人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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  『穂村は頼りたい人がすき?
   きっと、守りたくなるのを
   可愛いって思ってるかな?

   穂村の学校を私全然解らないから
   変なことしたら怒られちゃうの
   とっても不安よ

   あそこで私の知ってる人穂村だけ

   だからと思うけど違うかな?』

 




  俺がユージンを可愛いと思った理由は
  こどもみたいだったからじゃない
  
、、、、、、、、、、、

  
俺を待っててくれたから
、だと思う

  ユージンが俺を待ってた理由は
  初めて学校に連れて行かれて
  知らない場所が不安だったからだけか?

  ユージンは他に頼れなかったからって
  自分ではいってたけど…俺は、違うと思う

  待っててもらってたのは、俺の方だし
  俺もユージンを頼っていたと思う』

 



  
『谢谢』


 

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[雨宮さんが立ち上がって、硬直する。>>5
 どうやら、姪は自分が家族だと
 まだ伝えてなかったようだ。

 校外で担任に遭遇するのは
 疾しいことがなくても煩わしいだろう。

 こちらとしては
 二人の共通の趣味を思えば
 姪の仲良しが彼女なのも納得であるし

 家に遊びに来たのが彼女で
 ほっとしていたりするのだが。]
 
(86) 2020/05/28(Thu) 7:49:37

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[タイミングが良くなかったのか何なのか。
 姪に帰宅を歓迎されていない気がする。>>11

 気になりはするが、今尋ねるべきじゃないだろう。]



    ああ、思っていたほど遅くはならなかった

      ……私のことは気にせず寛いで下さい



[それだけ声をかけて、
 荷物を置いて、リビングを出た。**]
 
(87) 2020/05/28(Thu) 7:49:40


  [ 聞くには、多分、 ちょうど良かった。]

 


[ ──日記に、手紙に、押し花に、ドレス。
  屋敷には肖像画がたくさんあるし、
  残すものばかりだ。

  綺麗なものに縋っていたいのだと思う。
  枯れる前を、死ぬ前を、忘れずに居たいのだと思う。].
 



   [ なにより、“残りたい”のだろう。]
 
 



  …リドルは人の顔をけして忘れない。
  一度見ただけの顔も、決して。

  それだというのに、誰も僕の顔を覚えていないなんて、
  そんなのは理不尽じゃないか。

 



   [ 不用意に言ってはいけないなんて、
      かいぶつでないひとは誰も教えてくれない。 ]


 



  [ 名前をかたちづくったところで、
     くちびるから、その音は出ていない。

    簡単に、呼び止められたら、
    なんだって苦労はしていない。なにもかも。 ]

 




    [ 羽を摘み取られた、彼の蝶の よに。 ]


 



  [ ──今は、とうにかいぶつであれ。
    自分手を汚すこともなく、
    笑顔でギロチンの縄を斬る男であると。
    男を指差す者どもは言う。
     
    きっと蝶を手折るのだって、
    何も悩みもせずやってのける。
    その自信さえあった。]

 



 [ うつくしい蝶であれば、絵にでも残してやったのに ]

 



 [ 喰い殺される前のあなたが、まだ残っている。

  何時かと同じ素足は、
  美しい、を纏ったものであるのは、
  もう 違いないのだろう。

      結局 自分だって、生きた頃に縋っている。 ]


 


[ ゆめのなかの一幕は、けして血濡れたものでは無かった。
  珍しい、ゆめでもあった。
  多少なりとも無ければ、白昼夢にも見ない。
 
  唯──赤薔薇と青薔薇が、
  手を取り合って踊る絵を、
  起きるまでずうっと見せられていた。
 
  短調で逆にキツいなどと、最早文句の言い分だ。
  唯、これが毎夜ともなると…]
 

 

   植物のダンスなら僕にも踊れる。

 



        [ ──日記に残された一文は、
            大分意味の伝わらないものだ。]
 



   [ 碧が、子供を見詰めている。
      過去しか視えない その、瞳で。 ]

 



  喰われているのだと思うよ。

 


