人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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  ……さ、愉しもうか。
  安心しろ、女を殺したことはない。


[さらりと言って、ネクタイを外しシャツを抜いだ。
さっきまでのセックスも、この部屋の主を殴りつけたときも、女を部屋に招き入れたときもその表情は変わらない。
どのどれもがこの男にとって特別なことではなかったから。]



  そういえば、名前を聞いてなかったな。


[女の前まで近づくと今更ながら尋ねた。]*


 『今まで女の名前を気にしたことがあるの?』

[男が服を脱ぐのに合わせて
私はワンピースを脱いだ。

破かれても困る。
どんな事をされるか分からない時は
とにかく相手の望むように。]


  『ユキよ。』

[相手の上に乗って、という気も失せてしまったが
男が望めばそのようにするだろう。

煩わしいものを横に置けたと思ったのに
凄い爆弾が転がり込んできたものだ。]*

 
  気に入った女の名前ぐらいはな。


[銃を机の上に置いてから下もすべて脱ぎ去る。
何も纏わない姿となってユキをベッドへと押し倒した。]


  どうした?
  ”そんな気分”じゃなくなったか?


[別に女に危害を加えようというわけでもない。
さっきまでと何も変わらない。
少なくとも男には何の変化もなかった。]


  それなら勝手に”使わせて”もらうぞ。


[ワンピースを脱いでしまえば背丈こそは小さいが女らしさに溢れたいい身体をしている。
その身体を見下ろして、女に唯一残ったブラを外してその頂きにしゃぶり付いた。]*


[銃。
そちらの方に視線をやらないが、その重たいものを
感じさせるゴトリ、とした音が耳に残った。]

 『せめて、この部屋の主人に
  礼を尽くすべきだったでしょう。』

[言っても無駄だろうが
雪菜は殴られた人間のことを心配した。]


  『……ご自由に。』

[残った下着も剥ぎ取られれば
男の唇が胸の頂点を覆う。

悲しいのは、こんな状況であれ
成熟したユキの身体は反応してしまうという事。

はぁ……と
湿った息が漏れる自分に
久しぶりに呆れてしまう。

……大丈夫かな、と
意識を失って男の方に意識を向ける。
そうでなければ、また身体は熱を蓄え始めてしまうから。
言い訳のように使って、ごめんなさい。]*

[愛撫というよりは女の身体を堪能しているに近い。
胸を弄り、舌を這わせ、肌に触れ、その柔らかさを確かめる。
しかし、明らかに気の入っていないユキの様子にはすこし落胆の色を見せて。]


  ……興冷めだな。

  まあ、いいさ。
  もう一人の名前も教えろよ。
  お前と一緒にいた女の名前を。


[足を開かせて自身の先端を女の入り口に埋め込む。
だが、この女が、ユキがほかの女たちと同じように気の抜けた人形となるなら、次を探すだけ。
目星はすでについている、船内で見かけたときにこの女と一緒にした同じ顔をした女。姉妹だろうか、であれば向こうの方が”面白い”かもしれない。]


  ……お前の”次”はあの女だ。


[その宣言と同時にふたたび男の肉棒が女の中を貫いた。]*

[ 大人びた様子の梨花が、子供のような仕草で
 ハイヒールを放り投げるのが視覚の片隅で見えた

 足の間にするすると上がる膝を抱えるようにひとつ撫で、
 そのままワンピースを捲り上げるように己の手を差し入れて
 滑らかな背中まで伸ばす。

 頬に手を置かれて唇が触れれば、冷たい液体が流れて、
 静かに飲み込む。
 思わず吐息が漏れる程、身体中に染みた気がした。
 二度目は貪るように彼女の後頭部を引き寄せて。
 三度目は、ぬるりと舌だけが流れ混んで。
 迷うことなく絡めて、背中に添えた手の力を強める。
 口腔を弄る生暖かい感触にぞく、と迫り上がる熱。
 ジンライムの香りを追うように歯列を這い、口蓋、
 歯列の裏もなぞる。
 互いの舌が触れ合えば逃がさぬように吸い取り、
 彼女の反応を見る余裕もなく、必死にそれだけを求めて。

 と、忘れていた呼吸を取り戻せば唾液が糸を引いて落ちる。
 ワンピースが汚れるなぁ、と理性の片隅で頭を過れば、
 そのまま脱がせてしまおうかと手をかけて]*

─ 見知らぬ男の部屋 ─

 『…………』

[もう1人の名前、と言われて
少し虚だった瞳が、男の方を強く射抜いた。
いつ見られたかは関係なく、知られたことが最悪で。]

