267 冬暁、待宵の月を結ぶ
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
本日の生存者:幸阪結月、宮崎暁、惜別ハツナ以上3名。
| [ その言葉の続きは >>10 僕の心を抉るものであって それでいて正しい。 僕が今まで言ったことも これから言うことも 蓋を開けてしまったら全て 彼女を守れない弱い男の世迷言だから。 ] (0) 2024/06/25(Tue) 8:29:00 |
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[ 初めてのデートを思い出す。
僕は本当に彼女との時間が好きだった。
なにか新しいものを見つけた時も 誰かに話したい面白いことがあっても その誰かはいつだって幸阪だ。
僕が今していることは狡猾で 幸阪を縛りつけるだけの独善。
幸阪の言うことは 全て至極真っ当なことだ。
僕はただ、謝ることしか出来ない。 ]
(1) 2024/06/25(Tue) 8:30:50 |
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…………ごめん。
(2) 2024/06/25(Tue) 8:31:43 |
| [ 君との時間が好き。
知らないことを知った時、 なにか新しいものを見つけた時 真っ先に浮かぶのは君のことで。
君に話したらどう反応するかな 今まであんまり人と話してなかったし どう話せばいいだろう、って ちょっと戸惑う時間だって楽しくて幸せで。 そんな時間がすべてなくなってしまうなんて。
……謝罪の言葉には何も返せなかった。 だって、私の心は軽くならないから。 ] (3) 2024/06/25(Tue) 22:12:40 |
私の部屋に、来て欲しい。
私のことをあたためて。
[ 君の心を縛ってしまいたいから。 ] *
[ 甘い劇薬で僕を苦しめててくれ。
君の味で僕の身体を埋めてくれ。
乾いて喉を掻き毟る僕の心を縛って
もう二度と戻れないくらい、壊してくれ。
君のわがままを聞いただけで
心が弾む僕は本当に、最低だ。 ]
[ 僕は胸に刺さるナイフの柄を手に取り
待宵の姫の心の奥底へ刺し込んで
僕を刻むことを、決めた。 ]
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[ 僕は結月の手を引いてその場を後にする。 もしかしたら結月が何か 話してくれたかもしれないけど
それに応答するぐらいで 僕から何かを話したりはしない。
彼女の家に行くまでの間 ずっと静かに、でも手だけは強く握って。
いつも歩いていたはずの道のりは 今日は一段と重みが増していく。 ]
(4) 2024/06/25(Tue) 23:29:33 |
[ 分かる。これは、緊張だ。
一度あの心地良さと危うさを
味わってしまったこの心身は
結月を困らせてしまうかもしれない
そんな緊張感を沸き立たせる。
それでも彼女の家に辿り着いたら
そんな緊張だって一気に吹き飛んで
抑えられていたものが解放されていく。 ]
[ 玄関につくなり、
僕は結月の唇を奪う。
初めてしたキスみたいに優しくはなく、
まるで想いを縛る縄を捨てたように。
結月が逃げられないように玄関に詰め寄り
結月の背に隠れた玄関の錠を
わざとらしく音を立てるように締めて。
唾液を飲ませるくらいの深い口付けで
結月のことを絡めとって、離さない。 ]