[ いつか、リドルはまるで“何でもない”ことのように
  硬い膝を枕にして語った。
  ゆめで誰かを喰らうたび、己を削り取っている。

   真白の掌を天井に掲げ、
      指の間から真上の彼女を見る。
   汚れのない、男にしては華奢な手だ。

  ──だから僕は必要以上に見たくないのさ。
  人と関わらない理由を此処にこじ付けて、
  指の間に隠れつ うっそりと わらっている。]
 

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[なぜか自分も混ぜて貰い、
 リビングでゲームをした。

 もえぴったんは苦手だ……。

 姪に何度も説明されたが「萌え」がわからないのだ。
 何が有効で何が無効か、判断がつかない。
 無効な単語を入力しては時間切れになってしまう。]



    「オイラー」も駄目か……
    「オイラ」が良くて、なぜ……



[大学の入試より難しい。
 受けたのは彼女らの影も形もなかった頃だが。

 良い鴨になると予想していたが――、
 雨宮さんと下位争いをした。>>263

 姪と同じで得意そうだと思っていたから
 少々、意外だった。]
 
(327) 2020/05/31(Sun) 13:18:28

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[夕食の際は二人で仲良くつくったのだと姪から
 自慢げに話されながら頂いていた。
 普段とそう変わらない工程で作られただろうに
 普段より美味しい気がしたのが不思議だった。
 その時に出し忘れていたデザートを
 タイミングを見計らってよければ、と見せた。]



    中にひとつでも好きなものが
       あるといいんだが……



[買い過ぎたのは今更ながら恥ずかしいが
 雨宮さんのすきなものも含まれていたらしく
 よかったと胸を撫で下ろした。>>264
 
(328) 2020/05/31(Sun) 13:18:30

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[選ばれなかった抹茶のケーキに
 手をつけていると

 長いため息が聞こえて>>265
 そっと、彼女を盗み見た。

 血色の良い頬と、蕩けるような眼差し。
 幸せを噛み締めている彼女がいて
 胸の中にあたたかいものが生まれる。]
 
(329) 2020/05/31(Sun) 13:18:34

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[――…ああ。もしかしたらこれが
 
萌え
という感情なのかも知れないな。]
 
(330) 2020/05/31(Sun) 13:18:37

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[ここの洋菓子店は、焼き菓子も美味いのだ。
 次はそれも買ってこようと考えた。**]
 
(331) 2020/05/31(Sun) 13:18:43
[ 以前書いた日記の後に、新しい日付と共に、
 短い文章が書き加えられている。
 日付を見れば、それが総攻撃の後であることは伝わるだろう。]


〇月△日

 わたしが日記を書いて読んでもらうのは、
 そういえば初めてで、
 なんだか照れてしまうような気もするけれど――
 心から、“嬉しい”と思うことがあったから、
 書き留めておきたかった。

 心から、誰よりも、愛おしいと思うひとが、
 無事に帰ってきてくれたこと。
 命も、心も、なにひとつ失うことはなく、
 傍にいてくれること。
 信じられないほどの幸せで、
 言葉にすることは、難しい。

 嬉しい、幸せ、それ以外に言葉が見つからなくて、
 君が目を覚ますことが待ち遠しくて仕方がなくて、
 また笑いかけてほしいとか、声を聴きたいとか、
 触れてほしいとか、触れたいとか、
 わたし一体何をした…とか、布団を被って
 叫びだしたくなったりだとか、
 喜ぶ顔が見たいとか――沢山の感情が沸きあがって来る。


 不思議だったことがある。
 以前のわたしは、自分の心が分からずに、
 これはなんだろうと指を伸ばしても、
 割れた硝子の破片を鷲掴みにするようなもので、
 元通りの窓にすることなんて出来ないと思ってた。

 でも、この日記を読んでいるときは、
 言葉をつづっているときは、
 感情が戻ってくるようだったと、
 前に伝えたことがあったね。

 ―― 先の見えない闇の中で、
 一緒に光のある場所を探せればと思って。
 そうしているうちに、いつのまにか、
 綴られた言葉が、わたしの心に追いついて、溢れている。

 もう一度、わたしに心を思い出させてくれてありがとう。

 傍にいるなら、言葉でも伝えられるけれど。
 これまでに君が書いた言葉が残されているこの記録は、
 やり取りを全部覚えていてくれるこの記録は、
 わたしにとって、とても、特別なものになってた。

