人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 夏・お祭り後の篠田屋さんで ―

[お祭りからそう日も空けずに、
私は篠田さんの姿を探して、篠田屋さんに顔を出していた。
借りたリボンを返そうと思っての事である。

その後すぐに会う事が出来たか、
数度目の訪問になったか。
私は篠田さんの姿を見付けると、明るく声を掛けて]


 篠田さん。この間はありがとう。
 お仕事中にごめんね、これ返しておかなきゃと思って。


[そう言って、あの日のリボンを差し出した。
他のお店の人、ご家族かな、
そちらとも目が合えば会釈をして。]
 
(216) 2021/07/29(Thu) 19:50:43

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それから少し、話せる時間はあっただろうか。
それなら、]


 篠田さん、お洒落の力ってすごいね。
 なんというか……私が勇気を出せたの、多分、
 篠田さんのリボンのおかげもあるんだろうなって。

 あ、こっちの話。でも本当に、ありがとうね。


[と、篠田さんには何の話かわからなかったと思うけれど、
私は笑顔で、しみじみとお礼を言っただろう。]
 
(217) 2021/07/29(Thu) 19:51:19

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……ところで私は、あの時>>66どころか、
この時に至るまでわりと、こう、
ある人物の前では挙動不審に陥ったりしていたので。>>214

どうかな、篠田さん、察しが良さそうだから。
それか、稲出くんから何か聞いたりもしただろうか。
(私も、その後の二人の関係について聞く事はできた?)


私が直接、篠田さんに理由を聞かれたのは
いつのタイミングだったかな。]


 え?!あ、あのお祭りの時の事?
 あ、あ、あの時はそのー……

 ……えーと。あのね。あの時、すす好きなひとがね、
 他の子と一緒にいるの、見ちゃって……。

 いや、その時の事はもう、大丈夫なんだけど。
 私、そんなに変だったかな……?
 恥ずかしい……秘密にしてね。


[と。お世話になった篠田さんだから、正直に答えた。
その相手が篠田さんだった事は言わなかったけれど。]
 
(218) 2021/07/29(Thu) 19:52:33

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな感じで。
私と篠田さんの間には、
仮入部の時の事とか、お店への注文の事とか、
それ以外、それ以上の何かができたかもしれなくて。

だから私は、服を買いに行く時、
お店で篠田さんを見掛ければ、アドバイスを求めたり。
雑談しても構わないなら、他にも色々な話をして。

それから、こんな事も。]


 あのね、大分気が早い話なんだけど。
 来年こそは、浴衣、着てみたいなと思っていて。

 大きいサイズの注文って、
 いつくらいからしておけばいいのかな?
 オーダーメイドで結構、高くなっちゃったりする……?


[おそるおそる尋ねてみたのだけれど、
その返答によっては、私はこれからの一年、
色々なアルバイトに励む事になったかもしれない。]
 
(219) 2021/07/29(Thu) 19:53:35

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[ちなみに、いざ注文しますとなった時。
私のオーダーは、穏やかな朝焼け色の。
あるいは東雲色、曙色、全く同じじゃなくても構わないので、
それに近いような色合いで。と、お願いした。
色の方を指定するので、柄までは、とそちらはお任せして。
私の意図?それは秘密です。



私はまだ、お洒落については全然初心者で。
だからそれが、自分に似合うかどうかもわからないけれど。
でもそれなら、自分の着たいものを着ようかなって。

そういうの、悪くないんじゃないかと思うんだよ。>>0:272]**
 
(220) 2021/07/29(Thu) 19:55:22

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 例の物 ―

[それは文化祭よりも前の事。
ある日の帰宅途中の事だったかな、
朱鷺也の友達の、稲出くんから話し掛けられて。>>194
(だからごめんって)(それはごめんってば!)
]


 あれ、稲出くん。
 わ、可愛いね、散歩中?
 稲出くんのお家の子?


[と、まずは可愛い黒柴に目線が行って。
でも稲出くんが続けた話には、えっ、と思い]


 え、ほ、欲し、
 …………いや何で??


