114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
彼の言葉は、痛いくらいに眩しかった。
人間ではないこの身を捨てたい、と願う自分と
人間であったのに人外に成ってしまった彼。
―――― 敵わないなと、心の中で苦く笑った。
「 ふふ、……いまだけ、ね? 」
熱に溶けた交わりが終われば、消えてしまう夢だ。
与えて貰うものと己が差し出せる対価が
吊り合っているかどうかは実際、別として。
「 ……ふぁ、ン、…んん……っ! 」
息を吐いて、と言われれば
すこしだけ強張っていた肩から力を抜くように息を零す。
一気に突かれるものだと思っていたから、
ゆるやかに中が犯されていくような感覚に
思わず ぎゅぅ、とシーツを握り締めた。
―――― ぽろぽろと涙が溢れるのが止まらなくて。
些細な刺激も今この身体には気持ちが良いのに、
それが続いてしまえばもう、理性なんて溶けてしまう。
彼が唇を重ね合わせたのなら、女は一瞬の間を置いて
おず、と受け入れるためにくちびるを開いた。
優しく焦らすように挿入される熱とは違い、
舌は好き勝手に口の中で動き回る。
「 んむ、ン……ふ、ぁぅ……ッ 」
せめて流れる涙だけでも止めたいのに
響く水音が聴覚さえ犯すみたいで、一向に止まりやしない。
足先は無意識に、熱を逃そうとシーツの海を泳いで
女はシーツを握っていた手を持ち上げ、
自分を組み敷く彼の背中へと回した。*
[背中に手が回されれば、こちらも彼女の身体を抱き寄せる。
彼女の甘やかな薫りが鼻に届いた。
先ほどから、心臓が痛い程に高鳴っている。
体温が上がって、意識がうわつく、酒に酔ったような感覚だ。
それほど、彼女からの精気に溺れてしまっている。
もっと、もっとと腰を進めてしまいたくなる衝動をなんとか堪えて、ゆるやかに彼女の中へと進み続ける。
それでも彼女の中は小さくて、程なく最奥へとたどり着いてしまった。]
――やっぱ、きついな。
[怒張は彼女の中に入りきらず、わずかに根本が覗いている。
ぐいっと軽く腰を押し付ければ、全てを彼女に収めきることは出来るけれど、先端が彼女の最奥を押し上げる形になった。]
大丈夫?
[まだ動き出すことはしない。
ほんのわずかに腰に力を込めて、彼女の最奥と自身の先端を密着する。
たっぷりと時間をかけて最奥に口づけした後、腰の力を抜く。
そしてまた、たっぷり時間をかけて最奥に口付ける。
彼女の準備が整うまで、こちらから責め立てることは無い。
流れる涙を拭ってやって、彼女の返答を待った。*]
留め具を外し、黒いワンピースをぱさり、落とす。
その下は今は白い下着で覆われていた。
背中を手に回し上を取る。
たゆん、と。顔よりも大きな胸が揺れる。
重力に負けじとツンと上向きの形だ。
その先端の彩りは胸の膨らみに対してやや小ぶりである。
今度はゆっくりと下を脱いでいく。
下生えは生えていない。
そのかわり、と言うわけでも無いだろうが。
今はまだ通常状態のペニスがぶら下がっている。
陰嚢に当たる部分は小さく。更にその下は女陰となっていた。
そこまで脱いでから、一度座り直す。
全裸で椅子に座ると、両膝を折り曲げて椅子の上に足先を乗せて体勢を整えてから開いていく。
太ももの外側から両手を回し、女陰を両側から左右に開いた。
まだ、準備の整っていないそこは、開く前はぴたりと閉じられていて。
左右に割開くと、艶やかな赤色が覗く。
はくっ、と指先の動きに抵抗する様に、そこが閉じようとしてひくついた。
「…私にも、ペニスがありますが。
マスターは、そちらも、してみたいのですか?」
そして夜伽をするに辺り、それを確認する。
して良いのなら。してみたいのならするし。
単純にこれが飾りというだけなら、そちらの方はやらないよう気をつけるためだ。*
黒いワンピースの中の下着を取ると顔より巨大な、見たことのない大きさの乳房が溢れ出て、息を呑む。それでいて乳首は少し小さめで上向きで
「…すごい。でっっかい。それに綺麗だし…」
他とは比べようもないと思った。
下には、依頼した通りの男性器がついている。
今は自分より小さく見えるけれど、注文通りなら…
とまで思ったところで、椅子に座って足を広げ、全てが露わになって。紅色の肉の割れ目までくっきりと見えて目を奪われた。
「すごいね。ベリル…本当にすごい。」
(でもスカートは残しといた方がえっちだったかな…
次はそうしよう)
などと考えていた時に、ベリルから股間のものの使い道について問われて。
お腹の中がうだるように熱い。
限界まで媚肉を広げられているせいなのか、
発情状態が収まらないせいなのか ――――
「 … っん、
にゃ ぁ、ぅ……ッ! 」
平気だよ、と返そうと開いた口から零れたのは
兎族だというのに、まるで猫のような艶声だった。
彼が少し動くだけでも水音が響いて、
とん 、と奥に熱が触れるのがきもちよくて。
「 ッも、へいき だからぁ……!
おく、ゆっくり だめ …っ 」
激しく責め立てられる方がつらいと思っていたのに、
まるで獲物をじわじわと嬲るようなゆるやかさを
幼子のように頭を横へ振り、うわごとのように零す。
準備が出来過ぎているからこそ
気遣うような動きひとつさえ敏感に拾い上げてしまう。
涙を拭ってくれる指先の感触にも
びくん、と肩を跳ねさせて。
割り切れないから半端者なのだと彼は言うけれど、
それが悪なのかと言えば、きっと答えは否だ。
―――― 形になり始めた思考を放り投げて
女は青年を見詰め、声を震わせる。
「 だい、じょうぶ …… だから
すきにして……? 」
自分の魔力が上質であることなんて、とうに識っている。
彼だってきっと、我慢するのはつらいだろう。
誘うように僅かだけ魔力を溢れさせ
彼の身体へ足を絡めた。*
「うん。…興味はなくもない、かなあ。」
大の男ならともかく、これだけ可愛い子のなら…と、好奇心と欲望に忠実にうなづいた。となると、気になることがある。
「まだきちんと準備はできてないよね。じゃあ…
…これ、どのくらいのでかさになるんだろ。
試してみたい。いいかな?」
3倍にはなると店主が言っていたはず。
椅子に腰掛けたままの彼女の元に座り込み、開かれた股間に顔を近づけ、上目に問いかけた*
[最奥を押し上げる度、甘やかな声が漏れる。
ずっと聞いていたくもあるが、それではこちらも収まりがつかない。]
動くよ。
身体の力抜いてて。
[改めて彼女の腰を両手で抱え直すと、緩やかに腰を前後させはじめる。
怒張の根元がわずかに覗いて、また彼女の中へと潜る。
そんな交わり。
目の前の彼女を大切に、けれど突くたびに溢れる彼女の魔力と精気を一滴も逃さず味わう。
これほど極上な味は久方ぶりだ。
それは、彼女が淫魔の獲物としてそれほど優れているという事か――それとも彼女を相手にしているからそう感じるのかは自分には判断がつかなかった。]
[少しずつ、少しずつ腰の動きが大きくなる。
徐々に結合部から粘着質な音が響いて、肉と肉が打ち付けあう音が響き始める。
ほぼ無意識に、彼女の首筋へと吸い付く。
舌で舐め上げて、彼女の肌を味わった。
腰を抱えていた両手は、彼女の両胸を下から揉み込むようにして、時折先端を指で摘まむ。
腰の動きはさらに大きくなって、抜ける寸前まで腰を引いてから、一息に最奥へ押し込む。
彼女の胎を押し上げて、互いの身体が隙間なく密着する。
そこからまた大きく腰を引いて、勢いをつけて突き込む。
段々とペースが速くなって、動きは間断のないものになっていく。
息が苦しくなって、口で大きく酸素を吸い込む。]
[ふいに、下腹からこみ上げてくるものがあった。
彼女の中で、怒張が脈打つ。
己の限界が近い事を、如実に物語っていた。
だから、あえてその事を口にはせず、代わりに腰の動きをより早めていく。
そうして、間もなく。
一際強く彼女の中へと突き込んで―――直後、多量の白濁を彼女の中へと注ぎ込んだ。]
[淫魔の吐精は多い。
一滴残さず彼女の中へ注ぎ込もうとするが、全て収まったかどうか。
彼女の中で怒張が数度震えて、大きく息を吐く。
興奮で心臓と肺が痛い、彼女を抱き込むようにしてベッドにくずおれて、暫し呼吸を整える。
そうして、再度彼女に口づけを重ねて―――あろうことか、腰の動きを再開する。]
まだ、約束を果たしてない。
[うわごとのように呟く。]
まだ、「誰よりも愛された女の子にする」約束を果たしてない。
もっと、もっと――。
[それ以降は、言葉にならない。
直ぐにまた限界は訪れて、多量の白濁が彼女の中へと注がれる。
暫しの休憩の後、またすぐに――。
そんな行為を何度となく繰り返す。
幸い、彼女の魔力は有り余っていて、体力はすぐに回復できる。
この時ばかりは、自分の体質に感謝したい。]
[そんな風に、自分の体力と彼女の魔力が尽きるまで彼女を愛した。
腹がすけば、手近な店で食料を買いそろえて、またすぐに行為にふける。
そうして、陽が沈んでしまうまで、約束通り彼女を愛し続けていた。*]
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「お褒めに預かり…嬉しい、です。」
大きい、はきっと注文通りなのだけど。
綺麗と言われると胸の奥底が熱くなる。
すごい、すごいと無邪気に褒められると、無感動な筈のホムンクルスも矢張り心がくすぐられるらしい。
しかし。受け身に興味があって。
此方の準備と言われると微かに唇を噛んだ。
それを試すのは構わないのだけど。
「マスター、それなら、お手数かけずとも、
私が自分で…準備、します。」
そう宣言して。
秘部に彼の吐息がかかりそうな距離。
ひく、とそれだけで興奮材料となったのか女陰がひくつき蜜が滲む。
そっと指先を谷間に添えて。
すりすりと最初は乾いた音を立てながら指先を谷間に滑らせる。
「んんっ…。」
もう片方の手はペニスに添えて。
指で輪を作り根本から扱いていく。
行って帰って、また行って。
往復する度にむくむくとペニスが芯を帯び熱を宿し、その切先が勃ち上がっていった。
どこに隠されていたのか、その膨張率は高くぐんぐんと大きく育つ。
つぷっ、と女院の指先が蜜を絡めて沈んでいくと、膝頭が跳ねた。
「んんっ、あっ…。」
はあっ、と吐息が溢れる。
どちらの準備とも分からなかったから、同時にこうして触れる。
まだ、それこそ誰も触れてない箇所を。*
「自分で?…そっか。
手数とかそういうつもりはないんだ。
触ってみたかった。でも、構わないよ。」
触れてみたくはあったけれど、今はベリルの言うとおりに。
息が吹きかかるほど近くで、微かに蜜の滲む割れ目と、その上のペニスをまじまじ見つめる。
片手は割れ目に、もう片手は逸物に。
自分で扱くたびに目の前でどんどん大きく、硬く伸びていく。
こんなにもなるのかと驚くほどに。
もう片方の指はその下に、蜜を絡めて沈んでいく。
時折漏らす声が悩ましく耳をくすぐる。
男と、女の匂い。どちらも鼻先に伝わってくる。
「ああ…ベリル。いいよ。そうしてるところ、とっても可愛い。
見てるだけでも、すごく興奮する。」
自分で自分を仕込んでいく姿を眺めながら、僕自身のものも興奮にぎちぎちになっていて、気づけばそのまま、ズボンの中に手をやり、ほとんど勃ちきったものを扱いていた*
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「触りたいのなら構いませんが…。」
それを彼が望むなら、彼の所有物たる自分がそれを拒む事は決して無い。
だから迷ったが、構わないと言われてそのまま手を動かし続けた。
次第に育った肉食いは天を向き、その先端から透明な雫を滲ませ始める。
そのサイズは、元の約三倍。
自分の臍に付いてしまうほどのサイズを、すりすりと丁寧にさすり擦り熱を保つ。
時折ピクリと先端が揺れた。
「ふう…、ん、んん…。」
女性部分に入れた指に蜜が絡んで。
ぬらりと部屋の明かりを照らし返した。
たっぷりと蜜を絡めた指を滑らせ、悩ましげに声を漏らした頃。
彼が。我が主人が。見てるだけで、と言いながら自分で致そうとしてるじゃ無いか。
「マスター、すいません、気づかずに…。」
だから一度行為を止めて椅子から降りた。
椅子から降りると二人はあまり背丈も変わらない。
そんな彼と向かい合い、彼の手を止めて。
彼の前を寛げさせ、勃ち上がりかけた彼のペニスを取り出す。
「んんっ!」
びく、と体を震わせて。
指先を2本、自分の女性部分へと埋めると蜜を掻き出した。
その蜜を彼のペニスに塗り。
両手で、自分のペニスと彼のペニスを擦り合わせながらまとめて扱く。
にゅる、にゅる、と蜜が滑って。
先端と先端、柔らかな丸みを帯びた同士が触れ合い、先走りがとろとろと溢れてまた新たな潤滑剤となる。
にちっ、にちっ、と湿った音。
「マスター…ますたぁ、きもちい、ですか?
ああっ、私は、すごく気持ち…良いですぅ…。」
まるでペニス同士がキスしてるみたいだ。
なんて事をぼんやり考えながら、濡れた手のひらで二つのペニスの先端をくるくる撫でた。*
触りたい気持ちはあるけれど、あえてそう言わないのは、焦る事はないという気持ちもあるから。
一度きりではない。こらから幾度となく彼女の事を味わう事になるのだから、楽しみは多く残しておいていい。
次第に伸び上がる男性器は肉棒と呼ぶにふさわしく、逞しく天を衝く。
「おお、う。これは…」
リクエストしたのは自分でも、その雄々しさに、思わず声が漏れた。それでいて、その下は指でかき混ざられ、艶めいた蜜をにじませる。
頭をくらくらさせていた最中、ベリルの詫びる声にはた、と顔を上げた。
導かれるまま手を止め立ち上がり、向かい合う。
前を寛げられれば、自分のものも半ば天を衝くような具合。
「う、あっ。ベリルの、あつくて、硬い。
びくびくって、脈打ってる。」
蜜を塗りたくった互いの肉棒を重ねれば、互いの怒張の熱さと硬さが伝わる。まとめて扱かれれば二本の竿が先端から裏筋までぴたりと重なり合い、剣を交えるように擦れ合う。
「すごいね、ベリルのペニス。僕のよりでっかいかも…
あ、あっ…もちろん気持ちいいよ、気持ち良すぎっ…」
自分のものもまあ大きめだから、2つ重なって艶光る様はかなりの迫力。伝わる快感もさりながら、目に見える興奮にひくひくと肉棒を脈打たせ、撫でられる先端に先走りをにじませる。
「ん、んっ…すごい、ベリル…」
体中の血が滾るほど熱く滾っているのがわかる。
向かい合いながら、快感を訴えるベリルの唇をキスで塞ぎ、抱き寄せながら空いた手で、互いの体に挟まれ潰れる大きな胸を掴んで、揉みしだいた*
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「マスターのも素敵です…。
私は、そう作られただけですので…あっ。」
唇を塞がれて。もう契約は成ったのに。
でもとても心地よくてそのまま目を閉じた。
にちにち、湿っぽい音を立てながら両手が竿を扱くのは止めないでいる。
脈打ち熱を持つ竿同士がぴたりとくっついて、キスをするととても心地よくて。
「んっ、んうっ!?」
そんな時に胸を揉まれて体が跳ねた。
抱き寄せられる安心感。
それに胸の先の刺激は本当に初めてで、なのに敏感に体が受け止めるものだから。
ぴゅるっ、と精液が漏れ出てしまう。
自分の手が汚れて、互いの竿がより濡れて。
それでも手の動きは止まらない。
「んんっ、ふうっ!
