人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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視点:


バラニ司書 エルナトに投票した。
クロノ司書 エルナトに投票した。
ラピス司書 エルナトに投票した。
エルナト司書 エルナトに投票した。
フィウクス司書 エルナトに投票した。
リアン司書 エルナトに投票した。
シャルロッテ司書 エルナトに投票した。
アオツキ司書 エルナトに投票した。

エルナトは村人の手により処刑された。

クロノ! 今日がお前の命日だ!

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
クロノが無残な姿で発見された。
フィウクスが無残な姿で発見された。
リアンが無残な姿で発見された。

幽界の歪み
突如として空間が歪み、この世とあの世の境界が曖昧になってしまった! 今日に限り、生者も死者の声や姿をハッキリと捉える事が出来るだろう。

現在の生存者は、バラニ、ラピス、シャルロッテ、アオツキの4名

【置】 高等部 ラピス

【生徒名】ラピス・ラズライト/18歳/女

病名:ラズライト症候群

身体が部分的に硬質化する病気。
ある家系に初めて発現したため、当該姓より命名。
ラピスラズリによく似た色形をしているが、
サンプルを採取して研究したところ鉱石的な価値はない。
患者に現在症状があるのは皮膚、声帯、一部の筋肉組織。
投薬により進行を抑制することが可能。

患者個人は中等部以降、ハイパーグラフィアに似通った症状を患っており、
ストレスが閾値を越えると際限なく文字を書き続ける状態に陥る。
行動には注意すること。

但し上記の行動がストレス軽減の役割を果たしており、
それ以外に目立った問題もなく、精神状態を保持する能力が一定水準認められるため、
今回の治療において生徒回収担当者の一人に抜擢する。


追記:定期カウンセリングにて
ストレスが閾値付近で上下降を繰り返している
ことを確認。
当該生徒の治療を以て、充分に■■■■を回収できたと判断できる場合、
回収作業を停止する要件を一部満たすものとする。
(L0) 2022/05/08(Sun) 21:02:00
公開: 2022/05/08(Sun) 21:05:00
ずっと、勘違いをしていた。
病が治れば、僕も人を愛せるのだと。
食糧ではなく、同じ人間として。
人を愛し、人に愛される、普通の。
普通の人間になれるのだと。

母が僕を気味悪がって捨てたその日から。
僕はただそれだけが本当の望みで。
ただ、人を人として見たかっただけで。
この病が、そうさせてくれないのだと。
だから治れば、治れば。

違った。

治った末に、見た景色は。
今までご飯をくれていた家畜が。
唯々何も利用価値を失くしただけの気持ち悪い生物
に変わっただけの。
どうしようもなく昏い、暗い、景色で。

「……直してください………」

家畜小屋で、色んなものにまみれながら呟く。


「直してください。」
「元に戻してください。」
「人を愛させてください。」
「助けてください。」
「戻して」
「……戻して…………」



少年が救われる道などどこにもなく。


少年は、食堂には来なかった。

バラニは、エルナトの姿がないのに気が付けば、食堂を飛び出していた。
(a0) 2022/05/08(Sun) 21:18:26