[私達四人が、いつどこでどれだけの
情報共有をできていたかは、判然としないけれど。
少なくとも私は、この時に、
改めて色々と認識したのだと思う。]
 
(240) 2021/07/29(Thu) 22:16:54

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[なので、とりあえず疑問をぶつけた私に、
稲出くんが協力を求めてきたのを受け。]


 ……あー、うん、ニヤニヤね……うん、わかる……
 そういうの好きそうだもんね……。
 そうかー……、なるほど……


[私は、遠い目になりつつ。
内心、自分の過去について考えていた。

……あの頃、私にはそんな顔見せないくせに、
他では楽しそうにしているのを見て、
腹を立てていた事もあったなあ……って。


うん、そうだね。稲出くんのためなら、うん。
いいよね。協力するだけだから。
そう、これは稲出くんのためなので。]
 
(241) 2021/07/29(Thu) 22:18:04

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 わかった。
 私に何が出来るのかはよくわからないけど、
 とりあえずその写真、全部貰うね。
 今、連絡先教えるから、
 あとでデータ送ってくれる?


[私はそう言って、良い笑顔でスマホを取り出した。
枚数のほどがわからなかったので、
送受信はWi−Fiの方が良いんじゃないかと思い、
今はとりあえず連絡先の交換を申し出て。

そんなわけで。
黒柴に釣られたわけではないのだけれど。
しばいぬ
可愛いね。モフモフ。もふもふ。
よーしよしよしよし!ふふふ。]
 
(242) 2021/07/29(Thu) 22:20:00

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[さて、その後。
自宅で無事にデータを受け取ったなら、
秘蔵写真とは一体どんなものなのだろう?と、
わくわくと画像を開き]


 あれ、文字入り……?
 普通の写真じゃなかったのか……な…………


[私は一瞬フリーズし。

その後、十分くらい笑って動けなくなった。


今宵何???>>1:-68
え?聖域が??何?????>>-88



ドヤ顔と甚平が似合いすぎててもう駄目だった。

なお、後半の文言については、
個人的に色々とあれがそれですので、
触れない事と致します。完!
]
 
(243) 2021/07/29(Thu) 22:23:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それから私は時々、一人の時とか、暇な時とかに、
貰った写真を眺めてはニヤニヤしている。
例の画像を見ると、まだ吹き出しそうになるので、
それだけはちょっと、気を付けているけれど。

画像を受け取った次の日には、
なかなか朱鷺也と目を合わせられなくて困った。
何でもないよ、と言ったけれど、信じて貰えたかどうか。
うっかり一回だけ、]


輝神……ふっ。ふふ。
     



[と小さく漏らしてしまい、慌てて口元を押さえたっけ。
いやでも、そういう事なら、
バレてしまった方が稲出くん得ですか?
>>195

なお、一番のお気に入りは、無防備な写真の方。
暇があれば、何回も見てしまう。

稲出くんの動機はともかく、私は心から感謝した。
本当にありがとう稲出くん。
今度お返しするね。
]**
 
(244) 2021/07/29(Thu) 22:26:50
* * *


[ ふと、消えていく一つの気配。
  それに気づいたのは狐だけではなくて。 ]

  『 嗚呼、いってしまうのね。
    やり残したことは叶ったのかしら。
    彼女の願いは、花開いたのかしら。 』

[ 小雪はそれを聞いて首をかしげる。
  まだ、母親の言葉の意味は分からない。
  どうしたの?なんて聞けばううん、と
  母親は首を振る。少し悲しそうに眉下げて
  咲いては散っていく花火を見つめながら。 ]


  『 祓え給い、清め給え、
    神ながら守り給い、幸え給え。

    魂が迷わずに導かれますように。 』


[ 祈りを聞いていた小雪は
  それに重ねるように、一言。 ]


    はなひらのかみさまに
   *ねがいがとどきますように*

* * *

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 文化祭の前、九月のある日・朱鷺也と ―


 え?


[と、最初に尋ね返したのは、仕方なかったと思う。
だって、それは予想外の答えだったから。>>177

秋頃にもなれば、デートだって何度かしてた私達。
と言ってもお互い高校生の身、
例えば放課後の花巻庵で和菓子を買って、
近くの公園で食べるような、そんなのもカウントしてた?
あれっ……じゃあそれはデー……>>88う、ううん私はきっとその話知らないから……


ともかく、その日は何かの帰り道で。
去年の事、笑い話のつもりで話した。
あの頃名前呼んでくれなかったから、
私はしっかり下の名前まで書いたんだよって。
それから、成績、最近どう?
って、そのまま流れていく話題だと思ったのに。]
 
(266) 2021/07/30(Fri) 0:02:10

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 え? ……そ、そうなんだ。

 意外だね、朱鷺也がそういうの、
 取ってあるなんて……


[カミングアウトをようやく理解したら、>>178
朱鷺也の方を見て、しばし瞬きを繰り返し。

つい、と視線を別に向けると、
私は雑談の続きのように、カミングアウト。]


