150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
全て表示
『古後さんが、貴方に疑いを持っている』
『会議室に戻るときは、様子を見た方がいい』
生き抜く術の一つは二枚舌。
簡潔なメッセージを飛ばしておいた。
/*
てなわけでコゴマ氏襲撃の趣が強いです。
輪廻龍とか歪狐だったらそれはそれで美味しいですね。
| (a17) 2022/06/05(Sun) 18:40:35 |
| (a18) 2022/06/05(Sun) 18:54:38 |
/*
承知……
もはや輪廻龍に太刀打ちできなくなった赤窓の明日はどっちだ〜!!?
/*
もしもし叶さん?
あなたと出くわしたテイで古後さんを呼びつけどうにかしてしまおうって流れになったのですが、都合のいい時間ができたら通常発言に偶然を装って出てこられますか?
/*
承知………
もしかしたらその前後に叶が神陰間さんをカイシャクした・しに行く事になるけど
まあ前後なので特に何らか考慮しなければならない点は無いでしょう(行き当たりばったり)
/*
【速報】コゴマ、輪廻龍の模様【襲撃失敗濃厚】
多分施設の崩落とかで有耶無耶になって、隙をついてカナイさんが逃げ出すとかが自然になるんじゃないですかね。
/*
助けて!ENROお嬢様
なんか……なんか都合いい感じにします。その時に都合いい感じに。
「あ"ーー……、っ"う"……」
右目が開かない。
痛みを殺して、半ば触覚の死んだ頭を抱えて、人気のない廊下に座り込んだ。
腹から血と一緒に熱が逃げていくような気がする。
手足の先が痺れて意味もなく廊下に血の筋を残した。
無茶苦茶に走って逃げた廊下には血と汗と、溶けた肉が点々と跡を残している。
だめだ。こんなのじゃ。
だれかにみつかったらしんでしまう。
でもみんなにちこくするっていわないと。
でも、でも、でも。
こんなすがたででていったら、こわがるかなあ。
みんなも、みんなが、
朦朧とする意識の中、あなたの端末に連絡を送った。
『ごめんん
ちこくすふ』
たったそれだけの簡素で誤字だらけのメッセージ。
血で滑る指先で画面を操作し、送信ボタンを押したところで青年の意識はぷつりと途切れた。
視界の悪い廊下にも、目を凝らして探せば明らかに新しい血痕が残っている。
壁に残った血の指紋も同様に。
その痕を辿っていけば、人気のない薄暗い廊下にたどり着く。
壁にもたれて気絶している青年もまた、見つかるだろう。
| ナオアキは、 バンッ!! 何の変哲もないネズミvilに発砲。「五月蠅い」 (a22) 2022/06/05(Sun) 22:11:41 |
| >>a22「アナタ、ソコじゃなかったらドコに口ついてるのよ」 「アタシ死ねないのよォ、ちゃんときれいにしなきゃ」 「殺してからじゃなくてそのまま斬り落とせばよかった?」 「全部は持ち帰れないモノ。宅急便頼めるわけでもないしさァ」 「枕の中に入るくらい。ケド、出来たら頭も欲しいじゃない?」 「触ったら伊縫サンも形良くって」 「一目で良いって思ったのは神陰間チャンだったケド」 「ほら、ポニーテールが似合う子って頭の形がきれいなのよォ」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 散弾を浴び挽き肉になったネズミに向けて、ぶつぶつと呟く奈尾の姿があった。 左の頬骨は溶けて露出している。着直した職員の服の下、左肩のあたりも。 お喋りに満足するのと、誰かが来るのとはどちらが先だっただろうか。 (7) 2022/06/05(Sun) 22:26:00 |
『どうしましょうか』
『殺しはしないとは言ってましたが』
『秘密が露呈するのは避けたい』
追加でメッセージが飛ぶ。
勿論それは、古後への対処の話だ。
あなたの支払った労力なんて知らない顔をして、青年はそこにいた。
もし仮に起きていれば探すの大変だったろう、そっちも大丈夫だったのか、なんて宣ったことだろう。
そうして、皆にどう警告をすべきなのか相談に乗ってもらって、それから――
そうはならなかったのだけれども。
近寄れば濃い血の匂いと、溶けた皮膚や髪の匂いがむっと強く香る。
顔の右半分……特に目の周辺が酷い火傷のように引き攣れ皮膚が癒着してしまっている。
右目は開かない状態かもしれない、と一目見るだけでわかるだろう。
それに加えて腹部も、腹部を抑えたままだった腕も真っ赤に染まっている。
弱弱しく踏み躙られた虫のような姿になっても、青年はまだ生きていた。
『そっとしておいてくれないなら』
『秘密を隠し続けるには』
『暴こうとする人をどうにかするしか』
『ないですよね?』
『僕達のせいじゃない』
『僕が手伝います』
『大丈夫』
『僕はあなたの味方です』
『あなたが僕の味方である限り 何があっても』
| (a36) 2022/06/06(Mon) 1:01:50 |
| >>16 マユミ 「あら神陰間チャン」 「浮気ってやっぱりよくないわよねェ」 「この声って神陰間チャンじゃないでしょォ? ならいいわ?」 「節を作った手は別にいいの、神陰間チャンは頭がきれい」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「ねェ神陰間チャン知ってる?」 「ポニーテールが似合う子って、頭の形がきれいなの」 「すごく似合ってるんだから」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「だから」 「だから」 「だからさァ」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「──それ以外はなくていいと思うの」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 容器を溶かした水は、宙で広がりながらあなたに降りかかっていく。 (18) 2022/06/06(Mon) 1:45:25 |
