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【人】 きっと教育係 キネレト[きっと放っておけば明日の朝まで 一晩中続けようとしてしまっただろう真面目な会話は、 彼の機転のおかげで漸くひと段落した。 勧められた二つ目の茶菓子と君の煎れてくれたお茶とともに 君がくれた言葉たちを味わい尽くして、 心躍る宿題の提案に二つ返事で微笑んだ。 結論を急がず待とうとしてくれるところにも、 僕は随分と救われているように思う。 こうして『また今度』が積み重なってゆくのも楽しい。 現在進行形で僕は君に大事にされていると感じるけれど、 君がどんな時に大事にされていると感じると思うかは 今すぐには答えられなさそうだった。 誰にも見せたくなくて隠し続けるうちに 誰かに気付かれることさえなくなった弱い面を見せても、 君は嫌がらない。憐れむでも変に同情するでもない。 思えば一年前のあの日もこんな風に 遠慮して辞退しようとした僕を強く抱きしめてくれて、 気付いたときには自分でも驚くくらいに 心が君に全部持ってかれていた。 ひょっとすると君はきまぐれなノリで、 そうしてくれただけだったのかもしれない。 それでも確かに僕にとっては救いだった。 君に抱きしめられると僕は ここに居ても良いのだと、もっと言ってしまえば 生きていても良いのだと認めて貰えているような気がする。] (98) 2021/01/05(Tue) 22:04:05 |
【人】 きっと教育係 キネレト[図書館の業務については、 一利用者として知る以上の知識は僕にはない。 だから君が普段どんな仕事をしているのか 興味はあるが、凄くあるが、未だに部分的にしか知らない。 僕の所属している教会の主な収入源は献金だ。 他に結婚式や葬儀の謝礼金や、 僕も携わっている教育関連の収入なんかも入る。 時代背景と法律は自分でもよくわからないし もし訊かれたら僕よりも運営が焦りそうだが お察しの通り捨て身を良しとする環境ではあるので いろんな意味で言わぬが花と、 尋ねられても曖昧にしか返せないだろう。 寄付をしようとしてくれる その気持ちだけで大変有難いものだ。 経理の仕事は僕はしていないから、 彼が教会に既に相当な額を寄付してくれている 支援者の一人であることも未だ知らない。 ただ、もし何かの拍子に知ることがあれば 感謝を通り越して怯えてしまいそうな気はする。 僕と君の仲をあまりよくは思っていないらしい神様が 君から必要以上に巻き上げようとしないとも限らないだろう?] (99) 2021/01/05(Tue) 22:04:11 |
【人】 きっと教育係 キネレト[自分に色気が皆無なのも、自分が一番良く知っている。 君をその気にさせられるようなスキルも持たない。 ただ服を脱ぐだけでも 半年前なら体感一週間は掛かっていたし、 君の些細な言動ひとつひとつに対して そこらじゅうに人知れず転がった後を残してしまう。 たまになけなしの勇気を振り絞って誘おうとすれば 大抵ちょっと笑えるくらいに超次元的な邪魔が入ってくる。 君の隣を我が物顔で陣取りながら不甲斐ないとか そのうちに君に飽きられてしまうのではないかとか 申し訳なさと若干の淋しさを覚えながら、 大事にしたいから、という君の言葉を信じることで 自分の心を落ち着かせてきた。 悲しいかな、人間そうすぐには変われないし のんびりまったり過ごす時間も僕は好きではあるんだ。 君の心は読めないから、君がどうかはわからないけれど 君もそうだと良いなと願いながら今日も手を繋ぐ。 忘れ物を取りに戻る君の後を追ったら笑われてしまった。 別に脱衣所に一人取り残されるのが淋しいと思った訳じゃない。 本当だぞ。] そっか。内風呂なら冷えずに済むね。 温まるのが最優先なお風呂を 外に作るだなんてほんとに面白いよね。 (100) 2021/01/05(Tue) 22:04:27 |
【人】 きっと教育係 キネレトああ、でも、本場のサウナなんかは 氷点下の中で氷を割って湖に飛び込むのだっけ…… ……へ? それは、ええと………… ありがとう? [変わらず凹凸の少ない貧相な身体に 見蕩れさせられるような要素は自分では微塵も感じられない。 のだが、多少は魅力を感じさせられているのだろうか。 だとしたら嬉しいね。存分に見蕩れておいてもらおうか。 そんな風に思えるくらいに僕も随分 自惚れ 成長したと思う。しかしながら恥じらいがなくなったわけではないので 服を剥ぎ取るスピードは格段に落ちた。 そんな中で脱がし合ってみるかと冗談で告げた提案に 君は予想外に真面目な顔で考え込み始めた。 あれ? これは本気にしたやつか? どっちだ?? そんな君をじっと食い入るように見つめて 手に汗握りつつ見守りながら、 僕の手も暫し完全にフリーズしてしまった。 君が本気にするなら断る理由は何もない。 そうか、決めたか。脱がせるか。脱がすか。 よし受けて立とう、今夜のご注文はどっちだ……! ……固唾を飲んで答えを待ち構えて 心拍数が最高潮になった辺りで、君は口を開いた。] (101) 2021/01/05(Tue) 22:04:39 |