ぷは…マスター…ど、しましょう…?
私、多分、不慣れで…すぐにイってしまって…。
それに、マスターのお尻に挿れるには、
大きすぎる…気がして…。」
もじ、と俯きながら問いかける。
じわと涙が滲んだのは不甲斐なさゆえ。
気持ちよくさせるはずの自分が、先に達してしまってはいけないだろうと。
しかしどう挽回したものか、とぐりっと親指の腹で彼の先端を弄りながら。*
ぐるぐると熱が体の奥底で燻って、
内側から焼かれているような錯覚に溺れそうな程。
散々に焦らされ、本能を煽られ
余裕の一枚さえ剥がれ落ちた思考ではもはや、
声を噛み殺すことも出来なかった。
「 ひぁ、あ、ふ……ッんぅ、う……! 」
彼に奥を突かれる度、思考回路が焼き切れるような。
甘い痺れと快楽しか分からなくなって、
首筋へ吸い付かれても、痕が残るなんて制止ひとつ
投げることさえ出来なかった。
「 ッや、いっしょ、だめ……っ
ふぁ、 あ、ン、んん〜〜〜……っ! 」
ずるりと引き抜かれるのがばかみたいに気持ちよくて、
体内に収めきれない熱が一気に最奥まで届くたび、
視界がちかちかと瞬いた。
同時に胸まで触られては、快楽をどこにもやれず
媚肉はきゅうきゅうと震え続け
女の口からはひっきりなしに悲鳴が零れ落ちる。
―――― だめだ、ほんとうに、これいじょうは。
なにをされても、ずっと絶頂から降りて来られない。
「 ふぁ、ん、ンぅうう……っ! 」
一際強く奥を突かれ、彼が欲を吐き出すのと
食らい尽くされた兎が身体を大きく跳ねさせて
くたりと倒れ込むのは殆ど同時だった。
「 ん、……おなか、あつ…… 」
特段身体が小さいわけでもないはずなのに、
中に出された白濁は収まりきらず溢れてくる。
万が一孕まないよう魔術をかけてはいるけれど
それが出来ない女ならば、――。
少し取り戻したまともな思考回路は、
再度彼が腰を動かしたことですぐさま霧散する。
「 や、ぁっ、 ――― なんで、ぇっ?
も … おわった、おわったから、
きもちいいの、いらにゃ……っ! 」
確かに好きにしてとは言った。
加減だとか、気遣いなんて要らないとも。
―― けれどそれは、痛くても良いからという意味で
快楽漬けにして構わないなんてわけではない。
必死に頭を横へ振り 手を伸ばしても、
回らない呂律と合わせて 彼には真意など伝わらず。
結局解放されたのは、当初の想定から大幅に外れ
窓の外に見えていた筈の太陽が姿を隠した頃。
言葉は意味を成さず、甘い悲鳴ばかりが零れ落ち
出された精液で薄かったはずの腹がぽこりと膨れ
「ばか」の一言さえ出なくなってしまった女は、
兎のように真っ赤な眦で、青年を睨むのだった。*
[ チュッチュと首筋に首筋に落としていく。
ときに強めにときに甘く、後ろから緩やかに抱き締めると女の顎を指で引いて横を向かせ唇を重ねようか。
子供の軽いキスでも愛を確かめるキスでもなく、官能的な深いキス。]
花と言っても毒がありそうだな
[ 舌を絡め唇を吸う。
花を売っているのなら遠慮は要らないとばかりに激しく唇を交わす。]
俺の刀はちょっと値打ちもんだぜ?
[ だから、もしもそれが対価だというならしっかりサービスしてくれよと、そう嘯くのだ。*]
「あれ、これでこんな感じるんだ。
もしかして、触られるの苦手?」
少したわわな胸を軽く揉みしだいただけで体が跳ねる。
重ね合った肉棒からびゅるっと、心なしか控えめな精が漏れて自分の側にも降りかかった。
僕の方に俯き不安げに問いかけてくるベリルは、落ち着いた、少し事務的にも見える様子とは随分違っていて、ああ、とようやく察する。
「うん…確かに思ったより結構大きいもんね。
後ろの方使うのは、『今は』やめとこうか。
でもね、ベリル。一つ勘違いしてるかもしれない。
僕は確かに気持ちよくなっていい思いしたいけど、
いい思いの中には、君の気持ちよくなってるところを見る分もあるんだよ。」
重なったまま、ペリルの精に濡れた肉棒に手を重ね、くいくい、と自分でも扱き上げる。それから、もう一度唇を重ねながら。
「僕が頼んでつけてもらったんだ。
その方が君の気持ちよくなってるところ、倍見られるから。
気持ちよくさせ方も倍になるし。
だから、いっぱいこのでっかいのでイっちゃっていいんだよ。
胸でも、あそこでも。
僕もいっぱい触ってあげる。それが望み。」
でも、ベリルが涙を滲ませているのは、
やっぱり自分の役に立ちたいという気持ちの表れだろうか。
だったら、それに応えた方がいいのかも。
そう思って、ベッドに腰かける。壁にもたれて、股間のものを垂直に勃たせたまま。
「おいで」、と上に来るように手招きした*
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「苦手なんて、とんでも…ないと思うんです。
でも、何で言いますか、そのっ。
だって生まれたばかり、みたいなもので、
まだ刺激に慣れてない…のだと…。」
触れられるのが苦手だとは思われたくない。
と言うのは、それを含めてのホムンクルスの価値だと思っているからだ。
ではこの状態は何だ。と、言われたら。
刺激に慣れていないのか、敏感すぎる仕様なのか。どちらなのかはまだわからない。薄らぼんやりとした仲間たちの記憶には頼れない。
「うっ、んんっ、マスター…あっ!」
自分の手で触れるより、マスターの手で触れられると何倍にも何十倍にも快感が増幅される。
びくく、と腰が震えて。竿がひくんと揺れる。
発射こそしなかったが、もしかしたら彼の手が原因なのかもしれない。
契約された主人。パスを繋げた主人が相手だからこそ。
たぶん、赤の他人に触れられてもこんな反応は示さないのだ。
それに気付いて、なんだか恥ずかしくなって。
頬の赤みがより鮮やかになる。
「わか、分かりました…。
でも、でも、マスターには満足して欲しいんです。
私はマスターのものだから…。」
気持ち良くなって良い。その姿も見たい。そう言ってくれるけど。
マスターの察する通り、彼の役に立ちたい。彼の願いを叶えたい。
そうしなければ無価値だと言う価値観が、この個体にも
備わっていたからだ。
だからシュンと視線を落としたところで手招きされて。
ごく、と垂直に聳え立つものを見て喉を鳴らしてから、おずおずと彼の元に向かった。
ベッドに上がるとキシッ、と軋む音。
少し迷いながら、失礼しますと一声かけて彼の腰をまたぐような姿勢で膝立ちになった。
「…マスター…。」
そして。自分の女性部分を彼の竿にぴたりと寄せて。
ずりゅ、ずりゅんと腰を前後にスライドさせる。
愛液を彼の竿に塗すような動きをして。
そうしながら、彼にしがみついて体を震わせた。
「あっ、あっ、ああんっ!」
そして彼の耳元で喘ぎながら、ぽそ、と小さく伝えたのだ。*
──ん。
[ 首筋へのキスも、唇へのものも。
男が手慣れているのが分かるから
少し身を任せる。
……いえ。それとも
私が頑張らないといけないんでしたっけ]
毒があっても惹かれてしまうのが人間では?
[ 先程まで私に敵意を向けていた彼が
今こうして手を伸ばしてるように。
強く求めてくる彼に合わせて
こちらは舌を出しより深く求める。]
私が刀より安い訳は無いはずだけど。
味わうのが一番じゃない?
[ 唇を離すと、後ろ手にローブを持ち上げる。
下着を履いてはいるけれど
そこには既に湿り気があるだろう。
私はしようと思えば、直ぐに準備が出来るから
こう言う時は便利だな、なんて思ってしまうけど。]*
ー 二日目 向日葵 ー
[ 差し出され求めてくる女の舌を唇で挟み込んで吸い付いて舌先で撫で触れ合わせる。
英雄色を好むではないけど、こういうことはかなりの経験があった。
それこそ魔族の女とだって何度も、今のこの女がそれとは知らないが。]
楽しみだ
なら…満足するまで付き合ってもらうぜ
[ 持ち上げられたローブに露わにされた下着へと手を入れて、柔らかな臀部の肉を撫でてその感触を味わうと既に湿っていた秘部へと後ろから指を差し入れた。]
そういうこともできるのか
[ まさか淫魔の類なのだろうか、キスだけで濡れるにしても早すぎるが、濡れていることで困ることはなくて差し入れた指を動かし始める。]
[ 焦らすように入口付近の浅いところをノックするように触れて優しく擦ったり震わせてみたり。]
随分と慣れてるんだな。
[ ならばともう一つの手は前から下着の中に入り込んで陰核を刺激することにした。
だけど急には触れず周囲から徐々にゆっくりと触れていき女が物足りなそうにするなら漸く優しくてリズミカルに触れていく。]
こういうのは好きか?
[ 女の反応を見ながら一番気持ちよさそうにする強さと触れ方で撫で回す。
刀一本取られるのなら女に奉仕させる方が得なのかもしれないが、どうせなら二人一緒に気持ちよくなったほうがいい。*]
「そういうもんなのかな。
でも、確かにベリルは生まれたばかりみたいなものか。
慣れてないだけなら、大丈夫だね。」
きっと快感を味わって、求める事にも慣れてくれる。
というより、慣れるまで大事に可愛がり、抱き続けるまで。
その意志はきっと変わらない。
魔力のつながりやパス、という事はわからなくとも、彼女の運命が自分に委ねられていることは十分理解した。
僕の手で触れて一層良い声をあげてくれるのなら、尚の事。
使い捨てるなんて、もう思いもよらない。
そのうえで、僕に気持ちよくなって欲しいと願うのなら、その通りに。
膝立ちでベッドに上がり、大きな怒張の下の小さな女陰を宛てがって、擦りつけてくれる。
挿入もしていないのに、気持ちよさに声が震えた。
「んっ!入れてない、よね。
入れてるみたいに気持ちいいけど…」
擦れ合う男女の上で揺れる巨大なベリルの肉棒。
前後に揺れる臍まで伸びたものを軽く掴んで抱き合う。
良い声をあげてくれるのを愛おしく思いながら、囁きを聞いた。
んっ……
……貴方も私が普通の人間だとは
思ってないでしょう?
[ 淫魔と思われるとちょっと困るけど
やってる事としてはそう変わらないから
否定しづらいところなのだけど。]
こう言うのが好きかって?
……うん、好きだよ。
それに便利だから。エオスではね。
[ 男の指が入ると、思ったよりも浅い所を責められる。
手慣れてる男の愛撫に
は、と小さな息を吐くと
もう片方の手が秘芽の方に回る。
……強引にではなく、甘く責める手つきに
ぴく、っと僅かに体を揺らす。]
そう、だね……
もう少し、強いほうが好き、かな…?
場所はそれで、ぃい、から……
[ 棚に寄りかかりながら
甘ったるい吐息を吐く。
そう言えば入り口に、休憩中の立て看板を
立てておくのを忘れたけど。
まぁ、いいか、なんて思う。
手を伸ばして、彼のものを触ろうと思ったけど
今の姿勢だと少し難しくて
代わりに彼の頬を手で軽く撫でて
もう少しキスを堪能するだろう。
唇を重ねながら、乱れる息で
気持ちの良い所や強さは分かりやすいと思う。]*
そうだな…たぶん魔族、だろ?
[ 以前戦った魔族も、抱いた魔族の女もこの女ほどの存在感はなかったが、確かに雰囲気がにているような気がする。]
ん…っ
[ 触れ合う唇と舌の感触が気持ちよく絡め合うのが楽しくもあった。
二人の唇の合間で舌が触れ合えば自分の元に引き込みしゃぶり、そのあとに女の方へと押し込んで口腔を撫でる。
手を取り合って踊るように、それでいて主導権を取り合うような接吻。]
こんな風にか?
[ 強い方がいいと女が言えば男の指は素直にその刺激を強くしていく。
甘やかに触れていた指は陰核に蜜を塗り付け擦り捏ねていき、女が吐息を吐けば更にきゅっと摘まんだ。]
感じやすいんだな…
[ 女の息が乱れてきている。
征服欲や支配欲にもにた感情が沸き起こる。
この女を鳴かせたいと陰核を捏ねる指も、中をさ掻き混ぜる指もより複雑により激しく女を責め立て始めた。*]
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「マスターに触って貰えるのは、
嬉しい、です…。」
それは本当だ。表情の変化は乏しいけれども。
嫌なはずがない。寧ろ喜びを得て。
けれど。
やはり敏感に成ってしまう体は、呆気なく高みを上ってしまう。
「あっ! あっ、ああんっ!
マスターっ、ますた、入って、ないですけどぉ…!
ひっ、ひゃううんっ!!」
まだ軽くしか解していない女陰。
そこに挿れるのが不安で、蜜を塗してからと思ったのにそれだけで気持ちよく成って。
彼の手で扱かれて更に熱が膨張し、びゅくくっ!と彼の手を汚してしまう。
同時にぷしゃっ、と愛液が秘所から噴き出された。
はあ、はあ、と大きく肩で息をする。
そしてこくんと頷いた。
「胸が…じんじん、して。
そうした機能も付けられた、と聞きました。
普通に与えることもできるそうですが…。」
彼の手が下側から胸を支えて持ち上げる。
その小ぶりな頂からは、ぷつぷつと白い乳汁が滲み始めていた。
普通に飲むこともできるが、性的な要素をより強く作られたこの個体は。
気持ちよく成っても出てしまうし。
しかし未精通の子供のように。まだ噴出しきってないそこは、熱を帯びて痛重い感覚を宿していた。
「ん、んんう…あっ、おっぱいぬるぬる、してえ…、
ひっう! あっ、マスターの逞し…ひっあああ!」
まだ狭い蜜孔。そこに、腰を下ろしてくぷっと彼の先端を咥え込んで。
乳汁の滲み始めた頂きをくにくにと指先で弄ると更に乳汁が漏れ、ぬるぬると頂きと指先を汚す。
腰をそれ以上落とさずに先端だけ、くぷくぷと出し入れして小刻みに上下に揺れた。
それにともない揺れる乳房。乳輪から指先で扱きあげると、更に白色がぷくりと浮かび上がった。*
ふふ、そうだよ。
悪い魔族ではないから怖がらないで欲しいな。
[ くすくすと笑う。
ただ魔族相手とはいえ、彼の警戒心は
並々ならぬものだったから
他に何か私の知らない要素があったのかも。]
んっ!
