人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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いきなりとんでもねえことになったにゃん。

上記の通り死人は赤窓発言できないにゃん。
エピに入ったらまた発言できるにゃん。
多分蘇生されてもまた発言できるようになるにゃん。

ドンパチロールの打診が来てるなら本日の襲撃は
他二人のどっちかがやった方がいいにゃんかね……

/*
なるほどな〜。解説感謝しますの。
はじめての赤窓ライフ、短(たん)!

ドンパチの詳細も今詰め中なので、襲撃先決まってからお二人にお願いする形になるやもですわ。
現状死の打診先が噛み先になったらやらせてくださいまし。
こんなんで大丈夫じゃろか……(不安)

/*
襲撃せず散ってしまう狼の命、儚いにゃん……
墓落ち後は残った狼の赤窓劇場をお楽しみくださいにゃん。
この窓辛気臭いにゃん……


凶狼ちゃんはわりと誰にでも殴り掛かれるからwhoでも良いにゃんけど、
独断で決めちゃっていいなら独断で任意のお人を襲撃しに行くにゃん。
お仲間が襲撃行きたい感じだったら譲るにゃん〜



「投薬の影響だったら嬉しいんですけどね」なんてどこか楽しげに話した後。

「何も言ってないのならそんなしかめっ面しなくてもいいのにー。
 まあでも、何にせよこんな緊急事態です。どんな人でも少なからずメンタルに乱れが出るのも仕方ありませんよ」

場を離れる素振りを見せると追いかけようとしないのか、見送る姿勢でいるつもりだったのだが。

「……あれ?そういえば古後さん。貴方関係者なんでしたっけ」

何か言う事を思い出したのか、突然声を上げて貴方に問いを投げかける。


「………嫌な気配がするんです…」

あなた達から、ずっと。

ぽつりと零したのは、何かが違う、という言葉へのある種の肯定。
怖がらなくていいという言葉に対しては、翻って否定となる。

臆病な加害者の最も強い意思は、恐怖に根差すものだった。
故に少しでも自身にとって脅威と感じたものに過敏だった。
そのようにして恐ろしいものあなた達を見付け出してしまった。

