人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


「……シトゥラ?」

 ベッド、ドレッサー、クローゼット。
 小さなカーペットが敷かれた、板張りの床。
 他にも多少の調度品はあるだろう。

 そんなごく一般的な、とある少女の客室。

 ベッドの上、乾いて一部が茶色く変色した、赤い海。
 揺蕩うように、静かに横たわったふたりに朝は来ない。

 少女の名前は、ニア。
 高く二つに結わえられていた黒髪は下ろされ、
 はらりとベッドに広がっている。
 華奢な肩を晒す白いシャツと、
 素足にキュロットだけを身につけた無防備な姿。

 青年の名前は、シトゥラ。
 括られていた長髪は解かれ、毛先を赤に浸している。
 帽子も上着も取り払い、
 シャツとズボンを纏った、いくらか身軽な姿。

(→)

竪琴の音。

「シトゥラ」
竪琴の音。

「シトゥラ?」
竪琴の音。

「……シトゥラ!」
竪琴の音。

竪琴の音。
竪琴の音。

竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。

竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。



 少女の細い首に残る扼痕。
 青年の胸に深々と突き立ったナイフ。

 ふたりの首には『シータの痕』がふたつ。
 生きている誰もが知る由もない、
 とあるテストに関連した死者へ与えられる印。
 それを模して刃物で刻み込まれた、もうひとつの瘢痕。
 
 ふたりの手は絡めあうように握られている。
 青年の薬指に残された噛み痕が、苛烈な恋を咲かせている。


 何よりも雄弁な少女の瞳は、閉じられたまま。
 滑らかに言葉を紡ぐ青年の口は、閉ざされたまま。

 最期に映したものは、音にしたものは何だったのか。
 死人に口無し――語る者はもう、ここにはなく。

 少女の持つ、壊れた弓が直ることは無かった。

/*PL>>墓落ちされた方へ
 ハローハロー、当方です。
 無事に朝を迎えられなかった方にお知らせがあります。
 こちらをご一読ください。

 上記に書き忘れましたが、
 噛み死の方は狼側からアプローチがあるかもしれませんね。

 このメッセージは以降汎用メッセージとして扱われます。
 当方は皆様に愛を贈ります。Love......

部屋の中に、ふたりの人影がある。
赤い血の海に浮かぶ手は繋がれていて、その双方の頸には事件の象徴が刻まれていた。

海の底のような、静かな部屋の中には音がない。
冷たい月明かりだけが、そこで起きたことを見ていた。

ふたりを繋いだ証はそこになく、ただ青年の指に残る痕だけがそこにあった熱を覚えている。→

竪琴の音。

「なんで」
竪琴の音。
竪琴の音。

「どうしてこたえてくれない」
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。

「ハマルはまだ」
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。
竪琴の音。

「まだ、おまえの特別を聞いていない!」

「シトゥラッ!!」


ブツンッッ


「先に結果だけ。
 シトゥラは
共鳴者
だ。

 まだ会議に姿は見えないが、
 俺たちのように通じ合った仲間がいる者だ。
 彼は親しいものが多く見えたから絞り込むのは難しいな」


青年が辿った肌は温度を失い。
少女が噛んだ指は力を失い。
ふたりの閉じた瞳は光を失い。

果たされなかった未来は約束を失った。



沈黙は秘密を隠す手段になり得ない。
ここにあったすべてが、誰かの絆を語っている。

叶うはずのなかった想いは、
繋がれるはずのなかった糸は、
やがて喪失を得てはじめて、

──ひとつの恋になった。
 

ぽた、ぽた

「…………」

割れた爪先から血が流れる。
弾けた弦は小さな手にミミズ腫れを残した。

「……どうして」

「ハマルは、手を掴めないのだろうな」

竪琴はもう鳴らない。

 
「……ゲイザーは、
煽動者
だったよ。」

ただ一言それを告げて、通信は切れる。

/*
 と言っても、今回は既にきちんとすり合わせ済みですね?
 状況も変わりましたし、今後こちらのアナウンスは必要ないかもしれません。
 次回以降は状況を見て検討します。kiss...

メモを貼った。


「 
Hey, Situla.
 」

「 
Can't you hear me?
 」


グッドモーニング!
昨夜はよく眠れましたか?

“死が二人を別つまで”

当方は死が愛に深く関わるという事を
時折耳にします。

そういうことでしょう?

この様な形の死も存在するのですね。
参考にさせていただきます。

サンキュー
 

愛する者と共に死ぬ。つまり永遠の愛になるということだ。
素晴らしいね。
これこそが幸せ。
これ以上ないほどの幸せだ!
シトゥラ、ニア、おめでとう。


「 
Promise you say
 」

「 
what is that?
 」


ニア シトゥラ

死によってあなた達の愛は永遠になりました。

死は救いで、死は幸福です。
つまり、二人の永遠の幸福が
約束された事と同義です。

当方は心よりお祝い申し上げます。

おめでとう!
 

メモを貼った。

メモを貼った。

 (ここは3日目まだまだ平和時空)

「考えた。考えたんだが……、」

 神妙な顔でベッドに腰掛けたラサルハグの準備はバッチリいつでも出発できる。25歳にして色を知らぬ体といえど、必要な知識は蓄えていた。否、サルガスが与えていた
(裏情報:現実世界におけるラサルハグは16歳である)
。後ろは初心な手つきで丹念に準備し、この車はあなたと夢の道を爆走して何人轢いてもきっと走り続けることができる。言い過ぎじゃない?