……そ、そう……そんな風に。
ぁ、ふ……良い……
[ 吐息と共に声が零れていく。
優しいのも。強いのも。
どちらも彼は上手で
確かに自信があるのも頷ける。]
沢山してる、から……
感じにくいと、思った…?
……感じやすいから、まだハマってるんだよ。
──
ぁ。
[
中に入り込んだ指が蠢き
くちゅ、と水音さえ聞こえてくる。
ひくひくと媚肉は蠢き
物欲しそうに彼の指に絡みつく。
頬は赤く上気し、息は熱い。
脚を軽く開いて更に秘部を彼の方に晒すようにする。
未だ付けた下着は既にぐっしょりと
濡れていただろうか]*
ー 二日目 向日葵 ー
[ 怖がらないでと言われて怖くなくなるなら苦労はない。
が、こうして淫らな姿を見せられればその警戒も薄れていたか。]
いいや…感じるのにも慣れてるだろうなって
[ 熱く指を包み込み絡みつく媚肉はまるでもっと奥にと誘うようだ。
上記した表情、それに甘く熱い吐息、ぐっしょりと濡れた下着に興奮が煽られる。]
我慢できなそうだな?
[ それは果たして女のことだったかそれとも自分のことだったのか。]
[ 女への愛撫を止めるとぐっしょりと濡れた女の下着を力任せに引きちぎった。
そして露わにされた秘部に自分の熱をあてがって、そのままずんと一気に押し込んだ。]
…っ…は…ぁ
[ 何という快感だろう、入れただけで脳天まで貫くような快感が駆け抜けた。
暴発しなかったことを褒めて欲しくなるほどに自分の熱を包む熱い媚肉があまりにも気持ちいい。]
やばいな…どうなってるんだ…よ
[ それでもやられっぱなしは性に合わない。
痺れる腰を前後に揺らして女の中で熱と熱を擦り合わせていくとすぐにそれは強く激ししいものとなっていった。*]
――前夜祭/ポルクスと――
[いつか君と歩いた帰り道にも似た夕暮れの光も
道を一つ入り込めば、もう追いかけてくることはない。
転がるようにして昏く深く色を増していく夜の帳は、
祭りの前夜の喧騒から僕らを隠していた。
それでも、唇が触れ合うほどに、
吐く息が頬を擽るほどに近いこの距離では
隠し切れないものも色々あって
――ああ、やっぱり可愛いなぁ、なんて。
熱の籠った息を一度深く吐き出しながら呼吸を整える。
……参ったな。今の自分の顔は、正直あまり見られたくない。
胸の奥を焼くような熱に、すっかり浮かされて
自分でもどうしようもなく頬が緩んでいるのがわかるから。
今までだって情けない姿はたくさんみせてきたけど
でも、今までだって
ちょっと格好つけたい気持ちがなかったわけではない]
……うん、知ってる。
[馬鹿、と
言われればそう、反射的に答える。
それでも、その声音から軽蔑や呆れめいたものは感じない。
尤も、仮にそういうものが含まれていたとしても
これから先のことを止めるつもりはなかった。
…止められる自信がない、と言い換えておこうか]
……うん。うん。
[君の言葉に、頷く
そうして、背に回した腕に力を込めれば。
君の手も此方のへと回って、縋るような熱を背に感じる]
――ポルは、ポルだ。
男とか、女とかじゃなくて。
僕の大事な幼馴染で、いつも一緒にいてくれて、
僕の格好悪いところも、
情けないところもたくさん知っていて。
それでも、こうして僕を求めてくれる。
今も昔も、優しくて強くて眩しい…。
[それは、かつて幼い頃の僕が
君に重ねた勇者の姿ではなくて]
……愛しているんだ。
僕がほしいのは、君なんだ。
他の、誰でもない。
[囁きと共に、再び唇を塞ぐ。
腕の中、互いに身を寄せ合って。
衣類越しに互いの身体のそれは
きっと何もかも伝わっているだろう。
此方の下腹部の硬い熱の兆しも
胸元に押しつけられている、男の胸とは違う
ささやかでも柔らかな膨らみも。
酷く早く、高鳴る心の臓の鼓動は、
君と僕とどちらのものなのだろう?
或いは混じりあうほどに、今の僕らの距離は近い]
[布越しに触れた下腹部の君の兆しと、
色を帯びた紫の瞳に視線を合わせる]
……やっぱり、ポルは可愛いよ
[たぶん、他の人には見せられない、
はしたない顔を、お互いにいるんだろうな。
でも、だからこそ、初めて知った。
今この瞬間の君の顔を、知っているのは僕だけだ]
── 向日葵:ルイージ ──
我慢、出来ないよ。
初めっから、誘ってるもん。
[ 彼の言葉にはこくりと頷いて。
指の愛撫も気持ちよくて好きだけれど
下腹を抉り、突き上げる
雄の形を私の身体は望んでる。]
……
は、ぁぁぁ……
[
喉の奥から声が漏れる。
下着を引きちぎられて、挿入されるのは分かったけど
一気に奥まで貫かれるとは。
それだけで軽くイってしまいそうになるほど。]
はぁ……は……ふふっ…
きもちいーね……?
[ 繋がった彼に妖しく笑いかける。
直ぐに彼は動き出して
先程まで丁寧だった指の動きとは違い
体を貪るように何度も楔が往復する。
棚に押し付けられながらも
きゅぅ、きゅぅっと男のものを強く締め付ける。
溢れる嬌声は、我慢していても
外に聞こえてしまいそうだ。]*
[君の下腹部に添えた手をその兆しの形を布越しに感じながら
焦らすように、緩急をつけて掌を動かす。
そうしてより一層、形と熱が明確に浮かび上がってきたところで
衣類の紐を緩めて下履き毎それをおろさせようか。
内股の形をとる両足に滑り込ませるように、下腹部のそこへと指を這わせる。
自分についているものと同じそれを掌に収めると、それの先端に人差し指を添えれば、爪の先で小さく円を描くように弄んで]
――ね、ポルはどこに触れてほしい?
[ここか、或いはその奥か。
君の身体は、どこに触れれば気持ちいいと思ってくれるんだろう。
君の一番いい場所を知りたいな、なんて。
悪戯っぽく囁いてから、君の肩に頬を寄せて、その返答を待とう]*
ー 二日目 向日葵 ー
そうだったなっ!
[ 刀を向けたとき突然胸を見せつけてきたのはこの女だ。
だとするならこれは誘い込まれたということになるのだろうか。]
…っ…ああ、気持ちいいなっ…
[ 気を抜けばすぐにでも果ててしまいそうな快感。
棚に押し付けるようにして、強く締め付ける媚肉を割り開き激しく女のなかを貫いていく。]
客が来たら見れられてしまうがいいのか?
[ 女の声が二人だけの店の中に響いている。]
[ そんなことを言ったくせに情交をやめるつもりなんて全くなくて、女の片足を抱え上げてさらに繋がりを深くする。
貪り食らうつもりがまるで捕食されているような感覚。]
我慢するなよ…声…
…もっと…あげたいんだろ?
思いっきり鳴けよ
[ 叩きつけるような腰の動きは前後だけでなく下から突き上げるように。
快楽の渦に飲み込まれそうになっても女の嬌声が一際高くなる部分を執拗に責め立てた。]
こっちか?
それとも…こっちのほうが…いいか?
[ 激しくしながらも動きは荒々しくても男は女の弱点を突くことを止めなかった。*]
ー 前夜祭 ー
[宵闇や路地の暗がりは俺達二人を隠すけれど、
互いの目から見える、相手を隠しはせず。
隠しきれぬ思いも、衝動も
まるで勢いよく蓋を開けた硝子の瓶から、
散らばり落ちる東の国の星に似た糖菓のように
ぽろ、ぽろと転がり落ちる。
俺と触れあうことで、君ってこんな顔、するんだ。
少しだけ緩んだ頬も、暗がりでも眩く見える金の髪も
君の熱籠る吐息を間近で感じるのだって
今まで見てきた、色んな姿も好きだけど、
今の君は初めてみる顔。ゾクッとする位に雄の、顔]
……そこは否定しなよ、もぅ。
[唇小さく尖らせつつ。
それでも、己に触れて下肢に熱兆している男に
自重を、己の体にコンプレックスを抱きながらも。
君に全てを預ける意味が
伝わっているなら、それでいい
止めないで、は言葉にせずに。
視線で、君の手が触れるであろう肌の熱や、
それ以上に深い部分で伝えられたなら、良いと思う。]
ー祭1日目 ベリルとー
上下に重なり合ったまま、お互いを擦り合わせる。
敏感な体質というにしても、感じやす過ぎるほどの体は、少し太幹を扱いただけで呆気なく果てて精を吐き出してしまう。
蜜と精と、両方が体に降り掛かってシーツにまでシミを作る。
確かに、入ってないのに挿入したかと思うほど気持ちいいけれど。
「2回目なのにこんなに早く…男とはちょっと違うのかな。
あまり早く出ちゃうのはアレだけど、慣れるよね、きっと。
…うわ。ホントに出るんだ。おっぱい…」
ベリルの胸は大きすぎて、下からだと顔が隠れそうなほどだけど、房に似合わない小振りな先っぽから滲む白い水玉を見上げ、指ですくう。
ベリルの腰が降りてくるのを、自分の肉棒を握って支え、先を埋め込ませていく。
「く、うっ…少しきついかな…痛くない?」
締め付けが激しい、というよりは狭い腟内は、そのまま突き立つ楔を埋めていくにはちょっぴり手に余る大きさかもしれない。
それでも先だけ埋めて上下するたけで、亀頭ががちがちに膨らんで、快感を伝えてくる。
「おっぱい、すごいね。ね、気持ちよくなったらもっと出たりする?」
少し上下に揺れるだけでも、見上げる乳房はゆさゆさ、大きく揺れる。
両手で両房を鷲掴んで、真珠みたいな玉を浮かせる頂をたつまんでくにくに、と揉んで。そのままちゅ、と口づけた*
俺もだよ。
君だから、俺は。
[交じりあう鼓動に想いを昂らせ、
それが溶けるように、体巡る熱になるのだから。
囁きと共に再び重なる、唇。
影だってひとつになって交わって。
路地の暗がりに融けていくのも、
君だけしか見えていない俺は気づかぬまま
自分のものより大きな掌が、己の下肢の兆しに布越しに触れ
びくっと思わず肩を震わせるのは、反射的にだ。
それでも、君の手だから。焦らすような愛撫に反応し、固く、血が集まっていくのを止められない
先走りまでこぼれ、下着にシミをつくり
あ、汚れちゃう。と思ってたら。
夜の外気に曝される肌、君の前で下肢だけ生まれたままの姿。
君も持っている、俺のものが先端ぐりっと弄られて。
思わずあげそうになった艶声を圧し殺した。]
……っ、ぅ、くっ
[背中に回した手が、ぎゅうと衣類を掴むようにして耐える。
こんな姿、情けないと思われちゃうかな。
何処に触れてほしいか?
どこも。君になら全部。
でも今、一番疼くのは。君の手で固くなったものでもなく。]
── 向日葵:ルイージ ──
お客、さん?
そうだね、それも良いスパイス、じゃない?
[ 見られるのは彼の方もだけど
確かに恥ずかしさはある。
けれど時々ならそうした恥ずかしさも
良いスパイスだろう。
──流石に知人が来たらどうなるかは分からないけど。]
ん、あっ!
そ、そうだね…君のが、とっても気持ちいい、し…
もっと、奥、突いて……んんっ…!
[ 脚を持ち上げられると
突かれる場所が変わり、新しい快感に
私は彼の言う通りに鳴いてしまう。
腰がぶつかり、肉音が響く。
体勢が変わったから、私は彼の方を向くことができて
キスをねだるように舌を出す。
棚に手を置いて体勢を整えながら
ガツガツと膣肉を耕され
結合部の蜜は泡立ち白くなっている。]
んひっ…!
そ、そこ……良い……もっと……
[ ごつ、とぶつかった場所は
一際痺れような気持ちよさがあって
私は悦び、彼にそのことを伝えるだろう。]*
[君の頭の重さを感じながら、囁かれる悪戯めいた声に対し
俺の囁きはきっと切なさを訴えてる。
触れられてもないのに、じんわり蜜を滲ませた女陰を
己の男の部分に触れる手に押し付け強請ろうか。
奥が。甘くて疼くような、心地だって*]
ー 二日目 向日葵 ー
[ 差し出された舌にむしゃぶり付くように交わした深いキスは唾液を交換して吸い合う。]
唇を合わせているときは女の体を揺さぶり浅い所をぐりぐりと擦りつけ、唇が離れれば女の声が高く上がる場所をリズミカルにそして激しく突き上げる。]
まだまだ…余裕が…ありそうだな?
[ さらに態勢を変えて正面から女を貫いていく。
女の背中を棚に押し付けて両足を持ち上げて、不安定な態勢でも男は決して女を落とすようなこともなく力強く女を抱え上げ突き上げていく。]
こう…だよなっ
[ だいぶ女の好きなところや好きな強さ角度がわかってきた。
悦ぶ女をさらに追い立てるように激しく揺さぶっていく。]
ほら…これなら…どうだっ
[ こっちには余裕なんてもうなくて強い締め付けるのに柔らかく蕩けるような膣内がまるで搾り取られるように射精を促してきて、もうそんなに持ちそうにない。
女の方はどうだっただろうか。
まだのようならもう少しぐらいは抵抗してみせようか。*]
触るよ。
[彼女に確認を取る。
しっかりと、紋が効果を発揮しているかたしかめる為に。
効いているのなら、これも命令に従う事に含まれるはずだから。
ローブの上から、豊満な胸を片方揉み込む。
指が沈む感触を楽しんで、量感を確かめる。]
流石に、ここまで大きいのは早々触った事がないな。
すぐにでも、我慢が効かなくなりそうだ。
[こうして傍にいるだけでも、思考が蕩けそうになる。
数度頭を振って、なんとか思考を落ち着けた。
せっかく彼女が手を貸してくれているのだ、ここで早々に思考を手放せば、それを無碍にする。
胸を揉み込む手とは逆の手で、彼女の頬に手を添える。
わずかに顎をあげさせると、唇を重ねて、わずかに舌先を潜り込ませる。
少しずつ、彼女の身体を解し始めた。*]
── 向日葵:ルイージ ──
う、きゅっ…!?
ぁはは、力持ち、だね……んっ…ふか、ぃ…っ
[ 脚を抱えられて体を持ち上げられて
自重によって奥までしっかりと貫かれる。
それにその重さをものともしないように
彼は腰をぶつけて来て、私の体が反動で小さく浮く。]
ふ、ふふっ……
私のこと、気持ちよくして、くれるんだね…?
ん、くぅ、っ…
は、は……、ぃ、……イっちゃ……
[ 初めは彼が私に奉仕するような
流れが無かったわけではないと思うけど
彼はこちらの良いところを探してくれている。
自分が気持ち良ければ良い
と言うわけでもないのかな。
揺さぶりに合わせて
奥をごつ、ごつと突き上げられて
私は堪らずに背を丸めて、びくびくっ、と
体を震わせて果ててしまうだろう。
その時に彼も限界は来ただろうか]*
── 向日葵:メレフ ──
ええ、どうぞ。触って。
[ 彼の言葉に従うと
少し気持ちがふわふわとする。
先ほど首元に刻まれた紋章。
説明通りの効果がきちんと表れている。]
ぁ、ふ。
ん、…そう…?私の、大きいからね。
我慢は、そうだね。出来るだけした方が。
……タガが外れた時に、気持ちいいからね。
[
胸を軽く揉まれ、唇を吸われる。
首の紋章が淡く光り
……確かに、いつもの気持ちよさとは
別種の快感が身体を巡っているのが分かる。]
……こう……こんな感じかな?
