人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 三ノ宮 緋雁

──それから

[浮草生命研究所からは、見た目上友好関係のまま去ることになった。
 利用価値があるなら旧人類でも生かしておこうっていう《sintoisMécanique》の考えは一貫しているし、オレも同意する。新人類の未来のために役立つなら何だって利用すべきだ。
 
 オレの中にウキクサへの殺意はあるけど、本部や直ちゃんの判断に逆らう気は無い。
 自分の意志を通すために組織に逆らうなんて、まさに“人類の愚行”でしょ? 罪をわざわざなぞる気はないからね。
 
 そうしてオレたちは日常へ戻った]
 
(154) 2023/11/30(Thu) 22:02:50

【人】 三ノ宮 緋雁

 
 
緋雁、いっきまーす!

 
(155) 2023/11/30(Thu) 22:02:58

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[今日は群鷺と2人。相手はそこそこ戦闘慣れした小集団。
 制圧地点を指示されただけだったから、何か名前のあるコミュニティなのかどうかは忘れてしまった。
 
 殲滅対象の数が少ないから、オレは槍だけ持ってきた。
 桜花ちゃんがついてきてるなら、オレの真後ろ、群鷺と同じぐらいの距離にいてもらうだろう。そこなら誰の邪魔にもならない上にそこそこ安全のはず。

 相手は飛び道具の手持ちが少ないのか、使ってこない。
 それならオレたちのほうが圧倒的に有利だけど。相手は応戦する気を失くしていない]
 
 
  どこまでついてこれるか見ててあげる!
  
  
[相手がオレの突きを上手く受け流すさまを見て、オレは少しずつ速度を速め始めた。鍛えた旧人類はどのぐらいの速度まで対応できるんだろうか?
 仮に速度に対応されたとして、手が尽きるわけじゃないけどね]
 
(156) 2023/11/30(Thu) 22:03:10

[──この施設って誰が掃除してるのかな。


仮の部屋主が不在となったこの部屋から一歩外に出て、僕は点々と描かれるピンクの液体を見つける。そしてそれを、追いました。
脳とか胎児とか脳髄だとかを映えさせるためなのかなってくらい清潔なこの場所の扉と扉のあいだは間隔が広くて。ああ、大きな施設なんだなぁなんていまさら気づく。なつかしい記憶のなかの白さと重ねて游ぐ。

床に咲いていた桃色は、大きな硝子扉の中へ続いていった。
ああ、ここは。]











   
─ 『paradis』 ─









 ……リヒトーヴさんの、庭

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[オレはすぐに相手が受け流せなくなる速度を把握した。
 必要以上に速く動くと負荷が高くなるから、少し上回るぐらいで抑えて]
 
 
  ほら、置いてっちゃうよ?
  
  
[速いだけで軽い突きや払いを繰り返しながら、隙を窺う。

 狙うは三段。
 一段目で装甲を割り、二段目で骨を砕き、三段目で心臓を貫くつもりで。
 
 その隙を見つけるやいなや、オレは即座に一段目を放って、すぐに二段目を叩き込んだ。そして最後に本命の一撃。どこまで貫けるかを見届けようと、じっと目を凝らしながら突き入れる。
 もし貫き切れなかったそのときは、群鷺が撃ち抜いてくれるでしょ。
 その群鷺が何してたのかと思って周りの様子を窺ったら、増援に駆けつけようとしてる後方の敵を撃ち抜いていたようだった。

 
 これがオレたちの日常]
 
(157) 2023/11/30(Thu) 22:03:24

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[“旧人類の殲滅”、それがオレの存在理由で存在意義。
 オレはこのために造り出された。
 
 新人類たちの──雷恩と桜花ちゃんの未来のためになると信じて、今日もオレは使命を果たす]**
 
(158) 2023/11/30(Thu) 22:03:33



 『
   しかし、誤った論理を入力されたり、
   命令が翻されることは、決して珍しい話ではありません
   故に、己はあれを裏切りとは見ていない……筈です

   裏切られたと、己は、まだ…… 
                  』



 

【人】 巫凪 桜花



 しょうがないでしょ。
 緋雁になんかあったときに、見届けられないのは嫌だから。
 だから、慣れて。

[釘を刺す彼に屈託なく答えて、また我が儘を押し付ける>>152]

