ファルーサは、あさだなー! (a16) Oarsman 2021/09/19(Sun) 6:35:04 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>15サーリフ(感情受動) 大臣と入浴したときは、もっとワビサビがあったと思うのだが。 いま目の前にいる片翼の天使とは、そんな欠片もない。 「……闘技場に来る奴らはそんなの承知の上だろ。 仕方なくリングに立つ奴に配慮してちゃ、闘いにならねえ。 なにより、俺がつまらねえ」 そう、俺が他人を無視し、自分だけ楽しい世界にいること。 それが美しい傲慢であると語りながら彼は湯上がる。 片翼でも天使は天使だ。本当にきれいな身体だ。 (50) Oarsman 2021/09/19(Sun) 7:47:45 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>50続き 「でもサーリフ、おまえとは闘いたくねえな。 俺たち一緒に死んじまうから」 もし────こいつが闘技場で目の前に立っていたとして。 今までの俺なら、躊躇わず殴っただろう。 しかし今の俺は"無敗"なのだ。 天使を死ぬまでボコってしまう。 そうしたら俺は地獄の果てへ消滅する。 殴り倒さないという選択を、俺はしなければならない。 やろうと思えばできた。 ただ生前それをしなかっただけ。 今も。こうして。無視して…………、 「勝ち負け、生き死に、何もハッキリしねえクソ試合だ」 「そんな中でも大事なものがあるってのかよ、おまえは」 [パス] (51) Oarsman 2021/09/19(Sun) 7:48:37 |
【人】 野性のファイター ファルーサ■ドラマシーン 秘密取得 ■相手:アルバリ ■場 所:温泉※任意可 成否判定:(4)(2)2d6 (52) Oarsman 2021/09/19(Sun) 7:56:52 |
【人】 野性のファイター ファルーサこのまま煉獄にいた方が良い 強さ以外、キミには何もない。 「うるせえな。 おまえ本当は知ってるくせに。 おれにはまだ"やり残したこと"があんだよ! それをぶっ叩きてえから この気持ちをうやむやにしたくねえから 闘技場で毎日毎日思い出してんだ」 強さを求めるのは────空っぽな己の弱さの裏返し。 見ないふりはしていても腹立たしい。 湯船から上がる。サーリフの手は取らない。 「死は必ず生で返す、それが俺の流儀。 忘れてしまうほど俺は煉獄に浸かりきっちゃいねえ」 最後に風呂を出る前、シャワーで桶に溜めた湯を自分にかける。 底知れず笑う天使の顔にも、手荒だがついでに浴びせた。 [〆][(-)執着] (59) Oarsman 2021/09/19(Sun) 11:55:11 |
野性のファイター ファルーサは、メモを貼った。 (a25) Oarsman 2021/09/19(Sun) 11:56:19 |
ファルーサは、おめでと……! (a37) Oarsman 2021/09/19(Sun) 14:35:05 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>62>>63>>64>>65ラナー くれないに染まる天使の瞳。 俺の記憶を掠っていったどの血よりも鮮やかに。 「それが、俺の罪か……」 見ようとしなかったものの存在を、躊躇いなく俺に突きつける。 獣を前にこんなことが出来るのは ────天使しかいない。 (68) Oarsman 2021/09/19(Sun) 14:36:00 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>68続き ラナーの"応援"の言葉が、ひとつひとつ耳に届く。 闘技場のよどんだ歓声なんかよりも澄んでいる。 やはり────彼女はすべてを見通す。見通していた。 闘いに明け暮れた人生の、裏にあったもの、すべて。 「俺が勝つのは分かり切ってんだろ。 どうしてわざわざ応援してくれるんだ……」 彼女は、俺の持つすべてを肯定してくれた。 強さだけではない俺に、生きてくれと言っているのだ。 (69) Oarsman 2021/09/19(Sun) 14:36:51 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>69続き 今までは自分のために自分一人で闘っていた。 けれど今はもう一人ではない。 敵は闘技場には在らず、 万が一負けることがあるかもしれない、 そのことがますます俺の生きる意志を燃え上がらせた。 紅蓮の瞳に応える。目の前で拳を掲げて握る。 「……俺の罪は俺の手で倒す。 そしておまえと共に望みを果たす! ラナー─────俺は、お前と一緒に闘うぞ」 [〆] (70) Oarsman 2021/09/19(Sun) 14:38:35 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>52 アルバリ秘密取得(成功) 温泉にて日々の疲れを癒したあとは、 お気に入りの練乳を数本買い、マッサージチェアを占領する。 フードはなく黒髪が濡れて別人のようだが、鎖が証明してくれる。 彼の手元には妖刀。 『なあ……俺忙しいんだけど。いつまでやんのこれ』 「温泉に来るやつがせかせかすんなや。付き合え」 『……………』 いつかの闘技観戦のときみたいにマッサージチェアに並ぶ。 魔法の絨毯みたいにチェアの表面がうね…うね…と動く。 ちなみに今の設定は"弱"だ。必要な情報だから言ったぞ。 「風呂上がりのこの状態でな、 冷たい練乳飲むのがすげー気持ちいいんだよ。 おまえもやってみるか? これ俺のオススメ」 アルバリが他に何も持ってなければ練乳カップを押し付ける。 俺は残ったカップの蓋を開け、ぐいと喉に流し込む。 本当はスプーン使ってちまちま食うものらしいんだが知るか。 