仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。 (a9) 2020/05/13(Wed) 1:02:22 |
【人】 仕立て屋 アルジャーノン−夜半− [後は朝の卸を待つのみとなった紳士>>0:187 淑女>>13のオーダーを済ませた店主は、汗ばみ始めた身体を冷まそうとカラリ。戸口より表へ。] んんん…!タナバタが始まるとやはり、夏ですね。 今年のタナバタは…… あっ… [嬉しそうな二着の『服の声』に釣られてしまっていた店主は、今日の仕事が未だ終わっていない事を思い出す。 風のように店内へ戻ると、年季の入った巨大なアタッシュケースを手に取り駆け出す。 昨日の来訪者がまだ寝行っていれば、騒々しさに目を覚ますかもしれず。>>187] (15) 2020/05/13(Wed) 1:16:21 |
【人】 仕立て屋 アルジャーノン−調香店『ディアス』前− [方向音痴な店主が街の調香店に辿り着頃には、日も登り始めるだろうか。 肩で息をしながら、不躾なノックをすんでのところで手を止めて] んんー、流石に寝て…ますよね? [いつもこうだ。息をしていた肩は心情を表すように、上がってこない。 伺い事は次の伺い事とともに忘却の彼方、というのは悪い癖だがなんともなおらない。店主は誰にともなく髪掻きながら] ディアスさん、ノアさん、すいません。お代はお返ししますから… [注文のドレスを丁寧に折りたたんだアタッシュケースを玄関に置き、ポッケを漁る。 エプロンもひっくり返した結果出てきたのは、ドレスの代金どころか一食分程の金貨と、言葉通り一食分のロリポップのみ。] ちょっと?足りないですかね? [エプロンから太く削り出したチャコペンを取り出すと、おもむろにアタッシュケースへ書き殴る] 『お待たせ致しました。遅れたお詫びに、こちら→をどうぞ。 メリー・タナバタ アルジャーノン』[矢印を引いた先に金貨とロリポップを丁寧に並べると、合掌の姿勢を取ったのち帰路につく。 メリー・タナバタなどという造語が通じるのか?家主が気付くまで荷物はそのままにあるのか?それは神のみぞ知る事で。] [一つ言える事は、店主の誂えた少女のドレスは、ディアス氏の思惑に沿うか沿わぬかは分れども−−− 深みのある藍色に星河の様なラインストーンを散りばめた、彼にとってのマスターピースであるということだけ。]* (16) 2020/05/13(Wed) 1:41:42 |
仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。 (a34) 2020/05/13(Wed) 19:21:33 |
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