94 【身内】青き果実の毒房【R18G】
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「……夜に自分でやらんくても置いてるんかな、今」
普段、夜の自由時間にコーヒーを淹れて冷蔵庫で冷やしておくのも日課だ。
端末の名簿を見て、視線だけを動かしアプローチする候補を決めようとした。だれにしようかなてんのかみさまのいうとおり、……<<遊城 憲義>>who。
/*
朝倉の場合は振り直し。
……にしない、
<<黒塚 彰人>>who。
/*
ダミーもあかんのよ。
の後、市川に見られていることに気付き、怪訝そうにしてから取り繕ったような笑顔を浮かべ、軽く頭を下げた。その後もたびたび市川の方を気にしていただろう。
| 賑やかな脱衣プレイを素通りしながら食堂を突っ切っていく。 厨房に入って、ペットボトルを持ち出せば、ルイボスティーを作った。 冷蔵庫に入れて早めに冷やしながら、賑やかな声を眺めていた。 「食事でも作るか」 治安の悪い人間は。 この男が特殊性癖を持っていることをよおく知っている。 遊びの範囲で暴力のように振る舞っていないことも知っている。 看守に文句を言われたくないからだ。 普通の生活の中で薬物の所持や、 食べ物の中に薬物を仕込めないことも、 あなた達はよく知っている。 だから、つまり。 こいつの作る食事は基本的にただただうまいのである。 ドリアfoodとか メロンパンfoodとかそこに置かれた。 (79) 2021/09/16(Thu) 2:54:34 |
| >>81 南波 「ここで出てきたものの方が信用出来ないだろう」 ええつくりましたよ、 メロンパン 。 麺棒をつかって生地も伸ばしたし。 ラップも使ってクッキー生地でパン生地を包んだし。 スケッパーを使ってひたすら模様をつけました。 「好きに食べていろ。 外れを引いたら眠くなるかも知れないがな」 知っている人なら知っている脅しを適当に置いてから、手を振って去ろうとする。 このメロンパンは薬も何も入っていない、美味しいものだ。 (85) 2021/09/16(Thu) 7:00:26 |
その他、サラダやスープなんかも取って来ようとして、キッチンでそのまま少量を食べた。
「昼時間、少し外して来てたらいいかな…………」
| 「俺か……? 企画としては運営の手のひらの上で踊ってやるつもりは毛頭無いつもりだ」
乗り気ではなさそうだが、時間を有意義に使うことには長けてそうな男だ。 使える者は使っていくのだろう。 周囲と関わるけだるさよりは、得体の知れなさに僅かな警戒を見せている。
「願いは――ありはする、この際収容期間はどうだっていい。 早く出るに越したことはないが、対した罪でもないからな」
いつでも出所ぐらいしてやると、静かに告げた。 余罪が見つからなければ、重すぎもしない罪であるので。 (101) 2021/09/16(Thu) 11:14:29 |
| 想像以上に食べられたドリアとメロンパンを見て、男は知見をえていた。 喜ばしいという感情よりも先に、やはり手に持ちやすいパンが持って帰られやすいと言うこと。 本当に薬などは入れてはいないが、手軽なものと甘味に対しては人間の警戒心は緩むこと。 そして、お行儀がいい囚人が随分と多いことだ。 「お粗末様。 食って "おかしく" なったら、気の迷いだ。とち狂っていろ。 俺を呼ぶより医者か他人を呼ぶんだな。 評価して貰うに越したことは無いぞ」 「叔父に作ってやっていたからな。料理は暇つぶしの結果だ。 家事も犯罪らしかったものも押しつけられていれば、器用にもなる」 (104) 2021/09/16(Thu) 11:23:15 |
| (a46) 2021/09/16(Thu) 13:04:17 |
| 何処かでまた知見を得ている。 人々は目の前に余計なことがあると別の軽い余計なことには意識を回さない。 適当に内申点でも稼いでおこうかと、 また厨房にこもることにした。 後ほど、各々が[fortune]%ぐらい発情するめちゃくちゃ美味しいポップコーンがつくられることになる。 ここの看守の用意した"薬"といわれるものが、いかようなものなのか知らない。 味も効果も一切理解していない、ただそこにあったもの。 だから、この男はきっと言うのだろう。 お前らが勝手にとち狂っただけ だ。と。 /* つまり効果がPL任意オールフリーのなんか熱くなる酒みたいなポップコーンが作られるらしいよ。 (125) 2021/09/16(Thu) 13:33:46 |
立ち去る際、市川の様子をとても気にしたが、場の流れが流れなので逃げるようにその場を後にしていた。余計に声かけをされる要素は今はない方がいい。
| 鑑賞会に時間も合わなかったか忌避する人間はいただろう。 そんな彼らのためか、はたまた己のためか。 厨房から出てきた男は談話室に皿に乗った を並べていた。 カラメルの絡まった甘い味と、適度に食欲をそそる塩味。 紙の小皿で一人一人持っていきやすいようになっている。 ちなみにこのポップコーンをたべると、 [[fortune] ]%ぐらい発情する。 味は保証されており、めちゃくちゃ美味しい。 >>125参照 効果は各々の違うようで、効かない人間もいるようだ。 熱が出るだけか、はたまた露出狂になるか……。 理論は不明、精神的か肉体的かきっと都合のいいようにそれは解釈されるのだろう。 /*発情フリーポップコーン。フォーチュンをふるのが楽しい。 (135) 2021/09/16(Thu) 14:28:42 |
どこかの時間軸。黒塚に声をかけ、二人で施設の端の方へ向かった。途中でタオル等を拾っていただろう。
「積極的に動く者はいないと思っていましたが」
「……存外、動いているみたいですね。先輩」
端末を見ながら静かに述べる。
全員には通じない回線に繋いだまま少年は先輩にあたる者の動向を端末で見下ろしていた?