 …………私も取ってあるよ。
 朱鷺也は名前、最後まで書いてくれなかったけど。>>174


[照れ隠しに、
最後のはちょっと、拗ねたようなお返しを。]
 
(267) 2021/07/30(Fri) 0:03:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[その後、文化祭の話になって。>>179
君の照れ隠し、私は最初気付いてなくて、
普通に応じていたのだけれど。]


 あれ、なんで鶴の絵の事知って……
 あ、もしかして、去年見に来てくれてた?
 朱鷺也も実は、書道に興味持ってたりする?


[藪蛇だったんじゃない?>>175
君も、
それから私もね。

だって。私は。
下手なりに、一生懸命、描いていたんです!
二回言われるほど……いやもうそれ四回言ってない?ねえ?
それほどだったって、もし君の口から聞いたなら、
しかも、君の方が上手く描けるって???聞いたのなら、


……どちらにせよ。今年も、私は鶴の絵を用意している。
一年前に35点と言われ、あれから再び練習を重ねたのだ。
今年は更に、(38)1d65点ほど加点されるはずなので!]
 
(268) 2021/07/30(Fri) 0:07:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 今年はもっと頑張るよ。
 良かったら、見に来て。

 あ、ステージでパフォーマンスもやるんだ。
 袴着るんだけど、今年は着物の方新調して、
 篠田屋さんにお願いしてるから、
 今から、着るのが楽しみなんだよね。


[そう話して、笑いながらお誘いもしてみた。
もし朱鷺也が来てくれると言うのなら、
自分の担当時間がわかったら、真っ先に伝えただろう。]
 
(269) 2021/07/30(Fri) 0:09:02

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[ところで。
そんな時間の、どこかのタイミング。
他愛ない会話の中の、一つの話題のように。]


 そういえば朱鷺也って最近、
 何か欲しいものとか、好きなものってある?


[そう聞いてみたのだけれど。

……あからさまだったかな。

でも、もし何でって聞かれても、
別に。って私は答えるから。

君の誕生日くらい、もう知っていたよね。
]*
 
(270) 2021/07/30(Fri) 0:09:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

― 文化祭・篠田さんと ―

[
あ、そこ見られ…… いや撮られ!!?>>172

ている事に、私は気付かない。そう気付かなかったのです。


演技の後、客席から篠田さんが
大きな拍手を送ってくれた事には、勿論気付いた。
舞台を下りる前の一礼に、やっぱり笑顔を乗せて返す。

その後、展示の方にも来て貰ったから、
そこで改めてお礼を言って。>>173]


 篠田さん!こっちにも来てくれたんだね。
 今日はありがとう。手を振ってくれたの、見てたよ。
 拍手もすごく嬉しかった。

 あ、勿論このユニフォームも!
 みんなとても気に入っていて。
 これのおかげで私も、すごく気合いが入ったし。
 本当にありがとうございましたって、
 ご両親にもまた伝えて貰えたら嬉しい。


[先に他の部員と話をしているのも見えたので、
部員達の感想はもう、聞いていたかもしれないけれど。

その後は、せっかく来てくれたのだし、
何か質問があったりすれば、私が答えようと。
作品を見る篠田さんの方を、私も見守っていた。]
(273) 2021/07/30(Fri) 0:13:26

【人】 二年生 田邊 夕鶴

[またもう少し後の話。
篠田さんに割引券を貰っていたので、
一人の時間ができたら、私も茶道部の方に寄らせて貰った。

どうせなら篠田さんのいる時間に行きたいと、
券を貰った時に担当時間を聞いておいたので、
その時間に合わせて。]


 篠田さん、来たよ。
 さっき言いそびれていたんだけど、
 今日の和服姿も、すごく素敵。
 ねえ、私も写真撮らせて貰っちゃ駄目かな?