「年長者が上になる、と言う。しかしあなたに手間をかけさせるのは悪いのではないかと……、だがあなたを暴くのが俺でいいのか悩み続けている」

 頭で悩み手に聞いた。体は容易くエンジンをふかし唸りをあげた。命のガソリンがハートに火をつけた。


これから始まるParty Night


魔術師達のめくるめく生と喜びに満ち溢れた空間に、
傍聴席の死者たちはついてきてくれるだろうか。

 現場の童貞処女さんはどう思いますか?

自分が酷い人間であると分かっていた。

自分の選択を後悔していなかった。

己の捨てた物の重さを知っていた。

ハマルに声を届ける術がない。

ハマルとの時間が好きだった。

竪琴の音が好きだった。

囁く。「さようなら、……カウス」

 会議が終わり、ひと段落した頃。
 狂った相棒の通信が入る。

「メレフ。今晩は空いていない。
 大切な、……とても大切な用事ができた。

 ブラキウムのところへ行く。
 彼女の悩みを解決してあげるんだ」

 鼻歌しそうな弾んだ声はまるで恋する少年めいていて。
 とても、ラサルハグらしくない。

 まるで別の人に乗り移られて、
 その人の望むようにシナリオが書き換えられていくのを
 楽しんでいるかのようだ


「あなたも都合の良いものは好きなはずだ。
 よかったろう?
/*よかったと、思うんだ。*/


 心配はいらない。すぐに彼女も『我々』に加わるよ」

 
一度殺されると、変なモノに取り込まれちまう。
 『犯人』達の思想に寄り添うのもあり得るだろう。
 俺達にとってはその方が都合が良いってのは、皮肉だな。


 あなたはラサルハグに『神祓衆』を教えた。
 それよりずっとずっとむかし、
 魔術師の道を歩む幼子を知恵を与え、時に導いた。
 そうして育んだ情がいま、
 皮肉なことに蛇のように絡みついてあなたを阻害する。

 [ハマルはシトゥラを信じる]
 [ハマルはそう信じられていた]
 [ハマルは今もシトゥラの味方だ]

 [ハマルはそうして、彼に【委任】した]

 [足りなかったのはきっと、ハマルの覚悟だ]
 [どこか苦しいのはきっと、ハマルの責任だ]

 [だってシトゥラが裏切る事はないのだから]
 [ハマルはそんな事を思わないと信じられていたのだから]

 [ハマルは、]

「             」

 [もうなにも伝えられない]
 [もつ、なにも聞こえない]
 

ハマルの頭を撫でたかった。けれど、その権利は自らが捨てた。

>>=4が聞こえている。

ずっとハマルの声を聴いてきた。

聴くことしか出来ない。

その気持ちに返せる言葉を持たない。

【ソロール】

 微睡むように、周囲の声を聞いていた。

 いくらかの言葉を返したような気もするし、
 いつもみたいに口を噤んでいただけのようでもある。

 少女の瞼は閉じたまま。
 穏やかに、眠るように――
 ……きっと、手を繋ぐ彼の夢を見ていた。

(→)


 ――これは、少女の恋が花開くまでの過程。その一端。
 この夢を覗く不躾なあなたへ、
 ほんの少しだけお披露目しましょう。

 ❀

 初め、少女はかの青年のことが嫌いでした。
 あれも嫌これも嫌、嫌いなものばかりの少女ですが――
 その中でもいっとう、優しい人が嫌いなのです。
 ぽつんと座る、不機嫌な女の子をわざわざ気にかけるような
 優しい人のことが、世界でいちばん嫌いなのです。

 だから、突き放してそれでおしまい。そのつもりでした。
 けれど、そうはならなかった。

 青年が踏み込んだのではありません。
 少女が歩み寄ったのでもありません。

 青年の持つ技術が少女には好都合だった――
 ――ただ、それだけのはじまりです。
 少女は、壊れた弓を持っていた。
 少しばかり薄暗い経緯で手に入れた武器を。


 その日のうちに、青年は約束を守りました。
 弓の修理を請け負った彼は、少女の部屋へ訪れたのです。

(→)


 そこで、ふたりはいくらかの話をしました。
 青年の手は幾度も、少女の頭を撫でました。
 少女がそれを拒まなかったのは、彼がこう言ったからです。

 ――僕、寂しがり屋なんで。人に構うのが趣味なんですよ。
 それだけ。優しさなんかじゃない、これは打算です。


 優しさを厭いながら、焦がれる少女に――
 ……いいえ。優しさに焦がれるあまり厭うことしかできない、
 不器用で意地っ張りな、途方もない寂しがりに。
 その言葉はひどく甘く響きました。

 ❀

 少女は幾人かについたのと同じ嘘を吐きました。
 行方不明になった兄さんの代わりに、ここへ来た。
 犯人に復讐したい。そんなしらじらしい大嘘を。

 ――ああ、でも。
 誰かに言った『事件に関する情報を集めている』。
 これはまるっきり嘘というわけでもありません。
 少女はたしかに集めていました。
 探していました。無意識のうち、求めていました。
 とっても悪い子な自分を見つけてくれる、誰かのことを。
 あの男への痕だって、だから刻んだのです。

 ……話が逸れましたね。
 とにかくその日はそれでおしまいでした。 (→)


 それから、いくらかの時が経って。
 青年は弓の修理のため、ふたたび少女のもとへ訪れました。

 少女がこの部屋で直してくれと頼んだからです。
 目の届かないところへやりたくないと。
 盗品なのだから、当然のことです。
 ――しかし、結局。弓が直されることはありませんでした。

 ❀

 青年は知っていました。少女がとっても悪い――
 『殺したいから殺す』と嘯いてあっさり人の命を奪うような、
 とってもとっても悪い子であることを。

 青年は知りませんでした。
 少女が明るく真っ直ぐなとある冒険者を殺したことを。
 青年と親しかった、ひとりの女性の命を散らしたのが、
 他ならぬ目の前の少女であることを。

