【見】 経営企画室長 ミロクスタッ…スタッ…スタッ……。 足早に廊下を歩く。 キキギギギギィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!! 曲がり角の柱に手を掛け、頭、チェーンソー、肩、身体の順に、ぬるりと廊下の角を曲がる。 「おや?」 涙を滲ませガタガタと震える少女。>>50 学生服を着たその小柄な少女は、蛇に睨まれたモルモットの様に捕食者を見上げ佇むしか無かった様子だ。ミロクのギロリとした細い目から視線を外せずにいるのか。 [ここに招かれた客の1人だろうか。 まさか子どもまで……こんな場所にいるなんて。] (@8) 2021/02/07(Sun) 2:34:58 |
【見】 経営企画室長 ミロク「…………。」 少女を観察しミロクは考える。 「 『世界の姉 リク』……? 」[……彼女の顔には"見覚え"がある。 彼女が私に"見覚え"があるかはわからない。 何の因果か、よくわからないが…あの"疑念"を解決するには丁度いいかもしれない。] ブロロロォォ…… ミロクはチェーンソーの電源を落とし、膝をついて彼女の目線に顔を落とした。チェーンソーを床につき、フェイスガードをもう片方の手で外す。少女と直接顔を合わせた。 「一つ確認致します。 貴女、私のこの顔に見覚えは?」 ニコリと笑みを浮かべる。 その営業スマイルで、青褪めた顔の少女が落ち着いてくれるかどうかは不明だが。* (@9) 2021/02/07(Sun) 2:35:55 |
【見】 経営企画室長 ミロク>>97「ミロク、さん?」 [恐怖で膝を地についていた少女はか細い声で呟いた。そう思えば、反応は変わる>>98。安堵したかの様に、肩の力を抜きながら声を出しているのがわかる。表情にも温かみが、柔らかさが、徐々に浸透している様だ。] そして、 >>99「どうしてチェーンソー振り回してたの?」 [とも、首を傾けながら話しかけてきた。 親しみを持って相対してきている。] 「……事情がありまして。 いや、しかし、私としても"顔見知り"がいたのはとても安心致しました。何より此処に連れて来られた上で、貴女が無事で良かった。」 (@10) 2021/02/07(Sun) 11:11:06 |
【見】 経営企画室長 ミロクミロクは少女の肩にポンと触れニコリと笑う。 笑いながら、 [ 彼女のことは"知っている"が"会ったことは無い"。 彼女は私に会ったことがある?何故?私は一体…何なんだここは…?訳がわからない。]そう思考を巡らせていた。 [しかし、目の前の子どものすっかり安心したという表情を見ると、モヤモヤとした感情を表出してしまうのは避けなければと対応してしまう。笑顔を絶やさずに。] ………………>>2:@6 (@11) 2021/02/07(Sun) 11:12:48 |
【見】 経営企画室長 ミロク『ねこじゃらし揺れる不思議な病院』 「あーこほん みなさま、こんばんは! この度はカオスの世界へようこそ! 是非一緒に遊びましょう(๑>◡<๑)♪」 院内に響いたアナウンス。 それは"デスゲーム"の開会宣言だった。 画面には16人の参加者が映っていた。 Dr、Ns、警備員、患者様…etc。 ミロクもその中の1人。事務部長室で職務を遂行していた彼は会議室に向かう。 他の参加者が既に集まっている会議室で、司会席に座り議論の取り纏めをする。 (@12) 2021/02/07(Sun) 11:14:51 |
【見】 経営企画室長 ミロク一夜開け、院長が怪物に喰われ殺された。 次の日、私は議会に指示し、躊躇なく1人のDrの首を括って死に追いやった。あまりにも事務的。参加者も私も何の抵抗も無い、狂気的な会議が映っていた。 しかし怪物による犠牲者は増えるばかり。 私たちも次は次はと生贄を選び絞め殺す。 そんな中……やがて私は、 ウサギの縫いぐるみの"ほつれ"から現れた、牙の生えた大きな口に…喰われた。 そして、その怪物を宿したウサギは私を殺した犯人として… 『世界の姉 リク』という少女の首を吊るした。 最後には化け物達とその傀儡が愛し合う空間が広がり、私の経営してきた病院は滅びた。 (@13) 2021/02/07(Sun) 11:15:38 |