[ それとは別にこっそりと魔術を編み込む。
首の紋章を辿り、相手を解析し。それから……。]*
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「わからない、です…。
多分、私を作った時に、そういう仕様に挑戦した。
そう言うことだと、思います…?」
確かに早漏にも程がある。
しかし、創造主たる錬金術師がホムンクルスを製作する際、様々な可能性を見出して挑戦していたのだ。
それが女性型から男性型になり。
両性や無性の型を作り出し。
最終的にはそれで商売をして貴重な品を得るようになった。
それが人形屋ができた経緯でもあるので、たまに自分のような個体が出てくることもあるのだ。
ポンコツだったり、言語能力に偏りがあるのもそんな点からだ。
錬金術師の意図は分からない。そして興味もない。
今興味があるのは。
「んんん…っ、きつい、ですけど、大丈夫です…。
寧ろ、マスターの形に拡げて貰えるから、
嬉しいです…んっ、んああああ!!!」
痛みはない。
けれど、ゆっくりと腰を落として、半ばまで落として。
それだけでもみちみちと女陰が広がりきって目一杯受け止めていたけれど。
意を決して腰を落とすと痛みよりも衝撃で喘いでしまった。
お腹の奥底に重苦しい快楽がある。
自分を貫き押し上げる愛しい存在が、まさに自分の中にあった。
はーっ、はーっ、と息を荒げながら、ぴるる、とまた精が溢れる。
乳もとろりと溢れて。
「んん、マスター、マスター…♡
あっ、マスター、赤ちゃんみたいですよ…?」
乳首に吸い付いた彼の頭を撫でながらも、じんじんと乳首と胸全体が熱を帯びて。
じわじわと快楽が胸と子宮とに広がっていく。リンクしていく。
キュンキュンと吸われるたびに子宮が疼いて。
「あっ、あっ、あっ♡
なっ、なんかきちゃう、きちゃいます、
あっあっ、んんっ、〜〜〜ふああっ!!!」
ぷしゃあああっ!!!
胸の先端に滲んでいた白。それが、四方八方に飛び散る勢いで噴き出した。
胸から乳を吹き出すのも気持ちよくて。
体を痙攣させながら、あたりが乳まみれになるのも気にせずに背を逸らした。
結果、彼に胸を押し付ける姿勢かもしれない。
「あ、ああっ、マスター…。
どうしましょう、わたし、どこもかしこも
マスターに触られると…気持ち良いです…♡」
そして困ったように。嬉しそうに。
両手で頬を押さえるのだった。**
[彼女が魔術を編み込んでいることには、気付くことはない。
それよりも、なるべく彼女が快感を得られるよう丁寧に、丁寧に身体を解し続ける。
胸を揉み込んでいた手は、そろりそろりとローブをたくし上げ、彼女の身体を露わにする。
細く、けれど丸みを帯びた太腿、次にうっすらと肉の乗った下腹部が見えて、そこからは一息にローブを脱がしてしまう。
軽くたたんで、傍に置くと改めて彼女に向き直る。]
少し、驚く事をしてあげましょうか。
[直後、何者かが彼女の肩に手を置いて、ゆっくりと振り向かせた。
――そこには、己とうり二つの男。]
「彼」は言葉通り、もう一人の己れ。
言葉は発せないけど、「淫魔の虜囚」の紋は適用される。
早い話、彼に抱かれてもおねぇさんは気持ちよくなれるってことだよ。
[彼が、屈みこんで下着越しに彼女の秘部に指を添わせる。
舌で、その少し上の芽を舐め上げながら。
己は、後ろから両手で胸へ手を回し、そのまま下着の下へと入り込む。
直接感触を楽しみながら、時折先端を摘まむ。
二人の自分で、彼女を責め続ける。*]
ー 二日目 向日葵 ー
せっかく…二人でっ
楽しんでる…からな…っ
[ もうほとんど余裕がなくなっていた。
それでも女を悦ばせることを忘れない。]
抱くときは…全力で…愛するって…決めてるんでね
[ それに女が悦べばその分だけ自分が得られる快感も大きくなる気がする。
イクリールは奥を突かれるのがいいのか、態勢を変え深く突き込むとその反応はさらによくなった。]
[ 女の体が小さく痙攣して絶頂を迎えたらしい。
タイミングを合わせたわけではなかったが、果てたときの締め付けがギリギリだった熱を限界へと押し上げた。]
…っ…っ…!!
[ 一番奥まで突き入れたままビュクビュクと精子を吐き出せばその力で奥はさらに圧し上げられたか。
荒れた息を整える間もなく果てたばかりの女の唇を貪って舌を絡め唇を甘噛みして女の甘い吐息を奪う。]
…ぁむ…っ…ん…
[ 精子を出し尽くしてもなお男の熱は女のなかで萎えることもなくビクビクと痙攣のように震えていた。]
…2ラウンド目は…どんな風に抱かれたい?
[ 息を整えた男は、鋭く女を見つめる目は情欲の火と、殺気にもにた強い力を宿していた、まるで店にきたときに刀を向けたときと同じように。*]
―祭1日目 ベリルとー
「君を作った人… そっか。君達はまだ研究の途中だってのは聞いてたけど。」
少しその人となりに興味はなくもない。
でも、多分理解はできないのだろう。
大事なのはベリルを作ってくれたということ。
それだけで、自分には感謝に値する人だ。
「ん、きついかな、大丈夫?
…あ、入ったっ…!?」
みちみちと膣肉をかき分けながら自分の肉杭が埋まっていくのがわかる。半ばまで埋まったときに最後まで腰が落ちて、嬌声が響く。
はあはあと荒く息をつくベリルの背中を撫でた。
きゅうきゅうに締め付けられ、ベリルの中を貫く太い楔は最大まで膨らんでびきびき脈打つ。
3度目の精が放たれて胸のあたりまで汚れるのも気にせず、目の前の巨大な房に吸い付いた。
「仕方ないだろ、ベリル、こんなの見せられたらっ…」
我慢なんてできるわけがない。胸全体が熱く張っていくのを感じる。唇で吸い付いて、舌の上で頂を転がして、ぴちやぴちゃと音を立てて飴玉みたいに舐め上げる。
「ベリル、きちゃうって、何を…
う、ぷっ………!?」
胸の先から白くて温かい乳汁が噴き出し、顔も体も染めていく。
それも気持ちいいのか、腕の中でのけ反る姿。
窒息しそうなほど大きな、大きな房に顔を押し付けられ、顔を埋めたまま喘いだ。
「そうだね、どうしようか…」
子供の頭くらいありそうな乳房から母乳を噴き出し、臍まで届く大きな肉棒から精を何度も吐き出しながらまだ萎えず、触れるほどに小さな割れ目から愛液を吹き出し、シーツもすっかり汚してしまった。
それでいて、両手で頬を押さえる姿は困ったようで、嬉しそうで、
あまりにも淫靡で、愛らしかったから。
もう一度キスを落として、頭を撫でた。
「決めた。僕の望み…欲しいままにいい思いをしたいっていう望みは多分やっぱり変わらないけど。
どれだけ色々な事があっても、ペリル。君だけは特別。
ずっと僕の側にいて、僕と同じものを見てほしい。
同じだけのものを手にしてほしい。
だからそのために…僕はもっと強くならないとって、そう思う。」
魔剣グラムベルクを手にした意味があるとすればそういう事かもしれない、と思った。
告げ終わって、背中を撫でながらベリルの緑の瞳を覗く。
「ベリル。動いてみて。
自分で動いて、気持ちよくしてほしい。
一緒に気持ちよくなろう?」
まずはそこから、と促した*
あら。
[ 驚かなかったと言えば嘘になる。
彼は魔力が枯渇気味と言っていたけど
こういうのは問題ないのかな、とか。
……ただ驚きが少なかったのは別の理由で。]
先越されちゃったなぁ。
でもいっか、3人でも。
[ ぱちん、と指を弾くと彼と瓜二つの男が現れる。
魔術で編んだ複製体。服は勿論着てない
外面だけ真似ただけで、中身は違うだろうけど
複製体の感覚はオリジナルにフィードバックされる。]
私ばかり気持ちよくても、不公平でしょ?
[ 前に後ろにと、下着姿の私は
彼に気持ちよくさせてもらうけれど。
屈み込んだ男の頭を撫でながら
作り出した複製体のまだ柔らかい肉棒を手で掴むと
指で輪を作りながら、しゅ、しゅと扱いていく。]
はぁ……きもち……
[ 普段よりも感じやすいのは紋章の影響だろう。
男の頭を撫でていた手を離して
下着を自分から横にずらすと
ぱく、と開き始めた花弁を
男の口に強く押し付ける。]*
── 向日葵:ルイージ ──
く、ぁ……ぁっ……
[
男の精液が膣内に流れ込んでくる。
遠慮せず、一番深いところで
子宮に届けるような勢いで。
息を零して、呼吸をしようとすると
彼が唇を奪って来て、酸欠のようになりながらも
舌を伸ばし男とキスをする。]
ぁ、……かた………
[ 吐き出した後も男のものが萎えることはなく。
中に挿れたままと言うことは
勿論続きをするつもりがあるだろうから。
彼の首に手を回して体を整えながら]
あはは……怖いなぁ。
お尻でも、使ってみる?
[ 違う快感でも試してみる?と。
そうでなければ、また後ろからして欲しいと
彼には頼もうか。*
己れとおねぇさんってさ、結構似た者同士?
いや、わざわざ三人目を作るんだから己れ以上か。
[今まで多くの女性に相手をしてもらったが、わざわざ自分の相手を増やすなんて事をしてきたのは彼女が初めてだ。
相当に好き者なのだろうか。
そして、彼女が「複製」の下腹に手をやると、こちらにも感覚がフィードバックされる。
空腹と、彼女の持つ濃い精気に意識が朦朧としている現状、そんな刺激でもこちらの余裕を奪うには十分だ。]
――誘ってるよね。
それとも、物足りないからもっと責めてみろってことかな。
[「彼」が、彼女の花弁に押し付けられる。
「彼」から流れ込んでくる精気が、こちらの脳をとろめかせる。
彼女を抱いているはずなのに、逆にこちらの余裕が奪われていく。
なんとか、主導権を奪い返さなければ。
でなければ、絞りつくされてしまう。
おもむろ、片手の指を口に含んで、唾液で濡らす。
最低限の潤滑油。
そのまま、彼女の下腹を覆う布を乱暴に引き下げて、豊かな臀部の間にある窄まりを探り当てると――一息に中指を突き入れた。]
どうせ、初めてではないでしょう?
[ぐりぐりと、後孔内を掻きまわす。
解してもいなければ、潤滑も足りない、慣れた者でも痛みを伴うだろう。
―――けれど、幸い彼女には紋がある。
「主である淫魔の体液と、身体に触れられること」
唾液も肉体的な接触も、彼女の快感を助長できる。
そのまま、遠慮なく二本、三本と打ち込んで、彼女の腹を掻きまわす。
彼女を傷つけない程度に、けれど彼女に余裕を与えないよう荒く。]
こっちを向くんだ。
[はっきりとした命令口調。
より彼女の服従を誘った方が、紋の効果は強くなるから。
そうして、そのまま彼女の口にこちらの口を重ねて、貪るように舌を突き入れる。
彼女の下腹に押し付けられていた「彼」も、開き始めたばかりの花弁へと指を添わせて――同じように一息に中指を突き入れた。
秘芽に歯を立てて、彼女の痛みに構わず乱暴に責め立てる。
彼女が誘うまま、淫魔の本能に任せて彼女を貪る。**]
ー 二日目 向日葵 ー
怖いなんて思ってないくせに。
[ そっちこそ怖い女だって笑った。
首に手を回され顔が近づけば小さなきすを落としてから体勢を変える。]
2回戦目だ。
[ 女を後ろから貫いた。
突き込む熱が再び媚肉に包まれれば女と自分の境界線が曖昧に感じるほどにドロドロに溶け合うような快感が再び襲いくる。
魔法でも使われているのだろうか、それは余りにも強い快感だった。]
[ ちょうど近くの机を這い回っているスライムがいた。
それをむんずと掴んで指に纏わせるとローションがわりにとそのまま女の菊穴に突っ込んだで、徐々にほじくるように小さな抜き差しを繰り返しながら指が埋め込まれていく。]
すんなりと飲み込んだな
[ 膣内をリズミカルに穿ち指がそれに合わせて菊穴の中で蠢く。
二ヶ所同時の責めにもう一つ、一突きごとにたゆんと揺れる大きな胸に手が伸びて、揺れに合わせて揉み込み、すでにツンと張った蕾を摘み上げた。]
[ 3点を同時に刺激する。
そうでもしなければ女が果てる前に自分の方が達してしまいそうで。]
こんなふうに…されるのも…
…慣れてるのかよ…
[ 突き込んだ熱が女の上のほうをずりゅっと擦ればアナルに差し込んだ指もまた下の方を擦って挟み込み、同時に胸の突起にも強い刺激も与えた。
それを何度も繰り返す。:
あんたに…効く…媚薬とかはない…のか?
[ もっと刺激をもっと女に快感をそしてもっと極上の快楽を味わいたいと思えば、そういえばここはそういう類のものもあるのかと尋ねた。*]
ー2日目 ポルクスとー
結局なんやかんやあって。
「えっと、宿の部屋はちょっと今えらい事になってるので、
…一時休憩用の別の部屋でいいですかね。」
彼(?)が他に心当たりがあるならそちらに、そうでなければ少し裏通りの見繕った部屋になんやかや、案内する事になる。
「すみません、こんな事につき合わせてしまって。
…さっそくいいですか?」
立つか座るかは任せて、ポルクスさんの前にかがみ込み、上目に問いかけた*
[擦れたそれが微かに湿り気を帯びたのを掌越しに感じる
汚れても別に構わないと思ったけど――いざとなったらこのまま近くの宿屋を借りるなり屋敷に連れ込めばいいと――それよりも自分の欲求と熱に浮かされているほうがずっと強い]
鳴いてくれてもよかったんだけどな。
[圧し殺された艶のある声に頬がにやけるのを誤魔化すように、ほんの少し残念そうに呟く。
情けないなんて思わない
寧ろ愛おしいと、想う気持ちのほうがずっと強い。
だって、そうだろう?
好きな女の子に…否、この言い方だと語弊があるな。
僕は君の…ポルクスの中の男も女も大事に思っていて。
そして、その両方をほしいと想っている。
欲張りだな、って、自分でも本当に笑ってしまうくらいに。
そんな相手が、自分を縋って求めて、おまけに艶のある声で鳴かれたら。
理性を保てるかどうかも果たして怪しい]
[だから、その囁きは本当に不意打ちだった]
……やっぱり、君に敵う気がしないな。
[子供の頃に感じたそれとは全く違う感情を込めて囁く。
憧れとも親愛とも、友情とも違うそれは。
さながら胸の内を焦がす炎だ。
欲と熱に浮かされるまま、片手で自分の腰の紐を緩めて、痛いくらいに硬くなったそれを取り出す。
そうして、君の背をそのまま壁に押しつけて。
下履きを下ろして生まれたままを晒すその臀部に、君の肉棒を扱くそれとは反対側の手を回して、身体を持ち上げるようにする。
後ろのほうからのほうがやりやすいんだろうか?