 それを少女の口から聞かされた青年は――――。

 ❀

 ……これより先は、ふたりだけの秘密です。
 少女の口から語られることはないでしょう。

 ただ、ひとつ言うのなら。
 少女はようやく出会えたのです。
 餓え焦がれていたものを、手に入れたのです。 (→)


 少女は恋をしています。
 自分を見つけてくれた、愛してくれる――

 シトゥラという青年、ただひとりに。

 ――王子様というには、随分と悪どいひとだけれど。
 悪い子のニアには、お似合いの相手かもしれませんね。

(→)


 夢の続きはもうしばし――

 少女の瞼が持ち上がって薄紫がふたたび露わになり。
 かの青年の唇がまた言葉を紡ぎはじめるその時まで、お預け。

 ……きっと、そう遠いうちではないだろう。

【ソロール:梔子の夢 完】


「 
Sadal is not a liar.
 」


ハローハロー、当方です。

声が届きました。傍聴者の一からです。
スクリプトと名乗った彼は、我々に大変協力的です。
素晴らしい案を持って、当方へと接触して来た次第です。

気分屋さんは、彼が誰であるかを知っていますね?
彼が貴方に“人を殺したい気分”を頼んだのですから!

スクリプトは脚本家であり、演出家です。
舞台監督とも言えるでしょう。

スクリプトは、自身の台本に従って
人々に死を与える事を為したいとのことです。

「協力者を名乗り出ておきながら、
会合に来なかった“役者サダル”を

“人を殺したい気分”になった
 あなた達に殺して欲しい」

彼は言いました。
当方はいつでもその気分を有していますが……
 


「 
Gardenia is not a liar.
 」


……ルヴァ、スクリプトは随分と、
貴方の事を気にされていましたよ?
役者サダルは不幸なわけではありませんからね。

死を与える事により、幸福を与えたい貴方は、
自らが役者サダルに死を与える事に
積極的ではないかもしれません。

そんな事を、スクリプトは気にしていました。
実際の所、如何ですかルヴァ?

それとこれは他の我々にも問う事ですが、
“役者サダルに死が与えられる場に在りたい”
と考える方はいますか?
 


「 
Situlas is a liar.
 」


ああ、そうですね。

「スクリプトの言う、“素晴らしい案”ってそれだけ?」

はい、貴方の疑問も尤もです。
当方は貴方にせっかちさんとの称号を贈与します。
勘違い屋さんとの称号も共に。

まず、スクリプトの案を
素晴らしいと評したのは当方です。

そして当方はまだ我々に
その案の内容を説明し終えていません。

どうか焦らず、当方の言葉をお聞きください。
 


「 
Ras is a liar.
 」


スクリプト曰く、役者サダルに死を与えれば、
他二名へ死が与えられるというのです。

具体的にどうなるかは、
舞台を楽しみにしていてほしいとのことですが、
役者サダルの死により、それが起こる事だけは確実です。

……もう、せっかちさんたら。
当方は貴方が、貴方を落ち着ける行為をする事を提案します。
深呼吸だとか。その程度は可能ですよね?

気分屋が頼まれた“人を殺したい気分”は
ひとつだけではありません。
五つ
もです。

スクリプトはその分だけ、
役者サダルに死を与える者のアテがあるのです。

そして、気分を送る予定はありませんが、
スクリプトには他にも協力者が存在するようです。

沢山がんばりましたね、スクリプト。
当方は改めて貴方へ称賛と感謝を送ります。

グレイト!
 


「 
...Such a liar.
 」


……しかし、我々に協力的な傍聴者でも
こうまで差異があるものですか。

ねぇフール?

貴方はまだ、言葉だけですね?
勿論、当方は貴方の言葉に
嘘偽りがあるとは思いません。

ですが、我々の信用に足る“何か”は必要ですね?

フール、貴方も何かを為しなさい。
誰かに死を与えるでも、
誰かの志を我々と同じものに書き換えるでも、
或いは他に案があればそれでも構いません。

志を変える場合は、“口約束だけ”だなんて、
そんな中途半端な事を、貴方はしませんね?
 

/*PL
 ハローハロー、当方です。本日の宣言についてお知らせです。

 ・投票→サダル
 ・襲撃→神祓衆(誰であるかはご存知ですね?)

 サダルの殺害は、ルヴァ次第と言ったところでしょう。
 スクリプトとしては、当方に襲撃されることを考えていますが、
 その場にルヴァがいるかどうかは、ルヴァの自由意志に任せるとのことです。

 神祓衆への勧誘は、RP的にはフールが行います。

 以上です。疑問等々があればお気軽にどうぞ。
 当方は物語がより良いものになる事を祈ると共に、
 皆様のハッピーを望みます。kiss......

 少女はパチリと瞼を開く。
 薄紫が光を宿す。

 ――そこは街外れの深い森。
 鬱蒼と茂った木々の中、伸びる道の途中に立っていた。

 目を瞬かせ、首を傾げる。
 高く二つに結った黒髪がさらりと揺れて頬を掠める。
 ぱちりと瞬きをして、視線を下ろす。
 ――外したはずの上着も、タイツも、
 首元のリボンもきちんと身につけられている。
 少女はこれまで通りの姿でそこにある。

 ただひとつ、違うのは。白いブラウスの襟から覗く、
 細い首に刻まれたシータの痕――の、紛い物。

 少女は顔を上げ、道の続く正面を、
 霧に包まれた背後を、…………誰の姿もない、傍らを見て。

 あてどなく、歩みはじめた。

「――――しとぅら、」

 

