

[別に、絶対行きなよとも言わないんだけど。
 優良物件そうじゃん? 面白そうじゃん?
 今日の話題の中では平和なシェアの申し出を、面白おかしくつっついてる*]
(512) 2023/03/09(Thu) 0:12:16

 うーん、葉月さん、何があったんだろ……。
 記事の感想言いたかったんだけどな……。

[そわそわとカウンターを見遣る。
高野が送っていくと言っているので、自分の出番はいらないかもしれない。
昔から存在を認知しているとはいえ、自分は彼の家を知らない。
高野が把握しているのは、やはりあの記事がきっかけだろうか。

自分も見に行った公開録音の様子が端的にまとめられている。
「いつもと同じ穏やかな笑み」という表現が特に、記事を読んでいる「現地未参戦」のファンにとってその様子が一瞬で思い浮かべられるだろうから秀逸だ。

その後のインタビュー部分も、高野の「今」の姿を捉えるものに焦点を絞っていて、過去の栄光を強調したり事故のことを蒸し返したりしない、とても誠実な記事だった。]

 「人」を見るのが上手いんだよなぁ、やっぱ……。

[ないものねだりだが、自分には彼のように人に寄り添う記事は書けない。
共感力が圧倒的に劣っていると思っている。
彼自身は自分への評価が低いけれど、このこの記事のPV数で少しくらい自信を持ったら良いのにな、と思っている。*]

[注文した品が到着するのを待つ間、ぐるりと店内を観察しては見たものの、「何があったか」には思い至らなかった。
葉月の想いも、ゲイザーの心の向きも。

何せ高野と食事を共にした時、高野は沙弥と「いい感じ」に見えていたくらいのポンコツなもので。
ああでも「ご機嫌」な那岐が誰の方向を見ているかというのは――流石にわかる。
なるほど、話したそうな空気は読めていたということか、と一人納得。

ところで秘めた内心は隠したままなのだろうか。
ちょっとヤキモチ焼いてる彼女も見てみたいのだけれど。
それを見た自分がヤキモチを焼くとはわかっていても。]


 わ〜やったー!
 思ってたより早く出て来てびっくりだよ。
 同じ注文の人が前にいたり?

[注文を予想して仕込みをある程度しておくというのを聞いたら、「先見の明!」と小さく拍手した。
アク抜きまでならどの味付けでも転用できるが、天ぷらの下味はなかなか他には使いづらいのではないだろうか。]

 うん。天ぷら、と。

[にこにこ。
視線は、肉巻きの中のごぼうで止まり、彼女のラメのない目元に止まり。
アスパラしか指定していなかったその「中身」に、ごぼうを入れた時点で「わかっている」と思っている。]


 
呼んでくれないの?



[料理名なら、その可愛い声で自分の名前を構成する3文字が聞けるかなと思ったが中々難しいか。
白うさぎが背を向けるなら無理強いはしない。]

[――と、彼女が振り返った。

まだ、「白うさぎ」でいる時間に、彼女の方からこうして至近距離に来ることは珍しい。]


 うん、おいで。


[先程までにこにこと料理名を言わせようとしていた悪戯っぽい笑顔から一転、穏やかに。

理由は今は聞かない。
彼女が自分だけの「マシロちゃん」になってからだ。]



 僕は布団派です。
 来客用は浮かれてついこないだ新調しました。


[隣で過ごそう。

約束をして、冷めない内に料理を頂くことにする。**]

【人】 店員 ミスミ

いいなー…コロネーションチキン…

[速崎さん>>447が提供しているコロネーションチキンをみて、いいなぁ、なんてポツリ。
あれは自分の中でもイギリスでの思い出の味ベスト10にランクインする料理だ。
つい先頃虹の橋を渡られたHer Majestyを思い出してしまう。
イギリスに渡ってすぐに自分の祖母が亡くなったものだからあの世界一チャーミングな淑女であるクイーンは心のアイドルのようなものだった。
今いくつかってだって?聞いてくれるな、こいつは二十歳になったばかりだよ]

え、ちえさんそんなに荷物多いんですか。
2LDKって言ってたから普通の単身者用マンションに比べたらずっと広いですよ?……多分。

[多分、になったのは簡単な理由だ。
2LDKだからってその部屋にどれだけ収納スペースが別設置されているかがわからない]

俺の条件ですか。
靴の数何てたかが知れてるからシューズボックスはどうでもいいですね…
最重要項目として、広々好き勝手に料理できるだけのスペースがない部屋は嫌だってだけですよ。

[あと、めっちゃ小さい冷蔵庫しか置けないような部屋も絶対嫌ですね。
作ったって保存する場所がないじゃないか*]
(513) 2023/03/09(Thu) 0:18:17
メモを貼った。