でもそれだと君の顔が見れなくなりそうだ。
思い浮かぶことはいろいろあるけれど、
君の色々を知りたい…暴きたい気持ちがその全てに勝る。]
[壁へ押し潰さんとばかりに、その身体を深く密着させて
互いに生まれたままのそこが触れ合わせる。
熱を帯びて硬いそれが、湿り気を帯びたそれに触れているのが
君にも伝わるだろうか?
臀部に手を添えて持ち上げるような体勢のまま]
…痛かったら、ごめんね。
[謝るのは二回目か。
とはいえ、女性の初めては基本痛みを伴うものと
聞きかじった知識ではそうとあったのだけど。
君の体質だとどうなのだろう?
謝り過ぎるのもどうかと思うが、
あまり痛い想いをさせたくないというのも、本心で]
[蜜で湿り気を帯びたそこを軽く指先で弄る。
入口に触れ、その奥へと指先を深く滑り込ませて。
はじめはきつく一本だけだったそれを、
二本に増やすとそのまま軽く爪の先で掻くように
狭い内壁を擦り合わせて。
やがて、濡れそぼった指先をそこから引き抜けば。
口づけと同時に、君を壁に身体ごと押し潰すようにして
君の女の入口に、自分の熱帯びたそれを挿し込んだ]
……っ。
[指である程度わかっていたとはいえ、やっぱりきつい。
そのまま吐き出しそうになったのをどうにか堪えると
触れたままの唇を舌でこじ開けて。
歯列をなぞるように、舌を舐め上げ誘うようにして
一頻り、彼女のもう一つの内側を堪能する]
[そうして、暫く彼女の中を二つの意味で堪能したところで]
…動いても平気?
[どうかな?と銀の橋を伝わせたまま、
至近距離の紫の瞳にこてんと首を傾げて。
それから、試しに一つ腰をグラインドさせて、様子を伺ってみよう]*
どうかなぁ…?
私は趣味だしさ。
君以上とは恐れ多いよ。
[ 彼は食事も兼ねているから
また少し違う気もするけれど
今回に関しては嗜好が一致したわけで。]
……君の好きな方で捉えて良いよ。
んっ……
[
随分と乱暴な手つきでお尻の中に指が入ってくる。
あれよあれよ、と2本、3本。
痛みが薄いのは、紋章から来る快感が
麻酔のように作用してるからか。]
どうかなぁ…?
私は趣味だしさ。
君以上とは恐れ多いよ。
[ 彼は食事も兼ねているから
また少し違う気もするけれど
今回に関しては嗜好が一致したわけで。]
……君の好きな方で捉えて良いよ。
んっ……
[
随分と乱暴な手つきでお尻の中に指が入ってくる。
あれよあれよ、と2本、3本。
痛みが薄いのは、紋章から来る快感が
麻酔のように作用してるからか。]
……はい。
[ 彼の命令に従ってそちらを向く。
命令を聞かなくても良いのだけど
聞くと気持ちよくなれるのだから
強制力が無くとも言うことを聞きたくなる。
唇を重ねるのも
花弁を刺すように指を入れてくるのも
乱暴で
快感を覚えるよりも彼のしたいようにされている気分。
それでも気持ちが良いと思えるのだから
紋章は便利だな、と思う]
…………ん、……ちゅ……
[ 息継ぎもままならぬほどにキスをしながら
私は自分の手を軽く合わせる。
その手のひらに小さなスライムが登ってくると
ぱちん、と弾けて両手をベトベトにする。
これは痺れ毒。
それを数百倍に希釈したもの。
両手の毒を、遠慮なく
複製体の陰茎に塗りたくる。
ぴり、っとした感覚と共に
表面が敏感になってくるだろう。
撫でれば撫でるほど、痺れ、感覚が増す。
どれくらい敏感になるかなぁ、と
キスをしながら、ほくそ笑む。]*
── 向日葵:ルイージ ──
ひっ、ふ…!
[
間の抜けた声が溢れてしまう。
一度体勢を変えた時に引き抜かれた熱は
直ぐに身体の中に戻ってくる。
後ろから、ズン、と貫かれて
私は背中を反らして、感じ、悦んだ。]
ぁ、んっ……
それは……お尻でも、するから、ね……
……あ、……すご……じょうず……
[ 男は器用に、後孔だけでなく
ローブの下で揺れる胸を手で触り
ぴん、と尖った乳首をつねる。]
……ふぁ…っ……
そ、そんな事ないよ……3つは久しぶり……
媚薬……んっ、……
あるよ……、赤の奴………
[ 赤の真珠薬。
それなりに値が張るし
本来は客に使うつもりなんだけど
彼が私にそれを求めるなら、使ってあげよう。
赤いスライムがすーっ、と寄ってくると
彼の足元を上り、それから下半身の辺りに
まとわりつき始める。]
どうせだし、さ。
飲ませるなら、下からのが気持ちいいよ?
[ 粘膜からの吸収は、飲むよりもずっと早く効く。
ただ、媚薬を塗った彼の肉棒からも
多少は吸収されてしまうだろうけど
それは、ごめんね?]*
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「マスター…?」
キスをされながら頭を撫でられる。
それがとても心地よく。うれしく。
けれどどうしたのだろうと彼を見つめた。
そしてゆっくりと言葉を聞き入れる。
今の自分は多種多様な体液を噴き出し垂れ流し、辺りには甘いミルクの香りと精液や愛液の性臭が立ち込めていて、頭が少しクラクラしていたけれど。
特別。そう言われてキュンッと膣が締まり、少し萎えかけたペニスがぐんと力を取り戻した。
「マスターの…とくべつ…。」
自分は彼の物。だから、それだけでとくべつなのに。
こんなに気にかけてくれるなんて。
ああ、でも。
そのことだけはきちんと伝えよう。
告げてから口付けして。それを許されてると思えたから。
そして彼の望みにこくんと頷く。
今度は自分だけが気持ちよくなりすぎないように、慎重に。
彼にしがみ付きながらそろりと腰を浮かせた。
近づくと彼の胸や腹にペニスの先端が擦れて、甘く痺れてしまうけれど今は我慢だ。
腰を浮かし、勢いよく下ろす。なるべく締め付けるとずぢゅっ、と激しく肉壁を擦られながら彼のペニスを受け入れた。
「ふぁ、ぁ…んんっ!!」
まだ肉壁は狭い。それでも彼の形に熟れてきたのか、十分な蜜が溢れてくるからか、その動きはスムーズだ。
太く逞しいもので押し広げられ支配される快感。
上下に腰を揺らしながら喘ぎ、ずくんと子宮を疼かせる。彼の亀頭が、その入り口まで届いていた。
ぐりっと入口と亀頭を重ね合わせると堪らず喉をそらして、しとしと、乳汁を溢れさせる。
ずぐっ、じゅぶっ、と間断なく音を響かせる。
ずるりと入り口まで引き抜いて。そして即座に最奥まで。
濡れた肉壁で彼を締め付け擦る、その音だった。
「ひゃうっ! ひっ、あ、どう、ですか…っ?」
自身の屹立もまた、今にも爆ぜそうなほどにいきりたち、びくびくと脈打っている。
それが腰を上下させるたびに揺れ。
大きな胸もばるんばるん彼の目の前で揺れて。
マスターが気持ちよくなっているか、けど不安で。
眉尻を下げた窺うような視線を向けた。*
[彼女がほくそ笑む様に、内心畏怖を覚える。
彼女が「複製」の陰茎を撫でる度、伝わってくる快感に腰は引けそうになる。
これは、もう彼女の心配だのなんだの言っている段階ではなさそうだ。
極力見せたくない姿であるが、この際構わない。]
――本気になった淫魔同士の行為って、どうなるか知ってる?
淫魔の雄と雌が互いを貪りあって、強い方が相手を意のままにできる、そんな行為。
[言いながら、彼女を手近な机へと、あおむけに押し倒す。
両手を捕えて、彼女に覆いかぶさる様な形で向かい合う。
これから何があっても、彼女は逃げる事は出来ないように。]
まず、雄の場合。
性器の肥大、精液の排卵効果、そして触手のように自在に動かせるようになる。
つまり、より深く入りこみ、より確実に孕ませられるようになる。
どのぐらい深くかというと、膣の最奥――…下手をしてしまうと、その奥。
本来ならありえないところまで。
そうして、出された精液はおねぇさんの胎を満たして、孕ませようとする。
特に、今のおねぇさんだと己れの紋が刻まれてるから、その可能性はある。
[指で、彼女の下腹。
その内側にある、彼女の子を成すところを指さす。
それこそ、淫魔同士でなければ届かないような場所、踏み入る事などありえない場所だ。]
――本当に、戻れなくなってしまうかもしれない。
少しでも怖いなら、ここでやめて貰って構わない。
それでも、続けるかい?
[最後の選択を投げかけた。
完全な淫魔になった自分、それを解き放ってしまえば、どうなるかわからない。
本当に、とことんまで行ってしまう。
だからこそ、彼女に選択を委ねたのだ。*]
ー 二日目 向日葵 ー
[ 女の下半身に纏わりついた赤いスライムを手にしてそれをお尻にぼたぼた垂れ落とせば、熱を引き抜いたさいにその赤い液体が杭に絡み付いてそれを押し込み中へと塗りつける。
アナルにも流し込み、それから背中に垂らしていくとヌメる赤が女の体を滑る。]
すごい…光景…だなっ
[ 一突きごとに快感が倍増していく。
乳房と乳首にもそれを塗りたくり、女の全身を濡らす。]
なんだ…これ…っ
[ 頭の中がショートしそうな快感に心臓がバクバクと跳ねる。]
イクリール…っ
[ 手に残ったスライムを口に含んで口付ける。
舌を駆使してそれを女の口の中に押し込み舌を絡ませて口内に塗り込んでいく。]
っ…は、……っ
[ そうしてる間に女の中で熱が爆ぜた。
射精が断続的に繰り返されているのに男は腰を振り続け女の中を貪り続ける。]
おまえも…イケよ…っ
[ もう何度精を放ったかわからない。
結合部からは蜜と精が混ざったものが行き場をなくして溢れだしている。
それなのに男の熱は萎えることを知らない。]
こんなのは…っ…はじめて…だっ
[ 文字通り、どちらかの精魂が尽きるまでこの咬合は終わりそうにもなかった。*]
下になったままベリルからの口づけを受け入れる。
腰を浮かせ、勢いよく沈めると、彼女と自分、互いのペニスが互いの体に擦れる。
「く、はあっ、すごい締まるっ… 気持ちいい…」
自分が動くのとは違う、身を委ねて奥まで喰らいつかれるような感触。思い切り押し広げながら最奥まで沈めれば声が漏れてしまう。
上下に動かれるだけでも子宮口まで届いて先端を擦られるし、前後左右が加わればさらに不規則な快感が伝わる。
音を響かせながら結合部で音を奏でて、乳汁を溢れさせる。
それを見ているだけで興奮に達してしまいそう。
「ああ、ベリル、すごいよ、こんなのえっち過ぎっ…
ふっ、うう…このまま、このまま続けて、動きたいようにやっちゃって…!」
ベリルが腰を振るたびに巨大な肉棒がびたびたと震え、こてらも負けずの巨大な膨らみがゆさゆさ揺れる。
合わせるように腰を突き上げながら、胸も、ペニスも、片手ずつで掴んでぐっ、とちょっぴり力を入れて揉んだ。
動くたびに快感が跳ね返るように。
「どれだけ出してもいいよ。もっと、ずっと…やらしくなっちゃえ。ベリル。」
それが望みだと告げた*
ー 2日目:ヘイズと ―
[かくかくしかじかっとあって。]
えらいことって……お前宿屋で何があったの。
盗難にでもあったの?
[それでパイ屋にフラフラ出てきてて大丈夫なのか。とは一瞬思った。まぁ任せる、と返し、
ヘイズの案内で裏通りの部屋に向かうわけだ。]
驚いたことは驚いたが、謝らんでも。
何か事情があるんだろうしな。一度いいぞって言った手前、
やっぱなし、とかもないから。
まぁ、そうさな。ちょっと部屋温かくしてからがいいかも。
[だってこっちは急所丸出しにするんだし。と
暖炉に火を入れた後に、よいしょとベッドに座って
取り出したものは普通のサイズ。当然萎えてるままだ。
ところでこの人、口淫はしたことないんじゃないか。
姉ちゃんの店紹介したとき反応が童貞っぽかったし。
そのあたりはちょっと不安になったので。]
ー 2日目:ヘイズと ―
[かくかくしかじかっとあって。]
えらいことって……お前宿屋で何があったの。
盗難にでもあったの?
[それでパイ屋にフラフラ出てきてて大丈夫なのか。とは一瞬思った。まぁ任せる、と返し、
ヘイズの案内で裏通りの部屋に向かうわけだ。]
驚いたことは驚いたが、謝らんでも。
何か事情があるんだろうしな。一度いいぞって言った手前、
やっぱなし、とかもないから。
まぁ、そうさな。ちょっと部屋温かくしてからがいいかも。
[だってこっちは急所丸出しにするんだし。と
暖炉に火を入れた後に、よいしょとベッドに座って
取り出したものは普通のサイズ。当然萎えてるままだ。
ところでこの人、口淫はしたことないんじゃないか。
姉ちゃんの店紹介したとき反応が童貞っぽかったし。
そのあたりはちょっと不安になったので。]
── 向日葵:メレフ ──
子供、かぁ……。
[ 机に押し倒されて彼が言葉を紡ぐのを聞く。
これだと複製体と分身が
手持ち無沙汰になってしまうけど
手でしてあげれば良いかな、と。
子供。
……まぁ、今彼に言うことではないか、と
過去の記憶を胸の内に潜める。]
子宮にまで君のが入り込むってことね?
性感帯は無いけれど…
紋章があるから、きっと気持ちよくなれる。
……君は、あんまり淫魔っぽくないね。
[ 努めて理性的であろうとする姿。
最後の決断は相手に委ねる優しさ。
無理矢理に犯されたところで
私は文句の一つも言わないのに。
まるで、生真面目な人間のよう。]
いいよ。好きにして。
でも気をつけて。強い方が意のままに出来るなら…
私の方が主導権を握ってしまいそうだよ?
[ 彼の頬を撫でながらそう言った]*
ー 前夜祭:バラニと ―
[待ちきれない、衝動のまま。薄暗い場所で2人で熱を交わす。
君は押し殺した嬌声を聞けぬは残念そうに言うけれど。
あげるほうはとても、恥ずかしいのだ。何せ声が裏返りそうだし。
自分だけが君に翻弄されて、
君が気持ちよくなってるかどうかも、わかんないじゃないか。
と、半ば意地めいたものではあるのだけど。
本心知ったら、きっと羞恥が増して
更に耐えようとして、結局耐え切れずと
なってしまうかもしれない。
でも、それ以上に。今は――……]
嘘、だぁ。
[だって君がこんなにも俺を蕩かしてるのに、
敵わないの俺の方じゃん。と頬を染めたまま。
子供の頃は魔王様役が多かった俺だけど。
大人になった今ならどうだろう。
――やっぱり魔王様かもしれない。だって
君を欲しいって気持ちが、下肢を濡らしてる
際限ない欲張りさを、愛する男に晒してる。
つまりは、とっても我儘なのだ。俺は。
壁に押し付けられた背が、ひやりとしたものを伝えるのは一瞬。
回された手により、体が、いや下肢が持ち上げられる感覚とともに
ぱたり、と愛液が滴り落ちて地面に染みを作った。]
[君の顔を見る。興奮してるんだろうか。
それとも、焦っていたり?