歩き出した。

恋をしている。



 真っ直ぐ前を見て歩いていた少女は、進む先から声をかけられ。
 、、、、、、、、、、、、
 それでようやく気がついた、という顔をして、
 その人物の姿を目に映す。
 かつてその手で命を摘み取った、一番槍だった彼女を。

「ごきげんよう。
 ――ねえ、あのひとがどこにいるのか、知らない?」

 顔色ひとつ変わらない、淡々とした問い。
 『あのひと』が誰を示すのか、考えなくたって分かるはずだ。



「そうかしら」

 ぱち、と瞬いて首を傾げた。さらり、揺れる髪。

「――そう、探してるのよ。
 知らないのなら……もういいかしら。
 わたし、あんたに構ってる暇、ないの」

確かに、俺は5人分の殺意を渡した。
サダルは、素敵な台本を作って注目されたかったと言っていたんだ。
それが完成するのなら、こんなに幸福なことはない。
彼が死を望むなら、俺は彼を殺してやるだけだよ。

/*
投票▷サダル
襲撃▷ブラキウム

私ブラキちゃんの方にもいるためちょっとキャパ足りないかもしれないです。何卒……。

/*
 取り急ぎPL発言のみでごめんあそばせ。当方です。
 では当方のみがサダルの襲撃を行う運びに持って行きますね。
 後でね!٩(ˊᗜˋ*)و (これから離脱するよ〜の踊り)

 コミット宣言もありがとうございます。当方も宣言済みです。Love......



「……見つかるかしら」

 手を引く。これは目の前の女性だからではない。
 ただ、この手に触れていいのはたったひとり、それだけのこと。
 けれど、その動きは緩慢で。
 捉えようと思えば、簡単にその手を掴むことが出来るだろう。

 今の彼女は、夢から覚めたばかり。
 『仮想世界』のことも『テスト』のことも、
 それから自身への『課題』も未だ認識できてはいない。
 ……ついでに言うのなら、少女の餓えは未だ満たされず。
 これまでよりもいっそう強く、その心を蝕んでいる。
まるで、バグのよう。

 (ここは3日目平和エッチ時空)

「おう。」

こちらも伊達に傭兵をしていない。ドライブの準備等とうに万全だ。まさか自分で『両方』の選択肢を提示しておいて、相手の家に来てから準備するほど気の利かない男ではない。
(裏情報:現実世界におけるメレフには兄弟がいる)


今更この車で何人轢こうが気にするはずがない。そもそもそんな些細な事を気にするなら、「父息子」や「兄弟」と相手が思っている可能性のある相手に唐突に恋人になろうなんて言わないのである。

「そんな些細な事で悩んでるのかよ、ラス。
 ……簡単な方法があるだろ?」

服をはだけさせながら相手の隣に座る。あまり乗り気じゃないなら実の所、今日はやめておこうかとも思っていたが──

「そういや今は誰で抜いてんだ?
 うちのギルド、誰も若い奴もいないだろ。」

躊躇なく唸る鼓動を、もとい衝動を確かめる様に相手自身に手をやる。昔、性の目覚めが余りに遅い上に知識が無いのを心配したメレフが、手ずから抜いてあげた日を思い出した。

   
まだまだ続くよ過去からの
Night Drive


   墓下修羅場勢の童貞処女さん。見ていますか?



 強く握られた痛みに、わずかに顔を顰めて。
 引かれるままに、駆けていく。

「……? どこに、行くの?

 ――ええ、やっと……やっと、見つけたの。
 …………見つけて、もらった……――、?

 
アピール
、って、なんのこと……?」

 きっと息を切らしながら。手を引く彼女はきっと、今度は――
 少女の歩調を気にしてくれはしないだろうから。



「ああ……これ、そうね、そうだったかしら」

 掴まれたのとは反対側の手でそっと首元に触れ、
 歪に抉れた痕を指先でなぞる。

「でも、これだけは特別。あのね、」

 ――お揃いなの。
 ひそやかに、淡い想いを打ち明けるように。
 まるでふつうの女の子みたいに、少女は微笑んだ。

 今の少女の興味の対象は、ただひとり。
 それ以外は眼中に無い。少女
のデータ
はそういうふうに壊れた。

遠くなる意識の前、竪琴の音を聴いた気がする。
青年は結局返事が出来なかったことを思い出した。

「はァ。上手くいかないもんですねェ」

手を握って、開いて。
掌が覚えている感触を辿る。

(ああ、そうかァ。僕はニアを殺したんだった。
──で、胸をナイフで一突き。)

あの現場はどう、映っただろう。
あれを見た、遺してきた人間はどう思っただろう。
青年にはもう知る術はないけれど。⇒

/*
あ、でもこれから休みなのでいけるかも!
やっぱり行ってもだいじょうぶですか!



「     」

青年は誰かを呼んだ。

「──僕は、欲しかったんですよ。あの子の、全部が。
僕が、一番になりたかった。
僕が、守りたかった。でも出来なかった。

ふたりで一緒に居るには、あまりに僕たちは歪だった。
ずっとふたりで一緒に居ることなんて、出来なかった。
気付いたら、手遅れだったんですよ」

誰に言うでもなく、空間に落ちる声。

「僕の選択は、間違っているんでしょうね。
そんなこと、誰より知ってますよ。
でも、僕は“そうしたかった”」

──青年は、笑って。
自身の薬指の痕に口付けた。

「誰を、何を失くすことになっても。」

/*
 OK! それではどうなるにせよ赤窓で進行しましょうか。
 入れるところにいてね!くらいの。
 当方、*11に返答後、落ち着いたら>投げ始めます。


「 
I don't know what to do.
 」


成程。彼の杞憂でしたね。
それでは
  


/*いくらかの相談の後、彼らの声は聞こえなくなりました。


"死んだヤツが負けの世界"
あなたはそう言ってました。

それでは死んでしまったあなたはやっぱり
"負け"なのでしょうか。
せっかく協力してくださった方なのに。
死体になってしまったのは残念ですね。

/*
はーい! ありがとね……!

