XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a51) 2022/12/17(Sat) 1:13:40 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a76) 2022/12/17(Sat) 18:15:30 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――ゼロと別れるころ―― [誰かに自分の幸せを決められることが気に食わない>>211。 生まれてすぐに迎えが来ていたなら、幸福に暮らせたろう>>194。 それぞれにはそれぞれの思想があって、受け入れるも入れないも、思いは様々らしい。 前世にも、現世にもだ。 ――それなら。 はじめからこの洋館にいた人なら、どうなのだろう。 箱庭の空間を幸福と思うのか。それとも、世界を守りたいのか。 浮かぶのは、ひとりの顔。] (299) 2022/12/17(Sat) 18:40:10 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……シンは、どう思うのでしょうね。 [小さく呟くのと同時、職員がこちらに声をかけてきた。 慌てた様子の職員>>217は目についていたものの、まだ『世界』の訪れに東奔西走しているのだと思っていた。 けれど、伝えられたのはすでにはじまった世界の崩壊の話で。 天変地異、異常気象>>198。たしかに、気の早いこと>>218。] (302) 2022/12/17(Sat) 18:40:55 |
【人】 XII『吊された男』 ユグわかりました。ありがとう。 [知ったところで、今すぐに何らかの対処を行えなるわけでもない。 ひとつ頷いて、人探しのリストに『世界』の姿を加えた。 ヒナギクほど動転しないさまを、冷たいと思われたろうか? 果ては、世界を守る気はないのだと。 積極的な崩壊を選び取りはしないが、その結果を受け入れないとも思わないから、はたから見れば同じこと。 せめて伝えてくれた職員には身の安全を守るよう言って、見送る。] (304) 2022/12/17(Sat) 18:41:27 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[――時間がないな。 焦り。ゼロと別れひとりになって、内心に落ちてきたのは、そんな感情だ。 問答無用で崩壊させてしまうのであれば、傷つく人が出る。 ヒナギクも嫌がっていた>>1:402。チェレスタは諦めていると言ったが、守りたい人がいるのは事実>>160。 ゼロも その理由はともかく 箱庭には行きたくないと言っていたし>>218。このままでは、不平不満は残るだろう。それらは無くすことは出来ないものだとしても、軽減させることは出来るのではないか。それすら許されないなんて。 それが一番、ユグにとっては後悔する結果と思われた。 チェレスタの祈り>>220を無駄にするのは、心苦しい。] (306) 2022/12/17(Sat) 18:41:49 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ (308) 2022/12/17(Sat) 18:42:13 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ (309) 2022/12/17(Sat) 18:42:39 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a78) 2022/12/17(Sat) 18:48:36 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a79) 2022/12/17(Sat) 18:50:03 |
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