自分は上気した頬や潤んだ眼を君に晒し、
汗ばむ額に前髪が少し、くっついている
縋る手はそのまま、君が自分に欲情してくれるのを
嬉しく感じる、女の部分が疼いてる。
入り口に触れたものが熱いことで、猶更に。
先端と、花弁が触れ合うことに
ぞくぞくとした高揚感を抱いた己は、期待にこくんと唾を飲み込んだ。
当然、初めてなので君の言っていたことも覚悟の上だ。
でもそれ以上に。俺は。]
それすら、欲しい。
だから謝らないで。俺は嬉しいんだもの。
[君から齎されるものが欲しいんだよ。破瓜の痛みさえも。
ぎゅ、と一度しがみ付いて、囁く]
── 向日葵:ルイージ ──
ひっ……、くぁ……
[
赤い真珠薬。
人魚の素材を使って出来た薬は
魔族と言えども容易く身体を熱らせ
性的衝動を限界まで引き上げる。
突かれる度に身体が痙攣するように
持続的に絶頂を迎えているようになる。
イキ地獄のような、快感のてっぺんに居続ければ
脳が痺れ、足は力が抜けてガクガクと震える。
どうにもならないのに
媚肉だけは彼の逸物をしゃぶり尽くすように
絡みつき離そうとしない。]
[指で君が、俺を暴いてる。
1本、2本と増えていくたびに、頑なな場所は
段々と熱帯びた柔らかなものへと変わっていく。
圧迫感や異物感もまた、内壁を擦られるたびに
何かじんわりとしたものになる。
最後には、引き抜かれるのを惜しむように、
ん。と鼻にかかる声が漏れ出た。]
――― ばら、に。
[君の名を、熱帯びる吐息と共に呼べば
口付けと共にめりっ、と怒張が花弁分け入り、侵入ってくる。]
[
男の熱が流れ込む。
一度と言わず、何度も連続で。
吐き出されたものは、直ぐに肉槍によって
掻き出され、新たに注ぎ込まれる。
ごぶゅ、っと汚らしい音が
繋がった場所から聞こえて来て
互いに相手を気力が続く限りに貪る。]
はひ……はひっ……
[ 嬌声を上げ続けて、喉も枯れてくる。
彼はイけ、と言うけど
何度イッたか分からないぐらいだ。
けれど。
銀色のスライムが突然現れると
彼の首や、手首に巻きつきそのまま床に押し倒す。
私はそんな彼に跨って
一瞬離れた肉棒をぐちゃり、と再び膣内に収める。]
-――― 、 っ、 ぅ。
[指よりも太い。熱い。
圧迫感はそれの比じゃない。
めりめりと熱杭が、未開の地を犯してく。
やがてぶちり、と何かが貫かれ、破れて
接合部から愛液交じりの赤が、腿へ伝い落ちていく
多分狭くて、相手も居たいのではないか。
自分がこれほど圧迫感を感じてるなら。
大丈夫?と問いかけようとして、は 。ひっ、と
何処か上ずった喘ぐ声しか唇の合間からは出ず。
上の口の侵入者に、エナメル質や舌ごと堪能されることだろう。
同時に、己もまた君の熱を、味わっているのだ。]
さっきからさ。
溢れちゃって、勿体ない、んだ……
お腹、大きくなるぐらい、出してみてよ?
[ 彼の楔をピッタリと子宮口にくっつけたまま
腰を揺らす。
体内は生き物のようにうねり
彼の竿を舐め尽くすように刺激する。
射精すれば、僅かに子宮に精液が流れ込む。
それを繰り返そうと、私は動く。
彼は……彼は出しすぎて死んじゃうかも知れない。
なんて笑って。
愉しそうに笑って、腰を揺らした。]*
[暫しの時がたって、痛みと圧迫感は少し和らぎ
同時に強張った躰も柔らかさを取り戻し始める。
強い締め付けも、緩んで雄を吸い付くものに変わり始め、
汗ばむ肌を晒しながら、問う君をとろんとした目で見つめた。]
だぃ、じょ……あっ!
[此方が答える時に腰を動かすのは反則だと思う。
嬌声を耐える暇も、ないんだもの。
恥ずかしさで首筋まで赤くしながら、
君の唇を甘噛みして催促する。
……はしたないなんて、思わないで?
*]
ー 二日目 向日葵 ー
[ まるで何もかもを奪い取られるように吸いつくされる様な感じ。]
はぁ…っぁ…は…ぁ…っ…
[ 感覚がぼやけてきて自分が腰を振っているのかすら曖昧になっていく。
薬を決めているのとは違うもっと純粋な快楽の大波が絶えず体を攫っていく。]
ぅっ…ぁ…
[ 突き入れては出して引いては掻き出してまた突き入れて、そしてまた出して。]
…っ… …っ
[ 二人とも声にならず息を吐くだけの音を漏らしながらそれでも熱は一向に引かない。
もっとこの女を抱きたいもっとこの女を犯したいもっともっともっと。]
…?
[ 天地がひっくり返った。
背中に固い物、それが床だと気づいて押し倒されたのだと気づく。
スライムによって自由を奪われて女が跨って…そしてまた快感が襲ってきた。]
おまえが…気持ちいい…なら…っ
[ それでも男は女を気持ちよくさせようとする。
女の中に居るともう溶け合い混ざり合ったのではないかというほどだった。]
…ぁ…また…でる…っ
[ 搾り取られるまま何度だって出した。
もう子種がなくなって水分だけになっていたとしても。
なんどだって子宮に目掛けて射精を繰り返した。
悦びに震える女の顔を恍惚した表情で見上げながら文字通り精が尽きるまで女に注ぎ続けた。*]
――わかりました。
[彼女の答えは、容易に想像がついていた。
逆であってほしい、とも思ったけれど。
ここから先は、本当に躊躇が出来なくなってしまうから。
ベルトを緩めて、下腹のものを取り出す。
すでにそそり立って、平均的なものより一回り程大きく太い。
けれど、今はまだそれだけ。]
足を開け。
己れが突き込みやすい様に。
[命令を重ねる。
この後を考えると、そうさせた方が彼女の為だ。
再び、彼女の口を塞ぐ。
舌を絡めて、精気を貪る。
同時に、下腹のものが変化していく。
長く、より先端が細長く、そして意思を持ったように脈打つ。
やがて、触手のように三つにわかれて、先走りを垂らす。
――明らかに人間とはかけ離れた、醜い姿。]
[片手で、彼女の身体に引っかかっている下着をはぎ取る。
まずは胸、次に下腹。
グロテスクな形となった先端が、彼女の秘裂に吸い付いて、先走りで濡らす。
一歩、腰を進ませる。
先端が彼女の中に潜り込んで、のたうつ。
一歩、また一歩。
まださほど解していなかった彼女の身体を、割り開いていく。
怒張は不規則に蠢いて、彼女の中で暴れ続ける。
――そうして、半ばほどまで進んだところで、あっさり最奥にたどり着いてしまった。]
ー2日目 ポルクスと―
「えっと…盗難じゃないです。どちらかと言えば…洪水?」
主にベッドのシーツが。とは言わないが。
一緒に部屋に入り、部屋の暖炉を暖めるのを見守る。
確かに火も起こさないでは少し寒い。
ベッドに腰掛けたポルクスさんの前に膝立ちで見上げる形になる。
「なんか…すみません。本当に色々な意味で。
事情ははい。色々…
えっと。じゃあ早速失礼しますね。」
おねぇさん、貰うよ。
[おぼろげな意識、言葉が淡白になる。
本当に、ただの淫魔になりつつある。
彼女の腰を両手で捕えて、腰を動かす。
大きく引いて、力任せに打ち込む。
長大なもので、彼女の子部屋の入り口を打ち付ける。
蠢く先端が、僅かな隙間を見つけて、中に入り込もうとする。
何度も、何度も打ち付ける。
その度に、入り口の微かなほころびを広げて、確実にこじ開けていく。
彼女の胎に入りこむまで、そう時間はない。*]
取り出されたものは割合普通のサイズに見える。あくまでも僕やベリルに比べれば、だけど。
それでもベリルみたいにすごく膨らむかもしれない、と思う。男の匂い。自分以外では初めて。
ひとまず握り、自分でする時のように指で輪を作り扱いていく。
顔を近づけてすん、と匂いをかいで。恐る恐る舌先で舐めてみる。
「おお、う。」
少し頭の隅がくらくらする気がした。自分がされるとして、どうすればよかったか。人形屋での事も思い出しながら
「んっ……ちゅ、う、っ。」
片手で握って扱きながら、唇でキスをするように口づける。
ぎこちないのは自分でも承知の上、少しずつ、一口ごとに少しずつ奥まで、亀頭全体を口内に覆いながら。
「んっ…どうだろう。やっぱり奥まで飲み込む感じですかね?」
と不安げに尋ねた*
―祭り1日目
マスターと:
sideベリル
―
「ああっ♡ ますたぁ♡ますたぁっ♡」
溺れないように。溺れすぎないように。
彼の望みが叶うように。それを一番に願い叶えようとする、それがこのホムンクルス「ベリル」だった。
それを至上の喜びとし、彼を唯一の主人とする。
なぜなら彼に所有される事がベリルの存在意義であり、存在理由。
だから気持ち良くなりすぎずに彼を気持ち良くしようと決めたのに、なのに矢張り気持ち良くなってしまうのだ。
腰を懸命に振りながら、彼に奉仕しようとしても。
彼に触れられている事自体が悦びで。
気を抜くと、目の中にハートマークが宿ってしまいそうな感覚を覚える。
けれど、彼の名を呼んで。キュッと唇を噛んで理性を取り戻す。
そんな中での新たな指示。
「はいっ!」と力強く頷いて更に腰の動きを激しくさせる。
はあっ、はあっ、と荒い呼吸を繰り返しながら淫らな蜜ばかりではなく全身から汗が滴り落ちる。そんな中で。
「ひいっあああぁぁあぁ!?!?」
彼につかまれて。
ペニスからまたビュルルっ!と勢いよく精が放たれる。
胸からもぷしゃああっ!と乳汁が全方位に飛び散った。
その瞬間に膣も締まり、より彼を締め付ける。
蠕動する動きにも似て、ぴくぴくとした蠢きは彼の射精促すよう、根元から扱き上げるような動きをみせた。
そのまましばし固まってしまう。
天を仰ぎ、爪先をきゅぅっと丸め、びくびくと。
激しすぎる絶頂が止まらない。
「は…あぁ…っ!」
それでも。
我に帰ると彼の胸板に両手を突き、髪を振り乱しながら腰を振る。
やらしくなっちゃえ。
その言葉を思い出して、顔を真っ赤に染めながら懸命に。
びくくっ、とまた体を震わせて背を逸らす。
ぜ、は、と呼吸を繰り返しながら。
大きすぎる胸を自分の手で下からすくあげ。
自分の口で、乳がこぼれる先端にちううっと吸い付いた。
「マスター…ますたー、ますたー、ああ、ますたー…!」
もっともっと触って欲しい。
もっともっと使って欲しい。
そんな気持ち、所有物が持つべきものではない。
だと言うのにそんな気持ちが溢れて。
自分の口に含んだミルクを口移しで彼へ。
そうしている間も、更に快楽を求めて腰を振り続けては、限界に達し痙攣して止まり、を繰り返す。
「マスター…! マスター、マスター…!」
もう、ホムンクルスではなくて。
壊れた人形のように彼を呼ぶか、喘ぐしかできない。
「ひあああああああっ!!!!」
もう何度果てたのだろう。
ごりゅんっ、と最奥まで彼を受け入れて盛大に達すると、さすがに限界を迎えたのかひくん、ひくん、と痙攣するばかりになっていた。*
── 向日葵:ルイージ ──
[ 男の手を取り、握りしめて
上半身の姿勢を整えて腰を前後に揺らす。
びくんと雄芯は律動し欲を吐く。
口の端からは唾液も溢れ
頬だけでなく首元や身体が熱でピンク色に染まり
男を欲で濡れた瞳で見つめる。
下腹に流れる熱が少し勢いを弱めた頃
私のお腹は本当にぽこりと少し膨らんでいた。
一生分を搾り取ったとさえ思えるほど。]
ん、………ぁむ……
[ 腰の動きを止めると
握っていた彼の手を口元に持ってくると
舌で舐め、指先の爪に至るまでしゃぶる。
美味しいチキンを食べた時に
骨についた肉まで綺麗に食べるように。]
[ 腹上死しかねない彼に
最低限の回復魔術を掛けると
ふ、と意識が遠のき
繋がったまま彼の上に倒れ込んだ。]*
ー 2日目:ヘイズと ―
洪水?この冬に。
大丈夫寒くなかった?
[宿の水甕でも爆発したかな。どの宿だろう、
俺の泊まってる宿の近くだったりしないだろうか。
少しばかり不安になるが、実際はそういう意味じゃない
もっと別のあればあれであるがそれは兎も角。
膝立ちで、己の眼前に座った――
上目遣いに此方からは見える青年。
何処か不安そうに見えるのは気のせいだろうか。]
なんか謝られるたびに不安になるんだが……
あっ、はい。どうぞ。
[そういって、目の前の青年のサイズを知らないが故に、
驚いたりとか叫んだりとかもなく
普通サイズの自分のものを前を寛げ、取り出したのであった]
[ふにゃ、とした芯も持たぬそれを、人の指が触れて
輪を作って扱く様を見る。
刺激としては少しばかり物足りないのは、
己が締め付ける膣肉の良さを知ったからだろうか。
或いは、好いた男に触れられる良さを知るからなのか。
へぇ。人ってこうやって自慰するのか。と眺めていれば]
わっ。
[鼻先を近づけ、匂いを嗅いで舐める様は、
まるで獣の子が好奇心で未知のものを舐めるかの如くだ。]
ん、ちょっと擽ったい、かな。
えっと、そうだ、なぁ。
人それぞれだと思うんだけど、
先端って割と敏感だから、唇で触れるにしろ
なんだろ、先走りとかを舐めとられたり、舌で鈴口を抉ったり
若しくは吸う感じの方が俺は刺激的かも。
される方は、竿を頬肉に包まれた方が気持ちいいかもだし、
する方は、えっと……。
口蓋の奥というか、裏のあたりというか。
そこらへんを雁で抉られたら、その。うん。
[主に1日目に開拓された気持ちよいところ、ともいう。
なんだろう、なぜこんな具体的にアドバイスをしているのだろう
これが羞恥プレイというやつなのだろうか。俺の顔は赤くなっている。*]
ん、ちょっと擽ったい、かな。
えっと、そうだ、なぁ。
人それぞれだと思うんだけど、
先端って割と敏感だから、唇で触れるにしろ
なんだろ、先走りとかを舐めとられたり、舌で鈴口を抉ったり
若しくは吸う感じの方が俺は刺激的かも。
される方は、竿を頬肉に包まれた方が気持ちいいかもだし、
する方は、えっと……。
口蓋の奥というか、裏のあたりというか。
そこらへんを雁で抉られたら、その。うん。
[主に1日目に開拓された気持ちよいところ、ともいう。
なんだろう、なぜこんな具体的にアドバイスをしているのだろう
これが羞恥プレイというやつなのだろうか。俺の顔は赤くなっている。*]
── 向日葵:メレフ ──
はい。
[ 彼の命令通り。
机に足を乗せて、立て膝で大きく左右に開く。
唇を塞がれれば視界も狭まる。
彼の顔を見ながら、期待して待ちつつ
両手で他の2人のメレフを可愛がる。
片方は竿を扱きつつ
片方は亀頭を引っ掻くようにいじめつつ。]
──ん……はぁ、っ…っ!