【スクリプトの脚本】

/*

 多くの人々が夢を見る頃、キューとルヴァは密かに集いました。
 キューは、冊子を手に持っています。瞳を閉じて。
/*


「 
I'm a liar today.
 」


ルヴァ、台本に目は通しましたか?

/*

 二人はサダルのもとへと向かいます。
 自分の意思でか、そうでないかは、傍目には分かりません。
 少なくとも、キューは自分の意思で歩いています。

 今この時に二人の姿を見るのは、本人達ともう一人だけです。
 “そういうこと”になっているのです。
/*

 ──暗闇と月明かり。
 冊子を持って廊下を歩く殺人者ども。
 全ては筋書き通りである。

「うん。バッチリだよ、キュー。
 俺の名演技に全レムノスが泣いちゃうかもしれない。」

 気分屋に、元より自分の意思はない。
 それはつまり、普段通りだということを指す。

 向かう先は、今夜の事件の舞台。

 [音は鳴らない][ハマルは思考をまとめる]

ヌンキ、キファ、カウス、ブラキウム
はおそらく味方です。』

『『犬』は俺、『護衛』はブラキウム。』


 [アンタレスとニアは犯人だったようだ]
 [声を共にしていたのはシトゥラとハマルだ]
 [サダルは『声』が聞けて]
 [キファは『呪い』でサダルと結ばれた]
 [キファは味方で、ハマルはサダルもそうであると判断した]

 [犯人がふたり、味方がひとり]
 [それが今死んでいる人々]

「シトゥラは、特定が済んでいないと言っていた」

 [アンタレス達以外にも、動きそうな犯人がいる?]
 [カウスもそれを危惧していた]

『ハマル、アナタは
"シ"
クルしくない
でしか?』


 [神妙な顔でそう尋ねた人物を思い出す]

 [知り合いだから、シトゥラに相談することもなかった]

「……」
「キューは、
『悪い人』
か?」

 [その問に答えは返らない]


「 
Who killed Cock Robin?
 」


ああ、そうですルヴァ。
当方、疑問がありました。

死は救いであり、
生きる苦しみからの解放であるのなら、

死を与えられるその時は、
苦しいものであってはならないのでは?
と当方は考えます。

サルガスには申し訳ない事をしてしまいましたね。
これ迄当方が死を与えてきた内の、いくらかの人々にも。

ルヴァは死の与え方……殺し方について、
どの様に考えられているでしょう?

ちなみに当方が本日持参した薬品のひとつは
苦しみなく死を得られる物です。

【スクリプトの脚本】

「当然だ。死ぬ時は大体痛いし苦しいからね……」

「いつもは俺が苦しい≠竍辛い≠奪って楽にしてやるんだ。
 でも、キューがそういうのを持ってるなら要らないかもしれないな」

 ああ、でも──。ふと思い立って、台本を捲る。ぱらぱら。

「……台本、首を切れって書いてあるけど死んでからでもいいのかな?
 それとも生きたままの方が『スクリプト』が喜ぶかな。より衝撃性を求めるのなら。」

 気分屋は、淡々と答える。


「 
I, said Cu.
 」


成程、気分屋はそうした事も可能なのですね、ルヴァ。

……ああ、そうですね。彼の希望が何よりです。
本人に聞いてみるとしましょう。

ええ、これからすぐになりますね。

/*

 そうして彼らは、“舞台”へと辿り着きます。
/*

【スクリプトの脚本】

/*
 当方はサダルの描写を待ちます。
 秘匿にてお送りください。当方が反映します。

/*
狐を溶かしたくないので今日死ぬ人を占います
PC発言はまた後で


/*
こちらはハマル占いに行っています。
そろそろ安全そうな白がほとんどなくなって来ましたね。

/*
これからも生き残ると既にわかっている箇所の占い先が被るので
あえて死ぬ人を占うのもいいかと思います

候補:キファ、サダル、ヘイズ

今はヘイズをセット

 [渡されたメモを見る]

『ルヘナは信頼していいよ 楽しい興を求めているようだったけど』
『ただのパンが焼ける一般人と名乗る天才だった』


 [考える][考えなくてはならない]
 [ルヘナは『信頼』できる]

『メレフは君の助けになる いや 誰かを助けたいメレフを応援することは メレフが協力する同義になると思う』
『メレフは自分とその誰かが一番大事だから その為なら犠牲だってきっと厭わないんだ ひどくて それでも 優しい人間だ』


 [メレフ][どこかハマルを気遣ってくれていた]
 [『誰』を助けたいかはわからない]
 [話をしてみなければ、ならない]

"では、おまえ自身の裁判をしなさい。
それがいちばんむずかしい裁判じゃ。

他人を裁判するより、じぶんを裁判するほうが
はるかに困難じゃ、もし、おまえが、りっぱに
じぶんを裁判できてたら
それは、おまえが、ほんとに賢い人間だからじゃ。"




「"俺、この戦いが終わったら、また舞台に立つんだ……"」


「"お前は知りすぎた……"」

『君は不幸になってはいけない 死にたいと願ってはいけない 死んだほうがマシだと思ったりすれば 誘われてしまう』
『今の彼らは死を幸福を与える行為だと思っている』


『ハマル、アナタは
"シ"
クルしくない
でしか?』


「……『ハマルは苦しくない』」

『アンタには、生きていて欲しいんです。
僕は──アンタに、死んでほしくない』

『ハマルだってシトゥラに死んでほしくはない!』


「──一応、さ。事件の調査と一緒に、
 なるべく長生きできる方法探してるんだ。』
『本当は、その気もなかったんだけど。
 でも、アンタをそれで1人にしないなら。
 ……少しは、頑張ってみるから」