【見】 経営企画室長 ミロク[そこで、確かに私は彼女と"会っていた。" 今の状況と合わせると…あれは未来?] [私は化け物に喰われ、彼女は首を括られて、お互い息の根を止められた。その様な映像が職員室のPCの中に保存されていたのだ。] 少女…リクの首元を、よく見て確認する。 括られていた様な様子は見られない。 彼女の身体自体も素人目には健常に見える。 [@あの映像の直前の世界か、若しくはAあの映像が創作物か、または、事実としても、B何らかの手によって生き返ったのか?] (@14) 2021/02/07(Sun) 11:16:51 |
【見】 経営企画室長 ミロク[じっくり調べる必要がある。 今早急に決め打つ必要は無いな。 それより今は、この病院とは全く別の空間に来た異常を乗り越えなければならない、か。] 「さて、此処はあまり安全とは言えません。 早く安全な世界へ脱出しましょう。 貴女、タロットカードはお持ちですか?」 ミロクは続けて話しかけた。 そう、あの謎の声の話を鵜呑みにすると、 もう12時間を切っている。* (@15) 2021/02/07(Sun) 11:18:19 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t1) 2021/02/07(Sun) 11:31:14 |
【見】 経営企画室長 ミロク彼女は心配そうにミロクを見上げる。>>106 [昨日負った頭の傷に特別な処置はしていない。擦り傷程度だったのでそう気にはならなかったからだ。もう痛みも殆ど無い。] 「擦り傷です。お気になさらず。」 [優しい子なのだな。そう思う。] そして、リクはタロットについて語る。>>107 [この世界にはまだ彼女の知り合いがいる様だ。そして彼女は、自分より他の人にタロットを使いたいと言う。そこまで彼女が理解し、心を開いている存在なのだろう。"大切な人がいる人の為に"……か。>>108] (@16) 2021/02/07(Sun) 12:55:48 |
【見】 経営企画室長 ミロク「その人は、大切な人がきっと 元の世界で待っているんです。 私は、……そうじゃないから。」 そう言って立ち上がろうとする彼女。 ミロクはフェイスガードをベルトに付け、そんな彼女に手を差し出す。 「私もですよ。」 彼女が手を取れば、そう言い起こすだろう。 立ち上がった彼女の目の前で、ミロクはポケットからタロットカードを取り出す。 W、『皇帝』のタロットカード。 少し間を置き合理性、利害を考える。 その行為による選択肢の消滅を。 ["人の為に"。] (@17) 2021/02/07(Sun) 12:57:20 |
【見】 経営企画室長 ミロク「貴女にこのタロットを預けます。私は もう1枚あるので必要ありません。 リクさん、貴女の思う通りにお使い下さい。」 そう言い、再び彼女の手を取って 『皇帝』のタロットカードを譲渡した。 彼女は驚いた様な表情でミロクを見返す。 [私のこの感情は後悔…?違う、安堵…? それも違う。不思議な感情が湧き出す。 少しだけ手を引っ込める速さは遅くなってしまったが、彼女の温かい手に触れた感触が惜しかっただけなのかも知れない。] [そういう、ことにしておこう。] (@18) 2021/02/07(Sun) 12:59:06 |
【見】 経営企画室長 ミロクそれに対し、彼女は何か言ったか、言う前にミロクの次の言葉が彼女の口を紡いでしまったか。 「で、不審人物ですって?私がですか。>>109 困りましたね。屋上に行くべきでしょうか?」 彼女の柔らかく、温かな手に触れていたミロクの手は、冷たく重々しいチェーンソーを拾い上げていた。感触の記憶が塗り潰される。 「歩きましょう。ただ徒然に。 宜しければその間お話をしませんか? 貴女自身の事や、貴女が救おうとしている方について……。」 そうして、彼女と共に何処かへと向かうだろう。もし彼女が行きたい場所があるのならば、その場所へでも。* (@19) 2021/02/07(Sun) 13:01:01 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t2) 2021/02/07(Sun) 13:06:52 |