メモを貼った。

【人】 厨房担当 シャミ

[こいつ、ふつうの日本人への酒の提供の仕方には後で入念に指導が必要だな

先輩は新人の提供したショート>>503にひそかにオツボネアイを光らせた]


 なあに、ルームツアー?
 うちの事業所のキッチンも負けないよ


[普通に業務用なのにマウントをとりにいく。キッチンスペースを借りている、と明かす>>0:48
休憩用の個室がついてるから部屋探しの間の仮宿に貸すかい、と]


 というか最近忙しいからスタッフも募集するかも


[Hareのスタッフから同じ抜け方をするダブルワーカーをもう一人だしたらアンに叱られるかもしれないけど]
(514) 2023/03/09(Thu) 0:21:25

【人】 客 クリス

── 帰り道 ──

[俺は未だ真の長男の名乗り>>223を知らないので。
知っていたら、神田さんと高野さん。どちらが長男に相応しいか真剣に悩む事になり、また知恵熱案件だったが。
幸いにも知らないので。

長男。神田先生の写真>>2:521を頼りに散歩して帰った。

なお会計時の担当の人が誰か知らないけど。
ちゃんと何時もの挨拶して帰りました。
飴ちゃん貰うね。


あの日から幾日か経過して。
梅も綺麗だけど、桜も咲いてた。
綺麗だな〜〜って思う。
ご飯食べた後、お散歩して帰れたら良いな〜って。
自然とそう思ってた。]
(515) 2023/03/09(Thu) 0:27:34

【人】 厨房担当 シャミ



 え、葉月さんがルームシェア相手を探してるの?
 ……いいんじゃない?
 すごく良い人だし、こっちの生活習慣とか親切に教えてくれるだろう
 好き放題に家で実験料理作ったりしても、なんだかんだ手伝って食べてくれそうだしね


[あとお客様が食い倒れても飲み潰れてもタイガが連れ帰ってくれるから飲ませ放題になるね]
(516) 2023/03/09(Thu) 0:27:43

【人】 店員 チエ

それでもシェアハウスって言ったらさぁ、それぞれのプライベート空間と、共用部で分けるもんなんじゃん? したことないからわかんないけど。
あんまほら、はみ出すのもねぇ?

靴の数がたかが知れてないやつもいるってことさ。

[>>513そういう、おそらく共用部に置くことになるであろう靴やら傘やら、あとは洗面用品とか。
 そういう物が多いので、自分は近しい趣味の人間か、完全に受け入れてくれる相手とじゃないとシェアとかは出来ないと思ってる。
 冷静な判断もできてるんですよ。]

なんかわかんないけど、広いキッチンはありそうじゃん?
前の人がそんだけ料理好きなんだったら、そこんとこは保証されてそうだけどなー?

[どう?と聞いても、家主はすっかり出来上がって返事がなかったかもしれないね。]
(517) 2023/03/09(Thu) 0:27:45

【人】 客 クリス

[でもさぁ?このスタンプ>>506は無いと思う。
無いよ。無い。ありえない。
だって俺がこう言うの免疫無いって、嫌って程知ってるでしょう?!!



も〜〜〜〜〜〜〜〜!!!



[俺は往来で牛になった。
人に見られたかもしれないけど、知りません。
そんなの気にする余裕なんて無いです。
なんなら牛になった後、耐え切れなくてしゃがみ込んだ。
不審者で本当ごめんなさい。
こういう時声かけないでスルーして良いよ。大丈夫。
真っ赤になって顔覆ったし……

溜息吐いてしゃがんだまま。
見上げた月は綺麗だった。**]
(518) 2023/03/09(Thu) 0:27:56
客 タカノは、メモを貼った。
(a88) 2023/03/09(Thu) 0:36:39

【人】 店員 チエ

シャミさんのそっちの仕事、まだずっと忙しーの?

[>>514最近忙しいからスタッフ募集。
 この前それで働き過ぎを怒った身としては、ちょっと分け合える立場を羨ましく思わないでもないけれど、そこに立つのはもっと、それこそ大河みたいに、しっかり料理のできる人がいいんだろう。]
(519) 2023/03/09(Thu) 0:39:51

【人】 店員 チエ



……いいな。



[本当に無意識に、閉じ込めておくはずだった羨望が、ほろりとこぼれた*]
(520) 2023/03/09(Thu) 0:40:01

【人】 店員 ミスミ

[どちらかといえば、酒の提供の仕方よりも度数計算方法を教示いただけるほうが助かりますよ先生>>514
自分が飲めるだろうカクテルなら他の人だって飲めるんじゃないかな、なんて。
実際の葉月の限界酒量は知らないが、泣いていたのなら通常よりも体内水分量は少なかったのではないんだろうか。
あれよあれよとお連れ様?>>508に回収される様をちょっと青くなりながら見送ったのは何時のことか]

…遠藤さんのそれはルームツアーっていうより事業所視察に近い気がしますよ。

[仮宿は今のところ親戚の客間を間借りできているので大丈夫だろう。
けれどいつ自分が叔母夫婦の逆鱗に触れるかもわからない。
だからこそ一日も早くあの家を出なくては、と思うのだ]

スタッフ…って遠藤さんがやってるケータリングのスタッフですか?