『ハマルも探す事を手伝う。
 事件の調査も、解決も、長生きも!』
『ハマルも、カウスをひとりにはしない』


「……ハマルは生きて欲しいと言われた」
「ハマルはひとりにしないと、約束をした」

「だから、ハマルはがんばるぞ」

 [死人に梔子][もう誰の声も返らない]

薄着を着てなにやら奇妙な暴行をされた姿をしているサダルは、あなたたちがやってくると台詞をつぶやいていた

「あんた達が、【スクリプト】が言っていた・・・・・・?
 どうして、どうして人を殺そうとするんだ!」


あなた達はその台本が【スクリプト】によって"人を殺したい気分"になった愉快犯が彼を殺すシナリオであることを知っている

「どうして"人を殺したい気分"なんて寄越したんだ、そんなこと望んでもいないくせに!」


役者のサダルはただの被害者だ。
恋人のために生きたいと願って、友人のために必死にあがいた、哀れなただの青年だ。
不思議とその声はあなたたちの中に響いているような気がした。
台本に書いてあったからだろうか、彼の持っている星からだろうか。


【スクリプトの脚本】

『ありがとう キュー モス 来てくれて 自分がスクリプトだ』

『痛いのも苦しいのも一瞬だと思っているから できたら思いっきりがいいな 毒は苦しいかも』

『できるだけ 君たちが犯人に見えないような台本を用意してみたんだよね これでも』

『自殺に 見せてほしくはないんだ それだけだよ』

【スクリプトの脚本】

(3日目えっち平和時空)

「そうか。……そうだな」

 紅き蛇の瞳に火が灯る。
 熱を得つつある蛇は手のうちでその身を揺らした。

「…………」

 問いの返事はない。
 気まずげに顔をしかめ、
 いささか乱暴にあなたに触れた。

 相手を高めようと刺激を与えれば、
 返されるもので腰が揺れる。

「若い奴もいないギルドの中の、
 年齢不詳の、一番年寄りかもしれない男。
 
 そう言ったら、どうする」
 
 挑発するように笑いながら、瞳の奥は臆病に揺れている。

 それを選んだのは、はじめての経験がそうだから。
 それ以降がないから。
 それで満足できたから。

 卵から孵った雛がはじめて見たものを親とみなすように、
 無知ゆえに選んだことは自分でもわかっていた。

/*
 色指示を見逃しました。以降サダルの描写は
 
【スクリプトの脚本】
でなく
【スクリプトの脚本】
で置きます。

 ついで。当方の反応、直ぐでないからルヴァが動けるのなら
 サダルの描写へ反応していて問題ありません。

 部屋の中には目も当てられない姿の哀れな男。
 それでいて、台本通りの台詞を呟く男。

「ハロー、ハロー。サダルちゃん。
 可哀想に、誰がこんな酷いことを……。
 早く救ってあげなくちゃ!」


 部屋に入った気分屋──殺人鬼『モス』は、陽気にケタケタ笑う。

「あなたは幸せを求めますか?
 気分屋はあなたの幸福を願っています!
 幸せが欲しければ、」


「────死ね。」


「 
Hey Sadal!
 」


ハロー、ハロー。当方です。
迎えに来ましたよ、サダル。

貴方がそう望むのなら、
ルヴァに“気分”を奪って貰っても
良いかもしれませんね。

当方、貴方が苦しまずに
死を迎えられる薬品を持参しましたが……
此方の扱いも心得ております。

当方は貴方の首を刎ね飛ばす事も、
心臓を一突きにする事も可能です。

如何致しましょう!

/*

 キューは、アイテムボックスからナイフを取り出しました。
 曇りの無いスラリとした刃は、その切れ味の鋭さを物語っています。
/*

【スクリプトの脚本】

 少女に与えられた役割は「餓狼」。
 強すぎる承認欲求。倫理観の著しい欠如。
 それは今、壊れて。ただひとりへの渇望へ成り代わっている。
 ゆえに少女はただひとりにしか興味を向けられず、

 ――目の前の人物が誰なのか、その目にはっきりと映すまでに
 とてもとても時間がかかった。



「メ、サ……?」


 少女の体から力が抜ける。
 進めなくなった足がもつれる。転ぶ。
 膝を擦りむいて血が滲み、タイツが少し破れた。

「……わたし、え、あれ……?」

 目の前の彼女を見上げて、少女は問いかける。
 その小さな唇も、地面を掻く細い手もひどく震えている。

「わたしたち、どうして、死んでないの……?」


 あの日、穴に飛び込んだ兎は。
 餓えた獣の役割を与えられた、
 ただの『村人』になりたかった女の子は。

 歯車の狂った、機械仕掛けの甘い夢から――
 いっとき、目を覚ます。睫毛がふるりと震える。
 薄紫を驚愕と悲嘆と絶望に染めて――
 少女はその手で犯した罪を、正しく理解した。

「ぁ――」


 幽かな呟きは、風に攫われる。

(→)



「わたし……ひとを、……あんたを、……ころし、」


 ナイフのグリップの太さ。さくり、突き立てる感触。
 そこからくるりと軽く捻れば人は簡単に死ぬ。
 人の命を摘み取る瞬間を、この汚れ切った手が覚えている。
 薄寒いほどの無感動を、心が覚えている。

「…………めさ、……」


 少女はかつて殺したひとを見上げて、名を呼んだ。
 それ以上は、なにも。かける言葉を持たない。
 後悔も懺悔も何もかも、今となっては意味をなさない。


 目に映れば、理解する。……それだけの話。
 少女に届いたのは
■■
。祝いは、届かなかった。

「剣、刀。斧、鎌、鉈、鋸、包丁、ナイフ、ギロチン──
 お前が好きなものを選ぶといいよ。
 さあ、どれで死にたい。」

 気分屋は商人だ。
 あなたのために凶器を仕入れることは厭わない。
 インベントリにはあらゆる凶器が入っている。

「──安心しろ。
 どれを選んだとしても、お前が苦しむことはない。」

 気分屋は商人だ。
 あなたの苦痛を買い取ることは厭わない。
 気分屋はそのためにある。

タンクって言っていたルヴァはどこにいった?