 うん?
 それは人それぞれかな。

 俺が綺麗だと思うものも、他のひとにはグロテスクで
 堪らないことだってあると思うよ。
 同じ見え方がする人なんて、きっと世界に他に誰もいない。

[綺麗が分からないと言われて、ゆっくりと言葉を探す]
(159) 2023/11/30(Thu) 22:05:40

[ふと再生される音声は霞みがかりながらも煌めきを発してる。
フローライトからアズライトへのグラデーションを瞼に再生していたら、景色は春の優しげなミントグリーンから真っ青な──
突き刺さる『夏』の庭へと変貌を遂げていた。

むせ返る目映さに目を細めて採光を弱めると、一段気温が下がる場所がある。その一帯から、朝露を思わせるような匂いが満ちてく。]




 …………ああ、── 『蓮』 だ……



[白や桃といった蓮が浮かぶ水面に近づく。

──見事、だね、って口にして。
この池は、汚れても穢れてもいないみたい。


水面を覗き込む。無い片眼に光るライムグリーンの硝子石アンプルが、
夏を反射して網膜を射した。]

 

【人】 巫凪 桜花


 ああ、それで思い出した。
 っていうのも、酷い話なんだけど。


 緋雁が戦ってるところ、格好良くて好きだよ。
 ――いつも、見てる。

 だから、長生きしてよね?

[繋いだ手に、痛むほど強く、力を籠めた*]
(160) 2023/11/30(Thu) 22:09:42


 
────『 己 と は 何 か ? 』



 


[この硝子石を。
押し込んでも引き千切っても『僕ら』は咲く。
指で、つ、と其れをなぞれば、冷たい。

引っ張って、みる。
──およそ外れそうにはなかった。]



 ……ふふ。

 あは、は、?



[ひとしきり玩んで、かくり、と全身からちからが抜けた。膝を着く衝撃に髪が揺れる。力なく膝に投げ出される指先は爪が、割れていた。
そうなんだ? と、思う。

ああ。僕は僕を なんにも知らないんだ。]

 



 『己に存在意義が与えられている事には、感謝しています
  無駄な思考も事象もひとつもないと、そう在れる事を

  『幸福』と云うのだと俺は、そう理解しています』
 




 …………『直青』くん

 



 『  
   ──己の存在や行動に意義が生じている限り、
   すべての"己"と言う存在には常に価値が存在している。

   ……己も、そう思います。
   それは確かに己らの『幸福』の形であると 
                       』


 



 ……直 青 君。

 


 『
   どのような姿形でも構いませんが
   強いて言うば、強かな種であると有難いですね 

   楽しみにしています。あなたに再会する日を
                         』 

 




 ひたあお、 くん、 直青君──…………、



[僕の神さま、『幸福』の形。
僕のなまえに意味なんてない。ただそこに在るだけの。それは完璧だったんです。それで完璧だったんです。僕の座標だったんだ。
 ああ、『神』よ。僕はあなたのものでも
────おまえは決して僕だけのものにはならないんだろ





ついに喉が絞まる。この手で絞めた。叫ばない様に。


どうして、どうしてどうしてどうして??僕だけが奪われて喪ってどうして君は何ひとつ損なわれない。愛って、愛ってなんですか。与えることじゃないんですか。与えることじゃないんですか? 苦しい。苦しいよ見返りを求めずに捧げるだけの命でもこの苦しみこそが『生きること』だって君がいうなら僕は僕は、ぼくは─────……!!!]

 

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:植物園(桜花) ─

[桜花ちゃんはまた無茶を言う。>>159
 見送られるのが嫌なオレへ。

 素直に喜べはしないけれど、でも、不思議だよね。
 そんな風に見届けたいと思ってくれるひとがいるのが、嬉しいことのような気がしてくるんだ。

 そして、桜花ちゃんがくれたもうひとつの言葉たちは、オレにとっては意外極まりないものだった。
 オレは人類同士なら『綺麗』を理解し合えるのかと思っていたんだ。
 でも、桜花ちゃんはそんなことないだろうと言う。

 AIだからわからないってわけじゃないんだとしたら、それも少し、嬉しいな。
 ちゃんと“隣に立てた対等な関係”みたいで]
 
(161) 2023/11/30(Thu) 22:28:22



──C’est parti !  