 だから、これからも、
 こんな風に、伝えられたらと思うんだ。*




     [ あの時も、薔薇色を見ていなかった。 ]


 



  何時もデートって言う癖に、結局外に出たから無いし
  その間に体力無くなったら意味も無いのに。
  
  勝手に飼っておいて私が他の男と何処かへ行っても、
  きっと連れ戻しもしないのだと思う。
  その癖私が出て行ったら 勝手に夢に出てくるのだろう。

  あのおひめさまの方がよっぽどわかりやすかった。
  かわいそう。
  適当な奴ひとりいるだけで大騒ぎになるなんて。


 



   なんのためにいるの。
   ばかみたいじゃない。


 




      夢は殺せないのにな。



 




             [ 客室の棚に収まった、
              紙切れ数枚の、なにか。 ]


 




             [ 達者になったとはいえ、
               Mの癖だけ目立つよな、 ]

 




      そういうところが嫌い。



 




   [ あれから 薔薇の話は、何一つ聞いていない。
    夢に出てないことは 確かだけれど。 ]


 




           今日も出ない。



 




   [ ここ数日の "残す" ための手記には、
          同じ文言が 続いている。 ]**


 

○月◇日

  今日は僕にとって最高の日だ。
  記憶を全て思い出し、また目を覚ました後も
  僕は僕で居て、頭痛ももう起こらない。
  そして今、隣にはルークが無事な姿で居て
  彼女が今まで無くしていたという"心"を
  思い出すことができたと、言ってくれたのだから。
  
  お互い、無くしたものを思い出した後は
  これからは、互いの中に色んなものを
  増やしていきたいと思う。
  
  でも、そうする前にね。
  一つだけ、ルークに言ってなかったことがあるんだ。
  僕が機獣と一緒に降って来た最初の襲撃で、
  僕は、基地の人を誰一人攻撃しなかった。
  僕が攻撃したのは、機獣への一撃のみ。
  
  君の父親の仇ではなかった、と安心はしたけど
  もっと早く、僕に自我があればという後悔がある。
  僕が機獣を葬るまで、かなり時間があった。
  それまでただじっと立ち尽くすだけの
  突然天から降って来た正体不明の僕の姿は
  基地の人達にとっても、脅威だっただろう。

  もし、ルークが、全てを昔の話と言ってくれるなら。
  僕もこれからも、君の側に居たい。
  そして、もし行く先に何があるとしても
  君に、側にいて欲しいんだ。
  何があっても、僕がルークを守るから。

  ……もし、なんて。かっこつけちゃったけど。
  断られた後のことなんて考えてないんだ。
  ルークなら、今ここに居る僕のことを
  僕よりも、誰よりも、信じてくれると思ってる。

  他の基地の人だって、僕にとっては大事なのにね。
  今、僕が一番信じているのはルークだし、
  隣に居るのは君じゃないと、だめなんだ。
  だって。ルークは。
  僕の、大好きな人だから。



[ ずぅっと、ゆめを見続けている。
  誰かの姿をした何かが、碧を見下ろすゆめを。

  誰も“何か”をころしてはくれない
      ──頼む度胸のひとつなかった。

  そうだ、全部それに収まる。
  全部を中途半端に手に入れようとする、
  生きる為だけの 逃げ腰。]

 



[  ──まんげつ、だ。 良くない。
 

          喉が渇く。
              おち  る 、]

 

○月◇日
  今日は、緑色の葉っぱを沢山茂らせた
  山、という場所に来た。
  地上世界の植物は、地下世界のそれと比べて緑が濃く、
  旅をしながら地下との違いや共通点を探すのは面白い。
  この辺りの植物には空気を浄化する作用があるらしく
  汚染濃度は他の場所と比べてだいぶ薄いようだ。
  
  けれど、計測器の表示を見る限り。
  地上の人達が住めるようになるまでは
  あと、百年ぐらいはかかるだろうか。
  僕はそう記録をし、地上のシェルター本部で待つ人達へ
  この地点の報告を入れた。
  百年、というのは長く聞こえるけれど
  他の場所と比べるととても短い。
  通信機の向こうから聞こえてきた声の感触は良かった。
  