 『、は……んぁ……ぅ……っ……』

[長い屹立は、どれほど気持ちが拒んでも
雪菜の女を貫き、悦ばせてしまう。
上気した頬を晒しながら、上に覆い被さる男を見つめる。]

 『次、私が上だったでしょう。』

[手を伸ばし男の頬に触れて
体制を入れ替えて欲しいと願う。

一緒に居た女のことには全く触れず
だからこそ雪菜のその心情を
見抜かれてしまうかもしれないが。]*

[顔を上気させながらも睨み付けるように目を向けるユキに、男はやはり嗤った。]


  ……そうだったな。


[その表情にこの女の弱みがそこなのだと確信する。
だが、どんな理由であれユキがやる気を出すのならそれでいいと、頬に触れられた手を掴かみ、もう一方の手で体を支えると、組み敷いていたユキを引き起こして対面になる。]


  満足させてくれるのか?
  “お前が“


[直近でユキの顔を覗き込みながら、安い挑発。
お前でなければ別の女、あの女を相手にすると。
男は相変わらず下卑た嗤い顔のまま体を倒して女の下になった。]*

 『足腰が立たなくなるのを
  心配した方がいいですよ』

[男の胸板に手を付きながら
雪菜は
強がって
笑って返す。

根元まで咥え込んだ熱塊はよく身体に馴染んできた。
とは言っても大きな圧迫感はあるのだけど
男の方からしても、ぎゅうと締め付けられるキツさから
唸るような柔らかさも感じてきたかもしれない。

立ち膝になり、足の裏でベッドを掴む。
蹲み込んだ格好で、じゅる、ずるっと楔を引き抜き
ばちゅ、っと腰を打ち下ろした。

肉音がついに聞こえ始めたのは
腰とお尻がぶつかったからか。
喉奥から迫り上がってくるものを覚えたが我慢できた。
食事を少なめにとっておいて良かった。

たぱん、たぱんと腰をリズムよく動かす。
速さよりも、竿の根元から穂先近くまでを
全体的に扱くようなストロークの長い動き。

代わりとばかりに2回目に出された精液も
簡単に掻き出されていくだろう。
男のものが長いから、余計に。


[胸の横を腕で挟んで、相手の胸板に手をついているからか
上下運動に、豊かな胸が大きく揺れる事は無かったが
それでもゆさ、ゆさと押さえつけられながらも
小さな揺れを見せるのは雪菜の胸の大きさを表していたか]*

 
  可愛いらしいところもあるじゃないか。


[笑い返すユキの顔に男は満足そうに嗤う。
男の上で男根を咥えながら、弱みは見せまいと強がる女の表情に嗜虐心がくすぐられる。

女の中が変化する。
リズミカルに大きな動き。
刺激が肉棒から腰、背中を通って脳天にまで走り抜ける。

男は自らは動かないまま女に任せる。]


  もし、満足できたなら。
  あの女には手を出さないと約束しよう。


[”満足”が何を指すのか曖昧なまま、そう男は持ちかけた。]

[目の前で揺れる乳房。
手を伸ばす。
無論、それは愛撫のためではなく、触れたいという男の欲求。
だけどそこになんの違いがあるのか。
小柄な体に豊かに実った胸に触れた手は、ユキの動きに合わせるようにリズムよく揉みしだいていく。]*


 『ふっ、ふっ……ぁっ…ぅ、ぅ……

  ほんとに……奥まで届きますね……っ』

[ごつ、ごつとした感覚は
穂先が雪菜の子宮口にかする感触か。
痛みを感じるところからは、ズレているのか
奥にまで貫かれているだけで、口を開き
喘ぎ声が漏れたいく。

『約束』なんて一ミリも信じていない。
確かなのは男と居る間は姉に危害が及ばない事。
枯れさせてしまえば、今日ぐらいは
大人しくなるだろうという希望的な思い。]

 『ん、ぁ……胸、……

  ふっ、ゅ……っ……ん……』

[胸に手を伸ばされれば
顔を横に晒し、新しく加わった刺激に身悶えする。
今の今まで触れたわけでもなく、ただ肉槍で身体を
串刺しにされていただけなのに
その胸のピンク色の頂きはピンと尖りを見せていたか。