| (a39) 2022/06/06(Mon) 2:51:53 |
| 「あ」 「ダメよ」 「そんな余計なの、つけちゃダメ」 投げられたパイプは、 奈尾の動きをほとんど遮ることなく床に落とされる。 外側へ弾かれた液体も、彼のもとまでは届かなかった。 「お父さん? お兄ちゃん? 恋人サン?」 「誰でもいいわァ?」 ひょろ長い脚が散らばった脆い骨達を さらにバラバラに蹴り砕いた。 注意を引くことは出来たようだ。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「もうっ、変な痕が残っちゃったらどうしてくれる訳? そういうのって取り返しがつく状態だった試しがないんだからァ〜〜」 物言わぬソレらに対しクドクドと説教が続く間に、 あなたは逃げおおせることが出来るだろう。 (21) 2022/06/06(Mon) 3:12:20 |
とある誰かの声がして、真っ暗闇をもがくように進んで。
この終わりでは足りないと、叫んで気付けば視界が開けた。
「──。おれ、は。確か……」
それまで自分は何していたかと、ぼやけた頭のまま記憶を振り返ったが最後。
悲鳴と、笑い声と、断末魔。
絶え間なく続く痛み。逃れられない苦しみ。
誰かと会話をした時には思い出せなかった死際の時間が、押し潰さんばかりに迫ってくる。
「──。ぅ゛、え゛ッ……」
体を折り曲げ血の海に膝をつく。激しい咳を一つ。その拍子に体のどこかからびしゃりと赤い液体と柔らかな何かの肉片が地に落ちた。
事切れるまでに受けたものが未だ体の中にあるようで。頭と胴の内側がぐるぐるする。視界がちかちかと明滅して、自分と同じ色の笑い声が耳の奥で鳴り続ける。
「……、ふ、ぅ……あぁ……こぼれちゃう……」
腹部に手を当てながら、緩慢な動作で歩を進める。
「見な……きゃ、聞かなきゃ。
見たいことが、聞きたいことが、あっ……たんだ。
……でも、なんだっけ、なにを、見て、聞くんだっけ」
探さなきゃ。探さなきゃ。
──目を瞑る。声を聞く。息遣いを探す。
おかしいな、でも何を探すんだったかな。
おかしいな、誰を探すんだったかな。
「……誰の、声だっけ、これは」
元々、視覚には作用しない力だった。
今となってはあまりに不安定で、或いは壊れた頭で判断できなくなっていて、拾った声が誰のものかも判別がついていない。
力を使うのを止めて瞼を持ち上げた瞬間、ぐんにゃりと視界が歪んで体が傾いた。
この肉体は、ずっと刻まれた死の痛みに震え続けている。
「みなきゃ、きかなきゃ、いかなくちゃ」
死んだはずの頭の中にあるのは一つの意思。純化したそれしか残っていない。
「……ふ、ふふ。えへへ、ぁは、夢なのかな、でも、夢みたいじゃない?でも、夢であってほしくないなあ」
それは延長線上の狂気。既に迎えた終わりを踏み躙る執念。
凄惨な傷跡が残る脳と肉体を、意思ひとつで引き摺り回してそれは進んでいく。
廊下の奥へと、消えて行く。
子供のような笑い声が響いていた。
────ぞわり、
なにか恐ろしいものが、こちらを見ているような、感覚。
それはほんの一瞬の怖気だった。
───悪夢は覚めてもなくならない。
────事実は決して消えはしない。
──今に死の暗がりから這い出して。
─────犯した罪が、戻って来る。
『カナイさん』
『オレが嗾けようとしているものです』
メッセージではなく、直接頭に呼びかける形で。
『敵味方の区別がつかないので』
『距離をとった方がいいかもしれません』
自分はもう既に引っ張られているものだから、仕方ない。
ちらとそちらを見遣って、動きを止めた足は後退の態勢を取る。
巻き添えを食らっても恐らく対処はできる──けれど。
恐ろしくもどうしようもなく安心するような、あの感覚は。
そう何度も呼び起こしたいものではなかった。
果たして、青年は傷付いただろうか。
ひどいものを見せてごめんな、隠さなきゃな。
俺が集めたシーツならちょっとくらい破いて貰ってもいいよな、なんて。
自分が好き勝手やった結果についた傷なのだから、怖がるのも勝手だろう。見せないようにするのもまた。
そんな言葉を返したであろう口は薄く開き、浅い呼吸を繰り返すのみだ。
夢もない無防備な眠りを昏昏と晒し続けている。
青年に触れた指先が、すこしあたたかく感じたかもしれない。
それは無意識に漏れ出した残滓。
敵対者に向けるものとは違うやわらかなもの。
少しだけあなたに触れて、明確な意思ともならずにすぐに霧散した。
意識を取り戻すまで着いているにしても、
このまま青年を置いていくにしても。
誰かが、何かが通りすがらないとは限らない。
どちらを選ぼうともあなたを責める人間はいないだろう。
| ナオアキは、神陰間を逃がしてしまった後、ネズミを撃った。そして再び銃声を響かせた。 (a48) 2022/06/06(Mon) 13:09:04 |
「どうしますか」
小さく、短く、潜めた声が問う。
自分達を守るべくそこにある大きな背は無防備だ。
右手はガラス片に触れたまま。
不意打ちを仕掛けるなら、今がまたとない好機だろう。
けれどこの力で追撃を掛ければ無視できない証拠が残る事になる。
やるべきか、やらないべきか、視線があなたに問い掛ける。
或いは、やろうと思えば、彼を助ける事だって。
おれは、あなたの事は、信じているんですよ。
だからあなたの信じる人の事ならきっと、──きっと?