  環境の汚染が、僕やルークの体に影響を及ぼさないのは
  こうして、各地を回る旅をする上では、ありがたかった。
  僕も、ルークも、ペンギン君も、お腹はすくし。
  できれば、配布された固形の完全栄養食やAME-015より
  美味しく食べられるものがいいに決まってる。
  
  僕は、近くの樹になっていた赤い果実をもぎ取ると
  食べれるかだけ通信機で本部に聞いて。口に一つ入れた。
  
  苺には及ばないけれど。
  苺に似た赤さを持っていて甘くて美味しい。
  この甘い果実は『リンゴ』というそうだ。
  今後は見つけたら積極的に取って行きたいと思う。

  ―――そうそう。
  この間地上の本部に帰還したときに、
  僕の義手の改良版ができたと、
  地上の研究者達が駆け寄ってきた。
  研究者というのはどこでも同じようで、
  地上と地下のしがらみとか、狭いシェルター生活とか
  そういうことに余り拘りを持たない彼らは、
  (話が始まると止まらないことを覗いて)
  他の人々と比べて、話しやすかった。
  
  おかげで、僕は義手砲を撃っても
  そうそう気絶することはなくなった。

  『私達の住む世界を広げる手伝いをしてくれてるんだ。
   応援することの何がおかしい?
   ……まあ、欲を言えば、地下で生まれ育った
   ルークさんのことを調べてみたくてたまらないが。
   それは、今の優先事項ではないからね。
   ……何も怖いことはしないよ。
   台に乗せてぐるぐる回したり、細胞を取ったり
   だから、その義手を下げて。頼むって。』
  
  ……悪い人達じゃないのはわかってるんだけどね。
  僕も最近はルークのことになると自分を止められなくて。
  この時もすぐに、無言で義手を相手に向けてしまい、
  ペンギンとかルークとか、その場にいた人に
  宥められてやっと腕を降ろしたんだった。

  地上に点在するシェルターを回るのも楽しいもので
  かつて地上人が作り出した僕達種族に
  否定的な人もいるけれど、理解を示してくれる人もいる。
  話が通じる人の存在は、僕達の希望だ。
  
  
  ……まだ、シェルター外部で
  生きている人間は見つけられていない。
  でも、いつか。僕は見つけられると信じている。
  僕一人だったら難しかったかもしれないけれど、
  今はそうじゃないのだから。

 
 
  Jさんへ
 
  気持ちは伝えられましたか ?
  私は伝えることが出来ました
 
  私は ねぼすけだから
  これからも 何かあったら起こしてね

                    A子より **
 
 



   ひと と 獣の、混じったような、
   薔薇色の瞳の なにかが、


        ────── 、



 



   あれから肉が減った。
   食べるものが減ったのだから当然だった。
   多少は丁寧になった発音と、
   奪い方を忘れてしまった食べ方と、
   この世界じゃあまるで役立たない物書きだけ、
   
   何かの名残でもあるかのよう。


 



    残りたくない。遺されたくない。
    誰も彼もが置いていく。

    どうして自分だけ生き延びてしまうのだろう。
    生かすためになんだってしていたのに、
    結局なんにもならないじゃないか。


 




 A子さんへ



   じゃあもう一回、僕の気持ちを聞いてくれますか?
  










  俺は 五十鈴雨音のことが 好きです



    これで寝られへんやろ、ねぼすけ *
  



           どこか、とおくへ、
           獣のように、駈け行く。
           薔薇を纏い、風を切り。

           碧に姿を映すよに。

 



   蝶の羽と、月の光、
   薔薇の魔法を纏った薬のおかげで、

   だいじなひとは目を覚ましました。
   彼は蝶々の献身を忘れることがないように、
   世界で一番うつくしい薔薇に、
   蝶々の名前をつけたのです。

   そうしてぼろぼろの蝶々は、
   世界で一番うつくしい薔薇になったとさ。

 



          めでたし、めでたし。

 



         [ 此れが“リドル”の幕引き。
           青薔薇の物語。

           童話にのみ残るひとつの*名前*。 ]
           



      きっと、"なんでも"したのだろう。
      問うて自分に答えを返していた。


 

 




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