飽くまでも気質的にやや特定のものに過敏だ、というだけで
その意思の象る形は感覚に関連したものではないけれど。

「……同じで、仲間であったとしても…
 それは互いに互いを脅かさない保証にはなりませんよね…?」

「どうしてそうやって笑っていられるんですか?
 どうして取り乱さずにいられるんですか?
 僕は……あなた達の事も、他の人も、同じくらい怖いんです」

自身の事を何もかも一切合切棚上げにして。
視線は恐ろしいものでも見るように二人の表情を見遣って、
あたかも自分が弱者であるような顔をして怖い怖いと嘯いた。


「僕は怖い人が嫌です……」

「だから僕は、できるだけ…
 僕が怖いと思った人に居なくなってほしいです……でも、」

それが無謀な事だとはわかっていた。
結局は自分以外のほぼ全てを恐れているのだから、
ある程度の順序は立てなければならないし、何よりも。

あなた達が、少なくとも。
自身の事を脅かさないものであるのなら。
それに越した事は無いのは言うまでもない事だった。

「…それでも、あなた達が……
 協力をとは言いません、ただ僕がそう思う事を否定しないなら…
 恐ろしくとも、あなた達を排さない理由には十分です……」

「…誰からでもいいんです、僕は…
 あなた達を優先する理由が無いなら、他の人からで…」

この場で一番何を仕出かすかわからないのが、
その実自分自身なのだとわかっているのか、いないのか。
怯えたように自身の上着の縁を握り、ぶつぶつと続けた。


「そっか、無理に怖がるなって言われても嫌だよな。
ごめん。叶さんはそのままでいいよ」

「深和さんはある程度事情を知ってんのかな?
皆が知ると不安がりそうだし、隠しておいて正解かもね。
……あれ、でもこの調子だとバレるのも時間の問題かな?」

青年の胸中にある焔は、誰かの平穏を守ってやりたいという欲求だった。
かといってそこに在るだけで脅威となりうる事実を否定することはできない。するつもりもない。

「なんでだろうな?
より怖がってる人を見ると〜ってやつかもな、
お化け屋敷とかでよくあるやつ」

それは揶揄しているように聞こえるかもしれない。
本人にそのような心算は微塵もないのだが。

「いーんじゃない?」

だから、答えもあっけらかんとしたものだった。

「積極的にあーだこーだするのかは、まあ好きにしたらいいとして。
こんな状況なんだから怖がるな!いつも通りにしてろ!なんて方がおかしいでしょ。
みんな好き勝手してんだから、俺たちだって好き勝手やろうよ」

「俺は皆が大人しくしてくれれば守られてくれれば今のところ何もする気ないし、叶さんの平穏に必要なことがあるなら協力する。
そういう形でどう?」

ユウキ
「そう説明は多くなかったし、何が起こるのやらはわかったものでもない。
 色々と起こり得ることの候補は想定しておいたほうがいいだろうけどな」

わざわざ不安を煽り立てるほどのこともない。
相手がわざと苛立たせようとしているのでないのなら、言って返す必要もない。
少なくともそう判断したのか、廊下の向こうに足を進みかけて。

「ああ、父が此処にいる。通信はつながらないが……無事ならそれでいい。
 ……無事と言える状況でないから、ここまで武装職員が来ているのだろうけれどな」


「私は……私がこうなる理由を知っているから。

 出来る限りの脅威を避ける努力を、
 自分の内側で全て済ませてから、
 物事を考えるようにしているから」

ここに来てより一層“頭が冴えている”ようにも思える。
恐怖も、受容も、諦観も、その全てが、
脳の中心で渦巻いて蕩けていくような。

「一見動じていないように見えていても……
 脳内で全て済ますか、諦めたかして、
 漸く平常心でいられているものなのですよ」

それにきっと他二人が自分に害意を向けたら、
なすすべなく蹂躙されてしまうに決まっている。
なら、出来る事は、それを避ける事だけだ。

『今までと何も変わらねえ。
 波風立てないようにすれば、
 きっと何もない明日が来るんだ』

視線だけが、対照的な二人の間を往復して。


「この場に一番の無能がいるとすれば、
 それは私以外に他なりませんとも。
 貴方がたが味方に着いてくれるというなら心強い」

そして更に真反対に。
只管に卑下をして、敵意のないことの証明とする。

『平伏する。生き延びられればなんだっていい。
 牙を尖らせる犬は殺処分される他ないから。
 何を成そうにも、反抗だけはしてはいけない』

欲を捨て、自我を希薄にし、
それでも尚心中に根強く存在するものは、
何らかの『標的』になることを避ける、
野生動物にも近い生存本能。

排除する者にも、庇護する者にも、
どうにかして取り入ろうとする、弱くも強かな者。

「……協力は惜しみません。
 是非、お二人のやりたいようにしていただければ」



「ああ、お父さんも……。ここって施設内部でしかネットワークは繋がらないみたいですし、連絡がつかないという事は無事に外へ避難できたという可能性もありそうですね。そうであることを祈りましょうか!」

そこまで話して、何か考え込むように首を傾げる。

「それならやっぱり、ちょっと不思議なんですよね。

 百歩譲って被検体となった古後さんの要求が突っぱねられたことは仕方ないとしましょう。投与されてしまった被検体を色んな意味で外部に出してはならないという施設側の思惑も考えられないわけではありませんから。

 ただ、それ以前に。投与する時点で被検体がどういう人物なのか調べられなかったのかなって。例えばうっかり政治家の方とか手を出そうものなら人なり会社なり首が飛びそうじゃないですか。
 でもこうして関係者の御子息である古後さんが巻き込まれている。それって、なんか──」