/*
タップミスで。が?になってしまいもうおしまいです
そう遠くまで足を運べはしなかった。何処に入ったかよくわからない。一先ず空き部屋ではあった。つきっ放しだった電気を消し、鍵を掛けようとしたが……内鍵のない場所だった。
「」
思わず出た声は掠れていた。扉にもたれかかり、何かを確認したような念じたような、そんな様子でいてから、ずるり、崩れ落ちる。
「わざわざ鍵壊しとく? 内鍵ないだけでいいでしょ…はぁ……」
起き上がってどこかへ行く余力はない。入り口から見えない場所に移動するのだけは気力で成し遂げた。
ヌチュ…グチュ……
「
あ…ッ、ふ、
」
水音と、押し殺した媚声が薄暗い部屋に響いている。反抗心からだろうか、床にぐったりとしながらも鞄で顔を隠し、普川は自慰行為に耽っていた。
もう数度射精しているが、普川の身体の疼きは治まらない。
「
、んう……
」
定点だった映像はその内切り替わり、普川の行為をよく映し出していた。隠密系の異能のスタッフでも入ったか、撮影に適した異能でも使われたのか、兎角どれだけ近付いても普川がカメラに気付く様子はない。
「
……あっ、
いや……ッ!」
ピュッ、……何度目か、白濁が床に飛び散った。
どこかへ向かう途中、黙って通信を聞いていた。
自分もあのようにどこへ行こうと他者へ筒抜けになるのだとしたら、このあと自分が行うのも……。
「……」
かぶりを振る。通信機の向こう側の場所が自分の目的地と異なることだけを確認して、更に歩幅を広げて移動を始めた。
普段よりもやけに煩い足音だけが、少年の心情を描いている。
少年たちが寝起きする部屋からかなり離れた位置にある手洗い場。
一番奥にある個室トイレの扉が閉まっている。
「…………っ、…………」
衣摺れの音、粘着質な水音、咥えられたハンカチに吸い込まれていくかすかな呻き声。
狭苦しい空間の中で、悩ましげに体を捩る少年がいた。
声を欠片も出す気はないとでも言うようにハンカチをきつく噛んでいるせいか、肌触りのいいそれは既に唾液を吸い込んで色を深くさせている。
周りを見渡せば本人の性格を表しているのか、ズボンも下着も丁寧に畳まれて鞄の中に仕舞われていた。
上半身は変わらずきっちり着込んでいると言うのに、体の下半分は何一つ纏っておらず、そのちぐはぐな見た目に少年はくらりと目眩を起こしかけてしまいそうだった。
企画の説明時に渡された鞄の、その中身。男同士の性行為を促す為の道具の中には勿論潤滑剤もあった。
ローションを丁寧に掬い上げて絡めた指を自身の窄まりへ埋めていく。
「……っ、…………ふ、ぅ……ッ」
体が素直に拾い上げる違和感にたまらず声を上げそうになって、口腔を満たす布を更に強く噛み締めた。
そう時間がかからないうちに指が一本まるまる飲み込まれていけば、肉が蠢き体内に侵入してきた指を絶えずしゃぶり始める。
思わずふるりと体を震わせながら、思っていたより、すんなり進めることができたと靄がかかり始めた頭の中で呑気に感想をこぼした。
指を曲げてみたり、ゆっくり出し入れしてみたり。色々試しながら肉を解していく。
ぬちぬちと響く水音がやけに煩く聞こえてきて、いつしか誰かにばれてしまうのではないかと不安がよぎる。
ふと動きを止めて顔を上げては張り詰めたような静寂に安堵して、同時に自分は何をしているのかとのたうち回りたくなるような羞恥心と共に再び前準備を進めていく。
どうしても必要なことだった。
自分が抱く側になるか抱かれる側になるかはわからないけれど、どちらになってもいいように。
抱かれる事になったなら、肌を重ねる相手の手を煩わせないように。
ただそれだけを考えながら自らの体に手を加えていった。
「……っ、んッ、ぐ、ぅ……ぁっ……あっ」