[ 下腹に入り込んだのは異物。
そう思えるほど、普通の性器とかけ離れた形。
ワームでもお腹に入ったのかと思うような。
それでも脳内を占めるのは
雷のような快感。
奥に進む度に、空中に浮いた足先がびくっと揺れる。]
は…、はひ……
……
っ、あっ…… ぇっ…!
[
お腹をのたうつ怪物は
膣の奥の部屋を叩く。
僅かな隙間に無理やり頭を入れるようにして
膣だけでなく、角度の違う子宮にまで
その身体を滑り込ませようとする。
びく、びくっと身体が震える。
紋章は淡く光り、痛みや吐き気を
全て快楽で上塗りする。
強力なクスリのようなもの。
他の2人の肉棒を、ぎゅっ、と強く握ってしまう。
同じように膣肉も彼の雄を締め付けるが
拡がるのを止められないだろう]*
[彼女の頬へ、
それから、形よくも主張は慎ましやかな鼻頭にも。
児戯にも似て、儀式めく戯れ。]
……あのな、ラヴァ。
あんたと対等で居た つもりだ。
[人魚を害するつもりは無いと彼女が誓ってくれたから
彼女の、彼女にとっては忌む体質を耳にしたのもあるが
男と女で分かつ性別でありながら
彼女の身の安全を尊び、自制していた。
女として見る事は避けていたが、
もうひとつ大事な秘密を打ち明けるとすれば――…、]
あんたはいつだって魅力的な、…
[誓うのならこれだけで留めたかったのだが。
こうするのを、…彼女を、ひとりの女性として触れるのを
何年も、何年も、耐えていたのだ。
冬の乾燥を知らないような色づく唇を舌で舐り、
歯列を沿って、暖かな口内へと乗り出さんとする不埒。
軟体は意思を持ち、口蓋へ――彼女の舌をも求めて。
人魚の泪と遜色無い効用の唾液を引き連れて。]
[女性らしい腰を撫でる掌はまだ、肉欲を促す手つきではなく
あやすように、甘やかすように、尾を避けている。
彼女の血に流れる、発情期が途切れない獣性に、
――ではなく。
ラヴァンドラという女の心に求められたいと。
そのような、弱点を触れない理由は、
己だけが知っていれば良い。*]
ー祭1日目 ベリルとー
「ん、あっ…ふふ。どうしたの?ベリル。」
自分を主として、幸せだと言ってくれる子が、自分を喜ばせるために一所懸命に腰を振って、感じ過ぎそうになるのを堪えて尽くしてくれる。
これくらい健気な事って他にあるだろうか。
腕の中に、求めていたものが全て詰まっているような気さえした。
もっとも、それだけで満足できないのが因果だな、と自嘲もするのだけれど。
伝えた通りにさらに激しく、汗を散らせながら砕けんばかりに腰を振る。
掴んだペニスから精を噴き出して、乳房からもまた乳が噴き出る。
腟内をきゅうっと締め付けられて、限界だった。
「く、うっ…ああっ、あ、出、るっ…!」
びゅる、びゅくっとベリルの胎内で精が迸る。
実のところ、3度目。少し薄く、それでもベリルの中に、子宮にまで届かせる。
ベリルも絶頂したのかしばし動きを止めて、それでもまた動き出す。今度は僕の胸板に手をついて、自分の胸をすくい上げて吸い付きながら。
「ん、あっ…ベリル、出したばっかりなのに、またぁっ…」
抜いてもいないのに、ベリルの腟内て再びむくむくと固くなる。
今までの人生分帳尻を合わせるのかと思うくらい自分の逸物は力強く滾ったまま。絶頂するまで動き続け、止まって、また腰を振る。何度も、何度も、感じやす過ぎる体で感じ続けて、永遠に絞られるのではないかと思うくらい。
「ん、ぷっ。ん…甘いよ、ベリル。すごく…ベリル、ベリルっ……!!」
自分で吸ったミルクを口移し。喉を鳴らして飲めば甘い香りが広がる。
上でも、下でも、目で、耳で、感触で、匂いで、味で、全身でベリルを味わい続ける。
何度も、何度もイって、さすがに限界に近づいたのか、体を痙攣させるばかりになる頃には、僕の方も絞り尽くされかけていて。
「こ、れでさいご…もう、出ないよ…全部受け止めて……」
ダメ押しとばかり、ベリルが奥まで迎え入れて絶頂するのに合わせて、思い切り何度も下から突き上げて、びゅくびゅくと注ぎ込んで。
そのまま、ぐったりと無惨なことになったシーツの上に倒れ込んだ*
ー 二日目 向日葵 ー
[ もう本当にこれ以上何もでないというほどにイクリールの中に精を吐き出し尽くした。
沸き立っていた全身の血が静かに熱を冷ましていく。]
イク…リール…
[ だらしなく唾液を垂らしながら全身をピンクに染めて、それにポコリと膨らんだお腹…なんて妖しく美しいと姿なのだろうと思った。
そして見つめる瞳には妖艶だけど別の何かを微かに感じた。]
[ ゾワリと背中に寒気が走る。
本能が危険だと告げている、だと言うのに女から離れようという気にはなれなかった。
そもそも今は指一本も動かせそうにはなかったが。]
…ん…っ…
[ 指を食べられている?
それは何の意味があったのかわからなかったが、もしも食べられているのだとしても構わない、今はそう思えるほど。]
[ 少しだけ回復した体力。
きっとあのまま死んでしまってもそれはそれで満足できていたのかもしれない。
倒れ込むイクリールの体を抱きしめながら心地よい疲労感に包まれてそっと目を閉じた。]
ー 2日目:ポルクスと ―
不安そうに見えるのは気のせいではない。何しろされたのも一回きり、するのは初めて。歯でも立てたら大変と思うと、ぎこちなくなるのも許してほしい。と思う。
少々触れたたけでは全然柔らかいまま、先の方を唇で覆う程度ではくすぐったいくらい。
どうしたっけ、と少し悩んていれば、ポルクスがアドバイスをくれた。聞く間も輪を作る指は
「先の方は舌でえぐったり吸う感じ、竿を頬で覆って、口蓋の奥を雁で擦る…
なるほど。やってみるね。」
素直なのが唯一の取り柄みたいなもの。教えられた通りに、まずは恐る恐る、奥まで口内に肉竿を迎え入れる。
「んむっ…ほう、かな…?」
迎え入れた先端が口蓋に当たるように、舌は裏筋に。頬を窄めて吸い付いて、ちゅっと吸い上げる。
「ポルクフはん、ほれでいいでふ、か?
きもひいい、でふ?」
もごもごと口を動かしながら、唇で吸い付いたま、まゆっくり頭を前後させる。舌は幹にしっかり当たるように、口蓋は先端と雁首を擦るように。
ゆっくり、唾液を溜めてちゅ、じゅぷ、と口を動かし本格的に奉仕らしきものを始めた*
[彼女の手が「彼ら」を責める度、彼女の中で怒張がのたうつ。
受け入れる事で精いっぱいな彼女を、文字通り掻きまわす。
腰を力任せに打ち付けて、彼女の胎を食い破ろうとする。
――あまりに人間離れした、普段の己であればおぞましさすら感じる行為。
だからこそ、こんな姿を誰にも見せてこなかったのだ。]
もっと、精気がいる。
もっとだ。
[呻くように、言葉が漏れる。
唇を離して、彼女の豊満な胸の先端へと噛みつく。
言葉通り、彼女の身体に歯を立てて貪っている。
ふいに、「彼」が動いた。
――その下腹は、本体と同じように、醜悪な姿へと変わっている。
彼女の顔を両手で捕らえる。
しっかりと固定して、解放された彼女の口へと長大な怒張を沈み込ませていく。
女の身体を、余すことなく使いきる。]
――孕め。
[短く、けれど明確に命令を下す。
彼女の脚を両肩に抱え上げて、机の上へと乗りあげる。
彼女の胎へ、怒張を打ち降ろす姿勢。
女へ突き込む度、重く粘着質な音が部屋中に響く。
姿勢が変わった事で、体重を乗せて彼女の子宮の入り口を押し込む。
力任せに打ち付けて、少しずつ、少しずつ子宮の中へとめり込み始める。
彼女の上下の口を乱暴に掻きまわしながら、徐々に入り口がほぐれているのを感じる。
そうして、ひと際強く押し込んだ時――自身の怒張がずるちと根本まで彼女の中へと潜り込んだ。]
気持ちいい。
[他の場所とは比べ物にならない程の、精気の濃さ。
喜びを示すようにのたうつ先端が彼女の胎を掻きまわして、精気の味を楽しんでいた。*]
ー 2日目:ヘイズと ―
[アドバイスを素直に聞く様子は、まるで前夜祭の時のようである。
ところで。俺はそのアドバイスとして
自分が快楽を拾った際のことを話したのだが
――墓穴を掘ったのではなかろうか。]
っ。ぁ。
[今ぞくっと、した。ぴりっとくるこの感じ。
感じたことのある、下肢に熱集まるような感覚。
口元を手で覆う。少しばかり、吐息が熱い気も、する。]
……っ、 ま、ぁまぁ。
[少しばかり掠れるような声で紡ぐのだが、
彼の口の中のモノが少しずつ、ゆっくりと
硬くなっているので、言葉以上に良いと
体は感じたのだと伝わるのには、十分か。]
咥えたまま、喋っ、ちゃ……
[膣肉が竿を締め付けるときのうねりのような感覚になる。
絡みつくのも、熱持つのも、とてもよく似ている。
相手は、数日前に知り合った青年だというのに。
鈴口に滲んだ先走りが、他者のモノを咥える君の口内に
雄の味を広げていくか
唾液と、熱を持ちかけたものが奏でる水音
視覚だけでなく、聴覚もまた刺激になるのだなと
ヘイズだけではなく、自分も新たに学ぶような心地だ。]
ん、 ッ
……された、こと、あるん、だろうね。
女の子に、こういうこと。
ちょっとぎこちない、けど。
最初の、やつ。なんだかなぞるような、動きだった、から、ッ
――その時に、さ。
してくれた人が、どんな表情でしてくれたか、覚えてる?
多分だけど。おいしそうな感じで、
アイスキャンディーとかをさ、舐るような、
もしくは、 ぅ、んっ
舐めてる舌を見せつけるように、したり、とかッ
したんじゃ、ない、かな?
[手技は未だ拙くも、物覚えの良い君へと手を、伸ばす
旅をしているからだろう、日に焼けてる髪を指で梳いて]
「君は」、美味しい?
それが欲しくて、たまんない、って感じに、なってる?
多分ね。そういう姿が一番
ぐっと、来るんだと、思う、かな。
初めてじゃ無理だとおもうから、まぁ、誰かに
する機会があれば、そんな姿を見せつけられた相手、は
たまんないと、おもうよ。
[喋って気を散らさないと、段々余裕が保てなくなる。
なので彼の奉仕に感じたことを取り留めもなく述べる物の
……いや、まって。これ言わない方が良かった奴では?
と気づくのはそう遠くない話。*]
ともすれば、まるで子どもへ対するような戯れ方。
穏やかに触れられることに慣れないこの身は、
くすぐったさへ肩を跳ねさせ、耳を揺らした。
「 …… ?
それは、分かってる……けど。 」
裏街を歩くことを窘められたりはしたけれども
「女なのだから」と毎回気にしていた彼に、
欲の対象として接された記憶は一度もなかった。
――だからこそ、無警戒に家へ連れ帰り
身体へ触れたりもしたのだろうが。
人魚というのは、欲とは程遠い綺麗な生き物で。
彼自身もそんな風にこの家で過ごしていたから、
―――― まさかそれが忍耐の結果とは露知らぬ女は
唇を割って入ってきた彼の舌へ、肩を揺らした。
「 ん、 ……ッは、ンぅ…っ 」
声を噛み殺そうとしても、
彼の舌が好き勝手に口の中で動き回れば、それも出来ず。
どうにか彼を止めようと絡めた舌は、
逆に上手いように搦めとられ、声の甘さに変じるばかり。
「 ひ、ぁ ――――ッ 」
敢えて尻尾を避けながら腰を撫でられれば、
背筋にぞわりと痺れが奔る。
甘やかすような触れ方がもどかしくて、
―――― もっと触れて欲しい、だなんて、…。
何処か酩酊するような感覚に襲われながら
互いの唇が離れれば。
女はぽろぽろと涙を流し、男へ縋るように凭れ掛かった。
ふわふわと揺蕩うような感覚こそあれど、
今の女は発情なんてしていない。
…… だというのに、薄桃に染まった頬と潤んだ瞳は
彼にもっと直接触れてほしいだなんて
浅ましい欲に、溺れている。
「 ……テレベルム、 」
呼べば、それで女の真意は伝わっただろうか。
―――― ふにゅ、と柔らかな胸を押し付けて
食べてほしいと強請る兎の顔で、彼へ口付ける。
「 ………… おねがい、
テレベルムが、ほしいの…… 」
聞き逃してしまってもおかしくない微かな声で
―― ラヴァンドラとしての心のまま。*
── 向日葵:メレフ ──
ん、むぅっ、…!?
……ん、ぐっ……
[ 頭を掴まれるともう一人のメレフが
腰に生えた触手じみたものを
口の中にねじ込んでくる。
顎は外れかねないし、口の中では収まり切らない。
喉の奥まで入り込んだ陰茎は
喉を中からボコりと押し広げ
気管も押し潰されて呼吸が出来なくなる。
酸欠よりも、快感が勝る状況は
明らかにおかしいのだろう。
おかしくなっているのだ。]
─────。
[ 喉を塞がれて声は出ない。
けれど孕めという命令に従うことは無かっただろう。
これは彼の知らない過去の傷。]
[ だけど命令を拒否したとはいっても
身体をくの字に曲げられて、足が宙に浮きながら
杭を打つように腰をぶつけられれば
秘部からは蜜以外にも、潮が噴き出るだろう]
〜〜〜〜〜!!、!!!