裏方サダルはこの役者達は自分の手に余るとわかっていた
だからト書きだらけの抜けのある台本をそこに寄越している

そう、これは台詞をなぞっただけの
エチュード[即興劇]
にすぎない。
元から操ってなんていない


『どうかキューは自分に毒を盛ってほしい 自分は抵抗しようとベッドに逃げる』

『そのあとルヴァは好きに自分の首を斬ってくれ 心臓を刺すのは死んだ後がいいな』

『死体の処理は任せる この髪留めを 血をつけてホワイトボードに置いておくのを忘れないで』

『誰にも 見つからないで ありがとう 二人とも 役者のサダルを殺しにきてくれて』

『確かにここには死を望む人間がいた』

【スクリプトの脚本】

/*サダルPL
赤窓様へ。丁寧な描写本当にありがとうございます。
この『』の言葉を反映していただいた後、台詞を赤窓に投げに行きますのでご対応よろしくお願いいたします。予定としてはキューに毒を盛ってもらった後、ルヴァに首を切ってもらう流れにしようとしています。もう少々お付き合いくださいませ

「幸せだなんて、死が救いだなんて! どうしてそんなことが言えるんだ」

「自分はそんな現実を認めない、生きていたい」

「助けて、誰か」

サダルの胸元からこぼれ落ちる
が光った。
それは、光を灯し輝くだけで彼の状況をよくするものではなかった。
だがその静かだった部屋に確かに存在していた。



「誰かがひとりぼっちの世界なんて訪れさせたくないよ」


サダルは決して主役ではない
だが、主役のような彼らが羨ましくて、
なによりも応援したいと思っていた。
正義が主役か悪が主役かなんて
一つの台本で決められるわけがない

【スクリプトの脚本】

「死が訪れなければいけなかった台本なんて自分はいやだ」

「あんた達が何を願っていたって、
 
"人を殺したい気分"
にさせた
【スクリプト】
という奴がいない世界にいってやる、この星が自分を導いてくれる」

そこに役者のサダルがいたのか裏方のサダルがいたのか
演じる者達にはわからなかった


「キファ大好きだったよ、今日会いに行けなくてごめんね。
 寂しがらせてしまってごめん。愛してあげられなくてごめん」

「君と幸せになる世界が欲しかった。
 こうして裏切り者として罰せられる世界じゃなくて、仲良く笑い合えるような、そんな幸せな世界が」

「今度こそ誰も恋の邪魔をしない台本を紡ごう」


台本の内容は変わっていた、それでもサダルは
あなた達から与えられる死を望んでいることには変わらなかった



【スクリプトの脚本】

いやだ、選べない、苦しみたくない、助けてくれ



喚く"声"を発するサダルはその舞台にいた

それは演技だったのだろうか
恐怖に戦く姿
ルヴァの武器を見たときの怯え
キューの表情の読めない姿に震える感情

すべてが本物のように見えた
【スクリプトの脚本】

/*めっっっっちゃ大事な文章置き忘れていたわ。この殺害現場サダルの部屋よ。

【サダルは宿にとった彼自身の部屋に居た。
 書類や文字が書かれた紙が大量に床に敷かれ、
 ベッドは本だらけ・・・・・・だったのだが、
 全部床に投げ捨てられて今は空いている、
 結論ものすごく汚い部屋。】


「 
I'm coming for you!
 」


オーケー! 全て了承しました。
それでは此方ですね!

/*

 ヒュッ、風切り音と ほんの僅かな刺突音と共に、
 サダルの首に針が刺さります。
 それにはサダルが望んだ毒が塗り込められていました。

 毒はすぐに、サダルの身体に回ります。
/*

【スクリプトの脚本】


「 
I help you!
 」


「誰かがひとりぼっちの世界なんて訪れさせたくないよ」

杞憂ですよ、サダル。
貴方も誰かも、ひとりぼっちになんてなりません。

ただ、そうですね。
少し寂しく思う人はいるかもしれません。

ですが、それだけです。
その寂しさは、彼もしくは彼女の“生”を彩る
とっても素敵なスパイスです。

はい、当方共はサダルをこの“生”から救います。

バイビー

【スクリプトの脚本】

(3日目平和えっち時空)

ン、と声を詰まらせる。
問いの返事がない事も、無関心ではなく、
動揺と困惑によるものと分かれば愛おしいものだ。

空いてる手であやす様に、いつもの髪を乱すような乱暴なものではなく優しく撫でた。10年間変わらぬ掌は、あなたがどれを選んでも、選べなくても、肯定しても拒絶しても、それが『あなたの答え』なら、全部受け止めると伝えている。

「……お?……おー。……そっ、かぁ……。」

気丈に振舞う様で不安そうな言葉に虚を衝かれ、返答に迷う。少し迷った後に、いつもの大人ぶった小憎たらしい笑みを浮かべながら、機嫌よさげにこう返す。でもきっと、その返答に少し照れつつも、嬉しそうに破顔しかけたのは見抜かれるだろう。