【見】 経営企画室長 ミロク歩きながら彼女の提案を聞く。>>111 「ふむ…成る程。放送室の設備を使うという手がありましたね。単純にのこのこ屋上へ出向くよりは第三者へお互いの事情を知ってもらってからの方が良いかもしれません。 有難うございます、リクさん。 先ず放送室に向かっても宜しいでしょうか? 嗚呼、放送室は先程見つけました。>>@7 先程は誰もいませんでしたが……。 行きましょう。」 ミロクはリクと共に移動を始めた。 (@20) 2021/02/07(Sun) 15:08:11 |
【見】 経営企画室長 ミロク放送室に向かう過程でリクの話を聞く。>>112 [彼女がここに来てからあった人物は、日本人で彼女の幼馴染の夕凪さん、それと、ブーヨプスキュリテ王国?(聞いたこともない国名だ。)のスタンレーという青年。] [話を聞く分には、特に怪しい人物でもなさそうだ。私も彼女が信頼する彼女らを信頼しよう。彼女らは図書室に今もいるのだろうか?ならば、放送室に行った後で図書室へ向かうとしよう。] すっかり明るくなった彼女の表情を横目で見守りながら今後のことを考えていた。 (@21) 2021/02/07(Sun) 15:10:08 |
【見】 経営企画室長 ミロク放送室に入室する。 「さて、着きましたね。 設備は……これですかねぇ。」 改めて見ると、学校の設備にしては少し大掛かりなのかもしれない。それに、何と言っても目立つのは大きな柱時計……。 それに、何かの、気配を感じる。 だが、放送設備は簡単に見つけられただろう。 今はこれにしか興味が無かった。 「この手の機械は職業柄得意ですよ。 ではリクさん、少々お待ちくださいね。」 (@22) 2021/02/07(Sun) 15:11:42 |
【見】 経営企画室長 ミロクぴんぽん ぱんぽーん ♪ -来校者の皆様各位 。 -来校者の皆様各位。 -お忙しいところ失礼致します。 -ご傾聴の程、宜しくお願い申し上げます。 -昨日、本主催者より、各位にご説明がありました探索期限が迫っております。 -具体的にはあと12時間を切りました。 -皆様、タロットカードの探索は順調でしょうか? -皆様にとって、12時間後にはご希望の展開となっておりますよう、切にお祈り申し上げます。 -申し遅れましたが、私は主催者では無く、貴方方と同じ立場の一参加者で御座います。 -以前この放送室からアナウンスがありました 『チェーンソーを持った不審人物』 と名乗ればご理解頂けますでしょうか。 -仰る通り、私の片手には現在もチェーンソーが握られております。 -客観的に見れば間違いでは無いのかもしれません。 -では、何故チェーンソーを持って武装しているのか?お伝え致しましょう。 -どうやら参加者の中に混じり、敵意を持って攻撃してくる方々がいる様子です。 (@23) 2021/02/07(Sun) 15:13:03 |
【見】 経営企画室長 ミロク-私が知る限り、1人は女性で名前は 『ユウナ』 -もう1人は、名前は存じませんが、 『下半身に衣類を身に付けていない男性』 です。 -昨日この2人に背後から攻撃を受けました故に、私は武装という結論に至りました。 -証拠は私の頭部にある外傷と、職員室にある壊れたPC、その付近にある私の血痕です。 -私は私に害を齎す、例えば 彼ら2人 以外に危害を加えようとは思いません。 -参加者の皆様各位におかれましても、彼らには呉々もご注意頂けます様、宜しくお願い申し上げます。 -私の望む事は先程の事以外"特にありません。" -あと12時間、皆様頑張りましょう。 -以上、ご静聴有難う御座いました。 ぴんぽん ぱんぽーん ♪ (@24) 2021/02/07(Sun) 15:14:52 |