水音を立てながら、じゅぶ、っと引き抜き
腰を軽く上げた状態で、身体を一度止める。
男の肉棒を半分ほど咥え込んだぐらいか。


[その位置で雪菜は腰を回すように腰を動かし
それから小刻みに腰を動かし
先端に対して重点的に、速く、何度も往復を繰り返した。]*

[引き抜かれ再び咥え込まれるも半分程度では、刺激が足りないと眉根を顰めたが、続く動きにそれが誤りだと知らされる。
その歳、その身体でどれほどの経験を積んだのか。
亀頭に柔肉が擦り付けられ強い刺激となる。]


  いいぞ、これならまたすぐにでもイきそうだ。


[ユキのたわわな胸を弄りながら自身への快感は女に委ねていた。]


  そうまでして守りたいのか?
  ずいぶんと大事にしているんだな。


[自分から動かないせいか男の口は饒舌になる。
興味がわいてくる、奔放そうなユキが見せた射貫くような瞳。
暴力を目の当たりにしてもなお、そんな目を向けてくる。
そうさせる存在のことに興味が向けられる。]*



 『他の女の話を、しないでください』

[男が掛けてくる声には
雪菜は一貫して言葉を多く紡がない。
興味を持たれてしまうと困るから。
──同時に寡黙に振る舞うのも吹雪に興味を向けられてしまう
そんなどうしようもない状況。]

 『手を、少し貸してください……』

[胸に伸ばされる手に、雪菜はそう願う。
両手を伸ばしてもらえれば
それをこちらも掴む事で、尻餅をつくように
後ろに体重を掛けていく。

じゅぐ……り……。

男の陰毛のかさりとした感触を感じる。
ぴたり、と奥まで繋がることができた。

前屈みから
背筋を伸ばした状態で。
蹲み込んでいた足の姿勢を変えて
膝をベッドにつき正座のような格好に。

伸ばされた手を握ることで
バランスを取りながら、お尻を緩く上げて、落とす。



[先程とは違い今度は奥に繋がったまま
ベッドの柔らかな反動も使いながら
跳ねるようにして腰を動かす。

ぱつ、ぱちゅ、ぱちゅ、と水を含んだ音が鳴る。
解放された胸はその身を大きく揺らすだろう。
生憎と手を繋いでいれば、それを触る事は出来ないが。

内部に収めたまま
軽く引いて、直ぐに落とす。
ぎしぎし、という音も鳴らないのは
このベッドの品質の高さを裏付けるか。]


 『ぁ…、ぁっ……ぁ、んっ……ぁっ、ぁ……』

[腰を振る速さは速く、速くなっていく。
雪菜は目を少し伏せた状態で凪いだ表情のように
見えるが、その唇が小さくつり上がる。

この男は最低だ。
犯罪者としか思えないし、事実そうなのだろう。

姉を狙おうとする、下衆な男。

だけどセックスは気持ちが良い。
男の長いものも癖になってきた。


[繋がったまま、腰を前後に揺らしたりもする。
くにゅ、くにゅとスライドさせるようにして
お腹の中を掻きまわさせる。]

 
 『…………きもち……』

[怒りや、男への恨み。恐れもある。

同時にどうしようもなく疼く女が
この男から快楽を引き出そうと揺らめく。]*

[“あの女”のことを聞こうとすれば、ユキは頑なに話を逸らそうとする、何よりその都度セックスに意識を向けさせようとしてくる。
それこそがユキにとって重要な存在という証左。
だが、構わなかった。
未だ見ぬ女を犯すことよりも、今のこのユキとの交わりの快楽が勝る。

言われるがままに手を伸ばす。
変わる体勢、これ以上はないほどに飲み込まれた逸物。体格差のせいで狭くキツい隧道に快感は否が応でも昂まっていく。]

[冷淡な顔に漏れる喘ぎ声。
速まる動きに、その表情とは裏腹に女の情欲にも火が灯り始めているのがわかる。

澄まし顔を歪ませたい。
小賢しいユキのその顔を。

昏い欲望。
女の不意をついて腰をズンと突き上げる。
それまで動くことはなかった男が、ユキの前後のスライドに上下の動きを加えていく。]


  ……ふ、はは、……ははは


[セックスはいい。
理性を溶かし、欲に塗れて本能で交わる。
突き上げる動きは激しくユキを責め立てた。]*

 
 『ひ、ゅっ……!?』

[男はまだ動かないと思っていた。
雪菜に動かせていれば快感は得られるし
もどかしさを感じさせるほど
自分は下手ではないと思ってる。

不意を突かれた雪菜は
目を見開いて、喉を開いて空気を漏らす。

ビリビリとした刺激に
身体が弓なりに反り返る。]