[と、和服についても感想を。
私も先ほど、舞台の上から、
写真を撮られている事自体は気付いていたので、
お返し……というわけではないけれど。
篠田さんが頷いてくれるなら、何枚か撮らせて貰って。

その場でこっそり、その帯、誰かさんに横流ししましょう。
添える文面は「もう見た?」で。
こっちはお返しになったかな?>>244


そんな事もあったかなかったか。
ちなみに、私のお茶の出来については、
40点という所だったもよう。]**
(274) 2021/07/30(Fri) 0:15:29

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 九月のとある日・朱鷺也と ―


 うん。私も。


[驚いて、それから笑う君に、>>308
そう言って私も笑ったけれど。

例えば他にも、
近況を添えて、毎年送られる年賀状とか。
他愛ないやり取りの続くSNSとか。
もっと私にも、そういうものがあったなら。
あの紙は、勉強のためのファイルに放り込んで、
それ以外の意味は成さなかったかもしれない。

適当な紙。
そんなものしか、私の手元には無かったんだから。
って、そういう事。

これからは、どうかな――
でも私はきっと、あの答案。
それでもずっと、取っておく気がするな。
]
 
(326) 2021/07/30(Fri) 18:52:19

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[書道については、ばっさり言われてしまって。
だよね……、わかってはいたけれど、ちょっと意気消沈。
でも、見に来てくれると聞けば、すぐに気を取り直す。


当日、顔を見せてくれたら喜んで迎えたし。>>309
そこはバッチリ見なくて良かったんだけどね!?

ねぎらいの言葉には、ありがとうとお礼を言ったし、
作品を見てくれたら、あれこれ説明もしたかな。

朱鷺也はやっぱり、
そんなに興味無かったかもしれないけれど。


「私、手書きの字って好きなんだよね。
 今度、朱鷺也も何か、手紙でも頂戴。」


と、冗談半分、期待半分で言ってみたりもして。
]
 
(327) 2021/07/30(Fri) 18:54:17

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[好きなものが自転車だと聞けば。
さ、さすがにそれは予想外……というか、
贈りたくても贈れない。と内心頭を抱えた。

だってそれなりの自転車の価格は……
高校生の誕生日プレゼントでそれを贈ったら、
かなり重いかなって。さすがの私にも、わかって。]


 そ、そっか。変わってないね。
 そういえば、初めて会った時も
 自転車見に来たんだもんね。懐かしいな。


[なんて、思い出話に繋げて。
たい焼き、は頭の片隅に留めたけれど、
それはそれで、うーん。ううーーん。

でも、昔の朱鷺也を思い出すと微笑ましかったので、
そっちはそっちで、笑いつつ。

私の悩みは一旦置いておいて、
その日は普通にお喋りをして、終わったんだと思う。]
 
(328) 2021/07/30(Fri) 18:55:31

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 十月一日 ―

[月の始め、その日の前日に。
私は朱鷺也に「明日の放課後少しいい?」と、
予め約束を取り付けておいて。
自分の方は、部活の休みを取っていた。

いざ放課後になったなら、
朱鷺也には公園で待っていて貰い、
私は花巻庵で、ほかほかのたい焼きを買って来て。]


 今日、誕生日だよね。おめでとう。
 これ、プレゼント。
 多かったら、つぐみちゃんとかにも分けて。


[そう言って差し出した。
…………だって、他に思い付かなくて……。

だけど、心ばかりの贈り物。
たい焼きとは別に、小さい紙袋を一つ、添えていた。]
 
(329) 2021/07/30(Fri) 18:56:38

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私はこの数日間、お裁縫に挑戦して。
篠田屋さんで買った和柄の端切れで、お守り袋を作っていた。

(この頃はまだ、鳳さんとの仲は
 ぎこちなかったのかもしれないけれど。>>190
 でももしかしたら、端切れが買えるって事、
 彼女から聞いたんだったかもしれないな)


袋が完成したら、中に入れる紙に、一筆したためて。
祖父にお願いして、すごく良い匂いのする、
一番良い墨を貸して貰って、自分で磨った。
朱鷺也の願いが叶うようにと、
丁寧に想いを込めて書いた字は、ほんのりと香り立ち。
それから、二羽の鳥の絵も添えて。
鶴と朱鷺……ぎりぎり判別可能、だと思う。

お守りを開ける事ってそんなに無いと思うから、
朱鷺也がそれに気付くかどうかはわからないけれど。
私は別に、気付かれなくてもいいと思って。
丁寧に丁寧に、それを作った。

神社のお守りと違って、特別な御利益は無いけれど。
でも他に何も用意できなかった分、
せめて気持ちだけは、いっぱい詰め込んで贈ろうと。]
 
(330) 2021/07/30(Fri) 18:57:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんなお守りを入れた紙袋を、
朱鷺也がその場で開けるなら]