| ナオアキは、言った。「人間は生きている間、身体の中で宝石を育てているの」 (a51) 2022/06/06(Mon) 17:36:33 |
届いているのかいないのか。
あなたの放った言葉は暗い廊下にぽつりと落ちた。
紡がれた言葉たちは決して無為にはならず、そこに確かに降り積もる。
ぴく、と青年の指先が震えた。
普通の『にんげん』なら助からない傷だ。
人体に元来備わっている自己再生能力を遥かに超えた出血、臓器の損傷。
それらを愛すべき隣人に与えられたという事実。
その痛みすら全て忘れて、もう一度生きることができるなら— —それは、それはなんて。
指先が再び熱を帯びる。
あなたの言葉へ応えるための、意思を紡ぐ。
それは、なんて寂しいことだろう。
「そんなに寂しいこと言ってくれるなよ、泣いちゃうだろ」
「忘れろ、なんて言うなよ。
せっかく愛施が助けてくれようとしてるのに、その原因をなかったことにしちゃうなんて」
「それに、俺が抱いてやらなきゃあ、この痛みも苦しみもどこにいっちゃうのさ。
代わりに背負うなんて言ったら怒るからな」
「痛いのも、辛いのも、全部連れていって生きたいんだ」
それは、なんとも自分勝手な宣言だった。
今にも止まりそうな呼吸をしているくせに、全身を汗で濡らしているくせに、塞がった片目からはくっきりと涙の筋が浮かんでいるくせに。
青年は、生きることを諦めてはいない。
踏み躙られた事実はそのままに。
今は閉じられたふたつの瞳は爛々と焔
を宿し、全てのものを焼き尽くさんとするばかりに燃えている。
本当に、自分勝手だ。
/*
というわけでお返事となります。
能力の使用は問題ありません!が、傷をまったくまるっとなかったことにする、ということは伊縫がヤダがります。
具体的には傷跡がぱっと見でわかるくらいには残る感じになるでしょうか?いい感じのがあればなんでも……(貪欲)
絶交のチャンスであったことは間違いない。
貴方のやったことに疑いを持ち、
肉体的にも、精神的にも強い彼を排除してしまえばきっと、
この先を行くに際し、大きなメリットを齎すのだから。
(だけど───)
我が身を案じて、率先して身体を張る者を害し、
殺めてしまうことの方が、より一層恐ろしいと思ってしまった。
能力を行使した獣の軌道は大きく逸れて、更に向こうへ。
『そっちに行ったら、マズい───』
一瞬のうちに零れた、焦りを孕んだ呟き。
仲間に対する指示も、外敵を排除しようという意思もない。
ましてや守ろうとしていた心も僅かばかり忘れて、
『オレの安らぎを壊さないでくれ』
今はただ、自分が呼び寄せてしまったが為に、
獣が成そうとしていることを、一番恐れている。
| (a53) 2022/06/06(Mon) 20:41:07 |
「……ごめんな」
あなたはやっぱり優しいのだ。
青年はそう思った。
訴えを全て捨て去って好き勝手することだってできたのだ。
『意思』を尊重し、問い掛け、全てを理解することができなくとも。
あなたはそうしてくれた。
青年は弱い人間だ。
一つさえ取りこぼすことを自分に許せなくて、全てを失って、何かを抱きしめたくともからっぽの腕の中を独り抱えているだけの人間だった。
これはきっと強がりで、青年が自分自身に恰好をつけているに過ぎないのかもしれない。それでも。
「……ははっ、じゃあ神様の慈愛、断っちゃった……?
怒んないでよ、愛施。
俺から奪ったこと、忘れないで……」
やっぱり嘘。
耐えられないのなら、忘れてもいいよ。
俺がその分覚えてるから、いいよ。
腕はだらりと抵抗せずに落ち、傷はそこにある。
望み通りの口付けを受け入れて、そうして、
頭の中が全部痛みで塗りつぶされた。
「あ"、あ"っ"、お"ぇ"ッ……ぐ、う"〜〜……
か"っ、ぎ……ぉ"……」
涙がぼたぼた垂れる。
両の目が開く。
痛い。
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る