【人】 きっと教育係 キネレト……ふふ、そうだね。 家でのお楽しみに取っておこう。 お湯とお料理はゆっくり楽しみたいし、 入る前から逆上せてしまっては 折角のお湯を楽しみそびれてしまいそうだしね。 [命拾いした、ような。 少し残念な、ような。 どうにも掌の上で転がされているな。策士だなぁ君。 最初は確かに冗談のつもりだった筈なのに 勝手に僕一人が期待していたみたいで 余計に恥ずかしくなってしまった。 夏の頃よりは肌の色も多少白く戻ったはずの肌が、 羞恥心に耐えかねてじんわり紅く染まり出す。 視線を足元に彷徨わせていると君の靴下が剥がれる。 自分より一回り大きなつま先に無意識に心臓が跳ねた。 なるほど? こういうことか? 温泉であってもきちんと元の形に伸ばされる靴下たちに、 なんだか微笑ましい気持ちになった。] (102) 2021/01/05(Tue) 22:04:57 |
【人】 きっと教育係 キネレトおや、そうだったんだ。初耳だな。 土足で生活する文化圏の人達にとっては 裸足は恥ずかしいものとして映るのか…… 普段他人に見せないものだからかな、おもしろいね。 幼い頃に染み付いた習慣って なかなか消えないものだよねぇ。 大人になってから身に付けた事柄より余程。 [なんとなく、彼が自分から話したがるのでなければ 過去について尋ねるのは躊躇われていた。 興味がないわけでは勿論ないし 寧ろ聴かせて貰えるなら何時間でも聴きたいが、 思い出したくない記憶もあるのかもしれないと思うと 自分からは訊けなかった。 だから、断片的にでも過去の話を聴くことの叶った喜びに 返す声は自然と弾んだ。 僕はと言えば──靴と靴下がまず貴重品だった。 裸足で過ごすのが幼い頃は普通だったから、 当然裸足を恥ずかしいと感じる文化は根付いていない。 ただ、まじまじと見つめられたら確かに恥ずかしくは感じそうだ。 決して綺麗な足とは言えないものだから。] (103) 2021/01/05(Tue) 22:05:08 |
【人】 きっと教育係 キネレト[然しながら胸元を恥ずかしいと感じる文化は根付いているので 君のお言葉に甘えてあひるちゃんを3匹預け、 残りのあひるちゃんたちで胸元を隠しながら 扉を全開にして突き刺すような外気に身を晒した。 残りのどうすることも出来ない部分は湯けむりが なんかうまいこと隠してくれると信じて。 色気もへったくれもない そこら中に響き渡る大声を上げてしまったことを 後悔するも後の祭り。君が笑ってくれたから良しとしようか。 ところで……君は平気なのか熱いお湯。 今度はこちらが信じられないものを見る目で 君を見つめる番だった。] だい、大丈、夫………… 熱いお湯は貴重だって、頭ではわかってるんだが ぬるいお湯に慣れてしまってるんだよな…… 長く浸かっていても逆上せにくいし。 [そうか。先に手で温度を確かめれば良かったのか。 君に倣って指先をお湯に浸して温度を確かめてから かたつむりに負けない遅さで湯船に沈んでいく。 丁寧な掛け湯の大切さを思い知った瞬間である。 なぁ、君の方が温泉慣れしてないか? 気のせいか? そういや眼鏡なしでちゃんと見えてるのかい??] (104) 2021/01/05(Tue) 22:05:13 |
【人】 きっと教育係 キネレトなんだよぉ! 何がおもしろいんだよ!! [抗議の声を上げてみるものの 客観相当面白いであろうことは自分でもわかる。 僕だって君みたくもっとスマートかつエレガントに 入浴を成し遂げてみせたかった。 故に、隣に入って来てくれた君ではなく 敢えてあひるちゃんと戯れる方に夢中になったのは、 照れ隠しでもあったのだ。 恥ずかしくて君の顔が正面から見れなかったから。 水面を揺らしてあひるちゃんを一列に泳がせ、 しんしんと降り続ける雪と白銀の小さな庭園を眺めて スノードームの底ってこんな気分かな、なんて 特に深い意味はなくぼんやり思ったときだった。 君が徐に隣から前へと移動していく。 やっぱり君も熱いんじゃないか、 そう勘違いしたのは一瞬のことだった。 波に翻弄されてくるくる回るあひるちゃんを(1)1d6匹 助けるように引き寄せて胸元に抱きしめながら…… 正面へ回って来た君に漸く目を合わせて、] (105) 2021/01/05(Tue) 22:05:18 |
【人】 きっと教育係 キネレトへ? 隊長? 僕のこと? 足? 勿論構わないが……何故だい? [言われるがままつま先を伸ばして素直に足を乗せた。 とろっとしていて濁っている温泉の湯質のせいで 足元はあまり良く見えず、 君のどの辺に乗っているのかもよくわからない。 膝とか太腿とか、その辺だろうか。 楽しそうに口ずさまれる鼻歌を聴いていると なんだか僕も釣られて歌ってみたくなってきて、 君の歌声に合わせて一緒に口ずさんでみる。 相変わらず良い声だなぁ、君。 歌詞は一部しかわからないからほとんど鼻歌になった。が。 足元のこそばゆさに小さく身を捩った。] (106) 2021/01/05(Tue) 22:05:27 |
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