[今まで一人でやってきたと他のスタッフから間接的に聞いたきがするが、忙しいのだろうか]

キッチン好き放題にはさせてくれそうですけど、生活習慣はどうでしょうね…。

[何せ、その辺はまだはづきさんの人となりを理解していない。
遠藤さん>>516から不穏な電波を感じた気がするけど、俺は何も気づかなかった。
気付かなかったんだからな!]
(521) 2023/03/09(Thu) 0:48:07

【人】 店員 ミスミ

いや、まあ、2LDKなら自分のプライベートスペースは確保されていると信じたいですけど。

[見えぬ未来を見透かしたいきもちが瞳を平たく皿のようにさせる。
思っていたよりは理知的な回答>>517が帰ってきたので皿のように平たくした瞳をすこーしだけ下げてちえさんに合わせつつ]

まあ、今のところの情報はマジでシステムキッチンが四口コンログリル付きで海外製らしくて広いってことだけですよ…。

[どう、も何も家主をつぶしたのは自分だという自覚がある。
ううん、と唸ってしまう理由が好奇心なのか罪悪感なのか、今ははっきりしないまま]

……。

[微かに、それこそ日本でいうところの蚊の啼くが如きような囁き>>520
一つ首をひねり、二つうーんと考えて]

遠藤さーん、ちえさんが手伝いたいそうでーす。


[ケータリングを手伝ってくれるスタッフを探しているらしい事業主>>515に、声を放り投げる。
ちえさんが近くにいたならセコンドよろしくその手を持ち上げて示させてもらうのだが、はてさて、
何で、みたいな顔をされたらさっきまでの仕返しです、とばかりにぺろりと舌を出して親指をぐっと立てて見せただろう**]
(522) 2023/03/09(Thu) 0:48:53
店員 ミスミは、メモを貼った。
(a89) 2023/03/09(Thu) 0:51:39

【人】 厨房担当 那岐

[息子さんのくだりには>>452>>468
 美澄が反抗期を迎えるなら>>487
 笑うだけに留めたかもしれない。]


  まあ、友達でも先輩でも。
  美澄に困ったことがあれば、聞くよ。  
 

[ルームシェアの相手にはなれないけれど。
 美澄にはそう応えておいた。

 カウンターの女性はレシピをご所望だったから。
 メモに書き添えて、帰り際に渡しただろう。

 その頃には既にイヤーマフだったか。
 慣れない明るめの色。時折耳元を触りながら。
 突っ込まれたなら『気分で』と応えたかもしれない。]
(523) 2023/03/09(Thu) 0:51:52

【人】 厨房担当 那岐

[食事を終えた高野には、暖かいお茶を入れ直して。>>457

 デザートまで食べる時間があったなら。
 事前に冷やしておいたタルト>>227を、用意しただろう。

 余り時間は取れなかったから、
 バックヤードから速崎のチョコレートを
 少しだけ拝借し、
 チョコレートを湯煎しチョコレートソースに変えて。

 スプーンで、プレートにクローバーを描く。
 スートのように三つ葉でなく。
 四葉にしたのは「約束」と「幸運」を象徴する。]
(524) 2023/03/09(Thu) 0:52:10

【人】 厨房担当 那岐


[今はまだデートと住所を教えるだけの約束。

 それが、いつしか。
 彼と出会った「幸せ」に繋がるように。

 幾つも、これからも      ――『約束』重ねて。**]
(525) 2023/03/09(Thu) 0:52:41
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a90) 2023/03/09(Thu) 0:54:42

【人】 厨房担当 シャミ



[というか期待の新人は今どこに住んでるのだろう。ホテル暮らし?
履歴書の細かいところまで覗いてはいないのでみていない。
ゲイザーのもみていないので、ここのところ沙弥の中ではゲイザーの帰省先はアイルランドということになっている>>146]


 そう、ケータリング。ささやかな規模だけどね


[タイガに答えて>>521 まだずっと忙しいのかという問い>>519には首を傾げた]


 実をいうとよくわからないんだよね。なにかの一過性のブーム……? みたいな依頼が殺到してて?

 いや、手に負えない仕事はちゃんと断るようにしたよ。ちゃんと。懲りたから
 だから今は選別とか、お断りのメール書いたりスケジューリングに忙しい感じ
(526) 2023/03/09(Thu) 0:59:49