【人】 三ノ宮 緋雁

 
[長生きを願ってくれる桜花ちゃんは、驚くぐらい強い力を手に込めた。>>160
 それが思いの真剣さを表しているように感じて、風景そっちのけで瞳を覗き込む]


  ……うん、わかった。
  オレも死ぬときは“寿命”がいいし、
  それはできるだけ長くあってほしいから。


[早死にしたいわけじゃないんだ、本当だよ?
 それを真剣に答えてから、ふっと力を抜いて、いつものように笑って。

 その後に思った。
 『格好良くて好き』なんて言われたの、これが初めてじゃないかな……なんて]**
 
(162) 2023/11/30(Thu) 22:28:44


苦しい『生』などは、ありませんよ。


もし『生きること』を苦しく思うのなら、
それはキミに『罪が在る』からだね。



悪魔とは、人類の不従順を魅力的に語る。

けれどそれはすべて偽りでまやかしの、

────“ 掬い ”です



覚えておいください。
僕はいつでも、キミのなかにいます。




さぁ、言ってごらん…………キミの『名前』は?































 …………“ Je,  m'appelle ”

**

【人】 巫凪 桜花

 ― いつかの何処か ―
 
[草花が咲き誇る、緑の大地。
かつてそこには、桜色の護り人がいた。
無垢に白い外衣の下、袖口に一輪の朱を擁した護り人が。

今はそこに、万朶の桜が立っている。

桜の下には、いくつもの生命が眠っている。
花を散らす。
もう居ないひとの哀しみに。
花を咲かせる。
産まれ出づる喜びの言寿ぎに。

やがて訪う眠りが安らかなものであるよう、
揺籠の上に葉を揺らしながら。
巡り、還り、いつまでも。
未来の貴方に、届くまで*]
(163) 2023/11/30(Thu) 22:47:47

どのように飼おうか
、と考える。

ひたすらに甘やかしてしまおうか。
欲しがるものならば何でも与えよう。
嫌と言う程注ぎ込もう。

漸くだ。
漸く、手に入れた。






俺だけのもの。


 


[音も無く、扉を開いて、閉じた。
横たわる身に被さるように唇を合わせる。

さあ、その名を呼ぼうか。


 俺だけの、

















]


**

【人】 苗床環者 メディウム

ー どこかの地 ー


[……あの日から、色々あって。僕らは雷恩のいる組織への同行を許可された。痛み止めは雷恩がいればどうにかなるし、ある程度の調剤も用意できるとの事だったから、少し戸惑いながらもそちらへ行くことにした。研究所のみんなはお祝いしてくれたし、外の貴重なデータを送るための機材も用意してもらった。

初めて見た、外の景色は『楽園』とは程遠い様相だったけれども。興味深いものがたくさんあって、退屈はしなかった。

不安だった共同生活も、なんだかんだで受け入れてくれるAIたちがいて。血と硝煙に塗れた彼らの生き様を直接見ることはほとんどなかったけれど、それでも僕らなりに馴染めていたと、思う。


…………外の空気は、澱んでいて、あちこちに危険な機械が跋扈していて。『旧人類』の犯した罪とは、ここまでのものだったのだろうか。考えても分かりそうにはない。ただ、僕は、僕らは。

新しくできた居場所で、あの人の隣で咲く。それだけだから。]
(164) 2023/11/30(Thu) 23:58:02

【人】 苗床環者 メディウム

[差し込んできた日光を浴びて、光合成をする。無機炭素がいくつか酸素になって空気に溶けていく。

僕ら1人ではこの世界を変えるなんて事は出来ないし、そもそも僕らがどうにかできるとも思っていない。『楽園』で真似事の失楽園を演じてみたりもしたけど、新たな礎なんてものになれる様な器でも、きっと無い。


ただただ、僕らは愛した人のために息をする。]


…………さよなら。


[なんとなく口を吐いて出た言葉が、誰かに伝わるでもなく消えてゆく。いったい誰に別れを告げたんだろうか。かつて生きてきた『旧人類』へなのか、それとも僕らが僕らへと成る前の存在にだったのか。


……僕らの雷恩アダム僕らイヴを呼ぶ声がしたから、応えるようにそちらへと向かった。


彼らが失った楽園を、再び取り戻す日まで。その日まではさよなら。
]**
(165) 2023/12/01(Fri) 0:11:11

【人】 六六六 ミケ

デハ何処カデ。
(166) 2023/12/01(Fri) 6:59:23