 あの、自転車はちょっと、
 さすがに用意できなかったから。
 朱鷺也のお願い叶うといいね。ってお守り。

 ……効果のほどは、保証できないけど。
 き、気持ちだけでごめん……。


[そう説明する。

それから、やっぱり『ナシ』なプレゼントだったかなあ……
と、朱鷺也の反応を窺っただろう。]
 
(331) 2021/07/30(Fri) 18:58:55

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[夏の夜空にかけた願い事。>>2:182
あの日何を願ったか、叶ったかって、
そんな話をした事はあったかな。

あったとしても、なくっても。

君がもし、新しい願い事を見付けたなら、
それが叶うといいなって。そう思う。>>310]**
 
(332) 2021/07/30(Fri) 19:00:04

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― その次の、君と私の夏祭り ―

[その日はきっと、約束をして。
私は朝から落ち着かなかった。

篠田屋さんで注文した浴衣を>>226
早めに行って、着付けて貰って。
いつものポニーテールを、今日は全部アップにして。

待ち合わせの場所で君を見付けたら、
私は少しはにかんで笑い、こう言った。]


 どうかな、似合ってる?


[いつかと違い、明らかに何かを期待する声色で。>>0:336

朝焼けの空に、飛ぶ鳥達のシルエットが白く浮き上がる浴衣。
でも私は、それについては何も言わないまま。]
 
(369) 2021/07/30(Fri) 21:49:50

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[朱鷺について、調べた事があって。
その時、朱鷺色というのは、東雲色や曙色の、
夜明けの空に近い色なのだと、そう書いてあって。

朝焼けの朱鷺
に、
夕暮れの鶴

その色合いは、どこか似ている。
私達の名前にまたお揃いを見付けたような気がして、
私は、なんだか嬉しくなった。>>0:258

私の浴衣のオーダーは「朝焼け色」。>>220
その意味をわざわざ、自分から語る事はしないけれど。

朝の色か。夕の色か。それとも朱鷺色か。
君がこの色を見てどう思ったかわからないけれど。
私はどれだと言われても、「そうだよ」と答えるだろう。

朝焼けを飛ぶ鶴。夕暮れを飛ぶ朱鷺。
それから、君の名前の色。
私はどれでも、構わないから。]
 
(372) 2021/07/30(Fri) 21:54:10

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そうして今年も、また屋台を巡ろう。
商店街のみんなの所にも行って、
あれやこれやと買い込んで。

花火を見るのは、またあの階段で。
今年は浴衣なので、急に走り出したりしませんよ?

みんなが花火を見てるから。
私はこっそり、君に手を伸ばそう。
さすがにもう、手を繋ぐくらいでは
挙動不審になったりしないけど。

でも、一年前の事を思い出すと、
少しだけ、私の頬は染まり。]
 
(374) 2021/07/30(Fri) 21:56:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 ねえ、ちょっとだけ、
 お参りに寄ってもいいかな?


[帰り際には、そう言って。
私は今年の夏の願い事をする。

と言っても、私のお願い事は、
もう十分に叶えて貰っているから。

今の、私が願うのは…… >>332]
 
(375) 2021/07/30(Fri) 21:58:54

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[君と、幼い頃に出会って。
それから中学生になった時、
高校生になった時、
そして、一年前の夏。
私達の関係は、移ろう季節のように変わって行った。

君の、夏以外の顔も知って。秋と、冬と、春を過ごして。

そして今の私達は、高校三年生。
これからまた、色々なものが変わって行く時期で。

だから、明日の保証なんて何も無くて、
また、お互いすれ違う事もあるのかもしれない。


それでもね。私が今日も願うのは。
あの日書いた文字と、一言一句、違わぬ言葉。>>330]
 
(376) 2021/07/30(Fri) 22:00:15
 




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生存者 (11)

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39回 残----pt

ねがいごとひとつ

篠田 小牧
74回 残----pt

『愛』してますよ

神田 京平
42回 残----pt

ミラレテシマッタ

稲出 柊一
46回 残----pt

『愛』してる

鳳 凛
38回 残----pt

おつかれさま!

長尾 浩明
24回 残----pt

着席

落川 禅
17回 残----pt

ねおちそう

田邊 夕鶴
59回 残----pt

花開きますように

花巻 楓
47回 残----pt

おやすみなさい

堂本 明菜
34回 残----pt

おやすみ

神崎 紅葉
7回 残----pt

夏バテ中

犠牲者 (1)

はなこ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

小雪(3d)
1回 残----pt

2ID村建て狼

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発言種別

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