【見】 経営企画室長 ミロクふーっと、息を吐く。 此処での仕事はやり切っただろう。 「さて、図書室に向かいましょうか。 リクさんを待ってる人がいるのでしょう。」 そしてニコリとリクに笑いかけた。* (@25) 2021/02/07(Sun) 15:15:34 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t3) 2021/02/07(Sun) 15:23:28 |
【見】 経営企画室長 ミロク「有難う。>>120 あっ……」 つま先立ちしてミロクの頭部に触れるリク。 傷口に触れられた瞬間、痛みで顔を歪ませる。 手傷を負ったのは昨日のことなのでもう瘡蓋が出来上がっていたが、触られたとなれば。 「失礼、少し痛みが残っていました。 ですがもう大丈夫です。擦り傷なので。」 (@26) 2021/02/07(Sun) 16:23:58 |
【見】 経営企画室長 ミロク「ふむ……、今から図書室に行っても待っている人は居なさそうなのですか?>>121 でしたら私たちも追加のタロットを探しに行くのが良いのかもしれませんね。 えっ、ご飯ですか?>>122 リクさんが空腹でしたら向かってもいいですが、私は大丈夫ですのでお構いなく。 それより時間を考えれば今はタロットの確保を優先に動いた方が賢明かもしれません。 まぁゆっくりと図書室に向かいながら気になった場所に入る感じで如何でしょうか?」 リクに合図し、図書室に向かって歩き出した。ただもしリクがミロクの手を引き何処かへと連れて行く様ならそれに大人しく従うだろう。* (@27) 2021/02/07(Sun) 16:24:40 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t4) 2021/02/07(Sun) 16:30:47 |
【見】 経営企画室長 ミロクあれから暫く色々な部屋を2人で回った。音楽室、美術室、念の為普通の教室も。>>126 しかし目当てのモノは発見できなかった。 「確か11枚と言っていましたね。>>127 そうですね。私が『皇帝』のタロットを見つけたのは何の変哲も無い椅子の中でした。 何処に隠されているのやら。」 [仮に『皇帝』のカードをリクが夕凪さん、スタンレーさんに使うとしたらこの子はこの世界に残る事になる。どの様な選択になるとしても、あと1枚はあった方が良いだろう。] (@28) 2021/02/07(Sun) 17:59:12 |
【見】 経営企画室長 ミロク[ 勿論あと1枚見つけているというのは嘘だ。 せめてこの子だけでも。][図書室に着き彼女が見知った2人がいれば、彼女を任せミロクは校舎の中を走り回るだろう。……できれば共にいたかったが。] [勘に過ぎないが、アテが無い訳ではない。 ……我ながら、この空間に来てから随分と非合理的な事に頼る様になったものだ。]* (@29) 2021/02/07(Sun) 17:59:44 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t5) 2021/02/07(Sun) 18:03:58 |
【見】 経営企画室長 ミロクやはりミロクは一人で行動することにした。 [2人とも間に合わなくなるリスクを考えると、リクだけは残って誰かの持ってきたタロットを使う方が良い。 期待値的にはそちらの方が確実。] もし図書室に誰かいても、軽く挨拶して回れ右し走り出すだろう。それ程にまで残り時間は短く感じる。 しかし彼女は……ついてきた。>>152 「!……どうして、 いや、わかりました」 考えずに、彼女の手を引き走った。* (@30) 2021/02/07(Sun) 22:23:01 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新