淀みなく流れていた言葉だったが、最後は不自然なところで途切れてしまった。

「……ああいや、なんでもないです」


「……僕の平穏が、
 あなたが皆を守る事と相反する事だとしたら?」

そろり、暴力的なまでの庇護欲を抱く者を見て。

「……元を断たず、諦めて、目を背けて逃げ続けるだけでは、
 その間にも恐ろしいものはどんどんと膨れ上がり…
 いつかは暗がりを這い出して自分の前に現れるのだとしても?」

そろり、安穏な一時の為に自我さえ殺す者を見て。

天に跼まり、地に蹐して。
嵐をやり過ごした後に、望む日常は無いのだとしたら。
はたして自分達はいったい何処へ向かえば良いのだろう?


豺狼路に当たれりいずくんぞ狐狸を問わん。

ちいとも答えの見えない考えに今耽るべきではないのだろう。
嵐が過ぎた後の棲家の心配をするのは、
上手く嵐をやり過ごす術を考えた後でいい。そのはずだ。

「……それでも構わないと言うのなら…
 僕は、あなた達の事は……今は僕を脅かすものではないと……」

「…そう思う事にします」

──今は。

一時の平穏がいつまでも続くと信じ込めはしない。
少なくとも、今は。

「……だからまず対処すべきはあなた達以外の誰か…
 …僕はここで、もう少し考えます。
 お二人は自由解散でどうぞ、……」

「………その『声』は、隠し事には少し不便そうですね…」

ふと独り言のように呟いて、ちらりと声の主の方を見遣る。
こうして言及した事に他意はなくて、
ただきまりの悪い心地を隠すには不便そうだと思った。

/*
というわけで本日の襲撃は凶狼が行こうかと思うにゃん。
流れ的にもそうだし言い出しっぺだしにゃん。

特に問題なさそうなら少々シンキングタイムののちお知らせするにゃんな〜

ユウキ
「それってなんか、自分の息子を被検体にして構わなかったように、か?」

さぞ、まくしたてて言いたかったのだろうことを代わりに言う。
貴方の言葉で何かしら堪えたものがあったかのような表情には見えなかった。

「まるで泥棒に育てられたかのような口をしているな、お前は。
 さんざ頭を使わせて申し訳ないが、他人が想像できるような話ではないよ」

宛先のない謝罪を口にすると、その空間を後にした。

「さあ?
その時に俺がそうしたいと思ったことをする。
それだけだよ。
言ったろ?好き勝手やるって」

暴力的な庇護欲はあくまで傲慢な視点からの施しだ。
力を持たざる者たちからすれば、それがどう映るかも解っていて、そう振舞っている。

「その時に面白い守りたいと思えば、俺は叶さんの味方をするよ。
これも約束したっていい。
元を断つために、諦めず、目を逸らさず立ち向かって……
そうして恐ろしいものをぜーんぶなくした時、
あなたはどんな顔をしてくれるのか、とか?」

「……なんてな。
冗談だよ、ちょっとだけな」

どこまで冗談なのかは、貴方の判断に任せるとして。

「何かあれば相談してくれよ?
俺たち三人、仲間共犯者なんだからさ」

それだけを言い残して、青年は部屋を後にした。
扉を背に ふう、と一息ついて歩きだす。
やっぱり、最後まで笑顔のままだった。

/*
こちらは問題ありませんの。
お任せいたしましたわ、凶狼お嬢様〜

ライカは、落ち着いた頃、一人で歩き回っている。カメラを片手に。
(a34) 2022/06/02(Thu) 1:11:24

ライカは、シャッターを切る音は、響かない。
(a35) 2022/06/02(Thu) 1:29:33

【人】 未だピンボケ ライカ

暫くして会議室に戻ってから、ホワイトボードを見 
えっ?はんぺんの化け物?