「そりゃ、気付いてやれず不甲斐ない男で悪かった。
 代わりに、待たせた分だけ可愛がってやらないとな?」

昔手ほどきをしてやったように後ろに回り前に腕を回して、『あの時』と何一つ変わらない、同じままの手と動きで一度抜いてやる。

変わった事と言えば、相手が大きく育ちすぎて手を回すのが大変なことと、慈愛だけじゃなく、まだ男にはわからない不思議な愛おしい感情が混ざっていたこと。



 髪を掴まれ上へと引っ張られる。
 痛みに顔を歪める。じわりと滲んだ涙で視界が歪む。

「そんな、つもり……」


 なかったと言い切れないことに愕然とする。
 だって――覚えている。なにもかも、ぜんぶ。

 この優しいひとを殺してしまおうと思った瞬間のことを。
 守ってくれる背中を
嬉しく
頼もしく
憎く思ったのを。
 背後からナイフを刺したことを覚えている。
 心臓のある位置を。
 手首を捻ると中身が抉れたことを。
 感触を。においを。色を。
 彼女の声を。リボンを引かれたことを。
 息が細くなっていく彼女を見下ろして、
 首元の痕をじっくりと眺めていたあの景色を。



「――――った、わ…………」


 どちらの答えを口にしたかったのか、分からない。
 縋るように首元の『お揃い』に触れる。

 顔を下げられないまま、目を伏せて。
 少女は今にも折れそうな、か細い声で呟いた。

「……ごめんなさい、」

 [思考する]
 [ハマルは必要なピースを揃えた]

『ふふ、存外吾は上手い立ち位置に付けたようでな。
  他の人よりも、この事件について詳しい』

ルヘナ、カウス、ヌンキ
は白。
 あやつらは──カウスは素直でないが──存外優しい。
 頼るといい。』

『”犯人側”は、
 
キュー、ルヴァ、アンタレス、ニア


『どちらとも付かぬのが、
 
ラサルハグ、メレフ
だ』


「……ハマルは、頑張るをする」

 [アンタレスとニアは死んだ]
 [犯人だと告げられたのはあと二人]

「ハマルは立ち止まらない」
「ハマルは頑張るをする」

「だから、」

 [……何をして欲しかったんだっけ?]
 [ハマルは自分がしなくてはいけない事を理解している]
 [ハマルはそれが■■■■■事ではないと、わかっていた]

メモを貼った。

メモを貼った。

ア”ァ”ア”アア”!!・・・・・・ァ・・・


はくはくと、喉を開き揺れる視界と世界に別れを告げると
すでに混濁の渦に意識は飲み込まれていた

ぼやけて目の前が見えない
声もはっきり聞こえない
苦しい、言葉が出せない、死んでしまう

ぎ、・・・・・・ァ、・・・キファ・・・ヌ・・・・・・キ


虚ろの中で仲間だと言った彼らの名前を呼んだ
そして手を伸ばしたのは目の前の
殺人鬼
へだ

「          」

あなたたちを知りたかった、あなたたちと話ができた。
それだけで、よかった。もうこれ以上寂しくなりたくはない。

みんなに甘えてばかりだったな


/*肩書きミス

正:
N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ
 ニア

  を知っている。

見ることが出来る。

見守っている。

「大丈夫。誰も助けになんか来ない。」

 助けを求めるサダルを見た。
 彼がいくら叫ぼうと、気分屋の心が動くことはない。

「この世界は残酷で無情だ。」

 ご希望の凶器はないようだ。ではお勧めの商品で。
 算盤で人殺しは難しい。
 切れ味が自慢の鎌を手に取った。

「生きて幸福になれる人間なんて運のいい一握りだけだ。」

 サダルがこちらに手を伸ばしたので、その手に指を絡めた。
 ぴたりと、サダルの喉元にぎらつく刃を当てる。

「さあ、サダルが幸せになれる世界へ行こう。」

 刃を一息に横へ滑らせる。


苦しい≠奪い取った。

「──良い幸福を。」

(3日目平和えっち時空)

 はしたない声を手を押さえてこらえた。
 撫でる手のあたたかさも、
 奪い取る手つきも10年前から変わらない。

『恋人』と名付けるには強い衝動に欠け、
湯に浸るような安心感。それが彼への想いだ。

同じだけを返せずとも、
あるいは想像できないほどに醜く狂おしいものが
自覚のないこの身に埋まっていたとしても、
受け止めてくれるだろう。

「ハッ。
 余裕ぶったその口がいつまで続くことか」

 熱がまわり赤く染まった頬が彼へ近づく。
 蛇は口を大きく開き、そのものを飲み込んで、
 丹念に可愛がった。
 
 与えたら同じだけ返して。
 また返されたら同じだけ与えて。
 後追いだけではない、
 自分だから在るものを詰め込んで彼へ捧げる。
 
/*
提案:暗転しませんか?(俺たちは……次の時空へ行く……)

 




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あんまいない

ヌンキ
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全◯/置きレス

ルヘナ
33回 残 たくさん

レス通知求

ハマル
43回 残 たくさん

全○

メレフ
44回 残 たくさん

新秘○/置 謝謝

犠牲者 (6)

サルガス(2d)
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ニア(4d)
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新規・秘話○分裂

キファ(5d)
72回 残 たくさん

置かかってこいや

ヘイズ(5d)
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【雲】ここどこ?

ゲイザー(6d)
40回 残 たくさん

全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
13回 残 たくさん

新◎/います

処刑者 (6)

アンタレス(3d)
1回 残 たくさん

新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
20回 残 たくさん

またね

サダル(5d)
54回 残 たくさん

新◎秘◎

カウス(6d)
58回 残 たくさん

全〇Love…

キュー(7d)
30回 残 たくさん

置き

ブラキウム(7d)
24回 残 たくさん

全◎置きだぞ!

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