[ 本来入り込むものは子種のみの場所に
怪物じみた獲物が入り込み
歓喜の声をあげるように暴れ回る。
気持ちいいと彼が感じるのは
私とは違う、淫魔由来の快感なのだろう。
けれどそれさえ紋章を通じれば
私自身にも脳が焼き切れるほどの快楽が生じ
身体が震えるどころではなく、痙攣のように
びく、びくと強く揺れる。]*
[支えあおうと誓う彼女の宵を照らす月にも勝る笑顔も
この上無く愛らしく、星よりも煌めいて釘付けにするものだが
露溢れさす瞳に酒を口移されたかのように火照る今も
目を離せる男はこの世に存在しないと疑わず。
自らを愛玩されるべき愛い女との自覚すら無いだけに
弱点には敏感でも、男心に初心な女には、
もっとテレベレムという男の事を知って貰う必要性がある。]
……っは、 ……、
泣くな、とは言わないが。
[哀しいばかりの泪なら、制する事もしよう。
それでも、舌で拭うのも。
彼女自身で支えきれない自重を受け止めるのも役を担う。]
[愛しき恩人は、いつだって男を惹きつける。
コンポートのように甘く熱された頬は
白い肌に映えてチークでも差したかのよう。
心臓が高鳴るのに鞭打つのを意識し、
ほう、と関心の呼気を逃す。
濡れた睫毛は重みを持っているようだから
鼻を摺り寄せ、泪のベールを矧ぐように。]
………、ああ、
[そんなに甘ったるく名を呼ばれては、
神格化をされているか、
はたまた妖精にも似た清らかな
存在らしく振舞う余裕は削れる一方だ。
毛玉よりも柔く、ふわりとしたバストに
意識をちらと向けるも、
ん、と寄せられた愛らしい唇を受け止めるのに忙しい。]
全く……、女にそう言わせるのはな。
[聖女にすら喩えた彼女から求めさせるなど
男として不甲斐ないにも程があるが …
その願いも、甘ったれた強請りも
どれも、すべて、幸せを教えてくれるものだ。
囁きが訴えかけた事は真実で。
彼女こそが、自身にとっての幸せそのもの。]
俺もあんたが欲しい。
ずっと、―――…、欲しかったよ。
[一時は遠ざけた幸せ。
腕の中の甘い女をそっと抱き上げて、――…、]
軽いな。
もっと肥えろ、心配になる。
[存外な軽さに拍子抜けを覚えつつも、
着やせする体格の腕のお陰であるやもしれず。
流石に床へ押し付けて彼女を愛でるのは
猫と変わらぬ所業だから欲に歯止めを掛け。
寝台までの道のりが少々遠く感じるも
敷かれたシーツへ縫いとめるまでの馬車に成ろう。]
[下腹を押し込むと、目の前の「コレ」は潮を吹く、面白い。
深く打ち込むと、精気が身体に充足して多幸感に包まれる、気持ちいい。
――意識が朦朧とする。
明らかに平時の己とは違う何かになり果てている。
軽く腰を揺すりながら、先端で彼女の胎を舐め尽くす。
両手で胸を絞り上げて、感触と先端の味を愉しむ。
自身の物を受け入れている孔、その下の孔を探り当てて、指で押し広げる。
玩具で遊ぶ子供のように、彼女の身体を弄ぶ。
悪意も性的興奮もない、ただただ胸の内に巣食う本能に流されている。]
君、かわいい、好き。
でも、足りない。
[人に対してではなく、ペットに向けるような言葉。
「コレ」と遊んでいると、自分が楽しい。
そんな独善的で、どうしようもなく人とは相容れない、淫魔の本性。
彼女を抱えて、横へと転がる。
己が下、彼女が上。]
ねぇ、もっとしよう?
[無邪気に、どこまでも無邪気に問いかける。
両手で彼女の臀部を割り開き、その下の窄まりを露わにさせる。
「彼」が彼女の咥内から怒張を抜き去り、彼女の後ろに回り込む。
次に怒張があてられたのは、彼女の後孔。]
ねぇ、二人一緒に。
口は、あの子にあげる。
順番だから。
[あの子――彼女が作った分身。
三人で一緒に遊ぼうと、そう誘いをかけた。*]
尾は兎も角…、耳には触れたいが嫌か?
手触りを、何度も想像していた。
何度も、… 幾度もだ。
[彼女のローブをゆっくりと、
贈り物の包装を解くかのように丁寧に矧ぎながら
次いで衣服にも指を伸ばして。
丸いラインや細いなと感じる骨格の体つきを
時折確かめるように撫で回しつつ。
膝を足の間へと下ろす形で押し倒した男は
ふよふよ、ふわふわと忙しない耳に
許しさえあればもふりと頬を寄せさせて貰う心算。]
[緩いウェーブがかった天使を彷彿とさせる髪にも。
それから、先刻キスをしそこねた額に接吻したい。
ああ、もっと。 *]
ー 2日目:ポルクスと ―
「まあまあ?」
それにしてはちょっと気持ち良さそうな声も漏れ聞こえたけれど。
実際、口の中で少しずつ彼のものが固くなっている気がする。
先走りの、苦味ばしった雄の匂いが口の中に広がる。
「あ、…すいまへん。もご。」
つい咥えたまま喋っていたけれど、歯でも立てたら事だな、と思って口を離す。多少気持ち良くなってきてはくれているのだろうけれど。
「えっと…あります、一回だけ。
最初の時は、確かほとんど事務的な感じて表情は
あまり変わらなかったですけど… (サダルさんとこのホムンクルスだし)
でも、確かに慣れてるって以上の熱は篭ってた気がします。
美味しそうにというか、好き好んでというか。
出した後も見せてくれましたし。」
髪を梳かれるのは、悪い気はしない。
多分彼は男っぽいとは言え、中性的だからだろう。
でなければこんな事もしようとは思わない、けれど。
「たまんないって感じでは…確かにそこまでと言われると。
でも、ああ…」
あの子のものだと思えば。確かに今だって、夢中になれそうな気はする。
それに、彼が気持ち良さそうな、可愛げな声を時折上げてくれるのは悪い気はしない。
「なるほど…なんか腑に落ちた気がします。
それでやってみますね!」
もう一度、彼の生硬いペニスを目前に。
今度は具体的に思い浮かべてみた。
勿論そんな事はポルクスさんには言わない。
でも、彼女のものだったら。艶光って、熱くて、固くて、敏感な。
「ん。ちゅ。ちゅっ… はあ。ちゅ、じゅぷっ…」
喉奥で先を擦りながら、さっきと同じように、裏筋を舌で舐め上げ、唇の輪で扱きあげる。
時々顔を離して肉竿を見上げ、下から上まで舐め上げる。
違うのは熱の入れ方だけ。
これが欲しい。美味しい。たまらない。
自分に言い聞かせつつ、一心不乱に、咥え込み続けた*
[君の心中まではわからないけれど。
もし心の声が聞こえたならば、やはり欲しがってしまうんだろう。
恥ずかしがる君は、こんなにも可愛くて、
君が気持ちよくなってくれる姿を見るたび
言葉にならない感情が、僕の胸を満たしていく。]
…君が触れてくれたって、いいんだよ?
[くすくす微笑いながら鼻先でマフラーを除ければ
その喉元に唇を寄せて。
若干挑発めいた響きと共に、視線を向ける。
僕の幼馴染はどうも、
突き崩したくなる意地の張り方をする。
……うん、やっぱり可愛い。
どうしたらもっと恥ずかしがってくれるだろうか、なんて
ついつい考えてしまうくらいには。]
……いい顔してる。
[呟いたそれは、
誤魔化しにさえなっていないんだろう
額に貼りついた前髪も、朱を差したような頬や瞳も
身の内で荒れて昂る獣欲をいっそう煽るスパイスにしかならない。
指先が、熱い。
ぬる、と滑る愛液も、君の女としての入口も。
君の男としてのそれと同じか、
それよりも深く熱が籠っているよう。
花弁を掻き分けるように挿れた二本の指が
きゅぅと指先を締めつけるたび
ぞく、と此方の身体が震える。
それはもしかしたら君も同じなのかもしれない。]
[『期待』が、僕の身を焦がしていく。
性感が齎す熱が、脳も心の臓もふわふわと侵していくようで。
下腹部はいっそ痛いくらいに熱い。
堪らず、吐息と共に熱を漏らすと
此方の名を呼ぶ君の声を塞ぐようにして。
その唇を塞いで、君の身体を貫いた]
[声はどうにか圧し殺せたか。
咄嗟に君の名を呼べないくらいには、その瞬間は衝撃的で。
君の喘ぐ声が聴こえる
応える代わりに、唇をこじ開けて彼女を求めた。
どこか苦しげにも聞こえたそれに、
花弁にそっと手を添えれば、微かに薄くなった赤が
君から流れているのを指先に感じる。
きっと今は動かないほうがいい。
ゆっくりと、そのまま身体が慣れるまで待とう]
[そうしてその身体と表情から、
少しずつ痛みが緩和されたのを感じ取れば。]
……大丈夫、みたいだね。
[零れた嬌声に、
ふ、と此方の表情も自然柔らかくなる。
鬼灯めいて赤く染まった君の顔に、にこと笑いかけてから
持ち上げるように抱えた君の下腹部へ数回グラインドしてみせる]
…いいよ。
ほら、もっと噛んで?
[仔犬みたいなんて、言ったら君は怒るかな?
でも、求められているみたいで悪い気は全然しないんだ。
君に噛まれるたび、君の中のそれが硬くなっていくのは
そこはまぁきっと気のせいだよ。うん]
ほら、本気だしてごらんよ。
[煽るような声かけと共に、
背を壁へ押しつけた君の身体に叩きつけるように、
怒張を再度君の中へと穿つように挿入する。
先程の締め付けとは一転、緩くなったそれは
しかし怒張へと吸い付くようなそれへと変わっていて。
滑るようなその感覚は]
ん……気持ちいいな。
[本心だった。
嘘偽りなんて混じりようがないほどに。
君の中は、あたたかい。
そして、君を構成する全てが、僕にとって愛おしい。
欲の滲む瞳で君の顔を覗き込むと、
そのまま汗ばんだ頬に軽く口づけ一つ落として]
[唇を離すのと同時、
片方の手を彼の怒張に添えて擦り上げる。]
――ほら、一緒に行こう?
[どれほど取り繕ってみせようとしても
そう君に告げる声にはきっと余裕なんてなかった。
此方の額をつい、と汗が流れるのと同時、
ぐいといっそう強く腰を押しつけて、君の中に白濁を吐き出した]*
― 2日目:ヘイズと ―
うん、まぁまぁ。
[まぁまぁで、押し通す。
例え先端の穴から我慢の証が零れ始めていても
認めなければまぁまぁで通る。筈。]
ん んっ! だか、らぁ!
[咥えてしゃべっちゃ、だめ。
少しだけ、高い声になってしまったのは、
頬肉の刺激に感じたからだが、それはさておいて。
どうやら、その1回はどうも、
自分が想像したような感じではなかったらしい。
とはいえ。そこに熱が籠っていた、というのなら
良い経験だったのではないか、と俺は思うのであった。]
……そ、そっかぁ。
出したのも見せてくれた、っていうのは
上級者、だね。多分。
[君一体どんな子に奉仕されたの。俺は戦慄するのだった。
それから。それから。]
え、あ、うん。
[自分の、それがいいのかどうかは本人次第のアドバイスは
どうやら彼にとって得心いくものだったらしい。
やってみる。とやる気は落ちないようなので、
若いってすごいな、と感じた20歳であった。]
ふぅ、ん、ぁ……ッ
凄いね、ちょっと、かわった。
―――ふ、ふ。誰か好い人、いるのかな?
舌使い、さっきまでとちょっと違うね。キミ。
気づいてる?
見上げる時の顔。全然違うよ。今の方がいい。
でも、1つだけ。
[正直結構イイ。硬さも大分増しているし、彼も口の中で
段々肥え太るものを感じているだろう。けれど。
えい、と彼の鼻を摘まむ。何でだろう?と
顔を上げてくるかもしれない。その際に少しかがんで、耳元で]
、っ、参考にならなかったら、申し訳ないけど、ね。
ところで。
[はふ、と一度息を吐いて。]
認めるのはこっぱずかしいけど、うん、結構よかった。
舌使いとかほんとね。もうね。
実はね、そろそろ出そうなのだけど。
どうしたい?俺トイレに行って出してきた方がいいかな?*
― 前夜祭:バラニと ―
[意外と、俺の幼馴染はいけずな側面もあるみたいだ。
羞恥を煽ってくるんだから。
まるで恥ずかしがりながらも、触れてしまいたい。
そんな欲を見透かしてくるかのように。
意地悪。でも、]
……うぅ。
[そんなところも、好きなのはきっと惚れた欲目。
向けられた視線に、鼓動が一際強く跳ねる
喉に寄せられた唇の感触は、触れた個所に
じんわりと熱を灯してるかのよう。
もしかしたら今後、閨の際には君の掌の上で
ころころ、転がってしまうかもしれない。
ねぇ、そんな、これからの未来を想像してもいいかなぁ。]
バラニ、だって。
[俺の顔に映る君は、とても魅力的、なんだから。]
[指の質量に呻いた最初。きつくて狭い、おんなのこの中。
でもゆっくり慣らされたそこは
それ以上の質量を待ち望んでひくついている。
君が欲しいと、心も体も叫んでる。
――待ち望んだものが来た時に、満たされたのは心も、体も
ぜんぶ、ぜんぶ、あなたに。]
[衝撃から暫し。2人ともがきっときつくて
2人ともが、きっととても、あつい。]
は、ふ、ぁ……
[吐息を零しながら君を見る。
――ああ、なんて綺麗な顔なんだろう。
柔らかい表情称えたかんばせ。
大丈夫、って言わせないまま打ち付ける君に
唇への仕返しをしたのは、自分が触れたかったから
っていうのも、多分にあるの。
唇を食んでる最中も、君の律動で甘い声が己の口からこぼれ出る。]
ひぁ、んっ!
……狼の獣人に、それ、いっちゃうの?
――明日人前に、出れないかもよ?
[それは冗談だけど。それ位、君を求めてる証を
あむ、あむと下唇を食みながら
お腹の中でおっきくなってる熱に、背を撓らせ
嬌声を唇の合間から、漏らす]
[今迄触られないまま、先走りを零していたそれを
君の手が擦って、高めていく。
前も、後ろも刺激されて、高まる快感の中
最早喘ぐ声も止められはしない。
ぐ、と一際強く奥を穿たれた時。
同時の絶頂に身を震わせ、体を痙攣させた。]
――― っっ
[中に、いっぱい熱いものが。
君に、満たされてる。
未だ達した余韻を残したまま、君に凭れ掛り
背に回した腕をぎゅっとして。
暫く、ねぇそのまま君を感じていたいの。**]
| ー祝祭の片隅でー [二日間に渡った祝祭も終わりに近付き、「ゲイザーのパイ屋」もそろそろ閉店。 街を美しく染め上げた雪も、次第にまだらになりつつある。 明日には、溶けて地面を覗かせるだろう。 夢のような時間は終わり、日常が戻ってくる。 けれど、夢とは消えてしまうものではなく、時間を共にした人達の心に残り続ける。 そしてまた、次の夢に想いを馳せるのだ。] (370) 2021/12/14(Tue) 1:30:56 |
| 「ゲイザーのパイ屋」、本日はコレにて閉店! 皆さま、ご来店ありがとうございました! [少女の元気な声が響き渡る。 彼女もまた、この街で夢のような時間を過ごした一人。 訪れた人々が、どうか良い夢を見られるようにと、真心を込めて料理を提供する。 そして、彼らが幸せそうな顔で帰る顔を見送る度、彼女は本当の意味で料理の代価を得るのだ。 きっと、彼女は来年も訪れた客たちに料理を振る舞い、そして相応しい代価を得るはずだ。*] (371) 2021/12/14(Tue) 1:31:20 |
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