175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】
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| ────。 (0) 2022/09/15(Thu) 0:00:00 |
[ふとアスベル様と目が合えば
柔らかく微笑みました。
……今日のアスベル様、一段と素敵ですわ。
言葉にしなくとも
伝わっていると良いんですけれど。]
[貴方と出逢わなかったら、
わたくし一人では、絶対に無理でした。
わたくしに、世界中に、希望を与えてくれた貴方。]
[髪、高いとこで縛ってんの、かわいー。
掴んでくしゃくしゃってしたくなる。
リボンも赤いドレスも、すげぇ似合って……]
(……んな、なぁ……っ!!?)
[肩とか胸元とか脚とか、
ちょっと出し過ぎじゃねぇの!?
はしたなくはねぇけど、色っぽ過ぎる……。]
……いただきます。
[ 目の前、ちょうど向かい合うように
座った彼女に倣うように一礼してから箸を取る。]
…うん。
[ 一口、味噌汁を啜って小さく頷いた。
彼女の作るご飯は美味しい。
思えば小さな頃…それこそ、初めて出逢った頃から、
彼女は料理が上手で。
…その意味を、あの頃の僕は深く考えたな、なんて。
そんなことがふと脳裏をよぎる。 ]
……、あたたかくて、おいしい。
[ ぽつりと呟く。]
…。
[ ―――もっと。
もう少し、彼女の問いかけに素直になれたなら。
彼女を、喜ばせるようなことを言えるんだろうか?
たとえば、続いた話題にだって
気の利いた返し方もできただろうか?
考えたところで、詮無いことではあるけれど
]
[ ―――もっと。
もう少し、彼女の問いかけに素直になれたなら。
彼女を、喜ばせるようなことを言えるんだろうか?
たとえば、続いた話題にだって
気の利いた返し方もできただろうか?
考えたところで、詮無いことではあるけれど
]
……それは、大丈夫なの?
何か言われない?
[ 一緒にいられて嬉しいという気持ちより
寧ろ心配のほうが多かった。
今年の春に彼女が入学したこの学園は、
全国から選りすぐりの退魔家系や特殊な能力、
得意な体質を持つ者たちが集められた
闇に巣食う者たちを狩る、退魔のエキスパート集団。
そんな中にあって、彼女の立場というものは
実のところかなり難しい立ち位置だった。
先程彼女が口にした、親しい友人がいないというのも
そのあたりの彼女の事情を如実に表現したものだった。 ]
……。
[ 彼女に、友人が――普通に友達と呼べる存在がいないのは、
ほぼほぼ間違いなく自分のせいだ。
だが、同時に自分がいないのならば。
―――…学校に通ったり料理や裁縫をするような
今の生活を、彼女が行うことは難しかっただろう。
彼女が『普通』とは言わずとも
それなりに人間的な生活ができているのは
他の誰でもない、彼女の『保護者』のおかげなのだから。
―――なんてことを、考えていれば。 ]
…あ。また何か難しいことを考えていたでしょう?
[ 彼へ手を伸ばすと、 軽く彼の頬をむにむに、
マッサージ代わりに軽くもむ。]
……いいの。
いちおう、先生の許可はとってあるしね。
『実質夏休みも返上して頑張ってくれてたのだから、
多少羽を伸ばすくらいはあっていいだろう。
みんな、あらためてありがとうな』
って、お礼を言って貰ったよ。
もちろんわたしだけじゃないけどね。
それに。
先生からも街中で封印を解かないようにって
厳命はされてる。
もちろんわたしだって、よっぽどのことがない限り、
そんなことするつもりはないよ。
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