【人】 巫凪 桜花[眼下へと差し出された果実>>206 己の力を行使して成長を促し、瞬く間に実らせたそれは、 そうして築かれた庭には、不似合いな存在に思えて] ああ、それは。 …君の庭に、無粋なことをしたね。 [問う声に、自分のしたことだと暗に告げ。 伸ばした指先で果実の丸みを頂から麓まで辿り、手遊ぶ] でも、俺にとっては。 これも、遊びみたいなものなのかも知れないな。 この子に触れて、擽って。 俺を受け容れてもらうのは、愉しかった。 [己と根を同じくするものの深くに触れて、 生命の形を詳らかに識り。 受け容れて、と真摯に囁く。 元は同種と交歓する悦びを、此処で得た] (252) 2023/11/25(Sat) 20:30:50 |
【人】 巫凪 桜花―楽園・緋雁と― [何気ない相槌を、二度繰り返す彼>>232 どこか、彼も腑に落ちるようだと思った。 『歩んで来た道に胸を張れるのは、いいことだと思う』 そう伝えてくれる彼らこそが、自分にとっての指針だ>>233] 緋雁が、そう言ってくれることの方が。 知らない誰かが決めた基準で、正しいと認められるよりも。 俺にとっては、嬉しいことだよ。 [こうして肩を並べ、共に在っても。 彼とは、聳える種の壁に隔てられている。 同じ感覚を分かち合えずとも、 壁に頬寄せ耳を押し当てるように、彼の言葉に耳をそばだてる。 続いた言葉には、少しだけ。 その理想の上にあったかも知れない世界に思いを馳せて、 頷いた*] (257) 2023/11/25(Sat) 20:54:45 |
【人】 巫凪 桜花 ―楽園― [立ち去る緋雁の背中が、 花々の鮮やかな色彩に溶け込むまで見送った。 すっと深く息を吸い込んで、唇を解く。 今度は、あの時とは違う理由で] ―――雷恩。 雷恩! [そう遠くない場所にずっと感じていた、彼の気配。 楽園を巡る大気を震わせて、叫ぶ。 呼ぶ音を追いかけるように、足を早めて彼の元へと*] (260) 2023/11/25(Sat) 21:05:02 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a94) 2023/11/25(Sat) 21:10:25 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a95) 2023/11/25(Sat) 21:12:24 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a97) 2023/11/25(Sat) 21:20:30 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a100) 2023/11/25(Sat) 21:38:56 |
【人】 巫凪 桜花俺は、ずっと。 雷恩が傍にいてくれてよかったよ。 ありがとう。 [手を差し伸べる。 己を己たらしめてくれるひとの一人へと] もし雷恩が、この先自分の居たい場所、 いきたい場所を見つけられたら。 俺はそれが、一番嬉しい。 もしそれが、俺たちの傍じゃなくても。 [根付く地を求め流離い、嘆く姿を見るのは。 ずっと痛かった。 ずっと傍に居たかったと願う気持ちと同じくらいに。 彼の手を取り、囁く唇に。 ひとりでに笑みが咲き綻んだのが、はっきりとわかった*] (293) 2023/11/25(Sat) 23:20:28 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a108) 2023/11/26(Sun) 1:11:41 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a111) 2023/11/26(Sun) 1:56:09 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a112) 2023/11/26(Sun) 2:00:46 |
【人】 巫凪 桜花ここが、一番俺が綺麗だと思う場所。 ここに居ると、なんでか泣きたくなる。 どれだけの時間と労力を賭けて、この楽園を取り戻したのか。 [楽園の敷地は広大だが、それは世界の片隅、 地図に示せば、爪先にも充たない一点だ。 この先には、立ち竦む程の広い世界が続くばかり] 幾つの生命を繋げば、世界の果てに届くんだろうね。 きっと大地が荒廃するまでに失くした数より、 ずっとかかるんだろうなって。 ここに来るたび、そんなことを考えてる。 俺は、そのひとつになれるかな。 [そう在りたいと、意志は既に示した] (299) 2023/11/26(Sun) 4:30:40 |
【人】 巫凪 桜花[結んだ手をそっと離して、隣から一歩踏み出した。 一歩、また一歩。 きびすを返して相対する。 地面に踵が、浅く軌跡を描いた] ―― 直青。 直青にとって、今の俺はなに? [抱くものは懼れではなく、願い。 唯ひたすらに父で在り続けてくれたひとの言葉が、欲しかった*] (300) 2023/11/26(Sun) 4:35:33 |
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