 『、あっ、あっ……やっ……あん、っ……んっ』

[声がより大きく、雪菜は鳴かされる。
男性の力を使った突き上げは
奥底を強く穿っていく。

顎を上げて、天井を向いて
身体の中がきゅう、きゅうと締める。
へその辺りの筋肉が、凹み、痙攣する。

唐突に訪れ、女をイかせた腰使いは
より激しく、休憩などと言う言葉と無縁に
貪り続けていく。


[男が動く事で、雪菜が腰を浮かすと
殆ど楔が引き抜かれ
打ち下ろすと、ばちん!っと気持ちのいい音が鳴る。

本能のままに雪菜は男を味わう。

聞こえた笑い声に、くふ、と小さく笑った。

下を向いて、腰を振る男を見ると]


 『……早く、ナカ、に……』

[その熱を強請る。]*

[男と女の笑い声が部屋に木霊する。
貪欲に悦楽を求める二人。

『ナカに』

その言葉に男はニヤリと嗤って、一層力強く突き上げると最奥に鈴口を押しつけて、精を解き放った。

ドクリドクリ。
狭い膣を肉棒がピッチリと塞ぎ行き場をなくした大量の精が向かう先は───]

[それからも二人の狂宴は続く。
男が女を求めたからか、それとも女が男を留めるためか。
それでも終わりの刻は来る。
男の精が尽き果てたとき、すでに太陽は水平線にその半分を沈めている。
その間、倒れた部屋の主人は身動き一つしなかった。]


  ハァ……ハァ…………ふぅ


[息を整えて、ユキから離れベッドから降りた。
水差しに直接口をつけて喉に流し込む。
端から溢れた水が顎を首を、胸を伝っていく。
窓から差し込む橙色の光が男を照らしていた。]

 
  確かに、良かったぞ。


[口の端を歪めたままユキへと声を掛ける。
随分と長い間、そして何度もユキと交わった。
女の中に幾度も吐き出し、精で満たし、それだけでなくユキの肌を汚した。]


  ……約束だ。
  あの女には手を出さない。


[まるでそれが褒美だとでと言うかのように。
だけど、小さく「向こうが望間ない限りはな」と呟きは耳に届いたか。]

[そうだ、といま思い出したかのように。
精と汗にまみれたユキの側によって囁く。]


  不思議なことなんだが。
  なぜか俺と生でやった女は孕むんだよ。
  あとからピルを飲んだとしてもな。


[それは、ただの偶然かもしれない。
薬の効用を考えれば男の側の何かしらで効かないなんてことはあり得ないが。
だが、結果として今まではそうだった。]


  ……元気な子だといいな。


[嗤う。
その事実に大抵の女は絶望をその目に宿す。
ユキはどうだったか。
その表情が変わる瞬間を見逃すまいと男はジッと見つめていた。]*


 『望むわけないでしょ……』

[男の呟きにはこちらも小さく呟く。
軽口でしかないだろうから、それで終わりにして
私はゆっくりとベッドから身体を起こす。

ごぷっ、と花弁の間から白濁液が
ベッドに溢れて染みを作る。

べたべたなのは身体もだ。
遠慮なしに胸や顔を汚された。]

 『?』

[疲れ切った身体で座っていると
男が囁いてくる。

私はそれを、けらけらと笑ってしまった。]

 『驚いたんですけど。

  貴方って中に出した女の人の
  その後って気になるんですか?

  ヤって捨ててそうな人だから、つい。』

[そうして、私は見つめてくる男に
にこり、と笑う。]



 『そんなオカルトも
  今日でおしまいですね。』

[元々生でやってる時点で
そんな危険は今までも通って来た。

それで絶望すると言うなら
あまりにも私は間抜けだろう。

──もしも、初めから無理やりに。
私自身も快楽を得ないままに、レイプされたら
また、話は違ったかもしれないが。]

           ・・・・
 『気持ちよかったわ、お父さん。』


[ベッドから降りて、気絶している男の下に
よろよろと向かう。
冷たいタオルを当てて、腫れ上がった所にそっと当たる。]*

[“望ませる方法ならいくらでもある“
そうとは告げず。
ただ『お父さん』の呼び方には大いに笑った。]


  面白い女だ。
  これで終わりにするのは勿体ないぐらいにはな。


[それでも終わりは終わり。
本当にこの女も子を孕んだかどうかは次に捕まったときにわかることだろう。
愉快そうに笑ったまま一人部屋の浴室へと消える。
間も無くしてシャワーの音がユキの耳にも届くことだろう。]*

 




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