「…………っあーうめえ!」 (80) Oarsman 2021/09/19(Sun) 16:37:05 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>80続き 「─────この瞬間だけはさ、天国みてえだよな」 本物がどんなところか知らねえけど。 「天国に行きたくて死ぬ奴もいるくらいだ。 きっと良いところだろうな」 強いやつも弱いやつも、 正しく生きることが出来れば訪れることの叶う場所。 裁きの後で、あの天使の二人に会うとしたら そこ行くしかねえんだよなぁ……などとぼやく。 「なあアルバリ。 天国にいけるチャンスあるとしたらさ。 あの地上に戻ってでも ……おまえはそれを掴みたいって、思うか?」 [パス] (81) Oarsman 2021/09/19(Sun) 16:37:55 |
【人】 野性のファイター ファルーサ■ドラマシーン 絆取得 ■相手:ナディル ■場 所:酒場※任意可 成否判定:(5)(6)2d6 (95) Oarsman 2021/09/19(Sun) 18:22:56 |
ファルーサは、温泉以外キター (a50) Oarsman 2021/09/19(Sun) 18:23:23 |
野性のファイター ファルーサは、メモを貼った。 (a51) Oarsman 2021/09/19(Sun) 18:26:53 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>95 ナディルとの絆取得(成功) 博打狂いの野郎どもと喧嘩したあとの酒はうめえ。 度数の低いやつ限定ね。明日も試合なんだ。 ………、 そう、その試合のことで、気になることがひとつ。 隣で気持よく度数の高そうなやつ飲んでる精霊に聞く。 「ナディルは俺の願い叶えてくれたよな。 あれから試合で勝ちまくりなのは良いんだけどさ なんか、足りないなって思い始めた」 一呼吸、おいて。 「ナディルは俺に勝っててほしい? 強いままで在ってほしい? 俺、まだそういうの聞いてなかったから」 願いを叶えたあの時から、 ナディルは俺の何を見てきたか。何か変化はあったのか。 そんな初歩的な確認を今さら。 [パス] (103) Oarsman 2021/09/19(Sun) 19:21:54 |
【人】 野性のファイター ファルーサ俺は……ただ生きたい。 「、……へー」 うすうす気づいてたけどこいつ、 俺みたいに生死の境で遊ぶようなやつではないんだよな。 フツーに死んじまったんだ。 弱者らしく一度きりの生を大事に抱えてな。 人を人とも思わないオマエのやり方、 "嫌い"だと言われて俺は笑った。 あまりにも言われ慣れていた単語だから。 「俺は強い。復讐するのは俺の意志だ。 俺の人生は俺が決める! お前になんと言われても止めねえ。ほざいてろ」 (113) Oarsman 2021/09/19(Sun) 20:37:01 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>113続き ■ファルーサの秘密 ・あなたが戦いを好むのは、自分が強いということを周囲に知らしめるためだ。 ・それを証明する為には他者の尊厳などどうでもいい。 ・地上に戻り、自分を殺した相手に復讐したい。 ・シャフリヤールの一歩引いた態度がどこか鼻につく。少しちょっかいをかけてみるか。 【ラナーの導きを手掛かりに地上に戻る】 (114) Oarsman 2021/09/19(Sun) 20:38:19 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>114続き ──俺は強くなりたい 良い歳したその男のこぼした涙は妖刀に溶ける。 この妖刀は一体どれだけの悲しみを吸ってきたのだろう。 風呂で天使に言われた言葉がよぎる。 闘技場にやってきて、俺の前に立った者どもの中には おまえみてえなやつがいたのかもしれねえ。 殴り倒して殴り倒して殴り倒して その後一切、思い出すことさえなかった者どもの。 "あんたが犯したのは嗜虐の罪。 ただ強さのみに価値を見出し、 平穏や親愛に理解を示さない。 力を持たないことを罪とし、 踏みにじることに躊躇をしない。 足元に広がる犠牲の血を、一顧だにしない。" (115) Oarsman 2021/09/19(Sun) 20:39:37 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>115続き だがいまや俺はお前しか見ていなかった。 一顧するに値する命が、今目の前で生まれようとしていた。 俺は俺のままで、生ききり、たい。 「はっ。この腰抜けが。 随分言うようになったじゃねえかよ………! そうだ。お前の人生を決めて良いのはお前だけ」 生きようとする確かな意志へ、 同じく生きようとするものとして言葉を贈る。 「俺みてえな"嫌い"な野郎に せいぜい殺されねえように────強くなれ!」 (116) Oarsman 2021/09/19(Sun) 20:42:24 |
【人】 野性のファイター ファルーサ>>116続き 男泣きするアルバリと、言葉で命を交わす。 拳とか剣とかじゃなくても語れることが、 俺らにはあったんだな。 ─────さて。 「……おい、あんま握りしめてっとカップ割れるぞ。 マッサージの設定も切っとくからな」 注意はするものの、アルバリの耳に入ったがどうか。 …………泣き止むまで時間かかりそうだ。 だが、涙を流すのは人間である証だ。 ────俺ももうしばらくは ただ人間として、おまえのそばにいてやるか。 [〆] (117) Oarsman 2021/09/19(Sun) 20:45:06 |
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