絶妙なイラストたちを見て、少し気が抜けてしまった。


後ほど、手隙の時にチーターanimalのイラストを69ほどの出来で追加していたことだろう。
(66) 2022/06/02(Thu) 4:02:01
ライカは、動物を描くのは得意。
(a39) 2022/06/02(Thu) 4:11:04

ライカは、先輩、絵が上手いなあ。
(a42) 2022/06/02(Thu) 4:24:17



「ああ、そうそう。それですそれ」

表情を焼き付けるように見つめながら肯定する。申し訳なさや後ろめたさ等は特になく、すっきりしたような口ぶりだった。

「貴方の例えは随分品がありますね。不躾に踏みこんで荒らしてしまったようですみません。分かっていても聞かずにはいられませんでした。

 
……ああでも、まだ足りないなあ


その場から去る貴方を今度こそ手を振って見送ったのだった。


『助かった……
 オレも脅かされるのは御免だ……』

深く息を吐いたその理由を、
響く声が代弁して。

「……何か違うと思った事が外に漏れてなかったあたり、
 ちゃんと分別があるようなのが幸いですがね」

「私は、助力を惜しまないし、
 手助けしていただけるならそれを遠慮なく願います。

 ……お二人は……いえ、愚問でしょう。
 くれぐれもお気を付けて』

ライカは、ヒトデanimalクッキーを貰った。
(a59) 2022/06/02(Thu) 15:48:50

ライカは、"starfish"は……強いのかな?
(a60) 2022/06/02(Thu) 16:02:04

/*
凶狼通信だにゃん。現在こっそりこそこそ相談中……なんだけども
おおよそ本日の襲撃先は結木さんになりそうだにゃん。大丈夫かにゃん?
念のためのご連絡だにゃん。

/*

いいよ〜 がんばれ〜!
今日滅びの方もがんばってね 初回の死体ってめっちゃ雰囲気作っていけるよ(経験談)

/*
了解ですわ〜‼️ 問題なしでしてよ
滅びの準備も頑張りますわッ……

/*
みんなで一緒に良い滅びのスタートを切るにゃん。
がんばりまああああああああす!!!!!!!!!!

「古後さんにはまだ聞きたいことがあるし、いや勿論皆さんに聞きたいことなんて山ほどあるんですけど……。

 あと忘れずに行きたいのは資料室と薬品保管庫かな。でも資料室は絶対関係ないものまで読み漁ってしまいそうだし、かといって薬品保管庫は知識無いまま行ったら有用な物を見落としてしまいそうだし……。
 ああ!体と時間が足りないな〜〜〜!」

指折り数えてひぃふぅみぃ。やりたいことを数えていく。

「ふふ、楽しいなぁ……今とっても充実してる」

まるでテーマパークに来た子供のよう。楽しげにそれは響いている。


それぞれが思い思いの言葉を残して、
残った臆病者もまた、暫しの後に部屋を後にして。

そうして、決して短くない時間が経った後。

「………………」

人目を避けるように、一人再び人気の無い部屋へと戻って来て
布切れをあてた片腕を抑えたまま机の陰へと座り込んだ。
じわりと血の滲んだ布の下にある裂傷は、
既に血を流す事を止めつつある。

傷を負ったのは、自分の能力が傷付けた片手だけ。
衣服に僅かに点々と散った赤色は、自分のものではない。

──この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。
地獄の門を通り、地獄の前庭を通り、
いよいよ辺獄へと踏み入ってしまった者の行き着く先は何処なのか。

ライカは、片っ端から回収してきた資料を、右に倣って机の上に。
(a84) 2022/06/03(Fri) 20:49:23

「なんで気になるのか、考えていたんですけど」

ぼんやり、独り言つ。

「誰よりも立ち位置が複雑だからなのかな。
 関係者のようで、でも色々と知らなくて。
 観察される側ではあるけど、今後選ぶ道によっては観察する側になる筈でもあったのかな。

 事実を知って、力を手にして。
 貴方は何を思うのか。
 貴方の選ぶ道を、貴方の意思を知りたいんだと思います」

 




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