指を二本、三本と増やして内側を更に責め立て始めた頃。意識を掠め取るような刺激に声がこぼれ、その拍子にずっと咥え続けていたハンカチが床に落ちた。
これでは流石にもう一度口に運べない。かといって、声を少したりとも溢したくない。
悩みに悩んで、普段身に付けていたネクタイに歯を立てた。
自分が今どのような姿になっているのか想像もしたくない。そんな意思表示するかのように瞼もしっかり閉じながら、後孔に埋めた指で己の中を一心不乱に掻き回していく。
ああ、それにしても。
自分は後ろを使ったことなどないと言うのに。
どうして、こんなにも容易く快楽を拾えてしまうのだろう?
「……
う
、」
結局
(8)5n15回イった後、痴態を晒したまま普川は気絶していた。乾いた精液と部屋に充満した臭いが気持ち悪い。
起き上がる気配の全くないまま鞄を漁り、水筒を取り出す。ひと口含めば、何もしないよりはマシな気分になった。
「…はぁ…たるいわ」
その後もうしばらく動かずにいてから、ようやく場を片付ける。多分もう飲まないだろうなと思ったコーヒーを水代わりに使った。
「
参加者側にやった奴居たらやり返そ
」
でも実際面倒だから主催側が犯人でいいやと思考を投げ、浴場に直行した。
消灯時間を過ぎても出歩ける今、普川は食堂を訪れた。夕食を抜いてしまったので。普川は朝からドリアとメロンパンを一緒に食べる程度には、基本的に食欲がある方だ。…背は伸びないが。
それでも疲れていることはそうなので、コーンポタージュだとか、ゼリーだとか、軽く食べられる物を食べていった。
| 最近、同室者ができて観察をしている。 何故か昨晩は随分と不機嫌になっていて。 この環境は怠惰にすら影響を与えるんだなとまた知見を得た。 ここまで異常な環境で、余計なことをする人間もいるものだな。 気がつけば昼時を過ぎていた。 ふと、幼稚な思考を持っていそうな騒がしい彼らとおおよそ持っていかれたポップコーンを思いだす。 あれば食うのだろう、だが、大量に用意するのも贔屓するのも面倒、一人分だけというのも作りにくい。 であれば。為すことは。 榊という男は、しばらくまた厨房に引きこもり、出てくればそれらを並べる。 いくつかの、ピンク色をした 。 。 誰がも、どうぞも、書かれずそれは食堂に置かれていった。 (195) 2021/09/17(Fri) 14:39:45 |
「そこそこ動ける気でいてんけどな……」
元々、ヤるにしても基本的にセーブして動くつもりでいた。場合によっては流石に疲れているかもなとは考えていたが、こんな形で体力気力を使い果たすことになるとは思っていなかった。
「主催側か参加者側かくらい分からん?
いや分からんくていいや。答え置かれても正否保障されんし。
この後もいくらでもあるだろうし。もお…」
気にしても仕方ないし面倒だが愚痴は吐く。
| プリンを作ったのがお前か?と言われれば。 「そうだ」と答える。 ポップコーンを作ったのがお前か?と言われれば。 「さあな」と一度はしらばっくれる。 そんな男はぼんやりと、談話室にいる人間を眺め。 「普川とヤった奴誰なんだ…?」 そんなことをぼやいてた。 (204) 2021/09/17(Fri) 16:21:47 |
| (a67) 2021/09/17(Fri) 16:22:57 |
| (a69) 2021/09/17(Fri) 16:27:00 |
| (a72) 2021/09/17(Fri) 16:43:30 |
の後、自室
まっすぐ布団に潜った後、榊に布団の上から押さえつけられ、ばたばたとしていた。顔を出した後は、身体を撫で回されても虚無だった。何が嫌だったのだろう。
バックでヤられていました。詳細はエピ突入後! 現場からは以上です。
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